278 冷たい校舎村8
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取りに、行かなきゃ。
[そっと廊下に誠香によく似た人形を横たえ、 涙を拭く。そのまま教室へと歩き出した]
(46) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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[すると教室の入り口で、 見知った顔と出くわすだろう>>29]
……辰美。
[泣き腫らした目を見られるのが気まずくて、 思わず目線を逸らした]*
(47) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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/* >>22このユキ、チビちゃんみたいでかわいいなって思ってたら、 そのあとごめんねごめんねってなりました 置いてって見ててなくてごめんね……
そしてレイほんと熱いな やるせなくて好き ぎゅっ 葉野は蹴ってよかったんだよ!!!
(-7) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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/* 一瞬「そして僕にできるコト」を流したら前回PC降りてきておまえじゃないってなった 落ち着いてほしい
(-8) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/22(Mon) 01時頃
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/* 氷室君の動きよいな〜〜〜 そうだね、合流して保健室がいいと思うけど 連城君も一緒がいいかな
(-9) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/22(Mon) 01時頃
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— 1F:空き教室 —
[……見つけるのが大変だった。
>>4:650磨りガラスが白くなっていることになかなか気付かなくて、 少しの間、校舎を無駄に往復してしまった。
扉を開けようと手を掛けて、あ、これはやめたほうがいいな……と離れる。 マネキンを確認したかったけど、なんとなくわかる。 この中に誠香ちゃんがいることが。]
(48) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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……潰れそうな重みから、 助けられるのは、わたしじゃないや。
[ごめんね、と心の中で謝る。 誠香ちゃんが抱えているものを解決できるのは、外の人だけだ。 この校舎の中からは祈るしかできない。
嘘の重みってつらいよね、って、 気持ちを共有できた未来があったのかなぁ。
扉はそのまま開けずに、ここを離れた。 >>37きっとね、王子様が助けに来てくれるよ。*]
(49) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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/* 他の人のマネキン発見には影響ないようにするつもりだったけど、 動きづらかったらごめんねぇ……後付けでほくほくしてる
(-10) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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――教室前――
……氷室。
[教室へ行き、>>47 マネキンに被せる毛布を拾おうというところだった。 その入り口で氷室と出会い、辰美は瞬いた。]
んだよ、お前。……手が。
[赤く泣きはらした目の次、 目についたのは血濡れた手だった。 それだけで辰美は察してしまう。]
(50) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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……福住か。
[短く問いかけた。 それから、こっちも、と付け足す。]
……れー。礼一郎がマネキンになってた。 そろそろ終わりって感じだな。
あと何人残ってる…?
[思ったより低い声が出た。 それから、ロクに洗えてなくて悪いけど、と 氷室にそっとハンカチを差し出した。*]
(51) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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/* あーーーーーーーーーーーーーーーーー;;;;; しくった;;;むり;;;ごめんなさい;;;; 腹を切ります;;;;;;;;;
(-11) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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/* すれ違ったまま落ちるの美味しいなーと思っていたら、思ってた以上に美味しかった。ふふふふふ。 さあ、帰還ロル書こうねー。
(-12) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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/* あ、大丈夫だった!?セーーーーフ!!!!
(-13) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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[わたしは卑怯者の嘘吐きだからさ、 ……きっと、真正面から正直に話すことはできない。
だから、ひっそりと隠れることにするよ。 この校舎が静かになるまで。]
(52) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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―― 教室前 ――
[福住か>>51、と見事に言い当てられて 俺は辰美に向き直った。 泣き腫らした目を、まっすぐに向けて]
……ああ。 ちょっとマネキンを引っ張り出すのに、 苦労しちまって。このザマ。
[小さく、こくりと頷いた]
(53) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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— 8階 —
[階段を登り切れば、そこに広がるのは真っ直ぐな廊下だ。 一直線に、廊下だけが伸びている。扉はどこにもない。
壁や天井には、紫色のインクが付着している。 この世界の主の名前を示す色だ。
窓の外の景色に目をやれば、 まるでビデオが上映されているかのように、 文化祭で3年8組が上演した劇が、そこに映し出されている。 窓を開ければ、音も声も聞こえてくるはずだ。]
(54) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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そっか。レイ……礼一郎が、うん。 ……痛そうじゃ、なかった?
