219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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そか、
[じ、と お相手さんの表情でも観察するような、そんな印象を与えるでしょうか。 真っすぐな瞳。>>307 きっと、答えを待ってはるんでしょうけど。]
ほな、特別ミッション。 最後まで、消滅せんこと。 そしたら、気になることなんでも、答えましょ。
[その時まで覚えてたら、のお話ですが。 橙染の翅持つ蝶を、風に乗せ 彼の周りをくるり、くるり。]
(@120) 2017/06/18(Sun) 10時頃
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じゃ、ミッションの方も頑張りや。 おもろい子は、応援してますさかいに。
[くい、と引いた扇子に、 蝶を誘い、寄せまして。
ミッションの進み具合も気になるものですからね。 アイスクレープの包みを、屑箱へと流し 下駄をころり鳴らし 死神さんは、さよなら、しましょか。]*
(@121) 2017/06/18(Sun) 10時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/18(Sun) 10時頃
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えっ。
[二度あることは三度ある。 ここのところ毎日顔を合わせている、見知った顔がいたものだから、 当然、僕は彼女たち>>293に手を振って、 今日も今日とて、サブミッションを出題した。
けれども、コンマ数秒の拒否を食らったものだから>>294、 僕はきょとりとした眼差しを、彼女に向けることとなった。 そういうわけだ。]
(@122) 2017/06/18(Sun) 10時半頃
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あんまり着たことないから、恥ずかしいとか? りょうちゃん可愛いし、案外似合うと思うんだけど。
[そう思わない?と、同意を求めるように、 視線を向けた先は、彼女のパートナー。
まぁ、確かに。 興味を持たない限り、余り触れたことないブランドだろうし、 彼女が拒否する気持ちも分からないでもない。 (だからミッションで指定したわけだけれど。)
あぁ、勿論、優先すべきはミッションであり、 サブミッションに強制力はない。 だから、彼女たちが渋るというのであれば、 自分は無理に引き留めるつもりはない。]
(@123) 2017/06/18(Sun) 10時半頃
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[あぁ、けれども。 そうだとしたら、とても惜しい。心からそう思う。
黒髪が映えるような白のドレス。 そういうの、似合うと思うんだ。きっと。 まるで、――みたいで、さ。**]
(@124) 2017/06/18(Sun) 10時半頃
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自分で定めた決まり事ですから そこんとこは守りますよ。 ずっこして勝ってもええ気分やないし。
[ずるしたとしても 何一つ、感じることは無いのでしょうけども。 生前ならば、きっと、嫌がったはずですから。
その心意気や良し>>329 離れる背を、見送るでもなく また一つ、増えた楽しみに、からり、]
(@125) 2017/06/18(Sun) 11時半頃
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生き延びたら、ね。
[例外があるのならば>>@14 彼とて、その可能性はあるのでしょう。
ええ、そうならば良い。 二度目の死を迎えても尚、残る魂であれば。 その時は、 ]*
(@126) 2017/06/18(Sun) 12時頃
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[ 死神の条件とは その仔細まで、知るわけではなく。 僕は、差し出された選択肢の内 それを、手にしただけですから。 ]
(@127) 2017/06/18(Sun) 12時頃
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Q.エントリー料を取り戻しますか?
A.NO
Q.生き返ることを望みますか?
A.NO
(@128) 2017/06/18(Sun) 12時頃
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Q.死神になりますか?
(@129) 2017/06/18(Sun) 12時頃
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A.YES *
(@130) 2017/06/18(Sun) 12時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/18(Sun) 12時頃
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― 4th day/浄玻璃公園 ―
『prrrrrrrr...』
[ 公園のベンチに腰を下ろして 道中購入したタイ焼き片手に端末から電話をかける。 電話の相手は、自分の上司。>>@105 ]
もしもし?はろー幼女?
さっきアンタのメールにあった 「強き魂」とやらに会ってきたんだがよ、 期待ハズレもいいところだったぞ。
[ もしゃもしゃ、タイ焼きを咀嚼しつつ 上司に先ほどの一件を報告する。 行儀が悪い? 今更だな。 ]
(@131) 2017/06/18(Sun) 12時半頃
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もっと楽しませてくれる奴だと思ったんだがなァ。
[ ベンチに背を凭れて両足を投げ出せば、 あーぁとため息ひとつ。 ]
…。まぁいいや。 それはそうとアンタも今度の集まり顔出すんだろう? 出すよな? なァ?
