人狼議事


255 【ヤンストP村】private eye+Violine

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視点:


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [フローラが少し様子が変だったこと
 美味いけれど山羊とは思えない肉を食したこと 
 母親の幻覚を見たせいで良い歳こいて
 子供のようなことを――子供のような願いを
 思わず、口にしてしまった事。

 それらは、記憶として曖昧になった。
 フローラの手にしていた皿が割れたのと
 二階に居る筈の人物の叫び声で――
 何もかも、醒めはしても。
 断片しか今のアポロの記憶には、無い。

 幻覚と幻聴から立ち直らせた起因の一つが
 、、、、、
 ブティックで声をかけていた男のものであるとは
 フローラの呼び止めようとする声を聞いても>>19
 構わず出て行ったアポロが察知づく余裕など無かった]

(30) 2018/12/08(Sat) 12時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [消火作業は深夜から早朝にかけて続いた。

 崩れた建物の残骸を検証した結果
 今のところは店主の遺体は見つからない。
 崩壊した天井や柱の下を
 全ては確認出来ていない為
 確実なことは言えないが――――

 留守だったのかもしれないと
 自警団員は口にする。]
 
  そうか……引き続き検証を頼む。

 [もう自警団ではない上
 両足がなくて役に立たない男は、
 彼らの仕事に加わることは許されない。]

(31) 2018/12/08(Sat) 12時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  頼む、出てこないでくれ……。

 [骨や、――生焼けた身体が。
 そうでなければこうも考えられる。

 今日は店を休んでいて。
 パピヨンは写真家の男の家に泊まっており
 自分の店が火事になった事を気づいていないと。

 けれど。
 携帯に何度も着信を残せど留守番電話になるのは
 随分と“お楽しみ”が過ぎる。
 祈るように拳を握り、パピヨンの無事を祈っていた。]

(32) 2018/12/08(Sat) 12時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [その時だった。
 フローラからのメールが届いたのは。>>25>>26

 ―――アポロの不安を取り除いてくれる唯一の、
 パピヨンからのメールだと思うも
 フローラの名前が受信メール欄の
 受信元に表示されており、落胆の息をつく。]

  なんだ………、

[
 が。

 内容を開いてみてから、ぎょっとする。]

(33) 2018/12/08(Sat) 12時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [なんだこれは――
 
 なんだこれは。

 まさか不法侵入した人物が花屋にまで?]

(34) 2018/12/08(Sat) 12時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [その場で調査を続ける自警団にでも
 協力を依頼しかけて、――出来ない。

 今は火事の調査や近隣住人が野次馬して
 それらの対応に当たっているからだ。]

  くっ……。

 [せめて屯所に電話をかけながら、
 車椅子を動かし、花屋へ向かう最中に
 通報を入れたところ。]

(35) 2018/12/08(Sat) 12時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [ミナモトよりも上の。
 現在の団長にあたる人物に電話を取り次がれた。]

  あの、……実は、

 [しかし、花屋でフローラが何者かに
 襲われそうになっていると告げようとして。
 遮られてしまった。

 公園の像に欠陥があったと。>>25 
 頑丈な材質だから本来早々壊れるものではなく
 製作者のミスではないかと通報があったと。>>26]

(36) 2018/12/08(Sat) 12時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [此方の伝えたい事>>25>>26は伝えられず
 像の損傷について>>28>>29審議にかける為、
 話を聞かねばならないと。

 任意同行――ではなく。
 拘留措置。

 キングスの像だからこそデリケートな問題で、
 自警団はキングス政府の狗の意味があり
 召集に掛かりにくいのは>>0:507
 キングスにとって区画を律するのに都合が良いからだ。

 だからこそ、調書を取り。
 召集の日まで身柄を拘束させて貰うと。]

(37) 2018/12/08(Sat) 13時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

     [それは―――――]


  嫌、です。

  確かに俺ぁ、製作協力のひとりではあるし
  若い頃からあんたに、…
  自警団に世話になって恩もあるけれど。
  
 [きっと、いくらでも喜んだ。
 自警団に拘束されていれば、
 出立までフローラの嘆きを聞かなくて済むから] 

  俺は、せめて最後くらい
    フローラの傍に居てやりたい――

 [彼女の身に危険が迫っている内容のメールもある。
 ただ、きっとそれだけじゃない。 
 家族の“ようなもの”、家族“みたいなもの”
 そうやって区別していた少女は、]

(38) 2018/12/08(Sat) 13時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ……妹の傍に……

 [アポロの望む家族じゃなくても>>18
 母親に報告しなければと思ったから。>>4:217


 母親を裏切った男ではあるけれど。
 父親はどこまでも自分の父親で、
 よその女は他人であるしどこまでも他人だが
 愛情が結びついて生まれたこどもだから>>1:6

 だから、
  フローラだけは、

 ようなもの、みたいなものではなく、
     家族だったのだ。
 その答えに辿り着くのが今なんて 
   ――遅すぎるけれど]

