149 Hogwarts School ~ 2nd season ~
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[ホレーショーが死んだ。]
(@25) 2015/02/03(Tue) 00時頃
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― 今朝、校内。 ―
[本来ならば祝福されるべき今日という日は悲しみへと変わってしまった。]
静かに。教師である僕達が慌てては生徒達を怯えさせるだけだよ。 就任式は中止にして、授業は通常通り。
[校長の死に慌てる他の教師達を嗜める。行われるはずだった就任式は、中止。 十数年来の友人を失っても尚、平然としているアシモフだった。]
(@26) 2015/02/03(Tue) 00時頃
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[ホレーショーの遺体が発見されて、暫くして。 アシモフはマグル学の教師であるアイリスの姿を見つける>>@8。どうやらホレーショーの死を今知ったばかりの様だった。呆然とするアイリスの姿を遠目から一瞥する。 声を掛けようとしたが、アイリスに駆け寄る生徒>>39を見て早々に諦めてしまう。
踵を返し、廊下を歩く。アシモフの脳裏に浮かぶのは昨晩ホレーショーと交わした会話だった。]
(@27) 2015/02/03(Tue) 00時頃
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― 回想/昨夜、校長室。 ―
[校長室の入り口は3階にある。普段はただの壁にしか見えず、廊下にガーゴイル像がたっているだけ。 石像だったガーゴイルは唱えた合い言葉で生きた本物となり、訪問者のために道を開ける。 目前の壁が二つに割れ、螺旋状の階段が現れた。階段の一番上にある樫の扉を叩いた。 内側から了承の声を得られれば、ドアノブをゆっくりと回して、薄く開かれたドアの隙間から小さな影がするりと部屋のなかに入り込んで来る。]
(@28) 2015/02/03(Tue) 00時頃
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[一歩、また一歩。鼠らしき小さな影が歩みを進めるたび、その影は次第に大きく細かくなり、人形へと変わる。 銀髪に絹のように白い肌。純白のローブを纏っている魔法使いが立っていた。]
やあ、ホレーショー。
[その人物こそ、アシモフの本来の姿だった。 かつての同級生、同じ校舎で魔法を学んだ友人の名前を親し気に呼び、 にやり。何かを企んだような顔をして、]
いや、バレロン校長と呼ぶべきかい? とうとう、明日は就任式だね。*
(@29) 2015/02/03(Tue) 00時頃
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[なるほど、ゴーストである彼女は物に触れることができないか。 差し出された右手>>@24 私はしっかりと握り返した。 妖精である私は霊体に触れることができる。]
私はマザー・ビリー中佐、本日付けで赴任した教師です。 私の赴任を発表してくれる方がいなくなったため、職を失った次第です。まあそれはいいでしょう。 怪我や病気は一切しませんが、私が横になっても潰れないようなベッドがあれば休息させて欲しいのです。
(@30) 2015/02/03(Tue) 00時頃
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―――救護室から廊下へ―――
へっ?どうして…? 何者なの、貴方?
[握手なんてしたのは、本当に久しぶりで>>@30。 温度や触感なんて感じなくなったはずなのに、幽体の手を握り返す掌は温かく、そしてぶ厚いような気がした。]
そうだったの。よろしくね、マザー ふふ、ここのベッドは、どれも頑丈だから大丈夫よ …毛布からは、足がはみ出しちゃうかもしれないけれど
[くすくす笑いの後、申し訳なさそうに眉根を寄せる。 そろそろ、情報収集に戻らないと。]
ごめんなさい、マザー せっかく知り合えたところだけど、私、行くところがあるの どうぞゆっくり休んで行ってね。じゃあ、また
[右手を挙げたマリベルの姿は、沼に吸い込まれるかのように、石の床へと沈んでいく。そのままするりと階下の天井に抜け、廊下へと体を滑らせて移動する。未だ話を聞いていないゴーストたちを探すために。]
(@31) 2015/02/03(Tue) 00時頃
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…あら?
[その途中、廊下にぺたりと座る女の子>>84を見つけた。 ぶかぶかのローブと幼く見える姿には、見覚えがある。確かあの子は…]
デメテル、どうしたの? こんなところに座っていたら、寒いでしょう …転んでしまったわけでは、ないわよね?
