278 冷たい校舎村8
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
――ある日の放課後――
[暮れる陽の反対側で、薄らと月が昇っていた。 辰美はぽつぽつと友人から零される話を聞いている。
ああ、あの後妹にどうしたいか聞いたのか>>515 だとか 平気じゃないけど大丈夫な友人が何を考えているのか >>516>>517>>518……だとか そういったものを聞いては、相槌を淡々と打つ。
……嘘。そこそこ感情は滲んでしまっていた。 本人が慰めや激励を望まないにせよ 思う事はやはりあるので 気に食わねえな、と言いたげに辰美は鼻を鳴らした。]
(548) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃
|
|
お前の事全部知って、 嫌いになるやつもいるだろーし
れーが、そーいう、何……? 痛み……?に 向き合っていくべきだって思ってんなら それは、そうして折り合いをつけるべきだ。
……わかんだけど。それは。
お前が全部抱えこめって話じゃなくね、とか お前と妹をそんな風にした親には責任とれよとか
(549) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃
|
|
……俺はだいたい知っててお前の事好きっていえるから やるせねーって思うんだけど。 たぶん、そういうのもお前ン中で消化済みなんだよな。
[淡々と語る友人は、すべてを飲み込んだ上で立っている。 辰美が説教できることなどない、 今話されたのは礼一郎が抱える罪だ。 …………なのだけれども
やるせないな、と思いながらミルクティーを口に含んだ。]
(550) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃
|
|
なんとかやれよ。 ダメだと思ったら………… そういうお前が好きな俺がいるって事、 ちゃんと思い出せ。
ちゃんと知ってるから。 意外と暴力的なとこも、ちゃんと友達に優しいとこも。 ……忘れんなよ。
[裁かれない罪を分かつことなど出来はしない。 それは礼一郎の生きる痛みだ、と辰美も思う。
だから、せめて視界の端にでもいて たまに「いいよ、そんなもんで」と そう言えるような友人でありたかった。
赦しもなく歩き続けるには、人生は長すぎる。]
(551) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃
|
|
[月に吠える犬は自分の影に怪しみ恐れて吠える ――いくら吠えても、生きてしまった事実も罪も、 後ろめたく思う影めいたものの何もかもが 月夜の地上に縫い留められはしない。
だからこういう話をするときは夜の波止場でも昼でもなく、 夕暮れくらいが似合いのロケーションだろう。 真昼に明るく笑ってられるのが一番、だけど。
滲む夕日を見つめながら、 辰美は「んなこと」>>526と言われて 多少困ったように肩を竦めた。]
(552) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃
|
|
んだよ、バカって。
……起こった事隠しても嫌な顔すんだろうけど こう、……受験前にそんな心配かけたくねえなっつう…
[まっすぐ、目と目が合ってしまって、 辰美は少しばつが悪そうな顔をした。>>527
心配されているんだな、と理解してしまって、 話をそらそうにもこの優しい友人は まっすぐ言葉を投げかけてくるものだから 辰美もやっぱり、一瞬目を泳がせた。
視線が合わなくなって、あ、と思い至る。>>528]
(553) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃
|
|
……受かったらの話は早すぎたな。わりぃ。
檸檬? …………あぁ。
[手元のミルクティーが夕日を反射している。 半分まで飲んだそれをゆらりと揺らして、ぼんやり見る。]
大好き。けどさっぱりしすぎて気分じゃねーな 今日はまろやかにしたい ……なりたい気分?
