89 アウトブレイク〜WerewolfSyndrome〜
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【霊】―5月11日正午頃、町役場前広場― >>*10
リリー…可愛らしい名前ね。 クーによく合ってる。
[「久しぶり」という声には一つ頷き、彼女が声を向ける方向に自分も意識を向ける。そこにはもう一人少女(>>*5)が。あぁ、声は聞こえていたけれど、幽体とはいえ姿を見ればまた少し安心した。もしかしたら声はかけられたくないかもしれない、と笑顔を向けただけで質問されたことを考える。]
すぐに消えてなくなるんだったら、ここにいようと思う。 でももう少し猶予があるなら、この町の、そして生き残った人達の行く末を見たい気はする。
[悪夢の中のようだったこの町、残る人は少なく、そのうち無くなるのだろう。マドカはこの町に残るだろうか、でも勉強すると言っていたし。この町を出ると言うのなら聞こえないと分かってはいてもお礼とお別れを言いに行きたい。ナユタさんが約束を守ってくれるかどうかも気になるし。 あぁ、コレが彼の言ってた「周りの事ばかりを気にかける」ということなのだろうか?なら死んでも自分は変われないということだったのだろうと苦笑した。]
(*11) sizuku 2013/08/09(Fri) 15時半頃
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―【霊】5月11日 正午頃 町役場前― >>*10 ………最悪…ではないかな…
[にこやかに話しかけてくるクシャミには、もう怒鳴る気も起こらなかった。 そっけなく、しかし本心を告げる。 トレイルと話したことで、少し気が楽になっていたことは確かだ。
ローズマリーがいることにも気がついてはいたが、彼女は自分に笑顔を向けただけで、話しかけてくることはしなかった>>*11ため、近づくのをためらう。 クシャミの質問に答えているのをただ聞いている。 2人の話がひと段落ついたら、ローズマリーに話かけるかもしれない。]
(*12) malco 2013/08/09(Fri) 19時頃
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【霊】―5月11日 正午頃 町役場前―
[マリーからの返答(>>*11)を受ける。今の自分に「リリー」という名前が合っていると言われると、若干くすぐったい気分にはなるのだが、こちらは流す。 そして、今後どうするかの返答を受けて]
……そう、だね。消えてなくなるのかどうかは解らないけど……
あたしは、さ。 [ここで少し考えこむ様子を見せ]
……大切な人が、多分ここで、ずっと待ってるだろうから。 ……それが終わるまでは、傍にいようって、思うよ。
[多分この二人は、自分がチアキを想っていたことも知らないし、ナユタが今後どうなるかを知らないだろう。だから、誰の話かという事はあえて言わずに、チアキとナユタのことを話す。 チアキからは自分は見えない以上一緒に居ることにも意味は無いのだが……それでも、見る義務があると思ったから]
ところでマリー。パティが話したそうだよ? [と、パティの方(>>*12)に視線を向ける。彼女の言う「最悪ではない」には、若干笑みを濃くして。……安心したような様子。そこに演技の色はない]
(*13) clock 2013/08/09(Fri) 20時半頃
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【霊】―回想/5月10日 早朝 繁華街付近―
>>*8>>*9 あー、はいはい。 アンタがそう言うなら、俺は何も見えてねーさ。 ──だが、目閉じ賃に何をくれんだい?
