192 【R18薔薇】対魔忍キルロイ
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……意外に、可愛い好みをしてる、ね
[>>@18>>@19さて、寝ぼけた今のリツの頭で、この一言から何処まで察することが出来るだろう。 >>@20唇に残っていたカカオの香りはリツがまんまと罠にかかった証拠でもあり、己からしてみればリツの幼さを示す証拠でもある。 如何に将来有望な対魔忍候補だったとはいえ、5年も経てば鈍るものなのか。 或いは――。]
寝込みを襲われるとは、思わなかった?
[ふ、と興奮に赤みの差す頬のまま、直円に見せるよりはまだ幾らか理性的な色を残す笑みを浮かべる。 とはいえ、最早容易く退ける状態でもなく、己がここから遠慮出来る程慎ましいとはリツも思ってはいないだろう。 挑発するように、また、内側をぎゅう、と締め付けた。*]
(*4) nico 2016/06/19(Sun) 03時頃
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[可愛い幼馴染の弟は、これまた可愛く出来ている。 或いはこの兄弟だからこそ可愛く思えるのか。まあどちらでも構わない。 >>@24リツが自らの状態を確認する間も、愉しげな笑みは浮かべたまま。辿り着いた真相には、正解だと告げる代わりに、少しばかり声に出して笑う音が漏れた。
さて、彼はどうするのだろう。 暫しの観察の後に、リツが身を起こす。 距離が詰まれば身長差は明らかで、リツが己を見下す。 ぞく、と背筋が震えた。]
……ッひぁ、あ、 っ
[元より力は強くなく、その上組み敷かれることに抵抗するつもりもない。ただ突然深くなる繋がりに、思いがけず鼻に掛かるような高い声が漏れた。 大きく足を広げる体勢に、関節が軋む。それでも尚、より深く穿たれることを望むかのように両手を伸ばして、リツの身体を引き寄せようとする。
それが叶えば、近づく顔に己の顔を近づけて、唇を重ねる。 精液の味、先走りの味とくれば、次に知りたくなるのは、唾液の味。*]
(*5) nico 2016/06/19(Sun) 03時半頃
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[>>@26リツの長身が伸し掛かる重みに、ふと沸いたのは感慨に近いものだ。 彼が失踪した時は、心の何処かで安堵していた。しかし、それでも彼は幼馴染の弟であり、幼いころから知る存在であることは変わりない。]
……ッん、んん、っ……
[捉えた唇に舌を割り入れ、唾液を絡ませながら、片手で短い髪を梳くように頭を撫でる。 己を貫く熱が奥を穿つ度に、くぐもった音が重ねた唇の合間から漏れた。 窮屈な体勢を強いられることにも、ひどくされているような心地を覚えて快感が増す。 しかしリツを見つめる目に宿るのは、先程までの欲に溺れただけのものでは、なくて。]
お、っきくなった、 ね
[それを己の内に収まる熱のことと捉えるか、彼自身のことと捉えるか、どちらでも構わない。 絡めた唾液をじっくり味わって、喉を鳴らして飲み込んでしまえば、感慨などあっさり消えてしまう。そのはずだった。]
……無事で、良かった。
[場違いに落ち着いた声が一つ。言葉に滲んだものを隠すように、手を滑らせて首筋を撫で、再び唇を重ねた。*]
(*6) nico 2016/06/19(Sun) 13時半頃
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ん、……理由が、必要? それとも、……ちゃんと言えば、してくれる?
