149 Hogwarts School ~ 2nd season ~
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― 天文台/上階 ―
[>>73こつん こつん 無機質が音を奏で、階段に響く
静かに横たわる、体躯に向けて零される名前 目を細め まだそれが死んでるとは信じられなくて
そ、っと その小さな体に触れると 生気の抜けた 酷く冷たい温度
それにようやく『抜け殻』だって気付いた]
………嘘じゃん なあ、 ……――誰が、いったい殺したんだよ…!
(109) 2015/02/12(Thu) 01時半頃
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[カルヴィンが裏切り者だなんて、 純血が絆されると思わなくて、
戦争を引き起こした俺が、俺こそが 殺したようなものだなんて思わない ただ きっと‟悪”に殺されたんだなんて
思考に反して、『死因』が分かってしまう そんな頭を鎮めるように 手で抑えつける]
(110) 2015/02/12(Thu) 01時半頃
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……ばか、 起きろっての…!!
[白銀が、膝をつき 弔うように瞼を伏せて それすらも淡褐色は端にも映さない
呆然と 一直線に金を揺さぶる。 返事なんて、絶対に帰ってこないのに ]
( ……ヒーローなのに、 俺は、 ヒーローで‟あるべきはず”なのに
なんで、 ちっとも守れねーんだよ…! )
[ 伸ばす手も見つからず、『死』って結果だけが残る 歯痒さの示す感情の行方も分からず
耳が拾う、>>74躊躇うような一片の言葉に 強く 頷くように、顔を下げた ]
(111) 2015/02/12(Thu) 01時半頃
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……―― そう、はやく おわらせねーと…
血なんて、 …あんま流したいもんじゃねーんだから
[そう呟けば それは奇妙に ぴたり 縋るように揺らす手を止めて 糸を持ち上げられた人形のように
ゆらり 立ち上がる顔は 足元を もう気にも留めず 坂道の先だけ、見つめようとして、
ふわり 箒に浮き上がる ひとつの影 >>77 否、 それこそ 『光』のように ]
(114) 2015/02/12(Thu) 02時頃
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[灰色に飛び立つ小鳥は 獅子の目に止まる前に するり 羽ばたき 自由の空へ―― 。
ぱん ぱぱぱん
弾ける音は 刹那、 狂宴に吊り上げる糸を解れさせ 転がり落ちるだけの坂道から 視線を 空へ、逸らす
鮮やかに 花々たちは四色を彩り ―― 息を呑むように、 釘づけになる ]
(115) 2015/02/12(Thu) 02時頃
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ちなみにヘクターに教えた呪文は ルドルフが最後に唱えたやつ
(-76) 2015/02/12(Thu) 02時頃
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[空の濁った色を 確かに俺は綺麗だと思った 正義の象る印を なによりもかっこいいと思っていた
でも 『正義』さえも暗く 昏く とっくに歪んでいたそれが闇に堕ちかけた時 きらり
散る、 銅の星屑は 鷲の形がなんだか 悔しいけど 夜の天文台から眺める 煌めきのように
ひどく綺麗で ちいさい頃に一度だけ見た 星夜の煌めきを ヘーゼルは思い出す
―― それを追い求めて、よく天文台にいた、 けれど 見ることの叶わなかった
‟本物”には敵わないけど 確かに星屑を。 ]
(116) 2015/02/12(Thu) 02時頃
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最後塔から落ちてしぬか (ライオンが子供を崖からつきおとすみたいな)
姿現しとかでばらばらになってしにたい
(-78) 2015/02/12(Thu) 02時半頃
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/*
しかしスヴェンかっこよすぎてつらい とか言ってる場合やない、はやくまわさな
(-79) 2015/02/12(Thu) 02時半頃
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―― スヴェン、
[>>79風を切り 宙を泳ぐ その‟友人”は、ふわり
空の余韻を残し 舞い戻った それを見つめる無垢は きらきら
目に焼き付けた 星のような耀きをまた 取り戻して。]
……へへっ、ヒーローが慰められちまうなんてさ!
[にい と いつもの悪戯っぽさを 口許に宿して ぴょんっ、と天文台の高みへ
獅子は勇を持って 悲哀の青を見つめる]
(117) 2015/02/12(Thu) 02時半頃
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( なんで、そんな顔してるんだろ? )
[励ましてくれたマドンナブルーは、絶対敵じゃない。 ‟悪”は悪いヤツで スヴェンはいいヤツ
綺麗な星空を見せてくれた友人は 絶対に、俺の敵なんかじゃない そう 堅く信じて、疑わない
盲目な子供は 普通なら分かりそうな その哀の意味を 決して察せはしない ]
スヴェン、ありがとな!!
