人狼議事


199 獣[せんせい]と少女 2

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【人】 逃亡者 メルヤ


 起きていましたか?
 星が出てきましたからお報せに。

[囁くように額を寄せて少女に天を示す。
凍えるほど澄んだ空気に、深々と星が瞬いている。
人里から離れても聖誕祭の日を忘れはしない。
夜通し起きていたくて仮眠をとろうと提案していたけれど、
少女は起きていたか眠っていたか。]

(517) LMN 2016/10/23(Sun) 00時半頃

【独】 逃亡者 メルヤ

/*
こそっと秘話りたかった(欲望
同じくタイミング悪く挟まってしまってごめんなさいー>シルク
(ジャムうまい

カリュクス>>-476
空中にみかんが浮いている……!!(見えない

>>-483
そういうところも可愛いくて仕方ないんだよね。
たまに見せてくれる甘えたところも。

シルク>>-551
ナイス回収(サムズアップ

(-749) LMN 2016/10/23(Sun) 00時半頃

【独】 逃亡者 メルヤ

/*
この村のジャムがあまりに美味しそうだからジャムパン食べてたなー。
ハニーミルクもいいなぁ。

ホレーショー>>-564>>-601
フリーズどんまいです……箱不調だと悲しみに包まれる。
ホレーショー宛で粗品にトラパン送っておこう。

>>-638
うん、見ないまま頭の中よく整理できるなーと尊敬するレベル。

ワクラバ>>-365
愛だと照れてしまうからせめて、せめてアイスにしよう……!(提案
後ろにスがつけば耐えられる気がする(何かに

じゅーきさんの少女もどうなるか見てみたいのは少しある(
いおりさんはほぼほぼ少女だろうなーとなんてのも思ってた。

(-752) LMN 2016/10/23(Sun) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

——約束の日——

[少女はまるで乾いたスポンジが水を吸いこむように、
書物にない教えを次々と吸収していく。

そう、氷の森についたばかりのあの時も。
少し前まで、小鹿のように頼りない足取りだったのが嘘のように、
地に向かう流れを制御する浮き方を会得して。

銀世界に回り回る少女は妖精のようで。
氷に覆われた切り株に腰かけてずっと眺めていたんだった。]

(563) LMN 2016/10/23(Sun) 03時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[そんなふうに、巡る景色に赤い瞳が輝くのを、
隣で見ていることがいつのまにか普通になっていた。

学び舎の頃は数いる少女の一人で、
これからも通り過ぎてしまう一人であるはずなのに。
もういないことなど考えられないほど、特別に。

毛布に包まって、隣にある暖かさに目を細める。]

(564) LMN 2016/10/23(Sun) 03時半頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 奇跡の子 カリュクス

[初めて言った時は途中まで全然気づかれず、
見せてくれた笑顔は輝くような眩しさだったけれど、
挨拶はまるで夢の中のような扱いだった。

夢と現実の狭間なら照れることも少しは言いやすいから。
つい2度3度と続けて、バレてしまってからもいつものことに。]

 私もですよ?

[少女が夢うつつに紡ぐ言葉は甘くて蕩けてしまう。
とろんとした瞳に笑みかけていると、
夢が解けて真っ赤になるのがなんともいじらしい。]

(-807) LMN 2016/10/23(Sun) 03時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 実は、わかっていました。

[目を擦っている少女の髪を梳きながら、
夢から帰ってくるのをのんびり待って。

少女からあの日の光景を見ていたことを耳にすると、
懐かしさに少しだけ目が潤んだ。

屋根の上、カリュクスを横抱きにして飛んで行ったのは、
——昨日のことのように鮮明に覚えている。]

 ああ、あの日にいたのですね。

 飛ぶのもいいけれど、どこかに座って見上げたいな。
 皆も今頃そうしているでしょうから。

[そうして、キャンプから少し離れた山の岩棚を指すと。
あれはどうだろうかと聞いてみて。
少女の望みと合うならば、背の上に乗せて飛ぶだろう。]

(565) LMN 2016/10/23(Sun) 03時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 ええ、向こうにも届くように。

[少女の星の歌は光を散りばめた天蓋のように透けている。
重ねて深く落ち着いた声を合わせ、山々を越えて響き渡らせた。

同じ空の下、どこか遠くでも同じ歌は歌われていただろうか。*]