(39) 2018/12/08(Sat) 13時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  『それを聞いても、ヌヴィル。
   私は部下らを守る為にも
   君を手配にかけなければならない』

 [分かっていた答えが返ってくる。

 もう、自警団を頼ることは出来ない。
 それどころか、身を隠さねばいけない。

 もしも、捕まってしまったら、
 あと数日で到着する“ふね”の召集まで
 拘留所に閉じ込められることで
 ―――此処での余生を潰される。]

(40) 2018/12/08(Sat) 13時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [通話を切る。
 花屋はもう、目の前だ]

  ミナモトと飲めなくなっちまったな…。

 [メールでやりとりしていた約束の日は
 今日の夜であったが、もう連絡は取れない。
 後輩は自警団員で、副団長。
 団長の決定に逆らうことは出来ないし>>40
 会えば、捕縛されてしまうことになるから。]

(41) 2018/12/08(Sat) 13時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [花屋に到着し、施錠は無かったゆえに中へ入る。]

  あれ…?
 
 [来たときと何かが違う気がした。
 鉢植えの有無の差。
 あの鉢に蝶の頭部が沈んでいるなんて、 
 到底、気が付く事は出来ないまま。

 二階とは聞いていたがこの足で上がるのは困難で
 一旦台所に向かえば。
 床で倒れている夫妻を揺り動かす。>>27]

  すみません、起きてください…!
  っ……いつまで寝てやがる、
  とっとと起きろよ……!!

 [ううんと唸るばかりで二人は直ぐに目覚めない。
 苛立ちを籠めて店主の頬を張った事で
 一応は覚醒したようだが動きは鈍く。]

(42) 2018/12/08(Sat) 13時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [―――待っていられない。

 二階に続く階段の前まで車椅子で向かい、
 腹部と椅子を留めているハーネスベルトを外し、
 両腕を伸ばして階段に飛びつく。]

  っは……くそ……。

 [膝から下が無いのだ。
 両腕と上半身の筋力のみで上がるしか方法がない。
 絵や造形に没頭する三年間ではあったけれど
 上半身はせめて団に居た頃のように
 鍛えておこうとダンベルで運動くらいはしていたが。

 まさか、こんな所で登攀するのに役立つとは。]

(43) 2018/12/08(Sat) 13時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [一段一段片腕ずつ伸ばして、階段を掴む。
 手の力だけでは困難で。
 それに、汗で滑ってしまう。
 何度も失敗して上に上がれずに居たが]

  落ち着け……しっかりしろ。
  
 [冷静を己の身体に言い聞かせ、
 肩や腕の筋力を使うのを試みて
 一段、また一段と上り、]

  っう……!?

 [コツを少しずつ掴んで上階に近くなり
 あともう少し―――という所で。
 下半身から滑ってしまいそうになり。
 板に爪を立て、必死にしがみつく
 中指の爪が罅割れて激痛が走ったが耐えた。]

(44) 2018/12/08(Sat) 13時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [汗が伝い、呼吸も乱れる。
 ほら、だから足がないと――――。

 階段の上り下りさえまともにひとりでは出来ない
 でも、フローラを助けらるのは、
 今は、自分しかいない。
 足がなくても>>3:235助けられるのは今は、自分だけで]

  はぁっ…はぁ……っふぅ……

 [階段を越えて――
 
 上半身だけの力ではなくて
 腰に力を入れて、大腿に力を入れ、
 膝から上を這いずらせる。
 赤ん坊のハイハイ程度ではあるけれど]

(45) 2018/12/08(Sat) 13時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  どこだ、……どこだフローラ!

 [メールにあった男が傍にいるのならば
 声を上げるべきでは無いと判断しかけたが
 階段を登る物音は既に立ててしまった、意味がない。

 物置部屋の付近で、>>27流石に疲れが出る。
 腹ばいのままであるのは変わらないが
 腕縦伏せのような状態で身体を支え引きずっていたが
 床についていた手のひらが、
 更に前進しようとした時、汗で滑り。
 惨めにうつぶせになってしまった。]

  ッう……

 [階段の下には車椅子は置き去り。
 身体はかなり疲れていて、でも。]

(46) 2018/12/08(Sat) 13時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  フロー…ラ……

 [顔が――見たい]

(47) 2018/12/08(Sat) 13時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [アトリエや自宅には、家宅捜索が入っている。
 自警団が手配を掛け、
 アポロ=ヌヴィルを探しているのだ。
 
 商店街へ聞き込みに回ることも
 あるのかもしれない。
 閉店している花屋は優先度が後となるも]*

(48) 2018/12/08(Sat) 13時半頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/08(Sat) 13時半頃


奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/08(Sat) 13時半頃


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [もう一度上体を立てねばと腕に力を入れかけて 
 疲労した身体は、それ以上動かなかった。
 その間――無視をしていたが着信が入っている。
 パピヨンからの折り返しであれば良いけれど
 おそらく、そうではないのだろう。

 
 自警団。
 大学。
 事情聴取に応じた商店街の住人。

 あちらこちらから電話が掛かっているのだ。
 煩い――うるさい。
 今は、それどころではないのだ。

 その時、携帯の着信音に紛れて、
 背後から鍵の開く音がして、>>51 
 妹の声が聞こえ――肘をつき、振り返る。
 髪は乱れて>>50けれど無事な姿。>>53]

(55) 2018/12/08(Sat) 16時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ッ、フローラ、無事だったか……!

