278 冷たい校舎村8
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/* ああああ〜〜〜〜〜〜 葉野〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(-5) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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/* そして昨日の誠香〜〜〜〜〜〜〜 うお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(-6) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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/* 礼一郎と喋ってると、 怜が良い気になってきて困る
(-9) 2020/06/20(Sat) 00時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/20(Sat) 01時頃
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[レイレイコンビ。 礼儀正しい方のレイくん。 思い切りが良い方のレイくん]>>1:970
(62) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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[中学の頃から俺らは 正反対の評価をされてきたし、 まあ実際、意見が噛み合うわきゃない]
(63) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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[だけどさ。
おまえには珍しく、 必死に「わかんねえ」>>40って 自分の意見言ってる姿を見たらさ。 自然と俺は口角が上がってきちゃうわけ]
(64) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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[たぶん、訳わかんないでしょ?]
(65) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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[うん、それでいい]
(66) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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―― 現在 / 踊り場 ――
……やさしいな。 なんかレイっぽい。
[俺はやっぱり穏やかな笑みを浮かべたまま、 礼一郎の話に耳を傾けていた。
まさかその穏やかな笑顔>>40が怖いって 思われてるなんて、考えもしないじゃん。 俺は人を安心させるような、爽やかイケメンスマイルを 浮かべているつもりだぜ]
(67) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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[皆が幸せであれ、とでも 言いたげな礼一郎の物言い。
俺みたいに素の性格のひん曲がってない、 優等生でやさしい奴の意見だなって思う。
この博愛主義の委員長と、 あの聖母みたいな副委員長と。 選ばれるべくして選ばれた 学級委員の長副ふたりだなって思う]
(68) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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超ナイーブだろ。違う?
[に、と口角を上げて笑った。 おどけるように、いつもの調子で]
(69) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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[それから、続けられた言葉>>44に きょとんと目を丸くして]
……馬鹿か。
俺を死なせないために、ずっと悩み続ける気かよ。 おまえはとっとと悩みを解決して、 幸せに俺と馬鹿笑いしてくれたまえ。
[ふっと相好を崩した]
(70) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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おまえが悩みと向き合って、 前向きになれてる頃には。
きっと俺も、おまえと憂いなく 馬鹿話できるようになってるはずだから。
……だからレイも、死ぬなよ。
(-31) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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[そうして、時計の針は8時50分を差す]
(71) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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[不気味に響くチャイムの音。>>#0 俺は弾かれるように顔を上げた]
……今までの流れで行くと。
[至極真面目な顔をして、 礼一郎と顔を見合わせただろう]
また、マネキン人形が 増えてるかもしれねえってことだよな。
(72) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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――俺、行ってくる!
[上の階への探索は切り上げて、 階下へと駆け下りようとし始めた。
途中で礼一郎を振り返って]
(73) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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レイ、またな。
