41 アンデッドスクール・リローデッド
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/05(Mon) 07時頃
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[二階へあがろうとするラルフ>>23を見て、田原は安堵の声を上げた。]
高橋、無事だったのか…!
[生きていた事実に喜びを覚えつつも、感染の危険が頭によぎる。 自分は嫌な奴かもしれない、そう思った。]
怪我はないのか?
[少なくとも、目立った外傷がなければ感染の疑いは薄いはずだ。 もっとも、それは診断を行わないとはっきりはしないのだろうが。]
(30) 2011/12/05(Mon) 17時頃
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[誰かの二階に武器がある、との声に、玄関ドアのあたりからきびすを返す。 恐らく、そのまま武器庫へ向かうだろう。 しかし、田原もリンダと同じく、この状況に疑問を感じていた。]
…なぜ、ここに武器が?
[武器庫へ向かうまでの短い時間に田原は今までのことを思い出す。
この屋敷に逃げることを提案したのは誰だったのか。 仕組まれたような町外れの防壁、妙に奴らに対して恐怖心がない様子。 そして、何故ゾンビたちはこの屋敷に集まってきたのか。 田原の勘は、彼は人間であろうことを告げていた。しかし。]
…疑うべき、なのか…?
[生存者がこうして集まっている以上、皆で力を合わせなければならない。 ひとまず、武器庫で護身のための武器を手に取ることにした。 そう、なんとしても身を守らなければならない。]
(31) 2011/12/05(Mon) 17時半頃
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[使用人室から叫び声があがる。 手近にあった日本刀のようなものを一本抜き取り、声のしたほうへ駆ける]
アーヴィングさん!
[ローズマリーが、裏口と思われるドアをあけ、何か物を投げていた]
アーヴィング!!
[声をかけるが、ローズマリーは我を忘れているようだ。 状況がつかめないがとりあえずそのドアを閉めようと動く。 こちらの入り口もふさがなければ。 彼女の勢いだと、投げていたもののうちいくつかは田原の頭や体に当たるかもしれない]
(39) 2011/12/05(Mon) 21時頃
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[ヴェスパタインの銃口がこちらを向いていることに気づいたが田原は武器を手放す気はなかった。 ヴェスパタインの射抜くような目にまっすぐに向き直る]
とりあえず、今ここにいる人間を攻撃する気は、ない。 ないが、説明したいことならたくさんある。
[顎でホールのほうを指し示す]
みんなに伝えたいことがある。 俺はここふさぐからその間に…全員、広間に集めてくれ。
[そういうと、ドアの前に再度棚を戻そうと押し始めた。誰も手伝わなくても一人でそれをやっただろう。]
(49) 2011/12/05(Mon) 22時頃
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[遠くの爆発音で、何が起きたかははっきり理解していた。 ラックを元に戻しながら、ヴェスパタインの言葉を受け止める。反論はしなかった。 やがて二人が広間に向かったのも、わかっていたが、ラックを元に戻すために押し続ける。 武器を手放すことも、できない。]
もしこれが、仕組まれたものなら――
[枯れない涙が床に水滴を作る]
―――俺は、仕組んだ奴を、許さない。
[やがてドアの前にラックを戻すと、田原はその涙が止まってから部屋を出るだろう。 もしそこに他の者がいれば、広間に集まるよう声をかけるはずだ。]
(70) 2011/12/05(Mon) 22時半頃
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サイラスは、そして、セシルの言葉を耳にしただろう
2011/12/05(Mon) 22時半頃
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[セシルとリンダの言葉に後ろから声をかける]
ああ、俺も見たから間違いない。やはり――
[仕組まれたものであり、それはセシルが一枚噛んでいたこと。ここまでは予想通り]
…この屋敷に避難することを言い出したのはフォロー、お前だ。 ここまでゾンビの気配はほぼなかったのに、なぜかゾンビが集まっている。 車のエンジン音を追いかけてきた可能性もあるが、繁華街のほうがまだ音があふれているはず。なら、ここにいる誰かがゾンビを呼んでいる可能性が高い。 携帯電話がつながらないのも、軍が絡んでいるなら納得がいく。 ―――だが、まだ足りない。
[言葉をそのまま受け取る気はさらさらないが、セシルはただの駒。ならばその駒を動かす者が、いる。 と。広間に集まった顔を見渡して、田原は気づいた。]
おい、コーネリアと高橋は?
[返答を聞く前に駆け出す。まだ、外か?]
(100) 2011/12/05(Mon) 23時半頃
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〜回想〜
[田原がコーネリアの存在を覚えていたのには理由がある。 それは、入学式の後だっただろうか。中庭を通る田原の目に、胸に花をつけた生徒が一人、スケッチブックを抱え桜を見つめているのが見えた]
おいおい、新入生がサボりか…?
