268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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[瞬間、息が詰まるような抱擁。 彼の腕の形の方がよりくっきりと、感触として残っている。
交差する吐息。 間近で見た碧眼の奥に見えた色に背筋が震えた。 彼と見つめ合う度、触れて、触れられる度、
──とうに枯れたはずの情動と衝動が揺さぶられる。]
(-16) 2019/08/01(Thu) 11時頃
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[悪辣な笑みと続く揶揄に呆気に取られているうちに、青年の背中は雑踏に見失ってしまった。>>2:306 ポケットから長財布を引き抜く。 そういればこれに関しての詫びもまだ入れていない。]
ん? ああ、いえ、爺の尻が丸見えなわけでは
[通り魔的に背中を打ち去って言った青年に、ぎょっとした幼児が震えながら背後を窺うのを、笑って宥めたのだった。]
(48) 2019/08/01(Thu) 11時半頃
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[──そして、今。 交替の執事が運転する車で主とホテルに向かう途中、用済みとなった白手袋を雑に引き抜く。 陽射しを浴びることのほとんどない、生白い手の甲の一部が青黒く染まっていた。>>2:161
歳を取ると鳥渡ぶつけただけで青くなり、治りが悪くなるから困りものだ。もう痛みはほどんとない、が、これを観ればあの車掌がどんな顔で何を思うか。 想像もしたくない。
どっと襲い来る疲労に、座席に背中を埋め瞼を伏せる。 疵も、感触も温もりも、早く消してしまいたい。 癒えることない深みに届く前に。
放射点から流れる星のように──堕ちる前に。]**
(49) 2019/08/01(Thu) 11時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/08/01(Thu) 12時頃
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/* >>49 気づいた時にはとうに堕ちてるものなのに、ね
(-17) 2019/08/01(Thu) 12時頃
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/* なんとこの時間にトレイル様のお顔が…… >>52 君は今度は何を拗らせるつもりなんだ
>>55 ここ何週間も私としか会えてないからね、そろそろ他の方とも絡むお時間欲しいよねって気になってたので良かった。
(-18) 2019/08/01(Thu) 13時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/08/01(Thu) 23時頃
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/* 皆さんお忙しそうですな。どうかご無理なく……。
そんでトレイル様とサイラス様の会話をにこにこ追い掛けてた、ら。ら。 はああああああがんばりますうううう。
(-36) 2019/08/01(Thu) 23時頃
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[先週は仕事の都合で路面電車から離れていたが、今週は意図的に避けていた。
──あの出来事を、意識する必要なぞないと解っている。 はじめこそ訝しみもしたが、別れ際の涼やかな挨拶に自意識過剰を恥じ、自身を律した。 いつでも彼は、ただ職務をまっとうしているだけ。 一挙手一投足に動揺し、意識し一方的に浮かれるなど、そこらの婦人と何ら変わらぬではないか。
近づかなければいつも通り振舞えるのだから、そうするのが一番だろう、と。]
(107) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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── 某日 スイート・スチュワード ──
……はあ?
[事務所にて宛がわている個室。主に顧客の管理や資産管理業務、最近は手が空いている時にメールのチェックや人材の手配も請け負っている。
広告と、セイルズ氏を通して受けた取材の効果は抜群で、新規の申し込みも増え、条件によっては断りを入れる機会も増え──冷やかしも随分増えた、が。 さて、さて。これはどちらだろう。>>79
万年筆の天冠を下唇の縁に沈ませ、画面に羅列された条件を何度も繰り返し目を通すうち、眉間に縦皺が浮かぶ。
10分……20分。30分後に手帖を開いた。次に電子で管理している従業員のシフト表を開き、受話器を片手にボタンを押して。]
(108) 2019/08/01(Thu) 23時半頃
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ジャーディンか? 私だ 悪いが週末の休みを代わってくれないか …ああ、君が10日ぶりの休日を励みに 熱心に働いているのは理解している
すまない、だが…… CC社のレイ様とホテルでの演奏会に会食の付き添い 君、行きたがってただろう? ……ありがとう。この借りは何れ必ず 依頼についての概要は 別途メールで送っておく
それから、……参考までに君くらいの年頃の青年が よく利用する店を教えてくれないか? 食事、遊び、ファッション、何でもいい 明日じゅうに折り返して貰えれば
──余計な詮索をするんじゃない では、宜しく頼んだよ
(113) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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[ひと通りの段取りを終えて、新規の顧客に事務所名義で返信を送る。 依頼受領の旨。見積もりは車掌の給与にして1カ月強の額で先払い。
当日の待ち合わせ場所、送迎が必要か否か、担当執事に求める服装、観光案内と明記されていたので、特に感心のある地方やジャンルの伺いなど要望があれば別途入力フォームより送信すること。期限内に連絡がない場合は担当執事に一任される。
添付するのは一般的な利用規約。 最高より最善をモットーに、顧客に対して柔軟かつ臨機応変に対応するのが務めであれ、できることには限りがある。 はたして何人がここまで目を通しているのか毎回疑問であるが、此方としては提示することに意味があるので問題ない。]
