105 CLUB【_Ground】
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[その名を繰り返す声が、頭上から降る。>>222 そんなに繰り返さなくてもわかってる。
かれらが会場に入って来た瞬間に、 きっと誰より先に見つけてしまっていただろうから。
燕尾服の袖を引っ張られて、 身体は前へ傾く。 けれど、足はその場に縫いとめられたように動かなかった。
それは、傷つくのが怖かったからではなくて、 ふたりが、とても────]
(@84) hana 2013/12/27(Fri) 13時頃
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[仕立ての良いスーツを着込んだシメオンは、 さすがに場慣れしているのか、凝った会場の内装にも さしたる興味はなさそうだったけれど、 寄り添うぬくもりから決して離れない とでも言うような距離を保って、こちらに近付いて来る。
隣を歩く小柄な──すべてが愛らしいその子は、 すこしカジュアルダウンした服装に、 向日葵色のストールで首もとを飾っていた。
つけて来てくれるなんて思っていなくて、 不覚にも、まとった笑みがゆらぎそうになる。
だから、陽光を浴びて揺れる向日葵のような髪の 飼い主の表情を、じっと、見つめ、 ぴこぴこと動く耳と、揺れる尾の持ち主の表情に そっと視線をうつし──。
(──あぁ、よかった)]
(@85) hana 2013/12/27(Fri) 13時頃
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[“しあわせ”の在り処を感じ取った唇から、 ようやく、寒さゆるむ春めいた、 やわらかな声を零す。]
ようこそ、シメオン。 おひさしぶり。
ひさしぶりだね、チアキも。 ……いや、目を合わせるのは初めてだから はじめまして……かな?
[同じ、やわらかな仕草で、ゆるやかに首を傾げ]
……ティーだよ?
[くすり、と笑った。
やっと真っ直ぐに見ることを許された つぶらな瞳に視線は重なる。]
(@86) hana 2013/12/27(Fri) 13時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
hana 2013/12/27(Fri) 14時頃
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―それからの話―
[読み書きのうまくなったヤニクのために、仕事から早く帰れた日には図書館に寄って、本を借りて帰るのが習慣となった。自分が昔読んで面白かったものを中心に選ぶので、感想を聞いたり、昔自分が感じたことを話したりもして]
ん……、この本は……。
[ちょっと難しい本もと、文学の棚を眺めた時。見覚えのあるタイトルに足をとめた。そのままなんとなく借りて帰り、料理本を読むヤニクの隣でその本をぱらぱらとめくる。
『あなたの名前はね、この本から付けられたのよ』
母と2人で暮らしていた頃、言われた言葉を思い出す。 ハッピーな物語ではないし、なんで脇役から名前をつけたんだろうと、その時は思ったものだ。 そういえば父の本棚にも、この本があった気がする]
(@87) heinrich 2013/12/27(Fri) 15時半頃
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"timshel"……。
[終盤。主人公が父の死の床で聞く言葉――"timshel"。
それは旧約聖書の一節に出てくる言葉。 カインとアベル。神に愛された弟を憎み、罪を犯したカインが、エデンの東へ、楽園を追放される時に。神がカインに告げる。
ある訳では、「人は罪を克服する“だろう”」という予言。 また別の訳では、「罪を克服“せよ”」という命令。 ならばと原典のヘブライ語に立ちかえったとき、 現れる言葉が「timshel」。「人は罪を克服する“ことができる”」。
予言ではなく、命令でもなく。 運命の最後に人は、自分の力で、結末を選ぶことができる]
最後に選ぶのは……、
[どんな運命の中でも、最後の選択は己の手に残されている]
(@88) heinrich 2013/12/27(Fri) 15時半頃
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………、
[本を置いて、背に被さるように、ヤニクを後ろから抱きしめた。 今、自分の中にある感情を、言葉にすることができない。 肩口に顔を埋め、泣くでも笑うでもなく。ただじっと抱きしめる]
ヤニク……、
["timshel"――…父親が口にしたその言葉によって、主人公は己を縛る運命から逃れた。 この腕の中の希望。選び、選ばれたもの]
キスしていい?
