人狼議事


187 お狐祭り村

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【独】 樫の樹の子ら リツ

/*家着いたら始めますー

(-134) Borit 2016/04/09(Sat) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

―BAR・あの世―
*このBARはあくまでも本編とは無関係です。背後霊なんかの感想なども交えて、律が自分の人生を振り返ったり振り返らなかったりします。

[ここは来世に旅立つ前に、人生を振り返るところ。
 俺の事を教えてほしいとマスターに言われた俺は、まずあの日のことを思い出していた。
 ……確か、あの日は足元を転がるゴミがどうしても気になっていて]
>>1:8

 俺がどういう奴なのかを考えたとき、真っ先に浮かんだのが落ちてるゴミをそのままにしておくのがどうにも気になっちまうやつだった。……まんまだな。
 たまたま、その日は、俺の背後のやつもどうしてもゴミが気になってな。似たようなことをやってたみたいだ。背後のやつ……言いにくいなこれ、ソイツにしとこうか。ソイツはそういうことがいつか自分に福をもたらしてくれるんじゃないかってって思ってるらしいけど、俺は違う。俺は単に、気になったらそれを無視できないだけだった。
 気になったら無視できない→気づかなければなんだって無視できる、それが本当の俺の本音で、そこには俺すごく自覚的なつもりだったんだよな。
 だから、俺はいろいろなこと気づきたくなかった。

(7) Borit 2016/04/10(Sun) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 それで?

[マスターが続きを促した]

>>0:14
 だから、ヒナコは絶対に無視できなかった。この村でヒナコに気づかないなんて、あり得るか? ないだろ? ないよな。ランドセルまであげることになったのは驚いたけど、俺は無視できなかったんだよな。
 でも、それでよかったと思ってる。
 この時点で、どれだけたくさんの人とかかわっているか? が結局、俺がどこかに行きついたときに納得してもらえるかに直結するから。
 ヒナコにランドセルあげたんじゃなくて、この時俺は、ヒナコの好意に自分を確立させてもらったんだ。
 いくら感謝しても足りないくらいだよ

(8) Borit 2016/04/10(Sun) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[俺がその時のことを思い出すたびに、BARのそれぞれの席に設置されたモニタ-4に、その時の光景が映し出された]

 走馬燈っていうの

[そのモニターをしげしげと眺めていると、マスターがそう言った。グラスを傾けた周りのお客さんも、よく見ると走馬燈を食い入るように見つめていて、覗き見もできそうだったけど、やめておいた]

>>7
 ちょっと混線してるわね。>>0:8でしょ?

[半ドンは関係なかった]

(9) Borit 2016/04/10(Sun) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

―BAR・あの世―

[ここは来世に旅立つ前に、人生を振り返るところ。
 1日目はすべての始まりだった。正直、この日が始まる前までは、マユミが大切な人になるとも思っていなかったし、そもそも俺は、気づいていることにすら気づいていなかった。哲学的だな]

>>1:-9

 ソイツはもう相当慌ててたみたいだったな。いつか気づいた時に、気づきたくなかったってドヤ顔するつもりでいたのに、もうとっくに気づいてるんだもんな。
 俺も驚いたし、ソイツも驚いた。みんな驚いた。株価も下がったんじゃないか?

>>1:-10
 それな。

>>1:10
 こんなに煽ってるのに、後であんなことになるんだもんな……女って怖いよな。勝てるわけない。

 マユミはだれにでも優しいやつだった。
 それでも正直この時は、ハルカとケイイチは別格なんだろうなと思っていた。羨ましいよなケイイチ。

[ニヤケてるわよ。マスターにそう言われ、俺は顔を叩いた。マユミの顔を見れたんだからいいじゃないか。しかしそれが勝者の笑みだということに、マスターは気づいていたのだ。俺は気づきたくない]

(10) Borit 2016/04/10(Sun) 01時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

