人狼議事


241 The wonderful world -7days of KYRIE-

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お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2018/05/23(Wed) 01時頃


【人】 お針子 ジリヤ

―回想:5th day:いちご横丁にて―

[カルタを手に津辺を振り向いたジリヤは、
あら、と口に手を当てました。
怪我の調子が思わしくない、訳ではなさそうです。]

 随分と浮かない顔をされておりますのね。

[能面のような彼の顔>>5:245を、
ジリヤはじ、と眺めます。
そう言えば、会ったばかりと言えど
一度も、彼の笑顔を見たことはありません。

無事にいちごカルタを手に入れたジリヤは
その顔を覗き込むようにして、微笑んで見せました。]

(3) 2018/05/23(Wed) 10時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 何か、お気に障ったかしら?
 それとも、パートナー様と何か――

[まさか、エントリー料がまさにそのものであるなんて、
ジリヤにはとんと検討もつきません。
(確かに、大切なものであるとは思いますが)

ですから、彼が逃げるように>>5:246その場を後にしたとて
ジリヤは、ただ、理由もわからず
首を傾げるばかりだったでしょう。*]

(4) 2018/05/23(Wed) 10時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

―回想:一年前―

[この国の信仰曰く、名前は一番身近な言霊とも言います。
ましてや、情報ひとつ有れば
生い立ちまで分かってしまうこの現代で
名を名乗ったその男>>1:136に、
ジリヤは紅い唇を吊り上げました。

あぁ、誤解のなきよう。
悪用するつもりはありません。
……少し、調べるつもりではおりましたが。

ただ、覚えておこうと思ったのです。
自分とは幸せの在り方を違えた、彼の姿とその名を。]

(5) 2018/05/23(Wed) 10時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 ありがとうございます。
 それでは、ショウヤ様。ごきげんよう。

[白い妖精は、フードの下で碧の眼を細めます。
弱く、それでも誰かを守ろうと足掻く男を
嘲笑ったのか、微笑ましく思ったのか。
それは、失われた記憶のみぞ知ることです。*]

(6) 2018/05/23(Wed) 10時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

―5th Day:バナナストア霧江店―

[今日は怒鳴ったり叫んだりと
賑やかな方が多いことこの上ありません。
まるで害虫でも見たかのような悲鳴>>305
ジリヤはぱちぱちと目を瞬かせました。]

 もしかして、お知り合いだったかしら?

 ごめんあそばせ。
 わたくし、記憶を取られておりますの。

[まじまじと小さな女の子を眺めますが、
当然ながら、見覚えが在る筈もありません。]

(7) 2018/05/23(Wed) 10時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 貴女のような可愛らしいお嬢様を
 悲しませてしまったのであれば、申し訳ありませんわ。

[目を白黒させる女の子>>5:306と、
何かを囁くパートナー>>5:308を見比べて
少女は首を傾げます。
囁きの後、何かに納得?>>5:311したような
彼女の背と、その戦いを眺めて。]

 ……随分と、男勝りな子ですわね。

[可愛らしい年齢とは程遠い立ち居振る舞いに
ひとり、首を傾げたのでした。]

(8) 2018/05/23(Wed) 10時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[そうして、バナナストアを後にして、
ジリヤは再び喫茶店を訪れておりました。

とはいえ、店内に足を踏み入れることは致しません。
また、怒鳴られてはたまりませんので。

店内のバッジの事については、パートナーに一任しております。
少なくとも、彼女の生き返りたいという気持ちは本物です。
不利になる振る舞いをする筈はなかろうと、
ジリヤは店外の壁に凭れて、空を見上げます。]

 ……どうして、空は青いのかしらね。

[空に翳した手から、消えていくタイマー>>5:#22
ほぅと一息ついて、ジリヤは微笑みます。
少し、寂しげな色をした碧は、雲一つない蒼を写しました。*]