[ヤニクがこの本を読むようになった時に、自分は何を話そうか。その日は遠くないかもしれない。それまでに、もっとよく考えようと思う**]
(@89) heinrich 2013/12/27(Fri) 15時半頃
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なんだ、その反応は。
[馬子にも衣装、とでもいうか。 揺らぐ瞳は濃青から金褐色に変わろうとしている。 覗き込むのはスーツと同じ、濡れた烏の羽の色。]
お、食いモンじゃねぇのはさすがに分かったか。
[赤い薔薇を抱き締める姿。 目を細めて、腕を伸ばす。 その頭をわしゃわしゃと撫でて。]
いいか、仕方なく来たんだからな。 あんまつけあがるなよ?
[それでもぶっきらぼうに落とした言葉。 虎の為にと棘を取り去った薔薇の花束に似て。]
(@90) anbito 2013/12/27(Fri) 19時半頃
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――――来いよ。
[両腕を広げるなんて真似はまだ出来ない。 胸の奥、痛みがあり続ける限り。
それでも赤の差し込む表情に、ほんの少し、絆されて。
片腕はポケットに突っ込んだまま。 薔薇を抱えていた方の手を、広げる。 笑いかけてくる笑みに返す表情が多少緩むのは 水底が映し出す幻想に違いない、きっと。]
(@91) anbito 2013/12/27(Fri) 19時半頃
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[>>229服の裾を握るチアキの手に 守るように、引き寄せるように、 シメオンの手が重なる。
チアキが自分以外の名前を呼んだことに もしかしたら嫉妬したのかもしれない。 まだ少年の面影を残す幼い顔立ちが チアキとの距離が縮むとほっとしたように和らぐ。
その表情を見ながら、 頭上からはしゃぐ声>>244を聞く。 幸せそうでよかった、と。
────あぁ、ほんとうに。
瞳はチアキを映したまま、ティーは頷いた。]
(@92) hana 2013/12/27(Fri) 20時半頃
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[頭上に太陽のある限り、 きっとこの向日葵は上を向いていられるのだろう。 そう思うと、 ティーの胸は偽らざるあたたかな気持ちで満たされる。
寄る辺なき心に寄り添う太陽の花。
それは紛れもなく、 ティーが求めたしあわせのかたちだったから。]
(@93) hana 2013/12/27(Fri) 20時半頃
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[明るい陽射しのような笑みでしあわせを謳う栗鼠の子を ティーは眩しげに見つめた。
──そのまま時が止まることを願おうと、 現実には、時は動き続けるもの。
シメオンが、チアキの手を引いた。 会場内にはさまざまな珍しいものがあって それを見せてあげようとでもしているのだろう。
ティーも慌てて懐を探り、一通の手紙を取り出すと>>-1920]
(@94) hana 2013/12/27(Fri) 20時半頃
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これね、ヤニクから。 サムとヤニクは今日来れないから、 代わりに渡して欲しいって、手紙預かって来た。 あとで読んでやって?
さあ、そろそろ行って。 パーティの時間は限られているよ。 こんなところで油を売ってないで、楽しんでおいで。
[チアキの手に手紙を握らせ、 ティーは左手をチアキの頭へと伸ばす。
シメオンが許せば、 やわらかそうな茶色の髪をくしゃりと撫ぜ]
バイバイ。 ────ううん。 またね、チアキ!
[ティーは最後まで、笑みを絶やさず二人を送り出した。]
(@95) hana 2013/12/27(Fri) 20時半頃
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[離れていく二輪の花が、 水底で仲良く揺れている。]
──ねー、H。 オレしあわせそうな顔、出来てた?
