209 学級閉鎖風邪村【10周年おめでとう!】
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/*椋平ちゃん、もうネタの宝庫すぎてやばい。ログに現れるたびに爆弾落としてくかんじ、やばすぎる。と思ったらドルチさんで納得www
(-412) noko 2017/02/12(Sun) 22時半頃
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/*やったー!!!岬ちゃん、かわいい!馬鹿仲間も風邪をひいたぞ!!
(-416) noko 2017/02/12(Sun) 23時頃
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― ジェニファー自宅:学級閉鎖期間中頃の朝 ―
[ほんのりと白い湯気が、マグカップから立ちあがる。ホットミルクの被膜をスプーンでくるくると巻き取りながら、ジェニファーはリビングのソファーに腰を下ろした。窓の向こうに見える庭は、降り積もった雪ですっかり白い。]
おお···雪よ。焦がれるそなたに触れられぬとは。乙女の心も凍てつかせんというのか。おお···雪よ。
···ーーふぇっぐちゅんっ!
[せっかくの雪だというのに、ジェニファーは外で遊ぶことを禁じられていた。当然、風邪をひいているからだ。
現在の体温は38.3℃。ジェニファーの体内では、活性化した抗体達が、軍隊をひきいて無慈悲な一大攻勢に転じ、侵略者たる病原菌たちを蹂躙している真っ最中だった。鼻をかんだティッシュには、その亡骸が山と積まれていることだろう。]
(146) noko 2017/02/13(Mon) 15時頃
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[ピークの時に比べて、だいぶ頭もすっきりとして、気分も落ち着いてきた。その分、もてあます気力を発散できないのは、深刻な問題だった。]
······雪合戦、雪だるまに、かまくら スノボにスキーに······はぁ〜、切ない。
[ジェニファーは、ティッシュでふたたび鼻をかみなが、窓ガラスに手をついて、外の雪景色を未練がましく眺めていた。**]
(147) noko 2017/02/13(Mon) 15時頃
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/*おおっ!いいぞ!!グロリアGOGO!!*/
(-476) noko 2017/02/13(Mon) 19時頃
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/*理澄ちゃん乱入で、ほっとしてる自分と、がっかりしてる自分がいる。*/
(-488) noko 2017/02/13(Mon) 21時頃
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/*こいつ……時間を……っ!?*/
(-493) noko 2017/02/13(Mon) 21時頃
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/*まかせろ!ヒーローは危険がおきないか、窓にはりついて見守っているからね!(ついてない) やっぱりアレは、エッチなアレだったのか。*/
(-498) noko 2017/02/13(Mon) 21時半頃
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/*りりんらさん接待村*/
(-540) noko 2017/02/14(Tue) 00時頃
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/*キマイラだ!!!!*/
(-550) noko 2017/02/14(Tue) 01時頃
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/*七転市はじまりすぎだろ*/
(-568) noko 2017/02/14(Tue) 01時半頃
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― ジェニファー自宅:学級閉鎖期間中頃の夕方 ―
[しんしんと降り積もり雪を眺めながら、ジェニファーはリビングのソファに沈み込むように座っていた。手にはグラスの小皿に入った、はちみつ大根。夕食後のデザート代わりに、ティースプーンですくって食べる。じんわりと優しい甘さが、赤く爛れた喉に心地よい。
母は買い物にでかけ、父は自衛隊の、兄は救助隊の遠征中。ただでさえ広い家が、閑散としているようで、なんだか心細い。薬はもう飲んだ。早く寝なければ。頭からは、わかっていても、その場からは立てなかった。まだ、もう少しだけ。もう少しだけ、この雪を眺めていたい。]
(273) noko 2017/02/14(Tue) 02時半頃
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……。
[雪を眺めてから数分。ジェニファ―は、少し姿勢を崩して、ソファの上に投げ出されていたリモコンに手を伸ばした。エアコンに向けて、停止ボタンを押す。ピピッと電子音が鳴り、フル稼働していた暖房が動きを止めた。
起動音が消えた室内が、シンと静まり返る。続いて、照明の電源を落とした。あたりはあっという間にほの暗くなる。ジェニファーは、ソファの上で膝を立てて、毛布を掛けた。母が帰ってくるには、もうしばらく時間はある。ほどなくすれば、ここの空気も冷え切るだろう。]
(274) noko 2017/02/14(Tue) 02時半頃
