97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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[『きて、チェレスタ』
右手の指で紡ぐ、奏者による求め(コール)。
『僕を、手伝って』
そうして、この鳴り止まない不協和音を塗り替えよう。]
"なにも聞こえなくなったら、そしたら、"
"また一緒に、小川で遊ぼう。"
"木陰で歌をきかせて。"
"楽しい話を、きちんと聴けるから。"
[滅びの詩と触れ合った旋律が、ぱちりと弾けて駒鳥に傷を作る。 朱い涙がまた、一雫。
遠方で最も繊細な天使が上げる悲鳴を聞いて、"かわいそうに、と微笑んだ"]
(321) 2013/10/01(Tue) 23時頃
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"いいこだね、チェレスタ"
(330) 2013/10/01(Tue) 23時頃
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"なにを?"
"楽器は、焉葬するものだよね。"
[当たり前のことだと、言い聞かせる口調で]
"邪魔、しないで?" "僕は、チェレスタを奏でたいんだ。"
(335) 2013/10/01(Tue) 23時半頃
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/*
狼様に誘惑されようと思ったら
狼様を闇堕ちさせる担当になっていました
どうも、おまかせしーきょうです
ほんとうわかってない勢いで走ってるが大丈夫か、
ばら……恋愛推奨……
ごめんあんびぼくにはむずかし
(-104) 2013/10/01(Tue) 23時半頃
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"そうだよ。"
"よく来たね。"
"君を待っていたんだ。"
[>>337やってくる少年姿の楽器を、両手を広げ迎え入れる。]
"僕と奏でよう。"
"僕の声に応えてくれた、たった一つのチェレスタ。"
[>>338叫ぶ音域の一人に、駒鳥は既に視線をくれない。]
(343) 2013/10/02(Wed) 00時頃
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"チェレスタは楽器だよ。"
"ただの楽器よりもずっと幅広く、生きた音を奏でられる、"
"最優の体鳴楽器。"
[ゴートリンゲンは常に人の心に在る。 故に知る。
人と楽器。 魂と肉体。 乖離した存在を創りだしたのもまた、人の欲望(ねがい)なのだから。]
(348) 2013/10/02(Wed) 00時頃
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"僕のたった一つの楽器には、たった一つの名を。"
"イディオ" "第一楽章から、始めよう。"
[新しい名でもって呼び、広げた手指を"鍵盤"へ伸ばした。]
(350) 2013/10/02(Wed) 00時頃
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"カレン?"
[>>340呼ばれただろうか、と。 雛が首を傾け、青年を見る。]
"……ごめんね、今の、よく聞こえなかった。" "待っていてね。"
"静かにしたら、ちゃんと、きみの声を聞くから。"
[嘘ではない。 間違っていたけれど。
聞こえているけれど、理解まで届いていない。]
(356) 2013/10/02(Wed) 00時頃
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/* あれ?
あれ?
っ24h更新かーー!!????!?
(-108) 2013/10/02(Wed) 00時頃
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/* あれ あれ、48……あ、そうか昨日僕がほとんど あーーーーー!!
(-109) 2013/10/02(Wed) 00時頃
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/* はっおすかー たいみんぐ
ひい!