でも、そーいったやつが そんな顔してちゃ格好つかないぜー?
[ ばたり 灰の中を飛んできた鳥が肩に乗る 咥えてきた手紙を見 確かに眉根を顰め ]
(118) 2015/02/12(Thu) 02時半頃
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[ 星屑の中に 再び燃ゆるような意志は また違うひたむきさを抱いて
自分の『正義』に向かって、敷いた道へ]
俺、行かなきゃ! 立ち止まっちゃいけねーんだろ?
ま、元からヒーローは ここで終わる気はねーけど!
だからさ スヴェンも―― 、 哀しくても、立ち上がろう!
仲間の意志を無駄にしないように! ……――また、笑いあえる 明日のために!
(119) 2015/02/12(Thu) 03時頃
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[欠けた車輪の 代わりは、きっといる 生きている時はかけがえがなくても 死んでしまえば それは終わってしまう
代替品がない世界のことなんて 俺には見えていない。
大事な友人が 敵対する、そんな絶望も。 だから 手紙を握り潰せば ローブのポケットから 残っていた金色の『あるもの』を取り出し
杖を持たない左手を伸ばすようにして そのまま、天文台から自由落下していく ]
(120) 2015/02/12(Thu) 03時頃
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―――― パンッ、
[ そのとき 広げた手から 飛び出す破裂音は、
鷲と相対するような 獅子の花火 黄金のスター・ダストが短き流星のように
きらきら きらきら
降り注ぐ中、 重力に従う身体は笑顔で叫ぶ ]
―― Disapparition !
[ さあ、偽物の‟英雄”を倒しにいこう! ]
(121) 2015/02/12(Thu) 03時頃
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/*
長くて超ぺこぺこ ただ素敵ロルを うまくひろいたかったん…!
もうまじスヴェンいけめんかわいい
(-81) 2015/02/12(Thu) 03時頃
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/*
あ、倒しにいこうとかいたけど テオはまだヘクター敵ときづいてなi
デージーに変換でも可…
(-82) 2015/02/12(Thu) 03時頃
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― →グリフィンドール談話室 ―
[しか と 杖を掴み、 宙でそう唱えれば 灰の海に巻かれて
墜ちる前に、その姿は呑み込まれる 行き先は 『挑戦状』の送りの主のもとへ
>>96ソファに どかり 座る、‟送り主”の前へ 空気を巻いて現れる それと同時 ちりん、茶色の猫が滑りこんだ ]
(122) 2015/02/12(Thu) 03時半頃
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―― へへっ、『本物』のヒーロー登場!! なに、俺と『語り合おう』っていうの?
…‟巨悪”ルドルフ・ドナルドソンなんか目じゃねーや 前も言ったとーり、 本物の英雄になるのは俺!
ぜってー、それだけは譲んねえぜ!
[手の上で
くるり くるくる 杖を回し 意気揚々と 燃え上がる炎は 明らむ光―― まるで花火のように
綺麗な華を咲かせ そして刹那、闇に散る
勢い良く点火された その友情の灯は 燃え尽きるまでに、もう少しだけ猶予がある。*]
(123) 2015/02/12(Thu) 03時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/02/12(Thu) 03時半頃
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/*
皆起きすぎィ!
(-87) 2015/02/12(Thu) 04時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/02/12(Thu) 04時半頃
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[結ぶように閉じられていた瞳が、開く
本来禁止されている‟姿現し”‟姿くらまし”。 それに見覚えが無いのか、鋭い瞳が瞬いた。 緩慢に静が動き、互いの『正義』を前に対峙する。
この世の中では勝つことが正義。 勝ったものこそが正義。
だから、『本当』の正義を手にするためには 絶対に、勝利を掴まなきゃいけない。
それは 何度も何度も 学んできたこと。 けれど 決して相容れぬ歯車は きっと 互いに 『動力』として在ろうとするから。]
―― ‟なれそうか”? 言われるでもねーや! ふふんっ、愚問だぜ! 絶対 ‟なるんだ”!
(133) 2015/02/12(Thu) 04時半頃
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[大凡答えにならない応えを返し 意気揚々と、明瞭に宣言した後 『半純血』と聞いた瞬間、皺を寄せる ]
……取り憑かれた? なにいってんだよ、憑かれたもなにもそれは正義!
そう ‟半純血”でも、心は正義だ! ぜったい、誰にも劣りはしねーぜ!