おい、何やってんだ?
[と、後ろから覗き込んだ田原の目に、美しい桜のスケッチが飛び込んできた。 絵には疎い田原だが、その絵はなぜかひどく、心を打たれて。
生徒がどう返答したのか、今は覚えていない。だが、その生徒の名前だけは頭に焼きついていた。 蜂蜜のような金髪が印象的な。
その金色の髪の少年が駆け出したのを止められなかった。 その後悔が、田原の足を動かした。]
(113) 2011/12/05(Mon) 23時半頃
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[玄関ドアへ駆けながら田原はラルフの声>>114を思い出す。 誰も動こうとしない事に、胸のうちは暗く沈んでいたが、今はそれどころではない。]
くっそ、ミイラ取りがミイラってしゃれになんねぇぞ!?
[ラルフがいないのは、コーネリアを助けに行ったからであることは間違いないだろう。 となると二人ともまだ外にいる可能性が高い。 握り締めた日本刀の柄がひんやりと手のひらに当たる。]
頼む、二人とも――!
[無事でいてくれ。これ以上、人が死ぬのを見たくない。 それは心からの叫び。]
(120) 2011/12/06(Tue) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 00時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 08時半頃
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[無事な二人の生徒を確認し、胸をなでおろす。無事でよかったと言う前に、涙がまたあふれそうになる。]
…っかやろ、お前ら…八千草先生も…何やってんだよ…
[ダンの死。 同じ教師である自分はわかる。彼はあくまで最後まで「教師」として死ぬことを選んだのだ。 外へ出て、自らを殺めることで、生徒を守ろうとしたのだ。 田原にその気持ちはよく理解できた。
館の中に入れ、セシルの説明したこと、自分の見たものを簡単に話す。 この状況は仕組まれている可能性が高いこと、意思を持つタイプがいること。 アンデッドと呼ばれる存在がいること。 あくまで自身の感情は入れないように、淡々と。
二人が中に入ったのを確認すれば、まず田原は玄関ドアを封鎖するだろう。]
(193) 2011/12/06(Tue) 16時半頃
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[玄関ホールのドアの前、ドアにもたれるように、田原は物思いにふけっていた。リンダを守らねばならないが、恐らくどこかに隠れているのだろう。今は誰がアンデッドかわからないのだからもしかしたら一人のほうがいいのかもしれない。]
―――フォローのやってることは、矛盾だらけだ。
[アンデッドが誰かわかるといいながら、自分はそれに手を出さない。しかし、自分は人間サイドの味方だと。それは明らかな矛盾。そう、セシルは明らかに自分たちの味方では、ない。 そしてゾンビになっても治すことができる>>というのも嘘だろう。それが真実なら、学校を出るときだって。
しかしセシルを殺めたところで問題は解決しないだろう。]
アンデッドは、誰だ…?
[ソファにラルフが眠っているようだ。自分も眠るべきだろうが、生徒が眠っている以上、自分はそれを守るべきだろう。幸いにも考えなければならないことは山ほどあった。 そうやっているうちにどのくらい時間がたっただろうか。ふと、田原はラルフの声>>192に気づいた]
おい、どうした?
[うなされているのだろうか。立ち上がりラルフに近寄る。]
(195) 2011/12/06(Tue) 16時半頃
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[田原はそのままラルフの隣に座るだろう。 彼の語る内容。責めることなどできるわけがなかった。自分も、自分の生徒をこの手で殺したのだ。]
お前のせいじゃない。 お前のせいじゃないんだ。
[繰り返すように語り掛ける。それはまるで母親が子供をあやすようだった。 その言葉はラルフだけに向けた言葉だったんだろうか。]
(196) 2011/12/06(Tue) 16時半頃
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[目の端で何かがちらりと走った。金色の髪。振り向き、声をかける。]
…どうした?
