人狼議事


165 ― 明後日からの手紙 ―

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【秘】 星先案内 ポーラ → 保安技師 ナユタ

[声は弾む、弾む。
どんな所?本当にあんな綺麗な場所があるの?
まだ見ぬ場所に思いを馳せながら、少女の声がころころ笑った。]

目的地までの残り日数は、後一ヶ月を切りました。
まだコロニーは見えないけれど、きっとすぐ、観測できる距離に入っちゃう。

――あ、それで、
…アンドロイドの、あの子の話、は、

えっと、


その、

[狼狽、困惑。
そんな声と共に突如音が途切れて、
一つ目のデータは、そこでおしまい。]

(-105) mzsn 2015/07/22(Wed) 01時半頃

【独】 星先案内 ポーラ

[その音声が吹き込まれて居たのは、青年が一番最初に宇宙に放った、小さなUSBメモリ>>0:42でした。]

(-102) mzsn 2015/07/22(Wed) 01時半頃

【独】 星先案内 ポーラ

 ― もうひとつの、USBメモリのメッセージ ―

[最初の数秒は、無音。
ノイズは無い。
だが数かに衣擦れの音と、サラサラと、髪が揺れる音がした。]

…――わたし、
わたし、は、
あの子と二人でならどこへだって行けるって、そう、ずっと思ってました。
昔から。
それこそ、産まれた時から、もうずっと。

[長い長い沈黙の後、
そしてようやく始まった音声は、随分と静かな物だったでしょう。]

でもそうはならなくて、
あの子、この旅の途中で壊れちゃったんです。
それから私悲しくて辛くて、寂しくて、独りぼっちは辛すぎて、自動操縦の解除の仕方も知らなくて、船の操縦方法も知らなくて、方向転換も出来なくて。
何処にも帰れず行きっぱなしの船の中、ずっと一人で、過ごしていました。

(-104) mzsn 2015/07/22(Wed) 01時半頃

【独】 星先案内 ポーラ

もしかしたら、SOS信号を出してもよかったのかもしれません。
けれどね、死人は出ていないし、操縦が壊れた訳でも無く、酸素や食糧が無くなった訳でもない。
それに元々この旅行は、書類上では『一人旅』。
だってアンドロイドは備品で、普通、人数には含まれないでしょう?

だからSOSは出せませんでした。
なぜなら、航海は無事続いているのだから。

それでも寂しさは抑えきれなかったから、私、最初の一ヶ月はあの子がまだ生きているように振る舞いました。
あの子を椅子に座らせて、向かい合って食事をしました。
窓際に座らせて、一緒に星を見ました。
返事の無い、他愛もないお喋りも沢山しました。

けれどあの子は目覚めなくて動かなくて、それが耐えきれなくなった頃、私は一つの名案を思いついたんです。
そうだ、私があの子のふりをすればいいんだって。
幸い、あの子と私は、同じ髪と瞳の色でした。
――お父様がそういう風に、あの子を作ったから。
幸い、あの子と私はよく似ていました。
――お父様がそういう風に、あの子を作ったから。

(-106) mzsn 2015/07/22(Wed) 01時半頃

【独】 星先案内 ポーラ

あの子がいつも着ていた服を私が着て、あの子に私の寝巻を着せて。
壊れて目を閉じたあの子は、本当の人間の女の子みたいでした。
触れた身体は温度調節機能を失い冷たかったけれど、血色の良いシリコン人工皮膚はまるで生きているようで。今すぐ目覚めてあのガラス製の瞳を細め微笑んでくれる、そんな気がしました。

あの子の内部記録中枢は焼けていました。
熱暴走と、回路のショートです。
バックアップなんてありません。
あの子は、14年起動し続けた、オーダーメイド機体です。
プロトタイプ等の試作過程も経ず、最初の一台がずっと長い間動き続けていました。
内部システム、動力となるエネルギー発電パーツは父の設計と組み換えで。
だからサポートなんて受けられないし、受けたとしても記憶はきっと戻りません。

(-107) mzsn 2015/07/22(Wed) 01時半頃

【独】 星先案内 ポーラ

14年分のあの子は、私の、大切な友人は死んでしまったから。
その日から人間のポーラは、アンドロイドのポーラになりました。

分厚い強化ガラスに映る自分の姿は本当にあの子そっくりで、だから、本当に、あの子が、生きてるみたいで、
私、…わたし、彼女が死んだなんて、信じきれなくて、受け止められなくて、

