24 ロスト・バタフライ
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管理人がいるんだ。
うん、行こうかな。どうせ僕は、
[そこで、言葉を切る。 何を言おうとしたのかは、忘れてしまった。 しばらく考えあぐねてまた口を開く。一番適切な言葉を、当てはめて。]
そうだな、僕は急ぐ理由を失くしてしまったし。 君はここにしばらくいるの?なら付いていても面白いかもしれないな。
僕は、ノックス。 たぶん、ファミリーネームだと思う。ノックスと、呼ばれていた気がする。 名前、ファーストネームのほうは…
(284) 2011/01/26(Wed) 01時頃
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…うん、これも思い出せない。
[にへら、と笑って。 さて自分が払った代償があるのなら、どちらなのだろう。 預かった荷物か、それとも名前か。 確認する術もなく、今は目の前の少年に身をゆだねることにした。 彼が小屋に向かうなら、自分も付いていくだろう。]
(285) 2011/01/26(Wed) 01時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2011/01/26(Wed) 01時頃
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― 墓地 ―
[乳白色の霧の向こうで、誰かの話し声が聞えた様な気がしました。 初めて聞いた人の声に、わたくしも声を掛けようと口を開きます]
――……っ?
[どういう、事なのでしょう。 わたくしの唇から洩れるのは、無声の音。
ひゅーひゅーと、まるで風のような音が喉を震わせます]
(286) 2011/01/26(Wed) 01時頃
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[突然声を失ってしまい、思わず喉を押さえました。 あ…と声を出そうとして]
――…あ。
[唇から漏れる、声]
どうし、て……?
[さっきは全然出なかったのに、どういう事なのでしょう? この不思議な現象に、数度眸を瞬かせました]
(287) 2011/01/26(Wed) 01時頃
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[突然声が出なくなると言う不思議な現象に首を傾げているうちに、 どうやら話し声の主たちは何処か遠くへと行ってしまったのでしょう。 墓地にはまた静寂が残りました]
…………。
[寂寥感に、眸の端には涙の粒が浮かびます。 ぐすっと鼻を鳴らして。誰もいない墓地に残るのは、 啜り泣く女が一人――]
(288) 2011/01/26(Wed) 01時頃
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/*基本的にみんなとすれ違いになっちゃいそうだなぁ。
深夜更新の村って難しいよね。いや昼間の用事に響かないのは助かるんだけど。*/
(-37) 2011/01/26(Wed) 01時頃
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/* ちょw
12人w嬉しい誤算w
廃村になった夢まで見たのよ……。 わあいわああい!!
(-38) 2011/01/26(Wed) 01時頃
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あ、サッカー勝ってる。
(-39) 2011/01/26(Wed) 01時頃
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よろしく、ノックス。 僕はフィリップ・ヘイズ。
[名乗り返せばアイリスも名乗るだろうか]
代償は痛みがあるらしいよ。
[途切れた言葉と、おつかいと。思い出せないらしき名前。 そのうち思い出すと安易にも言えず、知ることを伝えるだけ]
顔を見せたら軽く酒でも飲んで帰る予定だったんだけどね。
[視線で向かう先を示して、歩き始める前に彼の顔を見た]
どうせ。なんて、言ったらだめだよ。
(289) 2011/01/26(Wed) 01時頃
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帰り道は、墓守の姉妹が教えて下さると言う事です 会いたい方に会い、やるべき事が終ったら 早いうちに、ここから出る事をおすすめ致します
もっと大事な物を、失うよりも早く
死者の安眠の邪魔をすると、怒られてしまいそうでしょう?
