人狼議事


219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA

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視点:


【独】 営利政府 トレイル

/*
ロイ君貴方でしたか、どんまい。

うん、やっぱり中身推理とかできない勢だわ僕(
でも、またお話することができて嬉しかったです。

そして鳴李ちゃん可愛いなぁほんと(頭痛癒されつつ)
夜からまた頑張るよ。

(-8) 2017/06/23(Fri) 07時頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2017/06/23(Fri) 07時頃


【見】 営利政府 トレイル

― 6th day/西エリア ―

 …。一番、か。

[ >>6:+79ふ、と音もなく笑う。
 彼女の隠そうともしない怒気は、
 此方には却って心地良い。 ]

 別に、いいんじゃないか?

[ それを否定するつもりも権利も、
 どちらにせよ自分にはない。 ] 

(@8) 2017/06/23(Fri) 21時半頃

【見】 営利政府 トレイル

[ ただ。>>6:+81]

 それが間違いだっていうのさ。
 アンタがパートナーに何をしてやるかなんて
 正直どうでもいい。

 パートナーが望んでもいないことをしたって
 そりゃ、なんの役にも立たない、
 ただの独り善がりでしかないってこった。

(@9) 2017/06/23(Fri) 21時半頃

【見】 営利政府 トレイル

[ 放り投げられたタオルを片手で受け止める。>>6:+81
 そのまま、彼女たちを振り返って ]

 ……なァ、お嬢さんさぁ。

 死にたいとか生きたいとか、それ以前に。
 単にアンタ、生きてるのが辛いってだけなんじゃねーの?
 だから、誰かの命を助けて、
 誰かを救ったような気になったまま、
 消えてしまいたいってだけなんじゃねーの?

[ 正直、割と当てずっぽうではある。
 とはいえあまり的外れとも思っていないけれど、
 さて、彼女の反応はどうだったか。 ]

(@10) 2017/06/23(Fri) 21時半頃

【見】 営利政府 トレイル

 ま、いいや。
 どっちにせよ、生き返りの“権利”を得られなきゃ
 なんにもならねぇんだからな。

[ 反対方向へ向かおうとする彼女の背に声をかけて ]

 …禁断ノイズって奴らが、街中あちこちに出没してる。
 そいつらが湧いて出てくる“大元”を絶つことができれば、
 “コンポーザー”に生き返りの権利を認めてもらえるかもな?

[ 精々、独り善がりにならねーようにな?
 そんな嫌味たらしい言葉を投げれば、ふとかけられた声>>6:+85]

(@11) 2017/06/23(Fri) 21時半頃

【見】 営利政府 トレイル


 ……、リュウセイ。戸隠流生。
 「流」れるに、「生」きるっていう字。

[ 彼女を追いかけるその男の背に視線を向ける。
 彼らが遠ざかったのを見送ってから、こちらも>>6:@115 ]*

(@12) 2017/06/23(Fri) 21時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2017/06/23(Fri) 21時半頃


【独】 営利政府 トレイル

/*
素晴らしく泥沼だなぁ(

まぁ独り善がりという点では間違ってないんだよね。

(-37) 2017/06/23(Fri) 22時頃

【独】 営利政府 トレイル

/*
相容れないどころか正直同類にしか見えないんだけど、
これ言ったら間違いなく殺される(

うーん…なんか、ごめんね。
傷つけることしかできてないや(申し訳ない

(-38) 2017/06/23(Fri) 22時頃

【独】 営利政府 トレイル

/*
ひとまずいったんストップで。
ここ引きずると表が進まない。

(-39) 2017/06/23(Fri) 22時半頃

【独】 営利政府 トレイル

/*
こう、あれだな。

こちらとしては、自分の主張がPLさんレベルで相手を傷つけてしまったり、気分を害するようなことしてないかっていうのが一番心配だったりする。

まあ、うん。
そのときはあともう一日たったら謝ろう(エピで)

(-40) 2017/06/23(Fri) 22時半頃

【見】 営利政府 トレイル

― 7th day/十王マルチシアター屋上 ―

[ 日付が変われば、昨日の傷は嘘のように癒えていて。 ]

 …。

[ 飴を片手に端末を操作してメールを確認する。

 なんとなく、ここが今日の舞台のような気がしていた。
 他ならぬ“ゲームマスター”が彼女である以上。 ]