(9) 2018/05/23(Wed) 10時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

―回想:???―

[――「貴方は、幸せだったかしら?」

それは、かつて少女が引き金を引く前に
必ず問いかけていた言葉でありました。

勿論、全てから答えが聞ける筈もありません。
屍のように生きていた者もおりましたし、
激昂して襲い掛かってきた相手には
無慈悲に鉛玉をお送りしました。

それでも、問いを投げかけることはやめません。
返ってきた答えが理解できなくとも、
或いは、恨み言が返ってこようとも。]

(10) 2018/05/23(Wed) 10時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[不幸にも手にかけることになった、彼らの志を
必ずや“しあわせ”の一部とするために。]

(11) 2018/05/23(Wed) 10時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[だから、ジリヤは忘れることはありませんでした。
今まで会った方の名を、顔を。

幸せにするべき隣人のことも、
足元に積み上がった、数多の子羊たちのことも。
彼らすべてが、ジリヤにとっての“しあわせ”でした。

……それだけは、忘れたく無かったのです。*]

(12) 2018/05/23(Wed) 10時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

―6th days:中央エリア―

 そうね、公園が一番分かりやすいわ。
 そちらに行ってみましょう。

[解き方さえ分かっていれば、何ら困ることはありません。
ジリヤはパートナーと並んで、北へと足を向けました。

ひとつは当てはまりそうな箇所が二つ、
もうひとつの場所には、ジリヤも首を傾げました。
あれは確か山中の楽園であったと
パートナーは独り言ちておりました。

ですから、まずは分かりやすい方から。
そうして、ジリヤは少し先導するようにして
歩き出したでしょう。]

(13) 2018/05/23(Wed) 11時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[その場所には、何故だか訪れた記憶がありました。

確か、歌を聞きに行ったのだと思います。
……誰のものであったかは、忘れてしまいましたが。**]

(14) 2018/05/23(Wed) 11時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2018/05/23(Wed) 11時頃


【独】 お針子 ジリヤ

/*
というか残り3ペアで4箇所キーポイント+それを1箇所に集めるって労力すごいし私ら落ちロルとかに時間かけたいんだけど大丈夫かこれ……
1ペアは動けてないっぽいし……ワレンチナ大丈夫かマジで

(-40) 2018/05/23(Wed) 22時頃

【独】 お針子 ジリヤ

/*
1日目にミッション1箇所だけで多角になりそうだったし、
これ前半に欲しかったとこある

(-41) 2018/05/23(Wed) 22時頃

【独】 お針子 ジリヤ

/*
まぁラ神の思し召しだし元々ルールで定められてるからしゃーないんだけど
昨日まであんなに(ニーナが)ミッション頑張ったのに私ら生き残れないんだなぁって むなしい

そもそもホーリーバッジってどうやって使うんだろうこれ
生き残り人数確定してるし墓下はピグノイズだし
どうやって使うのか分からん

(-42) 2018/05/23(Wed) 22時頃

【人】 お針子 ジリヤ

―日継塚公園―

 ノイズと死神の間で流行っているのかしら。
 ……それなら、私たちも流行に乗れているのかしらね。

[流行りに乗っているのかはさておき、
黒いノイズは、一度や二度の銃弾ではびくともしません。
ですが、複数回同じ場所に攻撃を撃ち込めば
何ら問題はなさそうです。
ニーナが<ミンク>を切り伏せる傍ら、>>23
ジリヤは<カープ>に鉛玉の餌をばらまいておりました。

時折、撃ち漏らして、足元へすり抜けてくる魚も、
容赦なくニーナの剣に捌かれます。
背中を任せるに、
こんなに頼もしいパートナーは他にありません。
ジリヤはくすりと笑みを零します。]

(43) 2018/05/23(Wed) 23時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[そうして、辿り着いた場所では、
何やらライブ>>#4が開かれているようでした。
少しだけ、耳を傾けたのち
興味を無くしたように、
ジリヤは観客席へ足を踏み入れました。]

