191 The wonderful world -7 days of MORI-
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……価値がある、って、気付けたんです。 死んでいるからこそ、余計に。
[僕の言葉を咀嚼しながらも、狐>>+106は抜かりなく、 尾で勢いを殺された刀に、銃弾に、小さく悲鳴を上げかけましたが、 けれども、それより先に、二人の兵隊は、 それぞれ、態勢を立て直していましたから、 その頼もしさに、僕は小さく息を吐いて、続けました。]
(+120) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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失ったもの、変わったものに、気付けたから。 だから、生き返って、やり直したいんです……二人で。
[ぽそり、呟いた言葉が、狐の耳に届いたでしょうか。 何にせよ、言葉を続けることはありませんでした。 その後、尾を捨てて、周囲に炎を纏わせた狐>>+107にすら、 幼馴染が突っ込もうとするならば、]
……ルイ!危ない! いったん戻って!
[もう一度、狐の気を逸らすように、 銃弾1発をその体躯目がけて放ち、 そう、警告を発することになるのでしたが。*]
(+121) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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>>+118>>+119
(ああん?)
[背中に乗せていた圭一がぎゅっと首を絞めた。 その意図はもちろん、わからないわけじゃないし。 こちらの台詞そのままに返してくる言動も、さすがな甥っ子だとは思うが、なお、狼の顔が厳しく、そして、歯茎と牙を剥きだしにした。]
(お前は、自分を殺した相手になんとも思わないのか? いや、千歩譲って、お前がなんとも思わないとして、
もし、あいつが、お前を殺したことなど微塵も気にかけていないようなら、 俺は、向坂を殺すからな)
[憎々しげに言い放つ。 そう、俺はあの翅男が嫌い、なのだ。]
(もちろん、今は、いきなり噛みついたりはしねぇよ)
[それは一応、約束して]
(+122) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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すまねえな。
[>>+113素直に小津からハンカチを受け取って。 怒鳴は乱暴に己の頬の血を拭った]
こんなヒラヒラしたハンカチ、俺の性に合わん。 あの野郎をぶっ倒したら、 きっちりアイロンかけて返してやるわ。
[ひらひら〜、と。 冗談めかしてハンカチを振ってみせたのも束の間。 怒鳴のその顔が驚愕に歪むことになる]
嘘の話……って、はァっ!?
[あんぐり、と口を大きく開けて]
(+123) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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ええっ、じゃあ妻と娘に迷惑を掛けたくないっていうのは!?
[嘘である]
保険金とかそういうのも!?
[それも嘘である]
借金を苦にしてってわけじゃねえのかよ!?
[もちろん嘘である]
え……それじゃあ。 俺のせいで、テメエが死んだわけじゃねえの?
[まったくもって、その通り]
(+124) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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はあああああああ、ふざけんなよおおおおおおお。
(+125) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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[怒鳴の絶叫が、その場に木霊して。 ぜえぜえはあはあ、と。しばらく肩で息をした]
ちょっと小津、面貸せや。
[そりゃあ凶悪な顔して、小津に近付くと。 思い切りその拳を振り上げて―――]
おりゃ。
[ぺちっ、と軽い音がした。 それはあの泥棒の少女がしたような、軽いパンチ>>1:386]
これでチャラだ、チャラ。
[ふん、と鼻を鳴らして。 あのドラゴン野郎を追いかけるぞ、と。先を促した*]
(+126) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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>>+122 輝にい…威嚇の顔なってる。わかりやすく威嚇してる…
[掌で、狼の額や鼻筋の皺を伸ばすように撫で回す。]
俺が何か悩もうとする前に、輝にいキレたから。 それどころじゃなかったよ。 それに俺だって…逆の立場で、そんな事をしないとは限らなかった。 可能性は見ていたんだから。
[噛み付いたりはしねぇ、との言葉にほっと一息。 頭をぽんぽんと撫でて…]
――――!??? え…龍が…変化、した。
[顔を上げると、目の前で轟音と雷鳴。 龍が消えうせ、代わりに巨大な狐が出現していた。>>+100]
(+127) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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―― 南エリア / エコーシティ ――
[南へ下れば下るほど静けさが増す。
地上に課せられたミッションは分からなかったが、 MORIスカイタワーへと向かっていく参加者の姿を見た]
( そろそろ、最後も近そうであるな )
[地上に残る参加者の姿ももうない。 7日間を生き抜いた参加者はどれほどか。
しかし、コンポーザーを倒さなければそれも無に帰す]
(+128) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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あれは……類!?