[現実逃避の供にするには甘すぎるが さりとて正気に戻りたいとも思わない。 甘ったるいだけのミルクティーを口にして やっぱりあんまり合わないな、と思いもした。]
(554) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃
|
|
[お互い意外と知らないことも多いし 濁った思考では何が正解かもわからない。 さっきから何見てんだろ、とくるり振り向き薄い月を仰ぐ。 ふうん、悪くないんじゃないの。] ………………なんつうかさ。 俺は家族嫌いな方だけど好きなとこもあったから、 どーにもなんなかったのかね。って今の状況思うけど
どーにかなってたらこうなってねえし そろそろちゃんと諦めもつけなきゃなって
……だいじょーぶじゃねえけど、へーきだよ。だから。 少なくとも今すぐどうこうなりゃしねえ
[思う事。辰美としては語らなくても 大丈夫なように生きているつもりだけれども 多分はた目からはそう見えていないのだろう。]
(555) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃
|
|
つうか…………ついこないだだって お前に生きろって言われたの思い出して、 生きなきゃなって思ったとこだしだいじょーぶだよ。
すぐ迎えにきてくれるとか、普通に心強すぎ。 安心しちゃうだろ。 れーは俺を甘やかしすぎ。 ……ちゃんとその分俺返せてるか? なんか奢る?
[先ほどの話を思い返して、 甘やかしすぎ、と辰美はぽつり愚痴のような感想を零した。
擽ったそうにくすくすと笑いながら、 零れそうな涙だけそっと袖で拭った。
薄い月と夕暮れに照らされて、 形のゆがんだ影が屋上に落ちていた**]
(556) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃
|
|
/* はやてくんとまことくんの話にそわそわしています よかった……よかった……素敵や……
れーはちゃんとねるのよ…むりせず…
といいつつ、また後程**
(-684) さねきち 2020/06/27(Sat) 10時頃
|
|
/* ここのちゃんはロールがめちゃくちゃ優しいですよね。かわいい。ちゃんとオチつけてくるとこも好きだな…
わーい、せーかちゃんゲーム大会ようこそ ちょっと所用済ませたら返信します!
>>-685 ふくずみ せーかちゃんの前で泣くのはめったにないけど(人が死ぬレベルのことじゃないと女の子の前ではちょっと)、多分他の表情なら普通にしますね。 せーかちゃんの一人称が私になっているのが良かったなあ……と思いし中の人でした。僕にした動機が動機なので。
(-688) さねきち 2020/06/27(Sat) 11時半頃
|
|
――ゲームの話/ふくずみ――
……すっげぇ荷物。
[当日、そこそこのお菓子と ほどほどの飲み物を用意していた辰美は>>559 やってきた福住のエコバッグを見てそう言った。
少しだけ嬉しそうに目を細めると、]
よく来たな。どーぞ。あがって。
[玄関から和風の居間へ、彼女を案内したことだろう。]
(574) さねきち 2020/06/27(Sat) 13時頃
|
|
ちょうど空いてますよお客さん。
[福住(とおそらく氷室)に差し出すのは もちろんコントローラー。
見る専? なんのことやら。 ここでは一回は楽しんでもらいますよ。 そんなつもりで、辰美はゲームを勧めただろう。**]
(577) さねきち 2020/06/27(Sat) 13時頃
|
|
/* あ、見た
返す(ありがとうございます)
とはいえロール書き続きでたいへんとおもうので、お返事はしばらくあとでだいじょぶです
(-693) さねきち 2020/06/27(Sat) 13時頃
|
|
――ある日の放課後――
なら、良い。
[いびつな影を見下ろしたり、夕暮れを見たりしながら ただそれだけを返した。>>576 少なくなった言葉を追求するのはやめておいた。]
(588) さねきち 2020/06/27(Sat) 14時半頃
|
|
あー? バカバカうっせえ。 そら悪いって気持ちも……多少……なくはねぇけどさ……
[さっき>>576よりもすらすらと怒られるので、 辰美はほんの少し自分の非を認めはする。
受験は礼一郎なら大丈夫だと思っているが 本人のプレッシャーが大変そうだ。 それ以上触れるのを止した。]
(589) さねきち 2020/06/27(Sat) 14時半頃
|
|
あいつ俺が笑っただけで写真撮るからな……
[きらい、とか、いや、ではないけれど まろやかになった辰美は普通に喜多仲に喜ばれそうだ。
そんなことを思いながら、 多少不機嫌そうな友人をちらりと見る。 進んでこうさせたいというわけでもないのだけれど、 こういう空気の礼一郎は実は嫌いじゃなかった。 まろやかじゃない礼一郎。]
