193 ―星崩祭の手紙―
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お疲れ様でしたー。
最終日のお手紙遅れなくて、すまない……っ! 絡めなかった人が多くて残念だけど、みんなそれぞれの世界を生きていて素敵だった!!
(-4) noir 2016/07/20(Wed) 02時頃
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あっ、村建て様、延長ありがとうございます!
(-5) noir 2016/07/20(Wed) 02時頃
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「お手紙遅れない」って何その誤字。
「送れない」だよ遅れてないなら良いんだよ入村分から誤字ってたよもう!!
[orz]
しょんぼりロール可愛かった同意!
俺も自分から送った手紙以外の手紙、最後まで来なかったからしょんぼり感は分かる……。 でもたくさん来てる人は楽しい反面大変だろうなと思うと、丁寧なお返事が余計に嬉しい……ありがとう。
(-14) noir 2016/07/20(Wed) 02時半頃
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あ、そうだ。
『宇宙カプセルを送った人に一度だけお手紙が送れます』ですが、下のどの解釈が正しいでしょうか。 1.宇宙カプセルを(自分から}送った人の中から一人に送れる 2.宇宙カプセルを(自分からでも相手への返信でも)送った人の中から一人に送れる 3.宇宙カプセルを(自分から}送った人には全員に送れる 4.宇宙カプセルを(自分からでも相手への返信でも)送った人には全員に送れる
相手から来たカプセルが手元にあればメモリー読めるので、4で良いのかな。
(-15) noir 2016/07/20(Wed) 02時半頃
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念の為確認しつつ。
送り損ねた最終日分の手紙、 エピでひっそり送っちゃだめかなと甘えてみつつ。
皆様のお手紙に後ろ髪引かれながら今日は取り敢えずおやすみします。
おやすみなさーい!
(-17) noir 2016/07/20(Wed) 02時半頃
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>>-16 ミツボシ こっちこそ、丁寧なお返事嬉しかった! ありがとう!おやすみー!
(-18) noir 2016/07/20(Wed) 02時半頃
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ミツボシとポーラで宇宙を股に掛けたアイドルユニットが出来るなぁと思ってた。 歌と踊りのコラボレーション……!
(-139) noir 2016/07/21(Thu) 12時半頃
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とかなんとか世迷いごとを言いつつひょっこり。 取り敢えず御礼のみ。
>>-19 村建てさん ご回答ありがとうございますー! お言葉に甘えて、最終日分もこそっと送りたいと思います……!
(-140) noir 2016/07/21(Thu) 12時半頃
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わぁわぁログ増えてる! 進行中も読みきれていないのでちょっと潜ってきま……!
(-209) noir 2016/07/22(Fri) 01時半頃
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ピートおつかれおやすみ! 俺も明日はほんと、寝落ちないようにしないと!
でもちょっと表も進めときたい!
(-212) noir 2016/07/22(Fri) 01時半頃
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キカの惑星育成キットいーなぁ。
(-214) noir 2016/07/22(Fri) 01時半頃
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ミツボシもおつかれおつかれ。 明日は俺も早く色々片付けてinしよう。
ね、ほしかった。 でも俺、愛情掛け過ぎて壊すか、星の寿命が尽きたら泣くかしそう……
(-216) noir 2016/07/22(Fri) 02時頃
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やっとエピだぜふっふー。 ロールは。あ、明日に、書くことは頭にあるんだけど、寝ないと流石にヤバい。
>>-80 ライジさん ちゃんとかわいいこ(シンくん)に届いたよやったね!って中身は(ry 青少年的にはちょっとしょんぼりだよね。わこうどだもんね。
>>-89 ピート ソロールじゃないと息切れしそうなキャラやってみよーかなと思ってたくらいで、詳細は何も決めてなかったので大丈夫! あ、でも使えないキャラはwikiに明記してあれば嬉しかったかな。
一瞬クリスマスにしようかなとも考えた時期がありましたが、 僕がやったら威勢の良いたこ焼き屋台のねーちゃんになってしまっていたと思うので、踏み止まったお陰で健気可愛いクリスマスに会えて良かったです。
(-218) noir 2016/07/22(Fri) 03時頃
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クリスマスの周りのふよふよ浮いてるの。 たこ焼きに見えない?
