158 Anotherday for "wolves"
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― 昨夜 ―
[――― 耀く、破軍星の煌めき。
青白いいろは、 エンジェル・ブルーとおなじいろ。
鏡のように、映しながら、 夜を小さな紅の炎に点し。 出歩く人影があったならば、 すこし話しながらも、ちょっと笑って。 ]
あまり出歩かないほーがいいんじゃないかい。 物騒だし、なによりも疑われちゃあ叶わないよ
[なんて、 自警団らしいことを言いながらも。 教会だけは、どうしても寄り着く気が起きなかった。]
(0) 2015/05/13(Wed) 03時半頃
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[それは予感か。]
[ただの、嫌悪か。]
……。 …… 一か所くらい、いいだろう。
… ねえ?
[ふい、と。
ゆらり 揺ら 揺ら。
紅蓮に とおい教会の影を映し。 一歩を踏み出す気がどうしても起きず、 誰にともなく、自答して。
――― 黒衣を、翻す。 ]
(1) 2015/05/13(Wed) 03時半頃
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[ざわめき。 ゆらめき。
木々は、 黒猫の毛並みは。
星々のきらめきは、 不吉を示したけれど。
言いようも 得体もしれない。 その空気に背を押されたかのように。 いつもより早く、診療所に切り上げた。]
[その日。
――― やけに、寝つきが悪かったのは。 やっぱり、溺れていた酒の海がなかったからだろう。]
(2) 2015/05/13(Wed) 03時半頃
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[ いやあな、夢を見てしまった。 *]
(3) 2015/05/13(Wed) 03時半頃
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― 幕前01-2/ゆめのなか ―
[星が はじけて。
紫苑に垂れた滴は、透と、 硝煙に掻き消えそうな、 けれど 強烈な 血錆色。
擽る鼻腔は 否が応でも。 つないだ腕の先が、強張っていくのだと。 冬が、齎されたのだと。
――― 恒星が、爆ぜたのだと、わかった。]
(4) 2015/05/13(Wed) 03時半頃
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(『…… アル。
…… ―― ううん。
‟ ヨハネス ”。
一緒だって言ってくれて、嬉しかった。 あたし達は、ずっと一緒。
一緒だけれど、 あたしの手は、どうか‟離して”。 きみは、きみだから。
どうか、きみだけは、生きて。 ――― 逃げて、生き延びて。』)
(『あたしは。
そのためなら、破軍星となって、見守るわ』)
(5) 2015/05/13(Wed) 03時半頃
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( 音なき音は。 声なき声は。
決して、片割れには届かずに。 その瞬間に、‟ワタシ”と。
‟彼女”は、生まれた。 )
( あれ? )
( ……‟爆ぜた”? ‟生まれた”?
うそだ。
ねえさんは、生きていて。 そうだ。
星が弾けたって?(しんだって?) ああ これは、きっと。悪いゆめだろう。)
[ ――― ノイズ。 ]
(6) 2015/05/13(Wed) 03時半頃
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[混濁する砂嵐。
息ができない。 ああ。 誰が生きて。 誰が死んで、
( …… やっぱり、わからないや) 黒い紙の上から ぶちまけられた白い染料。 書いて 消して 書いて 消して
多層菓子のように、積み上げられる記憶。 狭まる、ゆめのせかいの視界のなか。 魘され 浮上しかけた意識をまえに、 鮮明に、過ぎてゆく光景がひとつ。]
(7) 2015/05/13(Wed) 03時半頃
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[ それは 野を蹂躙する、 黒い狗のすがた。
まるで 黒妖犬<ヘルハウンド>を。 地獄の猟犬を、
彷彿とさせる狼の姿。 ]
[ わかりたくない。知りたくない。 ] [ けれど、あれは。わかってしまう。]
[ 死の際。 生命と引き換えにした、 さいごの、星の爆発。
――― つぎつぎに、 それは ひとを、追っ手を。 物言わぬ 肉塊に変えていく。]
(8) 2015/05/13(Wed) 03時半頃
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[ それは。 ]
[『わたしたち』の、『血』にかけられた呪い。] [『わたしたち』の、『血脈』に流れる、祝福。]
[星棺を司る、 七星の娘たちの末裔の血脈に与えられた]
[ ひとつの、ちから。 *]
(9) 2015/05/13(Wed) 04時頃
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/*
[ ――― 死してなお、 獲物を狙う 不吉な黒犬の、 冥府の飼狼の、牙。 * ]
ここまで書こうかとおもったけど 充分いまので賞金稼ぎCOになるかなとか思いつつ ならない気もしつつ。
ちょっとなやんだが。 立ち位置的に落ちもやっぱりありそうだから、 PL目線では一応出しときたい(落ちは全然かまわないんだが)ので、とりあえずここまでで
絡みとかあればそこでだしていきたい
(-3) 2015/05/13(Wed) 04時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 04時頃
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― 早朝 ―
…… っ、
…… 、 うそ、だ
[ばっ、と 跳び起きるよう、勢いよく捲った布団。
ズキリ、痛む頭。 黒い絹糸に、白い手を沈み込ませた。 項には、冷や汗に紛れ。]
[ やけに、姐姐が居なくなった夢が 生々しさに帯びて、
――― 現実と、紛う。 ]
[ 否。 それは紛れも無く。 真実、だったけれど。 ]
(54) 2015/05/13(Wed) 14時頃
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( 『 …… 』 )
[何故か、今日はカレイドたちが静かな気がした。 まるで。 『誰か』、欠けたように。]
[猫の瞳は。
人を焦がれる、狗のように。 寂しそうに、 ゆら、ゆら。
乙女の貌は。今日は、居ない。]
[ ――― ‟ヨハネス”。
夢といえど。(過去の記憶といえど。) 呼ばれた名が、ひさしぶりで。 ぎゅ、と、拳を握り。 ]
…… マルガレーテ、 (いや、違う)
(55) 2015/05/13(Wed) 14時頃
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…カイド。
…… どこに、いるの。
[その低い声は、姉を喚ぶもの。 正確には、生きた影でなく。 『自分のなか』の、片割れの。 カイドの、人格を。
呼んでも、返事はない。 ゆらり。 沈黙したまま、立ち上がる。 猫が鏡を、求めるように。
そうして ベッドから降りようとした、その時。 戸が軋む音>>26がした。 ]
(56) 2015/05/13(Wed) 14時頃
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/*
あっ、別の部屋みたいな描写しちゃったけど大丈夫、かな!!だめならダメで…
(-41) 2015/05/13(Wed) 14時頃
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…… 食べる。
[朝食を食べるか問われれば、 こくり。頷いた。
漂う、シチューのあまいにおいが 鼻腔を擽るから、 すん、と鼻を慣らしてから。 琥珀色の瞳を『狗』が見上げた。]
[窓を見る。] [外からは、 いつもと変わりない小鳥の囀りが聞こえ。 陰鬱さを払うような朝日が差し込めど。
どこか、夢のせいか。 それとも 別の、『なにか』か。]
[どこか、憂鬱な、まま。]
(57) 2015/05/13(Wed) 14時半頃
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[ぼう。 と、
揺らぐ瞳の色を浮かべたまま、 近くのミニテーブルの上から、鏡を取り。
>>26教会へ行くつもり 、と言われれば 昨晩寄り着く気にならなかったあの場所に、 すこうし、心臓が跳ねるような気がした。]
そうか。 アタシは、あんなとこ 用が無いのも行きたくないからな。 なにかあるんなら、あとで教えろよ。 [働かないあたまを、無理矢理動かしながら、 いつもよりもはるかに調子の低い声で、 狗はさらりと風のように言い切った。 ]
(58) 2015/05/13(Wed) 14時半頃
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[それから。 濡れ羽の睫毛が、上下にまたたく。 ローブがベッドの傍から離れてゆく前に、 もう一度、ふわり と、ベッドへ腰掛けて。
仄暗い闇が見つめ返す鏡を 覗きこみながら、
ぽつり。 ]
きのう。
夜の見回りのとき、 あそこにだけは、教会だけは。 寄りたくなかったから。 …… サボったんだけどな。
―――― なにもないと、いーけどねえ
(59) 2015/05/13(Wed) 14時半頃
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[鏡を持つ、両手に力が籠る。
まるで、神を信じてもいないのように 懺悔のような、繕いのような。
どこか縋るような、 そんな言葉が零れるのは、
夜に感じた 『嫌な予感』を、避けるよう。逃げるよう。 途中で、帰ってきてしまったから。
――― 猫も、狗も。 『元は』同じ『アル』だから。 その本質は、そう変わることはない。*]
