82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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[もとから我慢はあまりしていなくて、 いつも氷が突き刺さっていた。 今もしているつもりはない。]
その様子なら、大丈夫そうだな。
[指を引き抜くと復活していた熱を擦りつけ、 押し広げるようにと埋め込んでゆく。]
くっ……う。
(-38) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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……駄目だ。
……もう、何も…… 何も…………
[無事な左手を伸ばして、兄の体に縋りつく。 顔を肩口へと埋めた。]
……なってしまったものは、仕方がないけど。 これで、何とか予防出来ればいいな。
[兄に告げども、自分に言い聞かせる為の言葉でもあった。 予防薬を飲んでいた兄弟の一人が、発病したという事実は知らぬままに。**]
(37) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[唇を重ねながら。 主の手が、自らの身体を伝う。 その手が心臓の上へと触れれば、幾度となく感じた痛みも、薄れる気がして。
二人の鼓動を重ねるように、強く、その身体を抱いた。]
(38) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[主の考えに、気付くことはなく。
ただ、これから先、戦いに生きることがなくとも。 この人と共にあれば良いと。 それだけを願って――。]
(-39) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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えぇ、すぐに食事の仕度を致します。 ……お願いされずとも、連れて行きますとも。
[甘えたいという主の言葉に、目を細め。 逞しい両手で、その身体を抱きかかえた。
これから先、唯一厳しく臨んでいた修練がなくなるとしたら。 果たして自分の接し方はどのようになるのやら……と、内心で苦笑いを浮かべながら。]
(39) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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あしたもこのままなら、そうだな。 …あめでもなめれば、どうにかなるだろう。 [>>31今にも寝そうな様子のチアキを見下ろしながら、 筋肉の筋の走る喉を指先で撫で、そう告っておく。 まあ、普段から喋らないので枯れた声しかでなくても 特段問題では無いといえば無いのだが。]
しょうがゆとか、のどにいいのか?
[あれは喉風邪なのだろうかと思いつつ、 呼ばれた>>35ので、おとなしく寝台へ入る。]
……せまいな。
[横向きになり、毛布をかけ直した。*]
(40) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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/* ちゃんと両想い表示になってると、何か嬉しい。
(-40) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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………、ん、
[チアキの言葉に、気恥ずかしさを覚えて小さく唸る。 処理をして来てから眠るつもりだったのだけれど、 添い寝を先に促されれば、それを断るのもラーマ失格か。]
………あたたかい。
[身体を横向きにし、チアキの眠たげな顔をじっと見つめる。]
(-41) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[>>33理解が早くて助かった。 そう思った矢先に溢れる涙に流石に驚いた。]
何故泣く、私が決めたことだ。 昨日そう言っただろう。
[頭では聞こえていないと理解しているのに、 そう思いたくないからか やはり普通に話しかけてしまって。]
子供のような顔をするな。
[溢れる涙を拭おうと、顔を寄せて目尻に口付けた。 泣き止むまでそのまま頬や耳にも口付けを降らす。 鼓膜や内耳が硬化しているのなら、 耳の感触は残っているのだろうか。 あぐっと歯を立てて確認。]
(41) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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だね、……生姜湯とか、蜂蜜とか……
[>>40眠気と戦いながら、言葉を紡ぎつつ。 狭いと言う声に、くすくすと小さく笑う。]
くっつけば、いいんだよ
[ぎゅうと、身体を摺り寄せれば、攻芸の温度を近くに感じて、 そのまま眠りへと落ちて行った。**]
(42) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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泣き顔は見たいと思ったが泣かせたいわけではないのだ。
(43) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[ちょっと大声になったけれど、 これもおそらく届いていないのだろう。 そう思うと言いたいことは全て言える気もした。]
トルドヴィン。
[名前を呼ぶ口の形はわかるだろうか。 器用だから直ぐに読唇術を覚えてしまいそうだ。]
(44) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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おっさんはおちつけ。
(-42) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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あったかい、ね……
[今がとても幸せだった。 朝になって、病の話を聞けば、 その幸せも儚いものへと変わってしまうだろうけど、
今は、この幸せを噛みしめ―――…]
(-43) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[ジェームスはいつから、こんな眼差しだったのだろうか。
軽々と抱き抱えられ>>39移動しながら そんなことを考えた。
昨日より前は、そんなこと考えたこともなく いかに彼のことをきちんと見ていなかったかがよくわかる。 今更そんなことを聞いて嫌がられないだろうかとか
何より―― こちらが彼の気持ちに気がついていなかったことに 傷つきやしないだろうか、と。]
(45) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[目的地につけばきっと優しく降ろされるだろう。 ジェームスが朝食の準備をしに去っていってしまう前に、 袖を引いて一つ、質問をした。]
答えたくないなら、いいんだけどね。
[と、心の予防線を一つどうしても張ってしまう。]
(46) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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……いつから俺のこと、すき、になってくれたの?
