191 The wonderful world -7 days of MORI-
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―5th days:2付近―
[目が覚めると、そこは、[1.901 2.スクランブル交差点 3.モリ警察署 4.ドラッグオージョウ]の近くでした。
ぼんやりと起き上がった僕の手元には、昨日買った、ガーゼやら包帯やらが詰め込まれたビニール袋があって。 何だろう、と記憶を辿って――さっと、血の気が引くのが分かりました。
昨日、倒れていた彼は。 それから、彼らを助けようとしていた幼馴染みは、一体、どうなったのでしょう。
僕は、ビニール袋を持ち直し、慌てて周囲を見回して、幼馴染みの姿を探しました。
彼の姿は見当たりませんでしたが、僕がテレパシーを送れば、今日も文字通り飛んできたかも知れません。]
(23) 2016/06/13(Mon) 18時半頃
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い、今、スクランブル交差点のちかくにいるんだけど、 その、昨日の、包帯とか、届けられなくて。 ど、どうしよう……!
[自分の足の遅さが引き起こした事態に、 僕の声は泣き出しそうな程に震えていたと思います。]
(-6) 2016/06/13(Mon) 18時半頃
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[彼に聞きたい事は、いっぱいあったはずなのです。
北見さんたちの安否や、 それから、昨日、意識を失う前の違和感。
けれども、彼の出で立ちに、それらは全部かき消されて、 僕は弱々しく、情けない悲鳴を上げてしまいました。
だって、思いもしないじゃないですか。 幼なじみの衣服>>19が、派手に、赤黒く―まるで、血が飛び散ったように―汚れているだなんて。]
(24) 2016/06/13(Mon) 18時半頃
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ど、どうしたの……? その、血、だよね……? ……あ、あと、北見さんたちは……?
[幼馴染みは、どんな顔をしていたのでしょう。 けれども、その派手な赤とは不釣り合いな、“いつも通り”の表情だったなら、 震える声で、僕はそう尋ねたのです。
いつか、彼の後ろ姿に抱いた感想>>2:126を、今思い出したのは、何故なんでしょう。 何にせよ、それのように、一目散に逃げることも出来ず、 僕はただ、彼の言葉を待つしか無かったのです。*]
(25) 2016/06/13(Mon) 18時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2016/06/13(Mon) 18時半頃
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[彼がそう言うのなら、そうなのでしょう。>>28
―――と、思えたら、どんなに良かったか。
彼の言葉に、僕はおずおずと頷いて、 ミッションを確認するために、携帯を取り出して、 けれども、文面よりも先に彼の出で立ちに目線をやったでしょう。
袖口やらズボンだけでなく、上着にまでも飛び散った赤色。 それから、昨日別れた時には持っていなかったはずの、手に提げた紙袋。>>4:631]
……その紙袋、どうしたの?
[服と違って、汚れていない、 それから、心なしか大事そうに持っているそれが気になって、 問うてみれば、何かしら答えは返ってきたでしょうか。]
(116) 2016/06/13(Mon) 22時半頃
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[――『音流、知ってるか?』 彼はいつも、こうやって話を切り出します。 大抵、僕もそれを知らないことが多いので、首を傾げて、その続きを促すのです。
『嘘はな、つかないほうがいいんだぞ』 『それを隠すために、何回も何回も嘘をつかなきゃいけなくなるからな』
得意げに語ったそれは、珍しく、母に咎められていなかったと思います。 尤も、普段の話――過去の凄惨な事件だとか、寄生虫だとか、生き物の絶対的な弱点とか、 そんな話と比べれば、ずっと、為になる話だったからでしょうが。]
(118) 2016/06/13(Mon) 22時半頃
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[さて、彼の答えを聞きながら、 ふと、“誰かさん”の言葉を思い出したのは、何故だか、僕にもよくわかりません。 もしかしたら、まぁ、今は、そうでなければいいな、という、 半ば、願望が呼び出した記憶の断片だったのかもしれません。
首を振って、それを頭から追い出そうとして、 ふと、見たことのある姿―ー同級生らしき影が見えたなら、>>99>>108 少しだけ、手を振ってみましょうか。
尤も、彼らが気が付かずに、どこかへ向かうようなら、 追いかけるようなことは、しなかったでしょうが。**]
(119) 2016/06/13(Mon) 22時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2016/06/13(Mon) 23時頃
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[受け取った紙袋と、その中の本>>127は、 彼の服とは対照的に、どこにも汚れはなかったので、 ますます、僕は首を傾げたくなってしまいました。
ねぇ、だって、おかしいと思いませんか? 手当の最中に、彼は今日に飛んできたと言います。 けれども、それにしては妙に、この本も、袋も、綺麗すぎやしませんか?]