(60) 2015/05/13(Wed) 14時半頃
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/*
『アルカイド』と『アル』の違いは 地味にちょっとアルのが口が悪い
もうすこし少年っぽくするつもりだったけど 内面と自分の外に出すとでは変わるようだ
(-42) 2015/05/13(Wed) 15時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 15時頃
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/*
スティが居なくなったら狗発狂しそう。 ただそうなったら賞金稼ぎ先どうしようかな?と なるのだが。
無理矢理使う必要もないし、 もにょらせるとかフラグたてられないなら 使う気はないけど。
やっぱり使いたいよね(
(-46) 2015/05/13(Wed) 15時頃
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/*
全然議事チップで考えてなかったんだが 母:モニカ 父、と探してリーとかでね?とか思った() 最初から意識してたら露蝶とかしょうろとかも考えたけど
(-48) 2015/05/13(Wed) 15時頃
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― 回想/昨夜・酒場 ―
へ。
[>>19『好い返事』と。
嘘か、本当かわからぬよな 茶化すように聞こえた響きに 狗は目を丸めて。
口を上向きに、歪める。 ]
あいにく、男で悪かったねえ。
[でも、まあ。
手を繋いだ狗は、 ゆるうり 首を回す。]
(76) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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『こーいうのが』お好みなら、 『ねえさん』が『ここ』に居たら、 きっと あんた、食いつきそうだなあ。
……あんたみたいな『気』を持ったやつは 近寄らせないけどな。
[『ここ』が、この場か。この村か。 無意識に曖昧に濁った指示語を示しながらも、 握った手に籠る力が、すこしばかり強まる。
華奢に見えても、狗は 人の姿でも剛力と謳われていたから。 きり、と 万力でも籠めるよに、
それから。 囁かれる、敵意よりも 甘い、あまあい。 菓子の薫りでもしそうな囁きに、目を細め。
呵。 わらった。 *]
(79) 2015/05/13(Wed) 15時半頃
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…… なに、ってなあに。
[見通す渡鴉に、 相も煙に撒いたかおをして。 鋭利は、刃を突きつけるように。]
アタシは、なあんにも被ってないよ? もともと、『猫』なんかじゃあない。 『狗』であるだけでさあ。
…… 藪をつつく、っていうんだっけな。 やめた方がいいよ。
さもないと。 黒妖犬が冥府に帰るとき、 恨みを買って 道連れにされちまうかもよ?
(-51) 2015/05/13(Wed) 16時頃
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[ぼんやり。 牙を研いだ 狗の影を帯びた猫目に、 忠告など聞かず、襤褸のようになった身を 拾うた数寄者を思い出しながら。]
[ぱちり]
[その影を瞬きのなかに隠し、
――― 囁かれた愛のようなことばには、
また 恋人の片割れが返すよな あまあい熱を帯びさせながらも、 そっと 首に心中の刃を突きつけるかのよう。
それ以上に 踏み込む覚悟がないならば。 一線を超えるな。と。 その身を突き放すように、言い放った。*]
(-53) 2015/05/13(Wed) 16時頃
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/*
先生のアサゴハンダヨーがかわいいww>メモ
(-52) 2015/05/13(Wed) 16時頃
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/*
お返しをうとうとすると なんか 薔薇っぽくなって うむむ っt
そういうのじゃないと思うの だが、な 単純に飼い主が居なくなるのが嫌なペットの心境?
(-58) 2015/05/13(Wed) 16時頃
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― 早朝/診療所 ―
…… いつも通りだよ。 『朝』は、な。
[夜こそ。奈落の闇に近い帳の中こそ。 黒狗の時間のはずなのに。
ふたつの意識が、『統合』された (……もっとも、片割れは。いま。) アルカイドから、解離する意識が 偶に浮かび上がるのが、大凡朝というのは。 まるで、皮肉のようだと思う。 ]
[丁度、外で揚々と鳴きあげる 小鳥の唄が、嘲笑っているように 聞こえたもんだから。]
(104) 2015/05/13(Wed) 17時頃
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[朝日差す窓に、蒼は泳ぎ。 睨めつけかけたが、すぐに逸らし。
鏡をみつめていたが、 『狗』のまま。 琥珀色をみあげた。]
[怖がるでもない。 気味悪がるでもない。
面白そうな 、 それでいて どこか心配すら差したいろ。 それが、どこか心地よい距離と感じながら。]
[やっぱり、数寄者だと思った。]
(105) 2015/05/13(Wed) 17時頃
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[あのときの、 自棄にすらなっていたころの。 一方的な『布告』を思い出して。
ふ と 虚ろに、わらう。
さあて。 いまも、ほんとうに。 『好きにすればいい』と思っているのか。 どうか 知らないけれど。]
[ ――― 隙間風に、 黒い毛並みが揺れる。
背反する、 こころの、ように。 ]
(106) 2015/05/13(Wed) 17時頃
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[ひとりは、いやだ。] [またひとりになるのは、いやだ。]
( 『何を言ってるの、 ボクらはふたり。
ずっと、ふたりでしょう?』)
( そんな優しい少女の声が、 今日に限っては、きこえない。 )
[ けれど。 その時が来たならば。
ねえさんとおなじ。 勿忘草の香を遺して、 きえるのも。 わるくない。と。 狗は、短き間の飼い主に思い始めて。]
[ただただ、揺れる。]
(-67) 2015/05/13(Wed) 17時頃
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[こくり、縦に振られる首>>84を 呆けるように、見る。
酒は大して飲んでもいないのに。 気だるさが、すこしある。
それでも、食欲の方がきたものだから。 きっと、大丈夫なんだろうけれど。
誤魔化すように、ふ、と。 そういえば、気付いた軽口を叩く。]
… あんたこそ、珍しいねえ。 普段なら行先も言わずに行っちまう癖にさあ。
[猫も、狗も。 記憶は互いに共有して。 互いに、都合の悪い部分は混濁している。]
(107) 2015/05/13(Wed) 17時頃
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[だから。 猫から得た知識を、狗はまた覚えているし。 その逆も、また然り。
呵々。 嘲るようにわらって。 それでも何かを喪失したように、力は薄い。
そして。更に。 その『ちいさな』変化で。 目の前に飼い主さえも、 どこか遠くに感じる気さえ、した。 最初は、食らいついてやろうとさえ思ったのに 飼い慣らされたのか。 それともか。
変化の差異は、狗自身にもわからないけれど。]
(108) 2015/05/13(Wed) 17時頃
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[鏡を持つ手が、強張る。
十字でも握る信徒のよに、 懺悔に縋る迷い子のよに。
ぽんぽん と、 頭を柔らかく叩かれたなら 緩慢に、頭をもちあげた。 ]
… っはは、
そうだったねえ。 今更 教会一か所、サボったくらいで どうかしてたよ。
(109) 2015/05/13(Wed) 17時頃
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[そのくすぐったさの余韻に、 ちいさな花咲くよう綻ばせながら。 気休めに、明朗さを取り戻して。
『猫』に戻るのは、あとでいいか。 鏡をことり置いて、立ち上がる。]
[机に近付けば、 甘いにおいが更に食欲を掻き立てる。
ふら と、 机に置かれた皿に導かれるようにして。 席につけば、狗も言葉少なに食事をとる。
――― ここに来たばかりの、 抜け殻だったころを。 やはり、思い出す。]
(110) 2015/05/13(Wed) 17時頃
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…… 昨日は、 酒場で一杯だけ呑んできただけだよ
[>>86ちいさく途切れたことばに。
『何処』とは言わない。 嘘も言ってない。
しれっと、言葉を補うように。 匙で白い波を掬いながら、言い捨てる。
それから。 ごちそうさま、と皿を空にしたあと。 席を立つ前に、
空に融けそうな声で ひとことだけ。]
(111) 2015/05/13(Wed) 17時頃
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――― アタシが あんたを冥府に連れ帰る前に 他のやつに連れ帰られたりなんか しないようにしてくれよ。
[冗談めいた響きを帯びながらも。 どこぞ、声はちいさく。
そんなことばが口をついて出たのは、 さっきの、わざわざ行先を知らせるよな。
とおくに離れるような、 感覚がしたから ――― だろうか。]
(-69) 2015/05/13(Wed) 17時半頃
