199 獣[せんせい]と少女 2
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[せんせいのちからを分けてもらったというのに、あたしはせんせいみたいに、ちっとも儚げにはならなくって。 髪の毛も真っ黒で、背丈も伸びなくって、ふつうの人間のこどもと変わらないくらい。
ただ、背中のこれだけが異質を謳う。 枝分かれの先、ぽつりぽつりと蕾が付いて、 気付けば重く撓垂れる程になっていた。
少しだけ、重くなった気がする身体は、 この翼のせいではなくって、せんせいのはんぶんを貰ったからなんだ、って あたしはそう思うことにして、きゅ、と細いせんせいの指にふっくらの指を重ねた。
せんせいの気持ち、全部わかってるだなんて自惚れたことは言わないけれど、 せんせいが、せんせいのきらいなせんせいじゃなくなったこと、>>498 知ってる、って言ったら、せんせいは喜んでくれるかな]
(531) iori427 2016/10/23(Sun) 01時半頃
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[ぐるりと周囲を見渡して、一番目立つのは大きな石の建物。>>510 しんでん、って教えてもらったら、何をする建物なの?って首を傾げて聞いてみよう。
杖の代わりをするには、あたしは少し頼りないと思うけれど。 せんせいを置いていかないように、引っ張ってしまわないように、 歩みを揃えて一つずつ先へと進めていく。
これまでの長い道のりだって、ずっとそうしてきた。 変わったのは―――なんて考えるよりもはやく、繋いだ手にぎゅうぎゅうと力を込めてしまうのは、 ほんのちょっぴり、ううん、きっとたくさん、浮かれているのかもしれない]
(532) iori427 2016/10/23(Sun) 01時半頃
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[丘のてっぺんにたどりついたら、つめたい石の上にぺたんと腰を落とす。 お星さまがちかいな、なんて、つい上を見上げてしまったけれど、せんせいが指差す先に視線をおとした]
空の下にも星空があるの、知らなかった。 星のない夜だったら、少し怖かったかも、ね。
[海とはちがう、星空を切り取ったみたいな湖。 黒く塗りつぶされた水面にきらきらをちりばめて、これを囲うみたいにして白いお花を咲かせたら。 きっと、寂しいような気がした街は、まっしろくてきれいになるんだ、って。
そう、思えたから]
そうしよう、あそこにお花畑、つくろう。 せんせい、一緒に。
[手を握ったまま、見上げて言う。
でも、直ぐに立ち上がろうとはしなくって、 もう少しだけ、なんてわがままを込めて、夜風に冷えた身体をぴたりと寄り添わせた。**]
(533) iori427 2016/10/23(Sun) 01時半頃
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/* は。**じゃないよ締めてないよ。 これで、寝ます!今日は!
>>-763ニコラスせんせい はい、おやすみします(もうふにぐるん)
確定されて困ったこと、私は少しだけあるけれど、常識的な範囲なら大丈夫だし、 その中でならせんせいは大丈夫だろう、みたいな、そんな感じでぽこぽこちまちま。
今回エリで入村するにあたって、思い描いていたエンディングは、「泣き虫が死ぬ間際だけ泣かない」みたいなベタなやつ、でした。 ニコラスせんせいにお相手が決まった際、考えるよりも先に泣き虫をやめていた、とか。
(-768) iori427 2016/10/23(Sun) 01時半頃
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/* 褒められているのが見えたから来ました。
うそです、寝てました…(ごしごし ニコラスせんせいが寂しがっていてくれて嬉しい。 けれど、エリが腹括っているというか、受け入れているというか、すぎて、(PLの気質かもしれないけど) 寂しいけど、悲しくはないのよ。
マリオちゃん、いいこだなあ…[胸がぎゅっとなった]
(-881) iori427 2016/10/23(Sun) 17時頃
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/* >>-883 おはよう!(
戦績チェックしていなかった、とおもって。
初めましては、ししねこさん、デメテルちゃん、ヴェスパせんせい、ニコラスせんせいでした。 お初にお目にかかります(ぺこぺこ
カリュクスちゃん、マリオちゃんは、とてもお久しぶりの予感。
(-884) iori427 2016/10/23(Sun) 17時半頃
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/* >>-886 [なでなでされた] >>-891 [なでなでした]
せんせい、ねちゃっててごめんなさい[ぎゅう] そろそろ、しななくちゃいけませんね(もぞもぞ
>>-889(ふふっ)
(-892) iori427 2016/10/23(Sun) 17時半頃
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[どのくらいそうしていただろうか。 飽きることのない静かな時を裂くのは、ほんのすこし勇気がいる。>>541>>542
とくに、近頃は、 花を咲かせることに熱量を割かれるのか、妙にねむたい時間が長くなっていた]
そしたら、お祈りしたら、神さまが戻ってくるのかもね。
シルクちゃんみたいに、毎日毎日お祈りしたら、 聞いてくれる神さま、来てくれるかな?