[尋ねた声は、少しだけ震えていただろう。]
(-44) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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――翌朝――
……チアキ、起きろ。
[あ――、と軽く声を出してみて、喉をさする。 少し痛みは残っているものの、いつもの声質だった。]
おい、 ………いつまで寝ている。
早起きをするのでは無かったのか?
[ゆさゆさと揺り動かす男の手は、厳しい**]
(47) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[尋ねた後は彼の袖を離して
視線をそっと伏せた――]
(48) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[引き抜かれる指に排泄の様な生理的な解放感を感じて 無意識に安堵の息を漏らした。 だがすぐにそこに宛がわれた熱に、一瞬息を飲んで、 慌ててゆっくりとした呼吸を繰り返し迎え入れる]
く、あああっっぐ…きり、しまさまぁっっっ。
[増やされた指で慣らされたとは言え、質量も熱も別格だった。 大きく身体を弓なりにして身を裂く痛みに耐え、 繋がる喜びを貪る様に、主に縋る様に足を腰へと絡めた]
(-45) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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―――…好きだよ、攻芸
[眠りに落ちる、その間際。 寝ぼけて、ふわふわしていたけれど、幸せそうに囁いて
その温もりを感じながら、眠ってしまっただろう。**]
(-46) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[抱き込まれた腕の中。 傾けた顔に何度も落とされる口付けに、 くすぐったそうに息を潜めて笑った。
唇へと落とされるものには、 こちらからも応じるように。]
……時間はあります…から …これからいくらでもしたら…いいんです。
[希望を混ぜた言葉を乗せて、 近づく顔に首を伸ばして、こちらからも。]
(-48) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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/* (ガタガタ) …あぶな…表に誤爆るとこだった……。
(-47) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[戯れの終わりに、 眠りへの言葉を紡いで眠ったのを確認する。 その胸に額をあずけて、奏でる音を聞きながら。]
……どうか。
[祈るように、誓うように。 自分にしか聞こえない声で囁いて。 自分もまた、眠りへと。]
(49) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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……そうだな。
[チアキの肩へ手を置き、静かな声で相槌を打つ。 チアキの体温を感じ、身体が静まるまで少し起きていたが、 寝息が聞こえて来る頃合に、漸く息をつく。
好き、そう寝言のように告げられたおかげで、 身体の密着する温かさだけでは無く――、
心までじわりと優しい熱が浸透してゆく。]
(-49) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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―翌朝、早朝― [毛布にくるまって、もぞもぞ動いていると 起きろと呼びかけてくる声>>47
そして、そのまま揺らされて、]
うーーーっ、眠い、……
[寝ぼけたままだけど、渋々起き上がった。]
(50) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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/* ジェームスを道連れにしたい のは 無意識下な独占欲とエゴか 酷いな
ところで何日目に下に落ちるんだろう ラ神回天声があけひーさんっぽいから 即あたるか最後まで残る気がする(
(-50) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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……おれも、ちあきがすきだ。
[安らかな寝顔を細まった視界で捉え、薄く微笑む。
あの消えそうな星が、どうか。 チアキの命の灯火を示したものでは、ありませんように。
――神様、どうか。
そんな願いを込めて、眠るチアキの鼻先に唇を落とした**]
(-51) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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[主の気配に顔を上げると唇が降って来る>>41 優しい唇に涙が拭われて、他の場所にも触れられると 落ち着かせてくれようとしている事に気付いた。 苦しいのは主なのだから、無理矢理にでも涙を止めるしかない]
……申し訳ありません…我が君…。
[何も始まらない、変わらない。 唇が耳にまで降りたが、何も判らなかった。 もう主の声は聞こえない。 それならば]
(51) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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もっと…我が君に、注意をしなければなりませんね。
[唇が何かを紡いでいる>>43が判らない。 ただ、名を呼ばれたのは気付いた>>44 小さく、短く動く唇]
はい。我が君……。
[いつもの無表情は出来ないが、何とかそれに近いよう 唇を結んで、返事をする]
(52) 2013/05/13(Mon) 01時頃
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