212 冷たい校舎村(突)
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[廊下から覗いた光景。 ピカピカとたくさんの色で彩られた光景はまるで、暗がりに怯えているようにも私には思えました。
輝かしいものでなくてはならない、一種の強迫観念のような、 そんな、何者かの意図を感じられたような…そんな気がして、 すっかり足が竦んでしまったのです。
怖くて、怖くて、仕方がない時、私はどうしてたでしょう。 強張って指先から冷えた私の手のひらを捕まえたのは、生温い手>>101]
ちよ……み、
[表情を隠してしまう帽子から覗いたのは朱に染まった唇>>0:20 どうして、蝶美は、笑っていられるのでしょう。 私には、少しだけ蝶美が、分からなくなりました。
ひと月前まではそんなこと、なかったのに]
(123) 2017/03/10(Fri) 21時半頃
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――っ、
[思考停止した。 笑い声がするなら誰かがいるはずだと思い込んで、 状況の変さを軽くしようとした、それが実を結ばないかたちになったから。 数秒固まっている間にどうにか軌道修正した結果、]
も、もう……、隠れてないで出てきてよ!
[わたしの叫ぶ声が、人の気配のない教室にむなしく響く*]
(124) 2017/03/10(Fri) 21時半頃
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[女の子らしさを求めるならピンク。 女性らしさを探すなら赤でしょうか。 だけれど選んだのは青色。 しあわせの色とよくされる色]
蝶美にはいつも貰ってばかりだから、いいの。たまにはお返ししたいっていうか…。 これからも仲良くしてのお近づき。 ぜったい、蝶美の黒髪に似合うよ!
[彼女の両手>>0:428を握りながら力説しました]
(125) 2017/03/10(Fri) 21時半頃
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[だけれど今、伝わる温度>>102はその時と変わりないのに、私は困ったように笑ってしまうのです。
それは、蝶美のせいではないのですが、どうしたって作り笑いが、張り付いてしまうのです]
ご、めん。 ちょっと、ビックリしちゃって。 だってさ、私と那由多、チャイムが鳴る本当前にいて、その時はあんな装飾、なかったから…何が、起きてるのか、追いつかなくて……。
[それでも人肌は強張った指を落ち着かせるには十分で、知らず吐いた息と上がった肩を落とさせます。
彼女の気遣い。 どうして笑っているのか、やはり私には分からなくて、それでも握り締められた手を離せないのは、私がこの状況で一人でいることを不安に思っているからでした]
(126) 2017/03/10(Fri) 21時半頃
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蝶美…蝶美は、…… さっきのメール、どう思う?
[ひと月前ほどなら、腕を引き寄せて抱きついていたかもしれません。 ですが今は、そうはせず、問いかけるだけ。
自然、彼女の帽子に隠された素顔に視線が向いて、覗き込むように尋ねました]
何かの悪い、冗談だよね。 だって、みんな、仲良かったじゃん。 死んでみるなんて、さ。
皆、同じじゃないの。 おなじ、英戸生の、クラスメイトなのに。
[私の求めている答えはきっと、同意。 今の現状にひとまず安堵するための肯定。
私にはやはり今の光景は綺麗に思えなくて、無意識に握り締める指の力が強まりました]**
(127) 2017/03/10(Fri) 21時半頃
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― 2F・階段付近 ―
[肩に触れられても気づかず 声をかけられて>>116ようやくうつろな視線を向ける]
気分か…悪いっちゃ悪い。
[それは具合が悪いとかそういうことではなくて。 ここに閉じ込められている、そのことに対して]
こっから飛び降りようなんて、間違っても思いたくねーな。 ……落ちそうになったけど。
[焦った様子に苦笑しながらそう言って、 窓を閉めているのを見ながら 小さな声で付け足した]
(128) 2017/03/10(Fri) 21時半頃
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[よろめきながら立ち上がり、]
俺たち、このおかしな学校に閉じ込められてる。 昇降口と1階の窓は開かなかった…つか、壁みたいになってた。 っつっても意味わかんねーだろうけどな。 開けられそうにないってことは断言できる。 全部見たわけじゃないから抜け穴があるかもしれないが… 望み薄だろうな。
それからここの窓は開いたけどな、下見てみ。 俺みてーに落ちそうになっても困るから 閉めたまま眺めろ
[外を指さし促した*]
(129) 2017/03/10(Fri) 21時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/10(Fri) 21時半頃
PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/10(Fri) 21時半頃
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―2F廊下、階段付近―
……たかし?
