278 冷たい校舎村8
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 00時頃
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/* 村人になれて一安心…
(-8) 2020/06/14(Sun) 00時頃
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/* 葉野とは絡みないから残留組には選ばれんだろうな よしよし
(-10) 2020/06/14(Sun) 00時頃
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/* 今まで残留組以外、経験したことがなかったので…… 途中で落ちるのわくわくするな
(-11) 2020/06/14(Sun) 00時頃
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/* !?!?!?!?!?!?!?1?!?!?!?!
(-19) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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/* エッッッッ ちょっと待って俺残留!?!?!?!?!?!? アーーーーーーーーーーーッ!!!
(-20) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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/* 今から急いで葉野に縁故結びに行きます すみませんすみませんすみません
(-21) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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/* 動揺しすぎて何も書けない とりあえず飲み物のんでこよう
(-22) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 00時半頃
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―― 8:50 ――
[響き渡るチャイムの音。>>#1 そして、スマホに届いた差出人不明のメール。>>1
校舎に着いた時から肌に感じていた違和感が、 むくりと頭を擡げるのが、確かに分かった。 寒気に、身を震わせる]
(77) 2020/06/14(Sun) 01時半頃
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[教室を飛び出す者もいた。 それを追いかける者もいた。
俺は何も出来ずにただ茫然と、 教室に立ち尽くしていたのだが。
――誠香の取り乱した声>>63に我に返った]
(78) 2020/06/14(Sun) 01時半頃
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落ち着け。誠香。
[後ろから誠香に近付き、 安心させるように彼女の頭をわしゃっと撫でる。 そうして、窓の下を同じく覗き込んだ]
――――っ、
[一歩、後ずさる]
(79) 2020/06/14(Sun) 01時半頃
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なんだ、こりゃ。
[口から突いて出た声音は、 硬い響きを含んでいた]*
(80) 2020/06/14(Sun) 01時半頃
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―― 回想 / 文化祭の後に ――
[辰美にブサイクだって言われて、>>0:1495 ぷりぷりと怒ったところを七星に仲裁されて。
その後も、クラスメイトに ちょっかいを出しつつシャッターを切って。
楽しかったんだ。とても。 これ以上ないってくらい文化祭を満喫したんだ。 打ち上げも終わって、人もまばらになって。
――そうして、俺は“それ”に巻き込まれた]
(90) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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[最初は、何が起こったか分からなかった。
男数人に押さえつけられて。 羽交い絞めにされて。 誰もいない空き教室に、 無理矢理に引きずり入れられた。
別の高校の制服を纏った男が数人、 床に転がった俺を見下ろしていた]
(91) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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――――――――んッ、
[早くやっちまえ、とか マジカワイイ、とか わー本当についてんじゃん、とか。
男たちが好き勝手に囃し立てる声が いやに大きく教室内に響いた。
口を塞がれる。制服を剥かれる。 苦しい。息ができない。
――――助けて]
(92) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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[それからの記憶が、あまりない]
(93) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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[――――――――……]
(94) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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……打ち上げの片付け、戻らないと。
[よろよろと立ち上がって、 床に無造作に脱ぎ捨てられた制服を着る。
止め処なく、涙が溢れた。 制服の袖で拭っても、拭っても止まらない。 力なく廊下の壁に凭れかかる。 声を殺して、嗚咽を漏らす]
(95) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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[――きっと今の俺は、世界で1番ブサイクだ]*
(96) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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―― 現在 / 教室 ――
……やばすぎだろ。
[誠香の語彙力のない感想に、>>109 さらに語彙力のない感想を重ねた。 それから葉野に向かって手招きをして>>89]
百聞は一見に如かずだ。 葉野、見てみろ。軽くホラーだぞ。
[作家である誠香ですら 語彙力のない説明しかできないのだ。 俺にできようはずもない]
(110) 2020/06/14(Sun) 02時半頃
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スマホは圏外で、職員室も無人。 固定電話も繋がらず。
……詰んでるな。
[顎に手を遣り思案する]
(111) 2020/06/14(Sun) 02時半頃
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ちょっとスマホの電波繋がる教室がないか 校舎の中を探してこようと思う。
ついてきてくれる奴、いるか?
[教室に残っていた面子に聞いてから、 ふらりと文化祭の飾りで彩られた廊下へと 歩き出すのだった]*
(112) 2020/06/14(Sun) 02時半頃
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/* 動きが悪くて申し訳なくなってくる… 頑張ろうね 俺 とりあえず自分の悩みを解決していこうね
(-38) 2020/06/14(Sun) 02時半頃
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―― 回想 / 葉野と ――
[お節介だと思った。 けれど、放っておけないとも思った。 だから俺は意を決して その日、スマホを手に取ったのだった]
(113) 2020/06/14(Sun) 03時頃
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___________________
To:葉野 紫織 Sub:無題
ちょっと聞きたいことがある。 放課後、黄冬駅の改札前で待ってる。 ___________________
(114) 2020/06/14(Sun) 03時頃
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[たった2行のメールを送ったのは、 文化祭の直後だったように思う。
クラスメイトとして仲良くしてはいるが、 放課後に2人で遊ぶような仲ではなかった。 だから、これはひとつの賭けだ。
もしも葉野がメールでの指示通りに 放課後に駅の改札を訪れたなら、そこにいるのは 誰もが振り返るような整った容姿を持った 涼やかな目元の男子高校生だっただろう]
(115) 2020/06/14(Sun) 03時頃
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[――それは、紛れもなく 女装をしていない俺自身だった]*
(116) 2020/06/14(Sun) 03時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 03時頃
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[女にモテすぎて嫌になったのに、 女装をしても、男に性対象として見られる。
俺はどんな格好をすればいいんだろう。
――分からなくなっちまったんだ]
(128) 2020/06/14(Sun) 03時半頃
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―― 回想 / 恋愛談義 ――
[その日も、駅から遠いファミレスに ドリンクバーで居座りながら、 礼一郎と他愛もない恋愛談義をしていた。
最初は好みのタイプを話していたのに いつの間にか話は転がって苦手なタイプへ。
それまで饒舌に話していた礼一郎が、>>0:1395 珍しく言葉につっかかりながら話すのを 俺は確かに、見た]
(129) 2020/06/14(Sun) 03時半頃
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[小さく、息を飲む。友人の様子の変化に。
礼一郎の視線が不自然に彷徨うのを、 見逃すはずもない。
俺は、少しの間を置いて――……]
(130) 2020/06/14(Sun) 03時半頃
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[俺は、お前が誰かに 否定されたがっているのなんて>>0:1396 想像できるはずもなかったものだから]
(131) 2020/06/14(Sun) 03時半頃
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あー、わかるーー。
レイは、おいしそうに ご飯を食べる子がタイプだもんな。
そういう痩せてる子って 抱きしめたらぽっきり折れちゃいそうじゃないか? 気持ち悪い、って。感覚的に分かるわ。
[努めて、いつも通りに軽い調子で 俺はからりと笑ったのだった]
(132) 2020/06/14(Sun) 03時半頃
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[コップの中のメロンソーダの氷が、 ぱちんと音を立てて弾けた]
……それとも、 痩せてる女に変な目に遭わされたりした?