 ……独特な曲ですわね。

[しんみりとした空気を尻目に、人混みを見回します。
その向こうで動いた何かに、ジリヤは声を上げました。]

(44) 2018/05/23(Wed) 23時頃

【人】 お針子 ジリヤ

 ニーナ、あちらに何かがおりますわ。

[モグラのようなものでしょうか。
丸い何かを抱えたそれは、碧と目が合った途端、
地面へと隠れてしまいました。

なるほど、とジリヤは独り言ちます。]

 モグラ叩きですわね。

[ぼそり、呟いたのち、
少女は拳銃を構えました。

どんな敵であろうと、やることは同じです。**]

(45) 2018/05/23(Wed) 23時頃

【独】 お針子 ジリヤ

/*
わたくしが変換で私になるとムキーーーーーッ!!!ってなる(短気)

(-46) 2018/05/23(Wed) 23時頃

【人】 お針子 ジリヤ

 あちらの頭、集めて繋げた途端に
 人間になったりしないかしら。

[映画で良くありそうな設定ですが
この場では些か洒落にならないでしょうか。
指定を見るに、身体の半分なども
今日のミッションでは存在するようですから。

そのひとつ、頭の所有者らしき目ざといモグラは、
突き立てられる刃>>49は勿論のこと
向けられる銃口にすら、
怯えたように地中に潜るばかりです。

ジリヤは、はぁ、とため息を吐きました。]

(102) 2018/05/24(Thu) 03時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 蹴り飛ばすのもよろしいけれど、
 ……少し、お待ちになってくださいな。

 貴女の所に、モグラをお届けいたしますわ。
 必ずね。

[微笑んだジリヤは、ステージの上へ視線を向けます。
丁度、次のナンバーの演奏が始まる所でした。
リズムが変わったのであれば、行動も少しは変わる筈です。

ほら、現に。
音楽に興味を持ったらしいモグラの鼻先が
客の隙間から垣間見えます。

ギターのイントロを聴きながら、少女は銃を握ります。
―――ばん、と銃声が響きました。]

(103) 2018/05/24(Thu) 03時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[空砲に驚いたらしいモグラは
地面に軌跡を残しながら公園を走り回ります。
とはいえ、それで十分です。

姿が見えなくとも、はっきりと場所がわかるのなら
何ら問題ありません。
モグラの進路を銃弾で修正しながら
ジリヤはパートナーを振り向きました。]

 ニーナ、あとはお任せしましたわ。

[ご注文>>51は、こちらでよろしかったかしら。
そう言わんばかりの少し得意げな顔で、
ジリヤは口角を吊り上げました。**]

(104) 2018/05/24(Thu) 03時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2018/05/24(Thu) 03時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

[蹴り上げられ、軌跡を描いた頭>>112を見上げたのち、
ジリヤは玩具を取られたモグラへ銃口を向けました。

名残惜し気に空を見上げていたモグラは
小さな悲鳴を上げて、無へと帰っていきます。

……パートナーが少し落胆した様子なのも
分からなくもありません。
確かに、可愛らしかったと思います。あのモグラは。
けれど、運が悪かったのでしょう。仕方ありません。]

 あら、お知り合いだったかしら?

[そうして、頭をまじまじと眺めて、
何やら呟く>>113ニーナに
ジリヤはふふと笑みを零して――
ニーナの足元に現れた影>>@44に、碧を向けました。]

(124) 2018/05/24(Thu) 15時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 ニーナ。

[名前を呼んで、その肩を思い切り横から押せば、
背の高い彼女も数歩よろめいたことでしょう。

それまで立っていた場所で、ぐわ、と口を開けた
サメの姿にも眉を動かすことなく
ジリヤは、たん、と地を蹴りました。
くる、と視界が反転します。]

 ……ここはアミティだったのかしら。

[ニーナほどでなくとも、有名どころであれば
ジリヤだって見たことはあります。
1秒前まで立っていた場所に銃口を向けて
自分を食らおうとしていたサメに鉛玉を撃ち込みました。