(@28) 2017/06/23(Fri) 22時半頃

【見】 営利政府 トレイル


 …どうしてっかねぇ、あいつら。

[ 昨日の彼女たちのことを少し思い出して。

 相容れない、とは思わなかった。
 むしろ同類にしか思えなかったからこそ、
 ついつい言葉を並べてしまったのは、否定できない。 

 まあ、そのことに殺してみてから気づくというのも
 なんとも皮肉な話である。
 たぶん、あのとき殺そうとしなければ、
 俺は彼女たちの存在に気づくこともなかっただろう。]

(@31) 2017/06/23(Fri) 22時半頃

【見】 営利政府 トレイル

 
 ……ま、いいや。

[ あとは彼女“たち”自身の問題である。

 殺しておいて無責任と言われるかもしれないが。
 だが、仮に此方が何を言ったとしても
 それを受け入れるかを選ぶのは
 結局のところ、彼女たち自身なのだから。

 ――まあ、勝手なことを口にするならば。
 自分と同じような件がもう一つ、
 増えなければいいと、ただそれだけの話だ。 ]

(@32) 2017/06/23(Fri) 22時半頃

【見】 営利政府 トレイル

[ ひょい、と翼を広げて屋上から飛び降りれば、
 地上に見知った人影がふたつ見えた。>>22>>31 ]

 よーぉ、お二人さん。
 無事生き残れて、なによりだ。

[ ここ数日ですっかり馴染んだ鉄パイプを片手に。
 空いたもう片方の手をゆるく振ってみせる。 ]

(@33) 2017/06/23(Fri) 23時頃

【見】 営利政府 トレイル

[ トン、と妙に軽い音を立てて地上に降り立つ。 ]

 おう、一日ぶり。
 しかしよくもまぁ、ここまで生き残ったなァ?

[ 感心感心、と。
 いつか出会ったときのように頷いて。
 正直、「お人好し」な初対面の印象のままの二人に、
 ほっとしたような拍子抜けしたような、なんとも不思議な気分になる。]

 アンタらが生き残れるとか、
 実のところ最初の頃は期待してなかったんだがなァ。
 まあ、今回のゲームは色々イレギュラーが多かった。
 こないだの「禁断ノイズ」なんかが、そのいい例だな。

(@34) 2017/06/23(Fri) 23時頃

【見】 営利政府 トレイル

 
 あのときアンタが黒ウルフを倒したときはさ。
 正直大したもんだと思ったよ。

[ ――妙に饒舌なのが、自分でもよくわかる。
 なんというか、話していないと落ち着かない。
 いつもなら、何かをひとつ口にするより先に
 十は手が出ている。そのはずのだが。 ]

 ――…なァ、シュウト。ヒナちゃん。
 ひとつ、聞きたいことがあるんだが、いいか?

[ 徒然なるままに語る、言葉がひとつ。 ]

(@35) 2017/06/23(Fri) 23時頃

【見】 営利政府 トレイル


 ――アンタたちはさ、この“せかい”を、どう思う?**
 

(@36) 2017/06/23(Fri) 23時頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2017/06/23(Fri) 23時頃


【独】 営利政府 トレイル

/*
集人さんとヒナちゃんが可愛いし愛おしい。
なんかすごく、申し訳ない気持ちになる。

それと同じくらい、ゲーム開始時に出会えたのが、
この人たちでよかったと心底思う。

(-45) 2017/06/23(Fri) 23時頃

【見】 営利政府 トレイル


 そ。聞きたいこと。
 まァ、流石に具体性に欠けるよな。

 もう少し突っ込んだ言い方すると
 「生き返ったあとの世界で、どんなふうに生きてみたいか」ってこと。

[ それは例えば、どんな夢があったか、とか。
 会いたい誰かがいるとか。
 取り戻したいものがあるとか、そういうところの話。 ]

 でも、そっか。
 「遠くて近くてごちゃまぜ」ってのはどんな感じなんだ?

[ 応えてくれた彼女の言葉>>40に、ひとつ頷いて続きを促せば>>41 ]

(@37) 2017/06/23(Fri) 23時半頃

【見】 営利政府 トレイル

 ああ、それはよくわかる。

[ 見える部分だけが、世界の全部じゃない>>41
 その言葉に頷く。 ]

 俺もさ、最初にゲームに参加したばかりの頃、思ったよ。

[ いつかは、と。
 そう信じていたものが、夢見ていたものが、
 絶対に手に入らないことに、気づいてしまった。
 失われたものが隠していたそれに、気づいてしまった。
 そんな日のことを思い出す。 ]

 ……。
 ヒナちゃんは、この世界どうだった?
 楽しかった?面白かった? それとも怖かった?
 どうだろう?