[笑いはしない、だが、彼女らしい仕草を遮らない為にも己もまた己らしいと思われそうな言葉を選び、…口端に『いつも』のやや皮肉めいた笑みを刻ませた。彼女が答えずとも、どう捉えられてもそれで構わない──皮肉も、そうでない言葉も。全ては己勝手に言うだけなのだから──そんな時の為の、表情]
…ただの、諦めきれねェクソ野郎だ。俺ァな。
行きてェなら、……そう思えるなら、行ってみれば良い。 そいつがきっと、「心残り」ってヤツなんだろうさ。
[言いたい事は、言った。彼女に再度、景色を透かせた様な灰緑の双眸を留め、…瞳を細めて]
──消えちまう、その時まで。「生きろよ、パティ・ベル」
[彼女には、ふざけて聞こえるだろうか。囁くような声を、別れの挨拶代わりにして、己はするりと『足』を踏み出した。彼女が留めなければ、そのまま己もまた「心残り」の元へと薄れ消えて向かっていた筈]
(*14) yakan 2013/08/09(Fri) 22時頃
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【霊】―5月11日 正午頃/念話─
>>*3>>*4>>*5 [クシャミが天に放った『声』に。そして、クシャミに答えた少女達の言葉に、暫し遅れて。クシャミの元へと、そしてその場にいる者達へと、確かに吐息が混じるような声が届いただろう]
宣言どおりに、アンタも随分素直に来ちまったんだなァ。クソ猫、が。 …、ローズマリー。アンタも、聞こえてるか?
まったく、バカ女だぜ。アンタ達は。素直にほいほい、殺されやがって。 ……これで「めでたしめでたし」、だなんてよ。まったく、……バカげ過ぎた話で、…笑いが出ちまうわ。
[封鎖を、解除するとの号外を確認した故の言葉。…広場に程近い場所から発している言葉なのは、思念の近さで判断できただろうか?今は直に姿を見せる気は、なかったのだが。 少しの間を開け、声が囁くような響きを帯び]
──クシャミ。…ローズマリー、アンタもな。──パティ、も。聞こえてるか? アンタ達こそ、復讐に来たけりゃあ…いつでも来い。クシャミを「殺し」て、ローズマリーを殺した野郎の所に。…俺が漂っていられるウチならなァ。
怨み言ぐらい、聞いてやるよ。…そいつが俺の『義務』だからな。
(*15) yakan 2013/08/09(Fri) 23時頃
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……怨み言が消え尽くして、誰かに言いてェ事もなくなって、 それでも消えられねーんなら、……そんな愚痴でも、…仕方ねーから、もし言いてーなら聞くだけ聞いてやる。
[俺がいる間だけならば、と。 どこまでも、皮肉に満ちて自分勝手で、彼女達には不快にしか過ぎない言葉だったかもしれない。それでも、彼女達には告げるべきだと、そう判断した声を向けて。彼女達からの応えがなくとも構わず、あったとすれば、…確かに少し、耳を澄ますような気配が感じられた筈]
(*16) yakan 2013/08/09(Fri) 23時頃
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【霊】―5月11日 正午過ぎ/念話─
──ラルフ。 聞こえてるか?クソ野郎。 それとも、おめでたい事に、もうさっさと消えちまったかね。
[少女達に話を向けたその後で。呟くに似た響きで、彼への声を飛ばした。届かなければそれで構わぬと、そのような──しかし、届くのならば届けようと、確かに意思を乗せた思念]
──ラルフ、
…。認めてやるよ。 俺は、怯えてた。人間臭さによ。
怖くて、怖くて、堪らねーで、ローズマリーを喰おうとした。
(*17) yakan 2013/08/09(Fri) 23時半頃
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─>>*17続き─
……。これで、ちっとぐらいは満足するかい。
アンタが噛み付いた野郎は、確かにどうしようもねークソ野郎だった。 ──死んで、…良かった、そう思う奴の方が多いクソ野郎だった。
アンタの選択は、間違っちゃいなかった。多分な。
[死してなお続く苦しみを受ける事こそ、お似合いの男だったのだと。皮肉ではない、…本音故の、笑わぬ囁きを紡いで。彼からの応えは期待せず、思念を飛ばし終えた己は、ただ目蓋を伏せて──薄らと笑った**]
(*18) yakan 2013/08/09(Fri) 23時半頃