(566) LMN 2016/10/23(Sun) 03時半頃

【独】 逃亡者 メルヤ

/*
変化のところも触れたいと思いながらも眠気に誘われてしまう。
おやすみなさいませ、カリュクス。

カリュクス>>-762
そうだと嬉しいなー、やっぱり可愛い子の前では格好良くいたいしね(
こっちも、もう。胸を貫かれてくらくらしてしまっていたけど。

(-808) LMN 2016/10/23(Sun) 03時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

——断章:砂の海——

[西の果て、広大な砂の海の中。
風の溜まる場所に獣は生まれた。

乾いた岩の積まれた窟を城にし、
亡骸となった先代の、風化した肋骨に抱かれて。

前代を担う風の獣は見上げるほどの体躯であったに違いない。
天蓋のように垂れ下がる革の名残りを持ち上げ、
乾いた空気を肺に流し込む。

永遠といえる寿命を持つはずの先代が、どうして命を終えたのか。
獣に知る術はなかったが、
どうして生きていくべきかは、理として魂に刻まれている。
生まれる前の夢から覚めぬまま、獣は糧を得るため翼を広げた。]

(669) LMN 2016/10/23(Sun) 18時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[死の中から生まれ、理と背中合わせに生きてきた。

だから、どうしようもないほど識っていた。
命が長くとも、短くとも。いずれ終わりは訪れる。

——これは、いつか来る別れだったのだのだと。]

(670) LMN 2016/10/23(Sun) 18時頃

【独】 逃亡者 メルヤ

[緩やかに積み上げていく。
大切な思い出も、少女の笑顔も。

はっと輝く少女の瞳は、満ちる月のように丸く。
繋いでくれた小さな手は雲のように優しかった。

刻々と時間が流れ落ちて、
透けて色が変わってしまっても、きっと永遠に。

大好きな天に似たところのある少女は、空よりも愛おしい。]

(-905) LMN 2016/10/23(Sun) 18時頃

【独】 逃亡者 メルヤ

[染み入るように透明が少女を侵食していくのに合わせて、
ドレスグローブや長袖を買い物して回った。

糸が弱ってくればランタンの明かりを手元に置いて、
少女と語らいながら繕い物をしたことも数え切れない。

長く、長く続くようにと。
祈りを糸にして丁寧に解れや穴を縫い合わせ。
どうしようもないほど擦れたものは、容れ物や小物に作り直す。]

(-906) LMN 2016/10/23(Sun) 18時頃

【独】 逃亡者 メルヤ

[獣と少女の鞄に結んだ、対の帯飾りも、
少し前までは少女が身につけていたものの一部だった。

形を変えても傍にいるには変わらないと、
聞こえのいい詭弁を乗せても埋め尽くすには至らない。
旅をしながら言葉を交わすたび、別れは惜しく。]

(-907) LMN 2016/10/23(Sun) 18時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

——刻限——

[最後に星の降る夜を見上げた頃には、
少女の目はもう霞んでいたのだろう。

しきりに話を強請られるから、
少女に聞かせる語り口はみるみる上達を遂げた。

古い詩人のように、声の色にまで風景を語らせて、
歴史が紐付いているならば、何人も演じ分ける。]

(671) LMN 2016/10/23(Sun) 18時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 ほら、あそこ。街の一番高い所。
 降りたての雪のように真っ白な塔が。

 まるで水晶のような形で、
 上の四つ空いた窓にひとつずつ鐘が吊り下げられている。
 旅立ちの日より小さいけれど、あの鐘と似た金色の。

[隠しきれない透けた肌、薄くなった虹彩。

不躾に向けられる興味の視線を疎んじて、
直接、街中を歩くことはなくなっていた。

それでも穏やかに過ごせるよう、郊外に小さな家を用意して。]

(672) LMN 2016/10/23(Sun) 18時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[紗をかけた窓から降るささやかな光も、
時々痛がるようにするので最後の方はずっと寄り添っていた。

目覚めの挨拶に少女の言葉は聞くことはできただろうか。

ここのところはずっと熱っぽく見え、片時も離れていなかったから、
目覚めの挨拶と言っても獣は起き通しだったけれど。
少女の額に手を当て瞳が開くのを待つ。]

