193 ―星崩祭の手紙―
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「……まぁ、幼木を取り寄せる羽目にならなくて良かったよ。 機械以外じゃ、俺らはお手上げだからな。」
[彼はそう言って笑う。 自分にも他人にも甘いのが、この星の人間の特性だった。 否、他のドームに行けばそうでない人間もいるのかもしれないが、生憎と全くもって交流がないゆえに分からない。 かく言う彼女自身も、一大事でなかっただけマシかと思ってしまう辺り、否定できる要素はなかった。]
ったく、人の睡眠時間削りやがって。 こちとら毎日寝不足で悩んでるっつーのに。
「うん、お疲れ様俺。 ついでにお前。」
私はついでか。
(52) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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「そういや、今年の担当お前だっけ? 何か入れたのかー?」
[頭の後ろで手を組んだままで、彼はどうでも良さそうに聞く。]
……妹が、手紙を入れたいって言うからね。 それだけ。
[そう答えると、彼はあからさまに顔を顰めた。 ……分かっていたことだ。 得体の知れないあの子に、良い感情を抱いている者は数少ない。]
(53) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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/* 連投したいが、多すぎるので挟む気しかしない……(
(-64) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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「ふーん、あの妹ちゃんがねぇ…… お前もよく飽きないな。 未だに妹ちゃん、お前の方すら向いてくれないんだろ?」
……それでも、私が手紙を書いてあげたらね、笑うのよ。 とても、嬉しそうにね。
「……そっか。 しっかし、手紙ってのはいい案だな。 文流しっての? 他の星ではそういう習慣があるらしいじゃん。 お前も何か書いたらどうだ。」
冗談。 私が手紙とか、ドームがひっくり返る案件だわ。
[途中、焼き菓子の屋台を見つけ、彼は「ホームの子供らに奢ってやるよ」と歯を見せて笑った。 こういう気遣いができる辺り、平然と人の地雷を踏み抜いてくる彼を、心の底から憎めない理由であるのかも知れなかった。]
(54) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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そうだな。あと。 俺の星には、きっと。 君の想像するような、口を開いて出す「声」がない。 誰かに気持ちを伝えるときには、 たとえば、握手なんかをして、 相手に触れて、直接思いを送るんだ。
テレパシー、って言って、ぴんとくるだろうか。 きっと、珍しく感じると思う。 どうだろう。 あまり派手じゃないけれど。 俺の世界は、こんな世界だよ。
(-65) 2016/07/18(Mon) 00時半頃
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おーいガキ共、差し入れもらったぞー
[ホームにて、そう声をかけるとすかさず子供たちが集まってくる。 ターナーからだと言えば楽しそうに、「ターナーおじちゃんからだって!」と歓声を上げながら、焼き菓子の袋を掻っ攫って駆けていく。
関係のない話ではあるが、彼女とターナーは同期である。 彼女が微妙に苦い顔をしているのは、つまりそういうことだ。]
ステラ。 ほら、あんたにもお菓子。
[ちゃっかり確保していた自分の分を齧りつつ、昨日と変わらない体勢で座る妹に、焼き菓子を渡す。 ステラは素直に受け取るも、困ったような顔をして。]
「ありがとう。でもお腹空いてないなぁ。 それより、お手紙のお返事、来た?」
(55) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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まだだよ。 他の星は遠いんだから、そんなにすぐは来ないって。
「そっかぁ…… わたしのお手紙、ちゃんと届いたのかなぁ。」
不安なら、もう1通書こうか?