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【霊】―5月11日正午頃、町役場前広場― >>*12 >>*13
[大切な人の傍にいたいと言うクシャミに、やっぱり猫ちゃんみたいだな、と温かい気持ちになる。そうやって大切な人のために一生懸命になれるクーを見て、自分が最後にした選択は間違いではなかったと心から思えた。]
うん、大事な人がいて、生きているなら、それも良いと思う。 クーらしいわ。
[そう言って満足そうに笑っていると向けられた人物(>>*12)。自分は彼女の姿を見れて嬉しかったが、彼女はどうだろう?先程の“彼女が話したくないかも”というのも自分に対する誤魔化し。本当は自分が嫌われてしまっているのを確認するのが怖い。もし嫌われていたらと思うと、恐る恐る口を開いた。]
…パティちゃん、ごめんなさい。 生かしてくれたのに、自分から死んでしまったわ。
[最後に言葉を交わした時、感染者ではあったがまだ自分は生きていた。それから話すことはなく、今こうして彼女を目の前にする。生きようとしなかった自分は彼女にとっては腹立たしいことだろう。悩んだが、謝ることしか思いつかなかった。]
(*19) sizuku 2013/08/10(Sat) 05時頃
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【霊】―5月11日正午頃、念話(町役場前広場から)― >>*15 >>*16
[いきなり響いた親切に自分に事実を教えてくれ、しかし自分は投票して殺してしまった彼の声。もう話してくれないかと思っていたが自分の名前も呼ばれたことに少し驚く。]
…そうね、バカだと自分でも思うのだけれど、でも感染してないならまだしもあの状況になれば何度でも私は同じ選択をするでしょうね。 復讐もね、クーやパティがしたいのなら別だけれど、私自身は貴方にしたいとは思わないわ。 また私が知らないだけなのかもしれないけれど、ね。
[そう言って苦笑をこぼす。彼は自分の事が嫌いなのだろうが、自分は彼の事そんなに嫌いではないのだ。少し怖くはあるけれど、むしろ…。そんなこと言っても彼は困るだけだろうから言わないけれど。]
(*20) sizuku 2013/08/10(Sat) 05時半頃
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【霊】―回想/5月10日 早朝 繁華街付近― >>*14 ―――ありがとう、トレイル・トイ…
[トレイルの背中を見送りながら、彼に聞こえるか聞こえないかくらいの小さな“声”で、そう、礼を言った。 面と向かって言えないのはパティらしいところ。 しかし、その言葉は、とても自然に出た、彼女の素直な気持ちの表れだった。]
―回想終了―
(*21) malco 2013/08/10(Sat) 16時頃
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【霊】―5月11日 正午頃/念話― >>*15 言ったろ?あんたを怨む理由はない。 あったとしても、昨日のでチャラだ。
[聞こえてきた“声”に、どこか吹っ切れたような笑顔で、そう返した。 彼のおかげで、動き出すことができた。 気が楽になった。 これからすべきことも見えてきた。 彼に感謝こそすれ、怨む気持ちは、もうない。
そして、ローズマリーに向き直る。>>*19]
(*22) malco 2013/08/10(Sat) 16時頃
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>>*19 ―――だから、なんであんたが謝るのさ…
あたしが、あんたを死なせたくないって思ったのは… …あんたが作った料理が…なんか、あったかかったから… あたしの人生、“いいこと”なんか、なんにもなくて… でも、あんたはそのなかでたった一つの“いいこと”で… だから、それを無くしたくなくて…
そりゃ…死んでほしくはなかったけど… …でも、あんたが好きで死んだんなら、あたしがどうこう言うことじゃないんだよ。
[うまく言えないが、彼女のなりの、ローズマリーを思う気持ちを汲み取ってくれるだろうか。 トレイルには言ってやれと言われたが、やはり気持ちは変わらなかった。 彼女が自分で選んだ結果なら、それでいい。]
(*23) malco 2013/08/10(Sat) 16時半頃