[エコーシティへ辿り着いた時に見たのは、 龍の傍を飛ぶ斑模様の翅。 あんな翅を持つのは一人だけだろう。 その近くには三体の兵隊を操る少年の姿。
加勢しなければと、思った時に、 狼にしがみつく一人の少年を見つける]
貴殿は……此処に居るという事は、 "あちら"で死んだのかね?
[龍に意識をやりながらも視線はそちらへと。 この狼は少年のサイキックだろうか、などと考えながら]
(+129) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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話は聞いておるか? コンポーザーを倒さなければモリ区は消滅すると。 ……コンポーザーの力は強大だ。 故に、ここに居る者たちの力を合わせねば勝てぬだろう。
[そう声を掛けている間に、 龍は九つの尾を持つ狐へと姿を変えて、 類とパートナーと思しき少年に炎を浴びせる姿を見たか。
協力を要請しながらも、 男の足は狐と少年たちの元へと向かう]*
(+130) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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>>+129>>+130 …………!?
[タイミングは、まだコンポーザーが龍である時だっただろうか。 声をかけられ、振り向いた。 初めて見る壮年の男性。姿勢を上げ、狼の上に乗ったままぺこりと頭を下げる。]
はい。死神のゲームの参加者です。 そう言っている貴方も、ですね。
コンポーザーが、自分を倒すミッションに失敗したら、全てを消してしまおうと考えている…と。 その話も聞きました。 協力をして頂けるなら有難い。 是非、よろしくお願いします。
(+131) 2016/06/18(Sat) 23時半頃
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>>+127
(はあ?)
[威嚇の顔になっているというツッコミ。皺を伸ばされながらも、 まるで諭されるような物言いに、黙り込む]
(+132) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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[ 6日、飛んだ。 背に生えたソレも、随分と馴染んだもので、 それが万能じゃないってことも、 その中で、どう動けばいいのかも、 ちょっとは、学んだつもり、だ。
ダン、と、地面を踏むころには、 ファンタジー世界のいきものめいた姿は消え、 いきものとしての輪郭を失って尚、 人間気取りで言葉を吐く>>+100もので。]
(+133) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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[ 隙を伺って息を潜めていた、というよりは、 たぶん、なんにも言えなかっただけだ。
── きみは、気づけば遠かった。
わからない。はじめは、隣にいたのに。 おれが進むのをやめたからかもしれない。 なにかを望むのも馬鹿らしいなって、 考えるのも、なにもかも、やめてしまったからかも。
いつからだろう、ネル。おれ、この世界がきらいだよ。 夢なんて、見なかったし、 世界の続きなんてのも、見たくもなかった。
きみの目に見える世界は遠いよ。 でも、おれにとっての思い出の欠片が、 今のきみの世界だというなら、 見てみたかった、とは、思ってしまうのだ。
……とっくに、あきらめたはずなのに。]
(+134) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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[ ひどく、息苦しいような気もして、 けれど、気を抜くことはできないと思った。
そう。考えることができるくらいには、 おれは、必死だったのだ。このゲームについて。
── 今だ、と思ったのは、
きみを守る存在がきちんとあることを、 ちゃんと、知っていたから>>+103で、
おれは、おれにできることをしよう、って、
地面を蹴って、ふわり と、音もなく飛んだ。 その獣の真上にきたとき、ぴたりと羽ばたくのをやめ、 翅なんか、なかったみたいに、おれは落ちる。>>+104]
(+135) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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[ 落ちるだけだから、当然、 攻撃を避けるとか、するわけもなく、
ただ、おれは分かっていた。 翅さえ、燃えなければいいのだ。 死ななきゃ、それでいい。
熱が、肌を焼く感覚も、はじめて知った。 痛い、と、思わなかったわけではないけれど、 それで怯んで、獲物を逃しちゃ、意味が無い、って。
手を、伸ばした。>>+107*]
(+136) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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俺の能力は電気の塊の操作や投擲。 遠隔系ですが、チャージタイムがあるので連投は難しい能力です。
輝に……下の狼は、俺の叔父ですが、直接攻撃系なのでこの段階での接近戦は難しいと判断して、足代わりになってもらっています。 コンポーザーは状況によって形状を変えるようですので…気をつけてください。 前に俺達が見たときは鮫でした。
[自分達の能力を小津に説明しながら、狐に視線を向ける。 狐の周りには炎。 皆方の上で姿勢を整え直し、タイミングを伺った。]
(+137) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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>>+100
[だが、圭一の驚いた声に、また龍を遠くに見れば、 それは龍でなく、キツネになっていた。 首を傾げる]
変化自在ってやつか。 で、キツネに化けた理由はなんだ?
