18 Orpheé aux Enfers
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>>68 思い出づくりは、迷惑を掛けない範囲でなら構いませんけれども。
[自分がどんな変貌を遂げるのか?とバーバナスが想像していることなど、思いつくはずもなく。まして、最後の酒宴に引き摺り込まれることなど想像してはいない。
「人に迷惑を掛けない範囲で」という言葉は、どこか自分への戒めにも似ていた。]
ああ、そうだ。 練習のお邪魔にならなければ、少し拝見していってもよろしいでしょうか。例えば、全体練習とか。
先生方に聞きましたよ。 「地獄のオルフェは学内外で評判が良い」と。 その演奏を最も間近で聴けるチャンスが目の前に転がっているのですから、少しは掴んでみないと。
(@17) 2010/09/04(Sat) 04時頃
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>>75 そうですね。 合宿に来た高校生は皆さんやる気でいっぱいですし。 初日の全体練習はまだ「形になっていない」ものかもしれませんが、熱意だけで気圧されそうです。
[セシルと話し込んでいるサイラスの方を見る。]
ほら、さっき合宿棟内で遭難しかかっていた彼も。 目的地にたどり着くこと以外は、高校生らしからぬ生き生きとした感じを持っていますし。
本当にあなたが言う通り、高校生だからといって侮ってはいけない雰囲気ですね。
(@18) 2010/09/04(Sat) 04時半頃
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……僕はただの「観客」であることに、少し安堵しています。
もし僕が何か楽器を持ってステージに立つ演奏者ならば、おそらく不安や緊張でいっぱいになって、ここに立っているだけでひどく不安になることでしょう。音楽家というものは、いつも何かと戦っていなくちゃならない……「外側」の人間の目には、そう映るんですよ。
僕には、信じる程の才能は何もありません。 だから、心のどこかで僕はあなたたちのことを羨ましいと思っているのかもしれません。
逃げ出したくなるような恐ろしい場所で、自分の才能を信じて立ち続けることができるということに対して。
(@19) 2010/09/04(Sat) 04時半頃
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>>79 ああ、いいのですか?ありがとうございます。 かえってお邪魔になってしまう気がして、少々気が引けていたのですが。
ならば遠慮無く聴かせていただきに来ますね。
[スケジュール表を確認しながら、呟く。]
ああ、良かった。 学部3年生向けの教育実習指導の講義とは時間がズレているようです。
[出席しているうち、半分程度の学生が真面目に聞いていない授業のことを思い出し、ふと溜息をついた。]
(@20) 2010/09/04(Sat) 04時半頃
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>>80 「好きだから」で続けられる熱意というものこそ凄いと……私はそう思いますよ。
特に大学生になると、ある程度の現実や将来が見えてきてしまい、自ら夢を諦めてしまう人も多いですからね。
[己を見上げる視線>>80から目を逸らし、少しだけ寂しそうに目を伏せた。]
ここの音大だけでなく、僕自身が師事していた教授の研究室でも日常茶飯事でした。自分は研究を続けたくとも、家庭の事情でやむを得ず進学を諦めた人を、何人も見てきています。それを乗り越えるのは、容易なことではありませんね。
けれども、そういう事情を抱えている人は、ものすごく強いような気がします。逃げ場が無く、誰にも甘えられない分、死にもの狂いですから。
……やる気も無くただダラダラと資格を取りに来るだけの学生に、爪の垢を煎じて飲ませて差し上げたいくらいだ。
(@21) 2010/09/04(Sat) 05時頃
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[重い会話になりつつあることに少しだけ躊躇の心が影を差した頃、バーバナスの声>>83が耳に入る。]
世界平和は、随分と意外な所に落ちているものですね。 僕は世間知らずなせいか、さっぱり存じ上げませんでした。
[憂鬱な心持ちから少し解放されたのか、微かに笑ってホールの出口へと向かう。]
(@22) 2010/09/04(Sat) 05時頃
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それでは、また後ほど。
皆さんの演奏、期待していますよ?
