199 獣[せんせい]と少女 2
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[頬に添えた掌が、落ちていく。 重力に沿うように、ゆっくり おちていく。 閉じられた瞼のなかは、とても綺麗な淡い蒼のいろ。
もうすこし、 あなたの瞳に映っていたかった あなと手を繋いで歩きたかった あなたに触れていたかった もっと、ホレーショーの隣で、あなたの名前を呼びたかった。
そんなことを、今になって思うんだ。 さみしくないよ、哀しくもない。 僕はあなたになるのだから。
ぼくたち、どこまでもいっしょにいこうねえ。*]
(712) かの 2016/10/23(Sun) 20時頃
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― 夢、あるいは ―
[ ぼくの気持ちを針に通した糸。 たくさんの時間がかかって、完成した刺繍。
ぼくの想いを全部伝えられるような言葉は 見つからない。だけど直接言葉に出来なくても…… 伝わったって思ってもいいのかな?>>631
ヘクターせんせいの腕の中にぼくがいて まるでくちづけみたいに舐められたことを
鼻と鼻をくっつけるのとも、ほっぺたをぺろりって 舐められるのとも違う。いつもと違うそれを ぼくの気持ちが伝わったと嬉しく思うのは。
お魚を焼く火はないのにほっぺたが熱くなるのは。 ぼくの勘違いじゃないって、思っていいのかな?>>175]
(713) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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[ 雪と氷の場所。夜のこない街。 辿り着いたのはもうかなり前なのに、ずっとずっと 眺めていた景色を、ぼくは絵に出来ていなかった。
絵を描いている間、すこぅしヘクターせんせいを 見たらぼくが渡した刺繍を見てくれていた。この絵が 出来たら、ヘクターせんせいの事を書こう――。]
(714) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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/* デメテル、サンドイッチしてごめんねえ。
>>-920ホレーショーせんせい ううんううん。ありがとう。 お返事は涙で画面がかすんで書くのがとてもつらかったです。 素敵なお返事ほんとうにほんとうにありがとう。
だいすきです。せんせい。
(-926) かの 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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[ きゅ、きゅ……と。
誰かが雪を踏むような 狼が鼻を鳴らすような 絹の糸が擦れるような
そんな優しい音がした。 ]
(715) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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[ ぼくの手を握ってくれる感触が嬉しい。 いつかお願いしたように、どこへでも、どこまでも。 連れて行ってくれることが、嬉しい。>>3:34
だけどそれ以上の嬉しいが飛び込んできた。 いつか前、おそろいだって髪に挿したブーゲンビリアがあの時と同じ色で、黒いリボンに咲いていた。]
これ……ぼくのリボン? ヘクターせんせい、すごい……ぼく、うれしい ありがとう……ありがとう
[ シーツを被ってぶるぶる、なんて元気もなくて ……だから、指先を握る力を入れたつもり。
優しく聞こえてきた言葉。>>-863 ねぇ…ぼくの刺繍の気持ちが、ちゃんと伝わってたって思って、いいんだよね?]
(716) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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[ ブーゲンビリアに黒い蝶々がとまる。
夢じゃないってわかるのは、ぼくの髪がさらさら ヘクターせんせいの手でくすぐったく靡くから。]
(717) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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ふふ……ぼく達、一緒だね 喜びのときも、悲しみのときも…… ぼくが“生きている限り” ぼくのこころは、ヘクターせんせいのために。
[ ぼくは生きつづける。ヘクターせんせいの中で。 せんせいの糸が続く限り……巡りの果てまで。 それって永遠の誓いと同じ、じゃないのかな?
いつかのお返し。>>-859 だけど起き上がる力がどうしても入らなくて、 ぼくはヘクターせんせいの指先をぺろり、舐めた。]
(-927) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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[ 手を繋いで歩くのも、背中に乗ることも もう出来ないってわかっているけど、それでも 抱っこされた時は恥ずかし、かった。 がっこうから持ってきたもの、旅する間にぼく達の 手の中に入ってきたもの、ぜんぶぜんぶ、連れて。 2人きりの場所に。]
ヘクターせんせ……
[ ぼくはヘクターせんせいをくんくん。 今ならわかる。澄んだ空気の、冴えているのに 柔らかい雪みたいな…… この白銀の世界自体がヘクターせんせいの香り。
それに気がついて、目が熱くなってくる。 今は……今日だけはどうしても困るんだ。 ヘクターせんせいのこと、見ていたい。だから。]
(718) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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[ ヘクターせんせいのおかげで、刺したり 切りつけるような吹雪はなくて、からり。 ぼくとせんせいの息吹だけが空気に溶けていく。
繭みたいにふんわりと包んでくれる雪は せんせいが歩く度にきゅ、きゅ、と。 病める時も、健やかなる時も、喜びの時も そして悲しみの時も、一緒に歩いてきた音がする。
夢みたい……周りの形はあやふやで、 ぼくとヘクターせんせいの境目が見えないんだ。 それはきっと、もうすぐ境がなくなるってこと。
雪は音を吸い込んで、降り積もった小さな小さな 結晶の花弁の間に、ぼく達の声を閉じ込めて行く。]
(719) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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ぼくの目を覆う涙は悲しいだけの涙じゃない 涙を流すことは悪いことじゃない だからぼくは泣く――ヘクターせんせいは どうだろう?