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……。
[熱を失いつつある空気に触れて、ジェニファーの肌がちりちりと冷え始めた。膝に掛けていた毛布を手繰り寄せ、頭の上から被る。顔の前で手をすりあわせ、はぁ と息をふきかける。
もう少しだけ。 もう少しだけ、いま、この瞬間が続いてほしい。 風邪でさえいれば、弱いことが許される――]
(275) noko 2017/02/14(Tue) 02時半頃
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[あの日の朝も、今のようにひやりと冷たかったっけ。ジェニファーは、擦り合わせている両手を見た。あのときに握った、ちいさくて冷たい手。大丈夫だろうか。体調を崩してやいないだろうか。声は、ちゃんと戻っただろうか。
頭がいくぶん冷えた今では、もうあの浮ついた、熱っぽい、おかしな気持ちは、影も形もない。ひとりの大切な友人として、ジェニファーは春香の健康を想っていた。あのノートに記された言葉は、確かにジェニファーの意固地になっていた心を溶かした。
それと同時に、ジェニファーは自分の中の芯を失ったような、漠然とした不安も覚えていた。]
(276) noko 2017/02/14(Tue) 02時半頃
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――春香が受け入れてくれたのは、正義のヒーローなんかじゃなくて、ただの、なにもできない、わたしだった。それは、とっても嬉しいことだよ。
でも、それじゃあ……わたしがしてたことって、なんだったのかな。やっぱり、もうみんな、要らないってことなのかな……ヒーローなんて…。
(277) noko 2017/02/14(Tue) 02時半頃
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それでも…… あのときの、あの気持ちは、本当だったんだ。(>>6:29)
(*0) noko 2017/02/14(Tue) 02時半頃
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それでも…… あのときの、あの気持ちは、本当だったんだ。(>>6:+29)
(*1) noko 2017/02/14(Tue) 02時半頃
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/*お疲れ様でしたー!!おやすみなさい!!*/
(-592) noko 2017/02/14(Tue) 03時頃
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[くしゅん、と小さくクシャミ。 垂れる鼻水もそのままに、ジェニファーは気弱になった気持ちを抑えることなく、グルグルと考え続けている。彼女にとって、この人生初の体調不良は、肉体的な症状よりも、精神的な影響のほうが大きかった。]
春香ちゃんは、なんでわたしなんかを、受け入れてくれたんだろう。(>>5:38) 武巳くんも、グロリアも、華ちゃんも、こんなわたしに、いっぱい良くしてくれる。仲良くしてくれる。 (>>6:36)(>>2:6)(>>1:141) 路井くんなんて、わたしのことをヒーローだ、なんていってくれた。(>>6:22)
――わたしは、なにになりたかったんだろう。 わたしが、ずっと憧れてたものって、なんだったんだろう。
(314) noko 2017/02/14(Tue) 04時頃
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[脳裏によみがえる、幼い頃にみた、ヒーローの背中。 今でもありありと思い浮かぶ、その逞しい背中に、 もうひとつの後ろ姿が重なった。 ごく最近、いつも目にしていた、小さな背中。]
……はる…か…?(>>1:209)
[それは、毎日のように苦手な料理に挑戦して、 理澄に手料理を供えてきた春香の後ろ姿だった。 ジェニファーにとっての、特別な光景。
どれだけ具材を焦がそうと、どれだけ見栄えが悪かろうと、 諦めることなく続いていたこと。 できる、できないを飛び越えて、 ただただ、誰かのために、何かをする。 そんな強い意志に溢れているように、 ジェニファーには感じられた。 なによりも侵しがたい、大切な時間。
そのとき、ジェニファーはようやく気が付いた。]
(315) noko 2017/02/14(Tue) 04時半頃
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……そうだ。 だから、わたし…料理を……。
[ジェニファーは、ずっと、春香に憧れていたのだ。]
(316) noko 2017/02/14(Tue) 04時半頃
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[幼いジェニファーが目にした、ありし日のヒーローの姿。 しかし、彼女が感動し、心動かされたのは、悪をうち倒す"正義"の拳などではなかった。ジェニファーは目を見開いた。一瞬、あのときの背中が、本当に目の前に映った気がしたからだ。]
……背中。 そっか。あたし、本気で怯えてたから…… 傍に、誰かがいてくれて、独りじゃなくなって…… それだけで、あたし……ほっとしたんだ。
あたしがなりたかったの……正義のヒーローなんかじゃなくて、ただ……みんなの……
[ぶるっ、とジェニファーの身体が大きく震えた。 そして――]
(317) noko 2017/02/14(Tue) 04時半頃
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ぶぁっくぢゅん!!!!