(-219) noir 2016/07/22(Fri) 03時頃
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>>-221 クリスマス
[ずっしりと重いそのカプセルの蓋を勢い良く開けると、ソースの香りと何かひらひらしたものが溢れ出した。 思わず、腹の音が鳴る]
[ぎっしりと詰め込まれた、ケースに入った丸っこい何かは焦げて潰れて固くなっているようだけれど、料理のように見える]
これ……食っていいんだよ、な?
[疑問符を浮かべながらも脇に添えられていた細い棒で、真ん中辺りの一つを串刺しにして、口に運ぶ]
――むぅっ、これはっ!!!?
(-225) noir 2016/07/22(Fri) 12時頃
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冷えてなおとろりと優しい舌触りとダシの風味!! その中に仄かにぴりりと舌を刺すシャキシャキとした野菜の旨さ!! 焦げた部分もまた香ばしく、食感のアクセントにもなっている! 何よりツブツブとした切り身の食感が特に良い!!
これは……これはっ!美味い!!!!!!!
[夢中でばくばくと食べ進め、ふと、一つに文字のようなものが焼き付けられている事に気付いた]
……ん、字????
[慌てて残りを見渡し、目に入った文章は――]
『ワシ、たこ家な!』
――だめだわからん!!!!!!!
(-226) noir 2016/07/22(Fri) 12時頃
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せいだいにふいた。 クリスマスありがとー。
ライジぱっぱの星どうなるのかなぁ……
[たこ焼きもぐもぐ]
(-227) noir 2016/07/22(Fri) 12時半頃
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― 調査船島:湖底遺跡調査部 ―
……腹へったなー。
[行列の出来る人気店の朝粥セットは、健全な心と身体を持つ若人の腹を満たすにはお上品過ぎたらしい。 まだ昼時まで暫くあるにも関わらず、胃が空腹を訴え掛けてくる]
「おーい、R0-MBαちゃんから御指名だよー」
[へらりと笑いながら掛けられた声に、 数日前に湖底で拾ったカプセルに付いた泥や藻を落としていた手を止め、渋面を向けてやる]
なぁーにが『御指名』だよ。 たまにはオマエが行けよなー。
[文句を言いつつも、「くっそ腹へってんのに」とぼやきながら潜水服に袖を通す。 可愛いけれど困った性能のR0-MBαはまた、湖底で立ち往生しているのだろう]
(78) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃
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― バーガーショップ ―
おばちゃーん!いつものやつね!
[馴染みの店へ入るなり、開いているカウンターに腰掛ける。 いつもの行動、いつもの光景。一つだけ違うのは]
――っと、やっぱ今日はミックスフライなしで!
[注文を少し減らしたこと]
「なんだ胃袋那由他坊が、一丁前にダイエットかい?」
ちっげぇよ。せっかく美味いもん食って付いた肉落とすとか、料理に失礼じゃねーか。 それに俺の胃袋と夢と情熱は無限大――って、ちがうちがう。
[脇腹の肉を数センチほど抓みながら眉を寄せるも、「そうじゃなかった」と手を顔の前で振る]
もうちょいで星崩祭だろ? ちょっと美味いもん食う資金を残しとかなきゃなってさ。
(79) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃
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なーオバチャン、宇宙鼠って食ったことある?美味い??