[なるべく心配していることが悟られないように 茶化すように言って、俺は礼一郎の反応を窺う。
それなりに俺は、友達想いな男でいたいと 常日頃思っているものでして。 友達に何かがあったなら、 相談に乗りたいと思うのが人情というものでしょう]
(133) 2020/06/14(Sun) 03時半頃
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[何も知らない俺は、 礼一郎が変な女に引っかかりでもしたのかと あらぬ方向に心配をして。
友人から話を聞き出そうと、必死だったのだ]**
(134) 2020/06/14(Sun) 03時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 03時半頃
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―― 回想 / 喫茶店へ ――
どちらさまって酷いな。 クラスメイトの氷室怜だけど?
[俺は涼やかに笑って、葉野に軽く手を挙げた>>126]
……ここじゃなんだから。 近くの喫茶店まで付き合ってくれる?
[行こう、と。葉野をエスコートするように 俺は駅前の雑踏を歩き出すだろう]
(135) 2020/06/14(Sun) 03時半頃
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[ここは高校の最寄り駅だ。
何人もの同級生たちが 俺たちがふたり連れ立って歩く姿を目撃して 「葉野さん誰と歩いてるの」「えっ、まじ」 「なにあれ葉野さんの新しい恋人?」「イケメン」 などと、噂をするように囁き合う。
噂話は昔から嫌いだった。 けれど、今日ばかりは俺はわざと噂が立つように 喫茶店の窓側の席に座り込むことだろう]
(136) 2020/06/14(Sun) 03時半頃
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葉野は、なに頼む? 俺のおすすめは桃のパンケーキだけど。
[まるでデート中の恋人同士のように笑いかける]
(137) 2020/06/14(Sun) 03時半頃
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[――それから。 俺はメニューを置いて、本題を切り出した]
……葉野。 今日は忠告。
人が困る嘘つくのやめた方がいいぞ。
葉野とのあらぬ噂を立てられて、 辰美かわいそうだった。
[そう言って、通りに面した窓から 街の往来を見つめる]
(138) 2020/06/14(Sun) 03時半頃
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辰美は、いいやつすぎて 強いことを葉野に言わないだろうから。 今日は俺から、葉野に仕返し。
[にま、と悪戯に俺は笑う]
葉野もあらぬ噂を立てられて困ってみろ。 今日はそのために呼んだ。
[喫茶店の窓の向こうの往来から、 たくさんの同級生たちが俺らを見つめている]**
(139) 2020/06/14(Sun) 03時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 03時半頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 20時半頃
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/* 夜しかコアタイムないのホントに厳しい>< 昼間もログが動く村だと本当に追いつけないと実感 せめてこれで筆が早かったら……うぅ……
(-84) 2020/06/14(Sun) 20時半頃
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/* 人狼の神よ 我に力を与えたまえ…
(-86) 2020/06/14(Sun) 20時半頃
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―― 現在 / 職員室へ ――
誠香がいれば心強いな。
[にっ、と歯を見せて笑って>>143 誠香と共に教室を後にする。
廊下に出ればそこに広がるのは、 底抜けに明るい文化祭の景色だった。 各教室の飾りつけ、陽気な音楽、食べ物の匂い。
――異様なのは、 俺たち以外の生徒がいないこと]
(491) 2020/06/14(Sun) 21時頃
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そーだな。 まずは職員室へ行くか。
[おしとやかに、なんて>>435 誠香が言うものだから、俺たちはのんびりと 文化祭を楽しむように廊下をひた歩く。
懐かしい文化祭の風景が このときばかりは不気味に思えて、 俺は誠香との沈黙が怖くなる]
(492) 2020/06/14(Sun) 21時頃
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――誠香はさ。
この前、東京で起きた 「集団失踪事件」のこと、覚えてる?
