250 ─ 大病院の手紙村 ─
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おお先生。大丈夫ですかお大事に
延長は他の方が問題無いようでしたら欲しいなあと思います
(-121) clade 2018/09/29(Sat) 19時頃
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明日は接続薄くなるやもしれませんが、あれば覗きにきます。
(-122) nabe 2018/09/29(Sat) 19時半頃
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ぽちっとな。
(-123) あき_なの 2018/09/29(Sat) 20時頃
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「 ……───さま …───さま 」
(24) choro 2018/09/29(Sat) 20時頃
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[ 子どもの頃の、夢をみた。
白く小さい、ひとりぼっちの部屋で
姿かたちもわからない かみさまみたいなその存在に
願いを託し、枕の下に隠したあの頃の。 ]
「 ぼくのねがいは かなっていますか？ 」
[ 夢の終わりは、そんな言葉だったと思う。 ]
(25) choro 2018/09/29(Sat) 20時頃
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[ 朝、いつものように目が覚める。
いつものように伸びをして
いつものように窓の外を眺め ]
………あ、
[ そうして、いつもと違う色を見つける。
蜂蜜が溶けるみたいに淡く色付き始めたその葉っぱは
止まったように見えた僕の世界に
確かな変化と彩りを加えていた。 ]
(26) choro 2018/09/29(Sat) 20時頃
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[ 新しく届いたのは、三通。
抽斗に入れた手紙が消え
新たな封筒が増えていることに
もう驚くことはなくなった。
非日常が、日常へゆっくり溶けていく。
あの不思議な存在は
いつまで僕らを繋げてくれるのだろう。
ぼんやりとそんなことを考えながら
見覚えのある一通の手紙を開いた。 ]
(27) choro 2018/09/29(Sat) 20時頃
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[ “ 陸上をやっていた ”
“ もう走れなくなった ”
最初から持っていなかった僕には
その辛さを想像することしかできないけれど
何度か手紙を交わすうち、
迷いながら悩みながら
それでも彼女が前を向き始めたことはよくわかった。
そんな彼女を、少しだけ羨ましく
そして喜ばしく思う。 ]
(28) choro 2018/09/29(Sat) 20時頃
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To mer
お返事ありがとう。
僕が日記を送ってしまってから
merから手紙を貰うのは三通目。
いつだって一番に開くのは君からの手紙でした。
僕らはいつかはここから出ていくだろうし、
リ・ジアン様がいつまでいてくれるかわからないけど
もう少しだけ、この不思議な関係が続けばいいなって
そう思っています。
(-124) choro 2018/09/29(Sat) 20時頃
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今はゆっくりでびりっけつになってしまっても
merはきっと前に進む方法を知っているから
いつかまた、走れるよ。
僕もやりたいこと、少しだけ見えてきた気がします。
ゆっくり、少しずつでも
やりたいことを思いっきりできるよう
まずはできることを一生懸命やろうと思う。
ひとつだけ、お願いです。
いつかこの繋がりが途絶えたとしても
どうか僕のこと、忘れないで。
From kai
P.S. 四葉の花言葉って知ってる？
(-125) choro 2018/09/29(Sat) 20時頃
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[ あなたの元に届くのは真っ白な封筒。
宛名にはもちろん『mer』の文字。
裏返せば『kai』の名があるだろう。
青い便箋には見慣れた薄灰の文字が並び
下部にはあなたを真似たのか
四葉とイルカの絵が小さく描かれている。 ]
(-126) choro 2018/09/29(Sat) 20時頃
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[ 返事を書き終えたら丁寧に封をして
抽斗の中に大切にしまい込む。
〝 忘れないで 〟
迷いながら書いたその願いは
あの日の日記に 怖い と吐露した言葉。
最後に書き添えた言葉は余計だったかな。
本で読んだ四葉のそれを思い出しながら
口元に小さく笑みを浮かべた。 ]
(29) choro 2018/09/29(Sat) 20時頃
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遅筆過ぎて蜜蜂に行けるのか不安になってきた(遠い目)
延長ありがとうございます！
(-127) choro 2018/09/29(Sat) 20時頃
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わ～～い延長だぁ～～
あとkaiくんありがとうね…ダッシュじゃなくていいから
ゆっくりおいでね…
(-128) uiro 2018/09/29(Sat) 20時半頃
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明日は夕方くらいまでしかいられませんが、今日ももあまり発言できそうになかったので、延長嬉しいです～！
きっとまだケーキはあるから、ゆっくりきてね！
(-129) kaomozi 2018/09/29(Sat) 20時半頃
