248 冷たい校舎村6
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[貸して、返してもらう。借りて、返す。
その繰り返しでぼくは関係性を繋ぎ続けてきた。 それが無くなった瞬間、誰とも関われなくなるのに怯えていた。
厳密に作っていたスケジュールは、 とある日を最後に、その先の予定を何一つ記していなかった。
件のノートは、空木から返してもらったのを最後に、 あとは誰に貸す予定も、何もなかった。
ぼくはもう、 “先の予定を考える必要が無い”と、そう考えていたから。]
(258) myu-la 2018/09/02(Sun) 06時半頃
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[だけど、空白だったスケジュールの欄に、 改めて予定を書き入れることにした。
『空木:一学期 期末範囲 物理ノート・2 貸し出し終わり』
その約束を守ってくれる人がいる、と信じられる限り、 ——黄楊 靖利の予定は、まだ途切れないらしい。**]
(259) myu-la 2018/09/02(Sun) 06時半頃
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/* うちは人手不足だから大歓迎だし黄楊もめっちゃ喜ぶけど、 立地的に都市の大学には通えないぞ! いいのか!
※イメージは山形県
(-418) myu-la 2018/09/02(Sun) 17時頃
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/* 作業しつつゆっくり追っかけてたけど みんなめっちゃ怒濤の勢いで未来へ進んでいる……やっと追いついた
(-524) myu-la 2018/09/03(Mon) 01時半頃
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/* 封都さんがたすかりそう よかった よしよし
弱くてニューゲームのおともだちには、 黄楊のノートというアイテムあげるからがんばって(
全然追いついてないけど がんばらねば
(-612) myu-la 2018/09/03(Mon) 23時頃
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/* 俺が、俺たちがモブだ!
モブ悩みって割と被りやすいもんだよねとは前々から思っていて とうとう今回炸裂したなぁって……
(-635) myu-la 2018/09/04(Tue) 00時半頃
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/* うぉーう さねきちさんおめでとうー
(-648) myu-la 2018/09/04(Tue) 01時半頃
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— 青春の後始末 —
[あの奇妙な体験から帰った次の日の朝。 >>375一色さんが、教卓の前で頭を下げた。
捲し立てられる言葉が、その時は飲み込めなくて、 ただぽかーんとしていた。
時間をかけて咀嚼して、あれこれと想像を巡らせて、 とりあえず、まあ……察するのみに留めた。
急に辛辣な態度を取った裏には何か事情があって、 それは彼女にとって仕方の無いことだったと、 そういう理解をして、この件はおしまい。 ……と、うまく区切りをつけられるわけでもなかったけど。]
(665) myu-la 2018/09/04(Tue) 02時頃
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あの、……い、一色さん。
[日を改めて、休み時間に廊下をすれ違った時に、 さりげなく、あくまでもさりげなくを装って、軽い調子を作って話しかけてみた。 どもりつつ。]
文化祭が終わった後、ずっと言いそびれてたんだけど。
[>>0:834あの時に言えなかったことを、今になって改めて告げる必要は無いのかもしれない。 正直言って、これから言おうとすることは、今となっては気持ち悪いような気もする。
だけど、これはぼくの後始末だ。 ……ピリオドを打つという作業を、したいんだ。]
(666) myu-la 2018/09/04(Tue) 02時頃
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文化祭の喫茶店、給仕ですごく頑張ってくれ、て。 すごく良かったし……その、か、可愛かった……から。 ああいうの、凄いな、って。思ったんだ。
ありがとう。……それだけ。じゃ。
[顔をクリムゾンレッドにして、泳ぎかけた目の焦点を保って、 要領は得ないけど最後まで言えた。 言えたと確認できたから、逃げるように立ち去る。 振り向かない。]
(667) myu-la 2018/09/04(Tue) 02時頃
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[ぼくは結局、何も知らないまま。 彼女のことを考えることもなく、一方的に抱いた感情を処理できなかっただけ。
ぼくの知らない誰かが、いや、あるいは知ってる誰かが、 彼女の心を溶かして、幸せにしていくのだろう。
それに関わることは永遠にないし、それでいい。 どうかすぐに忘れてほしい。 ぼくも、この目頭の痛みをすぐに忘れるだろうから。
ぼくの些細な青春は、これにておわり。*]
(668) myu-la 2018/09/04(Tue) 02時頃
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/* 今回は短いけど、 失恋ロルって書いててたのしいんだな……ということを久々に思い出したりした
(-650) myu-la 2018/09/04(Tue) 02時頃
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[さて、それから。 受験に本格的に入っていく時期、 >>394仁鳥さんからの要請があれば、医学部の資料を見せることもした。 ——ただし、次の一言を添えて。]
進学ね、やめることにしたから。 好きなだけ持って行って。
(673) myu-la 2018/09/04(Tue) 02時半頃
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[クラスメートと進路について話す時は曖昧にぼかしていたけど、 これからは明確に、「就職」の一本に絞ることにした。 抗えないものを抗うのはやめたのだ。
だから、今まで書き溜めた板書の写しや、 自分なりに要点をまとめたノートは、 必要とする友人たちに全て“あげた”。
もう返してもらわなくていい、ぼくには必要なくなった、ぼくの全て。 この学校でぼくと皆の関係を繋ぎ止めていた糸を、手放した。
そうすることで助かった人がもしいたとしたら、それは嬉しいことだ。*]
(674) myu-la 2018/09/04(Tue) 02時半頃
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[たった1度きり、経験して、 そして2度と訪れることがなかった夏があった。
射的の景品として貰ったものは、今も自室の箱に。