[頬張ったナユタセット(フライ抜き)の三個目のバーガーを水で飲み下し、ふと思い出した事を訊ねてみる]
「――はぁ!?ねずみィ!!?」
[パティを取り落としそうになった店主が素っ頓狂な声を上げるのを目の端に、こくんと頷く]
そう、ねずみ。宇宙鼠。
「バカ言うんじゃないよ。ねずみったらアンタ、御貴族様のペットじゃないか。 食べるどころか、庶民じゃまず目にする機会も無いよ」
……あー。だよなー。
[一度は水に沈んだだろう星に、陸の動物の数は減っている。 船上の畜産施設で増やせる家畜はたくさん居るけれど、鼠といえば稀に貿易船に紛れてやってくるだけの希少種だ]
(80) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃
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「何でまた」
[怪訝な表情で以って「食欲魔人にしても突飛な事を」と言外に訊ねる店主に、曖昧に笑う]
や、文流しで知り合った子がさ、 宇宙鼠のジャーキーは美味いって。
……いつか食べてみたいよなぁ。
[最後のバーガーを噛み締めるよう飲み込んでからしみじみと呟いていると、「仕方無い」と独りごちた店主がことりとカウンターに何かを置いた]
「宇宙鼠じゃなくて悪いけどね。 うちの店で星崩祭に合わせて出す新作、毒見してっとくれ」
(81) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃
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― 調査船島:中央通り ―
[宇宙プランクトンの移動が始まって数日。 うちの星にも彼等の波は近付いてきているらしく、いつ星崩祭が始まってもおかしくない状況らしい]
[今夜か、明日か。 残念ながら星の軌道を観測出来る程の技術が確立されていないから、飽くまで予想との事だけれど]
うわー、賑やかだなぁ。
[通りは、気の早い出店や、それを目当てに集まった陽気な人々。 文流しのカプセルを抱えた人々で溢れ返っている]
[俺も御多分に洩れず、今朝方買ったカプセルを抱えている]
(84) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃
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[潜水艦を模した大きなカプセル。 その中に、小さな魚を模した返信用のカプセルが一つ]
[もう星崩祭は目前だから、もう返信用カプセルは使う機会が無いかもしれない]
[手紙を抱いた魚は、もう一つ、暗闇で光を発する不思議な植物を閉じ込めた小さな硝子瓶を抱いている]
(-246) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃
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こんにちは。こんばんは? 今そっちは何時だろう。どんな挨拶をするんだろう。
俺は、湖の星のナユタ。 湖の星は大きい湖に囲まれていて、みんな舟で暮らしてる。 他の星には湖じゃなくて、『海』って塩っ辛い水の溜まった場所があるって聞いたことがあるけど、アンタのとこにはあるのかな。
植物が無い星も、機械が沢山ある星も、 色んな星があるんだって、文流しで知ったよ。
でもどんな星でも、誰かの傍らには大切な人がいる。
(-247) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃
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アンタの星はどんなところなんだろう。 大切な人は傍にいるのかな。
残念ながら俺は一人で星崩を見ることになりそうだ。 星崩祭には間に合わないけど、今度の休日あたり家族に会いに返ろうと思ってる。 それからいつか、大切な人と出会えるといいなって。
だから俺の分も、アンタが大切な人と星崩を見上げられますように。 願掛けのおすそ分けしてやるよ。
可愛い女の子のお祈りだから、効果はきっとバツグンだ!
――湖の星より ナユタ
(-248) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃
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[色気の無い白地の紙と黒のインクの中、 「お祈り」の文字の横に三つ、星を象ったマークが黄色のインクで描かれている]
(-249) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃
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やっと最終日分を補完。 間に合わない気がしてる(追従)
アイドルユニットが実現してる……! 二人とも綺麗だなぁ。
(-250) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃
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むしろ俺が挟みまくってごめん! これが別名ナユタサンド!(まじごめん)
(-252) noir 2016/07/22(Fri) 22時頃
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俺のギリギリどころかふつーにアウトだから、お返事は無理せず! エフぱっぱも、いい星崩祭を!
(-257) noir 2016/07/22(Fri) 22時半頃
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あ。クリスマスもラジオで声拾ってくれてありがとー! 拾い難いのにさんきゅー!
(-258) noir 2016/07/22(Fri) 22時半頃
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わーいたべものたべもの! 宇宙アイドルユニットの鑑賞会しよう!
星崩祭の間に送られた宇宙カプセルはいつ届くんだろう。 惑星間で時差はありそうだから、行き違いになったりもするんだろうな。
(-267) noir 2016/07/22(Fri) 22時半頃
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俺の中身が鳥飼いだからね! 小鳥なんて可愛いものが来たら愛でない訳が無かった……!
ポーラの歌聴きたいなと思ってたから、間接的にだけどミツボシのディスクで聴けそうで嬉しい。 ありがとうミツボシ!
(-268) noir 2016/07/22(Fri) 23時頃
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おとーさーーん!!!!
よかったね、よかったねクリスマス……!