[ 先ほど覗いたグループの内容>>@103を 思い出しながら、電話の向こうの幼女上司に念を押す。
Yes 死なば諸共。 戦友、もとい犠牲者は多ければ多いほどいい。 ]*
(@132) 2017/06/18(Sun) 12時半頃
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[目は口ほどに物を言う。 視線が交わったのは数秒、頷き合った>>334僕たちの想いは、 死神と参加者、その垣根を超えて共通していたと思う。
そう、きらびやかに着飾った彼女を見てみたい。 その一心である。
だから、風呂場に連れて行かれる猫の如く、 ずるずると連行されていく彼女>>340と、 その背を押す、鼻歌でも歌いだしそうに ご機嫌なパートナーの姿>>336を、 僕は、親指でも立てながら見送ったことだろう。
そういえば。 僕は去りゆく背に、問いを投げかけようとして、やめた。 帰ってきたときに、尋ねたらいいだろう、と。**]
(@133) 2017/06/18(Sun) 13時半頃
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― 4day・??? ―
……うん?
[電話とは珍しい。 そう思って取れば、相手はすぐに分かる。>>@131]
こちらようじょー。
あら、残念。 もうやっちゃった?
[そうきくのは、手応えがなかったか、ということ。 残ること自体が稀ではあるが、その強さ自体は保証されたものでもないので、仕方ない部分はあるが。]
(@134) 2017/06/18(Sun) 15時半頃
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[理屈とか効率とか、そういうところではない。 どこか別のところで、活力が出てくるのが人間だ。 だから最後まで楽しめる可能性はあると思っていたのだが。]
ん?うん。 集まりには顔出すと思うけど。
……う、うん?
[強く押し迫る部下に、少し声がたじろぐ。>>@132 滅多にこんなことはないのだから、仕方ない。
と言うより、何故そんなことに拘っているのかが、わからないのだからある意味当然だろうか?*]
(@135) 2017/06/18(Sun) 15時半頃
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[鼻歌交じりに、スマートフォンを触っていた死神は、 こちらに向かってくる足音>>369>>375に、 おや、と顔を上げて――]
(@136) 2017/06/18(Sun) 15時半頃
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……りょう、ちゃん!?
[驚愕した表情のままに、 スマートフォンを、地面に取り落とした。]
(@137) 2017/06/18(Sun) 15時半頃
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すごい、よく似合ってる。 可愛いじゃないか。本当のお姫様みたいだ!
[スマートフォンを拾うより先に、 彼女と、その隣の立役者に向けて、 死神は万雷の拍手(一人分)を送っただろう。
こちらに向けられた自信ありげな視線には、 僕も親指を立てて、一つ、頷いて見せた。]
(@138) 2017/06/18(Sun) 15時半頃
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綺麗な黒髪だから、 白い服がよく似合ってる。流石だよ。
[白を纏う少女の周囲をぐるぐると歩き、 ファッションチェックをする死神の視線が、とある箇所で止まった。]
髪のアレンジもいいね。 ポニーテールもよかったけど、 今のも、女の子らしくて、とっても似合ってる。
[職人の仕業とも思えるような、細かな気遣いは、 店員さんにでもやってもらったのかな、と。 そんな呟きを漏らしつつ、死神は満足げな表情で さて、と二人を振り返った。
あぁ、スマホをいそいそと拾い上げた後にね。]
(@139) 2017/06/18(Sun) 15時半頃
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うん、合格だよ。バッジをあげよう。 ……あぁ、その前に、質問をひとつ。
[バッジを渡そうとして、 死神は思い出したように手をひっこめた。]
どう、りょうちゃん。 写真の調子は。
[投げかけたのは、昨日も問いかけたもの。 彼女と、それからパートナーに向けて、付け足すようにもうひとつ、質問を。]
(@140) 2017/06/18(Sun) 15時半頃
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“今の君たちにとって”サイガワラは、どう見えてる? 楽しい、とか。雑多な街とか。何でもいいんだけど。
[わからない、というのであれば、それでも構わない。 二人の反応を暫し待ったのち、死神は、 青いバッジを差し出すことになっただろう。]
(@141) 2017/06/18(Sun) 15時半頃
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── 十王マルチシアター→ ──
