282 【突発R18】魔女達のハロウィン
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[沙羅の言葉に、息を飲む。 真紅の瞳を見開き、沙羅の顔を見つめた。]
……、
[寂しい思い、か。 ずっと自分は寂しかったのだろうか。
――眠りにつきながら、本を読みながら、その想いを少しでも封じようとしていたのを、本当は自覚している。
沙羅はそれに気付いている。 長いとは言えない触れ合いの中で、自分の心はこんなにも読み取られてしまった。]
沙羅は、すごいわね。
[ポツリと呟く。 身体だけでなく、じんわりと心が熱い。]
(-91) 2020/10/22(Thu) 20時頃
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[彼女が本当に自分より長生きできると安心したわけではなかった。 長命な吸血鬼は、確かな力を持つ魔女が亡くなるのを何度も見送ったことがあるからだ。
でも、沙羅の言葉は強い力を帯びていた。 夜の月のように明るく、星のように煌めいていて。
信じてみたいと、願った。]
ありがとう、沙羅。
[もし彼女が先に逝くのなら。 どんなに辛かろうと、この言葉をくれた彼女の傍にいて見送りたい――それは言葉にはしないけれど。]
(-92) 2020/10/22(Thu) 20時頃
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ね、沙羅。 約束しましょうか。
[魔女や吸血鬼の契約なんてものではなく。 思案してから、小指を差し出してみる。
何かの本で、こうやって約束ごとをすると読んだ。 沙羅は知ってる?と首を傾げて。*]
(-93) 2020/10/22(Thu) 20時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/22(Thu) 20時半頃
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ゆびきり、げんまん……
[沙羅に倣って異国の調べをうたう。 西洋の館、寝室にひっそり響くふたり分の歌声は、とても耳に優しく感じられた。]
意外と恐ろしい歌詞なのね。
[まあ、昔ながらのもの、といえばよくある事か。 彼女の着物をふと見下ろす。 かつて居たのだろう沙羅の故郷を想像し、いつか話を聞いてみたいと思った。
繋ぎあった小指を揺らし、微笑んだ。*]
(-105) 2020/10/22(Thu) 21時半頃
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――沙羅と――
[幾つか彼女と囁くように言葉を交わし。 珍しく、心から嬉しそうに、何度か笑みを浮かべて。
大切そうに自分の小指を見つめ。 もう片方の手で包み込む。
それから、ああ、と少し慌てたように。]
沙羅、寒くはない?
[剥き出しの肩に、今の季節を思い出し。 自分は寒さに強いけれど彼女はそうではないのではないかと、心配そうに問いかける。 これはリリスには良く見せる、過保護な一面というやつかもしれない。*]
(*15) 2020/10/22(Thu) 22時頃
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――沙羅と――
あら、
[沙羅のおねだりに苦笑して。]
随分、甘えたさんね。
[着物を拾い上げ、一応肩にかけて。 そっと抱き寄せるとくすくすと笑みをこぼした。]
寝かしつけてあげましょうか。
[なんて冗談っぽく。 吸血鬼の力を使えば本当の意味で可能なのだが、まさかするつもりはなく、赤い瞳を煌めかせるのみ。
小声でこの国の子守唄を口ずさんでみる。*]
(*17) 2020/10/22(Thu) 22時半頃
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ずっと沙羅さん独り占めしてしまってますが、大丈夫なのかなと少し心配しつつ…… ミタシュさんとはやりとりされてるっぽいか!