まずは一匹。]

(125) 2018/05/24(Thu) 15時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 倒せるなら楽なものね。

[黒いノイズとは異なるようです。
今夜はフカヒレかしら、なんて
軽口を叩く余裕だってあります。
視界の隅で、ニーナの剣が
サメを切り裂くのが見えました。これで二匹。

あとはいつもと同じです。
大口を開けた喉の中に、鉛玉を撃ち込んで、
背を逸らせ苦しんだ鮫を、パートナーの剣が
貫き、切り裂いたことでしょう。
これで、三匹、四匹。]

(126) 2018/05/24(Thu) 15時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[なんて頼もしいのでしょう。
ジリヤはふふと笑みを零します。

肩を並べる者がいるという感覚は
多分、失われた記憶の中にも
存在しなかったと思います。]

(127) 2018/05/24(Thu) 15時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[――鈴池様、とジリヤは笑いかけました。]

(128) 2018/05/24(Thu) 15時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

―回想:いつかの生徒会にて― 

[卒業式が終わった後だったと思います。
無事“お姉様たち”を学び舎から見送った次の日、
ジリヤはいつも通りお茶会を開いていました。

片付けや、それから今後の予定や計画。
真面目な話を終えた後の紅茶やお菓子は
生徒会のメンバーにとっては
きっと格別だったことでしょう。]

(129) 2018/05/24(Thu) 15時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[頑張ってくれた面々ひとりひとりの手を握って、
労いの言葉を述べていきます。

そうして、最後に。
ひときわ背の高い、金髪の王子のような方に
少女は歩み寄りました。

鈴池様、と、碧の眼が細められます。]

(130) 2018/05/24(Thu) 15時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 特に貴女は、良く頑張ってくださいました。

 卒業生へのサプライズの提案には驚きましたわ。
 わたくしや他の者には、
 きっと思いつきもしなかったでしょうから。

[厳格で、少々閉鎖的なこの学校で
彼女のような新しい風は貴重なものでした。

決まりきった段取りに異を唱えるなど、
きっと、彼女でなければ出来なかった筈です。
ジリヤはそう思います。]

 お姉様たちも皆、お喜びになっていたわ。
 本当にありがとう。

[自分より少し大きな――綺麗な女性の手を握ります。
指先から伝わる緊張に、くすりと笑いました。]

(131) 2018/05/24(Thu) 15時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 いずれまた、頼りにさせていただきますわ。
 それでは、ごきげんよう。

[今後ともよろしくと頭を下げたジリヤは
団欒の席を後にします。
新しい風を受容れた、華やかな成功体験。
その裏では、頭の固いシスターへの弁解や
報告書などがつきものなのです。

ジリヤはひとり、教室を後にします。
天使の鈴を思わせる歌声が、
扉の向こうから響いておりました。*]

(132) 2018/05/24(Thu) 15時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

―現在:日継塚公園―

[地上の盛り上がりとは別に、地中が静寂を取り戻したなら
ジリヤは空を見上げます。
見えた死神の姿に、にっこりと笑いかけました。]

 ごきげんよう、スザンナ様。
 こちら、サブミッションの
 プレゼントだったのかしら?

[如何せん、ここ数日はミッションに
駆けずり回っていたのです。
ホーリーバッジの数は、少し心元ありません。

そうであれば大歓迎ですけれど――]

(133) 2018/05/24(Thu) 15時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 そうでないなら、失礼したいのですけれど。
 少々、今は立て込んでおりますの。

[何せ、四つの部位を繋げ集めなければならないのです。
刻一刻と時間を減らすタイマーをちらりと見てから
ジリヤは大仰に溜息をついて見せました。**]

(134) 2018/05/24(Thu) 15時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2018/05/24(Thu) 15時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

[――はて、全く心当たりがございません。

首を傾げる女>>@47と、呑気なパートナー>>140
ジリヤの方も、可愛らしい仕草で
首を傾げてみせました。]

