45 哀染桜 〜届かなかったこの想い〜
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/* すみません、ベネットさん相手に不思議ゾーンを展開しております。 日本語で話せ。日本語で話せ。
きっとそう思っておられる……(ガクブル
(-27) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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……おはよ?
[意識を反らすように、近づいてきた黒髪の子に目を向けた。 でも、笑ったりすることはできなくて、つまらない顔だった、はずだ。]
えっと。 楠木望。はじめまして。
[とりあえず、恒例になった自己紹介をしておくことにした。]
(84) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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君は…俺の中に、何をみているの。 俺が君なら、君には俺が、どんな君に見えるの。
懺悔したくなるような、神父様にでも、見える?
[落とし込むような声。 春色を灯した瞳とは裏腹に、 苔むしたような、夏の湿度のよう]
後悔は、懺悔だね。
取り急ぎ…ここがなんなのか、知ることからはじめない? そうしたら、きっと君は… ここにいるのが、君だけじゃないと知れる。
一人ではない、寂しさを得るかもしれないけれど
(85) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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君が 俺を俺だとわかるまでなら 近くにいても、いいよ。
一人じゃないと知るには 隣に人が、必要なのさ。
(-28) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 23時半頃
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私…?
[何も無いのに、何故ここにいるのか >>74。 その言葉に、暫く思案する様に口を噤んで。]
何でこの場所にいるかは、わからないけど。 私の身体は、ただの器の様なもので。
行くあてもなく、流されてここに来たのかな。 風船みたいに。
(86) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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……────哀しそう。
[>>85何を視ていると訊かれて、虚無の笑顔を思い出して云った。
絶望すると、表情など作れ無くなる。 丁度、先刻の青年の様に。]
(87) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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……うん
[大丈夫と言う人間>>81の言葉を間に受けるほど子供ではなかったけれど、強がりもきっと彼女の一部。 違ったとしても他人の自分が干渉していい事じゃない。]
そうね、みんなはじめまして。 わたしは麻子。中野麻子。
[キャラクターみたいな名前の人ばかりじゃないんだ、と微かに瞬きの回数は増して。 眠っていた所から見られていたのを知っても恥じらうどころか無表情なまま
望と名乗った彼>>84も大差ないだろうけれど。]
さっきのうた。 ……何の歌?
[気になるままに近付いたものの話題に欠いて。 ヴァイオリンと合わさって即興には聞こえなかった鼻歌のことを持ち出した。]
(88) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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居て。
傍に居て。 独りにしないで。
静かな夜に、独りで眠るのは厭なの。
隣に、居て。
───…ずっと。
(-29) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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そう。寂しそうに、見えた? 君が寂しいからじゃ、ないのかな。
[春の翠は、月を写す。 彼女の秋を思わせる瞳にも、月は見えるだろうか]
鏡の君でないことを、祈るよ
(89) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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/* みんなはじめまして←みんなはじめましてだからいちいち言わなくていいよ、っていう地味に嫌味なおんなのこのつもりが全方位への挨拶してる痛い子みたいになった…!! まあいいか。どのみちアレな子だ。(
(-30) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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いいよ。近くにいよう。
俺が、俺だとわかるまで。 君が、君だとわかるまで。
[空の色は太陽を失ったいろ。 それでも桜はうすべにいろ]
他の人も 君なのか…そうでないか。 見極めると、いいよ。
寂しくなったら、いつでもよんで。 望む場所に、いてあげる。
[自分はただ、在るだけだけど。 そう、あるだけ]
(-31) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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あさこ。
[おお、初めて漢字で書けそうな響きの人が来た。 なんて、ちょっと感動するのもそこそこに。]
さっきのうたって? ええと、ヴァイオリンと一緒のやつ? あれ、てきとーにやってただけ。歌とか、あんまり知らないし。 セシルの腕がいいんだよ。
[12年もぼんやり人を眺めるだけの生活じゃ、通りすがりの人の話し声や口笛や鼻歌くらいからしか、芸能ニュースなんて入ってこない。 たぶん、あの頃活躍してた芸能人の、半分も今は活動していないのだろう。 時の流れを今更無情なんて思わないけれど、流行は全くわからなかった。]
(90) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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エリアスは、桜を見ながら、何かを呟いた。
2012/03/13(Tue) 00時頃
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[女の両親は幼い時分よりずっと不在がちだった。
独りで食べる朝食は味気無かった。 独りで食べる夕食時、隣家から聞こえる団欒が羨ましかった。
暗い部屋で独りで眠るのが怖くて、彼が現れて、夜毎電話を呉れる様になる迄ずっと、夜部屋の灯りを消す事が出来無かった。
そうして培われた孤独感は、女を我儘にした。]
(91) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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哀に染まる、桜―――…。
[声は虚空に消える。
もしかしたら、 この樹は、私を救ってくれるのかもしれない。 縛られる想いから、逃れてしまえるのなら……
桜を見つめる瞳には、悲哀の影。]
(*5) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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