 [何処かに連れ去られては、居なかった。
 肉塊に変わり果てては、居なかった。
 焼かれても居なかった。
 案じた彼女は――――
           “何故か彼女だけが無事”

 だが、違和感に首を傾げはしない。
 無事であったのが奇跡だというのなら
 奇跡を呪うことなど、あろうか。]

(56) 2018/12/08(Sat) 16時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  良かった……。
 
 [手の爪は罅割れた中指以外も折れかけていて

 それに――見えない部分も痛い。]

  ぅ、ぐ………。  

 [階段の段差を乗り越えるのに
 何度もぶつけた両脚の太腿も膝も痣だらけ。

 安堵を契機に痛みを認識し、
 抱擁する彼女をよそに、顔を顰め苦痛に唸る。]

(57) 2018/12/08(Sat) 16時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [泣いている間も携帯は鳴り続けている。>>54
 いいや、フローラの携帯も鳴るだろう。
 自警団からの情報提供を求める電話が。]
  
  フローラ……

  その、な…。
  自警団に追われていて……、
  公園の像に、故意の欠陥をつけられたと
  反キングスの容疑が、

 [どう話を纏めれば良いものか。
 悩みながら、泣いている彼女の手を握り
 今、己の置かれている状況を妹に伝えようと。
 
 パピヨンの店が燃えてしまい、
 無事であるかも解らないだけに
 冷静ではいられず、唇が震える。]

(58) 2018/12/08(Sat) 16時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [肩を捻り、上着のポケットに押し込んだ携帯を見る。

 着信は丁度途切れており、着信履歴をみれば
 自警団の番号や、
 幾つかの商店――
 アトリエに近い方から履歴がある。]

  此処もおそらく、時間の問題だし。
  花屋に入るところを見てる住人が居たら……

 [此処の二階で匿って貰うことも考えはした。
 けれど、変に助力して
 営業停止を食おうとする商売人もおるまい。
 それに、悪質行為をしていた何者かが
 花屋に妹を預けた事を突き止めているのなら。
 長居することを得策とは、思えなくて。]

(59) 2018/12/08(Sat) 16時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  でも、何処に隠れたらいいのか分からねえ。
  パピヨンなら、力になってくれたかもしれねえが…。

 [頼みの彼女の店は焼け落ちてしまった。
 それどころか、五体満足かも解らない。
 アポロが、呪ってしまったせいで―――、

 人道的な仕業であると目を醒ませそうなものだが
 怪奇現象に近い出来事の数々が思考力を狂わせる。]

  それでもせめて捕まる前に、
  こうして無事を確かめられて良かった…。

 [恐らくはもう、逃げ道がない。
 そう踏んで、達観したように苦く笑った。

 しかし、アポロが拘留されてしまったら
 誰がフローラの身を守ってくれるのだろうと
 自警団に頼れなくなった今、光明は見えず。
 顔色は仄暗く、希望が見出せない]*

(60) 2018/12/08(Sat) 16時半頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/08(Sat) 17時頃


【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
それにしても、プロログのソロルを
ここまで絡めてもらえる機会がないから
うれしいのと、やはりすだちさんすごいな、しかない

(-29) 2018/12/08(Sat) 21時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  そんな大したもんじゃねえ。
  描かなきゃならないもんも…無駄になったしな。

 [イアンに届ける意味があれば描いただろう。
 だが、モデルであるパピヨンが
 今も生きているか分からず
 イアンも“本物”であれば
 いつか、帰ってくるかもしれない。

 昨日のぞっとする時間を思い出せば
 生きているとは思い難くとも。

 急いで絵を仕上げるなら治療は施す方がいい。
 けれど、どうせ食用になる身体だ。
 労働用でも無いし、五体満足である必要は
 きっと、何処にもないから。
 
 それに――行けない理由がある。>>89]

(144) 2018/12/09(Sun) 03時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  多分……。
  誰かが故意に壊したんだろうよ。

  完成してから二十年も経っていないし、
  定期的な補修作業はしてたんだ。

 [欠けたりしないように石膏を塗り固めた。
 余程強い衝撃を与えない限り大丈夫だろうが]

  けれど、証拠がない。

 [勝手に壊れたと証言されてしまっては、
 管理不届きや製作時の欠陥を見逃したと
 レッテルを貼られても仕方がない。
 
 フローラの言うおかしいは、
 別の意図を孕むとは気が付けない。>>91]

(145) 2018/12/09(Sun) 04時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  現状では、どうにも。
  像の状態を見れば外的要因なのか
  中から崩れたかの違いは解る。
  
