172 ― 恋文 ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
— 喫茶店「ラブ・レター」 —
マスター、ここだけの話だ。 僕にはなりたいものがあった。
(2) 2015/10/22(Thu) 23時頃
|
|
マスターは誰かを好きになったことがあるか? 夜も眠れないほど好きになったことが?
僕は僕自身を恋愛に向く人間と思ったことが無い。 なぜならば僕には決定的なものが欠けていたからなんだ。
(3) 2015/10/22(Thu) 23時頃
|
|
少なくとも僕は僕自身のことを、そう評価していた。 だからやればできると言いながら、一つの事を最後までつらぬくことができなかった。
と、思っていたんだけどね。 どうやら、自己評価に最近ズレが生じてきたんだ。
(4) 2015/10/22(Thu) 23時半頃
|
|
この手紙に返事をするには、もう少し時間がかかるようだよ。
一生一人ぼっちはさびしい、か……。
(5) 2015/10/22(Thu) 23時半頃
|
|
ところでこれを見てくれよマスター、かっこよいと思わないかい? 黒い鹿なんているんだね、初めて知ったよ。
ん?だってこれだけリアルに描かれているんだから、見て描いたに違いないんだろうな。
(6) 2015/10/22(Thu) 23時半頃
|
|
[マスターがあなたに手渡ししたのは、やはり四隅のとんがりがきちりと90度になっている黒い封筒。
中から、一枚の白い便せんが出てくる。 便せんには真っ黒なインクで綴られた、あいもかわらず几帳面な文字が並ぶ。]
(-3) 2015/10/22(Thu) 23時半頃
|
|
--- --- --- ワタヌキさんへ
あなたの絵はたびたびお店で拝見していましたが 椅子の絵もあなたの作品と知り、少々驚きました。 僕は昔、本名をもじって「椅子」と呼ばれていたのですが なんてつまらないあだ名だろうと思っていたものです。
しかし、あなたの描く椅子はとても面白いですね。 いろんな表情があるので、それがなぜだかうれしくもあります。 僕はよく無表情だとも言われるので そう言ってくる人々に、今度からあなたの椅子の絵をみせびらかしたいと思います。
毎日6枚の絵はがきをひがわりで、そして空いた一日には黒い鹿の絵を壁にかけたいと思います。 あなたの絵を壁にかけると、豊かな夢を見ることが出来ます。
石動より --- --- ---
(-4) 2015/10/22(Thu) 23時半頃
|
|
--- --- --- 追記
この間、鹿のいそうな山にのぼりました。 あいにく黒いやつはいませんでしたが、 木々の狭間からつがいの鹿をみたので なんとか写真におさめたので同封します。 --- --- ---
(-5) 2015/10/22(Thu) 23時半頃
|
|
……実は僕も黒い鹿を探しにいってみたけど、いなかった。
(7) 2015/10/22(Thu) 23時半頃
|
|
ところでマスター、あの人はワタヌキ風花って名前なのか? ……ん?ああ、サラダのドレッシングは和風でお願いするよ。
(8) 2015/10/22(Thu) 23時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る