駄目だって分かってたのに、止められないまま、一年以上ずっとそうしてました。
でももうじき旅は終わりますし、最近、沢山の友達が出来たから、
だから、もう人間のポーラに戻ってもいいかなって。


二人でならどこへだって行けるって、そう、ずっと思ってました。
今でもそう思ってます。
私はあの子と二人、長い長い二年間の旅行を終えて、二人で家に帰りたいと思ってます。

何処へだって行けるんだって、遠い見知らぬ星々を、私は確かにあの子と見ました。
ずっと一緒でした。
これからも一緒です。

(-108) mzsn 2015/07/22(Wed) 01時半頃

【独】 星先案内 ポーラ

それが私の、お話の全て。

[少女の声で淡々と語られた、長い長い、一つの話。
それが終わると同時、ほんの少しのノイズと共に、音声は沈黙した。]

(-109) mzsn 2015/07/22(Wed) 01時半頃

【秘】 星先案内 ポーラ → 保安技師 ナユタ

 ― 二つ目のデータ ―

ごめんなさい。エラーで途中で切れちゃった。
問題無く録音されてるかな?

私も、貴方の無事を祈ります。
お仕事大変そう。でも、気をつけて、風邪引かないで、怪我とかしないでね。

寂しくなったら、また沢山お話しましょう。
またね。

[ぷつん。
静かな落ち着いた声で、短いデータは途切れた。

USBメモリに入っていたのは、その二つの音声データだけ。
コペルニクスの彼に送られたのは、USBが一つだけ。]

(-111) mzsn 2015/07/22(Wed) 01時半頃

【独】 星先案内 ポーラ

[『toポーラ』の名前が入ったUSBメモリは自身のポケットに仕舞いこんで、内緒の話は、これでおしまい。
淡く光るスカートが、寂しそうにふんわり揺れた。**]

(-110) mzsn 2015/07/22(Wed) 01時半頃

【人】 星先案内 ポーラ

[録音の終了した小さなUSBメモリをそっと宇宙に流して、
ああ、時刻は、そろそろ夜に差し掛かる。

暗い宇宙の風景は、
何時間も、何日も、
何年もずっとずっと夜でした。**]

(23) mzsn 2015/07/22(Wed) 01時半頃

【独】 星先案内 ポーラ

/*
 ∧  ∧
o< ・ω・ >oむいむいニャーン

(-112) mzsn 2015/07/22(Wed) 02時頃

【独】 星先案内 ポーラ

/*
ねずみだねずみだわーい!

(-115) mzsn 2015/07/22(Wed) 03時頃

【独】 星先案内 ポーラ

/*
ひょこ。
ちょっと体調が優れないので、今夜はゆっくり考えつつ、後でなんかポロッと〆っぽいの落とせたら、いいなー。
難しだったら、明日かも。

(-133) mzsn 2015/07/22(Wed) 22時頃

【独】 星先案内 ポーラ

/*
あしもふ、えんちょ、ありがとー
にゃーん(=^・ω・^=)

(-134) mzsn 2015/07/22(Wed) 22時頃

【人】 星先案内 ポーラ

[デジタル時計の数値はとうの昔に夜を刻み、夕食の時刻もシャワーの時刻も飛び越えて、お嬢様もアンドロイドも寝る時間。
窓の外は昼間と同じように宇宙の風景を映し出し、飽くほど見た、しかし毎日違う星の並びが、始めてみる星達が、窓の外を流れて行った。

眠るあの子の冷たい肌をきれいに拭き、新しいナイトドレスを着せ、
化学繊維で出来た青い髪を梳かすと、今日はそこに、綺麗なコスモスを飾る。
秋の花だ。
プラント施設の、空飛ぶ花畑内部の季節はあれから幾つかの時間を超え、今は秋の終りに差し掛かる。
冬の季節を迎えつつある花々はすっかりその顔触れを変え、夏の花々の面影はない。
輝いていた向日葵も、ころりと揺れるマリーゴールドも、背の高いゲッカビジンも影を潜め、
今はポインセチアがクリスマスの準備を始めている。

さあさあ子供は寝る時間。
お嬢様は、寝る時間。

私は、すっかり着なれた、あの子の服を脱ぐ。
淡く光るスカートと、つやつやピカピカの綺麗な上着。
白い手袋。頭に付けた、玩具のカチューシャ。
スカートとおそろいの、キラキラの靴。

それらを綺麗に綺麗に畳むと、いつも眠る椅子の上へそっと置いた。]

(36) mzsn 2015/07/23(Thu) 01時頃

【人】 星先案内 ポーラ

[お嬢様は寝る時間。
だから私は、『自分』のナイトドレスを着る。
あの子に貸しっぱなしだった子供用の服はなんだか少し窮屈になっていて、一年ぶりに袖を通したそれに、私は自分の体の成長を知った。
そう言えば、少し背が伸びたかも?
そう言えば、胸もちょっと大きくなったかな?