[そう提案すると、ステラはパッと真っ黒な目を輝かせた、ように思えた。]
「うん! ……あ、そうだ! このお菓子も一緒に入れよう。」
[そう言って、心底良い考えを思い付いたというように、ステラは満面の笑みを見せた。]
(56) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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2日目 お手紙が届くのは、ポーラ[[who]]
(-66) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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[ さらにもう一枚。 別の袋で密閉された、便箋。 ]
何処か遠くの、アマルテアへ
ステラの手紙を、ありがとう。 代筆との文字があったから、礼を別で記した。 俺の知り合いにも、 ステラと同じように外を知りたい人がいたんだ。 今はちょっと、知ることも難しくなったが。
知人の分、とまでは言わないし、 俺の手紙が、 ステラの「楽しい」になるかは分からないけれど、 どうかステラが、多くの星を知れるように、 祈っておくよ。
(-67) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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[透明な、水草で編まれたその籠を開けたのなら、中から水が溢れるだろう。 そして、同時に星の形をした小さな焼き菓子が、転がり落ちるかもしれない。 星によってはその菓子は、馴染みの薄いものなのだろうか。
中にあるのは、真っ黒な紙。 綴るのは、真っ白な文字。 幼い文調とは裏腹に、流れるように書かれた文字は、見る者によっては雑に映ることもあるだろう。 水中で扱うことを前提とされたその手紙は、空気に晒されたのなら徐々に劣化し、数日と経たないうちにひび割れ始めるかもしれない。]
(-68) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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どこか遠いところのあなたへ。
こんにちは。 わたしの名前はステラと言います。 もし、同じお手紙が届いていたらごめんなさい。 ちゃんと届くのか、心配だったの。
あなたの星は、どんなところですか? 楽しい、ところですか? わたしの星は、ずっと昔に沈んでしまったから、お外のことはあまり知らないの。
だから、お外の世界のこと、いろいろ教えてください。 他の星には、わたしの知らないものや知らないこと、いろいろあるって聞きました。 私の考えられないような生き物とか、いっぱいいるのかな。 ちょっとだけでもいいから、教えてくれると嬉しいです。
ステラ 代筆 ステラの姉、アマルテア
追伸 一緒にお菓子を入れました。お姉ちゃんは、とっても美味しいって言ってました。よかったら食べてください。
(-69) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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ああ。 添える菓子は娘から。 女の子の好みそうなものは 生憎分からなかったので。
F.
[ と、手紙は締めくくられ。 最後、カプセルの中には、 まあるい、プレーンクッキーの入った袋が、 詰められていた。 ]
(-70) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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/*同じ内容を違う文章で書こうとして挫折した阿呆がここにorz
(-71) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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[見上げるのは、昨日と変わらない光景。 宙高く昇っていく光籠と、自分の吐き出した水泡。 やがて小さくなって、消えていくそれは、一体どこに向かうのだろう。
宙は遠い。 人を乗せ、厚い空気の層を突破し、重力を振り切るだけの技術は、未だこの星には、無いのだ。]
(57) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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なんだこりゃ。
[宇宙カプセルを飛ばした翌朝、 眠気眼を擦りながらリビングのカーテンを開けると、 バルコニーにいくつか見覚えのない物が転がっている。 その数、一、二、三………]
……っと、おぉ………?
[からりと窓を開け外に出れば 空からふわりふわりともうひとつ。 全部で四つとなったそれらは この星のものとデザインは異なれど、 大きさや形状から、宇宙カプセルであることがわかる。]
(58) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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[見知らぬ誰かから、俺たちの星へ たしかに届いた贈り物。 終わりゆくこの星が 一つの空でどこかと繋がることの証。]
本当に、届くのか………
[舞い降りてきたひとつを捕まえながら ぽつりと言葉の粒を落とす。 ならば、俺の声も 届いただろうか。 一方的に託した、あの願いも。]
[動かない俺を不思議に思ったのか シンがバルコニーへ出てくると 転がるカプセルを見つけるや否や 「あー!!!!」と大きな声をあげた。 今日は休息日で仕事もない。 家族でゆっくり、カプセルの開封会をしよう。]
(59) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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/*すっごい集中してたのねw
(-72) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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んじゃあ、ひとつめ。
[俺の両端にはシンとセト。 三人並んでソファに座り、 テーブルの上にカプセルを並べた。
二人とも、キラキラとした目でそれらを見つめている。 その表情にくすりと笑みを零しながら、 端に置いたひとつを手に取って。 期待と、わずかな緊張を胸に 金色に水色で縁取りされたカプセルをゆっくりと開く]