[唐突に、俺は話を切り出しただろう。 まるで世間話をするようなのんびりとした口調で]
精神的に不安定な人が、 自分の頭ん中に友達閉じ込めちゃったってハナシ。 あれ、俺は信じてなかったんだけどさ。
[どこまでも廊下に流れるメロディは陽気で、 だからこそ、ふたりで歩く廊下はうら寂しい]
(493) 2020/06/14(Sun) 21時頃
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あの遺書みたいなメール読んだら、 もしかしてって、思っちまった。
[言ってから、自分の考えにぞわりと肌が粟立った。 職員室は、すぐ目の前だ]*
(494) 2020/06/14(Sun) 21時頃
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―― 回想 / 打ち上げの片付け ――
[トイレに入って、 涙でぐちゃぐちゃになった化粧を綺麗に落とした。 ポーチに入った化粧道具で、 丁寧に目元の化粧を整えていく。
滲んだアイラインを引きなおして、 最後に真っ赤なルージュを引く。
なんとなく気分の晴れない日は、 ディオールの口紅を使うことに決めている。 最高にカワイイし、なにより気分がアガるから]
(499) 2020/06/14(Sun) 21時頃
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……だいじょうぶ。 おれは、へいき。
[大丈夫なわけもないし、平気なわけもなかった。 だけど、こんなこと誰にも言えない。
気を抜くと、先程の光景>>91>>92が フラッシュバックして吐きそうになってしまうから。 俺は頬を叩いて気合いを入れると、 文化祭の打ち上げ会場に戻ったのだった]
(500) 2020/06/14(Sun) 21時頃
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あ、ごめんごめん。 片付けぜーんぜん手伝えなくって。 もう終わっちゃったの?
[何気ない顔をして、クラスメイト達に合流する]
(501) 2020/06/14(Sun) 21時頃
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[俺は、ちゃんといつもみたいに笑えていましたか?]*
(503) 2020/06/14(Sun) 21時頃
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―― 回想 / 文化祭準備 ――
やば。両想いじゃん俺ら。
[颯真の言葉>>407に吹き出し、 わはは、と歯を見せて豪快に笑った。
この友人にそういう「ケ」がないのは 見ていて分かるので、当然こういった反応になる。 仲の良いクラスメイト同士の、じゃれあい]
(526) 2020/06/14(Sun) 21時半頃
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[描いた衣装のラフ画に 想像以上の反応が返ってくれば、>>408 俺の口角は自然と上がるのだった]
じゃ、決まり。これで決定稿な。 また衣装作り始めたらサイズ合わせとか 付き合ってくれ。
[ぱたん、とキャンパスノートを閉じると わくわくした表情の颯真と目が、合った]
(527) 2020/06/14(Sun) 21時半頃
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[ほんとーに、羨ましいくらいにまっすぐな奴]
(528) 2020/06/14(Sun) 21時半頃
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……文化祭、ホントに楽しみだな。
[ふにゃり、と口元を緩めて笑った]*
(529) 2020/06/14(Sun) 21時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 21時半頃
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ま。今日は楽しくデートしようか。 恋人に見えるように、さ。
[葉野とのデートがその日限りだったのか、 その日以降も行われたのかは定かではなかったけれど。
俺の仕返しが功を奏したのは、確からしい]*
(544) 2020/06/14(Sun) 22時頃
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―― 回想 / 喫茶店デート ――
……ま。 辰美とは中学からの仲だから。
[葉野の拗ねたような声色>>185に にま、と歯を見せて笑った]
ふーん。なるほどね。 けど、噂の火元を作ったのに 火消しをしなかったのは事実なわけだ。
[テーブルの上で指を組んで、葉野の顔色を窺う]
(546) 2020/06/14(Sun) 22時頃
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それって、ちょっと不誠実じゃないかな。
[俺は、口元に涼やかな笑みを浮かべたまま そう言い切ったのだった。
甘い恋人同士のやりとりのように穏やかな声音。 葉野を非難する色合いは声に乗らなかったはずだ。 じっと、俺は葉野を見つめている]
(547) 2020/06/14(Sun) 22時頃
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俺が女装してない姿を知ってるの、 中学からの付き合いの奴くらいだろ。
……それに、変な噂はもう慣れっこだしな。
[からん、と目の前に置かれたコップの水が弾けた。 店員が甘い匂いを纏わせながら、 注文した桃のパンケーキをテーブルの上に置く]
(548) 2020/06/14(Sun) 22時頃
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今日は俺の奢りでいいよ。 葉野が良かったら、またいっしょにデートする?
今フリーだったら俺みたいな男に 時間を潰すのも悪くないんじゃないか。 顔だけは無駄に良いし。 ……なんてね。
彼氏持ちの噂立てられたら、 葉野も少しは辰美の気持ちが 分かるんじゃないかなって。
(549) 2020/06/14(Sun) 22時頃
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|
ま。今日は楽しくデートしようか。 恋人に見えるように、さ。
[葉野とのデートがその日限りだったのか、 その日以降も行われたのかは定かではなかったけれど。
俺の仕返しが功を奏したのは、確からしい]*
(550) 2020/06/14(Sun) 22時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 22時頃
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/* はーーーーーーーーーーーー しっぱいした はらきってわびよう さんどいっちいやで はつげんとりけししたのが まず しっぱい!!!!
どじっこはっきしても おれじゃかわいくない>< えーーん えーーーーーん がんばろ
(-101) 2020/06/14(Sun) 22時頃
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―― 現在 / 職員室 ――
[誠香に続いて職員室の中に入る。>>537
がらんと静まり返ったそこは 窓の外の雪景色と相まって、 深海の底を思わせる不気味な静けさが漂う。
ごくり、と思わず喉を鳴らした。 目当ての屋上への鍵を難なく見つけると、 そのままに職員室を後にする。 こんな場所、あまり長居をしたくはない]
(570) 2020/06/14(Sun) 22時頃
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メールの送り主を探す? なんだかミステリー小説みたいになってきたな。 ……フーダニット、か。
[誠香の問いかけに、 俺はやっと口元に笑顔を浮かべるのを思い出した。 声音だけはいつもの調子を取り繕って、廊下へ出る]
んー、正直。分かんないな。
[あっけらかん、と俺は笑った]
(571) 2020/06/14(Sun) 22時頃
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|
死にたい理由のひとつやふたつ、 みんなあるんじゃないか。
……少なくとも、俺はある。
[いやに爽やかに、俺は言い切っただろう]
誠香はどう?