(114) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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── マーケット三週目・移動遊園地前広場 ──
[控え目に言ってもどうかしているとしか思えない。 このような依頼を送る彼も、それを受ける自身も。 何故、何故、何故──いい加減自問自答にも飽きてくる。
週を重ねるうちに放射点より現れる流星も増え、マーケットの賑わいも増し、一様に浮かれた空気、特に若者が集い盛り上がりを見せる中、やや表情の硬い紳士が広場へと足を進める。
依頼を受理した直後からつい先ほどまでキャンセルの連絡を待っていたから、到着したのは予定の15分前。]
(120) 2019/08/02(Fri) 00時頃
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[どれだけ混雑しようと、一瞬で見つけることができた。 いっそ、いなければいいと願った姿。 制服とも、通勤着とも違う装いは雰囲気が変わって、けれど似合っていることに変わりない。>>94
──…いっそ、腹立たしいほどに。
[白髪が1/3ほど混じる薄金髪を苛立たし気に掻きあげ、崩し、浅い呼吸を整える。 白のインナーに深いVネックのサマーニット、麻綿のスラックスは踝で三つ折りに、足元は敬愛する靴磨きによって仕立ててもらった白のウイングチップ。 当然、白手袋なんざ嵌めちゃおらん。
時計の長針が5分進んだところで、彼の前に立つ。 傍目にはどう見えるだろう、親戚か、家族か。少なくとも観光案内名目でやってきた執事には見えまい。]
(122) 2019/08/02(Fri) 00時半頃
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……トレイル・セナ様ですね お待たせして申し訳ありません 『スイート・スチュワード』より参りました マティアス・ハワードと申します
[ここまではお決まりの台詞だ。 新規の顧客にはお客様により好い時間を、だの、サービスの概要を案内するところ、だが。]
────…どういうおつもりですかな? おふざけにしては度が過ぎておりますが
[穏和な態度を一転、剣呑な眼差しを向ける。 不機嫌を取り繕うことも隠しもせず、ましてや依頼の意図を疑ってかかるなぞ、本来ならありえぬことであるが。
正しい手順を踏まれ、望まれるままにやってきたとはいえ自身はまだ、彼を顧客だとは認めていない。]**
(132) 2019/08/02(Fri) 00時半頃
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[──三度目の逢瀬。 理由はどうであれ、嬉しい、なぞ思っちゃいけない。 己と違い、彼がこんな形での──ビジネスライクな付き合いを望んでいるのだとしたら、早々に捨てねばならぬ感情だ。
自身でも始末がつけられぬ葛藤を堪え、握る右拳。 甲には盛り上がる静脈の他に、インクの滲みのような青痣がひとつ。]**
(-51) 2019/08/02(Fri) 01時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/08/02(Fri) 01時頃
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/* 展開に迷いなかったわりにめためたお待たせしてしまった…ひとえに私の頭が弱いせいです。 トレイル様がどんどんやりたいこと叶えてくださるのですが無理や我慢なぞしてませんか?だだ大丈夫です?
そんでいつの間にかヤニク様が大変なことになってた。 あっちもこっちもドラマチックで……。
(-52) 2019/08/02(Fri) 01時頃
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/* >>166 それはもう堪能させていただきましたとも。 おふたりについて触れるのはーこの墓下行かれてからになるかなあ。時計屋には絶対行くし、何かの切欠で電車でセイルズ様と乗り合わせたい
今日はなるはやで着席できるようにがんばろ
(-60) 2019/08/02(Fri) 19時半頃
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/* 一行読み進めるごとに好きしか詰まってなくてどうしたらいいんだろう
(-64) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/08/02(Fri) 21時半頃
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[── 受理のメールを送信してから今まで、後悔と自責と疑念のレールは始発と終点が輪となり、ぐるぐると思考が巡りっぱなし。納まるべき車庫も見つからず。
ただの気まぐれや暇つぶしで一月分の給与を溝に捨てるような男だと思いたくなかった。彼の勤勉と誠実を何度となく、肌身に感じているから尚更だ。
堂々巡りの結果、怒りにも似た感情が沸くことが自分でも不思議だ。何に、誰に腹を立てているのか。感情のコントロールはこの数十年で完璧に会得したはずなのに。]
(180) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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[彼を前にした時だけ、あらゆる箍が外れてしまう。 それが何故かだけは理解していて──目を逸らしている。]
(-65) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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── 移動遊園地広場前 ──
[流星が霞むのも構いなし。 心弾ませる電子音、煌めく電飾に彩られる広場にて、ひときわ目立つひとりの姿に、思わず息を飲む。
とにかく理由が知りたい。 事情如何によって変化する様々のシミュレーションは、やはり。彼を前にすればうまく運べない。 こんな風に詰問する資格なぞ、無い癖に。]
……はい?
[様々な思惑に邪念が混じる中、顔を上げた先にある表情に、声に、憤りは困惑に変わる。
彼は何を言っているのだろう。 先週も、その前も、すべての元凶は此方で、詫びるべきなのはどちらであるかなぞ、明白であるのに。 ──それだけのためにわざわざ? こんなことを?]
