18 Orpheé aux Enfers
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/10(Fri) 04時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/10(Fri) 05時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/10(Fri) 13時半頃
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―健康管理センター内―
[意識を取り戻し、最初に見たのは真っ白な天井だった。 身を起こすと医師が振り返る]
……ご迷惑をおかけします。
[もう発作は起きないと思っていた 久しぶりで、対処出来なかったんだと頭を下げる。 念の為とビニール袋を渡されながら、窓の外に視線を向けた。 もうお昼だ]
セシルは、……黙っていてくれるでしょうか あの人の事も 僕が倒れたことも
[携帯の画面は、サイラスにさえ話したことが無い そこまでしか読めなかった。 返事はかえせていない。 覚えているのは、胸に打ち込まれた弾丸一発]
(250) Ayame 2010/09/10(Fri) 21時半頃
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[打算で構わない。 ゴールは、提示されたあの場所にしかない。 文化祭は自分にとって通過点の一つにしか過ぎないけれど オケの皆の音が好きで 大勢での合奏は苦手だけれど 音が絡む瞬間が好きで]
――でも、彼の音はまだ、聴いたことが無いんですよ。
[あのままの音で混じるなら 目指す先にはたどり着けない。
彼を心配し、庇うのは―― 講師の言葉にも首を縦にも横にも振れなかった]
そんなんじゃない 僕はただ
(251) Ayame 2010/09/10(Fri) 21時半頃
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……そんな細かい事なんて何も考えてなかった
[視線を流すと、机の上に楽器ケースと帽子が置かれている。 そういえば返すのを忘れたままだった]
(252) Ayame 2010/09/10(Fri) 21時半頃
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結局僕は、自分の事しか 考えて無いんです。
……想いも随分一方的だった。
(-231) Ayame 2010/09/10(Fri) 21時半頃
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最低だ
[呟いて、寝台の上で膝を抱える。 意識が溶ける前 接触は苦手だったはずの青年の手が伸びてきたのを覚えている。 煙草のにおいがした、気がした 温もりに揺られて 呼吸は何時の間にか正常に戻っていた]
(254) Ayame 2010/09/10(Fri) 21時半頃
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[運んでくれたお礼と、口止めをしなくては。 携帯へ手を伸ばした丁度其の時、本体が振動する。 手にとり、画面を開いた]
……
[左の手で胸を押さえる。 右の手で、メールを二通送ろうとした最中 もう一通を受信する。 一つを訂正して送る事にした]
(258) Ayame 2010/09/10(Fri) 22時頃
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from:Jeremiah sub:ありがとうございます -------------------- 先ほど意識が戻りました。 ごめんなさい また巻き込んでしまいました
(-236) Ayame 2010/09/10(Fri) 22時頃
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from:Jeremiah sub:こちらこそ -------------------- 驚かせてすみません。 ただの発作でしたから、今は大丈夫です。
申し訳ないですが他言無用でお願いできますか どうか彼が自分で謂うまでは サイラスにも謂わないで欲しいんです。
それから、僕が倒れたことも。 呼吸が整ったら戻りますから。
君を信じています。 僕に向けてくれる其の気持ちの1/(04)でも良いので彼に向けてみてはくれませんか。 多分サイラスも、君が彼を許せないと知れば哀しいでしょうから。
(-238) Ayame 2010/09/10(Fri) 22時頃
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……巻き込まれるプロ?