[そんなことを望んでいるとは、思わなかったけれど。
長い一生のうちの、ほんの短い間の出来事に囚われるせんせいのことだもの。 ひとつでも、ふたつでも、みっつでも、蠍の救いになるものは多いほうが良い。
あまり、終わりを示す言葉を紡ぎたくはなかったけれど、 それは自然のことで、長い獣の一生のほんの一部のことでしかない。
これだけの言葉で、どれだけ伝わってしまったのか、あたしには分からない]
(681) iori427 2016/10/23(Sun) 19時頃
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[また、ひとつひとつ煉瓦の道を踏みしめて、湖までの道を下る。 目の前でみた湖は、神殿から見下ろしたときよりもずっと大きい。 覗き込むと、魚が影から逃げるように草の隙間に隠れたのが見えた。
手をどろんこにしながら土を掘り下げて、植えて、湖の水で洗い流す。 お花の育て方も、花畑の作り方も知らないあたしは、ただ自己流に摘んだ花を植えていくだけの作業]
ねえ、せんせい。 ここに来て良かった?
[何の気なしに聞いてみる。 何を言っても重い言葉になる気がするのは、綻びそうな花弁の所為。
この街を埋め尽くす白い花を、あたしが見ることはない。 それは知っていたことで、隠し立てもしないこと。 ただ、これからのせんせいのための花畑だと、あたしは思いながら、最後の一輪を湖畔に植えた。*]
(682) iori427 2016/10/23(Sun) 19時頃
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/* そわ。 こ、このあとどうしよう(なにもかんがえてない
(-922) iori427 2016/10/23(Sun) 20時頃
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/* >>-923 す、すみません、ありがとうございます(不甲斐ない)
何故か、いちばんさいごから書き始めてしまっている、とか。
(-933) iori427 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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/* せ、せんせい、お筆はやい(ぷるぷる)
>>-934(噛み合わなかったらどうしよう…?)
(-935) iori427 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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/* (みた)(なでなで)
>>-941 あたしはPL単位で騙し討ちするのがすきだからなあ…[ほっぺむにむにびよん]
(-942) iori427 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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[汚れた手を清め、立ち上がってみたけれど、 出来上がったそれは花畑というにはあまりにも小さくて、頼りないなあって思う。>>696>>697 もう少し摘んでおけばよかった、なんて後悔は、今更のこと。
たくさんふたりで乗り越えた夜は、ただただ穏やかな日々だった。 あたしとせんせいは喧嘩することもないし、偶に我儘を言っても聞いてもらえて。 ときに窘められても、あたしは拗ねるだけでちゃあんと言うことを聞いてきた。 お金の計算もちょっとずつ出来るようになってたし、お絵かき―――は、あんまり上達しなかったけれど。
あたしがせんせいのふるさとに来たいと言ったのは、どうしてだったっけ? せんせいのこと、たくさん知りたくって、せんせいの辛いことを拭いたくって。
だけどあたしは、ここでまた、せんせいのつらいことを増やしてしまうんだ、なんて。 考えたって仕方のないことを考えながら、からっぽの瓶に水を汲んで、花の植わった地面を濡らす]
(750) iori427 2016/10/23(Sun) 21時半頃
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[神さまはたくさんいて、みーんな気まぐれなんだって、誰かが言っていた。 だからね、せんせいが縋れる神さまだって、居るかもしれない。 頼るのも甘えるのも下手っぴなせんせいを、あたしは最期まで見られない]
(751) iori427 2016/10/23(Sun) 21時半頃
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[ふわ、と急にねむけが襲い寄る。 少し疲れたのかな、なんて、あたしは存外呑気に考えていた。
白いつぼみがその絡まりをゆるく解いて、ぽつぽつと花を付ける。 あたしは見えないそれを、せんせいの声で知った。>>724>>730]
わ、せんせい、 おっきな声、出るんだねえ…
[ああ、嬉しいな。なんて思うのはきっと不謹慎で、内緒のこと。 抱き締めてくる腕はいままでで一番強くって、ぽん、と背中を撫でた]
だめだよ、せんせい。 わかっていたでしょう?