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[ 昔は、 先に死ねるものなら死んでみろ。とさえ。 思ったはずなのに、こんなことを言うなんて。 やっぱり、どこか自分で可笑しささえ覚え。
狗は、微かな三日月を湛える。
そも、冥府で柘榴を渡すよな盟約さえ。
――― 揺れる今は ひとまず 地に留める、 口上のようなものだったが]
(-70) 2015/05/13(Wed) 17時半頃
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[ひとこと。
微かな 自嘲の三日月だけ浮かべて、 寂寞さえ見えそうで視えない、 蒼の水面を微かに揺らし 告げると、
食器を片すのも手伝わず。]
[ かつり ]
[狗は診療所の奥へ下がる。 そうして もう一度。
寝台に腰を下ろし、 鏡を見るのだ。 ]
(117) 2015/05/13(Wed) 18時頃
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[ ―――猫ではなく、 もともとの意識の持ち主の狗が、 わざわざ それをする理由は。
繋がれた糸を無理矢理括りつけ 『ひとり』の圧に潰されないよう、
(とうの昔に離れた手に、気付かないよう)
混じり合った『姉』と『弟』。
ふたつの意識の集合体である『ワタシ』を 解離しきらないように、 引き戻すためでも、あった。 ]
(118) 2015/05/13(Wed) 18時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 18時頃
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/*
くどい気がするが どこまでおとしたっけ? と探ろうにも自分の発言量で白目むk
(-75) 2015/05/13(Wed) 18時頃
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/*
メアリー…赤 サイラス…赤? ドナルド…守護 クラリッサ…占 マーゴ…共鳴or赤
赤っぽいところおおくてな。
(-77) 2015/05/13(Wed) 19時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 20時頃
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― 診療所 → 外 ―
[再び、鏡を置く。
逸らした自ずを照らす輝きが、 蒼を照らせば 既に、猫の目に戻っていた。]
[ 窓を、見る。 ]
[ スティが向いた教会の方、 ざわついた村の喧騒は ここまでは、届かないけれど。
心なしか、悪い意味で浮ついた影は。 どこか 重い 重い空気となって、届く。
――― それが、 気のせいかどうかはまだ。 猫には、判別する術はない。 ]
(128) 2015/05/13(Wed) 20時半頃
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…… よいしょ、 っとぉ、
[寝台の枕元に放っておいた、 外套と、ストールを巻いてから。 診療所の戸を、内側から締める。
それから 窓を一人分、 なんとか通り抜けられそうな程度に 開ければ。
軽やかに、それでいて猫のよに。 ぴょん、っと飛び降りて、
鍵は掛けられないけれど 外から隙間だけ、がらりと閉じた。]
(129) 2015/05/13(Wed) 20時半頃
|
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― → 広場 ―
[尻尾を揺らすように、 ストールを ぶらり ぶらりん、
遊ばせて。]
[空気と 不安な風以外は なあんにも変わらないんだ。
胸騒ぎさえ(杞憂さ)と、嘲笑うよな、 透き通った蒼穹の空を ブルーに吸い込ませて、
じぃ、と 主人の帰りを待つよに ひとつどころに収まっているのも 性にあわないのが猫だから。
ぶらり、と広場に向けて 歩き出した。 * ]
(137) 2015/05/13(Wed) 21時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 21時頃
|
/*
>>135かわいい
というかジョスランかわいいよね。ずっと思ってた。
(-93) 2015/05/13(Wed) 21時半頃
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/*
わたし、灰 かわいいとか天使とかしかばっかいってない (あたまわるい)
(-94) 2015/05/13(Wed) 21時半頃
|
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/*
あれだよね
考えてたが死に目を見せないは やりたい(まがお)ってなる
(-100) 2015/05/13(Wed) 21時半頃
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― 広場 ―
…… ?
[ざわり] [ざわり]
[昨日、ベネに約束したように 本屋にでも、寄っていこう。
そう思った矢先のこと。 ざわめきが 噂が、 風が届けるより、うんと騒がしく聞こえる。
一度広がれば、 ちいさな村には 波紋が広がるように 輪をかけて、伝っていき、
それは、猫の耳にも届いた。 ]
[ ―――あってはならないことが、起きた。と。]
(191) 2015/05/13(Wed) 23時頃
|
|
……――― え?
[教会で、族長と。
人間の娘と。
ふたり。 人狼に襲われて死んでいた と。]
[そう、ひとの耳が捉えて。]
[三秒程、息を、忘れた。] [すぐに、は 、と勢いよく空を吸い込んだけれど。]
[きのう。 いつものように避けて、回らなかった場所。] [逃避するように見あげた空は、 清々しい蒼を そこに湛え続けるまま。]
(210) 2015/05/13(Wed) 23時半頃
|
|
( …… ワタシのせいじゃ、 )
はは、 …… うそだ。
[唇を一文字に結ぶ。
力無く笑う、ただそれも。 単なる虚勢だ。
――― ひとの、死。 そんなもので、揺らぎはしない。
これでも、元傭兵だ。 見るに堪えない死体を、 『作った』ことさえある。 けれど。これは、そういうのじゃなくて、 ……。 ]
[さっき、撫でてもらえた手がすこし恋しくなった。]
(217) 2015/05/14(Thu) 00時頃
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|
[ふる、と首を振るう。
そんなことに弱きになっていれば まーた、あの偏屈な飼い主に馬鹿にされそうで。 早まる鼓動を抑え。
昨夜の、ざわめきのようなものを ようやく理解したころには、あとのまつり。]
[『“過ち”は一族の手で、正さねばなるまい。』]
[あの荘厳な声を思い出して、 顔を顰めた。 ]
…… 悪い夢なら、いいのにねえ
[ …『朝』みたいに。 頬を抓れど、目は醒めない。]
(221) 2015/05/14(Thu) 00時頃
|
|
/*(そういえばキャラ変わってきたから没ロル)
信頼していた、仲間だと思っていた、 あー、『愛しあっていると思っていた』?
[『好きだよ』『愛してるよ』。
軽い 軽い、 そんな砂利にもならない安っぽい音。 辺鄙で有り触れた言葉を信じてるなんて。 嗚、 痒い、痒い。 そんな戀愛話、流行りもしないのに。]
陳腐だねえ。 呵々ッ、気付かないと思ったんだろう。あんた。 『なんで知ってるの』 …… ってカオしてる。
(-129) 2015/05/14(Thu) 00時頃
|
|
/*
こんなヒールやろうとしたけど 完全にペットだよな!(どうしてこうなった)
(-130) 2015/05/14(Thu) 00時頃
|
|
[ ――― ふつうに考えれば、 余所からの来客者が居れば、 誰か気付かないはずがないし。
第一、みすみす、 そこらの野良に 族長が殺されるとも思わない。]
は …… 。 やだやだ。
[零れた三日月から。
平常を取り戻すよに、 ふるり 漆黒を揺らす。 ]
…… この村でまで、 戦場みたいなことは したくないんだけどねえ。
(225) 2015/05/14(Thu) 00時頃
|
|
[まるで、異端審問のような真似は。 『ルール』を護らない輩を見つけだして、 『処分』する。
…… 規律を、正すために。
――― いままで、やってきたことを。 もしかすると、この村でも。]
…… … 。
[平気で、やってきたことなのに。] [躊躇い、
今なお。 避けられないのか、と思う。]
(234) 2015/05/14(Thu) 00時頃
|
|
[この村のみんなが。
どこか 遠巻きに ぼうと、 見つめる存在だったとは言え――、 それでも、 充分たのしかったから。
ワタシが、村の仲間と言えるかは。 ……呼んでもらえるかは、わからないけれど。]
…… なんて。
夢物語じゃ、終わんないのかい、ねえ。
[呟かずとも、薄々きづいていた] [ひとの、め。]
(235) 2015/05/14(Thu) 00時頃
|
|
[『悪い意味』で、 知られている酔いどれの猫は。 少なくとも、人間たちから白い目で見られる。
広場の対岸、 見えた老人から浮かべられた 石さえ投げられそうな、疑惑のいろ。
苦笑を浮かべて、猫はふらり。 広場のちかく、本屋へ向かう。
精一杯の『いつも通り』を装って。*]
(236) 2015/05/14(Thu) 00時頃
|
|
― → 本屋 ―
…… や、ベネ。
[いつもと変わらないようで、 ようくみれば、少しぎこちない。
そんな程度の笑顔を浮かべて、 ひらり。手を振るった。
硬質を鳴らして、 >>240珍しく本では無く、 花に視線をやり、表をなぞる彼を見て。
普段なら物珍しそうにするのだろうけれど、 今日は揶揄することもなく。
レオせんせーのところとはまた違う 真新しい紙の、本の匂いを鼻先に掠めながら 彼のほうへ。 ]
(244) 2015/05/14(Thu) 00時半頃
|
|
[入る際に、>>206出ていく影と擦れ違って すこし、蒼がそれを追いながらも。
視線を戻しながら、ひとつ。]
……ね。 『聞いた』?