[>>128虚ろな瞳に、 疑問含みの声は不安の揺れを含む。 自分の方を向いてもらおうと、肩を掴んだ手はそのまま。]
……、――そんな、わるいの
[気分が悪い、に含まれるニュアンスに、唇を薄く開いてから閉じる。]
……え、そ、うなのか? 落ちそうになるとか、 うっかりにも、ほどがあるぞ
[冗談めかして、苦笑いをうかべた――が、うまくいったかは分からない]
(130) 2017/03/10(Fri) 22時頃
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/* 蝶美が可愛すぎて……。 みんなの回想をね、眼軸で拾いたいの。
(-47) 2017/03/10(Fri) 22時頃
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[私は、冷たい手>>123を温めてあげたかったのですが 彼女の様子は、どうでしょう。 全然、ホッとした風には見えません。
だから私は、困った風に眉を下げるのです。 どうすれば彼女が安心してくれるのか、解らないから
そっと、優しく包む手は いつだか>>125とは、逆になったみたい。 あの頃は、彼女をとても近くに感じられましたけれど 今は、とっても遠く感じられる時が、あります。
「これからも仲良くして」って、貴女は言いましたが ……それは、今も。 有効だと思っても──── いいのかしら、]
(131) 2017/03/10(Fri) 22時頃
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[困った様に笑う彼女>>126を、責める資格はありません。 だから私からも、曖昧な笑みを。 彼女を励ますには、もっと相応しい人が居たでしょうか。 こんななりで、差し出がましい真似をしてしまいました。
薄っすら滲む後悔に、手を、離そうとして それでも、彼女の様子が、落ち着いた様に見えたので 結局、離す事も出来ないまま]
うん、私も、びっくりしてる。 一体、どうしちゃったんだろう。
……でも、ほら。皆が居るから。
[独りじゃないよ、怖がらないで って そう伝えたいのに、上手い言葉が見つかりません。 どうやったら、安心させられるのか。 そればかり、考えて。 私の笑みに彼女が怯えているなんて、知りもしないまま]
(132) 2017/03/10(Fri) 22時頃
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……メール?
[縮まらない距離のまま>>127、首を傾げます。 彼女の、覗き込む様な視線。 それには少しばかり怖気づきましたが、 そっと、顔を逸らすだけで]
──── うん。 私も、皆同じ。大切なクラスメイトだと、思うよ。 冗談だと良い、とも、思う。 私、誰かが欠けるなんて、耐えられない。
[大切なクラスメイト。 ついさっきまで、笑顔で卒業出来たらなんて考えていて だからこそ、このメールが悪い冗談なら と、 そう考えるのは、彼女と同じです]
(133) 2017/03/10(Fri) 22時頃
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……これ、誰からのメール、なんだろう… 文化祭、楽しかった…って やっぱり、この中の誰か、なのかな……
[文字化けした、差出人。 態々文化祭で活躍したメンバー達に送ってきたんです、 掴み所の無い内容ではありますが、 候補としては、この中の誰かになるのでしょうか。
……そうだとしても、そうでなくても。 死んでみる、と。軽く言ってしまえるのは羨ましく それと同時に、何とも口惜しいじゃありませんか。
死にたい程辛いなら、助けてあげたいと思うのに。 ……悩みを口に出来ない気持ちも解りますから、 犯人探しなんて、出来ませんけれど]
(134) 2017/03/10(Fri) 22時頃
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[……ふ。と 握られた手に込められる力が、強まった事に、気付いて。 彼女にとって、此処は あんまりにも落ち着けない場所なのだろうと 今度は此方から、窺う視線を向けてみせます]
……あの、ね。 こわいなら、帰っちゃおっか。
こんなんじゃ、授業どころじゃないしね。 廊下に出るの、嫌かもしれないけど 私も、一緒に行くから
[言いながら、繋いだ手を引いてみせます。 彼女の返事は、どうだったでしょう?
同意が貰えたなら、鞄を持って 昇降口に向かうべく、廊下に*踏み出したでしょうが*]
(135) 2017/03/10(Fri) 22時頃
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[――ふらつきながら、 ――それでも、笑ってくれたので。
立ち上がるのに少し遅れて 肩にかけた手をするりと落として 見上げながら、能久も立ち上がる。 続く言葉、一階の状況に色素の薄い眼見開いた]
――壁? なんだ、それ……――、
[うそ、を吐くような幼馴染ではない。だけれども、確認したくなるくらい、現実離れした状況説明だったのだ]
……下? 落ちるっ、て、ここ2階だよ?
