15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/15(Thu) 16時半頃
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私の妹も、そういった幸運に恵まれていれば、よいのですが……。
[それから更に人影が増える。 名を尋ねられれば同じように名乗っただろう]
水は…先程少し飲んだので遠慮しておきます。
[ヨーランダの視線>>@40にやんわり断りを入れる]
雨がふるので、私も雨宿りに向かいますが…。 晴れていれば、私は泉の近くにいますので……私の妹を見かけたら、教えていただけると幸いです…。
[そう言って頭を下げると、その場を*辞そうと*]
(98) 2010/07/15(Thu) 16時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/15(Thu) 16時半頃
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―回想― >>93
[ガストンの言葉に、きょとりとした顔が暗い沈んだものになる。]
――……いいえ そうかもしれない。 私も、本当は、怪物かもしれない。
そう考えたことも何度もあります。
[冗談だ、すまない、といわれても、ただ首を振って、先に歩いていく。 城につき、泉を護る樹の様子に驚くさまには、また頷いて。]
――…あの樹は、この水がないときっと枯れてしまう。
[そう答えてセシルの元に行った。*] ずうっとこの泉の傍にいたから。
(@42) 2010/07/15(Thu) 17時頃
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>>98
[セシルもまた去っていくのを見送る。 弦のないギオロンが痛々しい。
音を為さない弓が寂寥を誘う。
だけど、前、彼が弾いていた音がなぜか聴こえたような気がした。]
――…アリーシャ 彼女が見たのは……。
[そこまで音は紡いだけれど、風の音のほうが強かった。届かなかった。
だから、黙り込む。]
(@43) 2010/07/15(Thu) 17時頃
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>>92
――…薬師、医者 そう名乗る人は、もういません。
いえ、そうかつて名乗ってた人は、みんな、 今ある風景が悲しくて……。
[どうなったか、までは言わず……。]
あのひとは、苦しいのですよね。
[もう一度、チャールズにベネットの背中を見ながら問う。]
(@44) 2010/07/15(Thu) 17時頃
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/*ちょっと時間軸がつかめないがー。
セシルに遭う チャールズに遭う 水を飲む
の順番でいいんだよな? 話の流れからして。
(-12) 2010/07/15(Thu) 17時頃
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>>81>>91私はガストンと言う。旅の者だ。彼女の言うとおり、水を求めてきたわけではない。 ただこのようなきれいな水があることを知っていたら、おそらく私もそれ目的だったかもしれないな。 【座る男と異形の樹が傘となった覆われた泉を交互に首が一往復しただろうか。>>@37妹さんという言葉には聞こえてきたが、今ここで詮索する気は無かった。】
(99) 2010/07/15(Thu) 17時頃
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【ふと後ろか―>>85視界の外から別の人間が居ることに気付いただろう。 ヨーランダとの会話で>>87言葉を返したところを見ると、彼もまた最近来たのだろう。】
全く、ずっと遭うことのなかった人間にこうまで会うとはな。 バランス良くとはいかないものか。会話の感覚をためておくことは出来ない。 【誰に聞かれるにも無く、一人呟いた。チャールズにあいさつされれば、まずは>>92セシルとほぼ同じ言葉を返しただろう。】
(100) 2010/07/15(Thu) 17時頃
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妹さんですか……―――。 嗚呼、アリーシャさん、という方も居られるのですか。
[セシルと名乗った青年も、場を去るのならば 聴いた情報を鸚鵡返しに呟きながら、チャールズはその背を送る。]
そうですか。 ええ、苦しいのだとは思います。
私に出来るのは、ただ、祈ることくらいでしょうか。
[ヨーランダの返答と、問いかけに、自嘲気味の微笑を湛え 無意識に触れていた銀から指先を離した。]
(101) 2010/07/15(Thu) 17時頃
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さて、私もそろそろ避難をいたしましょう。 ヨーランダさんも。
[空を見上げ、紺青に影を落としながら囁く。 ラルフは、名を交わしたガストンはどうしていたか。 チャールズは、磨り減ったブーツで踵を返し*古城の内へと*]
(102) 2010/07/15(Thu) 17時頃
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―生命の泉― [罪の告白、その言葉に青年は一度だけ己の黒ずんだコートを見下ろす。 けれどすぐにその行動すらも忘れてしまったかのように、 ぼんやりと中庭を見続けて促されるまま中庭へと足を運ぶ。
>>82 緑樹へと向けられた言葉に、ゆると首を傾いだ]
……ほんとうだ、難しいね。 だって、別の見方をすれば、無駄じゃないってことでしょ。 [剣呑でないことをぽそり呟く、 腕の刃はカシャリと落ち着きない。
異形を狩ること。 ――ただ、それこそが今の彼の行動原理と化している]
(103) 2010/07/15(Thu) 17時頃
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>>84>>85 [ベネットの掠れる囁きにも、 チャールズの表情にも挟むべき言葉はなかった。 恐らくこんなやり取りは珍しいことではないのだろう、 もう長いこと一人だから、よくわからないけれど]
……ああ、
[そして人影を警戒する様子の二人に、 そのうちの一人はここに住んでいる“人”だと告げる]
あれはヨナ、 えっと、ヨーランダ……
