131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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[是を返そうとした少女の動きが止まる。 黒衣を漂う文字が、掻き乱されたように激しく蠢き。 ある記述>>41が少女の眼前の空間と、同時に脳裏に浮かび上がる]
" 絶望と暗闇の中で 不死なる騎士が生にのこされた時 悪魔が断罪の呪いとなりて再臨した。 其は運命にとりのこされた 昏き歪みの復讐者 "
――――なっ!?
[少女は――預言書は驚愕する。 「現在」による「未来」への干渉――《プレゼント・プログレッシヴ》。 それを観測したのは実に、千年ぶりのことであった]
(73) 2014/08/20(Wed) 21時半頃
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[混乱し立ち止まる少女を庇うように、友人が前に立つ。>>42 翅が砕け散る様を、息を呑み見詰めていた。 しかし次の瞬間、その背にあったものは――]
[漆黒の翼]
"かくて妖精は罪を背負い堕天する"
[闇の者の怨念が、クラウディアを吹き飛ばす。 だが、彼女もまたそれで倒れる訳ではなく]
"聖なる者はその力により、六の翼を背に生み出す。 それは、焔、氷、風、大地、光、闇である"
(74) 2014/08/20(Wed) 21時半頃
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"聖なる者が両腕を掲げ――"
[二つの翼ある者の対峙]
"堕天使は第4の音色を奏でる"
[その結末を、少女《預言書》は既に知っている]
……あたしは。
"黒き衣を持つ者は、"
(75) 2014/08/20(Wed) 21時半頃
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――あたしはそんな結末認めない!
「黒き衣を持つ者は、堕天使と共に帰還する」のよ!
[叫んだ所で未来が変わる訳ではない。 それでも、可能性はまだ残されていることを、少女は知っている]
"呪いの矢は盾をかわし、尚も逃げる者を追い立てた。 鏃が狙うはその身ではない、命である"
――矢難の相《フェイズ・デスアロゥ》!
[幾つにも別れた暗黒の球体>>65。 それと対照的に一本の、しかし必中の呪をかけた矢を、クラウディアに向け放った]
(76) 2014/08/20(Wed) 21時半頃
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……貴女にとって。 あたしたちは、踏み台ですらないのね。
[遥かな高みを見据え、ただ人の限界を超えることだけを目指しているかのようなクラウディア>>79に、ぽつりと呟く]
そんなのにくれてやる命なんて……。
[取り囲む五本の十字架。>>80 そして浮かび上がる十二の文字は、黄道十二宮を示していた>>83]
あたし《預言書》の前で「運命」の言葉を口に出すだなんて。 挑発が過ぎるんじゃない?
[軽口を叩きつつも、十二の光条は、先の鏡の術も通用しない巨大な出力を備えたもの。 緊張に汗をかかない少女の身も、背筋が冷える感覚を覚える]
(93) 2014/08/20(Wed) 22時頃
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シーパル、下がって! ……シーパル?
[闇の壁が囲ったのは、シーパルでも二人でもなく――少女のみ]
ちょっと、何よこれ! シーパル、貴女も早くこっちに!
[彼女に向け叫んだけれど、彼女の詠唱は止まらない。 現れたのは7つの魔法陣と――]
シーパル! やめて!!
[命を代償とし地上に出現するという悪魔、Misshandra]
"堕天使はその命を、秘匿されし悪魔に捧げたり"
(94) 2014/08/20(Wed) 22時半頃
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[闇の獣の咆哮>>90が、クラウディアへ向け放たれる。 それは光の翼と茨の翼、二枚を打ち砕くが。>>99 クラウディア自身を砕くより早く、防御魔術により遮られた]
シーパル……!
[動きを止めた獣を、少女はもはや見ていなかった。 闇の障壁を叩き、その向こうのシーパルへ手を伸ばそうとする。 しかしその動きも、新たなる闖入者>>101の声に止まった]
……聖典――ラディエルの書?
[自身と記述は異なるが同様の術。 それがクラウディアへ加護を与えた>>102]
(103) 2014/08/20(Wed) 22時半頃
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あたしは……大丈夫よ。 貴女が護ってくれたから……。
[左胸を押さえるシーパル>>108へ答える。 けれど彼女の唱える一節に首を振った]
そんなこと……!
[闇の障壁が変化し、少女に自由が戻る。 そして少女は、死に瀕してもなお諦めることのない親友の瞳を見た>>110]
(138) 2014/08/20(Wed) 23時頃
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[クラウディアが再び取引を持ち掛ける。>>111 その耳元に親友の囁きも届いて>>113]
シーパル。貴女にだけ教えてあげる。
黒衣の預言書《ドレスコード》は災禍を操る装置、その動力は《希望》。 ……私にとっての希望はなんだと思う?
[命を燃やし尽くしそうな親友にそう囁き返し、小さく微笑む]
わかったわ。 もう自分を犠牲にはしない。 ――貴女のことだって。
[そう言って、眼前の二人へ向き直る]
(140) 2014/08/20(Wed) 23時頃
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[しかし、次の瞬間予想もしないことが起きた。 ラディエルの加護、属性を持たぬものがこちらへも流れてきたのだ>>120]
……どういうこと?