[ 先ほど、集人に投げてもらった飴を口にしながら
 そんな問いを重ねては首を傾げてみせる。 ]*

(@38) 2017/06/23(Fri) 23時半頃

【見】 営利政府 トレイル

 魔術師のこと、かぁ…。
 あいつとはよくゲームでスコアを競いあう仲だけど。
 マブスラが異様に上手かったりするけど。
 アンタが知りたいのは、
 たぶんそういうことじゃ、ねぇんだろ?

[ ガリ、ガリと飴を齧りながら>>35次の質問を待つ。
 尤も、素直に答えるとは限らないが。 ]

(@44) 2017/06/24(Sat) 00時頃

トレイルは、ブローリン>>46の言葉に首を傾げて、続きを促す。

2017/06/24(Sat) 00時頃


【見】 営利政府 トレイル


 …期待してるとこ悪いけど、
 あいつにそんなもんはねぇなァ。

[>>47 あまりにも直球すぎて数瞬間が空いた。
 そこまでバカ正直に聞かれると
 少しは答えてあげようかなーという気がしなくもないが。

 残念ながら、思い浮かばないものは浮かばないのだ。
 俺にとっても、あの娘は強く簡単に打ち破れるような
 そんな存在ではないから。>>34 ]

(@47) 2017/06/24(Sat) 00時半頃

【見】 営利政府 トレイル


 …。ま、アレだな。
 メールにもあるとおり、
 あいつは『魔術師』――マジシャンだ。

 そしてタネも仕掛けも世界の裏と表もあるのが、
 この世界の不文律(おやくそく)って奴よ。

[ ひょい、とブルースカルバッジを掌にのせて、
 それをふわりと宙に浮かせてみせる。

 別に俺は魔術師でもなんでもない。
 それでも、サイキックのことを知らなければ、
 これもまた“種も仕掛けもない”手品に見えるかもしれない。]

(@48) 2017/06/24(Sat) 00時半頃

【見】 営利政府 トレイル


 …ばぁか。
 そこは簡単に教えるわけないだろ?
 魔術師にとって手品のタネは命みたいなもんだしな。

[ そうしてヒナの答えを聞けば>>51 ]

 そっか……そういえばさァ、
 シュウトは、好きな奴っているのかァ?

[ 以前同じようなことを、ヒナに聞かれたなァと。
 そのときのことを思い出しながら。 ]

 なんなら、俺に耳打ちで教えてくれても構わねぇんだぜ?
 教えてくれたら、ヒントを教えることを考えなくもない。

[ 遠回しに教えるとは限らない、と示しているがさて。 ]*

(@52) 2017/06/24(Sat) 00時半頃

【見】 営利政府 トレイル

[ 此方の問いかけに、彼はどう、答えたのやら。
 ヒナと一緒に>>66彼の様子を伺っていれば>>68 ]

 えーつまんねぇ。

[ 不満げに漏らしつつも、
 その表情はくつくつと興味深げに笑っていて。 ]

(@53) 2017/06/24(Sat) 08時半頃

【見】 営利政府 トレイル


 おっと。

[ 不意に鳴った通知に、
 悪いなと断りを入れてから端末を開く。

 そこにあったのは、いつもどおりの変わらない
 彼女の文面>>33
 絶対に負けることなどないという、
 『魔術師』としての彼女の自信に満ちた言葉。 ]

 …。

(@54) 2017/06/24(Sat) 08時半頃

【見】 営利政府 トレイル

[ 瞳を閉じて端末を握り締める。
 それから再び瞳を開けると、端末を閉じて
 彼らのほうを、向き直る。 ]

 ま、いいさ。
 ひとつだけ、教えておく。

 結局のところ、最後に物を言うのは
 能力の強さでもなんでもない、
 前に進もうとする、『意思の力』って奴さ。
 心の有り様、と言い換えてもいい。
 ようはマブスラと一緒だな。>>3:@75
 
[ 少なくとも、俺はそうして生きてきた。
 灰色の交差点で目覚めてから、ずっと。

 “あいつ”の手を離してからはずっと
 いつか、俺を殺せるような
 そんな圧倒的な意思と力を持った“誰か”が
 現れればいいと、そんなことを思って生きてきた。 ]