[腕時計が指し示す時間を確認する。 まだ少しデータを整理する時間がありそうだ。 そう思いながら、彼はホールを後にした**]
(@23) 2010/09/04(Sat) 05時頃
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―講義室―
[庇護してくれる相手が無い中で力強く歩む人間の爪の垢を煎じて飲ませたい――スティーブンがそう考える人間はバーバナス>>85ではなく、むしろ他の場所に居るのかもしれない。]
教育現場とカウンセリングの場の違いのひとつとして。 カウンセリングは5年、10年という、長いスパンでクライアントに携わることができます。
それに対して教育現場では、問題を抱える児童生徒の「卒業」や「退学」等、明確なタイムリミットが存在します。
まして教師が関わるべき対象はひとりだけではありません。全ての生徒にできる限り「平等に」接しなければならない。
ですから、皆さんがいずれ教師として彼らに接する際には、「教師として『今ここで』できることは何か?」「スクールカウンセラーに預けるべき問題は何か?」「外部の専門機関とどう連携していくか?」等にも留意する必要があります。
[講義を続ける彼の視界には、相変わらず、熱意を持って聴く人間とそうでない人間が半分ずつ存在していた。もしそうでない側の人間の口に煎じた爪の垢をいきなり突っ込んだらどんな反応をするのだろう?というくだらない夢想をしながら、黒板の上にチョークを滑らせた。]
(@24) 2010/09/04(Sat) 21時半頃
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―講義室:講義終了後―
[質問をしにきた学生とひととおり講義内容についての話を終え、スティーブンは講義室を出ようとする。学生は彼の後をついてきて、何やら話しかけてきた。]
文化祭のオルフェのコンサートを聴きに来ないか……と? ええ、彼らならば、文化祭のコンサートに先駆けて、先ほど合宿棟にお邪魔させていただきましたけれども。あいにく、まだ練習をしていなかった様子ですけれど。せっかく先取りしたのに、早すぎたのでしょうかね。
[「それなら話は早いや」と笑う学生の横顔をちらりと見下ろす。]
あなたもメンバーだったんですね、トールソンさん。ええ、打楽器科というのは、履修申告票で存じ上げていますけれど。勉強と教職免許取得とオルフェの両立は大変でしょう。
(@25) 2010/09/04(Sat) 22時頃
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―講義室:講義終了後―
けれども、それで成績をオマケするつもりは毛頭ありませんので、そのつもりで。
『なーんだ、先生ならオマケしてくれると思ったのに。 まいっか。じゃあまた見学に来てくださいよ。俺のカッコイイところ見せてあげますよ♪
それじゃ、ただでさえ練習遅れてジェミーに怒られそうなんで。 合宿棟で君を待つ!!』
[半ばヒーローものの主人公のようなノリで掛け出していった学生の背中を見て、呆れたように呟く。]
……いち教師がサークルのひとつにそこまで肩入れしていいんでしょうかねぇ。
(@26) 2010/09/04(Sat) 22時頃
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―喫煙室―
……はたして。
[煙草を咥えながら携帯を弄る。 文面を打ち終え、送信ボタンを押すと、]
いち講師がこんなにも肩入れして良いものでしょうか。 とはいえ、放っておくわけにもいきません。
[小さく呟くと紫煙を吐き出して、煙の行く先を目で追う。]
そろそろご招待いただいた時間……か。 「地獄のオルフェ」のお手並みを拝見させていただきましょうかね。
― →合宿棟―
(@27) 2010/09/04(Sat) 23時半頃
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―合宿棟―
……おや。 まだご招待の時間には早すぎましたかね。
[まだ全体合奏が始まらない様子を察知し、とりあえず邪魔にならない程度にと、練習室の風景を覗いてみることにした。]
(@28) 2010/09/05(Sun) 00時頃
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……ふうむ。 見た感じでは、あまり問題があるようには見えませんけれど。
[ぐるりと練習室を見回すが、これといって問題のありそうな行動をしている学生はいない。]
本当に……ここの中で問題が起きているようには見えないなぁ。 みんな一生懸命やってるようにしか見えないのですが……
[時計を確認する。もうすぐ全体練習の時間だ。]
(@29) 2010/09/05(Sun) 01時半頃
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−大ホール−
[既に何人ものメンバーがおり、演奏の準備を整えたり、音を軽く鳴らして楽器の機嫌を伺っている。
その中に居るひとりに、目を向ける。 赤裸々に心情を打ち明けるようなメールを受け取ったからか、妙にそちらが気になってしまう。]
(@30) 2010/09/05(Sun) 01時半頃
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−大ホール−
