人狼議事


227 【RP村】空回る時間の卒業式

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【人】 楽器職人 モニカ


 ……なりたいと思う気もちさえあれば、
 なんにだってなれると思ってたの

 なんで、好きも嫌いもあるくせに、
 それを無視して我慢するのか、わかんなかった

 私、またひどいこと言うかもしれないよ
 ひどいことしてるつもりは、いつだってないけど、

 きっと、私にはわかんないことがいっぱいあるし、
 でも、私にはわかんないものを持ってる
 ゆうとけいがすき
 

(317) nabe 2017/09/26(Tue) 21時頃

【人】 楽器職人 モニカ


[ その手を取っていいものか、悩んで揺れた視線は、
 ほんのすこしの逡巡の後に収まって、

 これを賭けだというゆう>>312と、
 私の理由を奪っちゃった>>307けいに、
 順番に視線を向けて、ゆっくりと口を開く。]
 

(318) nabe 2017/09/26(Tue) 21時頃

【人】 楽器職人 モニカ


 ……私、やっぱり、なにかが変わるとか、
 私はこんな人間だし、この世なんてって、
 大した期待もできないまんまでいるけど、

 本気で死ぬほど辛かったわけじゃないからって、
 きっと、こんなことがなければ、
 どうせ生きていった人生だからって、

 けいとゆうが言うなら、試してみるかあ
 って、そんな理由で、今うなずこうとしてる

[ わかった。っていつもみたいに言うのは、
 多分簡単で、簡単すぎて、無責任だろうし、
 後出しなんて、ひどいだろうから、と。]
 

(319) nabe 2017/09/26(Tue) 21時頃

【人】 楽器職人 モニカ


[ 私は、目をしっかりと開いて、
 言ってしまえ、と思った。

 音にするとき、少し躊躇って、
 これ以上息なんてしたら、
 やっぱやめとこってなりそうだから、

 そのまま、一息に、言う。]
 

(320) nabe 2017/09/26(Tue) 21時頃

【人】 楽器職人 モニカ


 だから、
 出ていかない理由を減らすなんて、言わないで

 私、きっと、理由なんてほかになかった
 他になんにも思いつかないの、少なくとも今は

 将来の夢とか、やっぱりないし、
 努力不足で野垂れ死んでも、まあいいや
 卒業旅行も、行ったら楽しいんだろうけど
 親孝行も、まあできる範囲でって思っちゃう

 だけど、ふたりが、自分が我慢すればとか、
 嫌だけど誰かのためにとか、言うの、
 すっっごく、いやで、一番もやもやするの

 わかる? 切実な感情なんて、
 きっと、ふたりがいなきゃ、出てこなかった
 

(321) nabe 2017/09/26(Tue) 21時頃

【人】 楽器職人 モニカ


[ さすがに、息が詰まって、
 もう吐く息なんてないくせに、ふうと息をついた。

 興奮 というよりか、酸欠かもしんないけど、
 ど、ど、どって波打つみたいな心臓に、
 私はちょっぴりビビりながら、

 いいか! とでも言わんばかりの勢いで、
 ふたりの手を取って、よっつの眸の奥を覗く。
 じいと見つめる視線とか、眉間の皺にこもるのは、
 怒りとかではないんだけど、たぶん、なんか、

 私らしくもなく、ちょっと緊張していたし、
 ちょっぴり、怖気づいていたもので。
 ……ちょっとだけど!

 それを押し隠すべく、私は深く息を吸って、
 最後、とっておき重い一言を添える。]
 

(322) nabe 2017/09/26(Tue) 21時頃

【人】 楽器職人 モニカ


 ── 私の、生きる理由でいてね *
  

(323) nabe 2017/09/26(Tue) 21時半頃

【独】 楽器職人 モニカ

/*
なんざーーーんって、唸ってむちゃなのを投げつつ、シャワってきます!

(-318) nabe 2017/09/26(Tue) 21時半頃

【独】 楽器職人 モニカ

/*
めっちゃ、ごめん けいのやつ見て慌てて「けいも手を差し出してくれた!」って、書き足してたので、ゆうの手も勢い良く掴んでしまった笑
これ今、輪になってない? って、めっちゃ爆笑してます。ごめん

(-334) nabe 2017/09/26(Tue) 22時頃

【人】 楽器職人 モニカ


[ 返ってきた言葉に、握り返す力に、
 私は、大きく吸った息をまた吐いて、
 そのとき、息を止めてたんだなって気づく。

 それがなんか、なにしてんだろうなあって、
 照れくさいような、うれしいような、
 そんな感じで、へにゃりと笑ったんだろう。]

 ……黒ごまプリンは、
 卒業したら食べらんないかもだけど
 もっとおいしいものもいっぱいあるよ、たぶん

[ 返した緊張感のない言葉は、
 やっぱり諦めのよい私ではありますが、

 腕を引く力に、合わせるように地面を蹴る。]
 