[昨日言った、本を求めにきた。 つもりだったけれど。
今はそれより、と。 世間話よりも、嫌気に重々しく。 それよりも曖昧なことばで、尋ねかける。]
(245) 2015/05/14(Thu) 00時半頃
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|
[ちら と泳いだのは、 未だ喧噪の続く窓の外。
不意に切り出したのは、 普段見せないような得も知れぬ不安を、 誰かに共有したかったから、なのかもしれない。
猫自身も分からないまま。 ちいさな息を吸いこんでから、 つづきの 『喧騒の原因』を吐き出す。]
…… 族長と、 人間の女の子が殺されたらしいよ。
――― 人狼に、さあ。 *
(247) 2015/05/14(Thu) 00時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/14(Thu) 00時半頃
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/* >>254 べしんっ
(殴りたい)(灰で変なノリをするやつ)
(-137) 2015/05/14(Thu) 00時半頃
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/*
なんかブレてる気g
というか、ヒール役のつもりがね どんどん弱体化してるアレ。
(-142) 2015/05/14(Thu) 01時頃
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/*
安定させたい な
というか上手く装飾を載せられてないので なんとか軌道に戻したいな と 皆さんのすてきなロルを見ておもう…
(-143) 2015/05/14(Thu) 01時頃
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/*
くwwwくっそうwwwwwwwwwwwww
うわああ
ふたり ふたりこう、
あああああ
いいキャラしてて 道連れなやむんじゃあ!!!!! スティもドナも!!すてきすぎやろばか!!!
(-177) 2015/05/14(Thu) 03時半頃
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/*
アル的には スティには今は生きてほしい 信じてるし、人狼でも億が一にもかばうかな
ドナは人狼の可能性がある 狗アル的には殺す気があるし
これ悩むな(顔覆い) 道連れ心中コースなら確実にスティだけど スティのためを思うならドナ。
…も、もっかいスティにあってから決めたいな …あえるかな?(今日中)
(-178) 2015/05/14(Thu) 03時半頃
|
|
/* ああでも。 スティがやったんならスティを自分の手で殺す、 って方がただしいかな。
自分を殺せ、んでスティもつれてくっての。
したいこと
・スティに、スティがやってないよね?ってきく ・クラリッサに花を。(死んだ時に備え)
(-179) 2015/05/14(Thu) 03時半頃
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|
― 本屋 ―
… おはよーう、
[>>259応じるように、掲げられた手。
猫は それ見て 思い出したように、挨拶を告げ返す。
花と戯れる微笑ましい図に、 猫目が捉えたことを 普段目敏い猫も また それに気付くことは叶わなかった。 ]
[かつり こつり]
[硬質に鳴らされる音は、確かな間と。 ――― 重さを、膨らませてゆく。]
(287) 2015/05/14(Thu) 04時頃
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[ゆるゆる 振るわれた首には。 口を開くも、数秒の間。
そして ―――― 、]
[綴る。]
[揺れた肩に、 >>261言い切られることのない、音。
( 噫。 まっすぐ否定してくれたら、 …… よかったのにね。 )
すこし。自分勝手な事を思いながら、 睫毛を中程まで伏せ、 ]
(288) 2015/05/14(Thu) 04時頃
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(でも。これが『真実』なら。 …… それも、単なる気休めだもの)
[ ふるる と、 振るった。 ]
…… ワタシも、そう思うけど ―――…。
[ 輪にかけたよに、爆ぜた話。
夜天の下に感じた、 身震いするよな
どろどろした、悪寒。 ]
[それが、どうしても、 たちの悪い『嘘』と思えなくって。
くぐもる声に、 ワタシは、ただ。声を落とすだけ。 ]
(289) 2015/05/14(Thu) 04時頃
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|
…… さあ、ね。 ……でも、ほんとなら…、
[息を吸う。 躊躇うよな。 平和ボケした猫の声が。 取って代わるように、]
よーっぽど、
この 『平和』が、 気に要らないひとが、居るんだろうなあ。
(290) 2015/05/14(Thu) 04時頃
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|
[一瞬。 真冬に放り出した鉄塊のように。 『違反者』を処す『狗』のように。
ひどく、つめたいこえになって。 猫自身、(ワタシも、)吃驚した。]
(292) 2015/05/14(Thu) 04時半頃
|
|
[噫。
こころのなかの、 片割れが『見当たらない』せいか。
…… ―― ぐらり、 不安定な人格の天秤は揺ら 揺ら。
狗も気付かないうちに、
猫の人格も、 『狗』の影響をおおきく、 受け始めていて。
猫も、取り戻したくないと思った。 一年前までの冷徹な兵の貌が、 ちらり、と覗いては沈む。 ]
(293) 2015/05/14(Thu) 04時半頃
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|
/*
二重人格てか、 ちょっと単純な二重人格より難しいのと こんなに人格代わるキャラ難しかったっけと いろいろ思考が混ざって真顔
(-181) 2015/05/14(Thu) 04時半頃
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[その自ずの変化に、 蒼をまあんまる。
宝石を見開くが。 直ぐに閉ざして、なんでもなかったように。
逆に>>261ガタ、と勢いよく鳴る 椅子の床擦れ音に瞬いた。]
…… ――― 、
…… 確かめる、って、 ――― 教会に?
(294) 2015/05/14(Thu) 04時半頃
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|
[顔を顰める。
本当に、あの偏屈家が言うほどに。 アレルギーのよに、 教会も神も嫌いなものだったから。
すこうし、悩みながらも ――、]
[ …… 。 ]
スティが、教会に行ってるはずだから… 行かなくても、聞けば教えてくれるだろうけどねえ。
… ベネが、どうしてもっていうなら ワタシも、ついてくよ。
(295) 2015/05/14(Thu) 04時半頃
|
|
[さっきの、 スティと会った朝ならいざ知らず。]
[こういう時に。
… 信じもしない、神から。運命から。 逃げてばかりいては、腰抜けで ……
( ――― そうだ。馬鹿らしい。 あんなの、ただの建物じゃあないか。) 渋々、は声に出てしまったかもしれないけれど。 こくり。頷いたところで、
>>284新しく、 ぎい、と。戸の開く音。 ]
(296) 2015/05/14(Thu) 04時半頃
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|
――― やあ、鴉の。
[昨日見たばかりの赤毛が、 外気を連れ立って、入ってくれば 睨めつけるように、目が細まる。]
[名を、愛称を、呼ばないのは、 親しみを覚えていないが故のこと。
更に その気に引き摺られて、 狗の貌が 表に出だす。
声音が、すこしばかり下がった。 ]
…… そりゃあ、これだけ噂になってれば、ねえ? ベネには、今教えたところだけどな。
(297) 2015/05/14(Thu) 04時半頃
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[は。と、歪な口許を作れば、
『昨日のこと』を想い出しながら、 猫から、鴉の『気』に 引き摺られるように出てきた『狗』は。
鼻を鳴らした。 ]
…… で。
――― あんたも、 不安になって噂を確かめに来たクチかい?
[まったく、渡鴉がそんな風に見えないのを 分かった上で、炯々と狗は蒼を輝かせ。]
(298) 2015/05/14(Thu) 04時半頃
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[ ――― その奥の、 『味方』か『敵』か。
まるで探るみたいに見える その問い掛けを引きだすよう、 顎先をちょい、と上げ。 煽るようにして、 促した。 *]
(299) 2015/05/14(Thu) 05時頃
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― 昨夜 ―
[遠目でも分からずとも。 猫は手を握り、 まじまじとその隻眼が望める位置。 死兆星が視える程の視力を持つ狗には、 確かに渡鴉の頬が、 僅かであれど緩んでみえた。]
…… ほんと、あんたも数寄者だな。 ここには、そういうのしか居ないみたい
[和らぐ笑みを、対比するように 狗は、性悪く吊り上げる。
光を視るよな、 鴉の所作とは正反対に。 狗の蒼は、ふかあい、闇の洞を覗かせている。]
――― へえ、そこまで言うなら覚悟しなよ?