(@55) 2017/06/24(Sat) 08時半頃

【見】 営利政府 トレイル


 弱点とか、どんな能力をもってるか、よりもさ。
 アンタたちがこれから先を生きていく世界で、
 どんなふうに生きていきたいかのほうが、
 『魔術師』を打ち破るためには必要だ。

[ だから、覚悟は決めておけ。
 ろくでもない、だけど、沢山の顔を内包する、
 遠くて近くてごちゃまぜな>>40
 このせかいで、生きていくために。]

(@56) 2017/06/24(Sat) 08時半頃

【見】 営利政府 トレイル

 ……なぁ、負けんなよ?
 少なくとも、アンタらは独りじゃない。
 一連托生のパートナーがいるんだからよ。

[ 迷いが、ないわけじゃない。
 ここから先に彼らが進もうとすることは
 つまり鳴李かこいつらのどちらかが命を落とすということ。

 こいつらはともかく、
 鳴李は二人を生かしておこうとは絶対しないだろう。

 なんだろうな、俺だってずっとそうして生きてきたはずなのに。
 老若男女なんて関係なく、楽しく人を殺して生きてきたはずなのに。
 …どうにも、こいつらといると調子が狂って仕方ない。 ]

(@57) 2017/06/24(Sat) 08時半頃

【見】 営利政府 トレイル

[ ――ただ、“生きてほしい”と思ってしまった。

 “あいつ”以外の参加者に対して、
 生まれて初めて、そんなことを思った。

 この二人が、生きてゆく未来を見てみたいと>>49
 この灰色の世界で、初めて夢らしい夢をみた。 ]*

(@58) 2017/06/24(Sat) 09時頃

【見】 営利政府 トレイル

― 十王マルチシアター ―

 そんじゃま、いこうか?

[ あくまで軽い口調で、そんなことを口にする。
 まさかここに来て「どこへ?」なんてことは
 言わないだろう?

 十王マルチシアターの建物内へ。

 今日は保守点検日>>#1ということで 
 辺りに人の気配はない。
 正直、鉄パイプを持ったまま建物内に入るのは
 流石に面倒なことになりかねないから、
 このへんは実にありがたい。 ]

(@59) 2017/06/24(Sat) 09時頃

【見】 営利政府 トレイル

[ 案内板を確認して、
 向かうのは地下五階まで行けるエレベーター。
 エレベーターホールまで行くとちょうど先日、
 西エリアで集人たちと一緒に出会った
 少年たちの姿が見えただろうか>>67

 彼らの一人が、エレベータを開けば、
 飛び出してきたのは一匹のサイノイズ>>#3 ]

 それじゃ、俺が送っていけるのはここまでだ。

[ 突進してくるそのノイズに鉄パイプを翳す。
 同時に重力の力場を形成して、足止めを食らわせる。
 そう長く持つとも思わないが、
 全く時間を稼げないということはないだろう。
 少なくとも、四人がエレベーターに乗り込む程度の時間くらいは。 ]

(@60) 2017/06/24(Sat) 09時頃

【見】 営利政府 トレイル


 行ってこいよ。
 なぁに、「ここは俺に任せて先にいけ」って
 一度行ってみたかったんだよな…っと。

[ 再び突進してきたサイの角を避けると、
 その角へ渾身の力を込めて鉄パイプを振り下ろす。]

 早くいけ!! 
 こいつを片付けたら、……ま、
 あとは俺は俺のやりたいことをやるさ。

[ そう言って肩をすくめてみせる。
 もしも彼らがもたつくようなら、
 無理やりにでもエレベーターに乗せて
 先へと進ませようとするだろう。

 彼らがエレベーターに乗ったなら、
 じゃあなと軽く手を振って、それを見送った。 ]**

(@61) 2017/06/24(Sat) 09時頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2017/06/24(Sat) 09時半頃


【独】 営利政府 トレイル

/*
散々暴れた(
なんていうか、こう。
迷惑かけてないか、相手のやりたいこと邪魔してないかっていうのが毎回すごい心配になる。
巻いたほうがよさげだと思ったからやったので、そこはもう仕方ないとは思うのだけど。

(-64) 2017/06/24(Sat) 09時半頃

【見】 営利政府 トレイル

― 回想/“戸隠流生”の記憶 ―

[ 物心ついた頃には、既に家の中は冷えきっていた。

 父親は仕事ばかりで、殆ど家にいつくことがなかった。
 いたところで、いつも自分を遠巻きに見ては、ため息をつくばかり。
 俺は、それがどうしようもなく嫌だった。
 祖父も似たようなものだったけれど、それ以上に厳格な人で。
 俺は、あの人のことが苦手だったんだろうか?
 あの人に怒鳴られるのが怖くて、幼い頃はいつもビクビクしていたように思う。