[宥める声は、がっこうでせんせいたちにしてもらっていたみたいに甘ったるい。
どっちがせんせいなんだか分からないよ、って笑うけれど、"せんせい"って関係はずっとまえに終わってしまったんだっけ。 それでも、教わることばかりの一生だったから、なんとなくせんせいと呼び続けてしまった]
(752) iori427 2016/10/23(Sun) 21時半頃
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[あたしは、いままで食べたお肉のこともお野菜のことも、ひとつだって覚えていない。 手を合わせていただきますをして、命を落したたべものに感謝をしても、次のごはんの時間には忘れているもの。
獣の糧であることが少女の役目って、生まれたときから知っている。 それは、食べてもらうこと以外でも、一緒のことだと思っていた。
血となり肉となることじゃなくって、あたしは、 ニコラスせんせいのために、存在していたかった。 悲しいときは寄り添って、嬉しいときは分かち合って、 そんな風に"ずっと一緒"を誓って、それは最期の別れと一緒くたのもの。
だからこれはきっと、言っちゃいけないことなんだって思う。
けど、一つだけわがままを言うのなら、]
(753) iori427 2016/10/23(Sun) 21時半頃
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どうか、覚えていて。
[あたしが貰ったものを、あたしがあげたものを、 あたしが、ここに居たことを、
さいごの一つの蕾は、既に開きかけていた。*]
(754) iori427 2016/10/23(Sun) 21時半頃
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/* なんとなく、いままで死に向かう覚悟が出来ていなかったみたいで、 書いていたら、ないてしまっt
(-963) iori427 2016/10/23(Sun) 21時半頃
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/* >>-969 わがままいわないの!(ぺそぺそ
>>-971 えっち!
23時までにはしのう うん おまたせします
(-974) iori427 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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やだなあ、泣いちゃったら、だめだよ。 せんせい、あたしよりもずっとずっと長生きなのに、なきむしなんだ。
[子どものちいさな手を伸ばして、ぎゅ、とせんせいの頭を抱き締める。
甘えたに寝過ごす朝も、 ひとつの毛布に包まった夜も、 これで本当にさいごだったこと。
自分の背中は見えなくてもわかっていたし、 あなたも、分かっていたでしょう?と金糸を指に絡め撫で続ける。
もう、瞼は重たくって、ねむるのと変わらないんだなあって、 霞んだ視界で思うのは、きっとそんなこと]
(793) iori427 2016/10/23(Sun) 23時頃
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ありがとう、あたしだけの、せんせい。
――― ねむく、なってきちゃった、なあ。
[あたしは、泣かずにいられたかな。 顔を見られたくなくって、強くつよくせんせいの頭を掻き抱いて。
くちびるに触れる柔らかさはひどくあたたかくて、 ひょっとしたらこのまま冷たくならずにいられるんじゃないかって思えた。 そんなこと、起こるはずもないのにね]
(794) iori427 2016/10/23(Sun) 23時頃
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[抱きしめた腕は、次第に力を失い、最後の一輪を咲かせる。*]
(795) iori427 2016/10/23(Sun) 23時頃
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[もうひとつのわがままは、
あたしがいなくても、さいごまで、 絶望せずに生きてほしいと、
あたしの言葉に、存在に、 縛られてほしくないと思っていた筈なのに、 言葉では伝えられないまま、重たくなった腕を支えられず垂れ下げた。
背中の羽根が真っ白く、光っているようなきがした。**]
(-998) iori427 2016/10/23(Sun) 23時頃
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/* しにました!(報告)
(-999) iori427 2016/10/23(Sun) 23時頃
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/* ありがとうございました!
>>-1016 PLはね、そんなことないと思ったんですけど、エリは心配だったみたいです。 おほしさまになる!
(-1019) iori427 2016/10/23(Sun) 23時半頃
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/* ぜんぜんろぐよめてない…(ふるえ)
(-1027) iori427 2016/10/23(Sun) 23時半頃
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/* >>-1026 まいでぃあー(きゃっきゃ
この世界に輪廻転生があるのかはしらないけれど(たぶんある) おほしさまになったから、ずっとふたりだね、って、(てれ
(-1035) iori427 2016/10/23(Sun) 23時半頃
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/* お疲れさまでした。
いおりです。青鳥とかにいます。SNSにはあんまりいません。 またどこかでお会いすることがあれば、よろしくおねがいします。
と、簡単に済ませて、後5分を生きる!
(-1064) iori427 2016/10/24(Mon) 00時頃
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/* せんせいと4秒差にだってよろこんじゃうくらいには、すきよ。 [せんせいぎゅー]
名前呼びも、すきも、さいごには言わなくて、 こんなんでいいのかな、とかおもうけど、 あたしの好きなこと、たくさんさせてもらったなとおもいます。
たくさん、ありがとうございました!
(-1069) iori427 2016/10/24(Mon) 00時頃
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