(-185) 2015/05/14(Thu) 07時頃
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[『アタシは、忠告はしたよ』] [ ――― … 狗は、く、と] [ 免罪符のよに、喉を鳴らす] [『何があってもアンタが悪い』、と。]
猫も、狗も。
死にかけても、 鴉一匹仕留めんのは造作もないんだ。
[ぎらぎら、
月を追う狼のような目をして。 わらう、嘴 ―― 口許を見る。]
……は。
馬鹿が。泣いたって知りゃあしないからね。
(-186) 2015/05/14(Thu) 07時頃
|
|
ま。 狗の身に万一 億が一があろうと。
『先約』が居るから、 あんたの番は廻ってこないかもねえ。
[ちら、と挑発的に。 誘うように、官能のように。
狗がみあげれば、 烏はどんな反応をしただろうか。 どう応じれど。
きっと、狗はまた 冗談のように笑い。]
――― なあんて。
(-187) 2015/05/14(Thu) 07時頃
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|
油断してたらねえ、ひょいっと掬ってやるけどな
……それに、 『先客』の飼い主に腑抜けた顔させたくて 鴉を取って食っちまうかもしれないし、なあ。
そう、アタシゃ狗だがよ、 猫みたいに、 気紛れってやつだからさあ。
[半分、本気。 半分、冗談。
この時点では、 漫然とした『予感』があるばかり。 ただただ、施された呪いの身で。 伴を連れることがあるならば。]
(-188) 2015/05/14(Thu) 07時半頃
|
|
[もし、と。]
[隠せど、狗は揺れていて。] [『先客』を連れ帰るのは 惜しいとさえ、感じ初めていたから。]
[腹いせに怨んでやるには、 こんな藪を突く渡鴉が 丁度いいのかもしれない。]
[そもそも。
その『万が一』がないことが。 一番 ――― だが。 ]
(-189) 2015/05/14(Thu) 07時半頃
|
|
[そんなたちの悪いことを戯けて、
鴉を通して、 先客を想う闇を一瞬ふわり、
浮かべながらも 遠くを見ようとした色を 瞬きに 消した。 *]
(-190) 2015/05/14(Thu) 07時半頃
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|
― 本屋 ―
……さあねえ。
わからない。 わからないけれど…、
[ 人と、狼。 ふたつの、絆を断つよな輩の仕業なんか。]
… 族長が殺されるってことは、 …‟そういうこと”もあるんじゃあないのかしら?
[>>307『まさか』と。 影に威圧されるように、肩を震わす彼に、 まあるくした瞳を、元に戻してから。
流すよに、けれど ふざけた猫とは違って、どこぞ真剣な面持ちを。 携えて、本屋の壁に凭れた。 ]
(363) 2015/05/14(Thu) 16時頃
|
|
[教会に拒絶を、距離を ―――
そうどうしても、 嫌気がさしてしまう猫に >>309向けられた怪訝。
それに気付けど、 いま、繕うことでもないから。 特に言い訳を示すことなく、 代替案を置かれると すこし、ほ、と。 不謹慎ながらも、安堵を零してしまう。]
…… そうだねえ。 もし、確かめようにも …… 綺麗にされちゃってる可能性もあるし。
(364) 2015/05/14(Thu) 16時頃
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[それがいつごろ起きたのか。
いつごろ発見されたのか。
いろいろな思考がごった煮になりながら。 言葉を濁しながらも、頷く。]
そろそろ戻ってると、いいんだけどねえ。 どうだろう、きっと騒ぎになってそうだし。
[簡単に戻ってこれたかどうか。
まさか、宿に居たなんてことは 思いもしなかったけれど。]
[そして、戸の軋む音。 尻尾逆立てた狗は、>>305赤毛を怪訝に見る。]
さあ。
(365) 2015/05/14(Thu) 16時頃
|
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余所でおこっても、 この村に関係あるか、なあんて。 …… 起こるまでは、わからないことだろ。
[『やっぱり』。 その、予感めいた響きに、 すこし。 鋭さを帯びる。] …… 『やっぱり』、って。
あんたはどこか、 起きるとでも思ってたみたいだね?
[音はなけれど、鼻を鳴らすように。
じい と、見て。 その答えはどうだったろうか。]
(366) 2015/05/14(Thu) 16時頃
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[>>315赤毛の唐突な問いと、 >>335ベネの問答には、 ようく遺伝だとかはわかってないものだから。
尻尾代わりの、 漆黒のストール揺らして、見ていた。]
[>>352種明かしも無く、 なあにか急に聞いたものだから きっと 意味はあり気だけれど。
言い含む様子をまた、じい。と。]
[凝らしながらも、 >>350ベネの提案の方へと目を逸らせて。]
そーだな。
茶なら、アタシが、
(367) 2015/05/14(Thu) 16時半頃
|
|
[す。 と、空気を吸い。 ようやく、狗は、 狗に戻っている事に気付き。
窓硝子に、視線合わせ、 目に浮かべた仄やかな闇揺蕩う水面を 明朗な猫の瞳に戻す。
まだ、鴉の気に、不安定だけれど。]
ワタシが淹れてあげるよ。 なにせ、勝手知ったる他人の家…だしねえ。
[重い気を祓うよに、 一瞬だけ、片目を閉じてふたりへ。 渡鴉を見る目は、まだ警戒のようなものを 含んじゃあ、いたが。 *]
(368) 2015/05/14(Thu) 16時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/14(Thu) 16時半頃
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/*
クラリッサのとこにいくのは明日以降生きてたらにしよう(まがお)道連れさき悩む…。ていうか投票とかどうしよう。
(-233) 2015/05/14(Thu) 16時半頃
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[>>369言い澱むように。
開けられた間に、 耳がぴくり。 動く。]
[ 音にされる前に。 なあんとく、それは。
……察しとれることで。]
…… 。
[―― 思わず飛び出た、つめたいいろで、 『平和を打ち壊すもの』が居ることはいえても。
惑うような、徐々に勢いを失くす言葉の球に 猫は。黙り込んで。]
(390) 2015/05/14(Thu) 19時頃
|
|
[ 認めたくない事実に。 かなしそうに、逃げるよに。 なんでか、微笑みなんか浮かぶばかり。 それは、皮肉にも。
… 重い現実を突きつけるよになったかもしれない。]
(391) 2015/05/14(Thu) 19時頃
|
|
[人様の店先で、 茶を飲んで出かける なあんて。
そんな頭は、毛頭猫にもなかったし、 それよりもどうせ診療所に向かうなら、 もしそんな提案が出ても、首を振ったかもしれない。]
[>>371淡く、眸が弧を描く。] [張り詰めた猫の頬も、和らいだ。]
[飲み込まれた言葉には 気付くことは、なかったけれど。]
(392) 2015/05/14(Thu) 19時頃
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|
っふふ、これでも居候だもの。 ……まあ、ごろごろしてるだけだけど。
[大して手伝いをするでもなく。 手伝いをしたところで、荒らすくらいだ。
――― 茶くらいは、 (たぶん)注げるはずだけれど。
そんな、別種の一抹の不安は蚊帳の外。
ごにょり。次句を濁しながらも、 飾られたマーガレットに見送られながら 外へ。 診療所の方へ向かおうと、出る。]
(393) 2015/05/14(Thu) 19時頃
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|
[ぴりり。
『族長が殺されたんですって』 『それはもう、無惨に』 『死体も残らないほどに』 『え?聞いた話じゃ、はらわたをぶちまけ――』 『いやいや、誰かもわからないような、』
