193 ―星崩祭の手紙―
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/* 手紙が二つもきてよかったね、キカくん。 これまで手紙が来なかった分。 今日はゆっくり頑張ります。
(-0) 2016/07/19(Tue) 02時頃
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[昨日届いた透明な花弁を持つ花が、 白い箱の上で、光を受けてきらりと光る。
君は、目を覚ましてから再び、 白い箱に手を伸ばしていた。 すると、浮かび上がる映像の中で、 外部からの異物反応が幾つか見られていた。]
わ、わぁ。 わあぁ。
[君の瞳は、まんまると縁を大きくさせ。 異物の存在に胸を踊らせる。 はしゃぐ君は、白衣の袖を揺らして、 私に何も告げずに駆け出すのだ。]
(46) 2016/07/20(Wed) 01時頃
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[その背中はまるで、私の側からいなくなる。 そんな様を映すように見えたから、 私に ココロ があったのならば、 かなしみを抱いていたに違いない。]
ほし、ほしぃ〜〜!
[昨日の如く、両腕にカプセルを抱え。 (昨日より数は多いみたいで、必死な様子) 跳ねるように、私の目の前にやってくる。 そうしてまた、ひとつひとつ開いてゆく。]
(47) 2016/07/20(Wed) 01時頃
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[先日は、自分の送った文の返事だけだった。 でも、今日は違うらしい。 それが君の好奇心を掻き立てているのだろう。]
んと、えっと。 まずはぁ、これから!
[自分の送った文の、返送用のカプセル。 開いて中身を取り出して、返事に目を走らせる。 頬杖をつき、一文字一文字丁寧に。 真剣な君の表情に、私は魅入る。]
(48) 2016/07/20(Wed) 01時頃
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………家族、かぁ。 いいお父さんなんだろうな。
[そういえば、私は君の家族の話を聞いたことがない。 君は、私に教えてくれなかった。 家族の存在について、家族の役割について。]
僕も、パパンとママンと 家族で一緒に暮らしたかったな。
[けれどもそれは、叶わぬ夢なのだろう。 家族とは、共に過ごすものなのだろうか? 家族について話す君の瞳は、 ちょっとだけ俯いていたから。 なにか、かなしい思い出でもあったのかもしれない。]
(49) 2016/07/20(Wed) 01時頃
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[そして、君は私に視線を映す。]
でも、僕は君の親だものね。
[にこり。目元を弛めて、 目元を細めて、私を見る君。 そう、君は、私の親なのだから。]
(50) 2016/07/20(Wed) 01時頃
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[そうして、次なる文を開く。 白い便箋。封を開けると落ちる何か。 拾い上げると、それは写真というものらしい。 写っているのは、男女の姿。 恋人にしては年が離れすぎていて、 友人にしても少し可笑しなものだ。 これもまた、 親子 だろうか?]
クス。 ひとは誰しも、 星を持っているっていうのかい?
[ふと、目に入った写真の裏に刻まれた言葉。 君は、口許から思わず笑みが零れた。 細められた瞳はまた、何を映しているのだろう。 丁寧に便箋を取り出して、並ぶ文字を追いかける。]
(51) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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[やっぱりだ。とでもいうかのような君の表情。 三人親子だろうと、紐解く内容。 家庭を持てば、子を大切にするのが定石なのは どの星も同じなのかと、君は呟いていた。]
(52) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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[そうして最期の一つ。 金色が眩しくて、赤い色がアクセント。 開いて次々現れるものに、君の興味は有頂天。 丁寧に取り出した、歪な模様のコインを摘み。 白の天井に翳して見つめ、鼻を掠める良い香りに 君は穴が開くほどその液体を眺めていた。 どれも、この星ではもう見ないもの。 物々交換もしくは配給が主流、 食事は、基本的には睡眠中に 白い箱が勝手に何かしているらしいとのこと。 見慣れぬ二つ、君のココロは踊る。]
(54) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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ねぇ、星。 見たことないよ、なんだろう? これは、何に使うんだろう!