  ただ、確かめるにも公園に行かなきゃなんねぇ

 [現在はバリケードが張られており、
 立ち入り禁止状態で自警団が見張っているだろう。
 指名手配を掛けるくらい大事にするからには]

  一時的な拘留と事情聴取になるだろうが
  一時的ってのは数日は掛かるって事だ。
  
 [製作者としての検証や見解を述べたところで
 その間身柄を拘束されるのは間違いない。
 まさか、あの冗談が本当になるなんて>>0:575
 どれだけ不運が続いているのやら。]

(146) 2018/12/09(Sun) 04時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [自警団に連れて行かれる事を嫌がるのは
 身内としては当然だろうけれど。
 妹と残された時間を過ごしたいという願望と
 このまま逃亡を続ければ
 一体、どうなるかを天秤に掛ける。]
 
  俺だって行きたくねえし、
  出来るならお前の傍に居てやりたい。

  だが、拒み続けたら――

 [いや、現時点でも既にその可能性はあるが]

(147) 2018/12/09(Sun) 04時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  お前が召集に掛かりやすくなる。
  反キングス思想の人間は
  当人や身内が召集に掛かりやすいって噂はあるんだ。

 [アポロは誰かのように研究を重ねたり
 統計を取ったりはしていないものの
 あそこの住民はどうだとか出版物が云々、
 事実、一家全員が召集に掛かるケースもある。 
     ―――ノッカの家のように。]

  それは……困る。

  お前が、宮廷行きになって
  くたくたになるまで働かされるのも
  母さ、……化物の孕腹にされるのも。

  俺ぁ、いやだ。

 [妹が義母の血筋により、 
 迫られている現実を知らず。]

(148) 2018/12/09(Sun) 04時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  ……?

 [だから、自警団に出頭するのが最善かもしれない。
 そう考えていると方法があると妹は告げる。
  
 曰く、義母の家筋を頼れると。
 富豪の出自だとは聞いていたものの]

  お前、知ってたのか……?

 [その話題は一切出さないという話だった。
 複雑そうな表情を浮かべ、黙り込む。]

(149) 2018/12/09(Sun) 04時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  ……内容にもよる。
  俺を匿うことでお前に関わるなら
  どんな好条件でも頼れない。

 [フローラの置かれている状況を知らないが
 アポロはのうのうと妹の倍を生きてはいない。

 区内で指名手配をかけられた政治犯を
 俗縁のよしみといっても
 喜んで一時預かりを引き受けるなんて
 正直なところ、思えないからだ。

 まして、家柄や確執を重んじる名士なら
 尚の事普通は嫌がるものだろう。
 何のリスクもなく見返りだけ与える―――
 その様なうまい話はあると思えない。
 
 アポロが義母の実子ではないだけ、余計に。]
  

(150) 2018/12/09(Sun) 04時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [壁に凭れさせる介助には肖るも>>95
 流石に足二つ無いからといっても 
 妹とアポロでは体格や体重に差がある。

 階段を降りる介助は流石に男でなければ
 不可能だろうから、
 店主が起き出してから背負って貰う以外
 今のところ、考えつかない。]

  ……大丈夫だ、いいから。
  
 [ハンカチを巻いてくれる事には素直に応じるも>>94
 薬が必要だと口にする妹に首を横に振る。
 花屋の常備薬で事足りるなら兎も角、
 そうでないのなら、足が付く可能性も高く。]

(151) 2018/12/09(Sun) 04時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  フローラ。
  行かないでいい!
  
 [下手な事をするとフローラまで手配が掛かる。
 重要参考人として。
 薬屋に行くと言い出す妹を制そうとするも
 言葉以外で引き止めることも出来ない。

 階段を一人で下るのは困難を窮めて、
 結局、呼び止める声よりも
 妹の心配や責任感が勝ったか
 妹は――行ってしまった。

 それに緊張や寝ていない事、
 無理な階段上りをした事で
 普段使わない筋肉が悲鳴をあげているのか
 倦怠感と眠気に襲われ、意識が遠ざかる。]

(152) 2018/12/09(Sun) 04時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [うつらうつらとしていると、携帯が鳴る。 
 着信が今後も続きそうだが電源は落とせない。
 パピヨンからの連絡があるかも知れないのだから。

  ―――もう、ないのに。]

  ……、っん

 [届いたメールに気をやれば、妹からで。]

  …あれば、いいのにな…

 [返信を打つには爪が痛い。
 ただ、黙って読むのみに留め。]

(153) 2018/12/09(Sun) 04時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [そういえば――、
 花屋の店主の弟はどうしているのだろう。
 昨日の夕食にも姿を現さなかったようだが。

 そう思っていた時。

 背後でドアが開く物音を聞いた気がした]**

(154) 2018/12/09(Sun) 04時半頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/09(Sun) 04時半頃


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [壁に靠れながら――考える。
 制止を振り切って出かけた妹が不意に零した話を。 