( …四百年前の‟あのひと”だって )
[強大な力を持った、半純血だった。 稲妻の『巨悪』には叶わなかったけど、それでも!
握り込んだ杖を前にし じわり 滲み出た敵意は 獅子の気を逆立てさせるように 空気が変わりゆく それでも 『入れ知恵』が無ければ 俺には敵味方が判断が出来なかったけど]
(134) 2015/02/12(Thu) 04時半頃
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[ 次の言葉で 確実に、 俺にも ‟ライバル”から ‟敵”へ そう変わるのがわかった。
定める ヘーゼルの色が揺れる ]
―― 俺たちが悪? なに言ってんだよ、正義だからこそ反逆を昇らせる
騙されて 躍らされる意志なんてっ…!
[‟騙されて躍る人形” それが、自分自身へ跳ねかえるとは知らず びしり 突きつける杖は 強く 強く
言い掛けたことばを 息巻き、 食い縛るように 呑み込む
‟純血”なら分かってくれると思ったのに そう、 きっと 信じてた けれど ]
(135) 2015/02/12(Thu) 04時半頃
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…… 勝利が『正義』。 それは、よくわかるよ
勝てなきゃ、それがいくら正しくても歪められるもん。 でも、それは 俺たちが勝てば逆転できる
俺たちこそが『正義』になる! …… その見誤りは命取りだぜ、ヘクター!
[淡褐色に過る 上がる口端は、ただ 真っ直ぐ 獅子達は平行線を歩み いつか交差に衝突する
衝動のままに突きつけた杖は 言葉が重なるごとに 握る力が強まり
無遠慮に、こちらを悪だと煽るような姿は 強大に黒く 黒く 憚る影にしか見えなかった。]
(136) 2015/02/12(Thu) 04時半頃
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/*
ん、んん… レティーシャおちるなら 時間できる明日にヘクター戦したかったと、 どたんどたん 仕方ないんだけどね…! (インフルお大事に…!)
(-93) 2015/02/12(Thu) 04時半頃
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純血なら、そんなバカなこと思わねーって 信じてたんだけど…、
[ 睨めつけるように、ただ見据え。 言外に、それが『強さ』なら。
マグルにつかなくてもいいじゃないか。 そう 目を細め 言外に言葉を放つ それでも 俺たちを‟悪”と。
そう認めるなら、 そして その意志の強さは
認めたくないけど、 俺の持つ ‟正義”によく似ている気がした。]
マグルにつくやつは、 俺を悪っていうやつは、 いくら純血でも 心は‟悪”と同じだよ
(137) 2015/02/12(Thu) 04時半頃
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俺を倒すことが‟正義”なら 俺には、…… それは‟悪”でしかねーや
[そう、 言葉を強く 固めるように 重ねて 繰り返す
俺とは‟別”なんだ これは、悪なんだ そう言い聞かせるように]
――俺も
ヘクターの‟強さ”は嫌いじゃねーし 恨みはねーから
……だから、
(142) 2015/02/12(Thu) 05時頃
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…… ―― すげー、俺は残念だよ
[ 『強さ』を追い求める信念。 『英雄』であろうとする気概。
違うと否定しても 対峙するは『悪』なのに 重なりあい、ぶつかり、
『本当の正義』への疑念が 波紋のように揺れかけて、
それは皮肉にも 海のような マドンナブルーの言葉を再び掴み また 解れかけた糸を一本に結びあげ
―― 圧するように伸ばした杖を、ひっこめた]
(143) 2015/02/12(Thu) 05時頃
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/* 魔法使いの決闘やりたくて!!!! いまきづいた!!!!!!
分霊箱邪魔じゃん!!!!!!
(-99) 2015/02/12(Thu) 05時頃
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どの道、語り合わなきゃいけねーなら 『決闘』で決着つけよーぜ!
[ その混じり気のない言葉は 手記の意味を正しく理解していない、 魂を籠めた‟分霊箱”の存在を知らないからこそ。 ―― そこに眠る、『殺した魂』 犠牲にした秤の先の、魂の名は知らず。 正確に言えば 『覚えていなかった』。]
/*
没
(-100) 2015/02/12(Thu) 05時頃
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[ はあ と 溜まった息を吐くように、 間を置き 言葉を一旦区切る
相手が‟悪”なら 卑劣も辞さない けど、この時だけは 不意打ちなんて無粋は
なんだか 嫌だったんだ。 **]
(144) 2015/02/12(Thu) 05時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/02/12(Thu) 05時頃
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