実体を伴わない噂は、 けれど 確実に『根』を持って。
ぞわり ぞわり ひとおおかみたちが寄り着くのを拒むよう、 人間たちは槍の穂先でつつくよな 白い、視線で追い。]
[ ひそひそ、 ]
[長く、道に留まっていたくないと。 毛並に、緊張と嫌悪が宿る。]
(395) 2015/05/14(Thu) 19時頃
|
|
― → 診療所 ―
……はん。 このままいけば、 いつか刺されそうで怖いねえ
…… はやく、なんとかしないと。 共存とか、そういう問題でもなくなりそうだよ。
[ちらちら。
ひとの、尖った刃のような。
狗のものとはまた違う、 一本一本はなまくらでも 団結する、強固な暴力。
笑いに隠れ呑気に聞こえど、 たしかな焦燥を のびやかな声に潜ませ。 自然と、向かう足は早くなるが。さて。]
(404) 2015/05/14(Thu) 19時半頃
|
|
[ふたりのうち、
もし、寄りたい場所や、 声を掛けたい人
もしくはかかる声があったならば。 ついてくか、待つくらいかはしたかもしれないが。
そうでなければ、 じきに診療所の方へと辿り着くだろう。 *]
(405) 2015/05/14(Thu) 19時半頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/14(Thu) 19時半頃
|
― 回想/早朝 ―
[>>148琥珀に浮かべられる、 一抹の憂いのよな、不安のいろ。 噫。
医者がまるで、どこかわるいものをみるように。 落とされた視は、鏡映しの蒼には見えない。]
[差した安堵を、 仄やかにかんじながら。
ちいさき、狗の 花の笑みを合図とするよに。 食器の音が響いた。]
(444) 2015/05/14(Thu) 21時半頃
|
|
[ ――― そうして、 席をたつ、一寸前。
融けるよなことばに、 開かれた琥珀石を、蒼石は追わない。
けれど、寂寞を秘めるよなわらいは、 重々しい朝の、優しい陽射のなかに。
―――ひとの耳に掠めたおとは、 濁りつつありながらも、 未だ 澄んでいた世界に、消えゆく。 *]
(445) 2015/05/14(Thu) 21時半頃
|
|
…… 。
…… は。
…… そんなことを言われたらさあ、
[続いた皮肉に。(…本音か。冗談か。) 呼吸が途切れるように。
音が、切れて。 魚が、水を焦がれるよに、
おおきく。 宙を吸い、 目は、あわせないまま。] 『猫』は気紛れだから、 そんなつもりなくっても。 死を感じたら、ひとり、消えちまうかもねえ。
(-273) 2015/05/14(Thu) 21時半頃
|
|
…… く。 冗談さ。
( …… たぶんね。 )
[そう、忍びわらいながら。
昨日出会った、 刃茂る藪に踏み入る、渡鴉を思い出す。 踏み込めば、冥府へ連れてやる。と。 脅しても、愉悦に耀く隻眼を浮かべ。 もし。 …… もし、
『万が一』があるならば。 ] (そう、その万が一が、なにかわからない) (けれど、 ぞわり。と。
身震う、狗の勘が告げていて )
(-274) 2015/05/14(Thu) 21時半頃
|
|
[ 嗚呼。 未来なんてない執着と我儘だけの、 …… 死出の花道に迎えるより。
やっぱり、鴉を連れ帰った方が、 飼い主のためになるんじゃあないか。 猫ともども、飼い慣らされ始めた猟犬は、 ぼう と 考えて、 ]
(それに、 その皮肉ばっかりいう面に 煮え湯食らわせてやれそうだしなあ、)
(わるくは、ない。)
[ 本音を、表に出す事はない。 ] [ 結論がきっと、出るのは。 ] [ ――『その時』が、訪れた時。]
(-275) 2015/05/14(Thu) 21時半頃
|
|
/*
PCに委ねる進行で、 とりあえずドナセット(狙う)
というか結構皆秘話使ってるのねえ。
(-276) 2015/05/14(Thu) 21時半頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/14(Thu) 21時半頃
|
/*
しかし、軽RP以外で こう 票をあわせない式は久々なのと
投票や処刑の仕組み、 これどうするのかな と、そわそわっする(・x・)
(-278) 2015/05/14(Thu) 21時半頃
|
|
/*
マーゴ―スティで共鳴かな。
(-279) 2015/05/14(Thu) 21時半頃
|
|
― 本屋 → 診療所 ―
ベネもそうおもうの?
みんな、ワタシのことを猫っていうけどさあ、 そんならもう少し可愛がってくれてもいいのにねえ
[>>421息混じって吐かれる、 絡まった糸の解けた 束の間の安堵のよな。
それを更に解すよに、 『猫』と喩う彼に ぱちり。
昨日、スティと交わした皮肉を想いながら。 昨日までと、そう 同じように ――― 肩を、竦めてみせ。
そうして、診療所へと向かおうか。 * ]
(458) 2015/05/14(Thu) 22時頃
|
|
[かつり、かつり
広場を通り抜ける最中。 蔓延する囁きあいを掻き消すよな、 あえておおきく、硬質を打ちならしながら。]
…… 大丈夫かい?
こんなのねえ、 気に食わない視線を向けるやつは みいんな、顔がポテトくらいに 思ってやればいいよ
[蒼に過る、 >>422どこぞ、彼は目線の刃の元 痛みに晒されているように見えて。
杞憂ならいい。 猫の肝は、他者の視線においては ただの人より据わっているだろう、が。]
(463) 2015/05/14(Thu) 22時半頃
|
|
[それでも。
こんな状況で、 大勢の前で、わらいとばすよな 気にはならないけれど。
こそっと。 ベネや、ワタシの周りにだけ届くように。 冗談めかして、お道化てみせながらも。]
――― …… 。
(464) 2015/05/14(Thu) 22時半頃
|
|
[『なんとか』と。
何気なく、そう、逃れるように。 宙に放り投げたことばを。
族長の、遺志をなぞるように。 骨から 肉をつけて、つきつけられれば。
揺蕩う蒼の水は、 それもまた、氷のように固まった。]
…… それ、は、 ――― … 。
[『そうと、決まったわけではない』。 ああ。この状況で気休めを吐いたとして。 他に、方法があるのか。]
[ … 答えは、 ]
(468) 2015/05/14(Thu) 22時半頃
|
|
/*
>>446これはひどいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「けっこんしたくないからいいの」
ふきだしたww こう 本人にきかせたくなるよねwwwwww
(-292) 2015/05/14(Thu) 22時半頃
|
|
――……それしかならないなら、そうなるね。
[今度は、意図をして。
狗の。兵の。 かつての、『蒼天使』の ――、 無慈悲な静寂を、声に落とした。]
[>>423切っ先を逃れるよに、 また 視線を落とす様に。
それを、 … 痛むこころを、 猫は逸らして、空をみあげる。
足を速めようとして、道中。 >>408ひとりといっぴきが、鴉の方に近付く。 その耳打ちと、会話はうまく聞き取れず。
そもそも、普段のよに 聞き耳立てるでもなく。 ]
(473) 2015/05/14(Thu) 22時半頃
|
|
[ただ。
端は、すこうし、 意図せず耳に入ったかもしれない。
赤毛の強張る面持ちと。 猫が居るのに、ちかづいてきた金と>>471。 端に映して、 順に、見比べる。]
[オーレリア、メアリー、マーゴット。] [すべて、覚えのある名。]
[だが、オーレリアこそが 教会で紅を散らす乙女であること。 マーゴの『首』にかかるもの。
それが、分からない以上。 重要そうだけれど、一点の像にはならない。]
(476) 2015/05/14(Thu) 22時半頃
|
|
[けれど、まだ。
その囁きを、深く問うことはしない。 もしかしたら。…いや、きっと。
居るはずの、『敵』も『味方』も。 ……わからない、この状況で。]
[壁を張った世界で生きる猫が、 特に仲のいいわけでもない (ひとりは苦手で、ひとりは寧ろよろしくない)
ふたりに聞いたところで、 答えてもらえるかどうかさえ、わからない。]
[ だから。 猫の目を影から光らせて、観察するだけ。]
(481) 2015/05/14(Thu) 22時半頃
|
|
…… へえ、 ジョーもくるのかい?