[>>@28勿論、理由はきちんと存在する。 酷くされたいから、或いはリツの体液を味わいたいから。 しかしそれを素直に告げれば、決して仲が良いと言えない彼は、己にいっそう幻滅するだろう。故に、煙に巻いて誤魔化す。 それがまた反感を買うのかもしれないが。
困惑の浮かぶ表情は年相応で、可愛い、と口にしかけて飲み込んだ。 それが苛立ちに転じるのを見れば、小さく溜息を一つ。 どうしたって己とリツの関係は複雑が故に、距離も縮まらない。 この状態で、今更年嵩ぶってみたところで慕われるはずもない。
それを些か寂しく思う気持ちは重なる唇の中に封じてしまうことにする。]
(*7) nico 2016/06/19(Sun) 16時半頃
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……ッあぁ、ん、ッあ、ぁ、
[>>@29敏感な箇所を抉る刺激に、びくびくと腰が震えて、首筋を撫でた手でリツの肩を掴む。 とろりと溢れる先走りを押し戻されるかのような感覚。 僅かに離れた唇の端から唾液が伝い落ちていく。 今更嬌声を聞かせることに、微塵の躊躇いもないはずだった。 しかし、唇は再び塞ぐ。 リツの掌に自身を擦りつけるように腰を浮かせ、その為に少しばかり中を貫くものの当たる角度が変わり、きゅう、と中を締め付ける。如何にも欲に溺れようとするふしだらな姿を晒し、快楽を貪って。
唇をようやく解放する頃には、蕩けた双眸をリツに向けていた。]
――……ナカ、にも 飲、ませて?
[口を開いて漏れるのは最早、あさましい願望だけ。*]
(*8) nico 2016/06/19(Sun) 16時半頃
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私に抱かれたいと?
[>>6:+44亀吉の態度に、微笑を作ったまま答える。 彼から身を離すラルフの額に軽く唇を落とした後、引かれるがままに亀吉へと顔を近づけた。 彼が堕ちたとは思わない――そうならぬよう、注意を払っていたのだから]
ええ、まったく足りませんね。
[笑みを作る彼の唇に、首に手をかける暇も与えず、自分の唇を押し付ける。舌先で強引に割って入り、口腔を犯した。 彼がラルフにしたものとは正反対に、歯列から舌の根まで自らの唾液で汚すような、貪欲な口付け。息をする暇も与えない程、時間を掛けて蹂躙する]
……もっと欲しいというのなら。 そこの壁に手をついて、自分で腰を上げてくださいね。
[唇を離しても、己は息一つ上がらない。 変わらぬ笑みを浮かべたまま、自ら求めるように指示した*]
(*9) fortmorst 2016/06/19(Sun) 19時半頃
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──廃病院・地下──>>73
[>>73肩に手が置かれると、お返しのように亀吉の頭に手が伸びて、白の髪を梳いた。美しい瞳が曇っていくのを満足げに眺めながら唾液を啜る。 口づけを止めた後も従順に動く身体に、愉しげに笑う。 十年も同じ仇を狙い続ける執着心と強靱な精神力が、わずか数時間の身体の蹂躙によって脅かされる。 そのさまが、とても愛おしい]
そう急かさなくても。 言われた通りに出来る良い子には、ちゃんとあげますよ。
[>>74強請る声に、ゆっくりと近づき。 腕の届く範囲に至る直前、立ち止まる]
……初めてでしょうから、ずり落ちないように固定しましょうか。
[ぬちゃりと、粘着質な音が響く。 壁と床から細い触手が勢い良く飛び出して、亀吉の両手と腰に巻き付いた。 彼の薙刀ならば撫でるだけで切れそうな、しかし素の膂力だけでは振り解けない力で拘束する。 ぎちりと白い肌を締める音が聞こえた後、歩みを再開して]
(*10) fortmorst 2016/06/20(Mon) 00時半頃
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それでは仇敵の味を、ゆっくり愉しんで下さいね。
[先端を当てがい、一気に貫くことはせず。 じっくりと、既にある程度拓かれた孔を進んでいく。 身体が仇によって犯される行為を、はっきりと自覚させるために*]
(*11) fortmorst 2016/06/20(Mon) 00時半頃
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[そう、>>@30何故、と問われたところで素直に答えられるわけもない。 答えたところで、彼は己を好いていない。 これ以上、嫌われるのは本意ではないのだ。 リツはJやヤナギのように、半端な善意で己を傷つけない。 それが己からの好意の理由だと話したとて、意味は無いだろうし理解もされまい。
いずれにせよ漏れ聞こえる声は、少なくとも現時点においてはリツが己との行為を嫌がっていない証左だ。 それだけでいい。――今は。]
(*12) nico 2016/06/20(Mon) 01時半頃
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……ッん、んん、っあ、 はぁ、……っ
[>>@31先端を刺激されながら、茎に強い圧が掛かる。 中の奔流を押し出すかのような動きに、自然と腰が浮きそうになる。 肩に縋る手はそのまま、重なる唇から柔らかな舌が割り込めば、絡めるのは最早反射のようなもの。 目の前が白く明滅して、くらくらする。]
ん、んぅ、ッん、……――――っ!!
