265 魔界娼館《人たらし》
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[困惑に蓋をして彼を持ち上げる蔓は強く 離れまいと絡む肉を焦らすように、煽るように上に伸び。そうして、彼を自らの尖りへと落とす。納刀するようなその動き。その瞬間に駆け巡る快感ととも、彼の声を聞いた]
……かわいいことをっ
[好き、も、愛しているも。 可愛らしい、とても可愛らしい。≪花≫であった頃の彼なら一夜限りに口をした事もあったのだろうか。彼は駆け引きが上手かったからとても上手くしたはずだ。だが今は違う。感情へ波を打つ、其れを理解しながら魔の本質は彼を貪る。絶え間なく抉るたび、聞こえる甘い声は甘美。先ほどまでよりももっと もっと甘く聞こえ、美味しいさを増す。
達するまで咥え込む其処は酷くしかりとして]
(-62) 2019/05/16(Thu) 21時半頃
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っ ええ、私と一緒に。全部、あげますから
[どうか。その背を抱く手が彼に念じる。 少しの我儘、願いを叶える腕が、肉棒が彼を串刺し、果てへと連れていく。自ら腰を振る淫靡な踊りは数多の目に捕らえられ、魔の慾望を高めるものになる。管を抜き去り、弾ける瞬間。
きゅっと胎内が締まり]
――― つ く
[彼の中に白濁を吐き出した。 幾度となく味合わせた其れはドクドクと衰え知らず、彼の媚肉を全て白で塗りたくるまで暴れる代物で。彼が吐き出す白濁の匂いに混じり、濃厚な匂いを部屋に充満させる。魔にとっては 劇薬のように甘い香りが
こくりと喉を鳴らし 彼が頬を寄せ、口付けを交わすのを受け止めて]
(-63) 2019/05/16(Thu) 21時半頃
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………ああ……勿体ない。 こんなに 零して
[しばらく彼を慈しむように撫で ちゅっとキスをしてから、一度名残惜しくも肉壁に逸物を擦り付けながら、彼から出よう。追いすがるように締まる媚肉にんっと声を震わせてから抱き締め。そうして、果てたばかりの肉棒へ
背を屈め、顔を寄せて舐める まるでかしずくように]
(-64) 2019/05/16(Thu) 22時頃
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……ん じゅぶ……
[食事を始める。 それは魔の本能、もっとその濃厚な味を味わいたいとゆるゆる、蔦が彼の中に入り胎内からごりごりと雄の裏側を圧したり、彼の玉袋を手で揉んだり。快感を引き出して濃厚なモノを啜り
飲みたがる、彼の精も液も全て。*]
(-65) 2019/05/16(Thu) 22時頃
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おう、気にすんな。俺のせいで怪我したんじゃ、今度こそ女将に出禁にされても文句は言えねえや。
[銀髪の少年に声をかけ、薬を渡して席に戻る。 ルーファスと乾杯し、他の魔達と酒を酌み交わす。 全く、楽しい時間じゃないか。 そうしてこのまま夜も更けていくかと思われたのだが]
……ん?
[自分を読呼んでいる声を聞き逃すような犬の耳ではない。いくら酔っていたとはいえ。]
あー…誰か呼んだかな。悪い、少し酔い冷ましてくるわ。 後、小便もな。ま、楽しんでてくれ。
[他の魔達に声をかけ、席を立つ。階上にいたのだろうか。それなら、階段の途中でロイエとはすぐに会えたろう*]
(114) 2019/05/16(Thu) 22時頃
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―回想・小さな花に―
[夢を漂えば、会う事ができた。 微睡むような子の夢は不思議だった。>>96ふわふわと柔らかい夢の中、戸を叩けば、頷く声。不用心だと現なら言ったかもしれない。 だが、今は夢の中。ふわりふわり、帽子をかぶった魔は 彼の前に現れた。人に似た形からぐにゃりぐにゃり
幾つも形を変えては歪む。 あるときは食虫花のように、あるときは獏のように。目玉をちりばめ、歯をちりばめ。醜悪さも覗かせる身体を見せる事も。
驚く事のない彼を少し不思議に思いながらも]
(115) 2019/05/16(Thu) 22時半頃
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『いい ゆめ ですね』
[愛らしく笑みを浮かべる彼にぺたぺたと鋭利な尻尾で触れて。もぐもぐと髪を啄み、話しを交わすうち。うとうととして幼子を抱きしめ、眠ろうとする事もあった。夢の中。
将来花になる、その言葉の意味も 何も幼い子は花屋になるのだと勘違いをして>>97]
………『約束ですよ』
[勝手な約束をその指に括りつけた。**]
(116) 2019/05/16(Thu) 22時半頃
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[吐精のあとの気だるさが一気にやってくるのは人間の本能なのだが。 どうしても珍しく困惑の色を見え隠れさせていた、魔の表情が忘れられない。
気だるさの中それを思い返しつつ、口にしてしまった事を少し後悔する。 だって、本音を口にするのは怖くてそれに恥ずかしいのだから。]
―――ふぅ…はぁ、ぁ。蓋してたから、だ…し… ん、ぁ…ふふ、全部もらっちゃった、ね…