[ひらり、少女の目の前に降り立って、しゃがみ込み。そうして少女の顔を覗き、こてりと首を傾げて見せた。 足を挫いたりしていたら大変だと、彼女の様子を伺ってみたが、どんな反応が返ってくるだろうか。*]
(@32) 2015/02/03(Tue) 00時半頃
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あら、そう?なら良いんだけれど
[ほんの数年前。すんすん鼻を鳴らしながら、膝やら腕やらをすりむいた彼女が救護室へ通っていたことは記憶に新しい。 そんなことは忘れたとばかりに棚に上げて、無茶なお願いを口に出すデメテル>>85。そんな様子に苦笑しつつも、すっとその場に立ち上がって]
じゃ、ゴーストに触れる方法を開発することね それとも、聖別された手袋でも持ってくる?
[こちらも冗談めかして、眼鏡をくいっと上げてみる。 おんぶしてあげたいのはやまやまなのだけれど、実体を持たないマリベルには少々難題過ぎるのだ。]
ところで、太った修道士さんを見なかった? 他のゴーストたちでもいいのだけれど
[愛らしい我儘を遮って、だめもとで尋ねてみる。 最も、彼らが見つかったところでホレーショーの話が聞けるとは限らないのだが。*]
(@33) 2015/02/03(Tue) 01時頃
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―闇の魔術に対する防衛術:授業後―
………。
[自分の研究室前で何かする赤髪の姿>>110を見付けて、声をかけようとすればどこかに行ってしまったようで そのローブの色からグリフィンドールである事がわかる上に、その赤髪はまるでウィズリー家のような…]
ミス・デージーウィズリー 一体何をしていたんだ
[用があるのならまた後でこちらに直接話しに来るだろう 尤も、勝手に研究室内に入っていたりすれば注意はしたが、声をかける前にどこかへ行ってしまったのならばどうしようもない]
次に会った時に聞くとしよう
[特に深い印象を持つ事も無く。彼女が一体何をしていたのかも気にする必要も無い だが、授業に出ていない事から、この時間が空きなのかそれともサボりなのか それは担当する授業の先生に任せておけば良い話で、自分では無いのだから。と気にしない事にした*]
(@34) 2015/02/03(Tue) 11時半頃
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[この部屋の主はそそくさと出て行ってしまった。>>@31 これは暗にこの救護室をあけ渡したものであると解釈しても良いのだろう。]
それでは自由に使わせてもらうとしましょうか。
[ズラリと並ぶベッドは、どれも私のボディーを支えられそうなものではない。おそらく脚が折れてしまうだろう。 私はベッドを部屋の端に寄せ、広くなったスペースにゴロンと転がる。フカフカの着ぐるみのおかげで布団がなくともゆっくりと疲れを癒せる。 私はそのまま眠りについた。]
(@35) 2015/02/03(Tue) 13時頃
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奏者 ビリーは、メモを貼った。
2015/02/03(Tue) 13時頃
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はいはい、ごめんね?
[彼女も本気で言っているわけではないのはわかっているけれど、唇を尖らせた女子生徒>>97の頭に、形だけ手を乗せて撫でる真似を。 子供のご機嫌取りのような仕草を、デメテルは嫌がるだろうか。天真爛漫な彼女のことだから、案外素直に受け入れてくれるかもしれないが。]
そうありがとう …あんなことの後だもの、みんな気が立っているのね
[残念ながら、ゴースト仲間たちは地道に自力で探すしかないようだ。 ホレーショーのことも、さすがに生徒たちの耳に入っているだろう。校長の死なんて一大事、隠し通すことは不可能だ。]
…いい、デメテル?何かあったら、すぐに先生を呼ぶのよ 決して、ひとりで無理はしないこと おんぶや抱っこ以外の方法でなら、きっと力になるからね
[説教じみた忠告しかできない自分に、心の底から嫌気がさす。せめて杖を持つことができたら、この子達を守ることができるのに。 そんな葛藤は、もちろん目の前の生徒に見せることはしない。 いつも通りの「ちょっと口うるさい保健室の先生」として、そうデメテルに言い聞かせた。*]
(@36) 2015/02/03(Tue) 15時半頃
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奏者 ビリーは、メモを貼った。
2015/02/03(Tue) 19時頃
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ふふっ…そうね、あなたは優秀な子だもの でも、杖をそんなに振り回すと危ないわよ?