 祖母は、元々身体の弱い人だった。
 俺が物心ついたときには、すでに離れに篭もることが多かった。
 顔も知らない俺の母親は、どうやらその血を継いでしまったらしい。

 俺の記憶の中にあるのは、
 陽の当たらない離れの一室で、
 一体の人形を抱き寄せて愛でる祖母の姿。
 子供ながらに、それはとても薄気味悪いものに思えた。 ]

(@62) 2017/06/24(Sat) 13時半頃

【見】 営利政府 トレイル

[ あれは、俺が五つかそこらの頃の記憶。

 庭に咲いていた花がとても綺麗だったから。
 …祖母に、見せてあげたいな、と思った。

 女の人は花が好きなんだと、
 誰か大人に教わったことを鵜呑みにしたんだと思う。

 花を手折って、それを離れに持っていって。
 そうして、祖母の部屋に持っていったとき。

 ――パン、と。 頬を打たれた。]

(@63) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【見】 営利政府 トレイル

[ …正直、訳がわからなかった。
 喚く祖母を周りの大人たちが押さえつけて。
 そうして俺は、外に出された。

 あとで大人たちの話を盗み聞きしたところによれば、
 祖母は、“娘”を苛めようとしてきた悪いモノを
 追い出そうとしていた、らしい。
 “娘”というのはあの人形のことなんだろうと、
 子供心にも理解はできた。

 同時に、思った。
 ――ああ、祖母の中に“俺”はいないんだ、
 大切な“娘”を傷つけるだけの“何か”でしかないんだ、って。

 それが、幼い頃亡くなった祖母に対する最初で最後の思い出。 ]

(@64) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【見】 営利政府 トレイル

[ 六歳のとき、新しい“母”ができた。
 俺にとっては、初めての母親だった。

 新しい母親は、祖父が連れてきた遠縁の女性で、
 その人には、俺と同い年の男の子がいた。
 その子は俺の“兄”になった。

 兄は総じてとても優秀で、
 そして何より聞き分けが良い子だった。
 血の繋がりはなくても、父も祖父も
 彼のことをとても可愛がっていた。

 血の繋がりはなくても、
 彼らは間違いなく『家族』だった。
 仲睦まじい、絵に描いたような理想の『家族』。
 それが、あの家に対する親族たちや世間の評価。

 まぁ、“俺”はそんな『家族』を
 ただ見ていることしかできなかったのだけど。]

(@65) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【見】 営利政府 トレイル

[ 勉強も、運動も。それ以外でも。
 何をしても、どれほど努力したところで。
 結局、俺は兄には敵わなかった。
 どうすればよかったのかは、正直今でもよくわからない。

 ただひとつだけ確かなのは、
 父にせよ、新しい母にせよ。祖父にせよ祖母にせよ。
 俺は家族の誰かにとっての“一番”になんか
 決してなれなかったということだけ。

 同時に、こんな自分を生むために、母は死んでしまったのかと、
 それがずっと、不甲斐なくて、情けなくて。
 顔も知らない母に、申し訳なくて仕方なかった。 ]

(@66) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【見】 営利政府 トレイル

[ ――誰でもよかった。

 誰かに愛されてみたかった。
 誰かに認めてほしかった。
 「ここにいていいんだ」と、誰かにそう言われてみたかった。

 裏を返せば、それは結局、
 誰にもそんなふうにされたことはないということ。
 愛して欲しい人にも、それ以外にとっても、
 愛してもらえるだけの“価値”が、俺にはなかった。
 ただ、それだけのこと。 ]

(@67) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【見】 営利政府 トレイル

[ そんな自分でも、人並みに“誰か”を好きになったことはある。
 初めて人を好きになったのは、高校のときのクラスメートの女子。

 高校一年の夏、そのクラスメートの女子に
 誘われて、兄の代わりに一度だけ他地区のイベントに
 参加したことがあった。
 ――それが、あの真夏の日の、音楽の祭典。>>1:@20

 真昼間から盛り上がるロックにビート、
 色んな音で溢れかえる、コロシアムに響く音楽は
 それまでの自分が見たこともないような、
 華やかで、そしてなにより命の音に溢れた世界だった。