涙を流すことに、少女も獣も関係ない。だから。
(-928) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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ねぇ、ヘクターせんせいは ぼくが死んじゃったら、泣く、かな?
[ もしぼくが逆なら、きっと泣いちゃうから。 ]
もし……もしも1人で泣くなら。 1人で泣くくらいなら。一緒に泣いてよ ……大丈夫。 ぼくだけの、秘密にしておくから。
(-929) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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[ 小さく漏れた言葉は、ヘクターせんせいに 届く前に雪に閉じ込められちゃったかな? それとも届いたかな?それはわからない。
だってぼくは零した涙ごと、漏らした吐息ごと すぐに氷に変えたんだ。そうして小さく小さく砕く。 ぼく達の涙は、息吹は光を反射して 薄く淡い澄んだ光に眩んで、虹色に反射する。
ダイヤモンドダストは、とっても綺麗だ。
息を吸う度、その小さな氷の針が胸をチクチク。 だけどこの胸の痛みは。 これまでのたくさんの幸せに似てる。]
(720) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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やっぱりぼくは……ここが、好きだ、なぁ
[ この場所に辿り着いた時から気持ちは変わらない。 ダイヤモンドダストに変わった涙があっても ぼくの心の中は穏やかだった。
ふんわり包まれていて、吹き荒れる風はない。 雪につける色んな感情のジャムもない。 ただぼくがいて、ヘクターせんせいがいる。
雪解け水が、川から海に流れて、またぼく達に 降ってくるように。ぼくとヘクターせんせいの、 一緒の形が変わっていく。]
(721) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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[ 洞穴の中。>>635 時々眠りながら、時間がすぎる度にお日さまの 高さが変わって、ダイヤモンドダストは虹色から金色に そうして銀色に変わっていく。
気がついたら、宝石みたいなお星さまと、お月さま。
ぼくはヘクターせんせいに包まれていたけれど。 せんせいの手を借りて。 ヘクターせんせいと向かい合ってお顔を近づける。
何度ほっぺたを撫でたり、お鼻をぐりぐりしたっけ? 数えることなんて出来ないよね
吸い込んだ空気は、どこまでも澄んでいる。]
(722) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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/* うううう俺も泣いてるううううう マリオのロル読んでると切ないし苦しいしでほんと!! 最後の!発言!あああああ!!!
基本的に、マリオに許されて、慰めてもらってばかりの人生だった…本当の甘えたは、俺だったのだ…
お返事書いてくる…!!
(-930) yosumi 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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ぼくは、あなたが大好き。 ううん……愛してる――ヘク、ター……
………覚えておいて。ぼくは、いっしょにいるし ちゃんと会いに行く。
[ わざわざ覚えておいてなんて言うのは きっとひどいこと。だけどぼくは悪い子だから 忘れて、なんて言えない――
――ぼくがいたこと。あなたと歩んできたこと 気持ちを分け合ったこと。愛したこと。 なかったことになんて、したくない。]
(-931) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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( 風が髪を揺らすとき、ぼくは背を撫でる。 雨が頬を濡らすとき、ぼくは涙を拭う。 星が尾を照らすとき、ぼくは鼻を擽って。
そうして雪が降るときは。 ぼくはぎゅーっとする――2人きりの場所で。 )
(-932) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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[ お口をぺろりと。 ううん、ちゃんとくちづける。 涙はきらめく氷に変えて、にっこり笑う]
ヘクターが……幸せになるような、味だと いい…な……ぁ
ぼくは、あなたをつなぐ“いと”に……>>0:36 4本目の……フォ……に、なれるか、な
[ 飛び込むように、抱きつくように。 またヘクターせんせいの腕の中、息を吐き出して。
それっきり。ぼくは息を吸い込むことがなかった。 ゆっくり瞼を閉じたら、流れ星が零れ落ちた。]*
(723) belphe 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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/* >>-923 す、すみません、ありがとうございます(不甲斐ない)
何故か、いちばんさいごから書き始めてしまっている、とか。
(-933) iori427 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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[ふわり――、
柔らかな匂いが漂って。 蠍は逸らしていた視線を上げる。
翼枝を重く、撓垂らせていた蕾が ひとつ、また、ひとつと花開き、やがて]
エリ!!
[終わりの訪れを知り、 真白き貌は死人のようにいろを失う。
手を伸ばす、蠍の瞳に映るのは、 少女の生命を糧に咲いた、呪うべき花。 それなのに、
――――きれいだ。
そんな思いが過るのは、どうしてだろう]
(724) ひびの 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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/* >>-933 私も最期のソロルは何故か、ばっちり書き上がっていたりしますw
(-934) ひびの 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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/* せ、せんせい、お筆はやい(ぷるぷる)
>>-934(噛み合わなかったらどうしよう…?)