 自身が意識不明の間に義母方の親戚が
 訪れていたなんて知らなかった。>>163

 ただ、何を狙っているかという事は
 今一要領を得なかった。

 自警団の英雄は副あの時現場指揮を取り
 その功績で副団長に昇格するミナモトだが
 前妻の息子であるアポロが何かを狙われる理由は 
 正直なところ、何も思い当たらない。
 強いて言えば命になるのだろうけれど……
 
 義母がヌヴィル家に嫁いだ為、
 良家の資産相続権は存在しないと言って良い。
 フローラは序列が低い権利もあるかもしれないが
 それでも良家の家名を継ぐ者らが
 全員死ぬか召集に掛かる以外に有り得ない。]

(167) 2018/12/09(Sun) 13時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


 [だから、フローラ自身が狙われた、
 と受け取るも、それなら何故今なのだとも思う。

 アトリエを持つようになってからは
 実家に帰らない事が多かった為に
 アポロの留守を狙う事は難しくなく
 フローラを脅かす機会など幾らでもあったろうに
 
 その前提がそもそも狂っており
 義母が何かしらを零す相手だと>>0:151
 ――― 思いつく事が出来ない。]

(168) 2018/12/09(Sun) 13時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [もう一度考えてみる。

 それでも相続権の絡む話にアポロの出る幕はなく
 キングスの酸を浴びて
 健常な身体機能の一部を失われたとて。
 不幸なことだ、で終わる話だった。

 実子でもなければ良家の恥として
 “親戚”に忌まれることもなく
 家督も財産も彼方が遥か上なのだから
 唯一価値があるとする命を奪う―― 
 始末する理由にはならない。

 聞いた話だけでは親戚であるのか
 従者であるのかすら理解及ばなかった事もある。

 そして、やはり手配者を匿う理由が見つけられず。
 妹は嫌がっていたが>>162掴みどころの無い話には
 乗るべきではないというのがアポロの見解で。]

(169) 2018/12/09(Sun) 13時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [だって、金持ちほど損得に敏感だ。
 少し貧乏なくらいが分け合う心をもっている。

 だからアポロは金持ちの女が嫁いでくるのは
 反発を覚え、警戒心を働かせた。



 そして、事実そうだった。>>166
 何かしらの利益を求めて人は動く。
 単にそれが――

 家の名誉や家督と無関係であった、という話。]

(170) 2018/12/09(Sun) 13時頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
まって、これおんぶはないよな…?抵抗してまうし。
ちょっと暈そうwwww

(-68) 2018/12/09(Sun) 13時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  ……なっ、

 [花屋の店主の弟――にしては年齢が合わない。
 まして、服装も家人にそぐわなかった。
 そうと思えば侵入者だと思うのが道理。

 この男が妹を襲い、
 これまで悪質行為をしていたのだろうか
 そう考えるも、
 
 アポロはこの人物に“会ったことがない”。
 清掃業者に変装していた人物と直面はしていないが
 少なくとも配達業者に紛していた男とも
 生徒らに混じり声を掛けてきた男とも別人だと解る。
 年齢、声、雰囲気、どれも一致しない。]

(172) 2018/12/09(Sun) 13時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  なんだあんた……?

  見ず知らずの相手に介護される謂れはない。
  
 [フローラが寄越したならメールにそうと添えるだろう。
 嫌がらせをして来た男とは別人としても
 不審者には変わりなく、背負おうと促す腕を拒む。
 この状況で警戒しないほうがおかしい。
 
 それにしたって此方は両足が無い。
 まして体力も底を尽きかけてろくな抵抗は出来ないが
 そうして手酷い“搬送”となろうとも
 拒絶の姿勢を変えはしない。]

(173) 2018/12/09(Sun) 13時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ……お嬢様?

 [囁かれた事情の説明に首を捻る。
 父親にお世話になったお嬢様――となると]

  クロリスさんの事か?

 [義母を母親と呼べない理由は二つある。
 
 彼女が自身と年齢が5つくらいしか
 変わらなかったこと。
 そして、心から母親とは認められなかったからだ。]

(174) 2018/12/09(Sun) 13時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [しかし、次の一声で全ての点が一本に繋がる。
 疑心に強ばっていた顔は、
 確信に変わり敵意に満ちる。
 

  この男が告げているのは礼ではない。
  ――― 少なくとも感謝の意を籠めた礼では。
 
 業者に扮して不法侵入や大掛かりな盗難をするのも
 一個人の手筈で出来るものなのかと勘繰っていたが

 ――――この男が手を回していたのではないか。

 義母方の関係者であれば財力もある。
 人を雇うのも困りはしないだろう。

 そして。]

(175) 2018/12/09(Sun) 13時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  あんただな、倉庫室を開けたのは。
 
 [仮面を持ち出したのは“別の誰か”とは気がつかず、

 けれど。
 死んでから――なんて勿体ぶった言い回しは
 “お嬢様”を呪う痕跡を見たからこそだろうと。]

  何を疑ってるかしらねえが、
  あんたのお嬢様は病死だ。
  
 [そう、ほんとうに―――病死だった。]