[ 二組の参加者たちを見送って、 手持ち無沙汰な死神は、ゆらり街中へと。]
こういうミッションだと、 参加者さんの動きが読めなくて困っちゃう
[ ちょっぴりため息混じりに、 ひとまず中央エリアを歩いてゆく心づもりで。
死神とて万能じゃないのだ。 寿命もあればケガだってするし、 人の心も読めなきゃ疲れもたまる。 喪ったものは返ってきやしないしね。]
(@142) 2017/06/18(Sun) 16時頃
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[ 本日分のバッジも使い切ってしまった死神。
さすれば、適当な参加者ちゃんを探して、 リタイアしていただくしかないじゃない。
そんなわけで、ノイズ<ウルフ>をふたあつ。 まるでペットが如く足下に従えて、 死神は悠々と街を闊歩してゆきます。
参加者さんを見つけたら? 餌の時間よって、かわいい狼たちに囁くわ。*]
(@143) 2017/06/18(Sun) 16時頃
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[ ところで、みんなして、 なんだか聞いたような話をしているのね。
だけど、それらの問いになら、 わたしもちょっとした答えを用意できます。
ふふ、だって、 もう何年ここにいると思ってるの。
わからないから、知りたくて、 それらしいひとを見つけては尋ねたりしたけれど、 きっと、正解なんてないのね、えへ。
だからね、わたしなりに結論を出すことにしました。]
(@144) 2017/06/18(Sun) 16時頃
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[ まずはひとつめ。
【問】大切なものを失う前とその後で、 その存在は同じものだと言えるか。
答えはYESよ。 だけどね、何より大切なものって、 きっと、そのひとがそのひとである 理由みたいなものだと思うの。
自分が自分である理由を喪って、 それでも長く、ずっと自分で在り続けられる。 ── なーんてこと、あるはずないわよね。
だからね、答えはYESで半分NO。
まあ、ひとなんて移り変わるものだから、 YESとしてしまっていいのかもしれないけれど。]
(@145) 2017/06/18(Sun) 16時頃
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[ それからふたつめ。
【問】失ったものを取り戻すことができたとして、 その存在は「失う前」に戻ることができるか。
こっちの答えも、YES。 そう信じているからこそ、 今もここにいるんじゃない。
だけどね、忘れちゃあいけないことは、 一度喪ったもの、そのものなんて、 二度と取り戻せやしないってこと。 特にね、わたしたちみたいな存在には。
……矛盾してる? ふふ、知ってるわよ。 ね、聞くまでもなかったでしょう?*]
(@146) 2017/06/18(Sun) 16時頃
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― 4th day/浄玻璃公園 ―
やってねぇ。
いちおうノイズはけしかけてきたがな、 まぁ片方はともかくもう一人のほうは見どころあるから もうちょい様子見って感じだな。
[ 尤もあの状態では、そう長く持つとも思えない。 ゲームマスターからはあんなお達しも出ていたことだし>>197 下っ端の死神たちにとってはいい標的だろう。 ]
しっかし、まぁ…。
[ 明らかに物足りないといった感情が、電話越しに伝わるだろう。 ]
(@147) 2017/06/18(Sun) 18時頃
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[ 対価が対等なものなんて、ずいぶん甘い考え方だ。 そんな取り決め、いったいいつ誰が決めたのか?
少なくとも生前の自分にとって、“せかい”は理不尽に満ちていた。 「割に合わない」「やりきれない」と思うことを、 考えないようにしながら生きていた。
勝手に産み落とされて、 お前のせいだと勝手に詰られて、責められて。>>@31 誰かの代用品にしかなれなくて、 たった一度遠目に見ただけの誰かに嫉妬して。 挙句、勝手に殺されて“大切なもの”を徴収された。>>0:#4
ただの通り魔の仕業だと思っていたのに>>0:166 蓋を開けてみれば、こんな理不尽極まりない話である。 笑うしか、ないだろう? ]
(@148) 2017/06/18(Sun) 18時頃
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[ ――それでも、 完全に跡形もなく消えたわけでもない限りは。 完全に立ち止まるよりも、 一歩でも前に進んだほうがマシだと 手を伸ばしたほうがいいと、俺はそう考えるのだが ]
……やっぱ、女心ってのはよくわからん。
[ 灰色の交差点で目覚めてからこのかた、 ひたすらそんな生き方しかしてこなかった身には やっぱりそういう話は向いていないのだろう。 んー、と頭を掻きながら、ベンチに腰掛けて思案顔。 ]
(@149) 2017/06/18(Sun) 18時頃
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