[声音も表情も穏やかに。 けれどその言葉は、ナイフのように鋭い]*
(572) 2020/06/14(Sun) 22時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 22時頃
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/* 辰美と誠香、天使かな??????????? えーーーーーーん ふたりとも拾ってくれた うれち
(-108) 2020/06/14(Sun) 22時半頃
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/* 愛しているの舞いを踊る 圧倒的感謝
(-109) 2020/06/14(Sun) 22時半頃
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―― 現在 / 屋上へ ――
[たんたたん。 小気味良く階段を上ってゆく音が響く。 その足音が、ぴたりと止まった。>>605
誠香と、視線がかち合う]
……そっか。
[なんとなく、予想していた答えだった。 死にたい理由がある。 はっきりと、彼女はそう言い切った]
(618) 2020/06/14(Sun) 23時頃
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|
じゃあ。 誠香だったらどんな遺書を送る?
[世間話の延長のように、その声音は軽やかだ。
なんとなく、分かってきた。 この世界の仕組みが。
ここにいる奴、全員。 きっと死にたいくらい悩んでる。 だから、招かれたんだ]
(619) 2020/06/14(Sun) 23時頃
|
|
俺だったら。 どうしてみんな見た目で判断するんだ。 俺の中身を見てくれって。
そう恨み言を書く。
[にっ、と歯を見せて笑った]
だからきっと、俺も犯人じゃあないな。*
(620) 2020/06/14(Sun) 23時頃
|
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 23時頃
|
[全然、そんなことないって言って>>209 急に話題を変えるお前は、やっぱり不自然で。
あのとき、もっと深く追求しておけばって 相談に乗ってやるべきだったんじゃないかって あとになって後悔したんだよな]
(634) 2020/06/14(Sun) 23時頃
|
|
[……でもさ。 やっぱり俺も人に触れて欲しくないところがあって。
礼一郎は空気を読んで、 敢えてそこに触れないように振る舞ってくれる やさしい奴だったからさ。
俺も気を遣わなきゃって、そういう意識が働いたのかも]
(635) 2020/06/14(Sun) 23時頃
|
|
―― 回想 / ファミレス ――
あ、もう噂立ってるんだ。 早いなあ。
[いきなり礼一郎に呼び出されて>>220 何を言われるのかとドキドキしていたら、これだ。 へらりと笑って、メロンソーダを啜った]
うん、もちろん葉野とは付き合ってないよ。
[あっけらかんと言い切った]
(636) 2020/06/14(Sun) 23時頃
|
|
葉野と辰美の根も葉もない噂を聞いて、 火消しをしない葉野に腹が立ってさ。
……ちょっとした仕返し。
付き合ってない相手と噂が立つって不快だろ。 少しは辰美の気持ちを理解しろーってさ。 わざと目立つ場所でデートしてやった。
結果、大成功。
[ぶいぶい、と陽気にVサインをしてみせた]
(637) 2020/06/14(Sun) 23時頃
|
|
[それから、拗ねた様子の礼一郎に気付いて ふっと口元を緩める]
……やっぱりレイは、 俺にフツーの格好でいてほしい?
[こてり、と俺は小首を傾げた。 控えめなその仕草は 可愛らしい女子高生にしか見えないはずだ]
(638) 2020/06/14(Sun) 23時頃
|
|
ふふっ。 しかし拗ねるなんて、ういやつめ。
[ぴこん、と礼一郎の額にデコピンしてやる]
いいよ。別に。 ふたりで会う時は女装やめても。
……ちょっとこの格好も、 嫌気が差してきたところだったし。 レイがそっちの方がいいのなら。
(639) 2020/06/14(Sun) 23時頃
|
|
[実際のところ。 ちょっと嫌気が差した、どころではない。
どんな格好をすればいいか もはや分からなくって。 毎朝、鏡の前で悩み続けて――
結局いつもの通りにスカートを履く日々だ。
文化祭の後に起こった出来事>>91を、 誰に相談することもできず、 もちろん目の前の礼一郎に話すこともできず]
(640) 2020/06/14(Sun) 23時頃
|
|
女装した男と一緒にいるの、 やっぱりキツかった?
[まっすぐに、礼一郎を見つめた]*
(641) 2020/06/14(Sun) 23時頃
|
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 23時頃
|
―― 回想 / 衣装づくり ――
……な。 自分で言い出したこととはいえ、大変。 早未といっしょだと楽しいけど。
[斜めの席に座りながら、>>244 早未とふたり、衣装づくりに勤しむ。
カーディガンにチャコペンで印をつけて、 マジックテープをたわまないように貼り付ける。 なかなかに根気のいる作業だ]
(675) 2020/06/14(Sun) 23時半頃
|
|
[やり直した方が良いかと 早未に問われ>>246、顔を上げる。
すこし、生地がたわんでいる。
俺は間を置かずににこりと笑うと、 早未からそのベストをやんわりと取り上げた]
(676) 2020/06/14(Sun) 23時半頃
|
|
……出来。良いと思うけど。
でも、早未が気になるなら もったいないから俺のにしちゃおうかな。
[そのまま、ベストを羽織ってみた。 ジャストフィットだ]
ふふ。似合うだろ。
[放課後、西日の差す教室で。 俺はにっこりと早未に微笑む]
(677) 2020/06/14(Sun) 23時半頃
|
|
[――――と。
俺の唇>>248に、早未の手が伸びた。 その大胆な行動に目を瞬かせる。
続く謝罪の言葉>>249に、ふっと肩の力を抜いて まっすぐに早未を見つめた]
うん、良く気付いたな。新作。 さすがメイク係。
[口元を緩めて、穏やかな声音を紡ぐ]
(678) 2020/06/14(Sun) 23時半頃
|
|
化粧、好きだったら 今度いっしょに買いに行かないか?