(-296) noir 2016/07/22(Fri) 23時半頃
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か、書き溜めたらながくなったー。 ゆるゆる投下するけど、エピでもらった手紙の反応は、あやうい。
(-311) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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― 調査船島:港湾 ―
[空へ、宙へ昇り、小さくなり、消えて行く無数のカプセル]
[行く先はそれぞれ別の、どこかの誰かのところ。 行く先々で、きっと誰かの小さな幸せになる為の、小さな心の旅人たち]
[何処か幻想的な光景をぼんやりと眺めていると、 背後から、わぁ……っと、歓声が沸いた]
――……う、わぁ。
[振り仰ぎ、「すげぇ」と口元だけで呟く]
(115) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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[青と紫と少しの紅が入り混じる宵闇色の空。 まだぼんやりと白く並んだ二つの月と、微かに光る小さな星々]
[いつもの光景、いつもの、どこまでも続くかのような水平線。 その水平線の端から、ぶわりと光が沸き立ち、空を翔る]
……金色の滝みたいだ。
[星が崩れゆく波のように見えるから、星崩祭。 金の波は、金の滝は、空と水面を翔け、泳ぎ。縦横無尽に視界を染め上げてゆく]
[まるで、奇跡のような光景だった]
(116) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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[肩に置いた機械仕掛けの小鳥に見えるよう、小さな頭を宙へ向けてやる。 愛らしい声で「ぴゅいっ」と鳴いた小鳥の無機質な瞳にも、この光景が映れば良いと思った]
(117) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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[前夜祭として行われる文流し。 実際には星崩祭が終わるまで、宇宙カプセルの遣り取りは可能らしい。 返信用のカプセルの内蔵されていない、やや小振りなカプセルを売る店が幾つか見える]
[他の船や島の事までは分からないけれど、調査船島の売り場では島特有の文化という事でか潜水艦型のカプセルを良く見掛けた。 やはりここでも潜水艦型が人気なのか既に品薄のようだった]
オネーサン、そのカプセルちょうだい。 あーっと、もうちょい大きい……そうそれ。
[残っていたカプセルの中から、男の両手にやっと収まるか収まらないか程度の大きさのカプセルを幾つか。 デフォルメされた花弁の多い花を模ったカプセルを――妙に少女趣味に見えてどうかと思いながら――購入した]
(118) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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[桃色の薔薇を模ったのだろう玩具のような小振りのカプセルの中。 手紙と贈り物が、ぎゅうぎゅうに詰められている]
(-313) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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鉄クズヤードのお姫様 ミツボシへ
返事と綺麗な海の絵をありがとう。 ちゃんと手紙が届いてたことと、喜んでもらえたこと、返事をもらえたこと。 みんな、ぜんぶ、すっげー嬉しい。
チーズは湖面クジラや星牛から作れるからうちの星にもあるけど、宇宙鼠はこっちじゃ食べられないみたいだ。 そうだ、絵の中の女の子がミツボシなのかな。 あの子がドレスを着て踊ったらすごく綺麗だろうなー。
宇宙鼠ジャーキーも食べてみたいし、ミツボシが踊るところも見てみたいし、 いつかそっちのバーに行けたらいいな。
……って言っても、うちの星の技術じゃ俺が爺になっても難しいだろうから、こっちの『おいしいもの』を少しだけ送るな。
(-314) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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あ、そうそう。
人に訊いといてアレだけど、俺の『大切な人』は家族なんだ。 今は一緒に暮らしてはいないけど、これからは家族を大切にして、 んで、そのうち出来るだろう特別な人も、いっぱい大切にしたいと思うよ。
でも今回の星崩祭は、残念ながら大切な人とは見られないかな。 残念だから、他の星のやつにもミツボシのお祈りパワーお裾分けしておいた。
ミツボシが、いつか大切な人と笑いあえるように。 ミツボシに、大切な人がもっといっぱい、ずっと出来るように。 俺のじゃお祈りパワー弱いかもしれないけど、お祈りしておくな。
じゃあ、良い星崩祭を!