[硝子ごし、アイスブルーが虎の子を見上げる。
首を傾げて尋ねるティーは、 軽く気の抜けたような顔をしていたかもしれない。]
(@96) hana 2013/12/27(Fri) 21時頃
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[前を向いて、虹の向こうへと歩きはじめたチアキ。 おひさまみたいな笑顔をこころに刻んで、 ティーもまた、未来へ歩き出す。
太陽と、太陽が咲かせた向日葵を忘れない限り、 自分の進む道の先に、 自分によく似た誰かのしあわせがあると、 信じていられるから────。**]
(@97) hana 2013/12/27(Fri) 21時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
hana 2013/12/27(Fri) 21時半頃
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ふェっ、じゃねぇんだよ。
[間の抜けた声に返す、淡々とした返事。]
蜂に刺されるかはしらねぇけど。 まあ、そうだな、そう覚えとけ。
[淡々としようとして出来なかった。 どこか笑みに崩れかけた声が返る。]
はいはい。 そりゃよかったよかった。
[人間、二度言葉を繰り返えすのは嘘だというが 男にとっては嘘が真であるのかもしれない。 勿論その自覚など、あるはずもないが。]
(@98) anbito 2013/12/27(Fri) 22時頃
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悪けりゃいわねぇつの。
[揺れる耳、熱いくらいの体温が傍に寄る。 強く抱き締めることはないが、そっと腕の中に導いて。]
デカいのに泣くな、阿呆。
[指先は煌きを見せる瞳へ。]
(@99) anbito 2013/12/27(Fri) 22時頃
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─その後─
[乾杯のシャンパンが、水底の泡のように煌めく。
乾杯までは、と教えていたせいか、 乾杯が済むやいなやHはミルクの入ったグラスを手に 料理の並ぶテーブルへと駆け出した。
あかん。
ティーはすぐさま、グラスを手に追い掛けた。]
H、ストップ! ストーップ! 直接大皿から食べなーい!
[サーバーを両手に持って料理を口に運ぼうとする 虎の口を塞ぐように手を挟み、必死で止める。]
(@100) hana 2013/12/27(Fri) 22時頃
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お酒ぇ……? ……からい。 あと、苦い。
[適当である。]
飲んだら翌朝頭痛くなるからぜぇったいだめだからねぇ。
……と、オレそろそろ行かなきゃ。 H、ほんとにひとりで大丈夫……?
[大丈夫じゃない。 絶対大丈夫じゃない。
確信があり、その場を離れられずにいたその時、 ひらり、足元に落ちた紅。>>@74 影の揺らめく水底に 鮮やかに射した色彩に目を奪われていると 烟草でしゃがれた声が、交代を告げた。]
(@101) hana 2013/12/27(Fri) 22時頃
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────。
[目を上げて、一瞬ぽかんと見入る。
濡羽色のスーツに やがて来る東雲を予感させる藤色のタイ。 カツリと固い音を立てる靴は影を反射して艶を放つ。
胸に飾られた開きかけの紅薔薇が妙に嵌っていた。]
…──── 似合わない。
[ふいと目を反らし、呆れたように言う声には すこしだけ悔しげな響きが宿っていた。]
(@102) hana 2013/12/27(Fri) 22時頃
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[賢いやつは好きだと告げる。 今度はおもちゃの蜂でも中に潜ませておくか、なんていうのは 底意地の悪い男の小さな悪戯のつもり。]
あ? あー。
[泣いていない、と落ちる言葉に。 自分の言動や行動と、こいつに施されたプログラム。淡い追想。 ふと息を吐き、柔らかく笑ってやった。]
泣いてねえな、俺の気のせいだった。
[雫は指で拭い去った。 また新しく零れるようなら、もう一度指で掬ってやろう。]
(@103) anbito 2013/12/27(Fri) 22時半頃
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[入場の際、ぽかんと見上げていた部下。]
――――Only you are seen ?
[随分といつもよりも愛らしい反応には揶揄で返す。 悔しげな響きと呆れたような声音。]
Thanks. ま、虎のお守りは交代ってことで。
[シマリスとの再会や、その他が合った事を知るわけではないが。 仕事頑張れと叩くのはミッドナイトブルーの肩、軽く、二度。]
Merry Christmas.
[気障な台詞を添えて。]
(@104) anbito 2013/12/27(Fri) 23時頃
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面白ぇ顔。
[引き締まる眉に、自然と笑みが落ちる。 涙がおさまれば指先はポケットに。 腰に回した手で導いて、さてそろそろダンスの時間だろうか。]
(@105) anbito 2013/12/27(Fri) 23時半頃
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真面目だから面白いんだろ。 “たかしくん”には会えたか?