しょーじき、 男ひとりで買いに行くのって 勇気要るんだよね。
このナリでもさ。
[こてり、と可愛らしく小首を傾げる]
(679) 2020/06/14(Sun) 23時半頃
|
|
[女子同士の友人のように付き合えたらって、 そんな思い付きだったんだ]*
(680) 2020/06/14(Sun) 23時半頃
|
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/14(Sun) 23時半頃
|
―― 現在 / 階段 ――
[俺は黙って、 誠香の言葉に聞き入っていた。>>659
捲くし立てるようなその声音に 彼女の悩みが凝縮されているような気がして 胸が苦しくなった]
俺は、誠香が何も遺さずに逝っちまったら ……すごく嫌だけどな。
[絞り出すように言って、笑顔を取り繕った]
(692) 2020/06/15(Mon) 00時頃
|
|
[続く誠香の問いただすような言葉>>661に 俺は悲しげな笑みを浮かべる]
嫌味抜きにさ。 俺、中学時代すごくモテてたんだよね。 それこそ、毎日ラブレターが下駄箱に入っててさ。
女の子と仲良くすれば、 嫉妬されてその子がいじめられたりするんだよ。
そーいうの、嫌になっちまったんだ。 だから女装を始めた。
(693) 2020/06/15(Mon) 00時頃
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例え、誠香が俺を見た目で判断していなくても 俺が女装をしてなかったら、 今の距離感じゃいられなかったと思う。
いっしょに登校してくる所なんて見られたら、 中学の頃だったらきっと 誠香、嫌な目に遭ってたぜ。
カッコイイ、だとか。イケメン、だとか。 結局、人は見た目だけで俺を判断する。
[それから、ひと息置いて誠香を見つめた]
(694) 2020/06/15(Mon) 00時頃
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……“みんな”って、そういうこと。*
(695) 2020/06/15(Mon) 00時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/15(Mon) 00時頃
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―― 回想 / 打ち上げの後 ――
[身体中べたべたで、 制服もそこらへんに散らばってて。 きっと俺は、ひどい顔をしていたから。
近くの廊下をパタパタと歩く足音>>584に、 恐怖を抱いてしまったんだ。
こんな姿、誰にも見られたくない。 ――見られるわけには、いかない。
俺はその足音が去るのを、息を殺して待った]
(725) 2020/06/15(Mon) 00時半頃
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[もしも――実際には有り得ないことだが。
その足音の主が誠香だったと 当時の俺が知ったのなら、余計に。 彼女がこの教室を覗かないでいてくれたことに 俺は感謝しただろう。
すべて、なかったことにしてしまえば。 俺は今までの俺でいられるのだから。
――誠香には、こんな無様な姿を見せられない]
(729) 2020/06/15(Mon) 00時半頃
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[それから、制服を羽織って、化粧をなおして。
俺は努めて何食わぬ顔を取り繕って、 打ち上げ会場へと戻る。
片付けをさぼるな、と いつもの軽い調子で辰美に苦言を呈された。>>534 今は、そのいつも通りが、ひどく愛おしい]
……トイレ行ってた。
[嘘は、ついていない。 化粧をトイレで直してきたばかりだ]
(731) 2020/06/15(Mon) 00時半頃
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[本当は、泣きたかった。
友人に縋りついて、 子供のようにわんわん泣きじゃくりたかった。 怖かった。痛かった。もういやだ。 そう叫びたかった。
でも、俺のちっぽけな矜持は それを許してくれなくて]
わりーって。残ってる片付けある?
[辰美に向かって、にかっと歯を見せて笑って 打ち上げの片付けに戻ったのだった]
(733) 2020/06/15(Mon) 00時半頃
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[変なプライドなんて、捨てた方が楽だったのにね]*
(734) 2020/06/15(Mon) 00時半頃
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/* これで回想は全部返し終わったかな……? ぜえぜえはあはあ
(-129) 2020/06/15(Mon) 00時半頃
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/* はーーーーーー めっちゃ連城の設定すき 切ない 中の人が夢女になってしまいそう
(-130) 2020/06/15(Mon) 01時頃
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―― 現在 / 階段 ――
もっとなにかしてやれたんじゃないか、とか むしろ考えさせてくれよ。
友達にそれくらいの余地は残してほしい。
ちゃあんと恨みつらみの書かれた遺書が 残ってたとしても「なんで死んだんだよ馬鹿」って 俺は罵倒してやるから安心しろ。
つーか、死ぬな。俺から話振ったけど。
[むきになって言い返したから、>>735 若干声音は上擦っていたかもしれない。 まったく、俺らしくもない。本当に]
(770) 2020/06/15(Mon) 01時頃
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[それから。 俺のために必死に言葉を連ねる誠香の姿に なんだか俺はくすぐったくなってしまって]
……俺なんかのために真剣に考えすぎ。
[照れ隠しに誠香の頭を、わしゃりと撫でた。
たんたたん。 小気味よく階段を駆け上がる。 謝罪をする誠香を追い抜かして、見下ろす。 きっと、逆光で表情は見えない]
(771) 2020/06/15(Mon) 01時頃
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謝んなよ。 けど、ひとつだけ言わせてくれ。 そんな運命の人が現れたら俺も苦労しねえぞ!
[わはは、と無理をして笑った。 そうして、ふたりして階段を上ってく]
……無限ループって恐くね?
[屋上行くぞ屋上、と叫ぶ誠香に>>743 そう声を掛けざるを得なかった]
(772) 2020/06/15(Mon) 01時頃
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俺の勘違いでなければ、 同じ所をぐるぐる回っていませんかね……? なあ誠香サン。
[苦笑いが口元に浮かんだ。 もうちょっとやそっとのことでは驚かない]*
(773) 2020/06/15(Mon) 01時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/15(Mon) 01時頃
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……あれ。 無限ループじゃなかった。
[屋上に着くはずが、また階段が現れて。 この校舎に4階なんてあるはずもなくって。 ぐるぐる踊り場と階段を上り続けた俺たちのゴールが、 目の前に現れた。 ――屋上への扉だ]
……着いた、のか?