(176) 2018/12/09(Sun) 13時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [“あれ”を見れば―――
  日々少量の毒を飲まして殺したのだとされても
  弁解できるのはアポロの舌のみだ。
 

  潔白を示す物証は医者の判断しかないが
  金を包んで口を封じる事ができないとは“いえない”



  真実を知る遺体はとっくに
  墓の中で骨だけ残し、分解されているのだから]*

(177) 2018/12/09(Sun) 14時頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/09(Sun) 14時半頃


【人】 奴隷運び ヌヴィル

  なんだ、いい歳こいて夢見がちな男だな。
  金勘定する方が得意そうな面構えをしているが
  案外、空想論主義者か?
  冒涜なんて死んだ人間に届く訳がない 

  そんなに土いじりの得意な男に盗られるのが嫌なら
  鎖でも付けておけば良かったんだ。

  あんたは“お嬢様”を飼い猫か何かと
  勘違いしてるんだろう?

 [父親の肩を持つつもりは一切ないけれども、 
 父親と後妻の間に恋愛感情が強く存在したのは
 間違いなく、確かなことだ。

 父親が誑かして一方的に連れて行かれた――
 シャム猫を盗んだような話にも聞こえ
 怒りを顕にした男に油を注ぐよう皮肉を浴びせる。]
 

(190) 2018/12/09(Sun) 15時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  散々脅かしてくれやがったな。
  危うくちびるところだったぜ、糞野郎め。

 [呪い―――などでは無かった。
 あのアトリエの何処かに盗聴器やカメラでも
 仕掛けてあったのかもしれないし。
 此方の位置を特定して嫌がらせをしていただけあり
 車椅子にも何かが仕掛けてあると想像は出来る。
 
 ただ――
 一つ気がかりで、一つ、不穏がある。

 足同然に傍にあった車椅子に仕掛けをする。

       、、、、、
 そんな機会が全くの他人にあるのだろうか。]  
 

(191) 2018/12/09(Sun) 15時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [そして。>>183
 その違和感は形になる。

 デスマスクを所持はしていない―――
 部下が保管しているという意図では無かろう。

 ならば他に欲するのは想像する限り一人で、
 妹の存在をちらつかされ>>184
 この男が妹の告げた人物

   ――オズワルドだと思い至る。]

(192) 2018/12/09(Sun) 15時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  あいつを、……唆したな。

 [おかしいと思っていたのだ。
 ただ、そのおかしさを考えたく無かっただけ。

 花屋の夫妻は怠け者に非ず
 翌朝まで泥酔するほどだらしない印象は無い。
 酔っ払っていたと告げたのは妹で、
 大事な話をするのに、普通に考えれば
 妹が共に料理をするほど傍に居たなら――
 深い飲酒は、止めるだろう。

 妹がオズワルドというこの男を頼った
     ――そうかもしれない。
 だが、こうも考えられる。
 オズワルドが私怨に妹を巻き込んだ
     ――そうであったら、
             この男を赦してはおけない]

(193) 2018/12/09(Sun) 15時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  いったい何を考えてるんだ?
  
  野良いじりの血が半分流れてたって
  半分はあんたの可愛がっていた
  シャム猫の血が流れてんだぞ。

  あいつを穢すのは、
  あいつを生んだ母親を穢すのも同然だろうが。
  
 [どうして妹を男に襲わせるのかが理解できない。
 だが、理解する前に
 駆けつける足音が階下から響き、
 見覚えのある顔が二人ほど混じっている。]

(200) 2018/12/09(Sun) 15時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  …………。
  俺はどうしたっていいんだ。
  どうせ最後には、加工工場でミンチになるんだからな。

  けれど、あいつだけはもう自由にしてやれ。

  社会の裏もしらない無知な小娘が
  溝に汚れていくのを見るのは、そんなに楽しいか?  
  俺ぁ、哀れにしか思わないね。 
  流れている血が同じ色なら、理解しろ。

 [それを合意と取ったか、―――
 通気口のある紙袋を被せられ拘束される。
 この顔が自警団に見られても問題はあるのだろう。
 
 きっと、妹が駆けつけた際には>>186
 黒いワゴン車が一台停留している。]

(202) 2018/12/09(Sun) 15時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [車椅子も運んで貰えたようではあるが。
 紙袋を被せられていたアポロには、見えなかった。

 妹の姿も―――

 これから何処に運ばれるかも、だ。]*

(203) 2018/12/09(Sun) 16時頃

【独】 奴隷運び ヌヴィル

/*
派手な監禁でもそうじゃなくてもどっちでも、と読めたんで。
たのしいほうにさせてもろた。

(-76) 2018/12/09(Sun) 16時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [オズワルドという男の目的を聞いても、
 恨みつらみはそれ以上出て来ず>>214
 何を条件に潜伏場所を提供しようとしているのか、
 全容ははっきりしなかった。>>213
 