>>1:1 >>1:4
 先生は……うるさかったけど……いい先生だったな。
 写真を撮るのが好きだった。俺の両親よりも、俺の写真を持っているんじゃないか?
 子供っぽいところがあってさ、ケイイチとよく走り回ってたっけ。
 どこにそんな元気があるんだと思うし、正直あの元気さにはついていけなかったな。
 けど、こんな何気ない挨拶が、ちゃんと交わした最後の言葉になるとは思ってなかった。
 あんなことにならなければ、多分俺は先生を誘拐しようと思ったんじゃないかな。
 この五日間、唯一の大人が気づいてくれるって、きっととても励まされることだったと思うんだよ。
 ……そうはならなかったけどな。

>>1:14
[マスターを見た。それから走馬燈を見た。そうやって何度も確認して、露骨に指なんかで走馬燈とシーシャを指してみたりしてみたけれど、マスターはしたり顔でグラスを磨いているだけだった]

>>1:13
 気づきたくなかったな。

>>1:21
 ヒナコはあれで色々と物事を考えている奴だけど……正直、このまま村おこしを始めていたらどうなっていたのか、めっちゃ気になってるんだよな。

[好奇心は猫を殺すの。マスターの含蓄ある言葉に、俺は深く頷いた]

(11) Borit 2016/04/10(Sun) 01時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

>>1:*3 >>1:*4 >>1:*5
 ずっと思っていたんだけど、結局口にすることができなかったことがあるんだ。

[後悔してる? マスターに問われて、素直に、わからないと口にした]

 多分、禁足地はマユミにとって大切な場所だったんだと思う。あの時 >>1:*30 の俺は、他のことに気を取られててそんなこと考えもしなかったけど……。
 もしかしたら、俺の提案はマユミの大切な場所を土足で踏みにじるような提案だったのかもしれない。
 それ謝ったら、……怒るかな、……あきれるかな、想像つかないな。
 結局、あの骨のことは聞けなかった。
 白銀真人さんが、マユミとどんな関係の人なのか。

(12) Borit 2016/04/10(Sun) 01時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

>>1:42 >>1:*7
 始まりはいつだったかといわれたら、多分、この瞬間だったと思う。だから、俺の人生も、ここから語った方がよかったのかもしれない。
 お母さんは、とても飽きっぽい人だった。
 だから、俺に教えた花言葉あの二つだけ。子供に聞かせたい花言葉だけ、勉強して、飽きちゃったのかもな。
 でも、そのおかげで、俺はやっとマユミと知り合えた。

>>1:*12
 この時は、本当はすごく怖かった。
 マユミにメモを残したのだって、俺一人で気づかないふりを続けるのが怖くて怖くてしょうがなかったからだった。
 それに、この時にはもうもし殺されても、マユミがきっかけになるならしょうがないかと思ってたんだよな。だから、半分自殺だった。

 なんか、マユミのことを話すとまじめなことばっかりになっちゃうな。

「微妙な気恥ずかしさに苦笑すると、マスターが微笑んだ。ここに来る人はみんなそういう風に笑うとマスターは言った。
 のどが渇いたのを察してくれたのか、マスターは、グラスを指して、どうする? と聞いてくれた。
 魂には時間も年齢はないから、お酒を頼んでもいいとも言ってくれた**]

(13) Borit 2016/04/10(Sun) 02時頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/* とりあえず今日はここまで! 
これ、すごいログを埋めてしまいそうな……。どんどん巻いていこう。苦情あったら自嘲しますんで、おっしゃっていただけると助かります。

(-136) Borit 2016/04/10(Sun) 02時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

−BAR・あの世−

[どうする? と言われてもどんなお酒があるのかわからなかったから、飲みやすいやつをと頼んだ。それから、また走馬燈に目を落とした]

