255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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(仕事場にギロチンがあるような>>0:582、と言った。 大半の人にとって、それは不安なものだと。 貴女に向いた仕事であっても、こことは違う)
(なのに、夫の所へ行けるのだと、屈託無く貴女は笑う)
[迷走する思考が、頭蓋の外へと流れ出ていくような乖離感。 動き続けること自体が次第に逃避となっていく。 自らの疑問だというのに、今のセイルズには手に余る]
(*4) 2018/12/02(Sun) 22時頃
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[そうと決まれば、明るいうちに詰めておいた方がいい。 箱のまま、鍵を付けて保存すればいいのだから。
空き箱を倉庫へ取りに行こうとしたところで、 メールを受信する。>>54 ヌヴィルからだった。]
『伝わったんなら良かった。 薬はヌヴィルの分は取ってある。 今日要るなら配達も出来るが、どうする?』
[取り置いたのは彼が召集を受けたと知る前。 だから数日で使い切るには多い量ではあるが。 夜には外へ出るため、そのついでに届ける事もできると、 そう返信をした。*]
(97) 2018/12/02(Sun) 22時頃
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(──何故。どうして。 私は、貴女へ訊かないと解らない。 けれど、貴女の答えが解らない)
[なら、どうすれば良いのだろう──]*
(*5) 2018/12/02(Sun) 22時頃
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っふ………
[その感情は、赤も青も黄も、 何もかも飲み込む黒に埋め尽くされ。]
くそ…、どうしてお前ばっかり……。
[悪魔のように醜い感情だ。
山羊頭の幻影を 愛する女の絵の中に見た気がした。
かぶりを振り、 頭の中からどうにか追いやろうとする。 けれど、消えてはくれない。
土石流のように押し寄せてくる苛立ちと嫉妬と、 それらを抑えようとする理性。 上着の胸元をぐっと掴み、平静を保とうとする。]
(98) 2018/12/02(Sun) 22時頃
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/* これだけ!!可愛いからこれだけ貼らせてほしい!!←
/^l ,―-y'"'~"゙´ | モフモフー ヽ ´・ω・ ゙': ミ .,/) 、/) ゙, "' ´''ミ (( ミ ;:' '; 彡 (/~"゙''´~"U
(-46) 2018/12/02(Sun) 22時頃
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フローラちゃん。
[>>88聞こえた声に、顔を上げる。
あたしの顔は笑顔だったけれど、 フローラちゃんの表情は、]
なあに、フローラちゃん。
[>>89ああ、きっと。気付いてる。 あたしの名前を呼ぶ声に、応えて。 フローラちゃんの手を、そっと握った。
大丈夫だよって言うように。 それは、あたし自身にも言い聞かせるように。 あたしの笑顔は、消えないまま]
(99) 2018/12/02(Sun) 22時頃
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お仕事、お手伝いできなくってごめんね。 『召集』で街を出なくちゃ、いけなくて。
[さっきまでは、どうやって言おうかって悩んでたのに、 今は、するりと言葉が出てくる。
多分、目の前のフローラちゃんが、 かつての、置いて行かれる自分のような、 そんな雰囲気をしていたから*]
(100) 2018/12/02(Sun) 22時頃
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/* 俺のメールが空気読まない。
(-47) 2018/12/02(Sun) 22時頃
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[そうしていると、手の中の携帯が震えた。
一通、そして二通。>>66>>97 電子文が到着したのを報せる無機質な音を聞き ゆっくりと呼吸を吐いてから内容を確かめる。
タツミからのメールはありがたいものだった。 古傷がひりひりと痛み、頭痛に変わるから。 飲みに出るにしたって、この痛みを抱えるままでは 逃避の酒を―――煽る気にもならなかった。
ただ、妹からのメールは。 絵の中に浮かぶ幻想の山羊を彷彿とさせる。
お化けなんて存在する筈ないだろうと 常ならば笑い飛ばしてしまうのだが。]
(101) 2018/12/02(Sun) 22時頃
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[目を閉じ、深く息を吐いて。 パピヨンの絵に布を被せてしまう。 乾燥させるなら覆っておかない方が良いが 今は――この絵を見ていたくはない。]
『薬の件だが、ありがとう。 手間で無けりゃあアトリエに 届けてくれると助かるよ。』
[本屋の斜め向かいだという事は昨日話題にもした。 場所が解らず配達出来ない――という事は無いだろう。 タツミに返信を返してから、
もう一通を睨めつけた。]
(102) 2018/12/02(Sun) 22時頃
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―― 道中にて ――
[家を出て、目的地に向かう最中にポケットに入れた端末が震えだす。 これだ、こういうのがあまり好きではないのだ。 研究している間も呼び出されることが嫌で、嫌いで端末はずっと家に置いておくようにしていたのだ]
矢張り、もう二度と持ち歩かないでおきましょう。
[嘆息気味に立ち止まり、届いたメールを二通、目を通す。 立ち止まったのは最近歩きながら端末を操作するとのがどうとかこちらが注意する方であるからだ。
