270 「 」に至る病
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[こつり、こつり 際奥を突かれるたび、身体が跳ねる。
彼の云う"好き"がそのたびに 自分の中へ刻み付けられていく。
ずるい。と、唇を動かしても声はでない 短い悲鳴のような息が唇の端から漏れるだけ。 互いの距離がより近づいたなら 引き寄せようと、精一杯彼へと手を伸ばし]
……うれしい
[触れ合った箇所から溶けていく 求めれば求めるほど、溺れていく]
(-363) pearlkun 2019/10/15(Tue) 20時半頃
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[絡めあった視線も、合わさる唇も 吐息すら、どちらのものかもうわからなくて 互いの境目がなくなっていく感覚に 同じように微笑みを]
……物語の幕が下りても それならば……
[最後の一ページは切り取ってしまおうか
まだ物語が続いているのだと思わせるように 終わりの時が来たなら、どこかへ姿を消して 何処へも行けない"今"がずっと続くように]
(-364) pearlkun 2019/10/15(Tue) 20時半頃
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[浴室を満たしていた声が消えていく 後に残るのは水音と互いの息だけ。 それでも貰った言葉は 印のように心に焼き付いていく。
急速に早くなっていく腰の動き 与えられる言葉が、熱が、快楽が ただ嬉しくて、悦しくて、悦しくて]
あっ……ジャーディン 私、もう……────ッ
[終わりが近づく予感に頤を反らせる。 身体が硬直し熱を締め付けていくのがわかる。
痛くはないだろうか そんなことを頭の端で考えながらも ふわり、昇りつめる浮遊感に身を任せていた*]
(-365) pearlkun 2019/10/15(Tue) 21時頃
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/* そして混ざるしめじ(
もうでも、そのちっぷでも カップ麺としめじの印象しかないのですが
(-374) pearlkun 2019/10/15(Tue) 22時頃
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/* >>-375
だれのせいだと(
(-376) pearlkun 2019/10/15(Tue) 22時頃
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["終わりある終わらない物語" 酷く矛盾しているくせに 私たちを表すにはきっと何より正しい。
抱かれ、昇りつめる感覚は死にも似て そのくせ何よりも"生"を実感できる。
胎内を満たす精が 命を結べるのかはわからないけれど 少しずつ力の抜けていく身体 でも、種がこぼれてしまうのは惜しいから 足掻くようにひくりと締め付けて]
私も……心の底から
[貴方だけを。 伝えればその腕に身を任せる。 ゆりかごのような腕の中、ゆらゆらとお湯に漂って]
(-517) pearlkun 2019/10/16(Wed) 18時頃
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[ここから先は夢うつつ どこから夢で、どこから現実かはわからない。
繋がったまま抱き上げられ 身体を穿つ杭の質量と圧迫感に くぐもった声を漏らしたように思うけど どれも些細なこと。
血を吸われ、行われた次の交わりも 意識を飛ばす最後に握りしめたシーツの感触も 全てが幸せな夢の一端のようで]
────ジャーディン……。
[目覚めたのは朝日が照らす頃。 夢の残滓を惜しむように彼の名を呼び 胸の中へ顔を埋め、また眠ったふりを ────夢の終わりはきっと来ない**]
(-518) pearlkun 2019/10/16(Wed) 18時頃
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/* こんばんわー 仕事終わって帰ってきたら、メルヤが結婚してた(
(-688) pearlkun 2019/10/17(Thu) 18時頃
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/* 最初の契約書、額縁に入れて保存してるあたり ジャーディンの方が病関係なく病んでるような
(-690) pearlkun 2019/10/17(Thu) 18時頃
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/* そうだった。中二的な病み方してたんだった
(-693) pearlkun 2019/10/17(Thu) 18時頃
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/* >>-695 そこは否定しよう? あくまで中二ということにしとこ?
(-696) pearlkun 2019/10/17(Thu) 19時頃
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── 旅行前夜 ──
[眷属と主人。 契約の形が変化しても日々は続いていた。
変わったことといえば 体を重ねる意味が変化したぐらい。 共に居られる時を少しでも増やすため 距離を取ろうと足掻くことも。
最近では体を交えていない時には 専ら、彼の腕の中にいるようになった
不確かな未来より、確実な今を選ぶ 未来を捨てたようなこの選択もまた 病が進行した証に他ならないのだろう。
────それでも構わない 心からそう思っている]
(94) pearlkun 2019/10/17(Thu) 23時半頃
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[書類を提出した日のことは覚えている。
自分が『メルヤ・スチュアート』となった日 初めて彼の本当のファミリーネームを知ったのだったか 教えられていた名との違いに随分と驚いた記憶がある。 彼が名乗っていたファミリーネームと比べ 覚えやすくて良かったと思ったのは内緒にしておこう]
(95) pearlkun 2019/10/17(Thu) 23時半頃
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[明日から向かう予定の旅行
旅行などしたことがないのだから 旅に出るのはこれが初めてのこと
この場から離れることを思えば 少しだけ名残惜しくもあるけれど]
(96) pearlkun 2019/10/17(Thu) 23時半頃
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[用意された純白のドレス 選ぶ時には随分と迷ったけれど 動きやすさを考えて、ミニ丈に。
その分ベールはあの日、彼にねだった通り 引きずるほどに長く全体に花の刺繍の入ったものを 彼の顔が見えにくいのは嫌だとわがままを追加して 折り返しをせず、髪にピンで留める形にした。
一通り着替えを済ませれば コンコンと扉を叩き、完了の合図を彼に 細く開けた戸の隙間から顔を覗かせて]
あの、背中のリボンを……おねがいします
[そこだけは自力ではできなかった。と 背中に付けられた水色の編み上げリボンを示す*]
(97) pearlkun 2019/10/17(Thu) 23時半頃
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/* ウエディングドレスのサイト見るだけで楽しすぎてお返事がめっちゃ遅くなった( ソウスケさんおやすみなさいー。ヴェルヌイユさんにはお疲れ様を(もふる
(-740) pearlkun 2019/10/17(Thu) 23時半頃
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/* 清純派……( やることは、うん。清純ではないけど きちんと婚姻届出してるからたしかにですかねw
(-748) pearlkun 2019/10/18(Fri) 00時頃
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/* >>-750 やった!微笑ましい言ってもらえた!