[盛大な鼻汁をまき散らして、盛大なクシャミ。 暖房の切れた室内は、すっかり冷え切っていた。]
(318) noko 2017/02/14(Tue) 04時半頃
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さむいにきまってんだろ!!
[ジェニファ―は飛び跳ねるようにソファを立つと、リモコンをひったくり、エアコンの電源を入れた。続けて照明の明るさを最大に。瞬く間に、いつもの見慣れた我が家が戻ってきた。]
んぁぁ……ひっくちゅっ!! あ”あ”〜〜〜っ、もう雪とか言ってる場合じゃない。 とっとと、治すぞ〜。見てろよ、風邪め〜。
[ガラスの小皿にのった、はちみつ大根の残りをすする。]
(319) noko 2017/02/14(Tue) 04時半頃
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ああ〜ん、ダメ!ダメダメ! 足りない!全然、足りない! もっとだ、もっとカロリーをよこせ!
[ばたばたとキッチンに駆け入り、冷蔵庫からはちみつ大根の入ったタッパーを取り出した。 小皿に取り分けることすらもどかしく、スプーンで直に食べ始める。]
んん〜〜っ、ボーノ、ボーノ。 さんきゅ〜、グロリア。愛してるよぉ。
[スプーンを咥えながら、携帯の電源を入れた。 時間と日付を確認する。母は買い物を終える頃だろうか。
急がなければ。 もうじき学級閉鎖が終わり、学校がはじまる。 それまでには、なんとしても風邪を治さないと。]
(320) noko 2017/02/14(Tue) 04時半頃
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……あ、ママン?買い物終わっちゃった?あ、そう? ねっ、ねっ、ねっ、ジャガイモ買って、ジャガイモ。 湿布にして貼ると熱が引くって。あとコーラね。 病気したとき、いいんだって。ヌカコーラでいいよ! あと一番きくのは、ホットワインだってさ、ホットワイン! ねっ、ねっ、ダメ?ダメ?おねがい、おねが〜〜い!!
[暖房と加湿器の活躍により、すっかり暖かくなった室内に、ジェニファーの懇願する大きな声が響いた。
この後、ジェニファーは自らの意志で、民間療法をかたっぱしから試し、病原菌へのせん滅作戦を開始するのであった。風邪から回復し、体力を取り戻すまでに、時間はかからなかった。
ちなみに、悪乗りしたジェニファー母が、白ネギによる日本古来の解熱療法を敢行しようと、ジェニファーとひと悶着を起こすのだが、それはまた、別の話――]
(321) noko 2017/02/14(Tue) 04時半頃
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― 学級閉鎖明け:七転市南高校 2-A教室 ―
[学級閉鎖が明け、いつもの顔ぶれがいつものように登校できるようになった頃。自信に満ち溢れた、満面の笑みを浮かべたジェニファーが、委員長 路井公哉に一枚の書類を提出した。
それは、自分で書けと言われた、あの進路調査票。]
あ、この"味方"は、ヒーローって読みだから! よろしくね!
[ 第一希望:落ち込んでる人の味方] [ 第二希望:困ってる人の味方] [ 第三希望:がんばってる人の味方]
[路井が浮かべたであろう表情をよそに、ジェニファーは新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のように爽やかな笑顔だった。]
(322) noko 2017/02/14(Tue) 04時半頃
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/*改めまして、10周年おめでとうございます! 節目のイベント村、しかも30人という大台の村に、ひっそりと紛れることができて、とても楽しかったです。絡めなかったみなさんのログも、とても楽しく拝見させていただきました。もうずっとこのクラスの日常を眺めていないなぁと、思うぐらいに。 また、どこかの村でご一緒させていただく機会がありましたら、よろしくお願いします。 そして、この素敵な人狼議事を運営してくださっている、ななころびさんと、りりんらさんに、感謝をこめて。おめでとうございます&ありがとうございます!!おやすみなさい!*/
(-615) noko 2017/02/14(Tue) 04時半頃
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お大事にね!!!!!!!
(-616) noko 2017/02/14(Tue) 04時半頃
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