(-111) 2013/10/02(Wed) 00時頃
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/* イディオ
体鳴楽器 = いでぃおふぉーん らしいので
さくっと。
(-112) 2013/10/02(Wed) 00時頃
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"世界の嘘にまみれた雑音を、イディオと僕で塗り替えよう。"
[謳い始めるは狂想曲。
本来は一人で囀れるはずだった駒鳥。 そのままでいれば、謳うは協奏曲だったのだけれど。
" 僕は、虚構しか囀れない "
裡に鳴り続ける異音の正体に気付きまではしなくとも、不穏なものは感じ取っていた少年が、自分にかけ続けていた言い聞かせという名の楔。 幼い頃から繰り返したそれが、少年の身体で響くゴートリンゲンを阻害する。]
(361) 2013/10/02(Wed) 00時半頃
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/* なんで僕はCなのにラスボス奪いかねん動きしかできてないんや。
(-113) 2013/10/02(Wed) 00時半頃
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/* カレンをおとすためにぼくができるのは吊りセットくらいだけど いーしゅがいーしゅで
>何人たりとも
ふらぐ
(-114) 2013/10/02(Wed) 00時半頃
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[
切望と渇欲のCapriccio
第一楽章
]
(365) 2013/10/02(Wed) 00時半頃
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[災い来たりて鍵盤を叩く。
滅びを前に、人々は大騒ぎ。
奏で始めたその指が、]
" ん "
[数拍、揺らいだ。 >>347呼ばれた、気がして。]
(367) 2013/10/02(Wed) 00時半頃
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/* こんだけ壊れたのを前にして止めない守護者
あんまり護らない系……★
(-115) 2013/10/02(Wed) 00時半頃
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/* よばれてとびでてろびんちゃん!
(-116) 2013/10/02(Wed) 00時半頃
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/* とびでていいの?
飛び出る効果音どぴゅっとかだったから僕は眠たい
(-118) 2013/10/02(Wed) 00時半頃
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/* ★
(展開迷子)
(Cなんです)
(どうやってしのう)
(-119) 2013/10/02(Wed) 00時半頃
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[ ロバート ]
[ ロビン ]
(*4) 2013/10/02(Wed) 00時半頃
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/* じゅもんがちがうふいた
ふい
wwwwwww
(-120) 2013/10/02(Wed) 01時頃
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"違うよ。"
"違わないよ。"
[嘘であり、本当であり、]
"僕はロバート"
" 君は? "
[>>369名を呼ぶ声を聞き取って、問いかける。]
(373) 2013/10/02(Wed) 01時頃
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[数拍止まった奏では、その異変調子すら"大騒ぎ"の一端と変えた。
自由に。自由に。 規則も法則も理論も討論も無用で不要で無関係。
鈍色の謡いは>>344誇りある封じの譜面と触れ合い、絡め逢う。]
"始原の音律《コール》……?"
[北天の獣の黒を赤目に写し、繰り返すも鳥は、黒が示す意味を理解しない。]
" カレンも一緒に、奏でてくれる? "
[始まる滅びに嬉しげに笑い、イディオと名づけたチェレスタを"奏ずる。"]
(379) 2013/10/02(Wed) 01時頃
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["聴こえる"ものなら"見える"だろう。
千切れ行く命の天鵞絨を身に纏い、 朱い涙を流しながら、切望を奏でる、その姿。
壊れ行く命の小さな断末魔を束ねて起こる、 悲しいほどに大きな絶叫曲。
真円を入り口に倫敦へ広がろうとしたものはいずれ獣が齎す森の終わりに塞がれるが、幸いか不幸か、入り口はもうひとつ作られた。]
[暖かな大気と混ざり合う冷えた空気のように、 融け合う音がそちらを目指すは道理。 指揮存在たちの居る方へ、"奏で"は奔り、伸びてゆく。]
(382) 2013/10/02(Wed) 01時頃
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" とめて "
(*5) 2013/10/02(Wed) 01時頃
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" 僕は "
(*6) 2013/10/02(Wed) 01時頃
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[カレンも一緒だ、と、喜び勇んで"馬鹿騒ぎ"。 かき鳴らし打ち鳴らし、"イディオ"が感じた違和さえ飲み込ませ。
7拍。
3拍。
この森が終わるなら、大樹にいた彼は。
帰結が想像できるくらいの思考は、音に塗りつぶされた鳥には。]
(385) 2013/10/02(Wed) 01時頃
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[>>383聞き慣れた、懐かしい声がする。 その愛称で笑いかける相手はもう、殆どいない。]
" わから"
[だから駒鳥は首を横に振り、]
( ぁ )
[開きかけた唇は形をなす前に閉じた。**]
(386) 2013/10/02(Wed) 01時頃
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