193 ―星崩祭の手紙―
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/* ちがった……( 全員ってどうするんだっけか… とりあえずwhoで アシモフ[[who]]
(-93) choro 2016/07/20(Wed) 23時頃
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ライジは、結局送れなかったんだな…**
choro 2016/07/20(Wed) 23時頃
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/* 昨日はログ読みながら寝落ちた挙句、今朝寝坊して遅刻しかけました… 今日こそロルを書くぞ…! の前にお返事。
>>-88 ポーラさん 何かしらの形でライジ達に救いを与えてあげたいなあと思いつつ、頑張って〆に向かいます…! へへへ、覚えててもらえて嬉しい。 wikiみてたら気になる村にだいたいかのさんのお名前があって、自分ストーカーみたいだなと思ってました(
>>-89>>-94 ピートくん ありがとうございますー! イースターちゃんに届いてよかった。 送れてない3日目の分もどこかで流せたら…いいな……(遠い目
>>-134 ミツボシさん ろりこんは認めるんだ…… 「じゅーきはろりにもなれるすごいろりこん!シン、おぼえた!」
(-144) choro 2016/07/21(Thu) 21時半頃
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/* >>4>>-102の流れめっちゃ笑いました
>>6クリスマスちゃんにラジオで拾ってもらえて嬉しい…みんなの分拾っててすごいなあ。
>>-108 とてもすてきな企画…!
エフさんとても切ない……奥さん… どうか素敵な一日になりますように……! 4dのお手紙、ありがとうございました。
イースターちゃんはそういう存在だったのか……! 不思議だけど可愛らしい雰囲気がとても好きでした…お手紙ありがとう!
(-145) choro 2016/07/21(Thu) 21時半頃
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[ 例えば、世界が明日終わるとして ]
(58) choro 2016/07/22(Fri) 07時頃
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[俺には何ができるだろう 彼女に あの子に なにをしてやれるだろう
“あの日”から何年も ずっとそんなことを考えてきて 結局、答えを出すことはできず。
……いや、俺にできることなんて何もなくて。 ただ思い残すことがないようにと 三人でいろんな思い出を作った。 どんなときも 思い出すのは きらきらの笑顔でありたい、と。
覚悟はできていた、はずだったのに。]
(59) choro 2016/07/22(Fri) 07時頃
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[朝が来る少し前、 日が昇るよりも先に 俺は目を覚ます。 隣には大きく口を開けて眠るシンと、 彼を挟むように反対側にすやすや寝息を立てるセト。 二人の寝顔は穏やかで、どこか幸せそうにも見えて 俺もつられるように、目を細めた。]
どんな夢を 見てるんだか。
[小さな声でそう呟けば、 むにゃむにゃと寝言を言う息子に静かに手を伸ばし、その柔らかな髪を撫で 隣で眠る愛する妻の額に、触れるだけの口付けを。 こんなこと、普段は絶対にしないから きっと彼女が目を覚ましていたら「どうしたの?」と目を丸くするだろう。
なんだか恥ずかしくなってきた俺は ガシガシと自身の頭を掻いて 二人に気づかれぬよう、そっとベッドから抜け出した。]
(60) choro 2016/07/22(Fri) 07時頃
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………あれ、
[ちらり。 窓の外に見えたもの。 見覚えのあるそれらを視界に捉え 無意識のうちに外へ出た。 拾い上げたそれらは、 やはり以前に手にしたものと同じで。]
Paula……だったか。
[たしか、そんな名だったはず。 掌サイズの、淡い光を放つそれを開けば 以前と同じ美しい歌声が漏れ出した。]
(61) choro 2016/07/22(Fri) 07時頃
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[朝日を待つ空の下、優しく歌うその声の主は
『ココロが壊れてしまっているからなのかな。』
そう、手紙に書いていたけれど 俺にはそうは思えなかった。 だって、こんなにも、心に響くんだ。
こんな風に歌う“機械”を、俺は知らない。]
(62) choro 2016/07/22(Fri) 07時頃
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[ポーラの歌声を聴きながら 飛ばした手はもう一つのカプセルへ。 無機質で透明なそれに入っていたのは やはり、見覚えのある綺麗な黒い文字。]