>>1:48
最初に拾ったゴミを、ヒナコが気にした時から、ゴミの冒険も始まった。ゴミは俺にとってずっと、なんか忘れてるけど気になることだった。だからそれは要所要所で自己主張をしては、俺の決断に少しずつ影響を及ぼした。それがよかったことなのか悪かったことなのかわからないけれど、一度気になったらダメなんだ、俺は。
ソイツは、だいたいゴミのせいにすれば方向転換出来るから超らくだったとか言ってたな。……なんかムカつくな。

(27) Borit 2016/04/11(Mon) 08時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

>>1:-56
書かずにいられなかったそうな。

>>1:76
俺達三年生にとって、受験と処刑をどう折り合いつけるのかはひとつの問題だったんだ。俺は処刑されるから受験勉強なんてしないって考えたもよかったから。ただ、シーシャはごく自然に、処刑されるかもしれないけど、受験勉強もしておかなきゃって考えてるようだったんだよな。その考え方に俺も自然と影響を受けてた。処刑は処刑、受験は受験。それが三年生のスタンスだった気がするな。

(28) Borit 2016/04/11(Mon) 08時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

>>1:*27
…………。
……………………。

>>1:*28
……。
未知との遭遇だった。

>>1:*34
その、マユミと抱き合ったショックで、テンション上がっちゃってて……このときは、これ以上にいい案なんてないと思ったんだ。
なんだって上手く行くと思ってた。

[マスターが用意してくれたお酒はモスコミュールというカクテルだった。恐る恐る口につけると、甘いような、辛いような、不思議な味がした。初めて飲んだ、と告げると、マスターは、そう、と労るように微笑した]

生きてる内に飲みたかったな

[次は、そうしなさい。マスターはそう言った。
マスターと話していると、シーシャとお酒を飲んでいるような気がしてくる。だから自然と、マユミともこういうところに来てみたかったなと思った]

(29) Borit 2016/04/11(Mon) 08時半頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*時間もないのでどんどん巻いていきます。印象的なところだけ抜粋していこうかなあと。次から二日目に入ります

(-156) Borit 2016/04/11(Mon) 08時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

−BAR・あの世−

[2日目は……喜んだり落ち込んだり、怒ったり、なんだか目まぐるしかったな。多分、調子に乗ってたんだと思う。ゾーイの誘拐が思ったよりずっと上手くいったことで、もしかしたら全員助けられるんじゃないかと錯覚しちゃったんだ。
きっと、……最初から諦めてれば良かったんだな]

>>2:1
早すぎる、と思ったよ。
自分の行動が全部筒抜けなんじゃないかと思った。今にして思えば、狐子はこういった事態にちゃんと備えてたんだ。

>>2:*1
滑稽だよなあ。ほんとに、ほんの短い間だだけど、なにもかも上手く行くって思ってたんだ。気付いてない振りをしてただけだけど。
……でも、このまま気づかないでいられたら、それが一番良かったんだ。

>>2:21
タマコはお父さんに本当に大切にされていた。だから、タマコとそのお父さんの関係をみると、どうしても俺もお父さんのことを考えてしまう。息子に妻を殺されたお父さんの気持ちは、一生わからないと思う。
もしかしたら、俺はお父さんの苦しみに気付かないために、誘拐に没頭していったのかもしれない。

どこがイイヤツなんだか。

(30) Borit 2016/04/11(Mon) 15時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

―BAR・あの世―

>>2:29
まさか走馬燈で気づくとは思わなかった。漠然と未来に期待や不安を抱いているのは、何も3年生だけじゃなかったんだな。
 上京かあ……、結局村の外を見たことはなかったな。ナナオは、俺の代わりに見てくれるといいな。

