248 冷たい校舎村6
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あはは、いいとこ取りか。 でも、もう、迷うことはないと思う。 もう、決めたからさ。 ……ふふふ、頼りになるね委員長は。 ありがと、……ッて、ぷっ……!
[ 空を飛べないみみずくが、 歪ながらにも空を跳ねるのを見れば、 思わず噴き出さざるを得ない。 取り繕う声だって、>>756 聞こえてるのか聞こえてないのか ]
(804) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[ そして、更なる約束の言葉を聞けば、 少し視線が夜を泳いでから、 ようやっとヨスガを見たのなら、 ]
次の悪の集会、楽しみだね また、こっちから連絡するよ
[ なんて、同じく晴れやかな笑顔を贈った。 ]*
(805) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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/* そろそろ、しめろるだけ先にぺいっとしちゃいます!
(-709) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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─── 卒業式
[ 卒業式に顔を出している理を見つけたら、 ばんっと胸元に叩きつけるように 分厚い一冊のアルバムを押し付けた。 中を捲れば、思い出と呼ばれるものが たくさん詰まっていればいいと思う。
みんなで作り上げた文化祭、 みんなで病室へ押しかけた日、 初詣に共にお祈りしに行った日、 センター試験で険しいみんなの顔、 あの日からの出来事も、それ以前のことも、 3年5組で過ごした毎日を写した。 ]
(806) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[ ─── 最後の頁には、 元気な さくら の姿もあった。 ]
何回忘れたっていいからさ、 これ見て、何度だって思い出してよ
[ 記憶というものは、曖昧だ。 大切なものを忘れることはなくとも、 生きていれば大切なものは増えていく。 いつかは、埋もれそうになるくらいの 閉まった場所から取り出す為の、 鍵にしてくれたら良いと、願う。 ]
(807) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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桜ヶ台あかね が居たことも、 ちゃんと思い出してよね!
[ ばしん、と背中を勢いよく叩いて、 青い空をバックに、高らかに笑った。 ]
(808) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[ そして、クラスメイトや後輩たちと、 賑やかなお別れ会をしていれば、 空の色もあかねに変わりそうになる。
学校から帰る前に、と。 花壇の方へとあかねは向かった。 さくらの暮石の前にしゃがみ込み、 餌をお供えしようとすれば、 ─── 紙飛行機を見つける、>>-667 ]
……?
[ 何かが書かれているのが透けて見えて、 好奇心に負けたあかねは開いて読んだ。 ]
(809) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[ 丸っこくて可愛らしい文字は、 オンナノコが書いたように思えた。 秘められた想いが綴られており、 甘酸っぱい気持ちに包まれる。
誰宛のものなのか分からないけれど、 少しだけ、にやっと笑ったのならば、 力強く 空に向かって投げ放つ。 想いを乗せた紙飛行機が、 いつかその人の元へ届くようにと願いを込めて。 ]
(810) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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─── それから
[ 卒後、すこししてのことだった。 姉と同じ道をゆくと思っていた大学も、 受験することはなく実家を出ることにした。 勿論、飼ってたクマノミも一緒だ。
卒業してから暫く経てば、 仁花とふざけて戯れ合うことも、 夜の日課のジョギングをすることも、 悪の秘密結社として悪事を働くことも、 夜の密会をする頻度も減ってゆき、 付近に あかね の気配は消えてゆく。 高卒後に就職したらしいことくらいは、 仁花や夜子、はたまたヨスガぐらいには、 伝えていたかもしれないけれど。
─── 気が付けば、連絡も途絶える。 ]
(811) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[ そして あかねは 死んだ。 ]
(812) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[ 冷たい校舎の中で示された二本指。 それだけの時間が過ぎた後の、 20を迎える歳の成人式にも 其の後の同窓会にも、 桜ヶ台あかねの姿は何処にもない。 桜ヶ台あかねは桜ヶ台あかねとして あかね染まる空と共に消えていった。
─── しかし、約束を忘れた訳ではない。 ]
(813) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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─────────── To ヨスガ From ----- ───────────
参謀へ告ぐ。 日時は、明日。 時刻は同じ。 久々に夜の密会に洒落込 もうじゃないか?
───────────
(-710) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[ とある日、 悪の秘密結社参集のメールが、 幾日ぶりに送信されるのだろう。 ]
(814) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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─── あかね空
[ 空は陽の落ちかけた あかね色。 さくら の眠る墓の周りには、 春の陽気の訪れと共に甘い香りが漂い、 少し早咲きの愛を象る花弁が たんと溢れた花が咲き乱れていた。
─── ざり、と土を踏みしめる音がする。 ]
さくら、忘れてないよ
[ 黒いスーツを身に纏う赤髪の男が、 さくらの墓前に、立ち竦む。 名を呼ぶ声は、低く空気を震わせた。 ]
(815) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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……どっちも、を選んで、 まだ一個しか叶ってないけどさ もう一個もそのうち叶うように 祈っててくれるか?