お嬢様はうふふって笑って、あの子の眠る『自分』のベッドに潜り込む。
一人用のベッドは二人ではちょっと窮屈で、でも、くっついて寝れば平気だねって、あの子の横顔を見つめ静かに笑んだ。

貴女と離れるのは辛いこと。
でも、いつかはサヨナラしなきゃ。
沢山の悲しみを伴って。でも、大好きな人とのサヨナラを決めた、強いあの人みたいに。

昔は怖かった事。
でも今は沢山の優しい人と、大好きな人が出来たから、
だから私は、ようやく貴女にサヨナラを言えます。

マホウはいつか、解ける物。
お嬢様は冷たいアンドロイドの、大好きな友達の頬におやすみのキスをして、]

(37) mzsn 2015/07/23(Thu) 01時頃

【人】 星先案内 ポーラ

 おやすみなさい。

[明日は一緒におやつを食べようねって、倉庫で眠るきらきらのゼリーを思い出し、目を閉じた。]

(38) mzsn 2015/07/23(Thu) 01時頃

【人】 星先案内 ポーラ

[私の名前はポーラ・コッペリウス。
14歳の女の子。
でももうすぐ、15歳の誕生日を迎えます。

大好きな友達は沢山沢山。
顔も知らない彼らだけど、私は何にも気にしません。
優しい声は、文字は、いつだって大切な物で、
それらを与えてくれる彼らも、私を構成する、大きな、小さな、世界の一部。
小さな宇宙船に入りきっちゃう狭い私の世界だけれど、知らない誰かとのやり取りだけは船を飛び出し、何処までも羽ばたいていくのです。
まだ見ぬ宇宙や、星の彼方まで!


隣で眠る、私の姉妹の、友達の、大好きなコッペリアへ。
貴女となら何処へだって行ける。
何処へだって、行ってみせようね。
同じ年月を過ごした貴女はもうどこにもいないけれど、これからはいつだって、私の傍に。
私が貴女の服を着て貴女の真似をしなくとも、私が忘れない限り、ずっと一緒に居るのだから。]

(39) mzsn 2015/07/23(Thu) 01時頃

【人】 星先案内 ポーラ

[椅子の上の、
アンドロイドの、
淡く光るスカートの、
小さなちいさな、
ポケットの中。

『toポーラ』
そう刻まれたちいさなUSBメモリが、誰にも知られず、ふんわり、きえた。

宛先は何処に?誰の所に?
それはきっと誰も分からず、寝息を立てるお嬢様も、知らない事。

一人きりの少女を載せた小さな船はゆっくりと、しかし着実に目的地へ向かい、
コロニーの作りだす人工銀河の重力区域に差しかかった途端、
ぷつりと通信は途絶えた。

≪この船は、通信不可能エリアに突入いたしました≫
≪コロニー到着まで残り20と6日≫
≪それまで、今しばらくお待ちください≫**]

(40) mzsn 2015/07/23(Thu) 01時頃

【独】 星先案内 ポーラ

 ― いつかのはなし ―

『なあポーラ、母さんと二人で考えたんだが、』
『この前お前が言ってたろ?コッペリアと二人きりで、旅行がしたいって。』

『そうだな、…二年。』
『もし今日から二年間、お前が無茶をせず発作を起こさなかったら、二人で旅行に行っておいで。』
『きっかり今日から二年だ。一度でも発作を起こしたら無しだよ。』

『二年間きちんと治療を受けて、庭を走る回ることも、夜更かしも、階段の手すりから悪戯に滑り降りる事も、こっそり家を抜け出して友達の所に遊びに行くことも、全部全部我慢すること。
お医者さんの言う事を聞くこと。
手術を受けて、二年間、きちんと安静にすること。』