(335) nabe 2017/09/26(Tue) 22時頃

【人】 楽器職人 モニカ


[ そのまま行けば、きっと扉が見えて、

 私は、ふたりよりも短い足を、
 それなりに懸命に動かして、走る。

 たどり着くころには、卒業生らしくもなく、
 髪も乱れてるだろうし、身だしなみもなにもないけど、

 走っちゃだめな廊下を走るのも、これで最後かも って、
 私、焦るでもなく、割とのんきなことを考えてたよ。

 まあ、ふたりといっしょだし、
 なるようになるだろ。ううん、なんとかなる。]
 

(336) nabe 2017/09/26(Tue) 22時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


[ 体育館に足を踏み入れる直前、
 ふ と、思い出したように振り返る。

 ── あ。黒ごまプリン。
 みたらしだんごも割とおすすめだけど、
 三色だんごは、いかにも冷凍食品って味。
 だけど、私はそこが好きだった とか、

 そういうことを思ったのは、
 まるで動く気のなかったクラスメート。
 なんとなく、まだ動いていない気がします。

 結局、物資供給せぬままに私は帰りますが。
 うん、帰っちゃうんだけど、ごはんは食べなよ。

 って、思うのは、冷たくて薄情なんだろうけど、
 別にこの世界が嫌いじゃなかった私は、
 それもひとつの選択だと思って、背を向ける。]
 

(338) nabe 2017/09/26(Tue) 22時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


[ 私は、帰るのを選んだけど、

 やっぱり、正解不正解とかじゃなくて、
 単純にどちらを選ぶかだと思うので。

 まあ、ただ、ひとつ言えるのは、

 あの屋上もやっぱり、
 誰のものかもわかんないくらい、
 誰にだって穏やかで薄っぺらい場所だから、

 干渉なんてしないから、
 せめてひなたぼっこはしなよ。鬱になるからね。]
 

(339) nabe 2017/09/26(Tue) 22時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


[ 前を向いた私は、いつもとなんにも変わらない、
 のんびりとした声で、扉を前に言う、]

 ──間に合った、ねえ

[ 私の持っていた、一番重い言葉なんて、
 もうさっきお見せしてしまったので、

 きっと、当たり前みたいな一言で、
 かるうく、また足を一歩前へと踏み出す。

 私は、小さい頃からずうっと、
 ちょっとヘンなもも のままだから、
 小さい子みたいに、手を繋いだまんま、

 扉の先、眩い光にちょっぴり驚いて、
 まぶたとてのひらに、ぎゅ っと、力を込め──、*]
 

(340) nabe 2017/09/26(Tue) 22時半頃

【独】 楽器職人 モニカ

/*
とりあえず、ダッシュさせてもらったけども、
こっちの世界でなにか会話とか動きとかあれば、
それはなんかこう、調整してやるので! やらせてください!

ちょっと、明日完全不在人間なので、急ぎ帰還してもおかしくないようにだけ、しときます。
あと、振り返りたかった。せとー

(-351) nabe 2017/09/26(Tue) 22時半頃

【独】 楽器職人 モニカ

/*
あとすみません、wifiの調子が悪いというか、通信量が月上限に迫っていて、危ういので、帰還確定を先にしたかった

(-352) nabe 2017/09/26(Tue) 22時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


[ けいが、マンガのセリフみたいなこと言って、
 小学生みたいに、楽しそうに笑う>>347から、

 ぶらんぶらんと振れた手に、
 つられるように、私は身体を揺らして、
 顔を見上げて、ふふんと上機嫌に笑う。

 ── う。でも、眩しいので、またあとで、ね。*]
 

(372) nabe 2017/09/27(Wed) 00時頃

【人】 楽器職人 モニカ

 ── 2月1日 朝 ──

 ……はっ、

[ がばりと身体を起こした私は、
 なんだかふつうの朝を迎えていた。

 やばっ遅刻! とか思って、
 ああ、いや、登校日は昨日までで──って、

 なんだか、昨日の記憶が妙に遠かった。
 まるで、間にもう1日あったみたい。
 っていうか、あったはずなんだって、
 鮮明になってきた私の記憶は言っている。

 いつもと違わぬベッドの上で、
 私はすこうしの間、首を傾げて、頷く。

 ……ま、いっか。]
 

(373) nabe 2017/09/27(Wed) 00時頃

【人】 楽器職人 モニカ


[ たぶん、夢じゃないから。]
 

(374) nabe 2017/09/27(Wed) 00時頃

【人】 楽器職人 モニカ


[ 夢に知り合いが出てくるなんて、
 それも、なんとなく、ふわっとした誰かじゃなく、
 知ってるっぽい誰かと誰かのごちゃまぜでもなく、
 はっきりとした顔と名前を持つ誰かなんて、
 本当に、いつぶりかわからないくらい久々だったの。

