15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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[>>@26見上げられた真摯な視線にぞくっと、何かに射抜かれた感触が心に流れた。出した言葉には見得も混じっただろうか。]
…よくわからんが、諍いにならんに越したことは無いだろうよ。
[そして>>@27泉の説明にはほうと息を吐いた。]
透明な水…そのような泉があるのか。 このご時世に俄かに信じがたいが…後程お目にかかりたいものだ。
[むしろ気になったのは後から出た言葉。]
ところで人が訪れるというが、この場所には君以外の人が来ているということか?
(58) 2010/07/15(Thu) 01時半頃
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/*ううう遅筆ごめんなさい><
(-8) 2010/07/15(Thu) 01時半頃
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>>53
あれ、……だいじょうぶ?ちゃんと歩けてないよ? しんじゃうよ?
[駆け寄ろうとすれば、左腕の刃が石畳を掻き嫌な音を立てて、 その動きは中途で止まる]
支えてもらった方がいいんじゃないかな? だって、ゆく所はみんな、一緒だよね。
えっと、ベネット?
[そしてその顔を覗き込めば、侵食の進むその目を見出す。 一度瞬いた後、同類だ、と安堵したような顔を見せた]
(59) 2010/07/15(Thu) 02時頃
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ねっ、とっても素敵。
[ナイフに翳される手先に一度視線をうつしたけれど。]
お姉さんは私が精霊さんに、見えるの?
まぁっ、とってもとっても嬉しい!
けれどきっと、違うわ。 精霊さんみたいに、きれいじゃないもの。 お姉さんの方がずっとずっときれい。
お姉さんは、精霊さん?
[うふふ、と笑う肌は白く。 まるで“幽霊”のような出で立ちかも知れません。]
(60) 2010/07/15(Thu) 02時頃
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>>58
[君以外の人が…、その質問にやはり青い眸を向けた。]
――……人は、訪れます。 水がないと、人は、生きていけない。
だから、水のある場所に、人は来ます。
[そして、無表情のまま…]
ヨーランダ、です。ヨナでも構いません。 ずうっと泉の傍に棲んでいます。
[青い風花が飛び込んだ方向に視線を移す。]
(@29) 2010/07/15(Thu) 02時頃
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[>>60手先に移る視線に、僅かの思案のあと、腰元から手を離し]
いきなり横にいたからね。びっくりした。
[向き直って、笑う姿に、苦笑を浮かべた]
そう?頷かれても疑わなかったけど。 ……ん、ありがと。
[髪を軽く掻き揚げながら、答えて]
……精霊?私が?
あは。そうね。確かに。ある意味、そう。
[目の前の相手と同じようにくすくすと、身を半分翻して笑った。 幽霊のような、は、近くを探し回っているらしき先ほどの彼が見れば、どちらにしろ分かることだろうと思いながら]
(@30) 2010/07/15(Thu) 02時頃
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/* どうも、anbitoと申します(σωσ*) 楽しみにしていた退廃!廃墟! 今回はあえてのおにゃのこグラではいりました!
が、本当は男の子なんだよねネタがやりたくてやりたくてwwwww 可愛いおにゃのこ目指してがんばるでしあ!
コンセプトはココロの退廃。
(-9) 2010/07/15(Thu) 02時頃
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[>>@29だから、水のある場所に、〜にふっと表情を崩した。]
そうだな―君と出会う前、最後に会った漁師の男も、似たようなことを言っていたっけな。
[彼女が名乗りを上げれば、気づいたように慌てて。]
ああ、すまん。申し遅れたようだ。 ガストンという。ある程度好きに呼んでくれて構わない。
(61) 2010/07/15(Thu) 02時頃
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[霞む視界に映った姿は、何処か自分と似たような雰囲気を感じて。 けれども熱に浮かされた頭は、それ以上考えることを放棄している。 ただこくりと小さくうなづき、支えられるというよりはもう抱えて連れていかれるような状態で進む。]
…どこかでひと眠りすれば、多分落ち着く…はず。 いつもは…そう、だから…
(62) 2010/07/15(Thu) 02時頃
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[泉と漁師の言葉を思い出し空を見上げれば、遠くはけばけばしい雲。>>@16一雨くるかもしれんな、と小さく呟いた。
視線をヨーランダに向ければ、>>@12何か袋を持っていることに今更ながら気づいた。]
重そうな袋だな、持とうか…?