[奥を強く穿たれると同時に下肢を刺激され、嬌声を漏らす代わりにリツの肩に爪を立てた。 びゅく、と勢い良く吐き出された精液が、リツの方にまで飛び散る。 強請る言葉の通り、内襞は物欲しげに激しく収縮し、リツの熱を受け止めようとしていた。*]
(*13) nico 2016/06/20(Mon) 01時半頃
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……っは、ぇ、……ッん、ぁあ、っ!
[>>@33中に注がれることを期待した粘液は与えられず、それどころか肩を掴む手さえ、リツが上体を起こすに合わせて滑って離れる。 見下す視線に、達したばかりの腰がぞくぞく震えて、思わず腕で己の顔を隠した。 直円に抱かれる時よりも、キルロイを抱く時よりも羞恥を煽られる心地がするのは、翻弄されつつあるのだと自覚し始めたからだ。 美味しい体液を味わって、それで終わりのはずなのに、熱を分け合えば分け合う程、余計なものが生まれてくる。 それは他の誰かに抱くものとは、些か毛色が違うもの、で。
身体を反転させられると共に、内側を抉るものが不規則に内襞を擦る。 腕を捉えられ、枕に頭を押し付けられるような体勢で、鼻先に届くのはリツの匂い。 蠢く中を押し開き、性器が再び奥を擦るに合わせて、達したばかりのものは容易く熱を帯びていく。]
……ぁ、に…… ッ あ、
[なにが、と問い掛けるそれは、蕩けた吐息に混じって形が崩れる。よもや、>>@34先程の問いの答えを求められているとは思わない。 誤魔化して、それで終わりで、適当にさっさと済ませようとするのだと、思っていたから。*]
(*14) nico 2016/06/20(Mon) 17時半頃
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……っふ、ぁ、はは、ッ あ、やまるぐらい、なら、 ッん、 こんなこと、
[>>@35きょとん、と沈黙の間が暫し。中を抉られるに合わせて漏れたのは、笑いだった。 謝罪を求められるとは思わなかったし、何よりリツは、己をそんな殊勝な人間だとでも思っているとは思えなかったからだ。 触れあう箇所から、熱が上がる。>>@36触れる面積が増えれば、尚更熱い。囁く声に、首を横にし、振り返るような姿勢でリツを見た。]
……リツと、 したかった、んだよ こういう、こと、
[律動の合間は息を詰めて、吐き出すと同時に言葉が漏れる。 それは己でも驚くほど冷静に、静かに響いた。 熱に浮かされて流されるように終わればいいと思っていた筈の、些細な悪戯。それが己にも予想外な熱と温度を齎している。]
普通に、頼んでも ……許して、くれなさそう、だし
[翻弄していたつもりだった。掌で転がしているつもりだった。 しかし実際はそう思っていただけで。言葉が返るより早く、視線を枕に戻した。*]
(*15) nico 2016/06/20(Mon) 21時半頃
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…………。
[>>@41呆れるような一音に、律動が止む。 枕に顔を伏せたままでは赤く染まる顔を見られるわけもなく、てっきり、その気を失ったのだと考えた。 元々、己を快く思っていない事は分かっている。こうして情を交わしあうのも本意ではないだろう。 そう、思ったのに。]
え、……ッひぁ、あ、っちょ、 ……っま、
[呻く声と共に、内側の圧迫感が増した気がした。 それを確かめる間もなく、再び肌と肌がぶつかり合う音が響き始める。 戸惑いと共に揺さぶられ、更に深く押し込まれたものが容赦なく己の余裕を削っていく。 自身の戒めが解かれてしまえば、びくびくと先程よりも早く、解放に向けて性器が震える、けれど。]
……も、少し ……ッあぁ、っまだ、 やらぁ、……