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【霊】―5月11日 正午頃/念話─ >>*14 [トレイルの言葉が、遅れて響く。]
……あんたが、トレイル、か。 ……初めましてみたいな、一昨日会ったばっかりみたいな、久しぶりみたいな……変な感じだね。 [軽い調子で。露蝶の店で「感じ取った」(>>8:+2 >>8:+3 >>8:10)、彼の姿を思い出しながら言う]
あたしは……あたしが生きていることでしか果たせないことは、もう思いつかなかったから、さ。あたしがまたおかしくなったら、あたしの手でチアキを殺めてたこともありえただろうし…… この街と、この街で知れた人が今後どうなるか見れる、なら。別にあたしは魂とか命とかにはこだわらないよ。
……まあ、なんだ。 ……あたしはこの通り素直に死ねたし、トレイルに復讐とは思えないかな。 [トレイルから目線を外し。マリーは自分に対して復讐は考えてない、という意を示してくれた。残るは、パティのみ]
(*24) clock 2013/08/10(Sat) 23時半頃
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【霊】―5月11日 正午頃/念話─ [パティに向き直り、告げる。自分の思いを] ……パティが「こうなった」のは、あたしのせい。憎まれて当然。 今にして思えば、パティより3日長く生き延びただけであっても……その3日間であたしがもらった思いは、「たかが3日」って言えるような量じゃなかった。 ……だから……その、ごめん。……うまくいえないけど……3日間長く、パティより生きれちゃったことは……その、本当に、悪かった。 それと、……あたしがマリーを襲ったことも、パティからすれば、許せることじゃないだろうね。……襲わなければ、生きてた筈だから。
あたし自身、残りたいっていう気持ちはある。さっきも言ったけど……けど、パティ。あたしを「消して」、あなたの気が少しでも収まるなら……やればいい。これは……平等、だから
[覚悟を込めて、ゆっくりと苦しげに。 嘘は、ない。3日間の「生」の代償分くらいの想いは、受け止めなければならないと。義務のように思っていた。
目を閉じ、頭を上げ。裁きを待つように、静かに立つ。]
……力と想いを込めて、あたしを吹っ飛ばせばいい。……多分あたしが永劫に消滅して終わりだ。 ……好きにすればいい
(*25) clock 2013/08/10(Sat) 23時半頃
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【霊】―5月11日 正午頃― >>*25 ――――あんたさ…やっぱズルいよ… 「残る」にしたって、「消える」にしたって、結局あんたの望みどおりじゃないか… …というかさ、あんたを消すのに、なんであたしがそんな労力つかわなきゃなんないの?
[謝罪と、その償いとして自分を「消す」ことを提案してきたクシャミに、ため息をつく。]
あんたがあの子を襲ったことは許さないよ。 …あたしの…大事なもんを壊したんだからね。
でも、別にあんたが消えることなんて望んじゃいないんだよ。 あたしは、あんたのことが嫌い。もう話をするのも、考えるのも嫌なんだ。 ましてや、あんたを消すために無駄な力使わせられるなんざ、まっぴらごめんだね。
[聞きようによっては、クシャミを許しているように聞こえるかもしれない。 しかし、これがパティの本心だ。彼女を許すつもりはないが、彼女を消すことで気が晴れるものでもない。 彼女のことに自分の労力を割かれることの方が、ずっと耐えがたいことだった。]
…あたしに悪いと思ってるなら、二度とあたしの前に現れんな。
(*26) malco 2013/08/11(Sun) 02時頃
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>>*23
[彼女の言葉に涙がぽろぽろ出てくる。止めようと思って子供のように両手でぬぐうが止まらなくてベンチに座ったまま俯きスカートをぎゅうっと握る。]
ご、ごめんなさい。 折角出来たお友達なのに嫌われたかと思って怖かったから、安心したら涙が。 今まで真剣に人と向き合ったことも、喧嘩もしてこなかったし。 でもパティちゃんが“いいこと”の一つに私を加えてくれてて凄く嬉しい。 …ありがとう。
パティちゃんはこれからどうするの?