[俺はいつもの調子で、ひらりと手を振った。 そうして、ふたりは別れたのだろう]*
(74) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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―― 現在 / 昇降口 ――
[予感に導かれるように、階下へと駆け下りる。 女装してる時だったらスカートを気にして こんなにスピードを出せなかっただろう。
こんなときばかりは、 女装を辞めて良かったと思い知る。
1階まで辿り着くと、 俺は点々と続く赤い足跡に>>1:851 ごくりと喉を鳴らした]
(75) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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[赤いペンキ、だろうか。 それとも――……
血痕ならば相当の出血量だ。 俺はごくり、と喉を鳴らして 点々と続く足跡を追った。
そして俺は、昇降口にその影を見つけた>>48]
(76) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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……誠香。
[肩を、叩いた。 彼女までマネキン人形になっていたらと、 俺は怖くて堪らなかったんだ]**
(77) 2020/06/20(Sat) 02時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/20(Sat) 02時頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/20(Sat) 20時半頃
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―― 少し前 / 踊り場 ――
[死なせねえ、って別れ際の礼一郎の一言が びっくりするくらいに嬉しくて、 俺は一瞬、階段で固まってしまった]
(201) 2020/06/20(Sat) 21時半頃
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[格好良いこと言いすぎ。 敵わねえなって。 結局、いつも通りに歯を見せて笑って、 そのまま踊り場を後にしたんだ]
……心配、かけたんだろうなあ。
[いつか、世間話の延長のように 礼一郎に悩みを話せる日は来るのだろうか]
(202) 2020/06/20(Sat) 21時半頃
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[女装を始めた詳しいいきさつ。 ……そして、文化祭の後の出来事も。
今ファミレスで駄弁って恋愛話しているように、 大学生や社会人になってから、 安い居酒屋の端っこの席とかでさ。 あの頃はこんな悩みがあってさ。 若かったよなあって。 馬鹿話にできる日が来るのかな]
(203) 2020/06/20(Sat) 21時半頃
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[おまえとは、 何でも笑い話にできたらいいなあって 俺はそう思っているんだ]
(204) 2020/06/20(Sat) 21時半頃
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[遠い未来のことに思いを馳せて、 そうして我に返る]
まずはここから無事にどう脱出するか、だろ。
[自分に言い聞かせるように言って、 階段を駆け下りたのだった]*
(205) 2020/06/20(Sat) 21時半頃
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―― 現在 / 昇降口 ――
綿津見、なのか。それは。
[誠香の腕に抱えられていたのは、 綿津見によく似たマネキン人形だった。
――マネキンと、交代。>>172
誠香の物言いに、得も言われぬ不安感を覚えた。 交代。やさしい物の見方だ。 けれどホンモノの綿津見がどうなったのか、 俺たちには想像することしか許されない]
(206) 2020/06/20(Sat) 21時半頃
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待て。 こんなときにひとりで教室行くなよ。 危ないだろ。
[思いついたように教室へ毛布を取りに行く 誠香の後を、俺は慌ててついてゆく]
(207) 2020/06/20(Sat) 21時半頃
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[それから。
毛布を取って。 別れの儀式のように黒板に 綿津見へのメッセージを書く>>172誠香を 俺は黙って、見守っていた]
(208) 2020/06/20(Sat) 21時半頃
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[昇降口に戻って、 綿津見だったものに毛布を被せてやる。 人形って寒さを感じるのかな。 俺には、分からなかったけれど]
……そーだな。休憩するか。
[なんだか、どっと疲れてしまった。 俺は誠香の言葉にひとつ、頷くと 購買へと足を進めたのだった]*
(209) 2020/06/20(Sat) 21時半頃
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―― 現在 / 購買 ――
ほい。 今日は俺の奢りで。
[マネキン人形になった綿津見を見て 誠香がショックを受けているのは 火を見るよりも明らかだった。
だから俺は、購買の自販機で あたたか〜いカフェオレ缶を買うと カイロ代わりに誠香の頬にピタってくっつけた]
(210) 2020/06/20(Sat) 21時半頃
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それ。誠香のオススメのやつ。>>0:243 飲んであたたまろうぜ。
[購買のベンチにどかっと座り込む。 俺はブラックの缶コーヒーをぷしゅっと開けて、 一気に口に含んだ。
もう女装してないんだから、 女子が飲みそうなやつ〜とか気にして 飲み物買わなくったっていいだろ]
(211) 2020/06/20(Sat) 21時半頃
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……どんどん、 みんな死んでマネキン人形になってくな。