>>2:36
 俺には夢なんて言えるものがなかった。タマコなら、和菓子職人になりたいって言えたのかもしれない、ハルカなら、全国大会優勝とか、あるのか? わからないけれど。
 そういえば、俺たちこの村の生徒たちは、誰も自分がどうしてもかなえたい夢を持っていなかった。他人のことばかり考えてた。それって、もしかしたら普通のことなのかもしれないけれど、そういうところが、よくなかったのかもしれない。自分のためにどうしても曲げられないことなんて、なかったもんな。
 俺もマユミも、最悪の場合、自分が犠牲になればいいって思ってた。

[お酒を飲むと、考えていることと、口にすることが少しずつ混ざってくる。ちょうど、今飲んでいるカクテルみたいに。マスターは、それを黙って聞いている]

(46) Borit 2016/04/11(Mon) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

>>2:42
 やっぱみんなそう思ってたんだな。注目度高かったよな、この三人。茶化してたけど、混ざりたかったんだ。俺も混ざりたかった。みんな混ざりたかった。ナナオも混ざりたかった。そうに決まってる。
>>2:45
 興味津々だもんな。

>>2:43
 誘拐かどうか? はずっと気になっていたんだ。まるでそう思うように誘導されているみたいに、皆が誘拐の可能性を指摘していた。
 俺には、そういう風に思うように仕向けられているとしか思えなかった。それが、真実にしろ。
 なんで誘拐なんだろう? ずっと考えてたんだよな。
 ここから創造に過ぎないけれど、多分村人が戻ってきてしまったときに、殺人だと齟齬が出るからなんじゃないかなと思ったんだ。現実と香の催眠の内容に齟齬が起きれば、それだけ気づく人が出てくるかもしれない。だから、いなくなった人が帰ってくる可能性を残しておく必要があったんじゃないかな。
 ……あのお香のことは、結局よくわからないままだけど。

(47) Borit 2016/04/11(Mon) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

>>2:*14
 ……すごいよな。
 世界中でたった一人だけ、最優先で助けたい人を選べって言われて、それを選べてしまうマユミをこの時少し怖いって思ったんだ。それに、尊敬した。嫉妬もした。ハルカにな。
 ……たぶん、この時俺とマユミは本当の意味で仲間になったんだと思う。
 そして、罪悪感と秘密を共有して、可愛いとか優しいとかそういう表面的なところにじゃなくて、マユミに本当に惹かれたんだと思う。

>>2:*19
 この香のせいでこの村はこんなことになったけれど、正気に戻った人がまだ正気を保てていたのも、多分この香のおかげだったのだと思う。
 いつからか、本当に大事な時には香を吸う癖がついちゃったんだよな。

(48) Borit 2016/04/11(Mon) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

>>2:126
かれこれ15年の付き合いだが、言わせてもらう。
お前も男だ!
[ビシッと音が鳴るくらいにマスターを指さして叫んだ。なんの話? とマスターはしたり顔で言った。]
 ……いや。
 俺が誘拐犯になるか覗き魔になるかの瀬戸際だったんだ。
[しかし俺はこの翌日ヒナコを誘拐することになる。字面だけ見れば最悪だった]

>>2:*28
…………。
つまり、ほら、
表面的な優しさとか、綺麗さとか、そういうのじゃなくて、ほら……
こういう大胆さにさ、ほら、ね?
……これ、マジでクラスの誰かに見られてたらと思うと……

[そう思って天井を仰ぐと、隣のお客さんがにやにやして俺の走馬燈を覗いてやがった。]

 み、みるな! これは俺だけの思い出だ。誰にも見せないぞ。

[最悪だった。マスターはしたり顔でグラスを磨いている]

(52) Borit 2016/04/11(Mon) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

―BAR・あの世―

[走馬燈を抱え込み、俺は恥も外聞もなく叫んでいた。み、みるな! 魂だって恥ずかしいものは恥ずかしい。あの時はまだ狂気やら混乱やらに翻弄されていたけれど、今はただ純粋に、純粋に魂が恥ずかしい。