フェルゼさんたちのところの この理性と欲が葛藤してる感じ好きです。
(-752) pearlkun 2019/10/18(Fri) 00時半頃
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/* さて、私もそろそろ寝ないと…… 寝て、明日を倒すんだ。。。おやすみなさい**
(-754) pearlkun 2019/10/18(Fri) 00時半頃
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はい、ちょうちょ結びで お願いします
[姿見の前でくるりと彼に背中を向ければ 鏡越しリボンを結わえられている様が見える。
バレリーナの衣装のようなドレス 背中にリボンでできた羽が完成すれば 後ろ手でそっと触れ、確認して>>141]
お姫様、みたいに見えますかね? あ、でもご主人様のお洋服だと──
(150) pearlkun 2019/10/19(Sat) 00時頃
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[鏡ごしに見た彼の衣装は物語の吸血鬼然としたもの>>142 定番の白い礼装とは違う、黒いマントのはためく姿。 これでは神の祝福など望めない、と 神なんて信じていないくせに拗ねたふりをしてみせて]
ご主人様も、その……素敵です えっとこれからは呼び方を…… "旦那様"と変えた方がいいでしょうか
[呼び方ばかり変えたとして 何かが変わるわけでもないけれど なんとなく、その方が雰囲気があるから。
戯れにそんなことを問いかけつつ 差し出された手に自分の手をそっと重ね 月と星が立ち会う場所へと**]
(151) pearlkun 2019/10/19(Sat) 00時頃
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/* エピ入った途端にリアル忙殺されてる私…… 村閉じまで長くてよかった
(-821) pearlkun 2019/10/19(Sat) 00時頃
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/* おはよー。 えぇぇぇ…屋上の扉開ける言葉が
(-876) pearlkun 2019/10/19(Sat) 08時半頃
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ぅ…….。最後の例は違うような……
どれでも良いならば今まで通り そのときによって変えますね
["結婚式"であれば こういう時は花嫁の父が共に歩くのだったか。
かつて自分が"お父さん"と呼んだ男 今はもう水底で朽ち果てているはずの人 不思議なものでその男と暮らした時間より ジャーディンと過ごした時間の方が遥かに長く感じる。
ぎゅっと手を繋ぎ、引かれ 屋上へと歩み出せば>>174>>175]
(207) pearlkun 2019/10/19(Sat) 17時半頃
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緊張は、してました……けど なんだか一気に解けました
[開いた扉と彼の顔を交互に見比べてぽつり。
これ>>176が扉を開く合図であったなら 彼以外の人は、きっと扉を開けられない
少なくとも式の間 乱入するものはいなさそうだ。と 赤くなった頬に苦笑を浮かべれば
視線の先、家々の暮らしの明かりと 空に瞬く明かりの粒が見える]
(208) pearlkun 2019/10/19(Sat) 17時半頃
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[設えられた祭壇の前 促されるまま、向かいに立ち
自分の右手には彼の左の手を 左の手には右の手を 重ねて握り、彼の言葉>>177に耳を傾けて]
ジャーディン……ずるい。です
[見つめろと言われたら、そらせなくなる。 星も月も見えなくなってしまう 道路を通る車の音すらどこか遠くて]
(209) pearlkun 2019/10/19(Sat) 17時半頃
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私も、誓います
この命が潰えても 最後の骨が朽ちる瞬間まで ジャーディンだけを────
[見つめ続けます、と**]
(210) pearlkun 2019/10/19(Sat) 17時半頃
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/* >>-885 ヴェルヌイユ様は、私こそ本当にありがとうございました。 何かが起こりそうで起こらない村がずっと気になっていて、同村してみたいと常々思っていたので、お使い先という形でお話できて嬉しかったです。
(-916) pearlkun 2019/10/19(Sat) 18時頃
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/* フェルゼさんのその奥義、素晴らしい
(-928) pearlkun 2019/10/19(Sat) 19時半頃
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/* このままの方が綺麗な感じがするので、このままにしておこう ジャーディンはいろいろありがとー
(-930) pearlkun 2019/10/19(Sat) 20時頃
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