[クラウディア>>122の方を見る。 嘘はないのかもしれない、けれど素直に受け取りがたい言葉であった]
(141) 2014/08/20(Wed) 23時頃
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[魔物の流す涙を、少女は見た。>>146 それはまるで、親友の心を映したかのように]
[クラウディアの提案を拒否して、彼女は戦い続ける。 もう先は長くないと、彼女は言う。>>147 ――それは少女自身も同じだと言っても、彼女を止められはしないのだろう]
シーパル……!
[預言書に見合うとも思えない、少女のちっぽけな願い。 それが親友に、昔のような笑顔を取り戻していた>>148]
……ありがとう。貴女がそう言ってくれて……嬉しい。
[こちらもまた、かつてのように純粋に微笑む。 ――そんな二人に、暗黒の加護が降り注ぐ>>139]
(167) 2014/08/21(Thu) 00時頃
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暗黒神の復活……。 まさか、このタイミングで起こるというの……?
[それは黒衣の預言書《ドレスコード》でも、ほぼ結末に当たる部分ではなかったか。 ――「未来」の記述を先読みし、「現在」へ出現させる預言書の力でも。 それほど大きく記述を動かすことなど、出来はしない]
[聖なる者と天使、動きを止めた二者へシーパルは語り掛ける。 少女は沈黙し、変わりに如何なる事態になろうと動きに迷わぬよう、思考を記述の海に泳がせる]
(168) 2014/08/21(Thu) 00時頃
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[ラディエルが宙へ舞い上がり>>169、クラウディア>>180が転移魔術によって去る]
シーパル、ここから離れましょう。 今の内なら……。
[周囲のざわめきが性質を変じている。 それはレグレシアの街に齎された破壊>>177によるものだろうか。 いずれにしろ、この場に長居する理由はない]
でも、良かった。あの人たちが見逃してくれて。
[ぽつり、シーパルと共に出口へ向かいながら本音を漏らす]
シーパルのこと、どうしようもないのかな。 もしかして……あのお医者さんか薬屋さんなら。
[瘴気をくれた医者と、魔法薬を扱う薬屋。 その二人に会えば、シーパルを救う――否、せめて少しでも命を永らえさせることが出来るのではないかと]
(192) 2014/08/21(Thu) 00時半頃
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それにしても、正典《カノン》の記述がここまで覆されるなんて。 これじゃ本当に――世界が終わっちゃうかも。
[預言者に記された終末《このよの終わり》。 それが訪れるのは今この時ではないはずだが、暗黒神の復活はそれを早めるだけの影響はあるだろう]
それでも、あたし――は―――― くうっ!?
[シーパルの手を握る力を強くし、彼女の方を振り向こうとして。 預言書の帯に戒めるように縛り付けられ、少女は蹲る]
(193) 2014/08/21(Thu) 00時半頃
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――そう、全ては闇に沈み、革命は果たされる。
[次に体を起こした時、少女の瞳はシーパルの方を向いていなかった]
堕天使よ、共に参りましょう。 我らの命を賭し、預言を成就するのです!
[それは、少女の望む未来とは真逆の。 預言に定められた道行きであった**]
(194) 2014/08/21(Thu) 00時半頃
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聖霊術……。
[シーパルの答え>>239に、預言書の指し示す答えは唯一つ。 ――王の錫。 それが聖霊力を増幅する力を持つことを、預言書《王の衣》は知っていた]
あの力があれば……!
[しかし預言に反して暴走する彼が、こちらに手を貸すことなどあり得るのだろうか。 それとも、他にも術の使い手が?]
[いずれにしろ、"少女"の思考はそこで打ち切られる――]
(250) 2014/08/21(Thu) 20時半頃
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[――"預言書"は、傍らの娘の拒絶を耳にした>>240]
私に逆らうのですか、"堕天使"よ。
[手を強く握られ、瞳はようやく彼女の方を向く。 しかしそれは同じ高さであるというのに、何処か見下ろすような眼差しであった]
(251) 2014/08/21(Thu) 20時半頃
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身の程を弁えなさい。 遠き闇の大神殿にて息絶えた者と、こうして再会することが出来た。 それだけで身に余る奇蹟だとは思いませんか?