[まだ涙は滲むけれどありったけの想いを詰めた「ありがとう」だけはなんとか笑顔で。クシャミも友達で、たくさん失望させてしまったけれど、彼女を裏切ったつもりはない。でもパティは違ったから。安心したついでに今後の事を問いながらまだ残る涙を拭いながら考えていると聞こえてくる会話(>>*25、>>*26)。今更のように気付いたが2人は仲が悪いのだろうか。私も理由の一つで仲違いしているようだけれど、これは自分が間に入るのも違うと分かっているので少しハラハラと様子をうかがう。]
(*27) sizuku 2013/08/11(Sun) 04時頃
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【霊】―5月11日 正午頃― >>*26 [言葉を受け、一端、無表情でパティを見る。そこに、嘘を吐いているような感触は、感じられない。
沈黙したままで…… 数秒、目を閉じて天を仰ぐ。 数秒、自分の足元を眺める。 一瞬だけ、目を開けて、パティを見る。またすぐに視線を足下に戻す]
…………っ……………
[一言だけ。何か言いたそうに、悔しげに喉を鳴らす。よく見ていれば、生きていた頃であれば血が出そうなくらいには、右手を固く握り締めていることが解るだろう。 ……だが、何か言うことを、彼女も、自分も許してはくれなかった]
………わかったよ
[苦しげにそれだけ言って。 彼女は、その場から瞬時に消えた。 まだ霊体となって「どこか」を彷徨っていることは解るだろう]
(*28) clock 2013/08/11(Sun) 05時半頃
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【霊】―5月11日 正午頃― >>*26 [言葉を受け、一端、無表情でパティを見る。そこに、嘘を吐いているような感触は、感じられない。
沈黙したままで…… 数秒、目を閉じて天を仰ぐ。 数秒、自分の足元を眺める。 一瞬だけ、目を開けて、パティを見る。またすぐに視線を足下に戻す]
…………っ……………
[一言だけ。何か言いたそうに、悔しげに喉を鳴らす。よく見ていれば、生きていた頃であれば血が出そうなくらいには、右手を固く握り締めていることが解るだろう。 ……だが、何か言うことを、彼女も、自分も許してはくれなかった]
………わかったよ
[苦しげにそれだけ言って。 彼女は、その場から瞬時に消えた。 まだ霊体となって「どこか」を彷徨っていることは解るだろう]
(*29) clock 2013/08/11(Sun) 05時半頃
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【霊】―5月11日 正午過ぎ 住宅街一角― >>*28 続き [逃げるようにパティの目の前を去り、霊体は住宅街の一角を訪れた。] ………うっ……… [ただ、悔しさだけが込みあげた。 パティに何も言えない悔しさ。二度と許してはもらえない悔しさ。
……それでいい、と思う自分も居た。]
………[肩を落とし、悲しそうなに大きなため息]………
[彼女のことは嫌いではなかった。しかし彼女が自分を嫌い、許さないのは、本当に至極尤もで。 やるせない感情が胸を満たす。
……それでいい、と思う自分も居た。
これが彼女からの「罰」というなら。 ……自分はここに残る限り、この感情と付き合っていかねばならない。耐えられるかどうか解らないが、付き合っていくと、決めた。 涙は出ない。それ以上に、涙で流していいような感情ではない、と彼女自身思う。 ただ、思いだけを胸に、佇んでいた]
(*30) clock 2013/08/11(Sun) 05時半頃
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>>*27 …え…えっと…
[泣きだしたローズマリーを見てぎょっとする。 こんなときにどう接して良いかわからない。 珍しく慌てた様子で彼女の顔と空中に視線を泳がせていたが、最後には笑顔を見せた彼女にほっと息をつき、微笑む。 それはおそらく、パティがローズマリーに初めて見せた笑顔だったはずだ。]
――あたしは…この街から出て行くよ。 …家族に…会ってくる。 それがあたしの“心残り”…みたいだから。
[“これから”のことを訊かれれば、少し複雑な表情でそう答えた。 正直に言うと、まだ少し迷っている。 自分は忘れられているのではないか。 自分のせいで、家族が虐げられてしまうのではないか。 そう考えると、会いに行くのは怖い気がした。