[ 身長百六十六センチ。 男にしては小さめである。 男のように骨張った太い指の腹で、 「 思い出 」と「 友情 」に囲まれた墓前に そおっと、好きだったであろう餌を ちんまりと供えるように並べてやった。 毎年、餌をやることは欠かしていない。 ]
(816) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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また来るよ、じゃあな
[ 踵を返そうとする瞬間、 紫の溢れた花の中に視線が落ちる。 ひとつだけ隠れた五つに割れた花。 ほかとは異なる一輪に眸が細まった。 ]
(817) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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ははっ、ウケる 俺と同じじゃん、お前
[ 秘密の恋は、過去のもの。 秘密の花に、頼ることはない。 卒業から既に四年は経過していた。 炎で溶かされ生まれた結晶は、 この薄い胸の中で静かに眠っている。
桜ヶ台あかね は、もう死んだのだ。 しかし、形が変わってしまっても、 なかったことになる訳じゃない。
傾き行く陽は、あかね空を青く滲ませて、 白い飛行機雲がふらふらと線を描いた。 ]
(818) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[ スーツ姿の男は、慣れたように とあるジョギングコースを、 風を切るように歩いてゆく。 辿り着くのは久しぶりに見た場所で、 煙草を蒸すひとりの姿がその目に映る。 ]
………
[ その影に近づけば、 ひょいっと 煙草を奪ってしまい、 ぱくっと 唇で咥えこんでしまおう。 ]
(819) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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─── ケホッ、ケホッ、 やっぱ、煙草は無理だな よくこんなん吸えるな、英司は
[ にへら、と浮かぶのは変わらぬ笑顔。 煙草を指で摘んだままの手の甲で、 こつんと肩を叩き、身体壊すぞと茶化すそぶりも 形が変わる前と同じもの、であった。
あかねの空は随分と落ち込み、 宵の色を呈し始めている頃だった。 ]
(820) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[ 夕空の茜よりも深く、深く。 鮮やかな紅に染まる魚が一匹。 青い海をゆらゆらと泳ぎ始めていた。 ]**
(821) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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/* 冗長的で申し訳ないです〆ました! 何かあればお返事する姿勢ではいます……! ひとまず、ゆっくりと眺める態勢!
(-711) ゆら 2018/09/04(Tue) 19時頃
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―― ほしかったもの ――
[大学には、行けることになりました。 お金のことはどうにかなっても、 私の身元を保証してくれる人がいない。 それが大きなハードルだったのですが、 落花さんのお兄さんが助けてくださいました。
問題が全部解決したわけではありません。 母からの手切れ金はそこそこまとまった額でしたが、 奨学金をもらって、アルバイトに精を出しながら 生活することになるでしょう。 それでも、一寸先になにもなかった、 世界から消えるしかないと思っていたことに比べたら、 そんなのは苦労のうちに入らないと思います。
そして、今日は引越しの日です。]
(822) takicchi 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[お兄さんが買ってくれるという話には、>>699 そんなことまでお願いするわけには、と慌てました。 今の家でもいいと落花さんは言ってくれましたし、 落花さんがいいなら、引っ越さずにここで、とも 少し考えましたが、結局思い直しました。
なにしろ、落花さんは正真正銘のお嬢さんです。 お客さまならともかく、本格的に暮らすとなると、 この家はあまりにも心配です。 私ですらそう思うんです。お兄さんはなおのこと 心配でしょう。
新しい住まいは、別の部屋にいてもお互いの気配が 感じられる小ささ、という当初の希望とは 少し予定が変わってしまいましたが、 不満なんかあるはずがありません。 なにしろ、空木君のおうちのお隣でした。]
(823) takicchi 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[文化祭の頃、考えたことを思い出します。 今この時だけ、自分にも居場所があるような、そんな感覚。 毎日が楽しくて、充実していて、 でも、同時に思ったのです。 この時間は有限で、すぐに思い出に変わってしまう。 みんな前に進んでいって、 私の居場所は思い出というカテゴリの中に しまわれてしまう。 そう考えると、毎日楽しくて、充実していて、 でも苦しくもあったのです。
けれど、今、卒業した私は一人ぼっち、ではありません。 人間は、そんな簡単には変わりません。変われません。 きっとまた、私は自分のことを、“その他大勢”だと 思うのでしょう。 自分の価値が信じられなくなるのでしょう。 でも、そんな時が来ても、頼れる人がいます。>>390 頼ってくれる人がいます。 だからきっと、大丈夫なのだと思います。]
(824) takicchi 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[家具も家電も何もかも用意するので身一つで大丈夫と 言われてしまいました。>>798 そんなわけには、と辞退しようとしたのですが、 一介の高校生の私は、落花さんのお兄さんに まるで太刀打ちできませんでした。
持って行きたいものがあれば、もちろん持っていくことは できました。 けれど、結局私が抱えているのは、一冊の絵本だけです。 かちゃん、と鍵をかけて、私は生まれ育った住まいに 別れを告げます。]
(825) takicchi 2018/09/04(Tue) 19時頃
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/*あかねくーーーーん!!!! 性転換手術かな……すごいかっこいいのはわかった…… すてき
(-712) さねきち 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[新しい家に向かいながら、どきどきしていました。 家具も家電も何もかも、服まで揃えてくださっている、 と聞いてはいたものの、実はまだ見ていないのです。
なによりどきどきしているのが、お隣に引っ越すことを 空木君にも誰にも言っていないことでした。 さて、どんな顔をされるでしょう。]
(826) takicchi 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[これから住むことになる家に初めて入る時、 どう声をかけるのが正解なのでしょうか。 お邪魔します、と言いたくなってしまいますが、 きっとそれは正しくありません。
真新しいドアを開けて、>>797 私はそうっと言いました。]
……ただい、ま?
(827) takicchi 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[私に身寄りはありません。 自分はどこにも行くところがない。そう思っていました。 でもそれは、どこにでも行けるということでもありました。 何にも縛られることなく、どこへでも。 自分の場所を、自分で選ぶことができるのです。]
(828) takicchi 2018/09/04(Tue) 19時頃
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[*私の居場所はここにあります。*]
(829) takicchi 2018/09/04(Tue) 19時頃
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