そんな、落ちるとか別に――――
(136) 2017/03/10(Fri) 22時半頃
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ああ、おかしい。 ……おかしいことが、起こりすぎている。
[立ち止まった天ケ瀬に追いつき>>117、再認識するかのようにそう口にした。 暖房がついているのに自分達以外誰も居ない校舎、不穏なメール、突然文化祭の時のように飾り付けられた校内、どこからか聞こえてくる笑い声。そして、あの時にはなかった、眩しい電飾。 文化祭の時の再現なら、電飾なんて要らなかっただろうに。 そんな風に余計に飾り付けなくても、十分楽しく、眩しい思い出だったのに。 ……飾り付けた人物にとっては、そうではなかったのだろうか。]
……悪戯にしても、性質が悪いと思うがな。俺は。
[天ケ瀬と、追いついてきた三星と共に廊下を歩きながら呟く。こんな風に飾り付けて、『わあ懐かしい!』なんて喜ぶとでも思ったのだろうか。 まあ、何よりも性質が悪いと思ったのは、あのメールの文章だが。]
(137) 2017/03/10(Fri) 22時半頃
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[天ケ瀬が指さした、ポスター展示をやっていた教室。 もしそこにこの悪戯の犯人が居て、戸惑う自分達を見て笑っているのだとしたら、一発、怒鳴ったりしてやった方がいいだろうか。 そんなことを思いながら、教室内を覗き込む、が]
……誰も、居ない、な。
[近くに居る2人よりも驚きが少なかったのは、この驚きの連発に少し慣れてきてしまっていたからか。 笑い声に対して、どこか、本物じゃないかのように感じていたからか。]
(138) 2017/03/10(Fri) 22時半頃
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――っ、ひ
[覗き込んだ、窓の外。
奈落の底か、断崖絶壁か。 地面が遠い、背筋に抗いがたい恐怖が走り息を飲む。弾かれたように窓から離れた。]
っ、――ッな、……、
(139) 2017/03/10(Fri) 22時半頃
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[扉の前で呆然としている天ケ瀬に「ちょっと悪い」と断りを入れて隙間から教室内に入り、遠慮なく中を物色する。 三星の言う通り隠れているのかと一応隠れられそうな物陰なども見てみたが、やはり誰も居ない。 ならば……誰も居ないのに、笑い声が聞こえる、ということは。]
……あそこか……?
[目を向けたのは、黒板の上の方にあり、普段チャイムなどが流れてくるスピーカー。そこから、誰かが録音した笑い声を流しているのだろうか。 近くにあった椅子を黒板前まで持っていってその上に乗り、スピーカーの方へ耳を傾けてみる]
……ここから聞こえる。 誰かが、放送室から録音した笑い声を流しているのかもしれない。 ……いや、録音した笑い声ではなく、放送室で騒いでる声が直接流れてきているのかもしれないが。
[そう知らせながら椅子を降りて、天ケ瀬や三星の方に目を向けてみたが、二人はどうしていただろうか*]
(140) 2017/03/10(Fri) 22時半頃
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なん、……、 なんで……?
[サボりを追いかけて 屋上の端に立っても平気なのに。 今、窓に近づくのも嫌なほど。
異常事態は氷を飲み込んだように沁みていく。 青ざめて、幼馴染の顔を、見た*]
(141) 2017/03/10(Fri) 22時半頃
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/* ところでダミーの、水野っているか…?誰か描写してたか…? 多分チャイムが鳴ってる時は教室に居ることで確定だから、そのまま教室に居るとは思うが…… プロローグの登校中とか俺ほぼ一人だったから、合流していれば良かったな。すまん正直忘れてて……
(-48) 2017/03/10(Fri) 22時半頃
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[昴の様子>>139に]
だから、閉めたまま見ねーと落ちるって言ったんだよ。
小さいころジャングルジムから落ちても平気だったし。 たかが2階から落ちたとしても、 下は雪だし平気だろう…って外を見るまで思ってた。 けどな。
理由なんてわからないが、 ここの外は、ただの外じゃなさそうだ。
[昴が怯えた分、こちらは冷静になれてきたようだ。 青ざめた頬に手を伸ばして]
お前顔真っ青だぞ。教室に戻ろうぜ。 ほかのやつらにも、教えて注意してやらねーと。 下手に外を見るとあぶねーってな。 そんで、帰れねーって。
(142) 2017/03/10(Fri) 22時半頃
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[ジャングルジムから落ちて……"平気"だった? それは、本当に?
