123 参加者募集【勇者と魔王、はじめての接近】
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ーとある獣の話ー
[小さな頃から、私は人間に憧れていた。 と、いうよりも自分が人間でないことが不思議でならなかった。
殻を破った私が初めてみたのが、人間だったものだから。
今思えば、あれは所謂冒険パーティというものだったのだろう。 その中の一人、魔導師が私を見てにっこりと微笑んでくれて。 私は、この人こそ、この種族こそ、私の親だと確信してしまったのだ。
すぐに私は仲間の元へと戻されたけども。 仲間の姿を見るたびに、違和感があってたまらなかった。
私はなぜ人間でないのだろうか]
(+4) 2014/05/27(Tue) 09時頃
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[人の言葉を覚えた。 人へと変ずる術を覚えた。 人里へと下りて、人と交流した。
そんな様子が、仲間たちは気にくわなかったらしい。 誇りを失ったのかと、幾度となく責められた。 だが、自分の心情がすべてであった私にとって、それは風の囁き程度の意味しかなかった。
そうして仲間を脱しようとした私に、罰は訪れる]
(+5) 2014/05/27(Tue) 09時頃
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[もうバカなことはしないと懇願するなら解いてやる、の言葉と共にかけられた、口塞ぎの呪い。 私の口は意味のある言葉を発することはなくなった。 だが私にはそれは大した問題には思えなかった。
最初は、だ。
筆談も私は上手くないし、そもそも文字を知らぬ人が多いこの世界で、友を作るのは難しく。 やっとできた友人も、やがて寿命がくる。 人の命のなんと短いことか。 最後の言葉をかけてやれぬこの口の、なんと忌まわしいことか。
だからもう、これで最後にしようと。
寂しさに堪えきれなくなった私は、人であることを諦めようと決意した。 でもせめて最後に、初めて見たあの魔導師がいたパーティのような冒険がしてみたいと思って。
思って……]
(+6) 2014/05/27(Tue) 09時頃
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ーそして現在ー
……?
[はて、私はどうしたのだったか、とヨーランダは首を傾ぐ。 確か、野菜の国でぼんやりしていたら、眠たくなってきて、それで……それで?
光の輪に守られたなどと知らないから、不思議そうにきょろきょろして。 ふと、ヤニクがいるのを見つけて、口をオーの形に開く。
ヤニクヤニク!ねえなにがあったの?なんでいるの?ここどこ?
慌てて近付いて、ぱくぱく口を開閉させて。 意味のある言葉を自分は紡げないことを思い出し、しゅんとする。 よく見れば彼は眠っているようで。 起きたら説明してくれるかしらん、とちょこりと隣に座ることにした**]
(+7) 2014/05/27(Tue) 09時頃
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[>>+9起きたヤニクに安堵していれば、突然抱き締められた。 きょとんとしてヤニクをまじまじと見ていれば、親切な彼はやはりこの状況の説明をしてくれた。
……ますたぁ?私? 自分を指差して、またきょとんとして小首を傾いで。
随分と疲弊した様子の彼がまた微睡むのを見て、なでなでと額を撫でてみたりして。 やがて、ブレンダやルーカスと再び話始める彼を、>>+13の2を飲みながら、おとなしく見つめていた]
(+22) 2014/05/27(Tue) 23時頃
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[>>7の4を、椅子にちまりと座ってモグモグして。 ふと、何気なく視線を下にやってから、目を丸くして、みんなの顔を見て、また下を見る。
だって、ヤニクの足元が透けてたものだから!
食事を片手に持ったまま、あわあわと彼に走りよって。 どしーんと彼に抱きつくと、慌てた様子でぱくぱくと口を動かす。 それから、もどかしそうに首を振って、また抱きついた]
(+23) 2014/05/27(Tue) 23時頃
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[足下を指差して、じたばたして。 慌てすぎたのか、無駄に体力を使ったためぷひゅんと奇妙な息を吐くとともに電池切れのようにおとなしくなる。
ヤニクへへにゃんと眉を下げて視線を送って、また足を指差して。 彼の手をにぎにぎして、不安を顔一杯に湛えていた**]
(+25) 2014/05/27(Tue) 23時半頃
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