『それが出来たら、旅行を許そうね。』


 ありがとう!お父様!
 わたし、頑張っていい子にするから!
 旅行、絶対行くから、
 だからね、いっぱい我慢するよ。

(-165) mzsn 2015/07/23(Thu) 01時頃

【独】 星先案内 ポーラ

[11歳の少女はころころ笑って、そうしておてんばを止めました。
お父様の暖かい手が私の頭を優しく撫でて、私は隣に立つ、背の高いお姉さんなアンドロイドを見上げました。
見上げる青い少女と、見下ろす青い機械。
青い彼女は顔面に搭載された表情モーション用の骨組みを動かすと、おんなじように笑い返してくれました。

それから、
私は、かけっこを止めました。
私は、内緒で出掛ける事を止めました。
私は、今度こそ友達と会えなくなりました。
私は、辛うじて行っていた学校をやめました。
私は、寝室と庭以外、行かなくなりました。

私は、花を育て始めました。

元はお母様の庭でした。
でも今は、殆ど私専用に浸食されて。
土いじりの相棒は、お母様に知識をインプットされた青い機械でした。**]

(-166) mzsn 2015/07/23(Thu) 01時頃

【独】 星先案内 ポーラ

/*
とりあえず、いいかんじのところまで、かいたので、ぽーらちゃんは、ねます!ヒエエながい

おへんじとかはあしたできたら、できたら、いい、なーー!(たいちょうよろしくない)**

(-167) mzsn 2015/07/23(Thu) 01時頃

【独】 星先案内 ポーラ

/*
ちゅーちゅー

(-263) mzsn 2015/07/24(Fri) 00時頃

【独】 星先案内 ポーラ

/*
わああん。
ちょっと体調があまりにもアレでアレがコレして、寝てても回復しなかったので、
本日、は、これで、失礼、いたします…!
うわああんお返事かきたかった。かきたかった、の。
と言うかまだログも読み途中だった。だめなひとだった。

ポーラちゃんはこの後パパママにいっぱい叱られて初めてそこでわんわん泣いて、なでなでよしよしされた後、暫くしたら家族一緒に地球に旅行行きますキャッキャッ。
きっと大型の船とかになると、もっと早くつくはず。ワープ機能とかも付いてるはず。
なんかイメージでは、
太陽系

↓結構遠い

ポーラの旅行先
↓(片道1年)
ポーラの家

的な、結構遠めな感じだった。でもきっと、大型旅行機ならもっとはやい!イメージは豪華クルーズの旅!

(-267) mzsn 2015/07/24(Fri) 00時頃

【独】 星先案内 ポーラ

/*
アマルテアのおっぱいまふまふしにいくだし、みつぼしさんの会社におてがみだすだし、ティソにちゅーしてもらうちゅー。おやすみのちゅー。
あしもふもちゅーちゅーする。ちゅー。

このむらおんなのこみんなかわいすぎた、な?
メンズも可愛かったけど!ね!かわいいねみんな!

難しい設定にしたばかりに、ちょっと絡みづらそうな子になってしまいすいませんでした。
むずかしい!むずかしいね!
あとは、日の秘話秘話のお返事にテンパってたりとか!後から思ったけど君もっと落ち着いて丁寧に、ちょっと日を跨いじゃっても良かったんじゃないっ?って部分的に思う所結構あったんですけど、でもお返事は早く返したくなってしまう、この、システムの魅力。

(-268) mzsn 2015/07/24(Fri) 00時頃

【独】 星先案内 ポーラ

/*
そんなこんなで、mzsnこと、水さんでした。
初めましての方は初めまして。お久しぶりの方はお久しぶり。
ツイッターぶりの人は、またツイッターで!
おやすみなさいーー。

にゃーん**

(-270) mzsn 2015/07/24(Fri) 00時頃

【独】 星先案内 ポーラ

/*
あしもふあむあむ

(-272) mzsn 2015/07/24(Fri) 00時頃

【独】 星先案内 ポーラ

/*
みつぼしさんにはぁ!毎度毎度ぉ!激ながメールを送ってしまいぃ!大変申し訳なく。
拙者かわいいの。にんにん

(-279) mzsn 2015/07/24(Fri) 00時頃

【独】 星先案内 ポーラ

/*
拙者を接写。パシャーッ

(-281) mzsn 2015/07/24(Fri) 00時頃

【独】 星先案内 ポーラ

/*
いろんな人に可愛い言ってもらえて嬉しいポーラお嬢様だにゃん。(=^・ω・^=)

(-282) mzsn 2015/07/24(Fri) 00時頃

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