[興奮した様子で、 ケースの下に置かれた羊皮紙を手に取るのだ。 そう、君の使う紙と、同じもの。]
(55) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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[文字列を追いかけ終えると、 君は瞳をぱちりと閉じる。]
ううぅ〜ん、 このひとたちも、星を渡れるのかな。 僕がもらって、よかったのかな…。
[貰った文は嬉しいけれど、 何やら心配なご様子で、小さく唸る。 君はこう続けるのだ。 旅人なんて、この星にやってこない。と。]
(56) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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[けれど。]
おまもり、もらうの初めて。 うれしい、な。
[先ほどのコインを再び手にして、 表面の模様を指でなぞる。 ……君は小さく微笑んだ。]
(57) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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[C6H2(OH)3COOHにFeSO4を加えて、 生成された古典的と呼ばれるインク。 生成りの、これもまた古典的な羊皮紙に刻む。
丸みを帯びた、小ぶりの文字列。 一文字一文字、丁寧に刻まれているが、 成形のバランスは取れてはいないもの。 途中、何度も書き直したような痕が残されている。]
(-64) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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星暦***年 / **月 / **+3日
あなたの言葉は、僕にちゃんと届きました。 真っ白で、星の見えない世界から 僕はこれを送っています。
僕のいる居住域からは、空は見えません。 ただ、この星崩祭のときだけ。 僕たちは赦される。 だから、空を見上げることが叶うんだ。 頭上を覆い尽くす白い壁が、 前夜祭から本祭までのこの数日間だけ、 僕らを赦してくれるんだ。
(-65) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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僕は、家族が羨ましい。 僕の星では、家族がいるのは産まれたそのときだけ。 あとは全て、白い箱に支配されています。
あなたの家族が聞きたいような、 素敵な星ではないかもしれません。 けれども、僕は、僕の住む星を知ってもらいたい。 そして、見つけて、僕を連れ出して。
僕らは、お祭りで宇宙に向けて強い光を放ちます。 もしかしたら、プランクトンたちの輝きに 飲まれてしまってみえないかもしれません。 けれども、それが僕らの合図。
(-66) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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僕も、あなたの住む星のことを知りたかった。 あなたの星を知って、足を伸ばしたかった。 叶わぬ夢だと知っていても、僕は、
あなたがしあわせであることを祈っています。 はじめまして、見知らぬ星のあなた。 さようなら、見知らぬ星のあなた。
───……キカ
(-67) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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[共に添えられているものは、
< らくらく惑星育成キット >
1、水槽、もしくは大きめの入れ物を用意します。 2、同封されている袋をふたつとも、いれます。 3、指で軽くくるくると混ぜてください。 4、愛情を持って、毎日話しかけてあげてください。
と、チップから浮き上がる映像のお姉さんが 懇切丁寧に説明してくれる。 同封されている袋のひとつは、種。 もうひとつは、さらりとした砂。 そうして魔法の水滴が一滴分。]
(-68) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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[映像では、すべてを入れ物へと移すと、 自然と無重力空間を創り出しては、 引力により周りの砂を引き寄せたり、 惑星同士の衝突、大気圏などの発生。 さまざまなイベントをこなすことで、 ひとつの種が小さな惑星へと育っていくもの。 寿命は、たった5日間。 最期は、爆発して綺麗な輝きを生み出すという。 一種の時限爆弾だ。
愛情のかけかたで、育ち方も変わるらしい。 星が創られてゆく様は、割と綺麗だそうだ。]
(-69) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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[最期の文は、アマルテア[[who]]のいる星の元へ]
(-72) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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[C6H2(OH)3COOHにFeSO4を加えて、 生成された古典的と呼ばれるインク。 生成りの、これもまた古典的な羊皮紙に刻む。
丸みを帯びた、小ぶりの文字列。 一文字一文字、成形のバランスは取れておらず まるで書きなぐったような文字。]
(-73) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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星暦***年 / **月 / **+3日
これが、僕の綴る最期の文になるかもしれません。
僕がいるのは、白い箱に支配された星。 僕は、この世界から逃れたい。 僕だけじゃないと思う、星のみんながそう。 僕らは、白い箱に抗えない。 僕は、白い箱に抗ったひとの行く末を知っている。 僕は、あのひとたちのようにはなりたくない。 僕は、それでもこの日々を断ち切りたいのだ。 僕は、新たなる星を作った。 僕の作ったその星は、僕を未来に運ぶ大切なもの。
(-74) 2016/07/20(Wed) 01時半頃
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この星が爆発することで大きく光を放ち、 外の世界の誰かに気づいてもらうのだ。 僕の細やかな計画だった。
これまで、いくつか試作品を外の世界へ送り 誰かの手に渡ることもあっただろう。 それらも何れ、爆発する。 ……嗚呼、心配はいらないよ。 試作品だから、大きな被害は起きない。 ただ、星が消滅するだけ。
(-75) 2016/07/20(Wed) 02時頃
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誰かが、僕をこの白い空間から 連れ出してくれることを、ずっとずっと 僕の身体が朽ち果てても、待っているつもりです。
この文を受け取ったあなた。 もしも、宇宙にひと際輝く星を見つけたら、 もしも、よければ、僕を助けにきてくれませんか?