……そうだった。三日目は、混乱の中で始まった。
聡の処刑もそうだったし、マユミの……まあ、それもそうだったし……二日目で調子に乗った俺は、でもその二日目の内に、現実をたたきつけられた。
 誰も犠牲者を出さない。わかってたのに、そんなの無理だってことから、目を背けていた]

>>3:*0
 ……目を背けていたんだ。

[口に出してそう言ったけれど、周囲の目を見る限り、誤魔化せてはいなさそうだった]

>>3:*2
これは……かなり衝撃だったな。処刑っていうものがどういうものなのか、その時までは全然わかっていなかったから。

>>2:134
 ……コイツなにしてくれてんだ、って俺も思ったし、俺の背後のソイツも思ってた。ソイツに至っては、翌日に向けて真剣に痛くない処刑道具を提案するロールを検討したくらいだからな。ど、毒薬とかよくない? なるべく苦しくないやつ。

その望みは翌日に叶うことになる。そんな奇跡はいらない。

(56) Borit 2016/04/11(Mon) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

>>3:9 >>3:11 >>3:16
……みんな執拗にその時のことを語るのがなおさらな……怖かったな。

(57) Borit 2016/04/11(Mon) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

>>3:18
 ごめん、気づかなかった。
 お父さんは家でほとんど抜け殻みたいに過ごしてた。電話が着たことは教えてくれたし、俺に変わってくれたけれど、……俺はそんなお父さんが気になって、電話も上の空できいてしまっていたんだな。
 まして、ハルカを誘拐したのは、俺たちだったしな。

>>3:42
 こうしてみると、この時からもう俺の運命は決まっていた気がする。考えていることが全然周りと噛みあってないんだもんな。
 混乱してたし、怒ってた。なんで誰も気づかないんだって。でも、この時に、誰かを殺すために投票をしなくちゃいけないことに怒ってたのは、俺とマユミだけだったんだ。そんなことにすら、考えが及ばなかった。みんなどこかで、違和感を感じてくれているとお思っていたんだ。
 そんなの、ただの願望に過ぎないのにな。

>>3:41
 そういえば、聡のことはずっと気にしていた。
 俺がお母さんを殺したことで正気に戻ったように、聡も正気に戻っているんじゃないかと思ったんだ。もしも正気に戻っているようなら、一刻も早く助けてやりたいと思ってた。
 聡が何を考えていたのかは、聡が狐子だったと知った今でも、俺にはよくわかっていないんだ。

(58) Borit 2016/04/12(Tue) 00時頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*みんな新しい世界に足を踏み入れているのに、俺はあの世で酒に入り浸っていていいのか……そう思わなくもない

(-174) Borit 2016/04/12(Tue) 00時頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*新しい世界は倒錯していたのでそれはそれでいいのかと追加の酒を注文する

(-176) Borit 2016/04/12(Tue) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

>>3:60
シーシャがくれた同時多発の情報は、不確定だったけれど、俺は救われた思いだった。この村のどこかで、俺たちと同じように正気に戻った人がいる。その人たちは逃げたり、もしかしたら、大切な誰かを誘拐しているかもしれない。そう思えたことが、どれだけ心の支えになったかわからなかった。
 ケイイチには否定されちゃったけどな。
 それでもいいと俺は思ったんだ。

>>3:*13
 ただ、そういう人がいればいるほど、村の警戒は強くなっていく。このころにはもう、俺もマユミも追い詰められ始めていた。
 次に誘拐するのはだれか?
 俺は、一人しか選べなかった。頭で考えれば考えるほど、一人の名前しか浮かばなかったんだ。ハルカを選んだマユミを笑えないよな。

(60) Borit 2016/04/12(Tue) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

>>3:*16
もしも自分の行く突く先に、ろくでもない未来しかないだろうと漠然と思っていたことに理由があるとしたら、それは狐子に俺たちがしたことに起因している。

[ぐっとモスコミュールをあおった。それでグラスは空になった。]

