105 CLUB【_Ground】
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[繰り返す声が男を呼んでも、男の唇が名前を紡ぐことはない。 消えた温もりは虎の胸を締め付け、小さく肩を震わせても。]
辛いか?
[決定的な刺激も与えず、埋まらない隙間も埋めてやれず。 代わりに男の指は尻尾を掴んだまま、後ろへと。 何度も道具を受け入れたそこに、先ずは指をゆっくりと押し当て。 涙混じりの声に漏らす苦笑は。]
力、抜いてろ。
[ひとつ、ふたつと指を侵入させて解し始める。]
(@170) 2013/12/20(Fri) 20時半頃
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――――泣くな。
[悪いと、また切なく落とし。 耳に押し当てた唇は痛いほどに優しく。]
俺まで泣きたくなる。
[だから今は、この快楽に溺れられるように。 指は中を蠢き始めた。]
(-522) 2013/12/20(Fri) 20時半頃
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やるよ、気持ちいいのを。
[十分に解れたなら指を引き抜き、耳元に囁く。 触れる唇は口付けに似て。 抜いた部分にぐり、と。 十分に濡らした尻尾を推し進めていく。]
噛んでもいいぞ。 まあ、死なねぇ程度に、してくれ。
[服を噛むよりと、シャツの首もとを緩める。 肌を合わせた方が涙も止まるかと。 目隠しした虎の顔にひたりと触れる銀の下、浮かぶのは獰猛な獣のじゃれた傷痕。]
(@171) 2013/12/20(Fri) 21時頃
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[もういいと落ちる音。 ならばと、男が口を開くことはない。
見えない暗闇を進むのは、恐怖が付きまとうだろう。 その恐怖に、反発もするだろう。 それでも虹の向こうに進めるよう。 男は分かりにくい“愛情”を持って、なんだってしてやるつもりだ。
空の向こうを見つめる事が出来るように。 雨は人知れず、足元に落ちる。 下を向く必要など *ないように*]
(-528) 2013/12/20(Fri) 21時半頃
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[指を引き抜き、慾も体も埋め尽くすように尻尾を押し進めていく。 男のものは使えない、そしてそこに熱がともることも、まだ。]
しっかり、飲み込めよ。
[抜き差し出来るように作られたものでない尾を中に埋め。 自分の手ではできぬ奥まで飲み込ませると、手は前で泣く熱に触れ。 ごつい手で包み込めば、予告もなく素早く扱きあげた。]
中、自分で出来るな?
[初めに囁いたように、可愛い声を聞かせろと前を攻め立てる掌。 くちゅくちゅと立てる卑猥な音は部屋中に広がって。]
(@179) 2013/12/20(Fri) 22時半頃
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素直に泣かせてやれれば、いいのにな。
[独り言が滑り落ちた。 胸を苦しめる音にしかならないだろう声が、卑猥な水音と交ざる。]
声、聞かせてくれるんだろ?
[耳元に囁き、ぺろりとなめあげた。]
(-546) 2013/12/20(Fri) 22時半頃
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…、…くすぐってぇな。
[牙は立てられず、代わりにざらついた感覚が皮膚を這う。 図体ばかりでかいのに、まるで子猫のようなそれに少し笑みが漏れた。 噛みついて傷がついても、怒りなどしないし 胸を切り裂かれても、叱りなどしなかったのに。]
ほら、啼いて聞かせろ。
[先端をグリグリと親指でいじくり、括れをなぞり、裏側を指が這う。 少し強く圧迫して、熱を吐き出させるようにと扱き上げる。 傷痕に触れない指に、また苦笑を落として。]
(@180) 2013/12/20(Fri) 22時半頃
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/* みんな秘話ひわしとんやろぉぉお(*ノノ)
おもてで! もっとおもてで! えろえろしてくれていいのよ!!!