[>>469渡鴉が、ちらり。 ワタシと、ベネに隻眼をくぐらし。 犬の兄弟を誘う。
普段なら。 そう言って、嫌がらせにも似た 揶揄を浴びせるのだけれど ――、]
…… いいよ。 ――― 行こう。 野外に留まってるのも、よくないだろうしねえ。
[ぐるうり。にんげん達を差すように見渡し。 今日は野次も無く、ベネに心配気な目を向けてから。 そそくさと、黒猫は再びあるきだした。 *]
(487) 2015/05/14(Thu) 23時頃
|
|
/*
ジョスランは狼血族とかかなあ。とか。 そしてじょすらんをからかいたいのはやまやまだが
くっ 本来のヒール役ならからかったろうが わりとマイルドに仲間思いになってからかえない
(-304) 2015/05/14(Thu) 23時頃
|
|
― 診療所 ―
[診療所についたころ、 まだスティが戻っていないなら。
戸の表で待っているように 三人(と、一匹)に告げると、裏手に回る。 出てきた時と同じ硝子窓をそっと押し。
まるで、泥棒か 猫か。 (もしくは、その両方か)
慣れたように下の枠を掴んで、 『よ』 と、 潜り。
屋内から、戸の方へ かつり、歩を進め。 ]
(495) 2015/05/14(Thu) 23時頃
|
|
どーぞ、入りなあ
[ ぎ。 と。
鍵と戸を軋ませながら開けて、三人を (家主でもないのに)招きいれようか。 *]
(496) 2015/05/14(Thu) 23時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/14(Thu) 23時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/15(Fri) 00時頃
|
/*
診療所むさくるしいなあwwww
わらえないけど、わらう けれど、もうね
メアリーとグレッグとか スティとルーおじさんとか
ぶわっとな
(-326) 2015/05/15(Fri) 00時半頃
|
|
/*
>>551犯人はヤスがなんかあたまに
(-327) 2015/05/15(Fri) 00時半頃
|
|
― 少し前 −
[冗談を、真摯に留めるよう。 >>490はた と黒曜が瞬いて、 存外まともな返事が来たものだから。
ぱちり。濡れ羽が揺らめいたあと。]
[ っふは、 ]
[猫は可笑しそうに 大口を開けて、 嘲るような見下ろす空に吐き出すんだ。] …… ようく考えたら、確かに、ねえ。
愛玩動物みたいにべたべたされちゃあ 息も詰まって、死んじゃうかも。
(552) 2015/05/15(Fri) 00時半頃
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[撫でられるのは、 嫌いじゃあないけれど。
そうだなあ、 と ワタシも真面目に返してみせた。
( こんな時が、いつまでも続けばいいのに。)
…… 信じもしない神に、 どうせ居やしない神とやらに、
――― 願いは届かない。 ]
(553) 2015/05/15(Fri) 00時半頃
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[そうして、路に出たとき。 >>491ちいさな『ありがとう』の声が届けば。
ふる。 黒絹の毛並を揺らし。 に。と、無邪気が浮かんで、
…それから。 氷のように固まる瞳に、 >>492融かすように、呼ばれた名。 その意が届くには。 ――― 一歩 遅かった。 ]
[ オブシディアンの色彩が、揺れる。 ] [ 青年にしては長い睫毛が、下向く。 ]
(そんなの、)
[水面に浮かぶ聲は、冷酷なまま。]
(554) 2015/05/15(Fri) 00時半頃
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…… ワタシも、だよ。
――― 人が人とも思われないよな、 奪い奪われ合うよな戦場じゃあないのに。
覚悟なんて、…逃げ道があるときには。 したくもない、できないのは、仕方ないよ。
[ けれど。
語り口は、どこぞ優しい。 けれど、どこか自分を正当化するような 甘さも孕んでる事に気付いて。
ぐ と、猫は手に力籠めた拳に 爪を食いこませ。 ]
(555) 2015/05/15(Fri) 00時半頃
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[それから、金色が混ざれば、
緩く視線を向けられた先、 微かな笑み>>497が見えると
それを、 ほんのり細め。 診療所の方へ、すたり。
―― 歩き出し、招く。 ]
[… ただし、我がもの顔をすれど、 『他人の家』だというのは。 ]
[ ひとまず、閑話休題。 ]
(563) 2015/05/15(Fri) 00時半頃
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― 診療所 ―
まあねえ〜。
だーって 一年も住めば、 自分の家みたいなものでしょ?
[迎えいれながら、 侵入経路には気取られぬように ふっ、 と微笑み誤魔化す。
>>503ゆるり、頭を下げて招き入れ。 自分が家主のように、 テーブルの方へ誘導するとキッチンの方へ。
茶ひとつ入れるのに、派手な物音を立てて 荒らしながらもひとつの缶を手に取る。]
(572) 2015/05/15(Fri) 00時半頃
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[故郷の頃から なじみのある、茶葉。
猫が買った 茉莉花のものを、 不器用な手つきでカップに四人分注げば ミルクや砂糖と共に差し出しておく。
ほんのり注いだ量に差が出たから、 ちゃっかり自分のものを多く、 渡り鴉のものを少なく小細工…
… なんていうのは、置いておいて。]
[ ――― 家主が戻るのを、待つ。 * ]
(573) 2015/05/15(Fri) 01時頃
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[ それから、しばらく。 >>514軋む戸のおと。
困惑した様子の飼い主には、 へらり わらって。
>>551『犬』の弟が 告げ口をしたならば、 『あっ!』と、短い静止にもならぬ音で 机を ばんっ と、揺らした。]
[(普段の仕返しをされた気分――
と、 こそっと思った。 そもそも見透かされていたけれどね…>>566)]
[じろり。>>566睨まれれば。 何処吹く風で、口笛でも吹くよに そうっと何も知らぬみたいに目を逸らした。]
(578) 2015/05/15(Fri) 01時頃
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…… あ、それで 、
… ――― スティ、
[ふ と。
一連が流れるように (重い空気が嘘のように、)
過ぎ去ったころ。
重い 重い、 黒が張り付くよな 陰鬱な隙間風が通れば ああ。 と、本題を、思い出す。
眉尻を下げて、それを口にしようとすれば >>542先に、飛んで。過ぎゆき。 ]
[ …… ―― >>523語られるのを、聞く。]
(585) 2015/05/15(Fri) 01時頃
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/*
重いがかぶってる(顔覆い) 急いでかくとまじでろくなことにな
スティちょうたすかってます…(合掌)
(-340) 2015/05/15(Fri) 01時頃
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…… レリー?