[どうやらお気に召したらしく、まんざらでもない様子のデメテル>>158。その姿にほっとして、元気のいい返事に「よろしい」とほほ笑む。 そんなに振り回したら火花でも飛びそうだと、眼鏡越しの視線が一瞬、小さな手に握られた杖に移って]
(……?)
[磨かれた木目に似合わぬ、赤。 それはほんの小さな、けれど妙に引っ掛かる違和感。 その正体に思い至る前に、持ち主は立ち上がって歩き出していただろう。彼女の元気で屈託のない声に、違和感は頭の片隅に追いやられてしまう。]
え、えぇ、またね、デメテル
[つられてにこりと表情を崩し、小さく手を振って見送る。彼女の姿が見えなくなったなら、マリベルもその場を飛び去っただろう。*]
(@37) 2015/02/03(Tue) 20時半頃
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奏者 ビリーは、メモを貼った。
2015/02/04(Wed) 00時頃
助手 ゲイルは、メモを貼った。
2015/02/04(Wed) 01時頃
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―――彷徨える白衣のゴースト―――
…そう、なるほどね ありがとうレディ、感謝するわ
[相変わらず澄ました顔の令嬢にお礼を言って、マリベルは廊下をふわふわと漂う。 彼女もまた、ホレーショーの死については何も知らなかった。そのかわり、城内で見かけた数人の生徒のことを教えてくれた。代わる代わる、とある教室を訪れた子供たちのことを。]
生徒が集まる教室…か
[頭を過るのは200年前、娘の起こした事件のこと。 あの時と同じように、生徒の間に不穏な動きが広がっているのかも――なんて考えるのは早計か。 第一生徒たちを疑うなんて、教師としては失格だろうか。考えはもやもやと、自分の姿のようにまとまらない。 思考を持て余して、透き通る体が向かったのは4階。霊体なのをいいことに、たまに忍び込んでいる一室。]
(@38) 2015/02/04(Wed) 02時頃
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―――某純血教師の研究室―――
はぁい、ディーン?いる? また会いに来ちゃった。
[扉の存在を無視しておきながら、一応は声をかけてみる。部屋の主や彼の生徒がそこに居れば、にこりと笑みを作って挨拶を。生徒の姿がないようなら、音もなく、断りもいれずに彼の机の前へと向かう。 「会いに」きた相手が写真の中の娘だということは、ディーンには言わずとも明らかだろう。自分の元には彼女の写真は一枚もなく、娘に会いたくなったら此処にくるしかないのだから。]
……
[愛おしそうに伸ばした銀色の指先。 実体のないそれが写真に、グロリアの笑顔に触れることは、ない。 しばらくの間、母は黙って愛娘と友人の姿を見つめていた。]
…ごめんなさいね、突然 ホレーショーがあんなことになった後だから、少し気が滅入ってて
[今回に限らず、彼を訪ねるときは大抵突然なのだけれど。 仏頂面を滅多に崩さない部屋の主は、彼の死について何か知っているのか。何も知らずとも、思うところくらいはあるはずだ。 聞けるものなら聞き出したいけれど、果たして彼は口を開いてくれるだろうか。*]
(@39) 2015/02/04(Wed) 02時頃
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― 回想/昨夜、校長室。 ―
[校長と呼んだ>>@28のは彼がその呼び方を好まないのを分かっていて、わざと。 友人が嫌そうな顔をしてくれたらアシモフの目論見は成功だ。からかい、冗談も言い合える気安い関係。二人がかつて同級生だった過去は生徒達にも知られていただろうか。 ふふふ、と笑い声を零す。アシモフの目尻に優しい皺が刻まれた。それは、老いの証拠。 本来の姿に戻ったアシモフは、ホグワーツの生徒だった頃と変わらない容姿をしている。青年というよりも子供の幼さが抜けない童顔は、ねずみではなく人の姿の時も変身術を使っているのだと校内ではまことしやかに噂されていたか。だが、あの頃にはなかった皺が、目の前の男と同じだけ経た年月を感じさせた。]
怒らないでくれよ? ぼくは嬉しいんだ、君が校長になる事がね。
[アシモフもまた、ホレーショーを新校長へ推薦した一人だった。]
(@40) 2015/02/04(Wed) 02時頃