――湖の星より ナユタ
(-315) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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[色気の無い白地の紙と黒のインクの手紙。 その中にエフに送った時と同じく「お祈り」の文字の横に三つ、星を象ったマークが黄色のインクで描かれている]
[それから、馴染みの店で毒見と称してサービスされた、星型の果実を透明な飴で包んだ黄金色の菓子。 食べればしゃりっとした触感と酸味が甘い飴と絡み合う絶品なのだけれど、これは食べる事を必要としない『人』を知らない青年の手落ち]
(-316) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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[もうひとつ]
[小さな小さな凸凹とした突起を持つ、生まれたての星のような砂糖菓子を閉じ込めた小瓶。 色取り取りのこれは、出店で買ったばかりのもの。 ミツボシのマークに似て見えたから、きっと見ているだけでも喜んでくれるだろうと思って]
(-317) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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うーん、さっすがに小さい
……な、これは。これは無理だ。
[もう一通を送ろうと桃色お花畑なカプセルを開いてはみたものの、容量に対し、如何せん中身が多過ぎた。 四苦八苦しているうち、手元で紙袋ががさりと音を立てる]
――ああ、これがあったっけ。
[手に提げたままだった袋を持ち上げ、少し重いそれを取り出す]
(119) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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[湖底で無人探査機『R0-MBα』が引っ掛かって――もとい、発見したのは、大量のカプセルだった。 何年前のものだろう、昔むかしで始まる御伽噺の時代のものかもしれない、カプセルの山。 中身が入った物から空の物まで、まだ調査しきれてはいないけれど、祭り明けはきっと残業の日々が待っていることだろう]
[最初にR0-MBαが見つけたカプセルは、同じ時代の物だろうという事だった。 一見して空のカプセルは、資料的価値は低いだろうと発見者である俺に押し付け――もとい、調査部から俺が譲り受けた。 調査班に渡す前にと思い泥と汚れを落としていたのに、無駄骨を折った気分だ]
(120) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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[ともあれ汚れを落としたお陰で、調査班に比べれば文化史の素人同然の俺にも一つ分かった事がある。 現代の潜水艦型のカプセルと湖底から引き揚げたカプセルは良く似ていると思ったけれど、これは全くの別物だ。 螺子の細部に至るまで緻密に組み上げられたカプセルは、現代の形だけを似せたものを遥かに超えた技術を以って作られたもの]
[そして何より、そもそも模している乗り物が、違う。 一見すると良く似た形をしているけれど、 ずんぐりとした舟のようなボディには、潜水艦には無い羽のようなパーツと噴射孔のようなパーツが付属されている]
(121) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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うーーーーん…… まぁ、これでいっか。うちの星の物なのは間違いなさそうだし。
[時代はかなり違うけれど、それは些事だろう]
(122) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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[返信用と思しきサイズの宇宙船のような形のカプセル。 古めかしいデザインのカプセルの表面には、取り切れなかったのか緑色の藻が少しだけ付着している]
[開くと手紙と贈り物が、ぱんぱんに詰め込まれている]
(-319) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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機械仕掛けの星のライジへ
返事と、可愛い鳥をありがとう。 贈り物、急ごしらえだったのに喜んで貰えたみたいでよかった。
そうだ、鳥! すごいなこれ、どういう仕組みなんだろう。 鳴くだけじゃなくて、表情も作れて、遊んでると感情があるんじゃないかと錯覚することがあるよ。
動力は?仕掛けは? 中がどうなっているか気になって仕方ないけど、俺じゃ元に戻せる自信が無いから我慢するな。
あ、でも寿命だけは気になるかな。 出来れば長く動いていて欲しいけど、難しいのかな。
(-320) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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ライジ……さんって言ったほうがいいのかな。お父さん世代なんだし。
俺さ、ライジさんや他の星の子から手紙をもらって、世界には色んな星があるんだなって思った。 文流しが無かったら、植物が無い星があるなんて知らずにいたと思う。
でも、その色んな星に住んでる人たちで、きっと姿形も少しずつ違う人たちなんだろうけど、 同じように星崩祭を楽しんで、同じように大切な人が傍に居るんだなって思うと、何だか不思議だ。
ライジさんには息子さんがいるんだろ? 嫁さんとかもいるのかな。
前よりカプセルが小さいからあんまり送れなかったけど、行き着けの店の星崩祭限定品を同封します。 家族みんなで食べてください。
じゃあ、良い星崩祭を!