[1階から上り続けて、若干息が荒くなっていた]*
(774) 2020/06/15(Mon) 01時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/15(Mon) 01時半頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/15(Mon) 01時半頃
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/* 連城くん好き…… 中の人が……いや、すごくタイプです…… どうしよ これが恋……(違う)
(-137) 2020/06/15(Mon) 02時頃
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/* そして誠香ちゃんが可愛すぎて…… こんな可愛い子を独占していいの??? 駄目だろ 頑張ってロル書け
でもちょっと睡眠やばめだから明日返そうね…
(-138) 2020/06/15(Mon) 02時頃
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―― 現在 / 屋上への階段 ――
死なないよ。たぶん。
それに引き留めて欲しいから、 こうやって友達に弱味見せてるんだと思う。 狡賢いから、俺。
[にま、と誠香に歯を見せて笑った]
(805) 2020/06/15(Mon) 02時半頃
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そうそう。 好きになれない相手じゃ仕方ないのだ。
[言ってから、内心首を傾げた。
――いつから俺は、 人を好きにならなくなったんだっけ。
中学校の頃は、人並みに誰かを好きになって その子と付き合って、でも周りの嫉妬やらなんやらで 関係がギクシャクして別れたり。
普通に、恋をしていたように思う]
(806) 2020/06/15(Mon) 02時半頃
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[――いったいいつから、 人を好きになっちゃいけないって 思い込んだんだっけ]
(807) 2020/06/15(Mon) 02時半頃
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[今でも誰かに好き、という感情は 普通に持ち合わせていて。 でもそれは全部“友達”としての好きであって。
――本当に?
俺は、隣で階段を上る誠香を見つめた。 その顔をじっと見つめて、 やっぱりこいつのこと好きだなって思う。
友達として、こんなに 気安く喋れる仲の奴は中々いないし。
本当に良い奴で、とても――……]
(808) 2020/06/15(Mon) 02時半頃
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[今の関係が心地良いんだ。 この距離感を壊すなんてあってはならない]
(809) 2020/06/15(Mon) 02時半頃
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[屋上への扉を目の前にして、 思考は堂々巡りをする。
開きそう、という誠香の声>>790で 俺は現実へと引き戻された。 扉の開いたその先に待っていたのは――]
(810) 2020/06/15(Mon) 02時半頃
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[猛吹雪だった]
(811) 2020/06/15(Mon) 02時半頃
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うおおおおおおおおおおっ!!
[叫んだ。 吹き飛ばされそうになってる誠香の身体を 屋内へと引き込んで、脚で扉を蹴散らす。
ばたん、と大きな音を立てて扉が閉まった。
俺はというと、誠香の身体を抱えたまま 勢い余って床に倒れて背中を強打する]
(812) 2020/06/15(Mon) 02時半頃
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……生きていますか。
[ゲコゴホと咳込みながら、誠香に聞いた]*
(813) 2020/06/15(Mon) 02時半頃
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―― 回想 / 喫茶店デート ――
存分に奢られてくれ。 今日の俺らは“恋人”ってことで。
……せっかくだから楽しんでけよ。
[なにやらぷりぷり不機嫌になっている葉野の頬に パンケーキのクリームがついていたものだから、 俺はわざと彼女が嫌がるように彼氏面をして 頬のクリームを拭ってやった。
ほら、俺って性格悪いだろ]
(814) 2020/06/15(Mon) 03時頃
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[葉野の苛々してる様子すら今は心地よい。>>727 そうして腹立ちまぎれのように 発された葉野のひとこと>>728に、ふふっと微笑んで]
やだね。 こんな顔の良い男がクラスにいたら みんな惚れちまうだろ。
[自分で言っておいて、 めちゃくちゃナルシスト発言になってしまい ドン引いてしまった。
まあ、でも本当のことでありますし]
(815) 2020/06/15(Mon) 03時頃
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[葉野と俺って、なんか似てるような気がする。 根の性格がなんか曲がっているっていうか。 でもそれを葉野に言ったら嫌がられるんだろうな。 ……知ってる]**
(816) 2020/06/15(Mon) 03時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/15(Mon) 03時頃
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/* けっきょく寝る寝る詐欺してるの笑う 寝ようね 明日お仕事死んじゃう
(-141) 2020/06/15(Mon) 03時頃
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/* 綿津見とだけまだ何にも絡んでない 絡みたいけど絡む隙間がない……うぐぐ……
(-142) 2020/06/15(Mon) 03時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/15(Mon) 20時半頃
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―― 回想 / ファミレス ――
だろ。 やるときゃやる男だぜ俺は。
[気持ちは分からんでもない、という>>764 礼一郎の呆れにも似た相槌に 俺は得意げに笑うだけだ]
(968) 2020/06/15(Mon) 21時頃
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[レイレイコンビ。 礼儀正しい方のレイくん。 思い切りが良い方のレイくん。
中学の時の評価はそんな感じだっけ。
……な。分かりやすいだろ]
(970) 2020/06/15(Mon) 21時頃
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[そこから始まる礼一郎の述懐に 俺は静かに聞き入っていた。
それは、初めて聞く彼の本音だった。
ビビった。意味わかんない。不安。 並べられるのは礼儀正しい友人に相応しくない 否定的な言葉の数々だ>>767]
(972) 2020/06/15(Mon) 21時頃
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[俺たちの仲だろ。 意味分かんないんだったら聞けよ。 言われたらフツーに答えたぜ。
――とても、そうは言えなかった。 こいつは、相手の引いたラインを 決して踏み越えようとしない 奥ゆかしい奴なんだ。……昔から、ずっと。