…… オーレリアって。…今…、
[たまに、 そう たまに。 気紛れに寄るだけになった、宿と謂えど。
そこに居るレリーの存在を、 知らない程疎遠だった訳じゃない。
普段縁遠い あの鬱蒼とした漆黒の茨のよな。 黒銀の髪の族長よりも、まだ遥かにちかい。
麗しく、綺麗な白銀のいろを思い出し。 現実感のある名前は。逆に。 ]
(604) 2015/05/15(Fri) 01時半頃
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[噫、非情にも『浮いた存在』になる。 やだね。ここは、違うはずなのに。
――― 戦場に居たときと、同じ。 死んだって聞いても、実感がないんだ。 すこうし前に、一緒に飲んだ相手が。
数時間後に、物言わぬ屍になっても。 その赤乱れた死体を見ても。
… 『死の恐怖』に怯えていた時よりも。 過ぎ去ったあとの方が、現実感がなくって。]
[そのうちに、 『人形』のようにさえ見える。]
(605) 2015/05/15(Fri) 01時半頃
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[ 深いもので、あって、 も、 ] [死んでいるのに。] [死体でさえ。]
[ いきてる、と、 ]
[ ――― ざざっ、 ] [ また ノイズ。 ]
…… っ、
[あたまが、痛い。
口一文字に縛り、眉間に皺寄る。 今朝の『悪夢』のよな。
なにか 思い出しそうで 『思い出してはいけない』 ]
(606) 2015/05/15(Fri) 01時半頃
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(「そうしたら、消えかかっているのに、 本当にねえさんが、… 」)
[上書かれた記憶が、ずきずき。
顔を顰め 頭を抑える様子は、 傍から見るものがいれば、話に悼むよう、 (傭兵だったのに、滑稽に見えるか … それとも、違和にみえるか。)
けれど。 そうじゃあなくて、 ]
[神へ、じゃあない。 死者への背徳さえ覚えながら、
続くはなしをきき。
終わるころには、頭から手は 離れる程度には、痛みは消えていたが。]
(607) 2015/05/15(Fri) 01時半頃
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|
[ >>532絡められ、 語られるお伽噺には。 顔を強張らせ、 …… ――― 。 ]
[ 口を 閉ざす。 ] [ 犬の、ばさばさ揺れる尻尾の音>>551。 それが、傍らに耳にはいるも、
雑音が邪魔するなかで 誰が誰の貌をみあってるか、 なあんて。
そんなのを観察する間まではなかった。]
(620) 2015/05/15(Fri) 01時半頃
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[ただ。 『投票』の話になって、 流れた視線と。
それの示すところには>>560 流石に気付いて。
いつものへらり、とした 薄ら笑みは浮かべずに
金色をじい と見てから。 赤毛の鴉へ、 泳ぐ。 ]
( さっきの、
…… 『起こるのが 知っている風だったのは』、)
(622) 2015/05/15(Fri) 01時半頃
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[私怨なら。
それに すこうしの偏見を加えれば。 >>394答えを得られたと言え、 間違いなく、票をいれやすいのは
ワタシにとって、渡鴉で。]
[ こそり。
端を、耳にいれても。 さっきの微かに聞こえたはなしは 輪郭が浮かぶ前に 消える。]
[ 別の意味で、眩暈がしそうだね。]
(625) 2015/05/15(Fri) 02時頃
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[ でも。 こっそり。
『昨夜』の話を冗談にする気はなく。 破軍星の煌めきを、渡鴉へ向けたまま。
――― 星陣を、 『もしも』、の、ときに備えて 。 ]
[ …… 琥珀色を横目で見るも、直ぐ伏せる。]
(627) 2015/05/15(Fri) 02時頃
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…… 疑わしきは、罰せよ 、
[過去を 空に浮かべて ぽつり。]
… っていうからねえ。 結局どんな手をもっても。
私怨を咎めたとしたって、 『自分が殺されないために』 無実が無実を 声高に、糾弾したなら、 それはどうなることやら。 結局 その方法をとるなら魔女裁判や、 …異端審問以上には成り得ないんじゃあないの。
[そして、それはどうして咎められようか。 けれど 多分。きっと、それ以上の方法はない。]
(638) 2015/05/15(Fri) 02時頃
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( あのころに戻るんだろうか。 )
[破軍星に対峙して、 大敗した (させてやった)
バカなやつらを嘲った日を、おもいだす。 敵軍の兵に見せかけて、自軍を裏切って薙ぎ払い。
ついでに 金はじゅうぶん、あったから。 …… 逃げてやった。 ]
[ ―――― そのまま、冥府まで 獰猛な牙で『誰か』の心臓をかっさらって 還ろうとすれば 拾われた。 ]
( けれど また、 )
[ 殺伐とした日々に、戻るしかないのか。] [ ぐるぐる 馬鹿なあたまを働かせながら。]
(639) 2015/05/15(Fri) 02時頃
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でも、
…もし、犯人が『ひとり』じゃあないなら、 下手に投票をやったとしても …、
うまく、してやられそうだけどねえー。
[ そもそも、族長を殺せるおおかみが。 ひとりなのか。 と。
不意に、おもう。
けれど、ひとりでも。 この平和を崩すものがいるなんて あまり考えたくないから。
――― 言うだけに、留めて。 ]
[それから、だろうか。 戸口が軋み 声が漏れ聞こえてきたのは。]
(640) 2015/05/15(Fri) 02時頃
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/*
だめだ、時間軸がごった煮に(顔覆い)
(-372) 2015/05/15(Fri) 02時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/15(Fri) 02時半頃
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/*
ちょう多角こわい(ふるえ)
(-375) 2015/05/15(Fri) 02時半頃
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[ どこか、剣呑な雰囲気が どろうり 流れこんでくる。
けれど まだあまり減っていない カップに口をつけながら、 (お茶が美味しいと言ってもらえたのは、 さっき 仄やかに嬉しく思えた)]
スティのことだから、大丈夫でしょう。 案外、面の皮は厚いもの。
[ ひとのことを棚にあげながら、 >>632ちら と見た際に顔を曇らせる鴉。
…主が見ぬうちに皮肉をとばしながらも、 猫も ちらり と見ていたのだけれど。]
(646) 2015/05/15(Fri) 02時半頃
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[それよりも、小突かれれば、 へん 、 と 鼻を慣らし。
すこうし、また。 狗のいろが、覗いた。 ]
…… 誰が鴉ごときに怯えるっていうんだい? 別に、怖くなんかないねえ。
‟星が『見張ろうと思えば』” アンタは逃げられないもの。 逆に、アンタが怯えてるんじゃあないの?
[はは。 と、
冗談だか冗談でないんだか。 分からぬ声で にやり。]
[ 口角をゆがめて、 わらう。 ]
(647) 2015/05/15(Fri) 02時半頃
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/*
わりと落ちるの、私かスティじゃね? ってなってるね…。
もしくはメアリーか。 でもメアリーはまだのこりそうよなー
(-378) 2015/05/15(Fri) 02時半頃
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――― …… ああ、気になるねえ。
[くつくつ] [くつくつ]
[ 底意地のわるい笑み。 狗と猫が、不安定に混じりあい。
仄暗いいろを ちらちら、 猫目に浮かべては 消えて。 ]
[ 今迄感じていた苦手以上に、 昨日も思った『気に食わない』があったから、 反抗してやろうかとも 思ったけれど。
それも腹立たしいから。 性の悪い笑みを 浮かべてやった。]
(-384) 2015/05/15(Fri) 02時半頃
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――― …… いいよ、それ。 『言うとおりにしてやる』。
[ … そう、今度はきっぱり。
昨夜とは。まだ事情が違う。 噫。 飼い主の手は惜しい。
惜しいけれど、 …… 連れ帰るのは もっと『惜しくなって』、
それなら、犯人とも知れぬ男に。
今宵は 星陣を 死と引き換えの棺を添えよう。]
(-385) 2015/05/15(Fri) 03時頃
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…… 知ってるかい、 犯人はさあ。
…… 犯人って、自分で言わないもんだよ〜?
[それは、長年。 『無実』も『咎人』も問わず、 規則に従わぬならずを裁いてきた『経験』。] [あのときは、いつからか『真実』なんて … どうでもよくなってきていた。 ]
[……でも、 飄々と吹く風は 犯人に見えない。と。
猫の、狗の。
ケモノは 言うし。 私怨でない真実を、今度ばかりは求めたい。 ]
(-386) 2015/05/15(Fri) 03時頃
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[ けれど。
青年も 『殺されるかもしれない』 瀬戸際で。
――― ああ。なるべくなら、 伴は選びたいもの、とおもった。 *]
(-387) 2015/05/15(Fri) 03時頃
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― 夜 ―
[ ――― 北天に。また。
宵の星、昇る頃。 猫は、不器用に、一枚。
教育を受けたこどもより ずっと ずっと へたくそな おおきな文字を書き上げて。 ]
[ 投票、が そのひ。
行われたのだったか、どうだったか。 …… ぼう と、外を見ながら。]
( …ひとの心配より、 案外 ワタシの番、かもねえ。 )
(662) 2015/05/15(Fri) 03時頃
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[多くを殺し。救うよりも、更に多く。
神も信じない、救うものなんていない。 噫。 ほかのひとよりも。
疑われるとするならば、 きっと。
(あの金が載せた 私怨ということばと、 『自業自得』ということばに、 皮肉気に 、 わらう。) ]
( …… きっと、 罰されるには いちばん 相応しいし、
…… 疑いやすい、もの。)
(663) 2015/05/15(Fri) 03時頃
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[ そして。
やってもいないことを。 身に想いながら、 宣告を待つ兵は。
こんな気持ちだったのか。 そう 思う。 ]
[ああ。 結果はどうなんだろう。
でも。
今更だけれど、 ここで死ぬとすれば、
( さみしいな )
[ そう 思う。 ]
(664) 2015/05/15(Fri) 03時頃
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[ こういうとき、繋がれる手は、
…… 温もりは。
やっぱり、 …… ]
[でも。
それよりも。 ワタシは、
アタシは 、 ぼくは。
自分が死ぬことになっても、 殺されることになっても。 ]
(665) 2015/05/15(Fri) 03時頃
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[あの日 『死ぬのなら道連れにしてやる。』と。 噛みつこうとした存在。
…野垂れ死にかけた犬が いつのまにやら、 飼い犬になってたことに ようやく気付いて、
ああ。 生きてほしい、なんて思うし。 死ぬなら、それこそ。
――― 猫のように、 姿を晦まして、居なくなりたいと思っていた。*]
(666) 2015/05/15(Fri) 03時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/15(Fri) 03時頃
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