(176) 2016/06/14(Tue) 20時頃
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[そして、幸運なことに、その本を返してくれた張本人 ――レンズの死神>>@35さんがいたものですから、
僕は、同級生たちとの会話>>166>>171が一区切りしたであろうタイミングで、 そこに割り込むことになったと思います。
もしかしたら、誰かは幼馴染の出で立ちに、目を瞠ったかもしれません。 けれど、それよりも先に、僕は死神さんに近寄って、 ぺこり、頭を下げたでしょう。
「本、ありがとうございました。」 「今、彼から受け取ったので、お礼に来ました」 って。
少しばかり、不安げな目線と共に。*]
(177) 2016/06/14(Tue) 20時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2016/06/14(Tue) 20時頃
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[まさか、>>@51死神の間で話題になっているなんて思いもしませんでしたから、 僕は、その言葉に肩を縮こまらせつつ、小さく頭を下げました。
それよりも、と、パートナーの様子をうかがってから、 僕は小声で、本題に入ります。]
その、ルイが、 ……北見さんたちの手当をしてるときに、 これを返してもらったって、言ってたんですけど。
[口の中が、やけに乾いているのが分かりましたが、 それでも、これだけは。これだけは、聞きたかったのです。 彼のことを信じるために。 彼のことを見誤らないために。
この死神さんは、ミッションで妨害こそすれど、 僕の覚えている限り、嘘をついている様子はありませんでしたから、きっと。]
(199) 2016/06/14(Tue) 21時半頃
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[もし、パートナーが割り込もうとしていたのなら、 きっと、僕は、普段以上に強い眼差しで、それを諫めたと思います。
少しだけ震えた声で、 それでも、レンズの向こうを見据えるようにして、 息を一つ吐いてから、こう尋ねました。]
……本当に、手当を、してたんですか。 北見さんたちを、助けようとしてたんですか。
[そうだよ、とあっさり答えてもらえたなら、 これ以上、僕は彼を疑うことはしなくて済むのです。 けれど、そうでないなら―――僕は、彼を、どうすればいいのでしょう。
頭の中に浮かんだ嫌な想像と、今の彼の出で立ちは、 嫌になる程ぴったりと当てはまってしまったものですから、
僕は、出来る事なら、それが無駄な疑いであるよう願いながら、 死神さんの言葉を待ったでしょうが、さて。*]
(201) 2016/06/14(Tue) 21時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2016/06/14(Tue) 21時半頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2016/06/14(Tue) 22時頃
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そう、ですか。
[安心した、と告げられれば、苦笑を返したと思います。 (特別秀でていなかったにしろ、)そこまで馬鹿ではないと思いたいのですが、 如何せん、こういった場所では、普段の自分が発揮できないものなのでしょう。
それよりも、暫し迷った様子の後に彼が発した答え>>@53は、 少々あいまいなものだと僕には思えました。
肯定でもなく、否定でもないそれに、幼馴染を盗み見てから、 レンズをかけた死神さんに深々と頭を下げました。]
(246) 2016/06/14(Tue) 23時頃
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……すみません、変なことを聞いてしまって。 ありがとうございます。
[信じたいからこそ疑う、って言ったのは誰だったでしょうね。 まさに、今の僕はこの状態だったと思います。
幼馴染がそんな事をするはずがないと言い切れもしない、 彼の異常な様相に浮かぶ嫌な想像を振り払えもしない、
パートナーを信頼したいし、彼のことを見誤るのも嫌で、 けれど、疑いをパートナーに問いただす勇気もないのですから、自分でも嫌になります。]
(249) 2016/06/14(Tue) 23時頃
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[ちらりと、空を気にしていたらしい幼馴染を振り返って、 眩しい日差しに手を翳そうとして―― そこで、僕はタイマー>>#8が消えていることに気付いたと思います。]
ミッション、誰かがクリア、したんだね。
[純朴な愛が、それを必要としている人に贈られた。 なんだか詩的ですが、悪くない言葉の響きだなぁなんて思います。
けれども、空にふよふよと漂う何か ――クラゲらしきものは、かなりの数のようで、 矢鱈それを気にするルイに促されるようにして、 僕と幼馴染は北の方向へ向かったと思います。
去り際に、レンズの死神さんに、頭を下げることだけは忘れずに。*]
(250) 2016/06/14(Tue) 23時頃
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―中央エリア→北エリア―
[北に、北に――ふよふよと漂うクラゲの中心に向って、僕らは歩を進めます。
雑踏の中、半ば走るようにして彼は進んでいくものですから、 足の遅い僕は、どうしても彼の背中を追うようになってしまいます。 ましてや、街を埋め尽くさんとしているようなクラゲたちも相まって、僕と彼との距離は開いていくばかりで、]
ルイ、ま、待って……! 待ってってば……!
[そう呼びかけて、手を伸ばしても、彼には聞こえていないのか、 その場に立ち止まる様子もありません。
それでも、なんとか彼に追いつこうとして、僕は2。
(1.焦るあまり転んでしまいました。 2.なんとか彼の背を見失わずに済みました。 3.けれども、すっかり、彼を見失ってしまいました。)]
(277) 2016/06/15(Wed) 00時頃
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[最早、執念だったのかもしれません。 雑踏の中でも、彼の背中を見失わずに、その姿が消える先を見る事が出来たのは。
けれども、やっぱり、湧き出るクラゲは、 道を通せんぼするように僕の前に立ち塞がりましたので、 僕の周囲の兵隊が、道を作るようにして、 宙に漂うそれを消し去っていったと思います。
そうして、ようやく辿りついた先で見た光景は、 出来れば、幻であって欲しい、と。 そう願いたくなるものだったかもしれません。**]
(283) 2016/06/15(Wed) 00時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2016/06/15(Wed) 00時頃
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