予防線を張った上で やっとのことで発された礼一郎の本音は、 彼がぎりぎりそのラインまで 歩み寄ってくれたことの証だ]
(973) 2020/06/15(Mon) 21時頃
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[俺は、穏やかに礼一郎を見つめて]
そっか。
[にっ、と少年のように歯を見せて 男らしく笑ってみせた。昔みたいに]
(974) 2020/06/15(Mon) 21時頃
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レイとふたりで会う時は、 今度からフツーの格好にするよ。
別に俺、女になりたいわけじゃねーし。 格好にこだわりがあるわけでもない。
[俺自身が自分の姿かたちに ごだわりを持っているわけではない。 周りの奴らが、俺の容姿にこだわっているだけだ]
(975) 2020/06/15(Mon) 21時頃
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レイは、俺がどんな格好をしても 態度変えないしな。
[礼一郎の前でなら、 何も飾らないままの自分でいて良いと思えた。
――けどさ。 ガッコに男の格好で行く勇気は とてもじゃないけどまだ俺には持てないや]*
(976) 2020/06/15(Mon) 21時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/15(Mon) 21時頃
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―― 現在 / 屋上から教室へ ――
[生きている、という誠香の言葉に ひどく安堵した。>>850
それはそれとしてめっちゃ背中痛い。 むしろ身体の節々が痛い。 スカートから覗く俺の足がそれはもう 男らしく開いていたものだから、慌てて閉じた。
大丈夫。たぶん見られていない。たぶん]
(989) 2020/06/15(Mon) 21時半頃
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痛いけど、だいじょうぶ。 ぴーすぴーす。
[健在を示すためにピースサイン。
……するも、 逆にむせて誠香に背中をさすられた。>>851 なさけねえ。
落ち着いたところで 不自然に誠香に視線を逸らされて、>>852 内心ちょっと首を傾げた。 なんか、誠香らしくもない仕草で]
(990) 2020/06/15(Mon) 21時半頃
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[俺たちの間に 男女の機微とかそーいうの あるはずがなくって]
(991) 2020/06/15(Mon) 21時半頃
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[――――ホントに?]
(992) 2020/06/15(Mon) 21時半頃
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見事に成果ゼロですな。
[電波繋がるところを探そう作戦。見事に失敗。 戦果を上げられなかった敗残兵な俺たちは トボトボと教室の帰路へと就くのだった]
……だな。俺も腹減った。疲れた。
[誠香に向かって、にへらと笑い返した>>854]*
(993) 2020/06/15(Mon) 21時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/15(Mon) 21時半頃
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―― 現在 / 教室 ――
[戻ってきた教室の黒板には 新情報がぎっしり。>>864
どうやら皆めいめいに校内探索をしていたらしい。
むかし図書館で読んだ ホラー漫画の一場面を思い出して、 俺はちょっとだけ肩を震わせた]
(999) 2020/06/15(Mon) 22時頃
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[学校ごと異世界へ飛ばされて、 クラスメイトみんなで協力して 元の世界に戻ろうとした主人公たち。
結局最後まで元の世界に戻れないまま、 物語の幕は閉じてしまった。
嫌な予感を追い払うため、俺は首を振る]
(1000) 2020/06/15(Mon) 22時頃
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せっかく買ったコンビニ飯、腐っちまうし。 俺は早めに食い始めとくわ。
[ごはんどうしよ、という誠香の声が聞こえて>>865 俺は鞄から取り出したコンビニおにぎりを齧りだす。
――そんなときだっただろう。 大量の食糧を持って颯真と郁斗が 教室に戻ってきたのは]
(1001) 2020/06/15(Mon) 22時頃
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まあまあ。 食料が多いに越したことないだろ。 いつここから出られるか分からないし。
[コンビニ飯をいただきながら、 一応友人として、崩れ落ちる颯真に>>998 フォローを入れておいた]*
(1002) 2020/06/15(Mon) 22時頃
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/* 千夏ちゃんかわゆ……きゅん
(-172) 2020/06/15(Mon) 22時頃
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/* 礼一郎くんとめっちゃ仲を深めたくて でも俺には礼一郎くんを前向きな方向へ 引っ張るだけの力がなくて歯ぎしりしてる……ギリィ……
みんな……しあわせになるのじゃ……
(-173) 2020/06/15(Mon) 22時頃
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―― 回想 / 衣装づくり ――
ふふ、ありがとな。
[早未に似合ってる、と言われれば素直に嬉しかった。 自分の考えた衣装だから、余計に。>>1009
西日の差し込む教室にふたりきり。 机の群れと、ふたりの影が 教室の床に長く長く伸びてゆく。
夕陽のチークに赤く彩られた早未の顔を 近くで見遣れば、どきりとするほど綺麗だと思う。 そういえば、こんなにまじまじと近くで 早未の顔を見たことがなかった]
(1023) 2020/06/15(Mon) 22時半頃
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|
[存外に、彼女が声を弾ませて「行く」と>>1011 繰り返すものだから、俺も嬉しくなってしまった]
じゃあ、来週の日曜。 駅の改札前で待ち合わせるのはどうだ?
[スマホのスケジュールを立ち上げて 「早未とお買い物」と予定を打ち込んでおく。 楽しみな予定が、増えた]
(1024) 2020/06/15(Mon) 22時半頃
|
|
[女装も悪くないって、 そのときは――文化祭前は、思っていたんだ。
見た目を女にしたから、女友達ができた。 楽しい予定も入った。 これ以上なにを望もうか。
俺が女の格好をしていれば、 きっと誰も悲しませないはずなんだ]
(1025) 2020/06/15(Mon) 22時半頃
|
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[そのときの俺は、礼一郎の本音を知らなかった]
(1026) 2020/06/15(Mon) 22時半頃
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[きっと、それから 俺と早未は幾度か化粧品の物色へと繰り出しただろう。
気楽に休日に買い物へ出かける仲の 女友達ができたことが嬉しくって、 学校でも新作の化粧品の話題で盛り上がって。
楽しい学校生活を、俺は送っているはずだったんだ]*
(1028) 2020/06/15(Mon) 22時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/15(Mon) 22時半頃
|
―― 現在 / 教室 ――
ふとん?