(63) 2010/07/15(Thu) 02時頃
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>>61
――……ガストン 泉にご案内しましょうか。
その漁師の方は、こちらにはこなかったのですね。
[来なかった理由はあえて聞かず……。 足は、泉の方向へと向く……。]
――…水がご入用なら、ついてきてください。
[返事がイエスでもノーでも、彼女は歩きはじめる。 引きずった袋にいれた缶詰が、またガラリガラリと音をたてた。**]
(@31) 2010/07/15(Thu) 02時頃
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驚かせてしまった? ごめんなさい、誰かが驚くのが好きなの。 だからよく叱られるわ。
[誰にだろうか、わからない。]
そのナイフで切ってしまえばわかったかしら? きっと“ひと”と同じ色の血と、肉の感触がするわ。
[臆すことなく、たのしげに。]
お姉さんは精霊さんなの? 素敵ね、とっても!
だったら、そうだわっ。 私とお友達になってくれないかしらっ? 私、ずうっと一人で寂しかったの!
[女を見上げて笑う少女の面影は、探し人のある男のそれと重なるのでしょうか。]
(64) 2010/07/15(Thu) 02時頃
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[袋を持とうか、といわれて、きょとりとした。]
――…彼方は、いいひと?わるいひと? とらない?
[それは、一人で生きてきたから、聞かねばならないこと。 また青い目を向けて……。**]
(@32) 2010/07/15(Thu) 02時頃
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>>62 [熱に浮かされたまま呟くようなベネットの言葉に、 何か悟ったかのようにひとつ頷いて]
“進行”止まらないのかな。 ……あれ、痛いよね。
どこかでやすむ、か。 俺もちょっと前に着いたばっかりで、よくわからないんだよね。
とりあえず城の中に入れば、屋根もあるし泉も近いから。
[そして幾ばくか歩みを進めれば、 崩れかけた古城の門をくぐることになるだろう]
(65) 2010/07/15(Thu) 02時半頃
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それじゃあヨーランダって呼ばせてもらうよ。 >>@31ついていっていいなら、遠慮なく。
[漁師のことを尋ねられれば、再度雲に目を向け、そのまま彼と会ったであろう方角を向いて。]
―汚れた海に汚れた雨が降る…それでも、人は海を離れたがらない―彼は、そう言ってたよ。
(66) 2010/07/15(Thu) 02時半頃
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[ふっと男へも微笑みを向けた。]
お兄さんはお姉さんのお友達かしら? 私とも仲良くしてくれると、とっても嬉しいわ。 お友達に、なりましょう?
[ふわりとやわらかな笑顔を。 金の細い髪を風で少しくしゃくしゃにして。]
(67) 2010/07/15(Thu) 02時半頃
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―見張り台―
[物見の塔の天辺にある小部屋の隅、ぼろ布を積んだ寝床。 汚れた外套に包まる人影が起き上がる。]
……っけほ、ぇふ
[枯れた咳払いをして、壁に炭の破片で、 | と線を引いた。 同じような線がいくつか横並びになっていて、同じような列が何段か縦並びになっている。 けれど、書き始めた頃の線は掠れて、解らなくなってしまった。]
(68) 2010/07/15(Thu) 02時半頃
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ふうん。叱ってくれる人がいるんだ。
[相手の言葉に頷きながら、反芻する]
切る?まさか。
[言いながら、手を軽くとって。体温があれば、それは血と肉があるということだろう]
……ふ。そうね。けど面倒。痛くても死ねないし。精霊さんは死ねないんだ。
[笑いながら、続く言葉に、ぱちくりとしながら向き直る]
一人?
[先ほどの言葉との繋がりに、僅かに引っかかりを感じながらも。世界は狂っているのだ]
そう、ね。いつまでお友達でいれるか分からないけれど。
アリーシャ・フランキスカ。
(@33) 2010/07/15(Thu) 02時半頃
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[狙撃用の銃が傍に立て掛けてあった。 ゴーグルを目に、くすんだ赤いスカーフを口元に引っ張り上げる。 原形を留めていない窓から、辺りを回し見た。 遠くに暗雲が出ている。]
……――――?
[そして、城下町の路上に、ちょろちょろと動く小さな影。 それらをライフルのスコープで覗き見た。
ニンゲン?