[ごめんなさい>>197の言葉。 当然だ、今、誰かを信じるなどできないだろう。返事を待たずに駆け出したかもしれないが、誰にともなく返事をする]
いいんだよ。
[できうる限り恐怖を与えないよう、穏やかに。 笑顔はうまく作れただろうか。また涙目だったかもしれない。 それがコーネリアやラルフに見えたかどうかもわからない。]
(198) 2011/12/06(Tue) 17時頃
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[教え子の告白に、彼はただ手を握るしかできなかった。]
お前の、せいじゃない。 俺だって…
[そのあとは言葉にならない。壊れた蛇口のような瞳から、また涙があふれる]
(-156) 2011/12/06(Tue) 17時頃
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[自分に向けられた刃にも、教え子からも目をそらさず動じない。]
俺は、人間だ。証拠は出せないが。
[くしゃくしゃの笑顔をラルフに向ける。それはまるで、泣き顔のようだ。]
俺は、お前たちを守りたい。
[いい言葉なんて出ない。「人間」なんてそんなもんだ。 田原はラルフとは対照的に、刀をラルフのほうへ放った。]
(205) 2011/12/06(Tue) 17時半頃
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だったらその時考えるさ。
[少し息を吐く]
ただ、お前が感染してる可能性はあっても、アンデッドだとは思わない。 恐らくアンデッドは、あいつだ。
[声は確信が篭っていた]
(210) 2011/12/06(Tue) 17時半頃
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恐らくアンデッドは、会長だ。
[言葉に迷いはなかった]
(-160) 2011/12/06(Tue) 17時半頃
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まず、フォローは俺たちの味方じゃない。
[田原はラルフが眠っている間に考えた推理>>195を話す。無論、見慣れない女生徒には聞こえぬよう]
…そのフォローが守り続けてるのは、学校にいた時から変わらない。 会長一人だ。 まぁ…
[ここからは田原がかろうじて良心で押しとどめていたこと。]
どちらにしろ、フォローの弱点が彼女だということに変わりない。 情報は引き出せるだろうな。
[それは苦肉の判断]
(-162) 2011/12/06(Tue) 18時頃
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町外れの防壁を見て、仕組まれたことだとはうすうす考えてた。 確信したのは、ここに着いてからだがな。 俺が間違ってる可能性もあるだろうが…
[ちらりと女生徒に視線を向ける]
この状況も計算されたもんだろう。
[声の一部くらいは聞こえてしまっているかもしれない。]
(213) 2011/12/06(Tue) 18時頃
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[踵を返した教え子を眺めながら、ため息をつく。 自分のなすべきこと。すべきこと。
ラルフが感染している可能性だってあるし、アンデッドである可能性もある。「あいつ」がただの人である可能性だって。 それでもラルフを信じたのは、あの涙が嘘だとは思えなかったから。]
だから甘いって言われるんだろうな。
[そう自嘲しながらひとまず、床に投げた刀を拾い上げた。 振り返ると、見慣れぬ女生徒は、こちらに近づいてきていたようだ。]
…っと、君は…
[生徒の顔は比較的覚えているほうだが、それでも記憶に薄い。ただ、あの生徒会室にいた人間だろう。 質問に答える前に先に名前を問う。 彼女は信頼に値するのだろうか。]
(215) 2011/12/06(Tue) 18時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/06(Tue) 18時頃
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[まっすぐ見つめられ、名を告げられる。]
ああ、すまない。
[セシルのことか?と問いかける言葉には]
違うよ。フォローはただの駒だ。
[そう言って頭を振る。そう、奴はただの駒。]
(219) 2011/12/06(Tue) 18時半頃
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[その目は少なくとも、理性を持った目だった。 声を潜め、囁くように告げる]
フォローは矛盾してる。アンデッドが誰かを知っていると言いながら、それを教えず、でも倒せと言い。 ここから導き出されるのはあいつが手を下せない相手と言うこと。
[低く囁く声]
恐らく、アンデッドは会長だ。
[それは恐らく、しのぶにしか聞こえないだろう。]
(-167) 2011/12/06(Tue) 18時半頃
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…まぁ、俺の推測は外れている可能性だってある。
あくまで、俺はこう思うってだけだ。
[それだけ伝えると、田原はまた玄関ドアのバリケードの前へ。 少しでも生徒を守るためなら、睡眠や休息は必要ない。 「あいつ」がこちらに襲い掛かる可能性だってあるのだ。]
(220) 2011/12/06(Tue) 18時半頃
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サイラスは、しのぶから目線をまだ外さない**
2011/12/06(Tue) 18時半頃
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[しのぶの去り行く後姿に投げかける]
アンデッドがフォローなら、もっとうまくやるさ。
こんな風に近場で手当たりしだい感染者増やして、なんてしない。 今、アンデッドがやってることは、腹減った子供がバイキング食い荒らしてるようなもんさ。
今この館に集められた人間は、お気に入りのデザートなんだよ。
[そう、だからこそ怖いのだ。ここにいる全員を食い殺すつもりだということなのだ。 しのぶにその言葉は届いただろうか。 瞬間、ガラスの割れる音がどこからか響く。]
―――っ!!
[音の出所を探し、刀を握り締めて走り出す。]
(230) 2011/12/06(Tue) 19時頃
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[音の発生源を探しながら考える。 ガラスの音ということは、恐らく。]
…早すぎるだろ…っ!
[もう門は破られたのだろう。 音の発生源の部屋に入る前に、誰かとすれちがったかもしれない。 その部屋で見たものは。]
(256) 2011/12/06(Tue) 21時頃
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