[じっくり味わいたい、なんて。 快感に縺れる舌で訴えながら、緩く首を横に振った。*]
(*16) nico 2016/06/20(Mon) 23時頃
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ああ、やはり抗うつもりだったんですねえ。
[>>138亀吉の毒づくさまを見て、口角が緩やかに吊り上がる。その気性がとても、好ましい。 漏れた声から術の使用も感じ取れば、より愉悦は深くなる。 腰が揺れ、締め付けられるたび、自身は興奮を示して内側をさらに圧迫させた。 すべて中に入ると、臀部をゆっくりと撫で上げた]
ちゃんと全部頬張れましたね。初めてにしては上出来ですよ。 ……さあ、ご想像にお任せしますね。
[彼の抵抗に気付いていたというよりは、期待していた。 本音を言う気は無く、情報を出さずに彼の畏怖を煽る]
(*17) fortmorst 2016/06/20(Mon) 23時半頃
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彼相手には触手しか用いていませんから、竿兄弟にはなりませんね。 壊れるよりも先に飽きたことはないので、貴方達次第だと思いますよ。
……つまり、大事にして欲しいと?
[嘲笑ではなく、あえて優しく微笑んで告げる。 ずるりと半ばまで引き抜くと強く打ち付けて、律動を開始した。 激しく痛みを伴いそうな動きの合間、たまに角度を変えて前立腺を嬲った]
(*18) fortmorst 2016/06/20(Mon) 23時半頃
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[>>@44返る言葉に理解するのは、とりあえず興を削いだわけではないということだけだ。 何がリツの琴線に触れたのかも分からないまま、肩の辺りに触れる唇を受け止める。 行為が中断されるではないのは喜ばしいが、未だ戸惑いは深いまま。余計なことを問える状態ではないのは、むしろ己に好都合だろう。]
……ッあ、ぁっ、すぐ、イ、っちゃ、ぁ
[己の願いは聞き入れられず、律動は止まない。 直円とは異なって優しさのない行為。それでも心が痛むことがないのは、相手がリツだからだろう。 彼が己を見る目は、キルロイのものとも、Jのものとも違っている。己を、見ている目だ。]
――――……ぁ、ん、んんっ……!!
[肩に硬質な感触が当たり、内側が濡れていく。 その奔流に押し出されるように、己もまた、リツのベットのシーツを白濁で汚していく。 中に注がれた精液は、蕩けそうなほどに熱くて、甘くて。 枕に顔を埋めたまま、全てを絞り取ろうと内襞が貪欲に締め付けた。*]
(*19) nico 2016/06/21(Tue) 00時半頃
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その方が一番楽になるように膳立てする、ことでしょうか? 壊れてしまうのは、あまり本意ではないのですよ。
[>>205人間の物差しに収まる気がない魔性は、のんびりと対話を続ける。 その間にも熱を押し進め、自身の味を覚えこませていく]
……そう、そんな声が出るほどに、感じられる姿にね。
[上がる嬌声に満足を覚え、押し込むように杭を打ち付ける。 自ら求める腰に合わせて抉り、食い付く肉襞を悦ばせた。 跳ねる身体に身体を重ねながら、先刻癒した首筋を舐め上げた]
後ろを向いているのが残念ですね。 見せてください。
[亀吉の眼前にある壁に指先が触れると、水面のように波立ち白く染まる。 やがて鏡のように亀吉と、隣で覗き込む己の微笑みを映し出した]
(*20) fortmorst 2016/06/21(Tue) 14時半頃
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…………?