>>57ヌヴィル先輩からの返信には首を傾げるしかなかった。 >>22>>23商店街に放置された代物についてはまだ連絡を受けていなかったからだ。 首を傾げながらも文字を打ち――]
(103) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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『ええ、ええ、分かっています。 ヌヴィル先輩、それはお酒の席でたっぷりと。
後者は聞いていませんね。 誤配達は偶にあるようですが自警団の範疇ではありませんし、 被害届の受理もまだです。 平和なものですよ』
[さも分かっていますと生暖かい目で見るような文面。 そんなメールを送信して、次の一通に取り掛かった*]
(104) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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『分かった、紅茶のと菓子の準備はしてあるから。 遅くなって来たし、来る時は気をつけてな。』
[そこまで打ったが、 続きを打つのに額を――火傷痕を思わず抑える。]
『変な噂だな、覚えがない。』
[山羊という言葉も超常現象にも触れず。 愛想の薄い内容になってしまったが、 これが返せる限界だった。]*
(105) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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[パン作り以外でも役に立てるなんて不思議な感じ。>>92 生真面目なお返事ににっこり頷くの。
パニーニの腕を褒められれたなら。>>93 腰に手を当て誇らしげに笑って]
だってパン屋さんですもの! うふふ、でも一番だなんて嬉しいですわ。
パニーニを焼く時はいつも考えるんですのよ。 今日はセイルズさん来るかしらって。 喜んでくれるといいなって。
[嬉しそうに微笑んでくれるセイルズさんに微笑んで。 和やかな時間がそうして過ぎていくの。*]
(106) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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[そうしてセイルズさんをお見送りしてから。>>94 他のお客さんともお話するの。 今後のお店の事も、私の招集の話も]
お店は閉めませんわ。 孤児の子に継いでもらおうと思いますの。
ええ、ええ。 私もあの人の所に行く事になったんですの。 店を続けられないのは残念ですが、 私は大丈夫ですわ。 気にかけてくださってありがとうございます。
[別れを惜しんでくれるお客さんへそう告げるの。 寂しくないよ、悲しくないよ。 だから心配しなくていいんだって。 そう、いつもと変わらない笑顔で。*]
(107) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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―― オズワルドの依頼 ――
[>>*2自警団に届けられた伝言は至って速やかに自分へと伝えられた。 特別な顧客に対する専用な伝達方式は、自警団の運営に有益な市民の頼みを速やかに叶えるために存在する。
とは言え、その依頼は大雑把であり連絡を取る必要性のあるものでこうして自分へと回ってきたのだが、 端末を普段家に放置していると知らぬわけでもないのは家に毎日帰ってるからというのんびりした感覚によるものなのだろう。 つまり、街は平和なのだ]
『愛と信頼の街のなんでも相談室。 さぞやお困りのご様子であると貴女の足長おじさんが心配されておりました。 つきましてはその困り事、速やかに解決致しましょう。 ご入用の際にはご返信を、SM』
[送り主は「街の狩人」を名乗る者。 巷では噂話程度には聞こえる仕事人からの、 悪戯にも見える、本当のメールだった*]
(*6) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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[メールを送り終えると再び歩を進める。 平和な街を、変わらぬ夕刻を。
表面上は何も変化はない。 ただ、坩堝の底では色々なものが、煮えくり返り、 ふつふつとに滾り始めていただけで――*]
(108) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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[それから遅れ、もう一通メールが届く。>>104
確かに人為ミスだ、誤送自体はあるだろう ただ、生き物の首が入った荷物を誤送すれば 流石に悪質な“事件”になり自警団の管轄となる。
無い、のだ。 なら―――……不特定な嫌がらせではない。]
………………。
[釈然としない想いを抱きながら、 返事は作らずに携帯を木机の上へと、投げ出した。]*
(109) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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[慌ただしくお店を切り盛りして。 今日は早めにお店を閉める事にしたの]
ありがとうモニカちゃん、今日はもういいわよ。 私は商店街に行ってくるわね。
他のパン屋さんや商店の人に、 私がいなくなった後の孤児の子達の世話。 してくれるようお願いしてくるわ。
[バイトのモニカちゃんとお別れして。 夕暮れの商店街を歩き出すの。 一軒ずつ知り合いのお店を訪れて、後継ぎの子達がこの商店で暮らしやすくできるよう頼んでいったの。*]
(110) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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……そっか。
[そうなんだって、 握る手に思う。ノッカちゃんは笑っている>>99。 どこか言い聞かせるように。その姿が似ている気がして。 私は俯いた、ごめんね、なんて聞きたくなかった。