 俺が、村の人たちにリンチされた時、「狐子」の名前を聞いたから。ずっと気づかないふりをしていた。俺たちが狐子に何をしていたのか。
 因果応報だったのかもしれない。
 俺は多分、身をもってそれを知ったんだと思う。

 取り返しのつかないことをした、本当のきっかけを探すとしたら、多分、俺は生まれたときから、この村は、その誕生の時まで、さかのぼらないといけないのかもしれない。

(61) Borit 2016/04/12(Tue) 00時半頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

/*酔ってきた。今日はここまで。

(-182) Borit 2016/04/12(Tue) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

―BAR・あの世―

[言いたいこと、思い出したこと、沢山あったけど、全部は言葉にならなかった。
 そういうもんよねとマスターは言った]

 急げば、マユミに会えるかな。

「そう聞くと、マスターは、お酒を進めるのとまったく同じ口調で、魂に時間も年齢もないの、と返してくれた。
 まだ俺の人生の走馬燈は流れていたけれど、もうそに目を向けることはしなかった。
 飲み干したグラスを置いたまま、カウンターに背を向けると]

「いってらっしゃい」

[と、マスターの声が聞こえた。
 だから、俺は迷わず店を出た]

(70) Borit 2016/04/12(Tue) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

―エピローグ―

[私は、生まれ変わりなんて信じない。人が死だって、魂なんかどこにもいかないし、人は生まれ変わったりしない。煙か土か食い物になるだけだ。(ちょっと前にそんな古い小説を見つけて、私はそのフレーズがとても気にいってしまったんだよね)。おばあちゃんにそう言うと、りっちゃんは中学生なのに立派だねとトンチンカンなことを言った。
 そんなとき、おばあちゃんは決まって懐かしそうに目を細めて私を見るのだ。
 なんていうか、私に誰かを重ねているのがバレバレ。そういうのってちょっと居心地がわるい。私は私だし、おばあちゃんが懐かしそうに見る誰かだって、きっともう煙か土か食い物なんだから]

[もう夏休みの終わるころだった。おばあちゃんが大切そうに古い地図をしまっているのを見つけてしまった。
 なにそれ? 宝の地図? と聞くと、おばあちゃんはそういうのじゃないの。と悲しそうに首を振った。私はというと、がぜん興味を持ってしまった。だって、おばあちゃんがそんな顔をするのを見たことがなかったから。何か忘れてきたり、思い出があるなら、持ってきてあげたいじゃん? 
 それでね。おばあちゃんと初めて喧嘩した]

(71) Borit 2016/04/12(Tue) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[喧嘩は、何日も続いた。
 私はおばあちゃんに会うたびに、地図を見せたて、とせがんだし、おばあちゃんは絶対にダメと繰り返すばかりだった。
 あなたも頑固ねえとあきれたように言ったけれど、おばあちゃんも大概だったと思う。
 結局、折れたのは、おばあちゃんだった。
 言い争いにもほとほと疲れて、なんでそんなに行きたいの? と、漏らしたから。
 だって、仕方ないじゃん? って]

 気づいちゃったんだもん。

「おばあちゃんが大切にしてる地図、そんなの見つけちゃったら、行ってみたくなるでしょ? 気になっちゃうでしょ?]

[地図の場所に向かいながら、あの時のおばあちゃんのことを考える。険しい山道だというのに、あの時のおばあちゃんのことばっかり考えちゃう。
 どうしてあんなにダメって言ってたのに、急に許してくれたんだろ?
 わっかんないなあ。
 そうぼやいて、持ってきた飴玉を口に放り込んだ。包み紙をポケットにしまって、この辺にゴミ箱ないかなあと、そんなことを考えた]

                        おしまい

(72) Borit 2016/04/12(Tue) 22時半頃

【独】 樫の樹の子ら リツ

誤字脱字重複多過ぎぃ!

(-219) Borit 2016/04/12(Tue) 23時頃

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