訝しんでいれば、青い風花が城の中庭へ飛び込んでいくのも見えるだろう**]
(69) 2010/07/15(Thu) 02時半頃
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ベネットは、いつしかどこかへたどり着いたかどうかは、覚えていない。**
2010/07/15(Thu) 02時半頃
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/* ラルフで樹になろうと思ったのですが。 なんだか綺麗過ぎる気がしたので、シザーハンズになってみました。
もと処刑執行人。
出始めのころの異形をいっぱい狩ってました。 侵食で腕が刃になっちゃった。いっぱい殺したから仕方ないよね的な。毎日侵食進行したい。 そしてさびさびになって死にたい。
現時点はこんな感じで。
(-10) 2010/07/15(Thu) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/07/15(Thu) 02時半頃
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[>>@32彼女は足を止めただろうかー彼女の質問とその向けられた二つの眼に、初めて少女の表情を垣間見たような気がして、つい笑みが漏れた。]
『奪うつもりは無い』。
――後は信じるも信じないも、君次第だ。 こればかりは信じてくれとしか言えないしな。
[前者は真顔で後者は茶目っ気が混じっていた。その後はヨーランダについていく。
彼女が荷物を持たせてくれるなら、目一杯の笑みで袋を運んだろう**]
(70) 2010/07/15(Thu) 02時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/15(Thu) 02時半頃
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/*確定じゃないよな?大丈夫ですよね? この前見直してその辺フォローできるようにしたんだけど。
そしていいタイミングだったので使ってしまった件について。
(-11) 2010/07/15(Thu) 02時半頃
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―古城内部回廊― [時折ぱらぱらと天井から何か崩れ落ちるような音が、する。 ひやりとした空気はけれど、城下よりも少しだけ清浄な気がした。]
……ほら、水の匂い、するよね。 蛍みたいに引き寄せられそうな……
[連れ立つ二人にぼんやりと語りかければ、 泉のある中庭方面へと眼差しを向けた**]
(71) 2010/07/15(Thu) 03時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/15(Thu) 03時頃
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[ヴァイオリンを片手に、中庭をぼんやりとした表情で進む。 不思議な少女>>56とは丁度すれ違いになってしまっただろうか…。 暫く歩いてから、また、瞬いた]
……嫌な、雲ですね…。
[空を見上げ、呟く。 ふう、と疲れからか、溜息をひとつ吐いて]
ああ、妹は…私の妹は、一体何処に…?
私の……っ。
[段差に躓いて転んだ。 咄嗟にヴァイオリンを抱えて庇ったため、代わりに服と左の頬が擦れた]
いた…。
[一度倒れたら立てなくなってしまったのか、少しの間、その場に*座り込んでいた*]
(72) 2010/07/15(Thu) 06時半頃
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セシルは、歩き疲れて棒のようになった脚を摩りつつ、空を見上げて*。
2010/07/15(Thu) 06時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/15(Thu) 06時半頃
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>>70 そうですか。 じゃ、持って呉れますか?
[ガストンの笑みにまたきょとりとした顔。]
――…水、海、空気 とてもとても汚れているそうですね。
この街も、建物はもう駄目だけど…大丈夫でした。 だけど、怪物が多くなってきたの。
[素押し立ち止まって俯く。]
――……怪物が多くなるのは、汚染が進んできているからだと……。 昔、会ったひとがいいました。
[そう言うと、あとは無言で古城のほうへ進みだした。]
→古城へ
(@34) 2010/07/15(Thu) 08時頃
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暗雲は立ち込めてくる。
この未来の雨は凶器。
滝のように打たれれば、そのあとに全身の肌は悲鳴をあげて身体から離れたがるかもしれない。
(#10) 2010/07/15(Thu) 08時頃
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少し、急がないと…。 雨が降りそう…………。
[急ぎ足になる。]
(@35) 2010/07/15(Thu) 08時頃
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―生命の泉―
雨を感知すると同時に、
先ほど、ヴァイオリンを持っていた青年が隠れていた木の形をした怪物が…するりするりと枝を葉を伸ばしていく。
それはみるみる大きな泉を覆う巨大な傘となった。
(#11) 2010/07/15(Thu) 08時頃
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―古城―
[その入り口につけば、なお急ぎ足で泉のほうへ…向かう。
とその時、そのこ蹲るひとを見つけた。>>72]
――……
[動けないのだろうか。何かを抱え込んで大事そうだ。 そして、その先、泉の上に木が傘を作っているのを見て眉を寄せる。]
大きな雨が来ます。外にいたら溶けてしまう…。
[咄嗟に振り返ってガストンを見る。]
(@36) 2010/07/15(Thu) 08時半頃
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