一度ホールとかに行ってみようかな。
ミッシェルさんとリーさんは秘話でやり取りされてると予想しつつ… 秘話あると皆さんの現在位置がすぐ分からなくなるw 私の把握能力が足りない…
(-116) 2020/10/22(Thu) 23時半頃
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――沙羅と――
[魔女とはいえ、吸血鬼とは身体の作りが違うのだろう。 沙羅は疲れていたのか眠りに落ちようとしている。
沙羅は、これまで先輩魔女として、後輩を甘えさせる方が多かったのかもしれない。 リリスに対してもきっとお姉さんだったのだろう。 ならば自分の前でくらい甘えて欲しい。
彼女の呼吸が深くなるまでは抱き寄せたままで。 それから起こしてしまわぬよう気をつけながら、沙羅の身体をベッドに横たわらせ、頭をきちんと枕に乗せてあげよう。 自分は傍に座ったまま、柔らかな髪を撫でる。]
いい夜ね。 月が綺麗……後で蜂蜜酒をいただきにいきましょうか。
[囁くように独り言を。
満たされた穏やかな気持ちで、小さく笑った。**]
(*19) 2020/10/23(Fri) 00時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/23(Fri) 00時半頃
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寝室だけじゃなくて、 ……今度、私の家でお茶会もいいかしら。
沙羅の故郷の童話のお話、聞かせてね。
[なんだか心が浮き立っている。 これは、ワクワクする、というものか。 自分が妙に若返ってしまったような気がして、なんだか恥ずかしくなってしまう。
さて、沙羅は寝てしまっているか。 ならば後ほど家への招待の話はしよう。]
リリスにきちんと説明しておかないと、ずるいとかなんとか言われてしまいそうねぇ……。
[3人で、というのも悪くないかもしれないが。 まずは2人で、がいいものね。*]
(-140) 2020/10/23(Fri) 07時半頃
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――夜更け――
[沙羅との時間を過ごした後。 彼女が眠っていたとして黙って1人にするつもりはないから、幾つか会話をしてか――ホールまで降りてくる。
黒いドレスにショールを纏い、目的の蜂蜜酒のグラスをいただいて、ゆるりと辺りを見回した。 自分が部屋にこもっている間に何かあったろうか。 ついリリスの保護者をしている時の癖で、何食わぬ顔で人々の会話を耳に拾い上げていく。]
……、
[なんでも、魔女ふたりの触れ合いが凄かった、とか。 そばの男性同士が興奮気味に語っている。
片方はミッシェルのことのようだが、片方は聴き慣れない名だ――ああ、あの小さな魔女さんか。 初めて訪れたらしいのに大したものだ。 ミッシェルは身体の変化を促す魔法薬が得意なはずだ、さぞ観衆の興味を引くことになったに違いない。 リリスがいたなら我先にと戯れに行ったことだろう。 自分でも様子が気になるくらいだから。]
(24) 2020/10/23(Fri) 08時頃
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そういえば……。
[リリスがミッシェルに惚れ薬を依頼したいと言っていたのを思い出す。 自分でどうにかしろ、と思わなくもないが。 それほどミッシェルの薬は信用されているのだろう。
沙羅はどんな魔法が得意なのかな、と今更思う。 言われてみれば、自分は魔女というものにそこまで詳しくはないのだと自覚する。 これから知っていこう、と珍しく前向きに。]
ええと、……。
[暫くお酒を楽しみながら、ふと探すのは。 宴の始まりに言葉を交わした魔獣のリーだった。
牙を見てみたいのも、彼の血の味が気になるのも本心だったけれど、この時間なら誰かと一緒かもしれない。 もしそうなら邪魔してしまうつもりはなく――呼ぶのではなく、静かに姿が見えないか、視線を巡らせた。**]
(25) 2020/10/23(Fri) 08時頃
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/*
迷いに迷って、リーさん探すロールを投下。
今更かよって思われたらすみません。 こういうのタイミングが難しい……。 でも折角宴の始まりであのような会話をさせていただいたので、こちらから切っ掛けは作りたく……。
うーん、でも今他の方と居そうである。 動きを制限しにくいようにはしたつもり……!
(-141) 2020/10/23(Fri) 08時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/23(Fri) 08時頃
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/*
フェルゼさんがまた…!
フェルゼさんのキャラクター好きだなぁ。
(-142) 2020/10/23(Fri) 13時頃
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[此方へ注がれる視線に気づき振り返る。 すると、そこには件の魔獣の姿>>29があった。]
ああ、リー。いたのね。
[ゆっくりと歩を進め、近づく。 そばに寄れば、酒に酔っているだけではないだろう浮かれた様子を察することができた。 こちらもグラスを片手に持ち、話しかける。]
宴は楽しんでいるようね。 お相手は魔女さん?