[ぽとり、と落ちたひと言は 自動販売機の唸る音に、ぶおんと掻き消えた]*
(212) 2020/06/20(Sat) 21時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/20(Sat) 21時半頃
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―― 現在 / 購買 ――
[購買のベンチに、誠香とふたりきり。 窓からしんしんと降り積もる雪を見つめながら 缶コーヒーを啜る]
そうだと、いいな。
[帰った、と反論する誠香に 曖昧に俺は笑い返した]
(218) 2020/06/20(Sat) 22時頃
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……うん。
[俺はワトソンになった気持ちで、 ホームズ――誠香の仮説に 聞き入っていた。>>215
ぽつり、ぽつりと。 まるで降り積もる雪のように重ねられる言葉を 聞き逃すまいと、誠香の話に頷きながら あたたかなコーヒーを舌の上で転がす]
(219) 2020/06/20(Sat) 22時頃
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それが真実だとしたら、さ。
[おずおずと、俺は口を開いた。 いつになく穏やかに]
この世界の主は、どうなっちゃうのさ。 俺たちには生きて欲しいって、 自分の都合を押しつけてさ。
肝心要の、自分の人生をどうする気なのさ。
(220) 2020/06/20(Sat) 22時頃
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[あたたかな缶コーヒーを手で包みながら、 飲み口の奥に広がる暗闇を、じっと見下ろす]
その仮説が真実なら、自分勝手だなって思う。 俺たちには生きろって言って、 自分は世界にサヨナラしようとしてるワケだろ。
先駆けするなって。生きようって。 文句のひとつも言ってやりたい。俺は。
こっち側に来いって、 手を引っ張ってやりたくも、なる。
(221) 2020/06/20(Sat) 22時半頃
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[顔を上げて、じっと誠香を見つめる。 その表情はきっと、いつになく真剣なもので]
探さないでくれって言われても、 おまえがいなくなったら探すよ。俺は。 誠香の頼みでも、それは聞けない。
[ひと息置いて、しばしの躊躇の後に先を続ける]
(222) 2020/06/20(Sat) 22時半頃
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……なんで、誠香は死にたいんだよ。*
(223) 2020/06/20(Sat) 22時半頃
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―― 現在 / 購買 ――
……生死の境、か。
[誠香の仮説に、背筋が微かに粟立つのが分かった。 クラスメイトの誰かの命の灯火が、 今まさに消えようとしているのだ]
手を引っ張ろうにも、その死にかけてる奴に 見当もつかないんじゃあな。
[コーヒーの苦さが、沁みた]
(258) 2020/06/20(Sat) 23時頃
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そうそう。ダメだぞ。 自分ができないことを 人にお願いするんじゃありません。
[諦めたように笑う誠香に>>251 こちらもおどけて返した。すっと目を細めて]
……そもそも。 おまえがマネキン人形になるとか、 考えたくも、ないし。
俺を置いていくなよ。
(259) 2020/06/20(Sat) 23時頃
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[口調こそ茶化していたが、 紛れもない本心だった]
そっか。
[悩み事を言えない、と言われれば 俺はすっと引き下がった。>>252
俺自身、文化祭打ち上げのあと 何が起こったのか、誰にも言えていない。 自分の中に後生大事に抱えたまま、 なんとか前を向こうとして]
(260) 2020/06/20(Sat) 23時頃
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眠れたよ。
いやなこと思い出しそうだったから、 男子と一緒に寝れねえなって。 でも女子と一緒に寝るわけにもいかないし。
……そんな感じ。
[物事の核心は話さずに、けれど嘘はつかずに。 誠香には本当のことを話したかった]
(261) 2020/06/20(Sat) 23時頃
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変かな? こっちの方が俺らしーかなって。
[顔を覗き込まれれば、からりと爽やかに笑う]
正直、なかなかにイケてるだろ。 女装してた時の俺も美女だったけど。 今の俺ならナンパ100%成功する自信ある。 わっはっは。
[不遜な態度はそのままに。 わしゃりと誠香の頭を撫でてやった]*
(262) 2020/06/20(Sat) 23時頃
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―― 現在 / 購買 ――
……やっぱアウト? そうだよなあ。
[女装しててもアウトというジャッジに、 とほほと苦笑した>>278]
ギャップあったんだ。やっぱり。 まあ、女子になりたかったわけじゃないしな。 女の格好して、つるむ人間を無理に 選別しようとしてただけだし。
(289) 2020/06/21(Sun) 00時頃
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……あ。 その葉野のデート相手、俺だ。
[あっさりと、白状した。 その本人が近くで聞いているとも知らずに>>274]
(290) 2020/06/21(Sun) 00時頃
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写真が出回ってたのかよ。マジうける。
文化祭の後、ちょっと訳あって 葉野とデートしたんだけど。 やりすぎだったかもだな。
[別に付き合ってないよ、というのを 遠回しに誠香に示したあと、 わしゃりと彼女の頭を撫でる]
(291) 2020/06/21(Sun) 00時頃
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……もう、撫でちゃダメ?