[ただのバリエーションなのか。それとも]
(+138) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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>>+138 だよな。 この状況を考えると、龍の方がぜってー強いと思うんだけど…
[皆方が首を傾げる様子に、自分も連動して首を傾げる。]
もしかして、俺の能力みたいに制限があったり、する? あんますげーのには長い間変身していられないとか。
紀陸君のビリビリは効く様だな。 攻撃を繰り返したら削れるとか…
[狐は尻尾を切断し、炎の壁を作っている。 接近戦を避ける様子にそう判断。]
(+139) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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輝にい、ぎりぎりまで近づける? 壁を作っているなら…ふっとばす。
[意識を集中させる。 掌に、4個の光球が出現。 パチパチと弾ける音を立てながら少しずつ大きくなっていく。 自分と皆方の動きに追従させるように背後に浮かせた。]
(+140) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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[ 確かに触れた、と思ったけれど、 顔と、身体を上げたとき、 そこにいたのは、八つの尾を揺らす獣>>+107で、
── 効かないわけじゃない、と確信する。
同時に、”落ちた”とき、身体の前面にあった、 腕や、頬なんかの、むき出しの皮膚に、 引きつるような、感覚も、あって。]
── なにか、失ったのかどうかも、 わかんなかった。わかんないんだよ、おれひとりじゃ。
[ 結局のところ、おれは、なにを失って、 なにを代償にして、ここにいるのか、 それすら、よくわからないで、今こうしてる。]
(+141) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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……だけど、これから考えよう、って、 ネルも言ってくれたんだから、 きっと、それは、できるんじゃないか、って。
[ 思っちゃ、ダメなんだろうか。
炎の壁は、飛べば越えられるだろうか>>+107って、 考えたあたりで、きみの声>>+121と、
新しい足音や声>>+130>>+137が、やってきただろうか。*]
(+142) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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>>+128>>+129
[そこへ新たな、参加者、らしき人物。 落ち着いた声の人物が近寄ってくれば、 威嚇していた口を隠すように、顔は項垂れて、でも、眼光はその男へ向く。]
(誰だ?)
[そして、圭一が丁寧に応対し、その名前を知ることはできただろう。 ふうん、と狼は頷くが、その武装は解除しない]
(+143) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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無論だ。その為にここまで来たのだからな。 ……しかしその狼が貴殿のパートナーなのかね。
[電気に、あとはおそらく獣化。 それが彼らの能力だと少年は語った。
しげしげと狼を眺めながらも 代わりに、こちらの能力を手短に話す。 発火能力と煙操作、そして自らの名を。
そして先ほどコンポーザーと対峙した時は 猫と熊の姿をしていたと]
(+144) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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[>>+140 言葉通り、光のような電気の球を生み出す青年を見て、 男は前方を見ながらパイプより煙を燻らせる。
それは何の形を成さぬまま、 不定形を保ったまま狐の周囲を取り巻く。
動くを鈍らせるための"膜"。 類や兵隊を操る少年、そして電気を操る青年が 攻撃を行うならば、それが外れぬよう動きを封じようと]*
(+145) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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―→ 南エリア / エコーシティ ―
[コンポーザーの姿を追って、南エリアを目指す。 途中で、傷ついた参加者たちを目にすることもあった。 すでに2度死した自分が、彼らに手助けをすることはできない。 心の中で彼らの健闘を祈り、その場を後にする]
……アイツは。
[小津の声>>+129に顔を上げれば、 見知った姿が宙を舞うのが見えた。
忘れるはずもない、あの姿を。 包丁で腹を刺された時のあの痛みが、蘇った気すらした]
ざまあねえな。 俺を殺しておいて、死んだのかテメエは。
[ケッ、と唾を地面に吐き捨てて]
(+146) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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自分を殺した相手とも、協力しなきゃいけねえなんて。 本当に……趣味の悪いゲームだなァ。
[呟いてから、まだ高校生くらいの年頃に見えるその少年が。 背後に4つの光球を浮かばせるのを見遣った。
狼に姿を変えている彼の“叔父”が、 いつぞや由美子を庇ったあの青年であることに。 怒鳴は気付かない]
電気の能力……なるほど。
[ぱちん、と指を鳴らせば。 怒鳴の掌に火の玉が出現した]
(+147) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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これで少しは威力が増すだろう!受け取れ!!
[圭一に向かって火の玉を投げれば。 彼の操る光球と合体して、 さらにその光球の輝きが増すだろう*]
(+148) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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>>+140
(了解、しっかり掴まっておけ)
[圭一からの依頼に、狼は答えると、その身をひらり、今来た男の前で翻した。]
(協力は歓迎する。 何かあったら言ってくれ)
[その姿は狼そのものであるから、 きっと、今まで男を知るものがあったとしても、気付かないだろう]
(+149) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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