[ふんわりと、特に問いただす意図はなく。
こちらは宴の始まりとは違う黒のドレスに着替えており、見えるようになった首筋には赤い印が咲いている。 それがなくとも、魔獣である彼の鼻には、先程まで自分が誰かといたことなんて丸分かりかもしれないが。*]
(30) 2020/10/23(Fri) 19時頃
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[ベッドから幻のように居なくなるのは、吸血鬼としてなら、当然のように良くやることだけれど。 沙羅と共にいたのは単に食事のためではないから。 彼女が目覚めた時、きちんと瞳に映る場所に在った。]
おはよう、沙羅。 といってもまだ夜中ね。
[リリスについては此方も同じような笑みを浮かべて、その方が良さそうね、と視線を交わす。]
沙羅が住んでいる場所は、ここから遠いのかしら。 私の家は結構近いのだけれど……沙羅もミッシェルのように箒にのって飛んだりするの?
[思いついたように問うてみる。 純粋に興味が湧いて、少しワクワクしたように。
寝起きの時間はゆっくりと。 沙羅と話しながら、過ごそうと思った。*]
(-155) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
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/*
着物で箒は難しいかしら、と思いましたが。 ふと幽遊白書のぼたんが思い浮かんで、着物の裾をなびかせて箒に横座りも可愛らしいだろうなぁとなりました。
沙羅さん、実年齢、いくつくらいなんでしょうね。
(-154) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
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/*
フェルゼさんに今年渡す本は何が良いかなとずっとぼんやり考えているのですが、小説の選択が1番難しいです。
まず最初にロミジュリというのも不味かった気はするw
ハリポタとかも案外良いのでは……魔法使いがでてきてとっつきやすいだろうし……友情恋愛ドロドロ全部あるし……(
(-156) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
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/*
感情の部分は無垢なところがあって、子供のようなものでもあると思うので、童話も良いかもしれないなぁ。
(-157) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/23(Fri) 21時頃
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[首筋に触れられる寸前。 ひたりとリーの瞳を見据えるが、彼に自分を害する気持ちがなさそうであれば、そのまま。]
ええ、とても。
[隠すことなく、柔らかく微笑む。]
もう血は少しいただいたのだけれど……1人からそんなに多く飲むのはやめにしているものだから。 実は、まだまだ喉が乾いてはいるの。
[少し飢えを満たしたら、余計に乾きを自覚してしまうというのはよくあることだ。 困ったような眉を寄せてから。]
貴方はもう満足しているかしら。
[首を傾げた。*]
(32) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
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魔獣の血というものにも、興味があるわ。 人間以外のものってあまり飲んだことがないの。
[興味深げに。 そして唇からチラリと牙を見せる。]
貴方は私に何を求めるかは分からないけれど……。
[特に不安がるでもなく、伺うように瞳を見つめた。]
(-162) 2020/10/23(Fri) 21時半頃
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[式神を不思議そうに眺める。 これが東国の魔法の杖のようなものだろうか。 手渡されれば、振ってみたり裏返してみたりして。]
え、転移の目印ってことは、
[ここに来るってことよね、と確認する前に、沙羅の身体は自分の腕の中に現れていた。 正直、少し驚いてしまった。 得意げな笑みがなんだか眩しい。]
とても便利な魔法ね。 では今度、私の館にも印をつけてもらいましょう。
吸血鬼は本当に様々なの。 私も一応蝙蝠に変身して飛ぶことはできるわ。 ずっとしていないから、もう感覚が鈍って、気を付けないと墜落するかもしれないけれど。
[のんびりと人間と同じように馬車などで移動する方が好きで、ここに来る時もそうしている、と。*]
(-164) 2020/10/23(Fri) 22時頃
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[獣の牙は大きく、力強く見えた。 きっと肉を引き裂き噛みちぎるためのもの――人間の肌を穿ち血をすする吸血鬼のものとはまるで違う。
ぞくり、と背筋を這い上がったのは。 恐れではなかった気がした。]
食堂は……流石に皆のお邪魔かなとは思うけれど。
[血の匂いを撒き散らすには。 リーにお任せすればどこに行くことになるのか――ちょっと気になって、委ねてみることにする。 人気のない場所ならばどこでも良くはあった。]
(-166) 2020/10/23(Fri) 22時半頃
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リー、エスコートしてくださる?