――大丈夫だって思ったのに。 結局泣き虫が顔を覗かせる]
(111) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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……ごめんね、本当はね 笑顔で送りたかったんだ。
けど、ちょっとだけ。
[ちょっとだけ泣いていいかな。>>100 同じ年の女のこ。バイトを手伝ってもらって。 仲良くなって、当たり前の事を、当たり前だって話せた相手。 悲しい、という気持ちと辛いって気持ちが混ぜこぜ
でも、一度頭を振って。]
(112) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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よし、とりあえず 兄さんのところ、行こう。 ノッカちゃんごめんね、時間とっちゃって 今から行くって連絡するから
[だから。いけるかなって。 手をそのまま引いて、兄のアトリエに向かおうとする。 そのさい、メールを打ちたいから待ってとお願い一つすれば]
(113) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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[客がいない事を確認して、一度二階の倉庫へ箱を取りに向かう。 ピスティオ程大声でなくても、呼べばすぐに来れる距離だ。 鍵を掛けるまでもないだろう。
倉庫では、一度解体した段ボールを組み立てる。 畳んだ段ボールを折り目通りに広げ、底をガムテープで固定する。 それを二箱程。 そして一つは昼間に空になった虫籠の箱で良いだろう。
虫籠の段ボールを動かそうとすれば、 嫌でも目に入るのは、開かない金庫。 埃を払うように、表面を撫でる。 ダイヤル式の鍵に、これだと思い当たる数字はない。]
(114) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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[試しに回してみた。 サイラスの誕生日、店の開店日。 それぞれを右に、左に。 しかし、案の定開かない。 それで開けばさすがにセキュリティに問題があり別の意味で不安にはなるが。]
……壊すしかない、か。
[それとも、チャニングの家に知らせた方が良いのか。 ……でも、では何故その家の金庫を男が開けたがっているか、説明が出来ない。
ため息をついて、段ボールを重ねると一階へ降りていく。 思っていたよりも、時計の長針が進んでいた。*]
(115) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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『兄さん、ありがとう。 無事ノッカちゃんと会えたよ。 今から向かいます。』
[そう書いてから。]
『 それならいいんだけど。 兄さんのほうこそ気を付けてね』
[と送ってから。もう一件]
(116) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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/* 本日不定期でオフは早めと聞いているけど、 ちょっとこの時間まで不在だと不安、ですね……
(-48) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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― お手紙相談 ―
[息を飲む。>>*6 薄く微笑む顔は、噂話を聞いたことがあった。 「街の狩人」を名乗る存在に、そっと息を吐いて。それで ちらっと隣の少女を見つめた。
『ありがとうございます。 街の狩人さま、私が困っているのは兄の事なんです。 兄がこのままだと何も知らないでいなくなってしまうから せめて、教えたいんです。
だから、――何も『なかった』事に出来ませんか』
街の平和なんて、キングスの農園だからだ 出来る範囲で構いません。そう伝え、送ってそうして]
(*7) 2018/12/02(Sun) 22時半頃
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/* タツミ君の金庫を開ける手帳の話……。 ココアの旦那もサイラスの呟きを聞いてるはずだから、なんかこう上手い事立ち回れば手帳ゲットできるんじゃって思うんだけどー……。 それはタツミ君を追いかけるストーカーさんがやる事かなって見守りなうです。
(-49) 2018/12/02(Sun) 23時頃
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兄さん、紅茶とお菓子用意してくれているって …どんなお菓子だかは分からないけど
[彼女がついてきてくれるのなら 兄のアトリエに。布をかけられた絵はあるだろうか。 ノッカちゃんの絵、>>74が作業台の上にあるかどうか。
兄さんと声をかけようとするが*]
(117) 2018/12/02(Sun) 23時頃
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[>>112うん、って頷いた。 口に出したら、泣きそうな声になりそうで。
泣きそうな顔になるフローラちゃんを、 あたしの手が、そっと撫でる。 それくらいしか、出来なかったから。
こっそり、すん、って鼻をすすったの。 フローラちゃんには、聞こえてたかな]
大丈夫。出発にはまだ、数日あるから。 フローラちゃんの笑顔、いつでもみせて。
[そういって笑うあたしの笑顔も、 へたくそに、なってたかも]
(118) 2018/12/02(Sun) 23時頃
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