しかし、トレイルと話し、決心がついた。 それでも会いたい。会いに行かなければ。]
(*31) malco 2013/08/11(Sun) 20時半頃
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(>>*31続き) ―――だから、出て行く前に、あんたに伝えておきたかったんだ。 …あ…ありがとう…
[少しうつむきがちに、照れくさそうに、感謝の言葉を伝える。 まっすぐに顔を見て言うことは出来なかったが、その気持ちに偽りはなかった。]
(*32) malco 2013/08/11(Sun) 20時半頃
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>>*28 [悔しそうな表情で、一言だけ残し、消えたクシャミを見て、少し、胸が締め付けられる思いがした。 しかし、彼女を許さないと決めた以上、自分にも罪悪感を感じる資格など無い。 うつむき、唇を噛締めるが、彼女を引きとめることはしなかった。]
(*33) malco 2013/08/11(Sun) 21時頃
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【霊】―5月12日早朝、チアキ宅玄関先― >>19 [おそらくチアキは気づいていないであろう…… 彼女は、そこに、いた。 そこにいて、チアキの読む新聞を、チアキの後ろから読んでいた]
……ワクチンの開発目処、ねえ……
[例えばあと1週間早かったら。こんな茶番劇は起きなかっただろうに。 だが、例えばあと1日早かったなら?彼女は自問する]
……ナユタさんと正面から勝負?…………勝てそうな気はしないね。 ……いや、……そうじゃないな。
[すでにあたしは、結果3人も殺したことになる。 それはチアキもある意味似たようなものだけど……]
……残念だけど、あたしには幽霊が似合いか。
[すでに現状を受け入れていた。チアキを泣かせてしまったことは心残りだけど……それでも、彼にはナユタさんが居る。それで……いいじゃないか、と]
(*34) clock 2013/08/11(Sun) 22時頃
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>>*31 >>*32
[ちゃんと顔を上げお礼を言えば、最初は困惑気味だった彼女の表情が笑顔へと変わる。それは初めて見る笑顔で、一瞬まじまじと見つめてしまったが、その事実に胸がくすぐったくなり自分もすぐに満面の笑みへと変わる。]
そう、パティちゃんには家族がいるのね。 だったら後悔しないうちに会っておかなくちゃね。
[自分には家族がいないから、勝手だけれど、パティちゃんにいるというのならば自分の分まで会って後悔しないでほしい。その為なら寂しいけれど我慢できる。そうして想いを馳せている彼女を見ていれば告げられる感謝の言葉。お礼を言われるようなことは何一つ出来なかったけれど、彼女の気持ちが嬉しくて、もう触れられないけれど彼女に近づいてぎゅうっと抱きしめる仕草をする。]
私こそ、ありがとう。 気をつけて行ってらっしゃい!
[彼女が無事に家族と会えると良い。彼女の家族なら、彼女と同じく心根の優しい人達なんだろう。身体を離せば今自分が出来る一番の笑顔を。もうパティとは会えないかもしれないけれど、彼女の願うことを応援したかった。]
(*35) sizuku 2013/08/11(Sun) 22時半頃
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―5月12日 彼は誰時 街外の道路、車内―
──そうだな。
[彼の本当に小さな囁きを、己の意識は確かに拾い上げ、届く事はない返答をした。
車のリアウインドウに顔を向け、生きていれば止められたかもしれない不安定な格好、彼の隣りで座席に膝を乗せて背凭れに肘つき、徐々に遠く景色に紛れていく街を眺めていた。
『亡霊たち』への『挨拶』は、己もしなかった。 彼が行く事は、……彼の、選ぼうとしている事を、確かに予感しながらも。彼の傍にただ在ろうと選ぶ事に躊躇いはなかった。 彼にとっては考えもしない、要らぬ同行者だったかも知れないが]
アンタが、一人の晩だけにするしよ。 …眺めるぐらいは、許してくれねえか。
[彼が知らず、彼に知られず、…許される事などなく、それでも、 彼が消えうせる、その最期の瞬間まで、ただ傍に在れん事を願って。