[背を撫でる手が優しくて気持ちよくて息をゆっくりと吸ったり吐いた入りしながら。 ずぐずぐと腹の中をめぐるような魔の精液の熱さに笑みを携えて。 太く鋭い魔の逸物を名残惜しそうに恥肉を絡め吸いつくようにしながらも、離していけば
そこからどろりと零れる白とそこから香る、むせ返るほどの狂おしい匂いに息をつき]
(-66) 2019/05/16(Thu) 22時半頃
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>>114 あっ…
[ほうほうの体で階段を伝っていると、階下に探していた彼が現れる。 あまりにもあっけなく現れるものだから、とっさに言葉も出ずに呆けること数舜。
伝えたいことが、胸の奥から溢れてくる。 苦しかった、痛かった、食べられてしまうかと思った。あのまま、死んでしまおうかと思った。
それらの思いは言葉にならず、代わりに目がしらに熱いものがどんどんこみ上げて、やがて一筋二筋とあふれ出していく。]
(117) 2019/05/16(Thu) 22時半頃
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ひっ…!!うぅっ!ぐすっ!!
[子供のように泣きじゃくる。 白いネグリジェに、点々と斑点を作る。]
ティム、さ…私、怖くて…、でも私は……「花」だから…我慢しなくちゃいけなくて…
[言葉がまとまらない。 胸が苦しくて、両手で抑えつける。 それでも頬を伝うものは止まることを知らずに、溢れ続けた。*]
(118) 2019/05/16(Thu) 22時半頃
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―花を買う―
[彼を買う為にどれ程の金を貢いだか。 初めての夜、彼をベッドで待つ間、魔は夢を見ていた。魔は夢を展開させる。広いベッドの上、柔らかでふわふわとした空間を作る。そうすることで香りを思い出す。
目を閉じてそれから、微笑んだ。 金を最初に積んだからこそ、間違えたのだと気付かず*]
(-67) 2019/05/16(Thu) 22時半頃
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[零した事には軽く言い訳はしたものの。 抜かれた後、屈み肉棒へと魔の吐息が掛かれば、思いだしたように。 そっと見える頭だけをそっと撫でながら、甘くも柔らかい声色で]
どうぞ、召し上がりください。 なんて改まった、んっ…言い方はしないけど…ね。
ふぁ、ぁ………ん、んん
[魔の唇に肉棒が飲み込まれれば。 垂れ流した白を魔の舌へと乗せて、水音を立てれば。 ゆるりとした包まれるような気持ちよさに、声をあげるも。
ゆるんだ後孔に蔓が入り込めばまだ敏感な其処への刺激に、一瞬だけ腰を跳ね上げさせては 少し魔の喉を突いてしまったかもしれない、そして蔓の刺激は溜まっていた精を吐き出すのを助長し。
引き出される濃い精で魔の腹を少しでも満たそうとふるりと腰を震わせ飲ませていき。]
(-68) 2019/05/16(Thu) 22時半頃
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[甘い声を上げながらも不意に目についた、揺れる魔の尻尾をゆるんだ瞳で見つめれば。 片手を伸ばして掴んでは、その先端を指先でくりくりと刺激しては。]
……ぁ、ん、駄目だった?
[股間へと埋める頭は精を食すのに夢中なのか、反応したのは中の蔓がぐちりと音を立てて。 こちらへとぎょろりと視線を向ける花の瞳へと、一瞬だけ悪戯っ子なような笑みを向けるも、直ぐに下肢への刺激へと表情は甘くなる*]
(-69) 2019/05/16(Thu) 22時半頃
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[獣の姿でロイエを貫く少し前、
腰を揺らし、愛液を塗り返しながら珍しく彼女が向けた「花」らしからぬ問いかけは>>74
熱に火照り、円熟しきった潤目の奥深くから、武器も持たずに立ち尽くす一人の少女が問いかけて来るかのような錯覚を覚えた]
ふ‥、いえ、本当に欲しいものは 貴女の、ヒトの死では足りません
[か弱い存在でありながら彼女は自らの身体一つで、「ヒトとしての」覚悟を持って問い返している。自分の価値はそんなものなのかと言いたげに
己の欲しいものは本当に自分の死なのかと、 真理を胸に訴えるようにも見えていた。賢しいのだろう
だから私も、少しだけ彼女に寄り添い 言葉を落として]
(119) 2019/05/16(Thu) 23時頃
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どれだけ命を絶っても 嬲っても、傷つけても、
例えば衝動に駆られて 噛み殺してしまっても 血の海の中 目が覚めた時には側で笑っていて欲しい
[それが自分の喜びだと伝えながら ここではロイエを殺す理由がないと苦笑した
擬似的な願いにも似た嬲りを受け入れてくれる事に感謝をするように、彼女の瞼に口付けをして]*
(120) 2019/05/16(Thu) 23時頃
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ん?ああ……ロイエか。 どうした、探してたのか。 俺はまた、てっきり仕事中かと思ってな。 どした。そんなに俺に会いたかったか?