――湖の星より ナユタ
(-321) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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[色気の無い白地の紙と黒のインクの手紙]
[それから、馴染みの店で毒見と称してサービスされた、星型の果実を透明な飴で包んだ菓子。 店のオバチャンに頼み込んで、何本か包んで貰った]
[あかいいろ。みどりいろ。あおいいろ]
[RとGとB。三色揃ったつやつやの飴。 飴の中にはしゃりっとした触感と酸味が魅力の、瑞々しい果物が封じ込められている]
(-322) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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[差出人も、彼の住まう星の調査班も気付かなかったこと。 そのカプセルは二重底になっていて、一見すると何も無い側面に、もう一つ小さな空間がある]
[それに気付いたなら、一通の手紙が同封されていた事にも気付けた筈だ]
[長く水に沈んでいたというのに一滴の滲みも無い、ただ経年だけが目立つ黄ばんだ半紙。 端はボロボロ、数箇所に破れや文字の掠れがある]
[けれど、書かれた文字は色褪せず、確りと残っていた]
(-323) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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こんばんは。貴方のところは、もしかしたらおはようかしら?
宙に浮かぶ宇宙プランクトンの波が濃くなって、もうすぐ星崩を見られると皆わくわくしています。 娯楽の少ない場所だから、私もとっても楽しみなの。
こうやってお手紙をやり取りするのは、文流しと言うのよね。 外部と連絡が取れない此処に宇宙カプセルが届いたときは驚いたけれど、とっても嬉しかったわ。
あのね。多分貴方は、この手紙の返事を待ってはいないと思う。 でも、「星が死んでしまうかもしれない」という貴方の声は私に届いたわ。
これでも、お返事しようかどうしようか迷ったのよ? でも、貴方の星にこの手紙が届いて、きっと貴方がこの手紙を読んでくれると信じて、筆を取ることにしました。
(-324) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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貴方の星は、兵器の誤用で海が汚染されてしまった。 そして徐々に、汚染された海に星が沈んでいる……のよね。
実はね、私の星も、長い長い戦争の影響で人が住めない土地になってしまったの。 土地を奪い合っていたのに、その土地がなくなったのでは笑い話にもならないわね。
今私たちは、広い惑星に点在している避難用ドームに暮らしているの。 どれくらいドームがあるのか、どれくらい人がドームに暮らしているのか、 友人がどうしているのか、家族がどうしているのか。 それは、ドーム間での通信が途絶えている現状、分からないけれど。
でも私は運良くドームに逃げ込めたから、こうして貴方に手紙を書くことが出来ているわ。 (遠く離れた星の貴方と手紙がやり取り出来るなら、家族に私の無事を伝えられたらいいのに!)
(-325) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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ドームの外で、たくさん人が死ぬのを見たわ。 ドームの中から、何も出来ずにただ見ているだけだった。 もうドームは満員で、私たちの他はもう誰も受け入れることが出来なかったから。
人口は九割まで減ってしまったと、一方通行の情報しかくれない中央のラジオが言っていたのはいつだったかしら。 だいぶ前の話だし、中央のラジオもいつの間にか流れなくなっていたから、今はどうなっているのかしらね。 でも中央シェルターの人間は私たちがドームで暮らしていることも知らなかったでしょうし、きっともっと沢山生き残りは居るはずだって、皆話していたわ。
ああ、私の話になっちゃったわね。ごめんなさい。
(-326) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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貴方が言うように、星は近いうちに海へ沈んでしまうのかもしれない。
でもね。 水位が上がり陸が沈み始めたのが急な話で、その原因すら分かっていないなら。 もしかしたら、星は海に沈むことなく、貴方も死なずにすむかもしれない。
それにね、貴方のくれたカプセル、とても良く出来ていた。 返信用のカプセルも、これは宇宙船よね? 私は機械には詳しくないのだけれど、貴方たちの星では、惑星間移動も出来るんじゃないかしら。
それなら、船を造りましょう。 貴方と、貴方の家族、貴方の友人、貴方の友人の友人。星が沈んでしまう前に造れるだけ、たくさん。 星の全てを乗せられる船なんて要らない、貴方が造れるだけの船を。
そして皆で旅をするの。
(-327) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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|
あとは貴方たちが造った、毒素を結晶化する機械の出番ね。 貴方は『無駄だった』と言っていたけれど、貴方が旅から帰る頃には海はすっかり綺麗になっているかもしれないわ。
あ。もし旅に出たなら、私の星にも立ち寄ってくれると嬉しいわ。 貴方たちの機械と技術があれば、私たちの星の汚染も浄化することが出来るかもしれないもの。
(-328) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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それでもどうしても、間に合わなかったなら。
貴方が造った、貴方が『不出来な実験体』と言っていた子たち。 あの子たちなら、もしかしたら汚染された海でも生きていくことが出来るかもしれない。
もし貴方が死んでしまったとしても、貴方は次代に命を繋げることが出来るのかもしれない。
ヒトと違う肌の色でも、ヒトと違う器官を持っていても、 それでも貴方たちの遺伝子を持つ、貴方たちの子孫だから。
(-329) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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遠く離れた星の私が、 仲間を見殺しに危機を逃れた私が何を言っても、貴方には届かないかもしれない。
でもね、危機を逃れた私だから言えることもあるの。
どうか、希望を捨てないで。
――星暦XXX年 XXXXXより 貴方と、貴方の子孫の無事を願って
(-330) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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/*
ぜはー。 お手紙と、蛇足蛇足。
ピートにもお返事来たら飴ちゃん贈る感じ。
(-331) noir 2016/07/23(Sat) 00時半頃
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/*
書き溜めてた間のログ読み読み。
ミツボシも、アマルテアとステラも、エフも。 家族の絆が眩しい、優しいラストで。
涙腺緩む……
遅れたけど、シンくんお誕生日おめでとう。 優しい絵本のプレゼント素敵だな!