 あのときは、兄の代わりに誘われたなんて、
 そんなことも忘れて夢中になったっけな。

 そうして、時間は瞬く間に過ぎて。
 日没後のアリーナに現れたのは一人の歌い手。>>1:@21]

(@68) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【見】 営利政府 トレイル

[ 普段のイベントでは滅多に顔を見せない“彼”が、
 今回のイベントでは珍しく素顔で参加すると、
 それを見たくて、今回のイベントに参加したんだと
 歌と歌との合間に交わされた、彼女の会話で知った。

 それまで、“彼”のことは殆ど知らなかったけれど。
 でも、遠目に見える“彼”の姿と、そしてそれを見つめる彼女の視線に…少しだけ、ちり、と胸を焼かれるような思いがした。
 それはたぶん、“嫉妬”と呼ばれる類のもの。

 ――もし、仮に兄がいなくても。
 彼女が、自分をこんなふうに見ることはないんだろうなと
 そういう、うまく言葉にならない気持ち。

 結局のところ、俺は“兄”の代用品でしかなくて、
 それでさえ、一度遠目に見ただけの“誰か”にすら及ばない>>4:@128

 …馬鹿馬鹿しいって、思うだろう?
 でも、そんなたった一度のことが後々大きく響いたのだから、
 世の中っていうのは、本当によくわからない。
 一度死んでからの俺は、あの時見た“彼”の姿になっていたのだから。 ]

(@69) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【見】 営利政府 トレイル

― 7th day/十王マルチシアター ―

『prrrrrrr...』

[ いつものコール音のあと、ピッと相手が出れば。]

 よぉ、そっちの準備は万端か?
 今、そっちに四人エレベーターからそっちに向かったぜ。

[ いつか見た、ケーンの代わりに
 鉄パイプで突進してくるサイノイズをいなしながら ]

 「負けるなよ」って言っておいたから、
 たぶんあいつら、本気でかかってくるぜ。

[ 気ぃ抜くなよな、と
 揶揄いとも激励ともつかぬ言葉を吐いて ]

 ……なぁ、鳴李。
 昨日の話、覚えてるか? >>6:@121>>6:@123

(@70) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【見】 営利政府 トレイル


 アンタの強さは、俺が一番よく知ってるつもりさ。

[ 死神になってからこのかた、
 自分の一番近くにいたのは電話口の彼女だった。
 何度となく続くゲームの中でスコアを競い合ってきた。]

 …だからこそ、だ。
 アンタは強いけど、そのぶん他の奴らを置いて
 一人で先に行こうとしてるように見える。
 
 ……へっ。
 俺が言っても、説得力はねえだろうが、な…ッ!

[ 突進して来たライノの角を鉄パイプで横薙に叩く。
 重力操作で重みを増したそれが、ガツッと音を立てて
 その巨大な角にヒビをいれさせた。 ]

(@71) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【見】 営利政府 トレイル

[ タンッ、と床に着地して
 目の前のライノ相手に鉄パイプを片手で構える。 ]

 俺はな、自分のことは自分で決める。
 ずっとそうしてきた。
 だが、他の奴らのことはどうしようもねぇ。

[ それは、たとえば他の死神たちのことだったり。
 自分が今回殺したあの少女と男のことだったり。
 “あいつ”のことや、そして今、
 電話で話をしている相手のことだったり。 ]

 だから、アンタのことをどうこうは言えないさ。

(@72) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【見】 営利政府 トレイル

[ どうして、自分以外の奴らが
 思い通りにならない他人が、
 この世界にいるんだろうと思ったことはある。>>2:@44

 自分とは違う、別の意思を持って
 この世界を生きていこうとする者たち。

 どうして、かつての自分は
 そんな奴らを大切だと思ったのか。
 俺はずっと、それがわからずにいた。]

(@73) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【見】 営利政府 トレイル

[ どうして、自分以外の奴らが
 思い通りにならない他人が、
 この世界にいるんだろうと思ったことはある。>>2:@44

 自分とは違う、別の意思を持って
 この世界を生きていこうとする者たち。

 どうして、かつての自分は
 そんな奴らを大切だと思ったのか。
 俺はずっと、それがわからずにいた。]

(@74) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【見】 営利政府 トレイル

 それで、昨日の続きなんだがな。
 このゲームが終わったら…ああ、いや。
 別にフラグじゃないからな?