 昨日、喫茶店の前でぶつかりかけたからかしら?
 ごめんあそばせ。随分とご気分を害してしまったのね。

[きっと、よほど
虫の居所が悪かったのでしょう、と。
バッジを手渡されたジリヤは微笑んで、
女に囁きかけました。]

(146) 2018/05/24(Thu) 21時半頃

【秘】 お針子 ジリヤ → 愛人 スージー

 まさか試験官(しにがみ)が
 一人の参加者に肩入れする訳もありませんものね。

 ……ごめんあそばせ、勘繰りが過ぎましたわ。

(-78) 2018/05/24(Thu) 21時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[肩をすくめて、バッジをポケットへと仕舞い込みます。
強いて言うなら喫茶店でのあの出来事くらいですが、
どちらにせよ、彼女を怒らせる心当たりはありません。

ジリヤはただ、真実を述べたのみです。
彼へ告げた言葉に、嘘などひとつもございませんから。*]

(147) 2018/05/24(Thu) 21時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[さて、頭を手に入れたのであれば
もう公園に用はございません。

舞台の上のアンコールの声を背に、
既にパーツを手に入れた
他の参加者と鉢合わせる事も視野に入れて、
ジリヤ達は南エリアに向けて歩いていたでしょう。

ニーナの代わりに生首を抱えて、
ジリヤはパートナーと肩を並べて歩きます。]

 彼女に怒鳴られた訳ではありませんわ。

 他の参加者の方にご忠告をしたら、
 それが、ご気分を害してしまったみたいで。

[呆れたような呟き>>141に、はぁと嘆息を漏らします。]

(148) 2018/05/24(Thu) 21時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 昨日、いえ、一昨日ですわね。

 貴方のパートナーが、他の参加者を
 手にかけておりましたからお気を付けて、
 とご忠告をしたら、怒鳴られてしまいまして。

[言葉が通じない、とまで言われてしまいましたの、と
少しだけ唇を尖らせて、頭を宙にぽんと放り投げます。
重力に従って、頭はすぐ元の場所に収まります。]

 ……人同士が会話をするのは、
 中々に難しいんですのね。

[生首を抱えて、ジリヤはにっこりと微笑みました。
とはいえ、理解出来ない、と言われるのは
生きていた頃から慣れっこです。別に、気にしておりません。

誰に言われたのかは、忘れてしまいましたが。*]

(149) 2018/05/24(Thu) 21時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2018/05/24(Thu) 21時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

 ニーナはお優しいのね。

[ジリヤの方が優しい>>154と、そう言った彼女に
ふふと笑みを零しました。

このゲームがパイの奪い合いというのは
きっと彼女も承知でしょう。
参加者の中での信頼関係など、
築くまでにまず時間がかかる上、
日にちが経つにつれ、薄れていくものなのです。]

(178) 2018/05/24(Thu) 23時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 ゼン様を殺した方――ワレンチナ様は、
 きっと、かなり……人を殺したことのあるお方よ。

 強い相手の戦力を削ぐには
 まず、相手の周囲――信頼できる相手に
 水を差すのがいい。

 ……と、誰かが言っていた気がするんですの。

[だから、パートナーとの信頼関係に
罅を入れたかったのですが。
……まさか、言葉が通じないとまで
言われるとは思いませんでした。

――のようにはいきませんわね、
と、ジリヤは笑います。]

(179) 2018/05/24(Thu) 23時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 黒いノイズといい、ワレンチナ様といい、
 死神といい、
 障害は多いですわ。ニーナも――あら?

[ふ、と、視界を何かが過った気がして>>@67
ジリヤは空を見上げました。
鳥でしょうか?