[ホールの中にラルフが入るのを見て、軽く会釈をする。]
……少し、緊張が解けるといいのですが。 大丈夫ですよ。大学という場所は、特別な場所ではありません。
いつもどおりの演奏をしていれば、ね。
だから、ほら、いってらっしゃい。
[生真面目そうに見える高校生が気になるのか、緊張を解そうと、そんなことを言う。かえって逆効果になるということを、事情を知らない彼がまさか知る由もなく。]
(@31) 2010/09/05(Sun) 02時頃
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>>198 ありがとうございます、ベネットさん。 ああでも、別に立見席でも良かったのですよ。
[一礼し、指定された座席をじっと見る。全員が入ってくるまで、さすがに座るのは気が引けたようだった**]
(@32) 2010/09/05(Sun) 02時半頃
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−大ホール−
[ベネットによって用意された席は、ほどなくしてバーバナスに占拠された>>210。だが、あまりそのことについて言及はせずにおくことにした。向かい合って座るのも気が引けるし、何より立ったままの方が、メンバーの顔が見やすくなる。
オーケストラの中には、スティーブンの授業に顔出ししている生徒もちらほら見られた。普段の授業の様子とは明らかに異なる雰囲気に、少しだけ気圧される。]
……やっぱりここは「音楽」大学なんですねぇ。
[分かりきった言葉を、ぽつりと口にした。]
(@33) 2010/09/05(Sun) 16時頃
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−大ホール>>220−
[ラルフが強い視線でこちらを見つめるのを感じて、肩をぴくりと動かした。]
……え?違うのですか? 申し訳ありません。あなたにとって失礼なことを言ってしまったようですね。
[小さく一礼して詫びると、背を向けて歩き出した高校生を視線で追う。]
何か気に障ることを言ってしまったようで。 いけませんねぇ。演奏前のヴァイオリニストを怒らせる真似をしてしまっては。何の気遣いもできないのは、僕の悪い癖です。
(@34) 2010/09/05(Sun) 16時頃
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−大ホール−
[壁際に立ち、オーケストラの面々を見渡す。 緊張している者、リラックスしているように見える者、様々な表情が見える。中には、まだ寝ジワが見える者や、少し気落ちしているようにも見える者もいるようだが。]
それもこれもひっくるめて、音楽……なんでしょうかね。
[じっとその様子を見つめながら、全体練習開始の時を待つことにした**]
(@35) 2010/09/05(Sun) 16時頃
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[壁に凭れて、彼らの音を聴く。 その表情は、幾分険しいものに見えるかもしれない。
それぞれが異なる様子のスタートを切ったが、バーバナスの檄が飛ぶことにより、徐々にひとつの音へと収束してゆく。]
(音楽は…… ただ楽譜を追えば鳴るものだと思っていたんだが、どうやら違うようだ。)
[周囲の空気が徐々にひとつのものに纏まってゆく。物理法則で言うとただ空気を震わせているだけの音波が、目に見えぬ無数の「手」となり、人間の身体を包み込み、圧倒する。
おそらく彼を圧倒するのは、ただの音の波ではない別の何か……例えば「熱」や「気迫」の類い。「今ここで」起きる音の波を、各々が受け止め、観客に強烈にぶつけるのだ。]
(@36) 2010/09/05(Sun) 22時半頃
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[コツリという音を立てて、後頭部を壁に当てる。 険しい顔が、本人が気づかぬうちに、ほんの少しだけ崩れていた。
演奏者達の持つ空気と個性が一体となり、ひとつの生物のように音楽が蠢くのを感じていた。]
(ああ……これが彼らの演奏というものか。 まだ未成熟なものであることは分かるが、それでも……)
[高校生は大学生に必死でついてゆき、大学生は後ろから追ってくる高校生に負けぬようにと自分の能力を最大限に引き出そうとする。
そしてひとつの、熱を帯びた音が生まれる。 彼らは等しく必死なのだ。そして死に物狂いなのだ。音楽で生きる者の熱情と生命の力強さが、スティーブンの肌に突き刺さる。]
[……思わず、息を飲んだ。]
(@37) 2010/09/05(Sun) 22時半頃
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−大ホール:練習終了後−
……練習を見学させて戴きまして、ありがとうございました。
[身体の内で揺さ振られた感情や、先程より少しだけ熱を帯びた血を抑えるように、そっと眼鏡の位置を直して微笑んだ。]
初めて練習風景を拝見させていただきました。 ……音大とは、本当に凄い場所だ。
[自分が言っていることの整理がうまくつかないまま、大ホールから去ってゆく。]
(@38) 2010/09/05(Sun) 22時半頃
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−合宿棟・屋上−