 この三年間ともに過ごす時間を減らした妹が
 どうしてこの男の利に動いていたのか
 悪質行為の助力をしていたのかも皆目見当がつかない。

 ただ、ひとつだけ想像ができる。
 父親と義母に悪感情を持っていた事を
 きっとオズワルドという男に知らされたのだろう。
 だとすれば――皮肉なものだ。

 漸く妹だと思えるようになって
 向こうからは信頼を失っていたなどと。

 実際はもっと複雑化した情念が起因とは
   ――解るはずもない。
 娘と父親くらいに歳の差がある“女”の思考など。]

(224) 2018/12/09(Sun) 21時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [外に連行される間、妹の叫ぶ声を聞いていたが>>215
 それに応じられる言葉は無かった。
 
 今の妹が何を考えているのか、
 ほんとうに――本当にもう、解らなかった。
 
 オズワルドの口車に乗せられていたというのなら
 何故、慕うのだろうかという矛盾。
 もしかしたら、嫌がらせの一切は知らずに
 兄を心配する心を利用されて
 行動範囲を監視する手伝いをしただけなのかもしれない。

 そう思い立ち紙袋の中で口を開くも――

 なんと声を掛ければ良いか解らなかった。
 それに、騒ぎを起こして
 自警団に特定されるのを避けたというのもある。]

(225) 2018/12/09(Sun) 21時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [担架に乗せられ、白いシーツで上から覆われる。
 流石にこの異様な格好でそのまま、とはならない。

 紙袋がシーツの端から微かに見えているだろうが>>218
 担架で運ばれる先は、様子と話し声を聞く限りでは
 治療院であるようだった。

 診察室の一つに搬送された後、
 紙袋を取り外され、不快を明るみに睨みつける。>>219
 医者は何も言わず、爪先の消毒をしたり
 爪根まで至った傷は一部を除去し対処にあたる。]

  っい゛……!

 [鋭く染みる痛みに奥歯をき、っと噛み締め、 
 目をつぶり、顔を逸らす。
 悶絶しそうな両腕を抑えて貰わねばならない。]

(226) 2018/12/09(Sun) 21時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [腫れを防ぐ軟膏の定期塗装、
 ガーゼや包帯は雑菌が繁殖しないように
 取り替えるよう診断を受け、――それから。

 下衣を捲られ、両足の打撲箇所に
 湿布薬が張られる。

 そうする間、投げかけられた“寄り道”には 
 替えの衣服は必要だとだけ告げた。 

 何処に立ち寄るにも自警団の足が付く可能性は有り
 その可能性は出来る限り排除したい。]

(227) 2018/12/09(Sun) 21時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [大学に連絡を取る事も考えたが――
 それも避けておいた。
 
 反キングス思想と容疑がかけられているからには
 展示品の絵画も取り外されるのだろう。>>187
 発禁になった絵本同様、芸術性は社会性に殺される。]

  ……大学に、“一家”という絵を寄付した。
  そいつは、妹にやることは出来ないか?

 [今は何の意味もない絵だ。
 ありふれた何処かの家族を描いたもの。

 それが押収されることも、破られることもなく
 ギネス講師が隠してあることは知らないが。]

(228) 2018/12/09(Sun) 21時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [それから、医者の方を一度見て。]

  イルマに伝えといてくれよ。
  ピスティオに優しくしてやれって。

 [あれからピスティオに会えていないので
 仲直りが出来たのかどうか、解らないけれど。
 そう告げれば孤児院の火事の件や
 先程まで治療と指導に当たっていたという
 話を聞かされる。>>133
 
 それと――自警団に目を付けられている事も。]

(232) 2018/12/09(Sun) 21時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  孤児院も火事…? 同日の事件だろう  
  それなら、酒場の火事と同一犯じゃねえのか……?

 [それとなく口にしたが、
 アポロの目はオズワルドに向いていた。

 願いは叶ったと伝えた男が部下だったという事は
 少なくとも火事の件は何かしら噛んでいると見て。
 
 ただ、孤児院を狙う意図は全く見出せない上、
 違うでしょうね、と肩を竦められてしまったが。]

(233) 2018/12/09(Sun) 21時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [薬屋の件やパン屋の件も聞いてみようとしたが
 それらもオズワルドのアポロに対する
 私怨との関連性がゼロであることに気づいた。

 本当に――この街はどうなっているのだろう。
 ほんの数日前と違う街になってしまったかのよう。
 
 召集者の周囲で不穏な出来事が起こる。
 例年にこのような事は無かった。
 アポロが知っている範囲には限られるけれど。]

  で、何処に連れて行かれるんだ。

 [治療が終わった後に尋ねてみたが、
 再びワゴン車に搬送する為に 
 紙袋を被せられる末路があるのみか]*

(234) 2018/12/09(Sun) 21時半頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/09(Sun) 21時半頃


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [治療院を出た後は、少しだけ考えていた。

 あの絵が処分されたと聞いた時は>>237
 妹の為に描き遺したものであった為
 良かったような残念であるような
 複雑な感情に陥っていた。

 その頃にはもう、紙袋が被せられ>>239
 ワゴン車のシートに横たわった状態であったか。]

  ………?