(590) さねきち 2020/06/27(Sat) 14時半頃
|
|
[仕方ないよな。って、 辰美はさっき礼一郎に対して思ったように、 自分の現状についても思っているわけで
うまくいかねえな、>>580には、 ホントにな。と相槌を打つし、 複雑そうな隣の友人を見て、 どうしたもんかな、と思ったりもするのだけれど]
男前かよ。 ……いや茶化してねえけど。
[だいじょーぶだよ。と伝えているはずが 安心しとけ、とぶっきらぼうに言われてしまったので 辰美はおかしそうに肩を震わせた。]
(591) さねきち 2020/06/27(Sat) 14時半頃
|
|
……おっかしいな 俺はお前の心配をしに来たんだけど。 なんでこうなったかなあ……
[そう思いながらも、こうして屋上に二人でいて 安心してろ、と言われてしまったので それに従うことにする。]
(592) さねきち 2020/06/27(Sat) 14時半頃
|
|
[何かが近づいてくる気配に瞬いた。 日に焼けた指先が視界の端で見えて、 ――ああ、撫でてくれたのか、と遅れて思う。
子供の頃みたいだなと思うけれど ついてしまった身長差は仕方がない。
辰美は少し沈黙して、 とん、と指先に軽く、軽く頭を預けた。 それから身じろぎ、マフラーをかけてもらった時のように 軽く首を垂れる。]
(593) さねきち 2020/06/27(Sat) 14時半頃
|
|
……足んねえ。
[そうじゃなくてこうすんだよ、と 茶化して礼一郎の頭を撫で返した方が まだマシだったかもしれない。 ……割と恥ずかしかった。
辰美は少しだけ後悔しながら、 目を閉じておとなしくその手を待っていた。**]
(594) さねきち 2020/06/27(Sat) 14時半頃
|
|
/* ネメシアの花ことば〜…………
よきですね……(また後程来ます)**
(-699) さねきち 2020/06/27(Sat) 14時半頃
|
|
――ある日の放課後――
[ぎこちない動きで髪に指が通っていく。
――こういうのってさ、 上からぽんぽんとかぐしゃぐしゃとか そういうもんだと思うんだけど。
辰美も撫でられるより撫でる事の方が多くなったから 正解もわからないまま、 くすぐったそうに撫でられていた。]
(610) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
|
|
[……撫でられたかったんだか、 傍にいてほしかったんだか、 ……………………わかりやしねえなあ。]
(611) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
|
|
…………。
[思ったよりも心地よかったので、 ざわざわする心を抑えて少し、呼吸する間目を閉じていて 聞こえた「ありがとな」にぱちっと目を開いた。
何を言われたのか分からなそうに小首を傾げて]
(612) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
|
|
[だって、友達の隣にいるなんて当たり前のことだろう? そいつが過去に何をしていようがさ。]
(613) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
|
|
こっちこそ。 ……ありがと。もうだいじょーぶ。
[悪くなかった。と添えて、 照れて微かに赤い頬と泣いた目尻を隠すように 大きな手を夜空のように伸ばしては、 ぽんっ、と礼一郎の頭を撫でた。
くすくすと笑いながら 礼一郎の頭を男の手でわしゃわしゃ撫でると お願いでなく命令形で自分の願いを通す、偉そうな辰美は やっぱり偉そうにこうささやいた。]
(614) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
|
|
れーさぁ、お前も割と分かりづらいから たまにはちゃんと辛そうなのも、泣き顔も、見せろよ。
どこにいたって呼んだら駆けつけっから。
(-702) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
|
|
[俺じゃタイプじゃねーか、と冗談を吐く 夕暮れの中辰美幸俊は明るくわらっている。]
(615) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
|
|
……あー、もうこんな時間か。 邪魔したな。
[夕日はもう地平線の向こうで潰れかけていた。 青く染まった空を見上げて、ため息をつく。
さすがに拘束しすぎるのはよくない。 柵から離れて、辰美はゆっくりと屋上の扉へ歩き出す。]
(616) さねきち 2020/06/27(Sat) 17時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る