(*ノノ)
(-547) 2013/12/20(Fri) 23時頃
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/* うお、あ、リスは俺宛やったんか!? ちゃ、ちゃうよね、うお、なんだよドキドキするじゃねぇか(○□○*)
(-554) 2013/12/20(Fri) 23時半頃
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[甲高い声が聞こえれば、片手は顔にのぼり喉仏を擦る。 顎を持ち上げ唇に触れれば、口を広げさせ嬌声を堪えることを許さない。 掠れた短い声でなく、脳まで痺れるような。]
だめだ、もっと。
[反り上がる背、合わせるように猛りを擦って。 一瞬離れ、また触れる唇が熱い。 薄い皮膚など切り裂いてしまっても構わないのに、そうしない あるいはそうできない姿に、緩やかに後頭部を撫でた。]
(@181) 2013/12/20(Fri) 23時半頃
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っ、――――。
[太陽から溢れる雨は、目隠しの隙間から溢れ。 男の指先はそれを掬い、自らの口へと運んだ。 寂しげな味に、苦笑を溢して。 薄い皮膚がほんの少し突き刺され、噛み痕を刻む。 小さな痛みに、息を飲んだ。]
…―――大丈夫だから、感じてろ。
[擦り寄る頭を、撫でて。]
(-565) 2013/12/20(Fri) 23時半頃
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[ほんの少しだけ皮膚を刺した牙、とはいえ胸元の爪痕程ではない。 余程、工場で強くしつけられてしまったのだろう。 虎は頑なに男の傷にも、銀にも触れず。]
ああ、いい声だ。 上手だな、いいぞ。
[中を自分で擦る尻尾に、ご褒美のように手を滑らせながら付け根を握り。 逆の手を先走る露に指先を絡め、擦り、扱き。 やがて熱すぎる白濁が飛び散れば、快楽の小波が消えてしまわぬように滑りをそのまま熱に塗り込んだ。 離れる牙、手が延びる。
男は――――]
(@183) 2013/12/20(Fri) 23時半頃
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――――――。
[虎の爪が触れる方が早かったか。 男の制止が先であったか。 カツンと金属は音を立てて床に落ちた。
伸ばされた無意識の手をそっと撫でて。]
“だめ”、だ。
[空虚なそれに触れてはならないと、告げ。]
(-571) 2013/12/21(Sat) 00時頃
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[音を立てて落ちた銀色。 そっと虎に囁きを落とせば、酷く優しい手つきで指先に触れた。 それから、落ちた銀色を拾う。]
可愛く啼けたな、いい子だ。
[頭をなで、綺麗だった白衣が虎の吐き出した熱を拭っていく。 言葉は淡々としたもので、まるでボーダーラインを引き直すように。]
(@185) 2013/12/21(Sat) 00時頃
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[落ちた銀色は、サヨナラの合図でもあったのだろうか。 リスの声が耳に届く。 忘れようとしているように、感じた。 通信の音は途切れ、それ以上声が届くことはない。]
ああ、それでいい。 お前たちに必要なのは、俺じゃないんだから。
[だから忘れてしまえばいい。 煙草の匂いも、汗の香りも、撫でる手の暖かさも全部。 偽りの名前も、 *なにもかも*]
(-576) 2013/12/21(Sat) 00時頃
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[鎖が千切れてしまっているらしい、今すぐに直すこともできず 男は拾ったそれを白衣のポケットにしまった。 もう片手で触れる震える手に、両手を添えて。]
うん?
[まるでなんでもなかったかのように、手を撫でる。 “大丈夫”と言わないのは、二年前も今も変わらず。 ただそっと、その手を撫でた。]
(@189) 2013/12/21(Sat) 00時半頃
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お前は、何もしてない。 そんなに怯えるな。
[震える手を撫で、今度は頭をぽんぽんと叩き。]
そろそろ捨てなくちゃ、いけなかったんだ。 ――――切ってくれて、有難うな。
[これを下げていることは、男にはもう出来ない。]
(-582) 2013/12/21(Sat) 00時半頃
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[出荷直前の虎が、一度出荷を見合わせる事となった事件。 猫が揺れる玩具に飛びついた、ただそれだけの事だ。 切り裂かれた胸が痛くないわけもなかったが それよりも、本当の猛獣のように扱われた姿の方が男には辛かった。
こうして、怯えるほど躾をされるハメになったのだろう。 その原因は男の放った一言のせいでも、あり。
だからこそか、目隠しから溢れる涙を救い上げ。 頬を、頭を撫であげた。 首筋による顔が噛み痕を舐めるのは、くすぐったく。 また手を伸ばして、髪をぐちゃぐちゃにしてやった。]
俺は平気だ。
[落ち着くように、何度でも。]
(@193) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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俺が噛んでもいいって言ったんだろ? お前が何か、悪い事でもしたか?