[思い出しながら呟いた愛称ではないそれが、 泉と同じ色の眸の少女の名と知れただろう]
(104) 2010/07/15(Thu) 17時頃
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>>@39 [少女が目を細める、その傍らにあの異形はいない。 初めて見た時はあれを狩ろうとしたのだから、忠告は当然のものとして受け止めた。 思わず左腕を背後へと隠して、恥ずかしげに微笑う]
ああ、うん…… あの異形を殺したら、みんな大変だものね。
[そして、どこかぼんやりと揺らいだ眼差しが、緑樹を捉え]
それに、あの異形はきっとあの人じゃないし――
[無意識そうに呟いた]
(105) 2010/07/15(Thu) 17時頃
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>>101
――……苦しい。
[チャールズの返答。そして、祈るぐらいしかできない、にまた俯いた。]
雨が避けられて、ゆっくり眠れる場所を…。
[少し考えると、そうぽつり、呟く。 チャールズを振り向くと、その胸には銀色の十字が揺れた。]
いましばらくのひとときでも。
[そして、また過ぎ行くチャールズの背中も見送る。>>102]
(@45) 2010/07/15(Thu) 17時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/15(Thu) 17時半頃
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ああ、青が、なんて綺麗だ―。
【>>@39ヨーランダに促されるように、泉へと。 透き通る青に吸い込まれていく。体を投げ入れたい心をぐっと堪え、一口だけ掬った。】
―ありがとう。
【異形の樹に感謝の意を示したのは、彼自身意識することは無く。空をもう一度見上げ、暗雲の位置を静かに見た。】
そろそろ本当に急いだほうがよさそうだな。 セシルだったかな。君は行かないのか?
(106) 2010/07/15(Thu) 17時半頃
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―妹。そうか、わかった。 ああ、会えるといいな。
【>>98弦のない楽器を持つセシルの後姿は、どこか虚ろに見えた。 無理に引きとめることも無いだろう、彼を見送った。】
(107) 2010/07/15(Thu) 17時半頃
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>>105 [そして、かしゃりという音、ラルフを見た。]
うん あの樹はいい樹だから。
そして、エンジェルシイラも、食べ物をもってきてくれるから。 斬ったら(殺しちゃ)駄目。
[そして、ラルフにも雨が降るよ、と呟いて…。]
ねぇ、ラルフの手は切れる?なんでも。
[そして、ガストンに持ってもらっていた布袋からごそごそと缶詰を取り出す。]
シイラがいない時は開けられないの。 ラルフは開けられる?
[雨の降らない古城に足を向けながら。 お願い、をラルフにしてみる。**]
(@46) 2010/07/15(Thu) 17時半頃
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雨が降るんだ、困るね。 ……狩りにいけない。
[不器用な右手は、幾度か水筒の蓋を落としながら水を汲む。 少女は初めて会った時にここへ来た目的を尋ねた。
異形を狩りに来た、と答えたけれど。
けれど、何のために狩っているのか、時々忘れてしまうのだ]
――………、
[清らな水で唇を湿らせれば、少しだけ思考の曇りが薄れる]
ああ、ベネットはたぶん大丈夫だよ、 あれは病気じゃなくて…… “侵食”が、進んでるだけなんじゃないかと思う。
[>>@41>>92 案じる言葉が耳に入れば、己の腕を撫でて 痛いんだよね、と呟いた]
(108) 2010/07/15(Thu) 17時半頃
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【>>102チャールズも踵を返しただろうか。避難の言葉に静かにうなづく。 空は水の中に水彩絵の具をぐちゃぐちゃに入れて放置したような、模様にも取れる様相を呈していた。 胸元の十字架には目がついていたが、後で聞くか位の気持ちで―。】
そろそろ行くとしよう。 ところで、どこまでこの袋を持っていけばいいかな?
そう言えば君も―行くのかい?
【改めて黒いコートの男にも挨拶を済ませた。>>105左手を隠したその行動には、1秒にも満たない時間怪訝な顔をした。 >>@46ヨーランダから袋について請われれば、言われたとおりに対応しただろう。】
(109) 2010/07/15(Thu) 17時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/15(Thu) 17時半頃
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……人探しなら物見台とかで 見張ってたほうが効率いいんじゃないかな。
[去っていったセシルの残した言葉に一人ごちる。
そしてガストンと名乗る大柄な男から>>109 声をかけられればぴくりと隠した左腕に緊張が走った。 コートで隠れていたのか、特に男が目を止めることはなくそれには安堵したものの]
……あ、いえ。えと……
[>>@46 請われる言葉があったので、こくこくと頷いてしまった。名を呼ばれたついでとばかりに、名乗りを添える]
(110) 2010/07/15(Thu) 18時頃
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>>@46 [切れる?と問われ、差し出されたものに幾度か瞬く。 ついでにそれを取り出したガストンの毛皮にも、 今更気づいたかのように珍しげな眼差しが一度向いた。]
あ、うん。缶詰なら切れる、と思うけど。 ……あの異形に、開けて貰ってるんだ。 やっぱりあれ、見た目より凶悪な攻撃手段を持ってるんじゃ。
[思わず涌いた嫌な感じの想像を振り払いつつ]
……エンジェルシイラ、天使みたいな名前だね。 見た目はそんなに天使っぽくないのに。
[古城内へと足を向ける少女の後を着いて行く]
(111) 2010/07/15(Thu) 18時頃
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>>111
――…切れるならよかった。 中身がなんだかはわからないのだけど。
ラルフとガストンも、食べる?