───……キカ
(-76) 2016/07/20(Wed) 02時頃
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[共に添えられているものは、
< らくらく惑星育成キット >
1、水槽、もしくは大きめの入れ物を用意します。 2、同封されている袋をふたつとも、いれます。 3、指で軽くくるくると混ぜてください。 4、愛情を持って、毎日話しかけてあげてください。
と、チップから浮き上がる映像のお姉さんが 懇切丁寧に説明してくれる。 同封されている袋のひとつは、種。 もうひとつは、さらりとした砂。 そうして秘密の爆薬の水滴。]
(-77) 2016/07/20(Wed) 02時頃
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[映像では、すべてを入れ物へと移すと、 自然と無重力空間を創り出しては、 引力により周りの砂を引き寄せたり、 惑星同士の衝突、大気圏などの発生。 さまざまなイベントをこなすことで、 ひとつの種が小さな惑星へと育っていくもの。 寿命は、たった4日間。 最期には、華々しく光を放って爆発するらしい。
愛情のかけかたで、育ち方も変わるらしい。 星が創られてゆく様は、割と綺麗だそうだ。]
(-78) 2016/07/20(Wed) 02時頃
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[君は、文を三通したためて。 宇宙へと放つのだった。 次もまた、誰かの元へ届きますように。 祈りは、天へと届くだろうか?]
いってらっしゃぁい!
[………残念ながら、 内の一通は。 エラーで返ってきてしまうことなど、 いまの君には知る由はないのだけれど。]
(59) 2016/07/20(Wed) 02時頃
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▷ クリスマス
[C6H2(OH)3COOHにFeSO4を加えて、 生成された古典的と呼ばれるインク。 生成りの、これもまた古典的な羊皮紙に刻む。
丸みを帯びた、小ぶりの文字列。 一文字一文字、丁寧に刻まれているが、 成形のバランスは取れてはいないもの。]
(-79) 2016/07/20(Wed) 02時頃
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星暦***年 / **月 / **+3日
はじめまして、クリスマス。 知らない星の、クリスマス。 あなたの言葉は、僕の元へとちゃんと届いたよ。 素敵な贈り物、おまもりをありがとう。 誰かにもらうのは、初めてです。
あなたの最後のお手紙が、僕のところへ。 僕でよかったのかなと、不安になりました。 それは、僕の星に旅人など来ないからです。 けれど、銀の旅人が来た暁には、 ちゃんとその言伝を伝えたいなぁと思います。
(-80) 2016/07/20(Wed) 02時頃
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その前に、僕がこの星の外へ飛び出して、 銀の旅人を見つける方が先になったりして。
夢はほどほどに、しておきます。 素敵な贈り物をくれた君に、 僕からもお返しをさせてください。 僕らの星で、お祭りのときに飾るもの。 七つの色に光る、光の玉。 きっと、君の未来を守り、 君の祈りを カミサマ に届けてくれるでしょう
クリスマス、君に幸多かれと。
───……キカ
(-81) 2016/07/20(Wed) 02時頃
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[共に添えられているものは、 ピンポン球サイズの光の玉。 きらりと七色に輝いて、君の未来を祝福する。]
(-82) 2016/07/20(Wed) 02時頃
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