 そのときには…まぁデートでもなんでもいいんだが、
 …色んな話を、しようぜ。
 今まで、話してこなかったことも、全てさ。

[ 一番自分に近い位置にいた彼女ではあるけど、
 それでも彼女を懐に入れたことはなかった。
 自分の中身も、本心も、晒したことは一度もなかった。 ]

 俺とアンタは一連托生の“パートナー”ではないけど。
 でも、俺はアンタを一人にするつもりはない。
 そこんとこ、忘れんなよ?

(@75) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【見】 営利政府 トレイル


[ 電話口の相手の反応はどうだったか?
 そろそろ、集人たちが到着した頃合かもしれない。

 それじゃあな、と電話口の彼女に
 声をかけてから通話を切る。
 そうして再びライノに向き合えば。 ]

 さぁて、待たせたなァ?
 遊んでやるよ、本気でかかってきな。**

(@76) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【独】 営利政府 トレイル

/*
ひとまずざっと過去は晒せたか…(同じ顔が並ぶのつらたん
あとはもうちょっと要考証だな(過去ログ読み込み)

救えるかは、わからんが。
最後まで寄り添えるように、動きたいとは思う(できるとは言ってない、全力は尽くすつもりだけど)

(-70) 2017/06/24(Sat) 14時頃

【独】 営利政府 トレイル

/*
元のロイ君一度見てみたいなぁ。
(会えるかどうかは先が読めないのでなんともだけど)

あと、集人さんもヒナちゃんも可愛い。

(-71) 2017/06/24(Sat) 15時頃

【独】 営利政府 トレイル

/*
ただいま。

そして今更なのだけど
>>32本当にありがとうございます(深々と感謝)
うん、うまく言えないけど、とてもうれしい。

(-88) 2017/06/24(Sat) 20時半頃

【見】 営利政府 トレイル

― 少し前/十王マルチシアター前>>78 ―

[ 集人の問いかけに、
 一瞬、きょとんとして瞬きを返す。 ]

 優しい、か…。
 あまり気にしたことなかったな。

[ 困った、と顎に手をあてて考える。 ]

 俺はあいつと一緒に居て居心地良かったんだが、
 …あいつはどうだったんだろうか?

[ 今までそんなことを気にしたことがなかったし、
 元より、女心の機微というものには全く持って疎い。]

(@90) 2017/06/24(Sat) 21時頃

【見】 営利政府 トレイル

 俺の知ってるあいつは…そうだな。

 俺といるときはすぐ訛り全開で話してくるくせに、
 やたら格好つけたがりで、
 魔術師としての矜恃つーかキャラ性に妙にこだわるし、
 それと、こっちが電話するたびに俺のことを舐め太郎だの
 飴の禁断症状がどうのと揶揄ってくるし。

 …でも、こっちがあいつを揶揄ったときの反応は
 ひとつひとつ新鮮で面白れーし、
 あいつの訛りも素朴つーか、嫌いじゃないつーか。

 なにより…あれだ、
「自分」を探してるときのあいつは、なんか、
 ほうっておけねーっていうか、な。

[ だから、味方でいたいだなんて>>6:@84
 柄にもないことを、口にしたりもした。 ]

(@91) 2017/06/24(Sat) 21時半頃

【見】 営利政府 トレイル

[ あとは ]

 ……笑った顔が、一番似合う奴だよ。

[ 花屋の店先で見せる笑顔が>>6:0
 あの店の常連や他の客たちにとってどれだけ
 心を癒すものであったか、あいつはきっと知らない。 ]*

(@92) 2017/06/24(Sat) 21時半頃

【見】 営利政府 トレイル

― 十王マルチシアター ―

[ エレベータホールから少し離れた位置にある、
 休憩のための革張りの長椅子に腰を下ろす。 ]

 ……よぉ、生きてたか。

[ つい数分前、ようやっと仕留めたライノに
 向けていた視線を不意に音も無く現れた少女>>@100
 移すと、緩く手を挙げて挨拶する。 ]

(@105) 2017/06/24(Sat) 22時半頃

【見】 営利政府 トレイル

[ ポケットからいつものように棒付き飴を二つ取り出す。
 そのうちの一つを「食うか?」と彼女に向けて投げると ]
 
 仕方ねぇだろ?
 そうせずにいられなかったっつーか。

[ ぱくり、飴玉を口に添える。
 グレープ味のそれを舌先で転がしながら ]

 怒られるくらいならそれでも別にいいんだがなァ。

[ どうせいつものことだろうし。 ]

(@106) 2017/06/24(Sat) 23時頃

【見】 営利政府 トレイル


 冗談だって。
 アンタがそう簡単にくたばるとは思わねぇし。

[ 肉体的には脆くとも、それを上回る知恵を
 この少女の姿をしたコンポーザーには感じている。 ]

 ……ぁ?