[安いライターの着火音が鳴る。 身体の中で沸騰しかかった熱を、そして体温を下げる為に、煙草は随分と役に立つ気がした。
屋上は喫煙スペースではない。 けれども、喫煙スペースの閉鎖的な空気に自分の肺を押し込めることは、できなかった。
夏の風が頬に優しく触れる。 前髪を掻き上げ、煙を含んだ息を吐き出した。]
……彼らは、まるで俺とは違う生き物みたいだ。
(@39) 2010/09/05(Sun) 23時半頃
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−屋上−
[煙る灰色の息と混じるように、階下から料理の匂いがやってくる。]
いっそ彼らが人間じゃない何かなら納得いくんだけどなぁ…… 飯を食ってフツーに呼吸してるってのが不思議でたまらん。
[誰も居ないことを良いことに、口調も表情も、講師の時とは異なる「素」のそれに戻る。
ひとつ呼吸を大きく吐くと、床に煙草の先をぐりぐりと押し当てて火を揉み消し、吸い殻をズボンのポケットに入れる。そして、研究室に帰ろうと、屋上から階下に繋がる階段へと足を向けた。]
(@40) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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−合宿棟・入口−
[髪に、指先に、そして舌の上に煙草の臭いを纏わせ、音楽のことなど何も知らぬ講師は、合宿棟から出ようとしていた。が……]
……どうしました?
[ソーダを片手に元気良く空腹を引きずった高校生の姿を見つけて、軽く会釈をする。]
(@41) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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>>296
そうですか。
[目を丸くして答える。 さっきまで人間には見えないように感じられた音楽を奏でる一人だった彼が、無邪気な様子で腹を空かせているのが、少しだけ奇妙に感じられた。]
そういえば、先ほどは素晴らしい演奏を聴かせていただき、ありがとうございました。 ……とはいえ、僕が勝手に練習の場にお邪魔しただけですけれども。
それでも、とてもびっくりしました。 高校生であれだけの演奏ができる……いいえ。ベネットさんが高校生とはいえ侮ってはいけない、とおっしゃっていましたけれど……それは本当だったんですね。
[緩やかに微笑んだ。]
(@42) 2010/09/06(Mon) 00時頃
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スティーブンは、ポケットに入っている携帯電話が震えるのを感じて、それを手に取った。
2010/09/06(Mon) 00時半頃
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>>300 [低いトーンの声は、微かに微笑んで受け流す。延長すべき類の話ではないのだろうから。]
教育心理学とは何か……ですか。 幅広いものなので、一口に説明するのは難しいですけれども。まあ、あれです。主に教育現場……特に学校における心理学が中心になりますかね。
僕の専門は、教育現場におけるカウンセリングの役割という領域です。ここの付属校で、研究やカウンセリングをやっています。
けれど……まあ、なかなか世の中はうまくいかないらしくて。 音大で講師をやっているくらいですから、僕の今の仕事は「教員免許取得」の為に必要な授業を教えることが中心ですけれどもね。
(@43) 2010/09/06(Mon) 00時半頃
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>>303 ええ、まさにその領域です。 その他にも、問題行動や人間関係をこじらせてしまった子など、まあいろいろです。
教員免許を取得したいと考える人は珍しくないようです。 大学に入ってから教師を目指すようになったり、音大に入る条件として教員免許を取れと言われたり……
[という話の途中で、盛大に鳴る腹の音により、会話は打ち切られた。]
……お腹空いてます? 長話してしまって申し訳ありません。 どうぞ、食堂へ行ってください。
(@44) 2010/09/06(Mon) 01時頃
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>>305 失礼。
[携帯電話の画面を開き、手早く返信を打つ。そして、]
どうやら、ご招待を受けてしまったようです。 全くの部外者なんですけどね、僕は。 まあ、後日お礼がてら差し入れでも持って行きますか。
……では、行きましょう。
[ヤニクと共に食堂に行くことにした。]
(@45) 2010/09/06(Mon) 01時頃
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>>307 ええ。食堂はそちらです。 迷わないでくださいね。
[にこやかに笑って、ヤニクよりも先に食堂に入った。]
(@46) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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