気を付けて、と、パートナーを振り向いた
ジリヤの頭上に、影が差したことでしょう。*]

(181) 2018/05/24(Thu) 23時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2018/05/24(Thu) 23時半頃


【人】 お針子 ジリヤ

[それは、唐突に訪れました。
唐突に反転した世界>>192で、
ジリヤは何もわからないまま、地面に背を打ち付けて。

そうして、理解した時には、全てが終わっていたのです。]

 ……。

[喉が締め付けられたように、声が出ません。
それでも、自分に覆いかぶさった彼女の、
何かを探すように彷徨う視線を
ジリヤは覗き込みました。

きっと、少しの間、蒼は
驚いたように見開かれていたでしょう。

ややあって、蒼は静かに細められます。
動揺の色は、どこにもありませんでした。]

(207) 2018/05/25(Fri) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 ……もう、ニーナったら。
 わたくしを庇う必要なんて、ありませんのに。

[彼女は、生きたいと言っておりました。
喪った、家族の記憶を取り戻したいとも。

そんな、些細なしあわせすら、
自分は彼女に与えられそうにありません。

眠るように伏した彼女の頭を膝に乗せて
ジリヤは、ごめんなさいね、と
その金の髪を優しく梳きました。

きっと、こういうときも、
涙を流すのが正解なのでしょう。
怒鳴られた声を思い出します。

それでも、悲しいかな。
やっぱり青空は雨を降らすことはないのです。]

(209) 2018/05/25(Fri) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 ……ねぇ、ニーナ。

[語りかけるジリヤの調子は、普段と変わりません。
パートナーが振り返ることはありませんが。]

 わたくしも。
 貴女となら、なんだって出来る気がしますわ。

[聖母のように微笑んだジリヤは、
今まで手に入れたホーリーバッジを握りしめます。

頭に浮かんでいた光景は、いつかの碧の終わり。
自分と同じ色をした青年の終わりと、
その傍らのバッジが奪われるそれでした。>>4:521]

(210) 2018/05/25(Fri) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[過去のジリヤであれば、
平等に誰かの幸せを願うのであれば、
別に、こうする必要などないのでしょう。
この先を生きる方々の役に立つことを祈るだけです。

けれども、これは、この数日間の
わたくしたちの努力そのものです。
おいそれと、誰かに奪われてなるものですか。

そう思うくらいには、きっと、
共に駆けまわってくれたパートナーの存在が
ジリヤにとって大きかったのだと思います。]

(211) 2018/05/25(Fri) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[手の上のホーリーバッジを、愛おしげに眺めて。
ジリヤはそれらを、―――ぐ、と飲み込みました。

――ほら、これで、誰かに奪われることはないでしょう?

こみ上げる吐き気を片手で抑えて、
それでも、未だジリヤは満足そうに微笑んでおりました。]

(214) 2018/05/25(Fri) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[最後の晩餐がこんな金属の塊だなんて。
せめて、紅茶と美しい歌が欲しかったのですけれど。

降り注いだ刃が、
ジリヤを傷つけることはありませんでした。
“終わり”まで、まだまだ間がありそうなことが
今のジリヤにとっては不都合この上ありません。

ですから、さも、何でもないことのように、
ジリヤは愛用のトカレフを握りしめて、
その銃口を、自分の胸へ押し当てました。]

(218) 2018/05/25(Fri) 01時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[きっと、あれは――の優しさだったのでしょう。
紅茶は格別でしたし、鎮魂歌は美しい歌声でした。
今わの際の苦しみも、長くは続きませんでした。

ですが、生憎と、ジリヤひとりでは
優雅な終わりなど、迎えられそうにありません。
それでも、幕引きくらいは自分で行います。

祈るように、両手で銃を握りしめました。]

(219) 2018/05/25(Fri) 01時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[“死”は、幸福の礎である。
それがボスの――父の口癖でありました。

恐怖など、最初から持ち合わせておりません。
そう、いつも通り。

引き金に、指をかけて――]

(221) 2018/05/25(Fri) 01時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[ばん、と、銃声が響きました。**]

(222) 2018/05/25(Fri) 01時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2018/05/25(Fri) 01時頃


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