(673) LMN 2016/10/23(Sun) 18時頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 奇跡の子 カリュクス

 おはようございます、愛しいカリュクス。

(-908) LMN 2016/10/23(Sun) 18時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[薄く、薄く。
今にも消えてしまいそうな気がしてぐっと胸が締め付けられる。

それでも、この運命でなければ出会ってすらいなかったから。
最後まで摂理を曲げる願いを星に託しはしなかった。

存在を少しでも確かにするために、
少女の透けた手のひらをそっと握り込む。]

 もう一度、故郷までいきましょうか。
 何も、砂しかないところですけれど。
 
[桜より薄い瞳に映る獣の姿も霞んでいる。
寝台から抱き上げて、黒い覆い布を被せ空を駆ける。
ぴたりと身を寄せ合ったのだから、早くなった鼓動は聞かれているのだろう。*]

(674) LMN 2016/10/23(Sun) 18時頃

【独】 逃亡者 メルヤ

/*
ごめんなさい、仕事長引きそうな気配が……!
なんとか更新前には帰りたい……!!

ロル見ているだけで切ないしもう。いろいろと。
ちょっと一撃だけになってしまいますが!確定いろいろ大丈夫なので**

(-909) LMN 2016/10/23(Sun) 18時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

——刻限、砂の海——

[腕の中で響く鼓動が小さくなっていく。
他愛ない話を重ねて返す傍ら、顔を見られないのをいいことに、
涙が込み上げるのはそのままにしておいた。]

(845) LMN 2016/10/24(Mon) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[知っているよ。
カリュクスはいつだってそうだった。

他人を想うあまりに自分を後回しにして、
瞳や声や、仕草の中に本当の望みが紛れているんだ。
今だって大切なことを他愛のない話に隠そうとしている。

心配をかけてくれても、ちっとも構いはしないのに。]

(846) LMN 2016/10/24(Mon) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ぎゅっと抱く腕に力を入れる。

燻る焦燥にひたすら風を切り続けて、
やがて広がる、荒涼とした砂の世界。]

(847) LMN 2016/10/24(Mon) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[大気が生まれ、還っていくこの場所は、
この日も変わらず、金の風を吹かせていた。

天候は狂おしいほどの快晴。

黒い布も、獣と少女の髪も、
風が舞い上がるたびに細かな砂に彩られる。]

 つきましたね。

[身じろぎでずれた布を取り除けて、
頬を緩めた拍子に雫が一粒顎から落ちる。

天気雨なんて嘘をついても、通りはしないことだろう。
思って笑う表情は落ちる涙で少し歪んでしまっていただろう。]

(849) LMN 2016/10/24(Mon) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[少女が伸ばした指先に濡れた頬を寄せる。
大事なヒトと最後まで触れていられるように。]

 忘れることなんて、できるはずがないでしょう?
 とても幸せで、大切な毎日で。

 今までも、これから先も。一番。

[小指を少女の指に絡め、額に口付けを落とす。
唇の触れたところは、彼女が好きな透明の砂糖水の味がした。

この身が風化しても思い出だけは朽ちさせないから。]

(850) LMN 2016/10/24(Mon) 00時頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 奇跡の子 カリュクス

 私を、先で待っていてくれませんか。

(-1062) LMN 2016/10/24(Mon) 00時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[いつか遠い未来に、この身が朽ちて果てるまで。*]

(852) LMN 2016/10/24(Mon) 00時頃

【独】 逃亡者 メルヤ

/*
ま、間に合え!間に合った……!
挨拶など全然していませんでしたが、
村建てさん、いつもの方、初めましてのかたもありがとうございました。

カリュクスにはもう何と言えばいいか。とても、幸せでした。

(-1066) LMN 2016/10/24(Mon) 00時頃

【独】 逃亡者 メルヤ

/*
カリュクス>>-1046
最後にどうしても間に合わせたくて、
23時半くらいにいたけれど姿が見せられずごめん!

最後の最後で、またぎゅっと掴まれてしまった。

(-1073) LMN 2016/10/24(Mon) 00時頃

【独】 逃亡者 メルヤ


 そして私も抱かれて

  ——いつか、風に融けてゆくのだ。

(-1077) LMN 2016/10/24(Mon) 00時頃

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