[間を置かずに戻った返事に首を傾ぐ]
構わないって 巻き込んでも良いと謂う事でしょうか なんて 都合の良いように取っちゃいけませんね。
[首を振った。 それで甘えて醜態を見せたのはつい昨晩だ]
(259) Ayame 2010/09/10(Fri) 22時頃
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ベネットは、医師が扉を開けるのを見ていた。
Ayame 2010/09/10(Fri) 22時頃
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―昼:センター内― [入れ違いに出て行く医師に礼を告げて、講師が室内へ入ってくるのを見る。携帯が震えていたが、取らなかった]
先生……今は発作も落ち着きました。 体調は悪くないんです、精神的に弱いだけなので。 運んでくれたのは、先生でしょう? 有難うございました。
[寝台に半身を起こした状態で、携帯をベッドサイドへ置く。 視線が下がったお陰で首が疲れずに済みそうだ]
ええ。 これがあると、彼は本音を隠してしまいますからね。 取り上げてしまいました。
[実際、返すのを忘れていたのもあるけれど]
(260) Ayame 2010/09/10(Fri) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/10(Fri) 22時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/10(Fri) 23時頃
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―健康管理センター―
……ええ。 彼から、本音は聞けましたか?
[講師に頷く。 長い間向き合っていたと謂うならもう話はついたのだろうか。 そんな事を思いながら]
先生が、 当たって砕けるなら 別の方向にと仰ったでしょう。
先生のお陰ですよ、あんな風に振舞えたのは
[眉を下げて、小さく笑みを作る]
(269) Ayame 2010/09/10(Fri) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/10(Fri) 23時半頃
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…――授業に出ていましたか、良かったです。
[今日の講義を取っていたのかと今知った]
先生、彼とこれから会う約束が?
[向き直った講師を見詰め、軽く首を傾ぐ]
(276) Ayame 2010/09/10(Fri) 23時半頃
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……誰も来たくない?
[>>@25逆側へ首を傾ぐ。 パキっと音がした。 酒癖は多分お互い様なのだが、知る由も無く]
そうですか。
[二人で会うなら自分は居ないほうが良いんだろうと思う]
先生、あの人を宜しくお願いします。 彼を欠いてオケを立て直しても、きっと音は完成しないから
[頭を下げた。 子供を保育所に預ける親にも似て 旦那の手術を医師に頼むにも似た行動]
(280) Ayame 2010/09/11(Sat) 00時頃
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良いも何も……
[借りる? 少し言葉が気になったけれど、続けて]
僕はもう出来る限りのことをした心算です。 僕は彼が弱音を吐く場所になれるけれど 最終的に差し伸べる彼の大切な人は
[サイラスの名を出すのを躊躇って、口を噤む]
……ええと。 その人のところまで傍に立って、案内して頂けたらと思います。
(285) Ayame 2010/09/11(Sat) 00時頃
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ああ……そうか そうですね。
[ベッドサイドへ視線を移して、思い出した。 返しそびれていた帽子]
もう少しして、落ち着いたら 合宿棟に顔を出す心算です。
……先生、僕が倒れたなんて誰にも言わないでくださいね。
(289) Ayame 2010/09/11(Sat) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/11(Sat) 01時頃
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必要な手……
[呟くように零し、視線を向ける]
先生
(293) Ayame 2010/09/11(Sat) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/11(Sat) 01時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/11(Sat) 01時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/11(Sat) 01時半頃
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あ……いえ
[迷うように一度瞳を伏せた。 言おうとした言葉が、自分でもおかしいと思っている]
……もう少しだけ 傍に
[いてくれませんか。 語尾は段々小さくなって、消えてしまった。 顔が上げられない。 何を言っているんだろう だって、必要なら貸してくれるかもしれないんだ]
(296) Ayame 2010/09/11(Sat) 01時半頃
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[傍にある彼の腕に手を伸ばしかけて止める。 望みすぎてはいけない。 彼は講師で自分は生徒で]
有難うございます
[助けてくれたのも、触れず支えになってくれたのも 特別な意味は無いのだろうから]
――…先、生
[自分は男で 好きな人が居る それなのに 何を言おうとしているのか]
(297) Ayame 2010/09/11(Sat) 02時頃