[私がそう語ると、外からすすり泣く声が反響し、響きます]
ほら、死者も泣いていらっしゃる
[冗談のようにそう言った後、霧の向こうを見。深く息を吐きました。まったく、私は…――――]
怖い死霊だと困ります、確認に参りますから すぐ戻ります、ここを動かないように
(290) 2011/01/26(Wed) 01時頃
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―― 墓地/鮮やかな鳥 ――
[コリーンは声のする方に気を取られているようだ。 こちらに気づかぬ様子に鳥はくるくる首を傾げる>>221]
[チャチャチャ…] [微かな爪音立てて墓石の上をうろうろとしながら、 すすり泣いてしまった彼女の近くに居ていいのか、 鳥は鳥なりに迷っているようだった]
(291) 2011/01/26(Wed) 01時頃
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[ちらりと咎められた言葉に、きょとり。 目を瞬かせてから、緩くにへらと笑って。]
そうだね。 卑屈な言葉はよくない。
[自分の立場のせいだろう、普段使いがちではあるけれど。]
痛みなら、大丈夫。 僕、鈍いってよく言われるんだ。
[笑いながらそう言って。 彼が続けた『つもり"だった"』という言葉には気づかない。**]
(292) 2011/01/26(Wed) 01時半頃
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/* あぶね。 コリーン拾うとこだった。
発言削除したけどこれ後で見えるんだっけ*/
(-40) 2011/01/26(Wed) 01時半頃
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[何かが擦れるようなそんな音に、泣いた顔を上げます。 薄紅色の眸が捉えるのは、鮮やかな彩をした一羽の鳥]
きみ、心配して、くれているの……?
[濡れた声で話しかけます。 今度はちゃんと声が出た事にほっとして、そっとその鳥へと手を差しだしました]
(293) 2011/01/26(Wed) 01時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/01/26(Wed) 01時半頃
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―― 墓地/鮮やかな鳥 ――
コンニチワ、 ゲンキ ゲンキ。
[くるくる首傾げ鳥はかたことに喋る。 差し伸べられた手、くちばしで軽くつついて それから額をぐりぐり押し付けた]
(294) 2011/01/26(Wed) 01時半頃
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──墓地──
[たったか、たったかと、足音だけが霧の中を横切る。]
[静寂の中に増えた足音はぐるぐる。 霧の深い墓地を回る。]
[ぺちぺち。ぺたぺた。
ときどきに足音、立ち止まっては、 冷たい墓石を、手のひらが叩く音。]
(295) 2011/01/26(Wed) 01時半頃
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/* えーっとw 妹はあの後どうしたのかしら。 私の後をついてきたのかしら。
どうしようかしら。
(-41) 2011/01/26(Wed) 01時半頃
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お?
[少年が物珍しげに指で確認していた墓石の名前から はたり。と鳥の爪音に気づくか顔を上げて]
ねえねえ、誰? 誰かいるの?
[霧にまぎれて泣く声の方。 風景に似合わず、泣く声に似合わぬ子どもの声が尋ねかけ たかたか、軽い足音そちらに近づいていく。]
(296) 2011/01/26(Wed) 01時半頃
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[押し当てる鳥の額をそっと撫でます。 此処に気が付いてから、初めて感じる温もりに、またじわりと涙が出そうになって、わたくしは慌ててぐすっと鼻を啜りました]
元気……。ええ、君がいてくれるから、元気よ。 ありがとう……。
[そう微笑もうとして、何かを叩くような。 そんな音が聞こえて、ふるりと身体を震わせました。
鳥が嫌がらないのであれば、ぎゅっとその身体を抱きしめようとするでしょう]
(297) 2011/01/26(Wed) 01時半頃
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この状況で面白いと言えるのは中々才能だと思うよ。
[皮肉の色込めずそう言って苦笑する]
そっか。 痛くないほうが、逆に心配ではあるんだけどね。 苦しくないならそれに越したことはないなぁ
[行こうか。二人へ先を促して。 ひとまずは姉妹の小屋へと向かうも間が悪く不在のようだった]
待っていれば、戻るだろうけど…そうだな。 その前にもうひとつ小屋があるからそっちへ寄ってみようか。 僕の他にも何人か居てね。君らは他に誰かと会ったかな?
[まだ誰もと聞けば、落ちかける視線留めて頷く]
彼らが戻っているかもしれないし、 途中で彼女らに会うかもしれないし、一度案内しておくよ。
(298) 2011/01/26(Wed) 01時半頃
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[子供の高く軽い声が聞こえます。 なんだ、子供か…と胸を撫で下ろし、そちらへと視線を投げました。
ええ、居るわ。 あなたは、だぁれ――?