(60) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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……ん、いい匂いだ。 それから…… へぇ、珍しいものを贈ってくれたな。
[蓋を開けば、ふんわり広がる優しい空気。 料理の香りだろうか 嗅いだことはないはずなのに、 どこか懐かしさを感じるそれに 隣のシンの腹の虫がぐうと鳴いた。]
(61) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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[カプセルの中に入っていたのは 見事な彫刻の施された銀のコインと 羊皮紙に綴られた手紙。 貨幣の使われなくなったこの星では コインは骨董品として扱われあまり見かけることはない。 まじまじとそれを眺めたあと、 手紙に書かれた最後の一文に目を細めた。]
いいこと、あったな。 お礼を書かなきゃ。
[シンは、まるで宝物でも見るように まあるい瞳に手のひらの上の銀を映していた。]
(62) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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なあ、これ……
[便箋の中ほどに書かれた文を指差し 隣のセトに視線を向けるも、 彼女は不思議そうに、首を振るだけだった。]
(63) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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それじゃあ、ふたつめ。
[カプセルから取り出したのは、白い紙。 自分のものとは違う、 丁寧で綺麗な文字が綴られたそれを 声に出して読み上げる。
シンには少し難しかったようだが、 セトは手紙に耳を傾けながら 同封されたプレゼントを嬉しそうに指で撫でた。]
(64) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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/* ほあ。 ライジにおてまみ集中したのかな??
(-73) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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「本当に、他の星で食べられるの?」
[ なんて、肩に手を置いて言う少女に、 "まあなるようになるさ"と返し、 贈り物を詰めた返事は、これで二通。
さあ飛ばそうとしたところで、 ]
(65) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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……へ、写真?
[手紙を読み終えたあとのこと。 セトの唐突な提案に思わず間抜けな声が出た。 「せっかくだし!」と笑顔を見せる彼女は 自慢のカメラを取り出しセットしだした。 シンは嬉しそうに俺の膝に乗り、 3,2,1…とあっという間にシャッターが切られる。
家族写真を撮るのはいつぶりか。 俺はうまく、笑えていただろうか。]
(66) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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「ねえもうちょっと書きなよ!」 「母さんへの話題が増えるでしょ?」
[ とか 頭の中に。 声ががつんと飛んでくるものだから。 ―― それもそうだな、と。 つまらない男にしては、本当に珍しく、 便箋を取り出す。
多分、背を見ている少女の瞳は、 驚きで、まあるい。 ]
(67) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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みっつめ、開けるぞ。
[印刷された写真を楽しそうに見ている二人に 「パパ変な顔〜」なんて笑われながら 俺は少しムッとした顔で次のカプセルを手に取る。 銀色のそれは、つるりと滑らかな手触りで心地良い。 中に入っていた手紙の文字は さっきのものとは正反対の印象を受けた。]
もらってください、だとさ。
[同封されていたのは三羽の折り鶴。 色の異なるそれらは、 折り目が少しずれていたりもするけれど 手紙の文面とも相まって、微笑ましく思う。]
(68) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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[シンは最近折り紙を覚えたのだが 鶴の折り方はまだ知らない。 手のひらに乗せた三羽の鶴に わあぁ、と感嘆の声をあげると、 僕にも教えて!とせがんできた。]
わかったわかった、 あとでママに教えてもらおうな。
[わしわしと頭を撫で、そう告げれば 「パパは下手くそだものね」なんてセトが笑った。]
(69) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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これで最後だ。
[手にしたカプセルは今までのものよりやや重い。 また何か贈ってくれたのだろうか。 中を覗き込めば、そこには一通の手紙と──]
……、これ クダモノ ってやつか……?
[入っていたのは、瑞々しくきらりと輝く 良い香りのする 果実と思しきもの。 遠い昔に草木が絶滅したこの星では 歴史書でしか見ることのできないもの。]
(70) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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……へぇ、宇宙は広いな。 全く別の世界じゃないか。
[手紙に書かれた内容は、 知識としては知っていても この星では見られないものの話。 言うなれば、おとぎ話…だろうか。 シンの瞳がきらきら輝く反面、 俺は──…]
(71) 2016/07/18(Mon) 01時頃
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