[まるで当たり前のように、頭をくちゃくちゃにしてやる。 鉄錆びの味は薄く、精々7日もすれば傷は癒えるだろう。]
噛み殺す事も出来るお前が、これだけで済んだんだ。 大手を振って、買ってもらえる。
[試したつもりはないが、そう告げれば安心するかと思ってのことだ。 不安を払拭するように乱暴に撫でやる。 それから多すぎる温もりを与えない為に、男の手は離れた。]
(-598) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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もう、寂しくないな? 必要な時に呼べ、また来る。
[手は離れる、余計な熱を与えてしまわぬように。 癖のように掻き毟る首筋は、この時ばかりは逆を押さえ。 左側の傷をさすって、立ち上がった。 いつものように淡々と、“必要な時”に呼べと落として。]
ああ、多分雪になってんぞ。 さっきから音しねぇもんな。
[見て見るといい、と口にして(>>371) 男の姿はゆっくりと、虎の部屋を 後にした*]
(@194) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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/* 藤さまお金持ち(*ノノ) 虎ちゃん虎ちゃん、長らく有難うね!!
(-612) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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―寮・虎の部屋―
謝れるのは、いいことだ。
[謝罪にはそう告げた。 撫でる手は離れ、空を切る手をもう一度撫でる事はなく。]
雪、綺麗だぞ。
[それは触れると消えてしまう、幻想のよう。 静かに寂しく降り積もる。 足音は振り返らず、虎の部屋から離れ。 扉が閉まる音と共に聞こえるのは。]
(@196) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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…――――それは、叶えてやれねぇよ。
[冷酷に落ちる、雪の一片。 取り残される動物は、総じてそう思ってしまうのだろうか。 居心地のいい場所だと、認識してしまっているのだろうか。 それではならない、そう在ってはならない。 男の足音は、いつもと違う革靴の音で遠ざかる。
優しさも、温もりも、何もかもを *引き連れて*]
(@198) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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[まだ、男の元に“虎を買う”という報告は来ていない。 けれどいつか、誰かに買われていくのだ。 この場所に慣れさせるわけには、いかない。]
――――――。
[少し、世話を離れるべきか。 男はそんな事を思いながら、虎の側を *離れた*]
(-623) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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―研究ルーム―
[男の足は研究ルームへと戻り、デスクに着く。 まだ部下たちは帰ってきていないようだ。]
――――――。
[シャリ、と持ち上げた、千切れた銀色。 指先がぱちんと開く。 その表情は前(>>@78)と違い、なんの色もなく。
黒縁のガラスが映すのは――――ただの銀。
そのロケットは空虚で、元から何も入ってなどいない。 男の表情が次第に曇り、眉根を寄せ。 憤怒とも、悲痛とも、疲弊ともとれるものを作り上げた。]
(@199) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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[“いつか”写真をいれて、二人で互いに持とうと誓った。 減俸もペナルティも、この研究所から追い出されてもいいと。
結局は、写真など撮る事も出来ぬまま引き裂かれ。
最後に聞いた悲痛な声が、今でも耳に残っている。 目隠しを外され変わる表情を、今でもこの目が覚えている。]
(@200) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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悪いな。
…、……悪い。
[その声は、酷く細く。]
愛してる。
[数度、その言葉を繰り返して。]
(@201) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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――――愛して、た。
(-632) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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[何もないその銀に、甘い甘い口付けを落とす。 ゆっくりと蓋を閉じた微かな音の次に聞こえるのは。 灰と吸殻だらけのゴミ箱が、それを受け止める音。
時計を見上げた男の表情は、もういつもと変わらない。
――――ああ、なんて最高の *誕生日だ*]
(@202) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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/* お祝いされない誕生日の目標と共に、ロケットを捨てるという目標を達成した!!
計画していたように、どんどんLast Song化していくフーさん。 はまらない部分を探すのが難しいくらい、イメソンになってますけど! 本来、Foo Fighterのはずですけど!?
(-634) 2013/12/21(Sat) 02時頃
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