[ラルフの承諾に笑みを見せる。 が、そのあとエンジェルシイラの話になると、また無表情に戻った。]
――…シイラは、天使なの。 私がつけたの。 攻撃なんて、しない。
[それは頑なにも聴こえる言い方だった。]
(@47) 2010/07/15(Thu) 18時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/15(Thu) 18時半頃
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>>@47 [“食事”の誘い、なんだか酷く人間らしいと思うのは、 まともなものを食べていないせいだけはなくて]
……あ、うん。俺あんまりお腹空かないんだけど。 もらえるなら、じゃあ少しだけ。
[向けられた笑みには、笑みを返した。 もっともそれはすぐに消えてしまったから、返したそれも半端なものになった]
――君は、どうしてあれを天使だと思うの?
[信仰の知識のない青年には、 ただ天使は“綺麗な存在”としてのイメージしかなく、 声音に篭る頑なものに怪訝に首を傾げる]
(112) 2010/07/15(Thu) 19時頃
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―古城/エントランス―
勝手に入っても怒られたりしないかしら。
[アリーシャを連れて中へと入ったのは一番最初だったか。 廃墟と成り果てた古城の中、足音もなく歩く。 見上げてはキョロキョロとせわしなく見回して。]
すごいわ、お城なんて初めてっ! シャンデリアと云うのよね、あれっ!
[少女のように明るくはしゃぎ、褪せて朽ちた栄華の跡地でくるくると踊る。 その声は古城へ来た者の耳に、いずれか留まるでしょう。**]
(113) 2010/07/15(Thu) 19時頃
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[>>73冷えた指先に、温めるようにそっと手を取って]
そうね、けど、世界が終わるなら、それも終わり、ね?
[見つめる目に、軽く片目を瞑って]
……ない?
[ぱちくりとしながら、相手の目を見つめたが]
そう。じゃあ呼び名を考えないとね。
[ふふ、と笑いながら、雨の匂い、と言う言葉に空を仰ぐ]
……ん。
[僅か、感じた気配と傘を開こうとするのに気づいてか、振り返るが、とられた手に導かれるまま、歩いていった]
(@48) 2010/07/15(Thu) 19時半頃
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>>112
――……だって…
[そこまで言って口ごもった後…]
私をここまで運んでくれたのは、シイラだった。
[ぽつり]
(@49) 2010/07/15(Thu) 19時半頃
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[>>@47食べられるものと聞けば、とらないと言われた事を思い出す。]
なるほどな、中身は食糧の類だったのか。 断る理由は無い、いただくよ。ありがとう。 【それは渡したくないわけだ、とは言葉を続けず。頂く言葉には遠慮は無い。】
(114) 2010/07/15(Thu) 19時半頃
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つかぬことを聞くが、>>111>>@47>>112>>@48シイラとは…誰のことか?
【ラルフとヨーランダの二人の間で交わされる"シイラ""おそらくは人"に疑問を頭に浮かべた。
またラルフの毛皮を見る視線は気付かなかったかもしれない。】
(115) 2010/07/15(Thu) 20時頃
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>>@49
君は、このお城の人かと思ってた、 ……そっか、君もどこかから来た人だったんだね。
[そう、どことなくこのラメトリーの主のような、 そんな存在に思えていたから、それは意外で少し話は逸れた]
……食べ物を運んだり、ここに連れて来たり、 まるで、君を生かそうとしているみたいだね。
でも、異形にそんな人間みたいな意志なんて――…。
[意思なんて存在しない。 そう、それは過去の傷跡として――身を持って知っている]
(116) 2010/07/15(Thu) 20時頃
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[>>113怒られないか、の言葉に苦笑しながら]
怒ってくれるような人がいるならいいんだけど。
[埃っぽい絨毯の上を歩きながらシャンデリアを見上げる それでもエントランスは、かつての優美さが残っていた]
ん、あんまり下には行かない方が。
[手を引きつつ、しばらく辺りを見渡す]
(@50) 2010/07/15(Thu) 20時頃
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―古城・中庭前―
[屋根のある場所を辿って城に入った。 どこかからの、高いはしゃぎ声に少し警戒しながら。 回廊を横切って、中庭の入口に立つ。]
…………
[そこで立ち尽くして、中庭と泉を見詰める。 癖みたいなもので、どうしてもやってしまうのだ。
初めてここに来た時は……そう、 白い女が怪物に付き添われて水を汲んでいた。 そんな事も思い出す。]
(117) 2010/07/15(Thu) 20時頃
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