……ん?どうしたよ、そんな顔して……
[ネグリジェ姿も、先程までの仕事着、妖艶なシスター服とは違った意味で似合う。軽口を叩きながら近寄ったが、どうも様子が違うと思ったところ、急に泣き出したので驚いた]
お、おい。どうしたよ、本当に… そんな、怖かっただの、我慢だの……
(121) 2019/05/16(Thu) 23時頃
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[約束はしていたものの、いきなりのこういった反応は予期していなかった。とりあえず目を見て落ち着かせる]
おいおい、泣くなよ… 俺が泣かせてるみてえじゃねえか、ええと…
とりあえずどこかの部屋にでも入るか。 で、ゆっくり話聞いてやるから。
[近くのスタッフに鍵を借りて、人気の少なそうな隅の方の部屋に入る。ロイエをベッドに腰かけさせて、自分の端の方に腰を下ろした]
…なんかあったのか?いや、別にそれはどうでもいいけどな。
あー。とりあえず。 なんかだな。俺、した方がいいこととか、あるか?
[なんとなく他人事ではない気がするのは先程のステージでのこともあるからなのだが*]
(122) 2019/05/16(Thu) 23時頃
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…年代物のワインを開けたときよりも 香ばしい匂いがしますよ。
でも、まだ足りないのでは?
[彼の後悔を指摘するより、本能は食欲を選んだ。 魔の慾望は際限なく、笑みをたたえる彼の腹を一度撫で、まだまだ堪るだろうと指摘する。此処は魔の精を溜め込むものだ。孕み腹のように肥えてもらわねばとも。だが
まずは食事である。離れるのを名残おしがり 白を零す彼の花を軽く締めるように指摘しつつ 頭を撫でる手に心地良さを感じながらも、貪りだす]
(-70) 2019/05/16(Thu) 23時頃
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……ん 、 ―― ええ。いただきます
[行儀良かったのは最初だけ。 彼が気持ち良さに声をあげる間もごくごくと喉を潤すように飲み。腰を跳ねさせる彼から溢れる白で満たす。喉をつく刺激が心地よい、息の良い魚を丸のみしているような感覚ととも 歯で彼の肉棒を刺激しては、睾丸を揉み。
陰茎を舐めて、皮を引っ掻け 腰を震わせて飲ませる健気の味を堪能する]
…… ん
[揺れる尻尾に刺激を感じれば僅かに眉をあげ 彼の方を幾つかの目が見るだろう。いけなかったと問う声に、ふるふると目玉は横に揺れ。もっとと強請るように彼の頬へ擦り寄る。その頃、顔を一度あげ、眼鏡の奥光る目で彼を見上げ
舌で唇についた白を舐めれば]
(-71) 2019/05/16(Thu) 23時頃
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彼の健康に乾杯。
あは。ティム殿は優しいな。
[的を支える役目を果たした彼にティムが薬を渡す。>>104 それを見るともなく眺めてから、改めての乾杯をした。]
(123) 2019/05/16(Thu) 23時頃
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構いませんよ。沢山シてください。 ねえ、ジャーディン、 ……少し酸っぱいものが欲しくなりました。
[掌が彼の肉棒を掴む。 上下に軽く振れば、先ほどまで舐めていた白が零れ、びゅびゅっと飛ぶだろう。其れを見て微笑む顔は甘くなる彼にお願いをする。細い細い蔦を彼の陰茎の中に入れる仕草を見せて]
おしっこを出してくれますか?