[白い肌に残る歯型>>@46には、薄らと赤が滲んでいた。 その上を粘膜が這う感触に、ぴりりと皮膚が引き攣れるように微かに痛んだ。 呻く声が耳に届けば、些か不思議そうな表情が浮かぶも、それは枕に沈んだままではリツに見えることもない。
己の目論見は一通り終了した。 あとは熱の余韻が醒めれば、適当にキスの一つでもして離れるつもりでいた。 一晩の気紛れ。もう一度味わってみたいと思っただけの、遊びのようなもの。それで済ませるつもりでいた、はずが。]
……っえ、ぇ、ッ?
[細い体を抱き寄せられたかと思えば、思いがけない体勢の変化に見舞われた。伸し掛かる重みはただの体温に変わって、内側の熱の感触が確かに伝わってくる。 囁きに、ふいに耳の淵が赤く染まるさまは隠しようが無い。]
…………見せるのは、難しい、ね。
(*21) nico 2016/06/21(Tue) 16時頃
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見るなと言われましても、貴方が見せているのでしょう。 悦い顔をしていますよ。貴方の相棒と似た顔を。
[>>229想定通り理性が戻る姿に、鏡に映る唇が吊り上がる。身体は蕩けたまま後ろを締め付けるのが、対照的でより好ましい。 下を向いても隠せない、欲情した肢体を舐めるように見つめた]
……このまま、触れなくともよさそうですね?
[性器を避け、会陰から色づく太腿まで撫でる。 蠢く肉壁に応えるように、水音を立てながら腰の動きを早めた。 耳元まで顔を近づけて、ねとりと耳朶を舐め]
(*22) fortmorst 2016/06/21(Tue) 22時半頃
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[>>@48問いを重ねる物言いは、己の知る14歳の頃のリツだ。 しかし己を抱きすくめる腕の力も、己の背を超える上体も、その頃とは比べ物にならない成長をしている。 そのアンバランスと、畳みかけるようなそれに、浮かぶのは苦笑いに近いものだった。
己を嫌う素振りを見せる時とは、いくらか違う我儘。 己とて、彼を悪戯に弄ぶ大人の仮面はとうに剥がれている。 ぎ、と小さく痛みが走る胸元には、白い肌の上に引っ掻き傷が出来ていた。 その掌を掴み、手の甲に唇を寄せる。 己よりも大きい掌は、直円のものと何処か似ているような気がした。]
……教えても、いいけど。 リツの顔も、見せて?
[いずれにせよ、背面を向いたままでは彼の望みは叶えられない。 甘えるように囁いて、広い胸に己の背中を預けるように体重を掛けた。*]
(*23) nico 2016/06/21(Tue) 23時頃
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……物覚えのいい身体ですね。
[言葉とは裏腹な腰の動きは、愉悦を深める材料にしかならない。揺れる腰に合わせて先走りが肉襞を濡らし、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てた。 絞り取るように締める孔に応えて、亀頭は何度もしゃくりあげて内側を満たす。 亀吉の下肢を映していた鏡が、段々と白濁に塗り潰される。本人の意思とは反対に恥辱を晒すその様を、笑みを浮かべながらじっと見ていた]
(*24) fortmorst 2016/06/22(Wed) 01時頃
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[やがて自身を引き抜くと、溢れた白濁が孔からどろりとこぼれて床を汚した。 触手が緩められ、支えるようにゆっくりと亀吉の身体を床に下ろす。 その間に薙刀を取って来ると、彼の眼前に置いた。 無残に陵辱されて唇を噛み締める亀吉に、微笑みかける]
どうせここにいるのですから、また戦いに来るといいでしょう。 私はいつでもお相手しますよ。
……ただし、また貴方が負けた場合は――分かりますね?