振り返り、青年の横顔を見つめて、──「──なあ。…愛してるぜ、…」──微かな思念が、想いを囁いた]
(*36) yakan 2013/08/11(Sun) 22時半頃
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>>*35 [ローズマリーの満面の笑みは、とてもまぶしく、どこか落ち着かなかったが、悪い気はしなかった。 つられるように、自分も笑みを濃くしたが、少しぎこちなかったもしれない。
彼女が抱きしめる仕草をすると、一瞬身をこわばらせるが、しばらくすると身体を預けるように、目を閉じ、抱きしめ返すような仕草をして]
…行って、きます…
[そして、身体を離すと、ローズマリーの優しい笑顔に見送られながら、その場を去った。]
(*37) malco 2013/08/11(Sun) 23時頃
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―5月11日 夕暮れ時・元第二封鎖線―
[ローズマリーと別れた後、奉公先、ローズマリーの自宅前、町役場前と、思い出の場所をめぐり、最後に訪れたのは、第二封鎖線だった。 未だ残る混乱に対応するためか数名の機動隊員が待機してはいたが、完全に解放されたようだ。 数日前、ここで一人の機動隊員やチアキという青年と話したのがひどく昔のことに思える。 そう言えば、クシャミと再会したのもここだったか。 首を振る。彼女のことはもう考えないと決めたはずなのに、余計な事を思い出してしまった。
ふり返り、しばらく黙ったまま、じっと街の風景を眺めていた。 “いい思い出”なんてほとんどないはずなのに、いざ離れるとなると、寂しい気がしてくるから不思議である。]
―――じゃあ、ね…
[気が済むと、そう言って、幼いころから子守りとして過ごしてきたこの街に別れを告げる。 そして、目を閉じると、夕暮れの紅い光の中にすぅっと消えた。
生まれた田舎町に向かって旅立ったのだ。 そこに待つものが、喜びなのか、苦しみなのか、それはまだわからない。 しかし、少しでも、前に進むために。]**
(*38) malco 2013/08/11(Sun) 23時頃
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【霊】―5月11日夕方6時頃、町役場前広場―
彼女が去った後(>>*37)ふと周りを見渡せば人は大分少なくなっていた。 そのままベンチに戻り、訪れ去っていく生きた人、漂っている者をあてもなく眺めれば、すぐ夕方。
己の手を見やれば、更に遠くが見渡せるほどに薄くなっていた。あぁ、現世に心残りも少ない自分は消えて逝くのも早いのだなと苦笑する。 クシャミとパティを仲違いさせたままなのは少し残念だけれど、芯の強い者同士、そのうち蟠りは自然ととけていくだろう。
この数日で出会った人達を頭に描く。なんて泣いて笑って心揺り動かされた数日だっただろう。こんな感情があるとは、そしてこんな自分にも大切に思い思われる人がいたとは。
自分はなんて幸せ者なんだろう。
その想いのままそっと目を閉じる。
そうして夕陽の光に溶けてその場には何も残らない。**
(*39) sizuku 2013/08/11(Sun) 23時半頃
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【霊】―あり得るのかどうか解らない、未来のお話。数カ月後か、あるいは数年後か―
[結局、彼女はまだ消えていない。 ……チアキ宅から殆ど動かず。この家は一時期誰もいなくなっていたが、チアキはある程度したら戻ってきた。 ……それから、暫くはチアキ1人だった。 ……自分には何も出来ないけど、チアキ1人だとほんの少し心配だったから、傍に居たかった。もっとも、感染者の一人も居ない以上、自分は誰かに言葉を届けることなど出来ず。
……でも、それもどうやら、今日で終わりのようだった。]
……おかえりなさい…………さん……
[自分の発した「おかえりなさい」の声と、チアキの発した「おかえり」の声は、若干のテンポのズレはあったものの、まあハーモニーを作ったと言っていいだろう。……そう聞こえるのは自分だけであったが。
……ようやく、これで安心して、行ける。]
……さよなら。チアキ、………さん。
[彼女はそれだけ言い残して、永劫に消滅した]
(*40) clock 2013/08/12(Mon) 00時頃
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