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(このひとが、すきだ)
[ゆっくりと顔を上げる。 緑交じりの瞳を揺らして]
(298) Ayame 2010/09/11(Sat) 02時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/11(Sat) 02時頃
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先生が、必要なんです
[鼓動が五月蝿い。 伸ばしかけて止めた左の手で胸を押さえた。 物言いたげな唇が薄く開いたまま]
(300) Ayame 2010/09/11(Sat) 02時頃
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[巻き込まれて、くれますか 声は出ず、視線だけが語る]
(-254) Ayame 2010/09/11(Sat) 02時頃
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……苦しいんです。
[手を伸ばしても良いのかわからない。 囁かれた一言が、引き金になった。 クライアントじゃない 渡されたアドレス 向けられた言葉は、特別なものと錯覚を起こし]
彼が好きなのは今でも変わらないのに 僕は 先生に傍に居て欲しい 夢や身代わりじゃなくて
[胸に当てていた手は、戸惑いながら講師の腕へ伸びる]
(302) Ayame 2010/09/11(Sat) 02時半頃
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僕も、おかしいです 迷い込んでしまいました
必要な手を、一度で良い かしてくれますか
(-257) Ayame 2010/09/11(Sat) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/11(Sat) 02時半頃
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わかってます 少しだけですが、先生じゃない貴方にも会ったから。
[掴んだ手が小さく震えた]
僕が欲しいのは、幻じゃない
(309) Ayame 2010/09/11(Sat) 02時半頃
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[貴方の感情を僕に向けて欲しい 貪欲で自分勝手に縋る。 感情を持て余しながら]
(-260) Ayame 2010/09/11(Sat) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/11(Sat) 02時半頃
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[沈黙の間も、視線を逸らさずに居た。 緊張で白衣の袖を握った手は震えていたけれど]
ただ働きがお嫌いだともお伺いしています。 昨夜既にイメージは崩れて居ましたよ。
……逆を謂えば 僕は、其の時からきっと 先生の事を
好きになったんだと思います。
[構わないかと謂う問いに、そう応えて 判決の時を待つ罪人のように 強張った表情で見詰め続けた]
(312) Ayame 2010/09/11(Sat) 03時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/11(Sat) 03時頃
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……揺さ振った? 僕が……?
[笑われて、瞬き一つ。 困惑が顔に広がる]
誰にも教えたりなんて、しないです。
[素の彼をどうして他人に渡せるだろう]
ただで手に入るものなんて 無いですよ。 見返りを求めるのは、悪い事じゃないと……
(316) Ayame 2010/09/11(Sat) 03時半頃
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あっ
[寝台の上に起こしていた身を、 頭を抱え寄せられて、乱される。 腕の中に納まると、煙草のにおいがした]
……心証悪くなんて、ないですよ そんな貴方が……僕は
[胸が締め付けられる気がした。 同じ匂い 彼に包まれていて芽生えたのは慈愛 彼に包まれていて芽生えるのは独占欲。 二度、同じ言葉は告げられなかった。 答えが無いと、最悪へ想像が向かう]
あと少しだけ、このままで居てくれますか
(320) Ayame 2010/09/11(Sat) 03時半頃
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え
[瞬きひとつ。 ぐしゃぐしゃになった髪もそのまま、顔を上げた。 理解して、俯く]
……続きって、その
[気持ち悪くは無いんだろうかとか 抱きついている時点でそんな事を聞くのはおかしい気もする。 体温が勝手に上がっているのがわかる だって、名前を呼ばれた]
望んでも良いの?
[掴んだ白衣に皺が寄る]
(322) Ayame 2010/09/11(Sat) 04時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/11(Sat) 04時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
Ayame 2010/09/11(Sat) 04時頃
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…………30分後は講義じゃなかったの?
[酔っ払った時ってどういうことだ。 視線が逸れた相手をじっと見詰める]
黙っていてあげる 見返りに続きを、なんて
駄目?
[顔を近づけ、瞳を閉じた]
(325) Ayame 2010/09/11(Sat) 04時半頃
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