[裏返せば、負ければまた相手をすると。 内容とは裏腹に穏やかな声で告げると、その姿がゆっくりと赤い光を纏い消えていく。 愉しい遊戯はまだ始まったばかりだと、亀吉に笑いかけながら**]
(*25) fortmorst 2016/06/22(Wed) 01時頃
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……じゃあ、そっち向かせて?
[>>@51甘えるように寄り掛かったまま、あくまで求めたのはリツなのだから、そこは彼に任せよう。 身体が反転すれば、胸元に寄り掛かるような姿勢で上目遣い。 リツが歯を立てた手は繋ぐまま、前に体重をかける形でリツの上体を押し倒せば、彼が目覚めた時と体勢になる。 ただ一つ、違うのは。]
――……ごめんね。
[そう囁くと同時、ベットの表面からにゅる、と現れたのは己の使役する触手だった。 赤黒く水性のそれは、リツの双眸を覆うようにして枕に頭を縫いとめる。 視界を全て塞ぐことはなく、けれど明瞭とは言い難くフィルターを通したかのような状態。 勿論、水である以上強度は言わずもがなだ。それでも、]
気持ち良く、なって。
[淫蕩な台詞を口にしながら、柄にもなく朱に染まった顔を見せるのは、恥ずかしい。*]
(*26) nico 2016/06/22(Wed) 02時頃
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[>>@64呻くリツを見下ろしていれば、ようやくいつもの調子を取り戻せる心地がした。 半透明の触手を通して見える視界は、ものの輪郭や形が分かる程度のもの。今、己の口元が愉しげに笑みの形を作っているのは分かるだろうが、その頬に差した朱までは見えないだろう。]
大人は、ずるいものだよ。
[己は大人、リツはまだ子供。 言葉で線を引くことで、己の優位と冷静さを知らしめようとする。 ぎゅ、と内側を締めつけながら、寝台についた膝を起点に、ゆっくりと腰を持ち上げて、落とす。 リツの望んだ通り、眠っている彼にそうしていたのと同様に、上下に身体を揺するのに合わせて、一度抜かれた際に漏れた白濁が、腿を伝っていく。]
ッあ、はぁ、っ、ん、んぁ、
[律動に合わせて漏れる声を押し殺すように、下唇を浅く噛んだ。 視線はリツの顔を、熱に浮かされた目で見つめるまま。*]
(*27) nico 2016/06/22(Wed) 11時半頃
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[水が主成分の触手は、潰されたとて即座に形を取り戻す――筈だった。 しかし、それを編み直すより早く>>@57リツの顔が近づく。 おまけに、潰れた部分は布地に吸い込まれ、再び形を成すには些か時間がかかる始末。 結局、赤黒い染みはすぅ、と吸い込まれるように消えて。 残るのは、驚きと気恥ずかしさを滲ませる表情を隠せない、己、だけ。]
……へ理屈も、理屈の内、だよ。
[そんな強がりを言えるのも、ほんの僅かの間。 背中に触れる濡れた手が、昂る己の体温をいっそう強く自覚させる。 >>-1747重なる唇から届く、甘く、蕩けるようなリツの唾液の味。 離れると同時、は、と熱い吐息が漏れ、リツの肌を擽った。]
(*28) nico 2016/06/22(Wed) 17時頃
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――――…………ん、
[ストレートな誘い文句を聞くのは、どれほどぶりか。 否、或いは初めてかもしれない。 握られた手を、握り返して良いのかすら迷う、けれど。 少しばかり間が空いて、ようやく、少しだけ握り返した。
そうして今度はリツの目に己の表情を晒すまま、ゆっくりと腰を上げた。]
……っん、ぁ、あ、ッふ、
[ぐち、と重力に合わせて中に出された精液が滑り落ちてくる。それが潤滑油の代わりを務め、腰を上下する動きは滑らかなものだった。 奥の己の良いところを、硬く張り詰めたもので抉れば、それだけで再び性器が熱を持っていく。]