[きょとん、と目を丸くした後に 撫でる手を引っ込めて、少し寂しげに聞いた]
そうだよな。 普通こういうのは 彼氏にしてもらうもんだもんな。
(292) 2020/06/21(Sun) 00時頃
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[おどけたようにひょいと肩をすくめながら、 傷付いてる俺がいて。
ほら。女装をしなくなったら、 そのままの距離感じゃいられないって。 最初からそんなこと分かっていたけれど。
“男女の適正な距離”ってやつは 誠香との距離にしては、あまりにも遠い気がして。
俺はその距離を、測りかねていた]
(293) 2020/06/21(Sun) 00時頃
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(女装に助けられていたことも多くって ホントの自分でいることは、あまりにも難しい)*
(294) 2020/06/21(Sun) 00時頃
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[あーあ、こんなつもりじゃなかったのにな]
(308) 2020/06/21(Sun) 01時頃
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……それは。
[俺は言葉に詰まった。
確かに誠香の言う通り、>>297 本来デートは彼氏と彼女がするものだし、 そのことに異論を挟みようがない。
何か勘違いされていると思ったけれども、 うまい弁解の言葉も見つからず]
(309) 2020/06/21(Sun) 01時頃
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[居心地の悪そうな表情をする誠香に、 ずきりと胸が痛んだ]
(310) 2020/06/21(Sun) 01時頃
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[嫌われたかも、と 考えるだけで耐えられなくって]
(311) 2020/06/21(Sun) 01時頃
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違うんだ。俺は葉野に――……
[言葉は宙を彷徨って、 購買に入ってきた葉野とはたと視線が交差する>>307]
葉野。
[掠れた、声が出た]
(312) 2020/06/21(Sun) 01時頃
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べっ、別に。 誠香とはイチャイチャしていないぞ。
[ムキになって反論してから。あれ、なんか 二股かけてデート現場みられた駄目男の 言い訳みたいじゃんって気付いて、慌てた。
え、なんでこんな焦ってるの俺]*
(313) 2020/06/21(Sun) 01時頃
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―― 現在 / 購買 ――
[いちゃいちゃなんかしてない、と>>315 返す誠香の言葉はいつになく冷たくて。
俺は背中に 氷柱を入れられたような気分になる。 さっと顔から血の気が引いた。
ゴミ箱に捨てられるカフェオレ缶と>>315 今の俺自身の姿が重なって]
(327) 2020/06/21(Sun) 01時半頃
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……誠香。まっ、
[待ってのその一言が、言えなかった。
どうしてだろうな。 女装やめて、男女の仲なんて意識し始めてから、 すべてすべてが空回り。
なにひとつうまくいきゃあしない]
(328) 2020/06/21(Sun) 01時半頃
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[誠香だって、辰美だって、心乃だって。 背中を向けて俺から離れていくじゃあないか]
(329) 2020/06/21(Sun) 01時半頃
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[購買から去る誠香を見送った後、 飲み干したコーヒー缶を 腹立ちまぎれにゴミ箱へと放って]
葉野〜〜〜〜〜〜!!!
[ずんずんと手を拭く葉野に近付いて、>>324 肩をゆっさゆっさと揺すぶった]
(330) 2020/06/21(Sun) 01時半頃
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おまえのせいで誠香に 勘違いされちまっただろ〜〜〜〜!!
[いいえ、完全に俺の自業自得。 ただの八つ当たりです]*
(331) 2020/06/21(Sun) 01時半頃
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/* なんか俺が二股かけた修羅場みたいになってて、中の人は永遠に笑っている
(-78) 2020/06/21(Sun) 01時半頃
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―― 現在 / 購買 ――
おまえは確かに分かるだろうな〜〜〜! ちくしょ〜〜〜〜!!