(-935) iori427 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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─そして、現在─
[思えば沢山のことがあった。 九年目の秋には、もう出歩くのもすこし辛くなっていたけれど、あなたと手を繋いでたくさんの景色を見に行ったわね。
柔らかい羽布団で眠るのも好きだっけれど、わたしはやっぱりヴェスパの羽毛が大好きで。 飛べなくたってわたしのこころはいつだって空の向こうよりもずっと高い場所を飛んでいたの]
素敵ね、ヴェスパ。 あの日の約束通りだわ。
[九年目のわたしは、あなたの誕生日にわたしのお願いごとをプレゼントしたの。 八年目にプレゼントしたのは、あなたのぬいぐるみだったけれど、その時は初めて形のないものにしたのよね。
“あなたの生まれた場所で終わるまで過ごしたい” その言葉をあの時告げたことであなたは知ってしまったかもしれないわね。 もう、そんなに長くないってこと。
それでもこうして約束を忘れず守ってくれるあなたと一緒に支度を整えるの。 いつもお守りに持っている青い星を身につけて、あなたの手を握ったわ]
(725) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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あらあら。せっかくの楽しいお祭りに涙を流しちゃあ、悲しいこころが痛くなっちゃうわよ?
[たどり着いた先。 懐かしさを覚える街並みで響く音色と、漂う香り。 温かい街がお祭りに彩りを持っていた。 そこで一人、立ち尽くして座り込む女の子>>665]
ヴェスパ、力を貸してちょうだい。 わたしとあなたでこの子に笑顔を!
[その子の手もとって、あなたの手も取る。 いつかのように噴水広場に行って、3人で歌を紡げば、重なるのはメロディ。 その子のお母さんらしいひとが気づいたの。 駆け寄って抱きしめられたその子は、さっきの涙なんかなかったみたいに笑ってる。 わたしは嬉しくて胸を張っていた、弦を弾いていたお姉さんがわたしを呼んだわ。
それが、十年前に力を貸してくれた人の一人だと知ったらあなたとも喜んだわ。 祝福してくれる街の人たちに笑みを浮かべるその中に、あの時のおじさんも見かけたわ。 あの人は少しだけ気まずそうにわらっていたけれど、ハンチング帽を脱いで挨拶をしてくれたから、わたしも手を振ったの]
(726) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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[あなたのお気に入りのお店で一息を>>666 その頃にはミルクを入れなくても紅茶の味だけで楽しむことができたのに、わたしは敢えてたっぷりとミルクを入れたの。
まるで、あなたと旅に出た瞬間の時のように。 思い出をなぞるようにして、あなたとの旅を振り返っていた]
…………ヴェスパ、
[お店を後にした時、とってもとっても温かい心地だった。 このままあなたの上に乗って揺られてしまえば、眠ってしまいそうな予感……ううん。確信>>667
それでもあなたの身体に身を寄せることを選んだ。 あなたと寄り添いながら進むのはあなたの生まれた場所。
今日は、 あなたの生まれた日]
(727) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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[ゆっくりと踏みしめた場所。 いつもより動きの硬い体を動かしながら、わたしは見上げる。 色とりどりに輝きを持つ不思議な星が鳴る木>>668
ほう、と吐き出した色は白い煙を吐いて空気に溶けていく。 握られた手が、温かかった。
いいえ、わたしが、冷たかった]
……………ヴェスパ、ううん、 ヴェスパタイン。
[笑うだけでも、これだけ、難しいの。 わたしという意識はきっと朝が来る頃には空に消えてしまうのね。 でも、決して忘れないように、忘れないように、あなたの聲をこの胸に焼き付けるの。
それがたとえ、業火に焼かれる苦しみになったとしても、それを受け入れる。 悲しいことも、苦しいことも、辛いことも、切ないことも含めて、愛であるとわたしは思っていた。 これが生きることで得られる喜びと苦しみなら喜んで、わたしは口にする]
(728) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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しあわせの青い鳥はね、近くにいたの。
[あなたの手に重ねるようにして、あなたの胸元に甘えるようにして頬を擦り付ける。 そっと、そっと、 おかあさんが、ちいさなこどもに聞かせる子守唄のように、 ちいさなこどもが、おとうさんに甘えるように、
愛というにも恋というにもいびつな関係かもしれないけれど、それでも、わたしは歌うように口にした]
(729) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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青い鳥は、あなたよ、ヴェスパタイン。 あなたがわたしにたくさんのしあわせを与えてくれたの。
[大切で、何よりも、いとおしい、あなたへ。 生まれてきてくれてありがとうの気持ちを込めて、あなたに捧げましょう。 わたしがあなたに贈る最期のプレゼントは]*
(-936) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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/* とっつってもお待たせしましたが、おかえし。 お返事毎度お待たせして申し訳ない。…ない。 せんせいはやりたいこと優先してね。
(-937) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 20時半頃
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