……へぇ、奥さんと娘がいたのか。
[自分と同じように家族を持つ彼に どことなく親近感を覚え頬を緩める。 言葉のない世界。けれど想いは伝わるようで。 Fという彼は、どんな想いを伝えるのだろう。 そして俺は、なにを伝えるべきだろう。
最後まで読み進めれば、 もう一枚、別の何かが同封されていることに気がついて]
(63) choro 2016/07/22(Fri) 07時頃
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……“俺はきっと、幸せだろう”……か。
[それは写真だった。 仏頂面の男と、瞳の大きな少女の写真。 父と娘…なのだろう。 たしかに、笑みこそ浮かんではいないものの 彼の表情は穏やかにも見える。 隣に立つ少女をじっと見つめながら、俺は]
いいなあ、
[そう、小さく漏らした。 シンも、十年も経てば彼女くらいにはなるだろうか。 学校に行って、友達も増えて、好きな子ができて、 『パパ』と呼ばれなくなる日がきて……]
(64) choro 2016/07/22(Fri) 07時頃
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……ッ、
[シンにも、そんな未来があったはずなのに。
わかってる。わかっているんだ。 そんなことを思ったって、運命は変えられやしない。 受け入れたはずなのに、 この頬を 濡らすのは────]
(65) choro 2016/07/22(Fri) 07時頃
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[眠らない街。 地上には満天の星空のようにきらきらと明かりが灯り 星の見えない暗い空には 遠くに赤い星だけが一つ、明るく輝いている。
カプセルから流れる歌姫の声に紛れ 涙の音が、静かに溶けていった。
もうすぐ日が昇り、 朝が やってくる。]
(66) choro 2016/07/22(Fri) 07時頃
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/* おはようございます…また寝落ち…… そして朝から暗い上にまだお祭にたどり着けてないという… 頑張って終わらせるぞ…!手紙も書くぞ……!
ミツボシさんの街の人々も素敵だなあ。 >>-219たこ焼きめっちゃ笑いました。やめて。
(-220) choro 2016/07/22(Fri) 07時頃
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── 星崩祭の、すこし前──
「「 シン、たんじょうびおめでとう!! 」」
[パァンッ!と弾けるクラッカー。 色とりどりの光がキラキラと降り注ぎ シンの瞳も輝きを増す。 テーブルに並べられたご馳走は セトが腕によりをかけて作ったもの。 甘く漂う良い香りの正体は きっと、湖の彼から贈られた 緑や黒の果実だろう]
(94) choro 2016/07/22(Fri) 23時半頃
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ほら、パパとママからプレゼント。 元気に育ってくれて、ありがとう。
[シンが持つには少し大きい包みを手渡し、 小さな頭をぐしゃぐしゃと撫で回す。 「やめてよー」と困ったように笑う彼には きっと、俺たちの表情は見えていない。]
シン、開けてみて。
[セトがなにかを堪えるように唇を震わせるのを シンに感じ取られないように、そう促して。 元気な返事が聞こえると、 包みはあっという間に解かれてしまう。 中から出てきたのは シンが欲しがっていたいま流行りの空飛ぶ電動スケートと]
(96) choro 2016/07/22(Fri) 23時半頃
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[それから、三冊の絵本。
一つ目はとある星の機械の踊り子のおはなし。 絵本を開けば、ホログラムで映し出される踊り子が くるくると愛らしく踊る姿が見られるだろう。
二つ目は星を旅する少年のおはなし。 ひとりぼっちの冒険。 ちょっぴり寂しいけれど、 初めてみる世界にドキドキワクワクする、 そんな たのしい物語。
三つ目は、水の中に住む人魚のおはなし。 仲睦まじい姉妹の優しくてあたたかいストーリー。 描かれる青は、透き通るように美しい。
どの絵本も、この星にはない架空の物語。 けれど、広い宇宙のなか どこかにいるかもしれない、そんな人たちのおはなし。]
(98) choro 2016/07/22(Fri) 23時半頃
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[文流しで宇宙の広さを知った君は きっと、喜んでくれるはず。
……ほら、笑顔がみえる。]
(99) choro 2016/07/22(Fri) 23時半頃
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/* 絶妙なサンド申し訳ない( 直近、アマルテアさんシンのこと祝ってくれてありがとう…! クリスマスちゃんもお父さんに会えてよかった! ライジ父さんは嬉しいぞ…!