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[アリフレート・アシモフは純血の魔法使いだ。だが、マグルを校長にする事に嫌悪感を抱いていない。 一年の半分は雪と氷に閉ざされた国にある、古くからの純血の魔法使いの家系の生まれでありながら、アシモフがマグルに偏見がないのはホレーショーのお陰だと言っても過言ではなかった。 例に漏れずアシモフ家も純血主義だったのだが、ホレーショーという素晴らしい魔法使いに出会ったことでアシモフはマグルへの認識を改めさせられた。 信頼し、尊敬しているホレーショーが校長になる事を心から喜んでいた。ただ一つ、不吉な予言を除いては。*]
(@41) 2015/02/04(Wed) 02時頃
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奏者 ビリーは、メモを貼った。
2015/02/04(Wed) 02時半頃
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― 現在/大広間 ―
[新しく就任するはずの校長が亡くなって就任式が中止になった。また、ノクターン横丁での惨殺事件も既に生徒達に広まっている様だった。大広間に顔を出せば、不安な様子の生徒達に囲まれて質問攻めにあう。 けれど、それらの事件は生徒に直接関係することではないという態度を崩さず、]
大丈夫だよ、安心して。ノクターン横丁で起きた事件は君達とは関係のない事件だ。 先生達がついてるし、ホグワーツは安心だよ。
[ねずみは、にっこりと笑う。 事情を探ろうとする生徒の目>>76にも全く動じない。こんな時にも穏やかで、普段と何ら変わらない。]
(@42) 2015/02/04(Wed) 02時半頃
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[自殺か他殺か、事故死なのか。少なくとも生徒達には新校長の死因は伝わっていない筈。誰が、どうやって、何のために、それはまだ教師達も究明中だ。教師も把握出来ていない状況で生徒に事実を伝えても怯えさせてしまうだけ。 勿論、侵入者防止のまじないを至る所にかけ、警備措置を普段の何倍も強化した。だが、既に城内にいる者の犯行だとすれば、ホグワーツを守るための魔法も効果を成さないだろう。]
(@43) 2015/02/04(Wed) 02時半頃
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[生徒に不安を与えない為に日常を振る舞う。通常通り授業など、今やるべきことなのか。生徒に何か起きてからでは遅いのだと。悠長すぎる、という自覚はあったが。 だが、現状では教師達に出来る事は数少なく無力だった。
例えば、そう。 もしも、校長の死に嘆き悲しむ生徒が居たとしても>>92、 風邪を引かないように濡れた制服を乾かしてやれても、
零れ落ちた涙で出来た制服の染みは魔法でも消せない。*]
(@44) 2015/02/04(Wed) 02時半頃
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― 現在/校長室 ―
[結局、戻って来た校長室。 生徒達に立ち入らせない為、校長室の前には数人の教師が見張っている。生徒達も入れないと分かって今日は校長室には近づかないと思ったのだが。]
きみ、其処で何をしてるんだい。 校長室に入ろうたって、無駄だよ。
[少し離れた階段で様子を伺っている生徒を見つけた>>220。遠くから声を掛ける。*]
(@45) 2015/02/04(Wed) 03時頃
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アシモフは、直ぐに引っ込む様だったら気にせず、アシモフはその場を立ち去っただろう。*
2015/02/04(Wed) 03時頃
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[階段で様子を伺っていたのは、自寮の生徒であるヘクターだった>>225。 死角になっているのか、小さなねずみになっているアシモフの姿はそちらから見えないらしい。構わず、話しを続ける。]
偶然ねえ。 何も悪い事を考えていないならコソコソする必要はないだろう?