[葉野の肩をゆっさゆっさと揺さぶって、 やがてその手を放してはあと溜め息を吐いた]
いや、俺も分かってる。 これたぶん因果応報ってやつ。
[へなへなと肩を落として、 自分の胸に手を当てた]
(336) 2020/06/21(Sun) 02時頃
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いや、俺もいつもなら 誤解する奴が悪いんだから誤解させとけって スタンスなんだけど……。 この落ち込みようは、なんだ。
この気持ちは何だろう〜。
[有名な合唱曲の一節を引用してみたが、 特に解決策が見つかる訳がない]*
(337) 2020/06/21(Sun) 02時頃
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/* 葉野????? そこ拾ってくれるとは神か????????
(-85) 2020/06/21(Sun) 02時頃
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……それって。つまり。
[葉野の言葉>>344に、少しの間を置いて]
俺が誠香を、好きってこと?
[呆けたように言って、数秒]
(345) 2020/06/21(Sun) 02時半頃
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あ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
[青春の雄叫びを上げて、 購買の壁に頭をゴツンした]
気付くの遅すぎ〜〜〜〜〜!!! もう挽回できない〜〜〜!!
[ガンガン額を打ち付けた。すごく痛い]
(346) 2020/06/21(Sun) 02時半頃
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この相手から勘違いされて嫌われた状態から、 逆転サヨナラホームランを打つ方法はありますか。 ……葉野サン。
いや、せめて気の置けない友達ポジに 戻りたいっていうか何て言うか。
[俺は葉野の身に何があったかなんて 知る由もなかったものだから、 真剣なまなざしを葉野へと向けるのだった。涙目]*
(347) 2020/06/21(Sun) 02時半頃
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|
俺、自分から告白したことないんで。 その……だなあ。
[常に受け身で生きてきたことの弊害が こんなところで出てくるとは思わなかった。
好きって言われたから、付き合う。 そんな経験しか今までしてこなかったんだ。
正直に好きだって伝えるしか無い、という 葉野の助言>>349は、存外にずーんと重く 俺にのしかかってきた]
(355) 2020/06/21(Sun) 03時半頃
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[礼一郎がいない状況では、 恋愛トークなんて調子良くべらべらと できるはずもなくって。俺はしどろもどろ]
(356) 2020/06/21(Sun) 03時半頃
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レイ (――礼一郎だったら、 この状況に何て助言してくれるだろうか)
(357) 2020/06/21(Sun) 03時半頃
|
|
(案外馬鹿笑いして、 「うける。告れよ」で終わる気がする)
(358) 2020/06/21(Sun) 03時半頃
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|
[八つ当たりをしていたはずの葉野が 恋愛マスターか釈迦にでも見え、 後光が差しているように思えるのだった。
だって、その助言はまるで 自分が同じ経験をしたかのように まっすぐで的を得たものだったから]
葉野も、さ。
[いったん、言葉を切った]
(359) 2020/06/21(Sun) 03時半頃
|
|
好きな相手に誤解されて 苦しんだ経験、――あるの?