――――……リツ、
[吐息の混じる湿った喘ぎの合間、名を呼んで。 繋がる手はそのままに、空いた片手が首筋を撫で、掌から脈動を聞く。*]
(*29) nico 2016/06/22(Wed) 17時頃
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[ぐちゅぐちゅと下肢から響く水音に、細かく漏れる己の嬌声。 直円の前でなら恥ずかしさなど微塵も沸かないそれが、何故だかリツの前ではただひたすらに羞恥を呼ぶ。 しかし、>>@59見たい、と囁く声に己を隠す距離も、手段もなく。 ほんの気紛れから始まったそれに、言葉にし難い感情を乗せて、腰を動かす。]
……んッ、ふぁ、あ、っ リツ、 それ、やぁ……
[一際声が高くなる箇所を逃さず、リツの性器が執拗にそこを責め立ててくる。その刺激に押し出されるようにして、先走りが己の性器を濡らしていく。 戸惑うように肩に額を寄せ、しかしそれでは彼の我儘を果たせないと気付けば、ゆっくりと顔を上げて。 蕩ける視線が、リツのそれと交わる。
顔立ちは幼馴染に近く、けれど己を見下す視線も、内側に埋まる凶器も、直円を思わせる。それなのに、己を見据える双眸はそのどちらのものでも、なくて。]
……リツ、…… リツの、 ちょう、だい? ナカに、 いっぱい、 ッ、
[限界が近づくと共に、欲に溺れた甘い声で、そう強請る。*]
(*30) nico 2016/06/22(Wed) 19時頃
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[嫌がる素振りなんて、他の誰かの前では見せぬもの。 直円の知る己は淫蕩なものであり、キルロイの知る己は雌ではなく雄の顔をしているから。 故にこれは、リツだけが知る己の顔だ。 >>@60額に落ちる口付けに、ふ、と口元を綻ばせて。 繋ぐ手が離れれば、両腕はリツの肩の上に回して、柔く抱きつく。 腰が掴まれれば、突き上げられるに合わせて腰を浮かせ、リツの動きを助けるかのよう。 自ら腰を動かすより、ただ、齎されるままに与えられたくて。]
あ、ぁ、ッん、リツ、 リツ、ぅ…………――――
[甘く名を呼びながら、内側に放たれるものを受け止め、自身からも白濁が溢れる。 中を満たす粘液は、直円のものとはまた異なる甘さを齎した。 へたりと上半身が崩れ、肩に額を押し付けるように脱力する。]
―――……美味し、ぃ。
[まるで、彼の兄のように囁いて。ちゅ、と骨ばった肩に唇を落とした。*]
(*31) nico 2016/06/22(Wed) 23時半頃
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[リツは対魔忍の候補生にして、直円の眷属。かたや己は人とも魔とも区別のつかない半端な身体を持つ、研究者。 体力も持久力も比べ物にならないのは当然だ。
退かされる気配がないのを良いことに、肩口に甘えたまま。 くる、と首を動かせば、リツの横顔がすぐ傍に見えた。 兄よりは些かシャープな顔立ちに、小さな耳。目は、やや大きめ。 ふ、と呼気だけで笑う。]
……じゃあ、次は普通に頼んだら、してくれる?
[今回だけで終わらせるつもりはないと、言外に。 片手を伸ばして、リツの片手を緩く掴んで問い掛けて。]
―― 起きてから、もう一回でも構わないけど、ね。
[つまり、このまま泊まっていくつもりなのだと、言い添えた。**]
(*32) nico 2016/06/23(Thu) 01時頃
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朧。――孕め。
[囁く声は低く、耳を犯した**]
(*33) fortmorst 2016/06/23(Thu) 03時頃
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