(-299) choro 2016/07/22(Fri) 23時半頃
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/* ポーラさんのお手紙にうるうるしつつ、まだ星崩祭に辿り着けていないという現実と向き合って続きを書いてきます…… お手紙、きっと短いものしか書けないだろうけど手紙のやり取りしたみんなに書きたいな……
(-303) choro 2016/07/22(Fri) 23時半頃
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── 星崩祭 ──
「 はやく! 」
[シンに手を引かれながら、やってきたのは街の広場。 祭の会場であるそこはたくさんの人で溢れていて 皆一様に空を見上げている。 はぐれぬように、離さぬように 右手には幼い息子の手を 左手には優しい妻の手を ぎゅっと握り、人の海の中へ。
空は、ビルの明かりに遮られ まだ、真っ暗なまま。]
(140) choro 2016/07/23(Sat) 01時頃
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おいで、シン。 もうすぐおほしさまが見られる。 みんなでお願い事をするんだ。 シンもお願いしてごらん。 きっとおほしさまが、聞いてくれる。
[手近なところへ腰を下ろし、シンを膝の上に。 あと少しで、祈りの時間。 「どのおねがいにしよう!」と悩み始めた彼を撫で 隣に座るセトと視線を合わせ、笑いあった。
“その時”まで、あと 三、二、一……]
(141) choro 2016/07/23(Sat) 01時頃
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………すごい
[頭上に広がるのは 星が崩れ、溶け出すような光の海。 ビルの明かりは一斉に消えたというのに 星の光は優しく地上を照らし出す。 それは、いままで見たどんな景色よりも美しい]
………
[ぎゅう、と 膝の上の宝物を、強く抱きしめて。 肩に寄りかかってきた彼女に頬を摺り寄せた。
きっとこれは、 最初で最期の星崩祭。 もう二度と、見ることは叶わない。]
(143) choro 2016/07/23(Sat) 01時頃
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[星によって滅びゆく自分たちが 星に願いを託すなど、 なんと滑稽な話だろう。
それでも人は願いを託す。 空に輝く無数の星に 空へ飛ばす手紙の流星に 腕の中の、小さな“星”に]
( 愛する人が、笑顔である世界を )
[どうか、どうか────…]
(144) choro 2016/07/23(Sat) 01時頃
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[ “朝日”を意味する俺の名と “夕日 ”を意味する彼女の名。
夕と朝、二つの間にあるのは夜の星。
先の見えない暗闇のなか、 俺たちに光をくれたその子に
── xing ──
遠い空の果てで、 “ 星 ”の意味を持つらしいその名をつけた。]
(145) choro 2016/07/23(Sat) 01時頃
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[この空には たくさんの星があって たくさんのひとがいて その数だけ 想いがある。
優しい彼女の探し人は見つかっただろうか 声を持たぬ彼は、家族に想いを伝えられただろうか 星を生む彼は、名前をつけてあげられただろうか 折り紙のあの子たちはハナを見られただろうか シンがこっそり手紙を送った相手は、読んでくれただろうか 俺たちを覚えていてくれると言った彼女は、 まだ、歌っているだろうか]
(158) choro 2016/07/23(Sat) 01時半頃
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[星崩祭は今日で終わり。 もう、俺たちの想いが届くことはないだろうけれど 崩れゆくこの星から、 君たちの幸せを、願っているよ。]
(159) choro 2016/07/23(Sat) 02時頃
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“ シン ”
パパは、お前が生まれてくれて ほんとうに ほんとうに しあわせだった。
(160) choro 2016/07/23(Sat) 02時頃
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[ 星に住まう民の想いが届いたのか 小惑星は宇宙プランクトンの波に飲まれ その速度を緩めます。
けれど、軌道がそれることはなく たしかに まっすぐと 彼らの星へ。 それは数日後か、数ヶ月後か、 数年後かもしれません。
広い宇宙に片隅に浮かぶ小さな星が崩れる様は 誰の目にもとまらないかもしれません。 けれども、おそらくきっと、 “ 星 ”の最期は美しいのでしょう。]
(162) choro 2016/07/23(Sat) 02時頃
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[ 世界が終わる、最期の時 どこか遠く、歌が聞こえた気がした。 ]
(165) choro 2016/07/23(Sat) 02時頃
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/* がっつり挟んだ挙句手紙を書けなかった…… そして希望のある終わりを迎えられなくてごめんなさい。 外の世界を知れてライジもシンもセトも幸せでした。
一応、 ライジ→rising sun 朝日 セト→setting sun 夕日 シン→xing 星 という名前でした。深く考えてません。 シンに神とか新とかの意味も持たせたかったけど膨らませられませんでした…
村建て様をはじめ、同村してくださった皆様、 素晴らしい出会いをありがとうございました。 異なる星なのに皆同じ空で繋がっている世界がとても素敵で大好きです。 お手紙もたくさんありがとうございました。 お返事できなくてごめんなさい。
おつかれさまでした。またどこかで。
(-381) choro 2016/07/23(Sat) 02時頃
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