[堕天使が口にするのは静かな怒り。>>242 しかし預言書は動じることなく。 むしろその怒りすらも威圧するかのように、少女らしからぬ声音を響かせる]
"あの娘"の我儘に付き合うのもここまでです。 この身ももう、長くは持たない。 残された時間で、私の仕事を果たさなくてはならない。
(252) 2014/08/21(Thu) 20時半頃
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[握られた手を振り払い。 数歩行きかけた所で振り返る]
余計な期待を持たぬように教えておきましょう。 黒衣の預言書《ドレスコード》の動力は《希望》。 ――この躰は、憑代の魂が持つ《希望》を燃やして動いている。 そして、全ての《希望》を燃やし尽くした時――憑代もまた、永遠に静止するのです。
[そこでふ、と、デメテルの姿を借りた預言書は笑った]
良質の《燃料》をありがとう。 けれど少しばかり、燃えるのが激しすぎたみたいね。
[そのまま、ふわり、黒のドレスを翻し立ち去ろうとする]
(253) 2014/08/21(Thu) 20時半頃
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ならば、許せとは言いません。 預言書に、人の心は記されない。 全てはあるべき未来のために。
[こちらの言葉に、堕天使>>258が怒りを強め、憎しみを抱こうと。 意に介さぬ様子で、預言書は去っていく]
……無駄な足掻きを。
[最後に口を突いたのは、そんな呟き。 彼女にもまた、残された時間は少ないと、預言書は既に知っている*]
(260) 2014/08/21(Thu) 21時頃
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……さて。
"王がその御声を取り戻せし後。 王の騎士は王を導き、光の外へと逃げ出した>>37"
「王の声」を手にした王と、「王の錫」を携える王の騎士。 ……多少の変動はあれど、預言がここまで進行したと見るのは差し支えないはず。 しかし、彼らは全ての聖具《レガリヤ》を手にすることは叶わなかった。
[万が一の可能性を考え、所在を分けているのか。 それとも聖教団の誰かが手にしているのか。 預言書を見た所で、それらの明確な記述は存在しない]
[だが、預言書は識っている。 聖具《レガリヤ》の中に唯一つ、移動を必要としないものがあるということを]
(277) 2014/08/21(Thu) 22時半頃
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「王の座」
それが存在する場所なんて―― 一つしか考えられないじゃない。
[ここはルンフィア「王」国。 初めの王より連綿と続く歴史、その内に聖具《レガリヤ》の幾つかが持ち出され、或いは遺失しようとも]
[王の座る玉座が、この地より消えたことはない]
(278) 2014/08/21(Thu) 22時半頃
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"王の座は堅牢にして動かず、 王と国とを、如何なる苦難よりも護りたり"
(279) 2014/08/21(Thu) 22時半頃
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それを――……奪う? 否、今は奪わずとも良い。 発動さえ妨害出来れば――後は――
我らの王を玉座へ就けるのみ。
[大聖堂から抜け出し、預言書は駆け出した。 無謀ではあるが、城下の混乱ぶりからすれば一番の好機とも言え。 何より預言書には時間がなかった]
[混乱と悲嘆が信仰により鎮められていく中>>265。 憂鬱を謳う詩人は、この地のもう一つの中心へ向け駆け出していた]
(286) 2014/08/21(Thu) 22時半頃
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― 聖都レグレシア 路地 ―
[人々の隙間を縫うように駆け出した矢先、中空に眩い光球が浮かんだ>>293]
ラディエル……? 鐘楼に誰か居るの?
[翼を広げての対峙。 相手も並の相手ではないと思われた。 見上げた先、その答えを示すものは果たしてあっただろうか]
(300) 2014/08/21(Thu) 23時頃
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……王!
[宙を飛びラディエルへ斬りかかる王の姿>>310を視界に収める]
万が一にも、負けることはないかと思いますが……。
[預言の変動に一抹の不安を覚えつつも、今は自身の目的地を目指すこととする]
(324) 2014/08/22(Fri) 00時頃
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[ルンフィア王国、旧王城。 老朽化した現在では王の居城としての性質は持たず、専ら即位式や、儀式的な性質を持つ行事の時のみ使用されている]
[何時しかその周囲には王城の残骸を越える高さの城壁が築かれ、クロス・オブ・メサイヤ教の兵による厳重な警備が敷かれるようになったが。 「遺跡の管理と保全」という真っ当な理由付けに、疑いを持つ者がいるはずもなかった]
(325) 2014/08/22(Fri) 00時頃
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― 旧王城前 ―
流石にここは警備が厳しいわね……。
[思えば先の大聖堂の騒ぎの中、聖具《レガリヤ》が闇の者の手に渡ったことは、教団幹部には知れているだろう。 ならば聖具《レガリヤ》の在処の警備が厳重になることも、不思議ではない。 とはいえそれがフェイクである可能性も、まだ消えてはいないのだが]
…………。 先のように気配を消すか、それとも……。
[今この場には、自分以外に闇に属する者はいない。 先の王のように、光の者と戦っているのだろうか? 敗走し、どうにか生き延びようとしている者もいるのだろうか]
(347) 2014/08/22(Fri) 00時半頃
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……"地の奥深くより来たる震え、 それは地の上に立つ者をも打ち砕いた"
――地難の相《フェイズ・アース》
[地の底より突き上げる力が、建物に強い振動を与える。 不自然なほど、旧王城の敷地に限定された範囲で]
[影に溶け込まず、敢えて陽動の一手を選んだ理由。 それは預言書にも語られていない]
(348) 2014/08/22(Fri) 00時半頃
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[この時、預言の変動>>342に"少女"が気付いていたなら、取られる行動は変わっていただろうか? ――だが、事実はそうではなく、結果が覆ることもない。 預言書は未来を先取り出来ても、過去を変えることは絶対に出来ないのである]
(358) 2014/08/22(Fri) 01時頃
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