 それに。あの世界が全部、私の夢なら──、

 あんな結末、きっと迎えない。
 ひとりだけじゃ、私の足りない頭だけじゃ、
 絶対たどりつけないエンディングだったの。

 だから、とりあえずはケータイを掴んで、
 けいとゆうに宛てて、メッセージを飛ばした。

 「おいしいもののためなら、
  私の予定はいつでもあいている!」*]
 

(375) nabe 2017/09/27(Wed) 00時頃

【独】 楽器職人 モニカ

/*
じゅうもんじーが、かわいい とっても
せいしゅんじだねえ〜〜〜って、にこにこしてる
ちょっと、明日午前ロル書けそうなので、
〆はそっちに回そう……という結論に至りました
何か降ってきたら、今書く。どうにかする。ので、
ちょっと休憩でのんびり見てます。ねむい……

(-374) nabe 2017/09/27(Wed) 00時頃

【独】 楽器職人 モニカ

/*
んあ、3人のトークみたいな感覚でしたが、どちらでも良いので、ロルのご都合におまかせします!

(-386) nabe 2017/09/27(Wed) 00時半頃

【人】 楽器職人 モニカ


 『 ありあり! ごはんもデザートも、
   おいしいなら、どっちでもよし! 』

[ ゆうの返信に、ふっと笑みを漏らして、]

 『 夢なんて思ってないくせに〜 』

[ 指先からうまれる言葉は、
 からかうような調子。送信。

 あんまりマメに返事をするほうじゃない私も、
 いつもより長い文章>>401に、
 ベッドの上でにんまり笑って、返す。]
 

(407) nabe 2017/09/27(Wed) 21時頃

【人】 楽器職人 モニカ


 『 本番はもうちょっと早めに動こ 』

[ そんな、どうでもいい感じの言葉に込めた、
 わかってるよのサインを投げて、
 枕に埋めた口元は、ふふんと自然に緩んだ。**]

(408) nabe 2017/09/27(Wed) 21時頃

【独】 楽器職人 モニカ

/*
全然大丈夫じゃなかったごめんなさい。これたらあと一撃くらいしたい

(-418) nabe 2017/09/27(Wed) 21時頃

【独】 楽器職人 モニカ

/*
帰ってこれたので、できるとこまで、走ります!

(-462) nabe 2017/09/27(Wed) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

 ── 道の先 の 話 ──

[ 桃果の道は、果てしなく続く。
 それこそ、気が遠くなっちゃうくらいだ。

 ”帰ってきた”桃果は、結局、予定通り。
 流されるがままに生きるはずだった道へと舞い戻り、
 別に、特別理由もなく、やりたいこともなく、
 「受かりそうだから」という理由で選んだ、
 私立大学への進学を決めた。

 倍率が低いからという理由で選んだ学部で、
 たぶん、特に期待もなにもないけれど、
 それなりに楽しく、生きていくのだろう。

 サークルには入ろうとか、
 バイトは楽なやつがいいとか、
 はじめて、自分が何をするのかを考えて、
 考えているうちに、本番の日にたどりつく。]
 

(472) nabe 2017/09/28(Thu) 00時頃

【人】 楽器職人 モニカ

 ── ほんとうの卒業式 ──

[ がらりといめちぇんを果たした姿を見たとき、
 私はたぶん、「おお」とかわいげのない声を上げて、
 それから、ふふんとなぜか得意げに笑う。

 ゆうーって、言って、
 もうきっと座ることもない教室の机から、
 だらしなく机の上に潰れてた私は、カメラを向けた。
 ぱしゃり って、音は騒がしい教室じゃ響かない。
 何気ない表情でも、レンズに向けた顔でも、
 別になんだってよかったけど、私はにへらと笑う。

 当たり前だけど、式典なんてつまらない。
 送辞と答辞に泣く完成もないから、ふわあと大あくび。
 そうやって、私は私で、桃果らしく?
 ふんわりと一日を終えようとして、間際、

 いつか、帰り損なった場所に向かう階段を上った。]
 

(473) nabe 2017/09/28(Thu) 00時頃

【人】 楽器職人 モニカ


[ 帰ってきた先の世界で、
 屋上は私の場所なんかじゃなくて、
 階段の踊り場に、門番さんがいることもない。
 と、と、と と、リズミカルに、
 私は使い古しの上靴の底を鳴らして歩く。

 見慣れた扉に手をかけて、体重をかければ、
 いつかとおんなじように、光が射し込む。

 ── 晴れてよかった って、

 眩しくて、先が見えないくらいの光に、
 私はうんと目を細めた。その先に、誰かがいたかは、
 ……さあ、もう一歩踏み出してのお楽しみ。

 そんな感じ。毎日は穏やかに楽しい。
 だから、死ぬほど苦しくもない私は、
 きっと、その日がくるまで、こうして生きていく。]
 

(474) nabe 2017/09/28(Thu) 00時頃

【人】 楽器職人 モニカ


[ いつか、あなたたちに、私の理由を語れる日まで。*]
 

(475) nabe 2017/09/28(Thu) 00時頃

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