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わ～～い、延長だ～～！
ちなみに村建ては例のごとく何も考えてないので、噂の収拾はこの病院でいつつくのか心配です。
(-130) あき_なの 2018/09/29(Sat) 20時半頃
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ゆ、ゆっくり行きます……(息切れしつつ
そういえば、小さい頃にもリ・ジアンさま知ってたみたいなこと書いてすみませんでした…！記憶は朧げなので、似たような何かかもしれない。
いつまでいてくれるかなあ。
(-131) choro 2018/09/29(Sat) 21時頃
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大丈夫！ 好きに設定してくれ！！
捕まえて解剖しますっていわれたら、びっくりするけど、だいたいは大丈夫。
実はリ・ジアンさまが見えると霊感少年チックな設定にしてくれてもよかったのよ。 通常見えないけど、たまには見える人もいてもいいね～～手紙運んでるとことか見てみたい～～とかゆるい頭で思ってます。
(-132) aki_nano 2018/09/29(Sat) 21時半頃
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[ 再びテーブルへ視線を戻し、
目に映すのは二枚の便箋。
ひとつは白くシンプルなもので
その下にあるもうひとつは星空が覗いて見える。
まずは白い方を手に取ってそっと開く。
今度は後悔はしなかった。 ]
〝 お父さん 〟だ
[ 『 わたるへ 』と自らの名前から始まり
『 加賀 』とその人の名で終わる短い手紙には
確かに見覚えのある字が並ぶ。 ]
(30) choro 2018/09/29(Sat) 22時頃
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( お礼なんて…… )
[ 言われるようなこと、何もしてない。
それでも、
僕が願うことで心強いと思ってもらえるのなら。
それはとっても、嬉しいことだ。
『君の願いが君の手により、叶えられることを』
そう祈ってくれたこのひとの手紙を振り返れば
自身の言葉を嘘まみれだといいながら
ひとつも嘘はないように思われた。
そう思いたいだけかもしれない
本当はそうではないかもしれない
だけど、それでも ]
(31) choro 2018/09/29(Sat) 22時頃
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[ もしも嘘ばっかりの世界だとしても
〝お父さん〟の言葉は本物だといいなって思うから ]
(32) choro 2018/09/29(Sat) 22時頃
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( 僕の方こそ、心強いよ。……加賀さん )
[ 僕の願いは、僕にしか叶えられない。
父のようで父ではなかった
その人の手紙を見つめる僕は
最初に手紙を受け取ったときとは違う
穏やかな目をしていたと思う。きっと。
そして同時に思い立つ。
本来手紙を受け取るべきだった子に、
あの手紙を返そうって。
僕が持っている限り
きっとその子の願いは叶わないから。 ]
(33) choro 2018/09/29(Sat) 22時頃
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[ ────■■■。
そう呼ばれた少年の元に届くのは
千切り取られた手帳の１頁。
文章の終わりだけ、筆圧が弱く、
奇妙に間が空いている、そんな走り書きだ。
これはいつかの、そう遠くない日の話。
それが誰によって届けられたかは誰もわからない。
真実を知るのは、
とある入院患者か、
或いは──────…… ]
(34) choro 2018/09/29(Sat) 22時頃
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たいへんまだかえれません
あーーーー延長ありがとうございます！ ありがとうございます！！明日休みだから明日こそほんきだします。生きます。お手紙お返事するんじゃ。
(-133) ほるむ 2018/09/29(Sat) 22時頃
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メイちゃんおつかれさま。共にケーキを目指してがんばろう…！
(-134) choro 2018/09/29(Sat) 22時半頃
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わ、わたるくん……！
拾ってくれて、うれしいです。ありがとうございます。わああ。
(-135) nabe 2018/09/29(Sat) 22時半頃
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ケーキ目指してファイトだよぉ
(-136) uiro 2018/09/29(Sat) 22時半頃
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加賀さあん！こちらこそ素敵なお手紙ありがとうございました…！
メイちゃんの方もらってたらまた違ったんだろうなあと思いつつ…
どうにかして手紙はちゃんと返します…！
(-137) choro 2018/09/29(Sat) 22時半頃
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[ 最後の手紙。
星空の広がるそれはひらりと一枚、
空からでも降ってきたように
折り目もなくそこにあって、
ただ一言だけが記されている。 ]
しあわせに………？
[ どこの、誰からだろう。
宛名も差出人もないそれは
内容もとても短いもので
自分へ宛てたものかもわからない。
震え、やや崩れたように見えるその文字に
僕はちょっとだけ、胸の苦しさを覚えた。
この送り主にこそ、
幸せが贈られるべきではないだろうか。 ]
(35) choro 2018/09/29(Sat) 23時頃
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