 [口ぶりでは何処かに寄るつもりらしいし、
 不本意な寄り道であるようだが
 具体的に何が言いたいのか要領を得ず、
 車椅子に下ろされ、座らされて>>241 
 最後に紙袋を取り外された。]

(252) 2018/12/09(Sun) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [懐かしい田園風景―――、
 下ろされているのは畦道で、鬱蒼と茂る芝生を見渡せた。
 周囲を覗えば、指し示された先に妹の姿>>240。 
 外で過ごす事が出来なくなってしまうから
 こうして猶予を与えた、という事だろうか。

 そういえば、言っていた。
    農園に行かないか>>1:378―――と。

 だからこれは、妹の願いだというのが解る。]

(254) 2018/12/09(Sun) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  逃げた所であいつのことを
  どうにかするって言うんだろう?
  
  生理中の女みたいな面して
  得意になってるんじゃねえぞ。

 [言われなくても、どうする事も出来ない。

 レバーで自動運転の車椅子だが、
 舗装されていない路を通るのだから
 車輪の僅かな蛇行は免れない。
 ましてや、衝撃で車輪が少し歪んでいるらしいし。

 そうして――

 畦道の中程まで至り、フローラの背を見守る。
 目を凝らせば、褪せたラベンダー色が見える。
 水色のワンピースと店で使っているのであろう
 優しい色のエプロンを身につけた妹が其処に居た。]

(255) 2018/12/09(Sun) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  なんだ……似合ってるじゃねえか。

 [着替えを済ませ、髪も整ってはいた。
 既にオズワルドと話はついているのだろう。
 兄の所在を必死に探していた、
 ――と、いう様には見受けられず。

 
 それ以上の言葉はつっかえて出てこない。]*

(257) 2018/12/09(Sun) 23時頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/09(Sun) 23時頃


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [ラベンダーは咲いていないけれども。
 この農園で過ごしたいつかの日と
 同じ色のワンピースを身につけた妹が居た。>>259

 妹がどんな気持ちで選んで欲しかったのか。
 解らない――けれど。
 好みの女性、理想の女性を宛てがわないチョイスは
 妹にとって、一つの解を提示している。


 アポロにとって、彼女は女性ではなく。
 少女でしかなくて。

 そして、妹でしか無い、という解を。]

(263) 2018/12/10(Mon) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  いいよ、――もう謝るな。

 [それは本心だった。
 オズワルドに踊らされていただけだとしても。
 
 そうでなく、
 彼女自身が選んだ選択であったとしても。>>261
 結局のところ、掛ける言葉は変わらない。]

  そうだな、言わなかったし
  言えなかったからな。

(264) 2018/12/10(Mon) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  正直なところ、憎くて仕方が無かった。
  お前の母親も、親父もだ。

  お前にとっては他人だが――…
  俺にとっては母親が全てだった。

  かあさんが一人不幸になって
  ――不幸をかあさんだけに押し付けて。
  そんなことは、あってはならない。

 [家族のひとりを生贄にした。

 そう言いたいのだ。]

(265) 2018/12/10(Mon) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  俺と親父がかあさんを居ないものとして
  別の家族をつくるなんて、耐えられなかった。
  事情を知っても親父と所帯を持とうとした
  お前の母親のことも赦せなかった。

  教えはしたが、言い訳じゃない。
  理解されたいから伝えてる訳じゃない。

  お前が俺を今どう思っていても、
  それは仕方のない事だ。
  謝る必要はない。

 [だから赦してくれという話ではないと。
 ただ、事実を有りの侭に伝えているだけ。]

(266) 2018/12/10(Mon) 00時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ………そうか………。

 [それでも、好きだからと言い添えるのなら
 まだ、兄として見てくれているのだろうか。>>262
 彼女を妹以上の何かとは感じていないアポロは、
 その本質を見抜けてはいない。]

  うん?
  ああ、タツミの所にやっぱり行ったんだな。
  あいつが巻き込まれていなければ――良いんだが。

 [フローラが立ち寄った事を誰かが見ていたなら、
 変な疑いを掛けられても可笑しくはないから。]

(267) 2018/12/10(Mon) 01時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  包帯したまま放置していると
  黴菌や雑菌が繁殖するから
  薬は塗るように言われたし、
  包帯は定期的に変えろって。

  だから、その薬や包帯を貰えるなら、

 [包帯を巻かれた両手の十指を見下ろしてから、
 言いかけた言葉をそこで区切る。
 喋りすぎて喉が渇いた訳じゃない。

 気落ちした薄ら笑顔が、目に入ったから。]

(268) 2018/12/10(Mon) 01時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [困ったように笑う。]

  ……その、匿われている間。
 

  お前が、やってくれるなら。


 [ずっと――三年間何かと理由をつけて遠ざけた。
 
 だが。
  それがきっと、妹を傷つけていた。
  今のアポロにはそれが――解る。]**

(269) 2018/12/10(Mon) 01時頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/10(Mon) 01時頃


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