(181) 2019/08/02(Fri) 22時頃
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────…勘弁してくれ…
[額に右手を宛がい、天を仰ぐ。 頼むからこれ以上かき乱さないでくれ。
君は気づいていないだろうが こっちはとっくに崖っぷちなんだ。]
(-66) 2019/08/02(Fri) 22時頃
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[傍目には呆れているような仕草に見えるだろう。 実際、呆れていた。それはもう、言葉を失うほどに。
熱の籠る呼気に混ぜた独白は喧騒に溶けたか。 余りにも予想外のことに、自身の取り繕うべき部分への配慮が欠けた。
身構える間もなく攫われる右手。 何度経験しても、この俊敏さと視力の良さと直情に慣れることはない気がする。 間近に迫る碧眼から反射で視線を逸らし。 秘匿したかった理由のひとつが、思わず零れる。]
……ッ、…これは……その、 年寄は治りが遅いだけで、大した怪我じゃない
(183) 2019/08/02(Fri) 22時頃
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[掴まれた手首が熱くて、灼け落ちてしまいそうな感覚。 小さく息を吸って、吐いて。 逸らしていた視線を正面に戻す。]
……済まない、まさか君がそんなことを 気に病んでいたとは知らず、私は……
本来なら私の方が詫びねばならなかったのに 二度ならず三度も、君に迷惑をかけてしまって
[謝罪が遅れたのは何も彼だけの落ち度じゃない。 理由は違えど意図的に接触を避けていたのだから。
目尻と口角を下げ、軽く睫毛を伏せ、 手首を捉える両手に、ややかさつく白指を重ね──。 抵抗が無ければそっと剥がしにかかり。]
(187) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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事情は理解致しました で、あれば。やはり今回のご依頼は 辞退させていただくのが筋かと
そのような理由で君に大金を使わせるなど 私にはとても、承服しかねます
[然程変わらぬ高さにある碧眼を見据える。
左手で掴んだのだから、右手だろうか。 下ろさせた腕から、何となく指を剥がせぬまま。]*
(194) 2019/08/02(Fri) 22時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/08/02(Fri) 22時半頃
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/* メモ更新している間に決定でてた。 明日から少々地上が寂しくなりますな……。
私も落ち組に幕間で何か挟みたいー! けど我慢…しとこ…大丈夫まだ機会はある。
(-70) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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/* 先取り対応を頂くかは悩ましいな……。 サイラス様やヤニク様といったご友人がいらしゃることを思うと、地上にいた方がトレイル様も息がしやすいのではないかと。
でも今日はもうちょっと続けたい……恐らく大幅にずれることにはならなそうだし大丈夫か。
(-72) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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/* はああああああかわいい──────本人としては評価にご不満あるかもしれませんが花丸を差し上げたい。
(-73) 2019/08/02(Fri) 23時頃
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[肌の張り、肌理の細かさ、瑞々しさを湛えた彼の手は、大きさや無骨さからはっきりと成人男性のそれであるのに、伝わる熱がまるで子供のようで、自然と頬が緩んだ。 羨ましくもあり、微笑ましくもあり──労わるようにそっと触れる指腹に、仄かに息が詰まる。]
このくらい大したことありませんぞ ほら、痛くもないし……
ですから、これ以上気に病まないでくださいませ
[いっそ、消えなくたって構わない。 なんて本音の愚かしさに蓋をして、二週に渡るすれ違いを指摘されると同時に逸れる視線は、罪悪感の現れ。]
あー……ええ、 私の方も何かと忙しくしてまして [身体ではなく、頭が。とは言外。 何れにしても仕事中に会えたとて、このようなやりとりを交わす暇はなかっただろう。彼は人気の車掌で、この時期電車は昼夜問わず混み合っている。]
(235) 2019/08/03(Sat) 00時頃
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[謝罪など受ける立場になかったが、彼の方はつかえていたものが取れたのか。いつぞや、車両基地からの帰路を思い出す会話に、下がっていた口角を僅か上向け。] いえ、星は、まだ あの後、坊ちゃんに随分とせがまれましたが
[”合図” と添えれば、何のことか思い出して貰えるだろうか。>>33 前後の会話の繋がりを掴めず、暫しの沈黙の間、翳りをみせる碧眼と、触れ合ったままの腕を交互に見遣る。体温が離れた瞬間、安堵と惜しむ想いがないまぜとなったが、表情には出なかった。
想いがけず、再び掴まれる腕は、これまでの中では比較的軽い力で、けれど否応なしにウイングチップの爪先が石畳を踏む。]
(236) 2019/08/03(Sat) 00時頃
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……はい? いえ、あの、待っても何も 進んでいるのはトレイル君の方で、
[別に契約不履行となろうが、即帰宅するつもりもなかったが──それは当人には知る由もないことか。
クローゼットを前に思案した時間。 彼の隣を歩くのに、少しでも違和感を減らそうと試行錯誤した身だしなみも。]
(237) 2019/08/03(Sat) 00時頃
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