267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】
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(*1) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃
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自らの思い込みを自覚するのは、 少女が星の砂になったあと。 彼女が遺した手記に目を通す時だろう。
(*2) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃
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星の死んだ夜のようだと 思った。
(*3) mayam 2019/06/23(Sun) 00時半頃
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しらぎくを手放すために、 わたしはほしを呑み込みました。 そうして、たしかにわたしは、 あるべきにんげんへともどったのです。
世界を映す、片方と。 歩むための、両脚と。 その時の"わたし"であった、十数年と。
すべて、わたしのなにかと、ひきかえに。 ─── わたしだけのなにかだと信じていたのです。
(*4) mayam 2019/06/23(Sun) 10時半頃
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祈ったのは碧の空をはしる ────
(*5) mayam 2019/06/23(Sun) 10時半頃
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冬が終われば雪が融けていくことと、 弾けたいのちが消えてなくなること。 どちらも変わらない筈なのに悲しいのは、 無くなってしまうことが怖くなったから。
(*6) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃
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────── いまは、ただ こわい
(*7) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃
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…… やっぱり ■■さまみたいだと思って、
( だけど今の顔はとても>>74 ■■さまのようには見えなかった )
(*8) 石鹸 2019/06/23(Sun) 12時半頃
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祈ったのは、 たったひとつ ちぃさな 種子のかたちをした ─────
(*9) is0716 2019/06/23(Sun) 23時半頃
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すこしでも にんげんのせんせいで在りたいと、 ■■でありたいと 願ってしまったのです。 ──── きっと 若かったためだろう。
かんじゃさま 被験者 の ■ に 慣れるような 経験ひとつ 持っていなかったから
はじめて訪れた其の時に、 褪めた碧を忘れ、 融かし殺した しょくぶつのいのちへ
(*10) is0716 2019/06/23(Sun) 23時半頃
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『 』 と、
(*11) is0716 2019/06/23(Sun) 23時半頃
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・・ もしかするとそれは 死の淵に立った途端、かえりたかった場所に かえることが恐ろしくなった僕の願望じみた 大きな思い込みだったのかもしれません。 せんせいの唇から洩れる息のふるえも、>>-47 冷たい距離から落ちるよりずっと■かい声も、 こんな姿の僕をここに引き止めるような言葉も、
(*12) 石鹸 2019/06/24(Mon) 20時頃
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青白い心臓のあるところに重ねてくれた感触も。
(*13) 石鹸 2019/06/24(Mon) 20時頃
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結局、こんなすがたになってまで、 祈った意味はあったのでしょうか。
何時かは土の下に埋まる身なのですから、 それが初めてだろうと なんだろうと 花になってしまえば良かったのです。
(*14) mayam 2019/06/24(Mon) 22時頃
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つまらない顔されるより、 花に成りきったその瞬間を見れば良かった。
(*15) mayam 2019/06/24(Mon) 22時頃
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……とは、只 不機嫌なままの感情でしょうか。 きっとそうかもしれません、 なにせ わたしは幾つの姿をとろうと気紛れでした。
(*16) mayam 2019/06/24(Mon) 22時頃
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死にどきを 選ぼうと、 達成のうちに 舌を切り落としたあのときは、
舌先の始末を間違い、 ──── 出血より先に窒息を死因とし、 赤と また別の" なにか "に 塗れ、 ……到底 願ったよなうつくしい死は迎えに来ず
(*17) is0716 2019/06/25(Tue) 00時頃
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知らない顔ばかりだ。 どうでもいい顔は覚えていないとも言う。 成程モルモットとはこの気持ちなのだろう、 格好付けて残すなら そんな風。
定期的な 被験体のできごと。何時も通りの。
(*18) mayam 2019/06/25(Tue) 00時半頃
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[ 指が 這う。 ]
「 ─── 何かが絡んでいるみたいです 」 「 歩く練習をしても上手くいかないので、 」 「 ……まあ 呪いみたいなものじゃないですか 」 「 ええ、奇跡的に生き返ったあの時からですよ 」
(*19) mayam 2019/06/25(Tue) 00時半頃
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「 触ったところで何か分かるんですか? 」 「 ちっとも変わらないのに、全部、わたしも、 」
(*20) mayam 2019/06/25(Tue) 00時半頃
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[ 片目を隠す真白に指がかかって、 ] [ わたしは言ってやった。 ] [ 変わらなくて変わった身体で、 ] [ 変わって変わらなくなった声で、 ] [ がらんどうの瞳で、"見詰めて" ]
(*21) mayam 2019/06/25(Tue) 00時半頃
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あなたたちもよ、おばかさん。
(*22) mayam 2019/06/25(Tue) 00時半頃
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在る筈のものが ない とか、 そんなこと ちっとも気にしていないので、
(*23) mayam 2019/06/25(Tue) 23時頃
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[ 触れるものは薄く開いた歯のみで、 ──── 咥内に"おちる"よに 花弁を残す。 ]
(*24) is0716 2019/06/26(Wed) 00時頃
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[ 毎日 ずぅっと 変わらない。 ]
(*25) is0716 2019/06/26(Wed) 22時半頃
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[ 何度か、ふと過ぎることはあって、 別にたいしたことじゃあないだろうって 放っておいたけれど、
─── 否、嫌いとは散々言った。 だって、何故って、嫌いだったから。 変わらない毎日の中で、瞬間か、一日か、 理由も無く本能的に突き放したくなってしまって、 全く失礼な理由だとは思えど、 間違っちゃいない とも 感じていて、 ]
(*26) mayam 2019/06/26(Wed) 23時半頃
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[ 何時か振った片手が ほんのすこぅし痺れたから、 ]
(*27) mayam 2019/06/26(Wed) 23時半頃
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[ 何時気がついたのだったか、忘れてしまったけれど、
「 嫌い 」と 部屋を閉め出されるときは、 決まって、 何かが咲いた日だった。
女郎花と男郎花の揃った時、 しらぎくの二度目の春、 ───────
途端 また、 "いつか"のような、 虚無に基づいた衝動に駆られてしまって。
切り落とす舌がなくて良かった、と思う。 ]
(*28) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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[ 何処かで、知っていたんだ。
( 死に時を探していて 死に場所を求めている。 )
───── そんなものじゃあない、もっとしちめんどうくさい、 "nameless"な欲求みたいなものを。]
(*29) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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[ "気にかけて欲しい"? ──── それとも違う。
"殺して欲しい"? ──── きっと 違う。
何時かの感傷が響くとき、 現実に戻ってくるかのような、
確からしい "てごたえ"を 覚えていることだけは 確かだ。 ]
(*30) is0716 2019/06/27(Thu) 00時半頃
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