[ 言われたことの意味がわからなくて、
 一瞬首をかしげる。
 ややあってから、ああ、と得心言ったように頷いて ]

 そいつぁ逆だな。
 あいつのことは、別に嫌いなんかじゃねぇよ。

(@122) 2017/06/25(Sun) 00時半頃

【見】 営利政府 トレイル

[ >>@108放った飴玉を受け止める様子を
 頬杖ついて眺めながら。
 ああ、身長は如何ともしがたいよな。気にすんな。 ]

 ……んなこたぁ、わかってるさ。
 ついでに、あのときみたいに命を贖うことは
 できねえだろうってことも、な。

[ かつて、死神のゲームに最初に参加したとき。
 目の前の幼女と取引したことを思い出す。 ]

(@123) 2017/06/25(Sun) 00時半頃

【見】 営利政府 トレイル

[ 七日目まで生き残った。
 だがたくさんの命を奪いその屍の上に立ってなお、
 生き返りの権利を勝ち取ることは、できなかった。

 提示された選択肢は死神になるか、それとも死か。
 求めていた権利は得られず、
 そのまま俺と共に消えようとするあいつに構わず。
 俺は、目の前の幼女に跪いて、願った。 ]

(@124) 2017/06/25(Sun) 00時半頃

【見】 営利政府 トレイル

 
 ――…俺の“一番大切なもの”をやる。
 だから、こいつだけはどうか生き返らせてほしい。
 

(@125) 2017/06/25(Sun) 00時半頃

【見】 営利政府 トレイル

[ 結論から言えば、彼女は此方の願いを叶えてくれた。

 当時の俺にとって一番大切だと思っていたもの、
 ――パートナーであるあいつの
 “戸隠流生に関する全ての記憶”と引き換えに
 あいつは、もう一度生き返る権利を得た。

 あとはそのまま消えるつもりだった自分が、
 死神になったことは正直想定外だったが。
 人生ダメ元で言ってみるもんだ、とは当時思ったこと。 ]

(@126) 2017/06/25(Sun) 00時半頃

【独】 営利政府 トレイル

/*
正直、土壇場でものすごくいろいろ出しすぎてる自覚はあります。
申し訳ないorz

(-132) 2017/06/25(Sun) 00時半頃

【見】 営利政府 トレイル

[ とはいえ、今回の件はそれとはまた異なるもので。
 あのときと同じとはいかないだろう。 ]

 …今回のゲームは、なんか例外が多過ぎじゃねぇか?
 正直、すげぇ調子狂いまくったんだが。

[ それは、たとえば禁断ノイズのことであったり、
 “共食い”が殆ど起こらなかった状況であったり。
 やたら人の良い参加者たちと出会ったことだったり。
 それと同じように、今回の件についても“
 特例”扱いにならないか、と遠回しに口にして。

 それから。 ]

 ……なんか、な。
 初めて死んでほしくない連中っつーのに、出会ったんだよ。

[ “未来”なんて、そんなものに希望を持たせてくれる、
 そしてどうしようもないお人好しだったあいつを
 思い出させるような、そんな二人組。 ]

(@127) 2017/06/25(Sun) 01時頃

【見】 営利政府 トレイル

[ 目の前の幼女に手を伸ばすと、
 わしゃわしゃと髪を掻き乱すように撫でて ]

 ……正直、俺の中でまだ納得できる結論は
 出てねえんだが。
 いざとなったときの身の振り方だけは、
 考えておくことにするさ。

[ どうすればいいのか、何が最善なのか。
 その結論は未だ浮かばない。
 ただ、それでもあのとき鳴李に語ったこと>>6:@84
 最後の電話で話した言葉>>@75
 どれだけ責められようとも、詰られようとも。
 それだけはせめて、守るつもりでいる。 ]

(@128) 2017/06/25(Sun) 01時頃

【見】 営利政府 トレイル

 
 どれだけ強くても、一人で戦うことができても。>>86
 ――…一人ぼっちの世界なんてのは、きっと暗くて寂しいからさ。*
 

(@129) 2017/06/25(Sun) 01時頃

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