>>2:731>>2:732好きだった漫画のヒーローのポーズ練習をしてみたくなった懐かしのカード。 >>3:44>>3:45バンドのイメージカラーを思わせ、意外に足裏のツボに効くスーパーボール。 >>3:73>>3:74結局デコるのには使わなかったけど、長い間眺めていられるうみのいきものシール。 >>3:237>>2:238てんびん座を探す時に使ってみたけど、すぐに飽きてしまった星座の早見盤。 >>3:367指には嵌めずにスティックのりスタンドとして使ったら案外フィットしたおもちゃの指輪。
そして、>>3:14見た目がとても安っぽい、 とても安らかな夢を見れそうもないクソだっせぇ白い蝶のアクセサリー。 ……蝶というモチーフは好きだけど、まあ、ぶっちゃけアイツの言う通りだとは思った。
他にも貰った景品がいくつかあったかもしれないし、なかったかもしれないが。 射的の本来の最高得点者より譲ってもらった権利を行使して貰ったそれらは、掛け替えの無い思い出と言っていい。]
(679) myu-la 2018/09/04(Tue) 03時半頃
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[人間は、死んだらどうなるのだろう。
蝶が目を覚ますように、別の誰かの意識へ移り変わればいい。 そう願っているけれど、その答えを確かめる術はどこにもない。
だけど今は、こうも思う。 この黄楊 靖利という人間が、あのクラスにいて、 文化祭を共にした仲間たちと、あの不可思議な校舎に閉じ込められたこと。 その全てが、蝶になって見た夢の結果だったのではないか、なんて。]
(680) myu-la 2018/09/04(Tue) 03時半頃
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[夢から醒めた“ぼく”は、 やるせない今日も、とりあえずの今日も、生きている。]
(681) myu-la 2018/09/04(Tue) 03時半頃
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― それから ―
[ぼくが苗木を植えている時、 空の連なったどこかの地では、友人同士がルームシェアをしている。
ぼくが枝の剪定をしている時、 同じ太陽を臨むどこかの地では、日々の悩み事を打ち明け合っている。
ぼくが果実の収穫をしている時、 夜の帳を共有するどこかの地では、恋人たちが忘れられない一夜を共有している。
——何もない毎日にいるぼくは、 今もなお、青春の続きを満喫しているどこかの誰かを羨んでは、 孤独に浸食していく全身を粉にして、働き続けている。]
(682) myu-la 2018/09/04(Tue) 03時半頃
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[大人になっても青春はできる。 誰かがそれを言えば、確かにそれはそうなのだろう。
だけど、ぼくが夢見た形の青春は、やはりどこにもない。 贅沢かもしれないけど、そう思う。
学生の頃に掴み損ねた青春によく似た代替品しか、見当たらない。 ……それで一時、気が紛れるのは確かだけど。 無性に惨めになる気持ちとどこまで付き合って行けるかは、わからない。]
(683) myu-la 2018/09/04(Tue) 03時半頃
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[次の夏は、久々に都会に出て、懐かしい級友と遊びに行く。 次の秋は、さくらんぼの摘み取り放題イベントに来てくれる友人たちを待つ。 冬の前には、新鮮だけど形の悪い売れ残り品を、欲しがる奴らに送りつけてやる。
今のところ、先の予定は途切れていない。 「遊びに行くよ」と約束してくれた人たちが、それを破ったこともまだない。
……だから当分はまだ生きているだろう。
とりあえず、死にたくなるまでは黄楊 靖利として生きているつもりだ。 今のところは、そんな感じ。]
(684) myu-la 2018/09/04(Tue) 03時半頃
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[摘み取ろうと思った洋梨の上に、白い蝶が留まっていた。
ぴくりとも動かず、まるで眠っているように見えるそれを、 無理にどかすことはせずに、そっとそのままにしておいた。]
休憩、するかー。
[全身をうんと伸ばし、近くに腰掛ける。 眠っている白い蝶を見つめて、ああ、こいつはどんな夢を見ているのだろうと、 ぼくはただ、疲れた頭でそんなことを考える。]
(685) myu-la 2018/09/04(Tue) 03時半頃
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[蝶のように羽撃くことはできなかったけど、生きることだけはできるらしい。
見渡す景色はどこまでもモノクロだけど、 何も語らない太陽は、ちょっとだけ優しかった。**]
(686) myu-la 2018/09/04(Tue) 03時半頃
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/* 何もなければこれで締め、かな。 明日はロル回せないかもしれないので巻き巻き。
(-653) myu-la 2018/09/04(Tue) 03時半頃
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/* みんなすごい綺麗に未来に進んでいて まぶしい……(ヽ´ω`)
(-718) myu-la 2018/09/04(Tue) 19時半頃
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/* おおう、お返事もらっていた ありがとう!
(-753) myu-la 2018/09/04(Tue) 21時半頃
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/* じゃあぼくはペペロンチーノで
(-773) myu-la 2018/09/04(Tue) 22時半頃
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/* 今回みんなして、 みらいへ すすむぞ! って感じがする……すごいや……
(-780) myu-la 2018/09/04(Tue) 22時半頃
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/* はい あいさつタイムね!
みゅーらです。 いつもお世話になっております。
今回も楽しませてもらいました。皆さんに感謝。 黄楊のコンセプトのせいもありましたが、ぼっち属性が高くてほんと、エピではあまり回すこともなかったです、が。 伸びるログを追っかけてにやにや楽しませていただきました。 青春っていいねえ……。
またどこかでお会いしましょう。
(-822) myu-la 2018/09/04(Tue) 23時半頃
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/* おかえり!
あぁ……これは生きてて良かったなと思えるやつ……
(-849) myu-la 2018/09/05(Wed) 00時頃
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/* 遠くの地からフルーツテロを仕掛けてみせる!
というわけで、ありがとう! おつかれさま!
(-865) myu-la 2018/09/05(Wed) 00時頃
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