[そういうタイプではなさそうな気もするが。 悪戯げに、そう微笑んで。
着いた先では隠すことなく牙を晒そう。 魔獣の前ではなんの遠慮もすることはなく、真紅の瞳を爛々と煌めかせ、人外の姿でリーの首筋を指でなぞり。
お先にいいのかしら?と。 妖しく微笑んでみせた。*]
(-167) 2020/10/23(Fri) 22時半頃
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/*
客室に誘ってもよかったけれど、リーさんならどこに行くのかなって気になってしまって無茶振りしましたすみません。
なんなら食堂でも大丈夫ですよ!(ここで言うな
(-168) 2020/10/23(Fri) 22時半頃
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[腕を引っ張られても気にはしない。 階段下のスペースは西洋の立派な屋敷に相応しく、薄暗かったろうが――自分たちにはむしろお似合いだ。
エスコートに、ありがとう、と。 そうして。]
リー、私の牙、味わってね?
[向かい合わせ、リーの瞳を見つめてから。 ゆっくりと彼の首筋に、まるで口付けるかのように顔を寄せたかと思えば、一息に牙を突き立てる。
人間よりも皮膚はきっと丈夫だろう。 彼が拒絶していないせいもあるだろうけれど、長く生きた自分の牙は容易くそれを貫く。]
(-178) 2020/10/23(Fri) 23時半頃
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[溢れた熱い血は、濃く、野性味を感じさせた。 確かに美味なそれは、どこか舌に痺れるような感覚を起こさせ、喉を滑り落ちて体内へと染み渡っていく。]
ん、ん……っ、
[こくり、飲み干す。
暫くの食事の時間がすぎ、終わる。 遠慮しなかったせいでまあまあの量を飲んでしまった気がするが、リーの様子はどうだったか。
顔を上げれば、顎まで一筋の赤が伝った。]
ごちそうさま。
[美味しかったわ、と微笑む。
さあ次は貴方の番とばかりに、無防備にリーの前に立ったまま、口元を少し雑に指先で拭おうか。*]
(-180) 2020/10/23(Fri) 23時半頃
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これ、私が持っていていいの?
[一見ただの紙に見える。 けれど注視すれば、何らかの力が込められていることは分かるのだろうか。 少し思案した後、丁寧に折りたたんで掌に置き、ふっと息を吹きかければ――紙はふわりと消えていく。]
折角だから、私が持っていましょう。 家では大切にしまっておくのもいいけれど。
[マーキング、という沙羅の考えはまさか読み取れないが、上目遣いはなんだか狡い気がすると思いつつ。 自分は多分、とても彼女に弱い。]
蝙蝠も便利といえば便利なのだけれどね。 最近私も歳のせいか、のんびりになってしまって……。
[若い頃も大した変わらないテンションだった気もするが、多少は目を外すこともあったっけ。 間違いなくリリスほどではないが。]
(-184) 2020/10/24(Sat) 00時頃
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沙羅を見習って、もう少し若く……。
[若返りの薬って例えば効くのだろうか。 沙羅なら作れてもおかしくなさそうだが。]
ふふ。 こういうなんてことない会話も、いいものね。
最近はずっと、1人で本を読むばかりだったから。
[安らいだ表情が浮かんでいる。*]
(-185) 2020/10/24(Sat) 00時頃
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[ふたたび手首を掴まれる。 先ほどとは違い、エスコートする為ではなく。
どこか噛まれるかと内心覚悟していれば、予想とは違い、唇を触れ合わせられて目が見開く。 抵抗はしないが、微かな驚きは伝わったかもしれない。]
ん、ぅ、……ぁ、
[舌の侵入を許し、目を閉じる。 リーには自身の血の味が伝わるだろうか。 牙はまだしまっていない。 もしかしたら、彼の舌を傷つけてしまうかもしれなかった。
血の酔いから上気した目元を染め、リーが満足するまで離れようとはしないつもりで。 息継ぎの間に身を震わせた。*]
(-198) 2020/10/24(Sat) 00時半頃
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では、言わないでおくわね。 沙羅の年齢もシークレットにしておきましょう。
[苦笑して。 実際、詳細にと言われると、長く寝ていた期間もあるのでハッキリと分からないなんてことはある。 まぁ、女性に秘密はつきもの、ということで。]
最近は、そうね……。 あ、魔法使いが沢山出てくる本を読んだわ。
人間界では映画にもなったそうよ。 主人公たちは魔法学校に通っていてね――、
[実際、そんなものがあるのかどうか。 おかしげに話して聞かせよう。
沙羅は本を読む?と問い返せば、どんな返事がくるのかを楽しみにしながら。*]
(-201) 2020/10/24(Sat) 00時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2020/10/24(Sat) 00時半頃
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