[俺はまっすぐに、 さらなる助言を求める迷える子羊の顔をして じっと葉野の返事を待っている]**
(360) 2020/06/21(Sun) 03時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/21(Sun) 03時半頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/21(Sun) 03時半頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/21(Sun) 21時頃
|
[旧恋愛マスターも形無しで、 困ったように溜め息を吐きながら 葉野のモッタイナイ>>409という感想を 受け止めたのだった]
居心地がいい人、ねえ……。
[誠香とは、居心地がいい距離だと思っていた。
けれどその心地よい距離感が 壊れてしまった今、 自分に勝機があるとは思えずに]
(491) 2020/06/21(Sun) 22時頃
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|
[女装なんてやめなければ。 男女を意識しなければ]
(492) 2020/06/21(Sun) 22時頃
|
|
[今までの距離感でいられたのかな]
(493) 2020/06/21(Sun) 22時頃
|
|
[それから。 乾いた声を出す>>411葉野に、 ふっと口端を緩めて]
……葉野。いくらなんでも。 嘘、へたすぎ。
[にへら、と笑みを浮かべた]
(494) 2020/06/21(Sun) 22時頃
|
|
どうせ明日には俺もおまえも マネキン人形に変わるかもしれないんだ。 俺サマにしょーじきに、話してみ。
[葉野に向き合ると、形勢逆転の空気が漂う]
俺の事情だけ知られて、 葉野のを知らないのは何かずるいじゃん? 悩みあるなら吐いちまえ。
(495) 2020/06/21(Sun) 22時頃
|
|
[ほら、俺は葉野の事情を何も知らないから 恋バナの続きのように軽くそんなことを 聞いてしまうんだ]*
(496) 2020/06/21(Sun) 22時頃
|
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/21(Sun) 22時頃
|
[じっと、俺は葉野を見つめていた。>>499
早口で“悩み”をまくし立てるその様を見て 中学校の頃の元カノ達を思い出していた。
正直に話す、と言って語られる言い訳は 往々にしてその場を凌ぐための 場当たり的な噓八百で。
結局、彼女らは俺に好かれていたいから 周囲を悪人へと仕立て上げていたのだ、と 今の俺なら分かる]
(516) 2020/06/21(Sun) 22時半頃
|
|
[目を逸らして、けれど焦りからか早口で。 そんな葉野の様子が元カノ達の姿と重なって――]
……待てよ。
[購買を飛び出そうとする葉野の手を ぐっと掴んだ]
(517) 2020/06/21(Sun) 22時半頃
|
|
そんなあからさまな嘘 つかなくていいよ、別に。
話したくないなら、話したくないって 素直に言えばいいじゃん。
[それは半分カマかけだった。 それから、寂しげにすっと目を細めて]
(518) 2020/06/21(Sun) 22時半頃
|
|
それとも女装してない ……フツーに男の格好してる俺に言われると、 やっぱり威圧感あって怖い?
だから、嘘で逃げたくなるのか。
[瞬間。ぱっと、手を離した。 俺から逃げようとしている女子を、 無理に男の力で拘束する趣味はない。
少し拗ねたような視線を送り、 葉野を見送ろうとするだろう]*
(519) 2020/06/21(Sun) 22時半頃
|
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/21(Sun) 22時半頃
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/* 読み返せば読み返すほどに、 昨夜の俺のロル、深夜テンション感やばいな ぐお〜〜〜〜〜〜〜
(-123) 2020/06/21(Sun) 23時頃
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[視線すら、合わせてくれなかった]
(536) 2020/06/21(Sun) 23時頃
|
|
[放っといてよ、という言葉>>527が 頭にじんじんと反響していた]
(537) 2020/06/21(Sun) 23時頃
|
|
[格好は関係ない。――本当に?]
(538) 2020/06/21(Sun) 23時頃
|
|
―― 現在 / 購買 ――
……はー、しんど。
[葉野が逃げ出せば、 肌寒い購買に俺ひとりきり。
次々とクラスメイトがマネキン人形に 変えられていくような状況下。 誠香に続いて葉野までひとりでお見送りするとか、 本当に俺って最低の男なんじゃないのか。 女子を2人ともひとりきりにさせちまって、さ]
(539) 2020/06/21(Sun) 23時頃
|
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腹減ったな。
[もそり、と動き出して まだ購買に残されていた冷えた焼きそばパンを齧る。
財布から取り出した小銭を、 申し訳程度にカウンターへと置いておいた。 無銭飲食は良心が咎めた。こんな状況なのにな。
首から下げていたカメラのレンズを、 気まぐれに自分の顔へと向けた]
(540) 2020/06/21(Sun) 23時頃
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[――――カシャリ]
(541) 2020/06/21(Sun) 23時頃
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[どんな自撮り写真が撮れているか、 現像しなくても容易に想像ができた。
きっと、辰美なら「ブサイク」って 仏頂面でぼそりと呟くような、そんな陰鬱な顔]
……行くか。
[教室に戻る気にはなれなかった。 スマホの時刻を確認してから、 重い足取りで音楽室の寝床へと向かった]*
(542) 2020/06/21(Sun) 23時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/21(Sun) 23時半頃
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