大きくなれることを祈ってる……!
(-344) noir 2016/07/23(Sat) 01時半頃
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/*
いーすたーかわいい。 うっかり真なるナユタバーガーしてなくて良かった。
ミツボシのチップ周りの話は機会があれば読んでみたいな。
(-349) noir 2016/07/23(Sat) 01時半頃
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[青と紫と少しの紅が入り混じる宵闇色の空。 崩れる星のような波が寄せては返しを繰り返すうち、それはいつしか闇色に変わって]
きれーだなぁ。
[よじよじと肩口から移動した機械仕掛けの鳥が鎖骨から脚を踏み外したのをキャッチして、胸の辺りでぽんぽんと撫でてやる]
……ん?
[宙を見上げていると、宇宙プランクトンの波に打ち上げられるようにしてカプセルが手元へと流れ着く]
[開いて見れば、遠い星の踊り子の少女らしい丸い文字の手紙。 それに見覚えの無い、勢いのある筆圧の手紙。 そしてそれぞれに、素敵な贈り物]
(176) noir 2016/07/23(Sat) 02時頃
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[ミツボシのカプセルから香る食べ物の気配に気を取られつつも「ここを押してね」と書かれた小さな機械を、書かれたまま素直にぽちりと押して]
――うわっ。
[音が鳴るなんて思っていなかったから慌てて消そうとしたけれど、ボタンに伸ばした手は、目的を果たす事は無かった。 凛と澄んだ歌声と、その歌声に抱かれるように伸びやかに踊る少女の姿。 突然鳴り響いた音楽に何事かと目を丸くしていた近くに居る者達も、いつしか耳を、目を奪われていた]
(177) noir 2016/07/23(Sat) 02時頃
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[宵闇の中ではぼんやりと光るだけの小さな星々も、闇の中にあれば、光り輝く星崩の様にも負けない光を放つ。 あの星々の何処かに、彼等は居るのだろうか。それとも、肉眼では見えないほど遠い星に?]
[ピートがくれたコンパスを空に掲げてみようと取り出し――しまい直した]
分からないままの方が浪漫があるってもんだよな。
……よおっし鳥! うっかりお星様に見とれて何も食べてないとかナユタの名が泣くよな!
よおおっし!食うぞー!!
[空腹と機械仕掛けの小鳥を抱え、届いたカプセルを手に、視界の端には消え行く星崩の波を捉えたまま。 ――勢い良く、屋台へと突撃するのでした]
(178) noir 2016/07/23(Sat) 02時頃
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まにあったー! 軽く〆たところでこんばんは。
noirこと、黒猫です。 村建てameyaさん以外は皆さん初めましてですね。
幻想的で素敵な設定の村で、皆さん様々な境遇で、その中で強く生きている。 暖かい人たちのお話が沢山見られてほくほくでした。
一人能天気なのが混ざっててごめんなさいをしつつ、惑星間の異文化交流とても楽しかったです。 今回残念ながらランダム神の気紛れで縁が持てなかった方たちとも、 他の村で、他の生を送っている時にでも、遊べたら良いなぁとお星様にお願いしておきます。
(-385) noir 2016/07/23(Sat) 02時頃
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それではまた、どこかの星で!
(-390) noir 2016/07/23(Sat) 02時頃
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