[君のなら何でも甘いのだと 弧を描く。その指で軽く肉棒を突き、媚肉を刺激するように内側から蔓で押し。綺麗な彼から出る不純物もを味わおうとする。 貪欲さをきらめかせた。 本音は彼の恥辱に濡れる顔を見たい、だが ――だってきっと美しい。きっと可愛らしい。
もっとも本気で嫌がるのなら白濁で喉を潤すのだが*]
(-72) 2019/05/16(Thu) 23時頃
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[それからは彼と共に酒瓶を傾け、他の魔物たちと交歓し、賑やかに時を過ごす。 そんな盛り上がりの最中に、ティムが立ち上がった>>>114]
ああ。ごゆっくり。
[娼館なんて場所だからこそ、彼の言葉が言葉通りかは半々くらいの信用度合だ。 去っていく彼を見送ってから、自分もまた"ちょっと小便に"行くことにした。]
(124) 2019/05/16(Thu) 23時頃
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おいで。 傷を診てあげるという約束だったろう。
[銀髪の彼を呼び寄せ、怪我した手を強引に掴んで引き寄せる。]
それに、君と私はもう一つ約束があったはずだよ。
[そのまま横抱きに抱き上げた。*]
(125) 2019/05/16(Thu) 23時頃
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君の望み通り、
おしおきを、してあげよう。
[耳元へ唇を寄せて、囁く。]
(-73) 2019/05/16(Thu) 23時頃
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ですので、擬似的にでも今は人間を─── 「ひとたらし」の「花」として 私の嗜好で人を、貴女を「愛します」
[そうしてロイエの足を抱え、奥を抉った
彼女が自分の要求に「花」として応えた言葉は官能的で酷くいらやしい>>78
まるで互いに作り上げた「理想」にも似たうわべを、衝動と快楽で塗り尽くして行くような気分だった
>>79求めたままの応えを返すロイエの胸に掌を当てていた。乳房を這うソラごしに彼女の痛みのようなものを感じようとした無意識の行動だったのかもしれない]
(126) 2019/05/16(Thu) 23時頃
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・ ・ ・
[思うままに「花」を蹂躙しつくした後は、 彼女の乳房の柔らかな肉や四肢を舐めあげて ソラが再び彼女にまとわり、味わい尽くした
意識のないロイエの介抱はソラがやるだろうと、 食事を終えて私は自らの毛並みを舐めて整える時間]*
(127) 2019/05/16(Thu) 23時半頃
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/* すみません!!めっちゃエロいやつのやつのお返ししたいんですが、ティムさんの方に時間とって欲しいのとハラフただパコパコするしか能がないから、ソラのロル素晴らしいからそっちでふんわりしめでいいかと!!!
▼リアル
(-74) 2019/05/16(Thu) 23時半頃
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>>121 [彼が困惑しているのがわかる。 自分も、彼を困らせたかったわけではなくて、けれども彼に会えた安心感に「少女」は泣きじゃくり、止めることができない。]
ごめんなさい…、ごめんなさい…。
[ただただ謝る。 やがて彼に連れられて部屋へと入ると、促されるままベッドに腰かける。 そこまでされてようやく、頬を伝うものは落ち着いて、内心に押し込めていた恐怖が和らぐ。
そうして彼に改めて問われたなら、答える代わりにこちらも問を投げる。]
手を―… 手を握ってもいいですか? 貴方に会えたんだって、もう怖い目には合わないんだって。 安心してもいいですか?
[それだけ言って、彼の手にそろりそろりとこちらの手を重ねる。 拒否されぬように、これが現実だと確かめるように、ゆっくりと。*]
(128) 2019/05/17(Fri) 00時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/17(Fri) 00時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/17(Fri) 00時頃
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あー、いや。困る困らないは、別にいいんだけどよ。 困ってるわけでもないし。
[泣かれるのは苦手ではあるが、他に人がいなければ気にすることでもないだろう。部屋に入って腰掛け、しばらくすればロイエの方も落ち着いてきたらしかった。ロイエが口を開くまで彼女の方を見たり、見なかったり。 手を握ってほしいと言われると、肉球の先に爪を生やした毛むくじゃらの手を差し出した。]
ああ。そりゃお安いご用だ。 ほら、こんなんでいいのかい。
[ゆっくり手を触れあわせて、握ってみる。 先程まであれほど激しく乱れていたロイエがこうしているのを見るのは、逆に気恥ずかしい気もしたが、彼女がしたいように任せる*]
(129) 2019/05/17(Fri) 00時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2019/05/17(Fri) 00時頃
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[ 気っ風のいい獣人の厚意に会釈する。
世界を旅する彼ならではの贈り物という気がした。 使えば消費してしまうプレゼントというのも、なかなか通だと、わたくしは思うのだ。
そんな彼は、わたくしの耳にはとらえられない何かに心を掴まれたようで、視線を遠くへ振り向けた。 席を立つという彼を引き止める理由もなく、見送る。]
あなたの前に扉が開かれますように。
(130) 2019/05/17(Fri) 00時頃
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