[偶然居合わせたと言うには、階段に潜んでいるのは可笑しいだろうと指摘する。ヘクターも誤摩化すつもりはないようだが。さも残念だと言わんばかりのヘクターの表情は演技臭い。 呆れた様に肩を竦めるねずみだったが。 ヘクターが新校長の死へと触れれば、小さな身体をぴくりと震わせて、]
おや、誰がそう言ったんだい? 推測でものを言ったら駄目だよ。特に、人の死はもっと悼むべきだ。
[カマをかけたつもりだろうが質問に答えずにあっさりと躱す。]
(@46) 2015/02/04(Wed) 04時頃
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[だが、ヘクターの言葉は確かにアシモフの琴線に触れた。]
――ホレーショーが、誰かに殺されたなんて、さ。
[ホレーショーが何者かに殺されたなんて、認めたくない事実だった。 誇り高い獅子王がむざむざ殺められたとは考え難い。とはいえ、自殺なんてもっともではあるが。
相手からは見えないだろうが、笑う様に細める瞳の奥で不快さを滲ませた。*]
(@47) 2015/02/04(Wed) 04時頃
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本当に?
(@48) 2015/02/04(Wed) 04時半頃
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[残念だと言うヘクターに一層笑みを深めた。>>230]
ふふふ、そういえば君は戦争をお望みだったね。
[昨日の大広間、ヘクターとカルヴィンの会話を食器の物陰から盗み聞きしていた。褒められた行為ではないそれを隠そうはしない。]
ああ、噂ね。きみもあの予言を信じているんだね。 あの予言が本物だとしたら、 ホレーショーの死が「始まりの合図」ならば、 ヘクター。きみの望み通り戦争が起こるんだろう。
(@49) 2015/02/04(Wed) 04時半頃
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戦争が起こるという事はどういう事だか理解しているんだね? 200年前に起きた戦争では罪のない魔法使いが何人も死んだんだ。 自分の力を試したい、と思う気持ちは分からなくないが。その為に君は犠牲が出て良いと…、思ったんだろうか。
[ふふふ、と笑い声を零す。ヘクターの前には姿を現さない。校長室近くの階段にはねずみの笑い声だけが静かに響いた。]
…まあ、あくまでも例え話だ。 戦争は起きないけれどね。
[正しくは、起こさない。教師の務めだ。口には出さず心の中で否定する。]
(@50) 2015/02/04(Wed) 04時半頃
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[校長室への侵入を諦めて、自室へと戻ろうとするヘクター。 引き止めずに見送った。]
うん。意味もない、探偵ごっこは止めなさい。 それから、下手に薮を突かない方が良い。好奇心は猫を殺すと言うだろう。 きみのため、だよ。
(@51) 2015/02/04(Wed) 04時半頃
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[ヘクターが立ち去れば、自分は校長室へと入って行く。合い言葉を唱えて現れた扉を開け、後ろ手に閉める。ただそれだけの動作がいつもより重く感じた。最後に会ったホーレショーの顔が脳裏から消えない。 ヘクターに言った、戦争が起きれば罪のない魔法使いが何人も死ぬ。その犠牲には、ホレーショーの死も含まれていた。]
ホレーショー…、きみは。
[呼掛けようとも返事は無く、耳に届くのは彼のいない空間に虚しく響く自分の声ばかり。こころに響くのは鐘の音だ。]
(@52) 2015/02/04(Wed) 06時頃
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[きみの死が始まりの合図だとするならば。いまや穏やかな響きを立てて、鐘がぼくに告げる。 「終わりのはじまり。」 ああ、誰がために鐘は鳴るのか。**]
(@53) 2015/02/04(Wed) 06時頃
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−−−仕事場にて−−−
[娘との束の間の面会を済ませて、戻った仕事場。 留守番を務めていてくれた同僚に礼を言って、食事を取りに行くという彼女を送り出し。ひとりになって、思案げに腕を組んだ、その時だった。]
あら、スヴェン。珍しいわね
[淡い色の髪と、美しい瞳を持つレイブンクロー生>>200。彼がここを訪れることは、そう多くはない。せいぜいクィディッチの練習で負傷した時くらいだろう。 そんな来客の要件を聞き、彼の顔色をまじまじと眺める。そう差し迫った体調不良には見えないが…]
えぇ、わかったわ 少しゆっくり休んで行きなさい。どうぞ、入って
[なにせ、非常事態の後なのだ。物騒な知らせで、多少参ってしまっていても無理はない。 内緒ねというように人差し指を唇の前で立て、彼を招き入れる。 幸い、ベッドは空いている。彼が望むだけ、休養をとることを許しただろう。*]
(@54) 2015/02/04(Wed) 09時頃
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