その時から、ゆっくりと、時限爆弾は体をじわじわと、浸蝕していたことに俺は気づけていなかった]
(-49) 2017/03/10(Fri) 22時半頃
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/* >>138 「慣れてしまって」じゃなくて「感覚が麻痺して」って書いた方がよかったと思った(後の祭り) 何でそんな冷静なんだとか言われたりしたらどうしようかなと…
(-50) 2017/03/10(Fri) 22時半頃
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― 回想/チョコバナナくばろう ―
[そういえば、陸上部の屋台に立ち寄ってくれたクラスの子はどれだけいたか。 少なくとも昴くんの姿は見てなかったけれど。>>0:326
半分に切ったバナナを割りばしに挿してチョコをトッピングしたものを、 何本も何本も発泡スチロールに挿して屋台に並べて売ってた部員たちの格好は、 文化祭Tシャツにジャージといういたってありふれたもの。
まあ、こっちの方が、 プラカード持って宣伝するにはちょうどよかったのだけれど]
(143) 2017/03/10(Fri) 23時頃
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[チョコバナナの他にもタダ券が大量に作られて、学校内で配られていった。 実は3-3の喫茶店の片隅にも置いてあったし、 文化祭実行委員の面々にはもれなく配っていた。 1枚につき1本です、ご自由にどうぞ。
なお、昴くんに差し上げたチョコバナナは完全にタダ―― というかわたしのおごりみたいなものだ。>>93 これはパンケーキのお礼だから、と言って*]
(144) 2017/03/10(Fri) 23時頃
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[>>140元賀くんがわたしの横を通り過ぎて行って、教室の中を物色するのを見守る。 >>124莉緒ちゃんが呼び掛けても現れない人影。 笑い声だけが、そこにあって。
>>140元賀くんがスピーカーを示す。 わたしもそこへ近付いて耳を澄ましてみたら、確かに。 これは放送で流れてきている音声のような気がする。]
なるほど、放送室。 びっくりした。悪戯するならうってつけだもんね。
[彼の推理にひとまず納得して、それなら筋が通るから頷いた。 だって嫌だもん、幽霊の笑い声だったなんてオチとか。
既に現実では説明がつかない現象が連発されているのに、そんなことを思ってしまう可笑しさ。 感覚が麻痺しているというか、笑い声で頭がおかしくなってきているというか。]
(145) 2017/03/10(Fri) 23時頃
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[いいなあ。わたしも、あんなふうに朗らかに笑ってみたい。 スピーカー越しの声の主たちを羨むというか、妬んでみる。]
じゃあ。 放送室、確かめてみる?
[3階の放送室を乗っ取ったフトドキモノが、今もいればいいけれど。 素直にそう提案してみた。*]
(146) 2017/03/10(Fri) 23時頃
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……よく、わかり、ました…
[>>142無意味に畏まるほど怖かった。 ――これは、ダメだ。本能的な恐怖に抗えない。]
……あれとんでもなく 慌てたんだからな……平気って、擦りむいてなかった……?
[過去に思いを馳せて呼吸を整える。 頬に触れる手の方に顔を少し傾け眼を閉じる。 慣れた温度にすこし、落ち着く。]
……うん、そうしよう。 なんで、こんなことに…… 帰れないって、知ったらショック受けそう、だけど……
[――自分は、果たしてどうだろうか。 母も父も、きっと今日も帰ってこない、あの家に、いるよりは――]
(147) 2017/03/10(Fri) 23時頃
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[これからも仲良くしたいのに。 私にはその資格はありません。
おそらく一番大変だったろう時期に、声をかけてあげられなかった私が、今と昔の違いを受け止めきれない私が、その手を取る権利なんて無いのです。
そうは思いながらも温かい手を離すことはできませんでした]
( ああきっと、私はまた、蝶美を困らせてる。 )
[どうしようもなくて下げられた眉>>131から視線を離し]
みんな…そうだよね。みんな、いるよね。 ………うん。
[ここにはいない数名を視線で探しながらも彼女の言葉>>132には、曖昧に相槌を打ちました]
(148) 2017/03/10(Fri) 23時頃
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