そう尋ねようとして口を開くけれども、 唇から洩れるのは、またひゅーひゅーと言う風の音だけ……]
(299) 2011/01/26(Wed) 01時半頃
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―― 墓地付近 ――
死者の泣き声が止まってしまった
[すすり泣く声を頼りに、墓地の近くに参りました。ですが片耳の身、正しい位置はわからずに。しかも、声が止まり、辿り着く事その物が困難で御座います。]
まったく、私とした事が 失態だ
蝶々君、また案内を頼むよ
[蝶は、ひらひら、舞い踊ります。もし相手に蝶が見えたなら、私が近くにいると言う事で御座います。]
(300) 2011/01/26(Wed) 01時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2011/01/26(Wed) 01時半頃
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―― 墓地/鮮やかな鳥 ――
[撫でられうっとりする鳥の目。 軽い撫で方で物足りないのか、小さな温もりでぐいぐいと手を押し返した]
ゲンキ ゲンキ アリガトウ コンニチワ
[鳥も物音に気づき小首を傾げる]
ルスデス ルスデスヨ …グェ
[答える声。不意に抱きしめられて喘いだ。 嫌がらないというよりは人の力に抵抗できずなすがまま]
(301) 2011/01/26(Wed) 01時半頃
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―― 回想・湖のほとり ――
[去り際、ロビンから差し出された紫のミサンガ。 不思議そうに瞬いた。 昔――未だ妹と出会う前、若かった町娘だった頃に ミサンガのおまじないは聞いたことがある。]
ありがとう…――
[ロビンに僅かに目を細めて見せ、それを受け取った。 小屋に戻ろうかと思ったが、 空気がいつになくざわめく。 もう一寸、人を探しにこの足を動かすべきかと思案した。]
(302) 2011/01/26(Wed) 01時半頃
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[さっきまではちゃんと音になっていたのに。 声はまた無声となって、唇はただ風を運びます]
…………。
[どうして、と。 腕の中の鳥を抱きしめて、じわりと浮かぶ涙と共に、心まで泣き濡れてしまうのでした]
(303) 2011/01/26(Wed) 02時頃
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風?
[耳は悪くないのか、聞こえる声にこてん。と首を傾げる。 足は止めずに歩いていけば、そのうち、 喋れぬ霧の向こうの人の目にも、 くすんだ赤錆色の髪が霧の向こうに見えるだろうか。]
ありゃん。風── じゃないっか、 だって、おいらにも見えるみたい。
[色を持った鳥と、女の姿、見つけられば、 ぱあ。っと嬉しそうに笑顔を浮かべる。 ──相手の表情が、たとえ、どんなものでも。]
(304) 2011/01/26(Wed) 02時頃
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[鳥を両手に抱いたまま、乳白色の霧の向こうから現れる子供の姿。 常ならば、きっとあの嬉しそうに笑う笑顔につられるようにわたくしも微笑んでいたでしょう。 でも、今は突然声が出なくなると言う現象に心はすっかりと打ちひしがれて。 ぐす…っと、涙が一つ。薄紅色の眸から零れ落ちました]
(305) 2011/01/26(Wed) 02時頃
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/* ろびんは本当にうまいなぁ すごいなぁ 一人称ト書きしたことないけど、これはすごい参考になります。
(-42) 2011/01/26(Wed) 02時頃
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──回想・古びた花壇──
……
[姉やロビンらと別れ一人向かった先は 姉妹が住まう小屋からやや離れた位置に在る花壇。 白闇の中に佇む幽鬼は]
―――、こんにちは
[一つとして咲く華の無い古びた花壇に向かい、 微笑を浮かべながら挨拶した。
桶から手で水を掬い、長い時間を使って 桶の半分程の水を土にかけていく]
──回想・了──
(306) 2011/01/26(Wed) 02時頃
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