[おずおずと、聞いて。それから]
俺と、辰美。 あとマネキンになっていなかったら、 颯真と葉野か……。
全部で、4人。
[指折り数えて、大きなため息を吐いた]
(55) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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[長い長い廊下の、壁側に。 A2サイズのフレームに収まった、CG作品が順番に掛けられている。
騒がしく飛んでいる、オレンジ色の金糸雀。 陽気な笑い声を上げながら転がっている、黄色い羊。 走ることなく、生きている姿が美しい空色の豹。 動物たちの群れをじっと見ている、白色の子鹿。 この星を抱いて微笑む、深い青色の牛。 規律に従って縄張りを守る、黒い馬。 原稿用紙を見下ろして目を閉じる、深緑色のフクロウ。 群がる魚から逃げるように海底へ潜る、濃い桃色の熱帯魚。 雪の上に寝転んではしゃぐ、赤い眼鏡をかけた水色の兎。 無表情なのにどこか優しい顔つきの、紺色の狼。]
(56) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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……終わりだな。もうすぐ。
[ハンカチを受け取って、さんきゅと礼を言う]
辰美、念のため聞くけど おまえがこの校舎の主ってオチはないよな?
[辰美のハンカチを手に巻きながら、 教室の中へと入ろうとするだろう]*
(57) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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[わたしの解釈で描いた世界、虚構の動物たち。 この世界からわたし以外の人間がいなくなるけど、 大丈夫、寂しくない。
この世界には、わたし以外の人間は居てはいけない。 居ればわたしは嘘を吐くし、収拾のつかなくなった嘘は歪んだ校舎を増やす。
だから、これで終わり。 さようなら、大好きなみんな。]
(58) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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[てく、てく、てく……。
窓の外の上演を眺めながら、8階の長い廊下をただ歩いていく。 足音が冷たい音を立てて反響した。*]
(59) 2020/06/22(Mon) 01時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/06/22(Mon) 01時頃
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/* 8階、めちゃくちゃきれいだな …………
(-14) 2020/06/22(Mon) 01時半頃
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/* 動物の解釈おもしろいなってしながら、礼一郎、馬だってよ! カッコいいね!
(-15) 2020/06/22(Mon) 01時半頃
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/* めちゃくちゃ増やした校舎の情報、 すんごいまとめづらいと思います。ごめん鍋さん でもこれで最後です。ありがとう
(-16) 2020/06/22(Mon) 01時半頃
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/* さて、一応方向性は考えているけど
・わかりやすい嘘はちゃんと否定される ・嘘じゃないことは肯定される もしくは、 ・紫織本人が望まない嘘をつく
これらが帰還のスイッチかな。 ただ、説得の内容次第で臨機応変に変えたりする。
(-17) 2020/06/22(Mon) 01時半頃
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/* まあ、説得に誰も来なくて、 そのままみんな帰っちゃうENDも前代未聞で楽しいかもしれない(言うだけタダ)
(-18) 2020/06/22(Mon) 01時半頃
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――教室前――
[まっすぐにこちらを見たまなざしを見つめ返し]
……昨日話したばっかなのにな。 嫌になっちまう。
[ふ、と辰美は目を伏せる。
それは避けるという意図でなく ただマネキンになったもの達を悼む、という そういう性質のものでしかない。
昨日氷室の悪口で盛り上がったばかりなのに。 そう思うと遣る瀬無いが、 無事に帰れたと祈る他ない。]
(60) 2020/06/22(Mon) 01時半頃
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痛そうじゃ……なかったよ。 傷、なかったから。
[マネキンたちが何を示唆しているのか 辰美には理解できない。 理解できないけれど、礼一郎のマネキンに外傷はなかった。 それだけが辰美にとって救いではあった。
指折り数える氷室を見つめ、>>55 辰美は無言でハンカチを渡す。
それから、飛んできた問いに>>57]
(61) 2020/06/22(Mon) 01時半頃
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/* どれもいいなって思うんだけど、 委員長と副委員長感あるな〜って描写でご満悦なのと、 そこの並びの牧場感がすごい 草食んでる というか純粋に愛宮の絵の描写好き かっこいい
(-19) 2020/06/22(Mon) 01時半頃
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俺が「ごめんなさい」を書く男に見えるかよ。 ……死ぬなら1人で死んでる。
そういうお前はどうなんだよ、氷室。
[教室に入ってくるならば 辰美は改めて毛布を取り出して、 氷室に渡そうとするだろう。]
(62) 2020/06/22(Mon) 01時半頃
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