[礼一郎と辰美が持ってきた 毛布とシーツの山を見て>>1019>>1044 俺はカタコトのような発音で単語を発音した]
もしかして、教室で寝るのか。 ……みんなで。お泊り会?
[俺は、いつになく声色固く言葉を発する]
(1049) 2020/06/15(Mon) 22時半頃
|
|
[文化祭の飾り残る校舎で。寝る。
いやだ、と強く思った。 気分が悪い、と吐き気を覚えた。 御免被る、と逃げ出したかった。
チークで誤魔化せているといいと思う。 だってこんなに、頬が冷たい]
(1050) 2020/06/15(Mon) 22時半頃
|
|
[――――あの出来事を思い出しそうで]
(1051) 2020/06/15(Mon) 22時半頃
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|
[俺は表情を硬くして、 ご飯を食べる手も止めて。 積まれてゆく毛布とシーツを見つめていただろう]*
(1052) 2020/06/15(Mon) 22時半頃
|
|
[伸ばされた辰美の手のひらが あの日の男たちの汚い手を思い出させた]
(1074) 2020/06/15(Mon) 23時頃
|
|
―― 現在 / 教室 ――
……やめろ!
[俺は、怯えたように叫んで 辰美の手をはたき落とした>>1063]
近付くな。俺に……近付くな! もうやめてくれ。お願いだよ。 俺が何をしたっていうんだよ……。やめて。
[顔面を蒼白にして、身体をがたがたと震わせ、 弾かれたように教室から逃げ出した]
(1075) 2020/06/15(Mon) 23時頃
|
|
[その声音は、 明らかに辰美に対し発されたものではなかった。 ――――なにかに、うなされるように]
(1076) 2020/06/15(Mon) 23時頃
|
|
[男子トイレへと駆け込むと、 洗面台に思い切り吐瀉物をぶちまける。 えずき、嗚咽を漏らし、蛇口を握る指先を震わせる]
……うっ、うううう。
[トイレの外からは、 陽気な文化祭のメロディが 狂ったように鳴り響いていた]
(1077) 2020/06/15(Mon) 23時頃
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|
[下卑た男たちの嘲笑が、そのメロディに重なる]*
(1078) 2020/06/15(Mon) 23時頃
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/* 勢い余って逃げてしまった……。大丈夫か!?!? 考えなしに動きすぎやろ。 しかし辰美の拾い方うまい〜。感謝〜。
(-180) 2020/06/15(Mon) 23時頃
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|
―― 現在 / 男子トイレ ――
[幻聴なのか、現実なのか、分からなかった。 廊下の向こうから、男の声が聞こえる。>>1081 あの日、俺を恫喝した声が。
――騒いだらどうなるか、分かるよねえ。
首を、閉められる。苦しい。息ができない。 俺は震えながら、洗面台の下にしゃがみこんだ]
(1090) 2020/06/15(Mon) 23時頃
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こないで。おねがい。
[絞り出した声は、恐怖に震えていた]
女装なんてしてごめんなさい。 俺が悪かったんです。ごめんなさい。 だから許して。痛いのやだ。もうやめて。
[念仏のように呟きながら、 冷えた指先で震える自分の肩を抱いた]
(1091) 2020/06/15(Mon) 23時頃
|
|
……たすけて。
[きゅっ、と目を閉じる。 そう、あのときも一緒だった。 嵐が過ぎるのを待てばいいんだ。
俺が我慢すれば。奴らが満足すれば。 目を閉じて抵抗するのをやめてしまえば。
――それで、すべてが終わるのだから]*
(1092) 2020/06/15(Mon) 23時頃
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―― 現在 / 男子トイレ ――
[誠香の声が響いた、その瞬間に>>1106 世界に色がつくのが分かった。
見下ろす男たちの幻影は掻き消え、 そこには冷たい男子トイレが広がるばかりだ。 喉の奥が、酸っぱい。 それがとても、気持ちが悪くて。
現実に、戻ってきたみたいで]
ひどい顔、してるから。いま無理。 ブサイクだから。
[誠香の問いかけに、そう答えた。精一杯に、茶化して]
(1140) 2020/06/15(Mon) 23時半頃
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|
ごめん。 ちょっと、嫌なことを思い出して。 心配を、かけました。
次に出てきたときは、きっといつもの俺だから。 だから――
[それから、少しの躊躇の後に]
(1142) 2020/06/15(Mon) 23時半頃
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|
――誠香。辰美。 よかったら、俺の懺悔、聞いてくれる?
(1143) 2020/06/15(Mon) 23時半頃
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|
バチが、当たったんだ。 女避けのために、面白半分で始めた女装で。 だからきっと、これは当然の報いなんだ。
……委員長にも、言われた。 男の格好した俺の方が良いって。
でも、今更やめるのも怖くって。 女装してるから、こんなに人間関係も 上手くってるんじゃないかって。
[きっと、何を言っているか、 ふたりには訳が分からなかっただろう。 それでも、懺悔せずにはいられなかったのだ]
(1145) 2020/06/15(Mon) 23時半頃
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|
……馬鹿だよなあ。俺。
[ぽつり、と呟いた]
すぐに、出てくるから。だから。 先に教室に戻ってて。 なんかテンパっただけみたいって、 教室に残ってる奴らに説明しといて。
[無理くりに、明るい声を出した]*
(1146) 2020/06/15(Mon) 23時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/15(Mon) 23時半頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/06/16(Tue) 00時頃
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6
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