[忘れてそうなのでもうひとつ揶揄を絡めてみる。 どうせ馬鹿正直に「見てないんだぞ!」なんて言うに違いない。 わかっていても、問いかけてしまう面白さ。
ティーの声に耳を傾けた後は――――]
(@106) anbito 2013/12/28(Sat) 01時頃
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世話はしてやるけどな。 早く寝ると、いいことがあるぞ?
[尖る唇に、ちょいと指先で触れれば それは魔法。 音楽と、薔薇の香りと、幻想的なシャンデリアの揺らぎ。 水面に浮かぶような花弁が二枚、一枚。]
Why don't we dance ?
[胸元に揺れる赤。 男よりも大柄な身体に手を回し、聖夜のステップはぎこちなく。 それでも一歩ずつ、ゆっくりと歩んでいく一歩。 心に負う傷も、胸を裂いた爪痕も、書き損じの紙くずも。 全て抱き締めて。]
(@107) anbito 2013/12/28(Sat) 01時頃
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― いつかの未来 ―
んー、ちょっと風あるな。
[コートのポケットに片手突っ込んで、サクサクと雪を踏む。一面に雪化粧された丘の小道。風遮るものはほとんどなく、低い位置で雪が静かに舞っている]
寒くないか?
[隣を見上げて問いかける。この場所の話をして、誘う前に「一緒に」と言ってくれた。 大きな耳に合わせて作った猫耳みたいなフードの端が、風を受けて微かに靡いている]
(@108) heinrich 2013/12/28(Sat) 01時半頃
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[あの日、静かな微笑みと共に口付けを受け入れられたその時から。自分の中の小さな歯車がまたひとつ、ゆっくりと動き始めた。 過去の全てを許すわけではないし、その必要があるとも思わないけれど。ヤニクが自分のあるがままを受け入れてくれるのと同じだけ、自分で自分を受け入れられるようになってきた]
あぁ、あれだ。雪に埋まってら。
[小道を登った先。教会の敷地の外れに置いたささやかな石碑。 もう長い間訪れていなかった場所だ。積もった雪を払って花を置く]
フィリップ……、久しぶり。
(@109) heinrich 2013/12/28(Sat) 01時半頃
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[墓参り自体は然程時間はかからなかった。 あとは見晴らしのいい丘の上から街を眺めたり、雪玉を作って投げ合ってみたり。ただゆっくりと時間を共有して]
手。真っ赤になってる。
[冷えた指先を両手で包む。そのままじっと、熱が伝わるのを待った]
……ありがとう。
[目を伏せたまま、小さく呟く言葉。口元は緩やかに微笑んで]
帰ろうか。
[俺たちの家に。 今日は温かいスープがいい。ロールキャベツがいいかもしれない。林檎も甘く煮てみようか]
(@110) heinrich 2013/12/28(Sat) 02時頃
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[>>@104鳥肌。
信じられないものを見る目で アイスブルーがフーを映す。]
……雹でも降るかも。
(@111) hana 2013/12/28(Sat) 02時頃
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[Only you are seen?
ジョーダン。 オレの目に映ってるのは幸せそうな恋人たちであって こ汚いおっさんが変装した姿じゃないですよ、っと。]
感謝してよねぇ。
[一瞬でも目を奪われた時間などなかったように ふ、と笑って肩をすくめた。]
ん、 ──Merry Xmas.
[ひら、と手を振り、司会の席へと向かう。 蝋燭のゆらめきが作る水槽の底、 ダンスの時間はもう間もなく──**]
(@112) hana 2013/12/28(Sat) 02時頃
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─イヴの夜 AM0:00─
[誰もいない研究室。
ノートパソコンの青白い灯りの中で、 ティーはじっと一枚の画用紙を見つめている。
何度も、何度も。 内容を記憶してしまうほどに読み返した手紙の中の一箇所。 書いた後に指でこすって消したような文字がある。
右手に銀のロケットを握り、 左手の指先でそこをたどり、 見えぬ一文に重なる想いがあったことを願いながら──
瞼を閉じて、そこにくちづけを落とした。**]
(@113) hana 2013/12/28(Sat) 02時頃
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